JP2005112115A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷受台の幅が荷箱の幅より狭く、上アームのストッパが1つしかない場合でも、荷箱の床面と荷受面との平面の同一性を確保することが容易な荷受台昇降装置を安価に提供する。
【解決手段】 実質的な単一体である上アーム309の上昇動作によって荷箱2の半幅の荷受台301を上昇端まで上昇させつつ、1つのストッパ装置による荷受面301sの高さ調整と、架装用ブラケット8の取付位置を上下方向に調整することによる荷受面301sの高さ調整とにより、荷受面301sの左右の高さを調整する構成とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、貨物自動車に搭載され、荷物の積み降ろしに使用される荷受台昇降装置に関する。
貨物自動車の車体に荷受台昇降装置を架装するには、水平に展開された荷受台を上昇させ、荷箱の床面と同一面を構成する状態としつつ、昇降装置側に設けた架装用ブラケットを車体のシャシフレームにボルト、ナット等を用いて仮止めし、その後、架装用ブラケットを車体に溶接する。これにより、荷受台昇降装置は車体に固定される。
上記の仮止めの際、水平に展開された荷受台を、前後、左右及び上下の各方向に位置決め調整する必要がある。前後及び左右の位置決め調整については、架装用ブラケットと昇降装置の支持基部となる部材との接続箇所において、一方には前後に延びる長孔を、他方には左右に延びる長孔をそれぞれ設け、これらを互いに直交するようにボルト、ナット等で締結し、長孔の範囲で位置決め調整を行うことができる(例えば、特許文献1参照。)。また、上下方向に関しては、平行リンクを構成して昇降動作する左右一対二組のアーム(上アーム及び下アーム)のうち上アーム(油圧シリンダの駆動力が直接的に付与されるアーム)にそれぞれストッパボルトを取り付けて、そのボルト頭を固定部に当接させる構成とする(例えば、特許文献2参照。)。そして、ストッパボルトの突出長を調整することにより荷受台の上昇端位置(高さ)を左右で調整して、その荷受面が荷箱の床面(ほぼ水平面)と平面の同一性(いわゆる面一であること。)を保つようにする。
特開2002−114116号公報(図8) 特開2002−108760号公報(第8頁、図7)
上記のような従来の荷受台昇降装置において、荷受台は荷箱と同じ幅であり、左右の上アーム間には相応の十分な距離がある。しかし、例えば荷箱の幅の半幅のコンパクトな荷受台を使用する荷受台昇降装置の場合には、上アーム間に十分な距離を確保できず、さらに、上アームを一本化しようとした場合には距離は0となる。当該距離は短くなるほど荷受面の左右の高さ調整が難しくなり、距離が0では、荷受面の高さをピンポイント的に調整することはできるが、荷受面全体の左右の高さ調整ができない。従って、荷箱の床面に対する荷受面全体の「平面の同一性」を確保することが困難である。
一方、上アームを一本化したとしても、下アームは左右一対必要である。従って、左右一対の下アームにそれぞれストッパボルトを設けて固定部に当接させるようにすれば、平面の同一性確保の困難性は、多少改善される。ところが、この場合、ストッパボルトが固定部に当接するときの負荷に耐えるべく下アームにも上アームと同様の機械的強度が必要となる。下アームにこのような機械的強度をもたせることは、コストアップに直結し、得策ではない。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、荷受台の幅が荷箱の幅より狭く、上アームのストッパが1つしかない場合でも、荷箱の床面と荷受面との平面の同一性を確保することが容易な荷受台昇降装置を安価に提供することを目的とする。
本発明の荷受台昇降装置は、荷箱の幅より狭い幅を有する荷受台と、車幅方向に延びる支持基部と、前記支持基部に回動可能に取り付けられる左右一対の下アーム及び、当該一対の下アームの間に配置されるとともに、前記支持基部に回動可能に取り付けられる実質的に単一体のアームであって、前記一対の下アームとそれぞれ平行リンクを構成する上アームを有し、前記荷受台を支持するとともに、これを昇降動作させる昇降装置と、前記上アームの上昇動作に対するストッパ装置であって、上昇動作を止める位置が調整可能であるものと、前記支持基部に左右一対設けられ、車幅方向において前記ストッパ装置から離れた位置にあり、車体側に取り付けられる架装用ブラケットであって、その少なくとも一方は仮止めの取付位置が上下方向へ調整可能であるものとを備えたことを特徴とする。
上記のように構成された荷受台昇降装置では、上アームの上昇動作によって荷受台を上昇端まで上昇させつつ、ストッパ装置の調整と、架装用ブラケットの取付位置を上下方向に調整することとにより、荷受面の左右の高さを調整することができる。
また、前記荷受台昇降装置において、一対の架装用ブラケットのうち、前記一方の架装用ブラケットは、車幅方向においてストッパ装置からの距離が遠い方であることが好ましい。
この場合、荷受面の高さを調整する二箇所間の距離を十分に確保することができる。従って、荷受面の左右の高さを容易に調整することができる。
本発明の荷受台昇降装置によれば、ストッパ装置の調整と、架装用ブラケットの取付位置を上下方向に調整することとにより、荷受面の左右の高さを調整することができる。従って、荷受台の幅が荷箱の幅より狭く、上アームのストッパ装置が1つしかない場合でも、荷箱の床面と荷受面との平面の同一性を確保することが容易な荷受台昇降装置を、安価に提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態による荷受台昇降装置の背面図である。図において、この貨物自動車の車体1には、バン型の荷箱2が搭載されている。荷箱2は、平坦な床面2aを有し、後部に設けられた両開き(観音開き)の扉2bを開けて荷物の積み下ろしが行われる。各扉2bには、図示しない取っての操作により操作可能なロックバー2cが設けられている。
荷受台昇降装置3は、右の扉側に寄せて荷箱2の右半分にコンパクトに設けられ、その荷受台301の幅W0は、荷箱の幅Wの約1/2である。この荷受台昇降装置3は、荷受台301を垂直に起立格納するタイプであり、使用時には荷受台301が水平に展開され、後述のアーム、シリンダ等の昇降装置300により昇降される。左側の扉2bは、荷受台301を格納したまま、開閉することができるようになっている。荷箱2の左側下方には、ステップ4が取り付けられており、積み下ろし作業時に作業者が踏み台としてこれを使用することができる。
次に、上記荷受台昇降装置3(荷受台301は省略する。)とステップ4とを共通の支持基部に取り付けて成るユニットに関して、図2を参照して詳細に説明する。(a)は当該ユニット100の平面図、(b)は背面図(車体後方から見た図)である。当該ユニット100においては、共通の支持基部となる角パイプのフレーム302の右側に荷受台昇降装置3が取り付けられ、左側には一対のステップステー6が溶接され、その後端部にステップ4が取り付けられている。ステップステー6は溶接によりフレーム302と一体化しており、支持基部の一部でもある。ユニット100は、フレーム302に直接又は間接に設けられた左右一対(形態は異なる。)の架装用ブラケット8及び9により、車体のシャシフレーム1aに架装される(詳細後述)。
図3は、図2におけるIII矢視方向、すなわち右舷側から見た荷受台昇降装置3(荷受台301も仮想線で示す。)の側面図である。また、図4は、左舷側から見た昇降装置300(但し、一部の図示は省略する。)の斜視図である。図4において(図2,図3も参照。)、フレーム302に溶接された左右一対二組の支持部303にはそれぞれ、ピン304を介して下アーム305が回動可能に取り付けられている。また、フレーム302に溶接された支持部306には支持リンク307が取り付けられ、この支持リンク307にピン308を介して上アーム309が回動可能に取り付けられている。支持リンク307は、荷受台301のチルト動作を可能にするために設けられている。
図5は、上記上アーム309のみを示した図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。上アーム309は、車幅方向に互いに所定の距離を隔てた一対の側板310と、その先端同士をつなぐ補強部311と、この補強部311及び側板310に固定された連結パイプ312と、その連結パイプ312の左右両端に固定されたアーム先端部313と、側板310間に固定されたストッパ取付板314とを備え、これらが一体的に固定(溶接等)されることにより全体として実質的に単一体を構成しているものである。図示のように、上アーム309は、回動端側(右側)で左右に拡がって(オフセット寸法S)、下アーム305(図4)の回動端側に近接する形態を有している。
上記各側板310には、短い筒状のボス310aが埋め込まれるように溶接されており、このボス310a間に、ピン321(図4)が挿通される。ボス310aの溶接により側板310の当該部位の強度は向上し、また、側板310と補強部311や連結パイプ312との一体化によって、ボス310aからアーム先端部313に至る、機械的ストレスの非常に大きい部分に十分な強度が確保されている。荷受台301を昇降させるための昇降シリンダ322(図4)は一対の側板310間のスペースを有効利用して配置され、その一端(ピストン側)は、ピン321により側板310に軸着されている。昇降シリンダ322の他端(シリンダ側)は、支持リンク307に軸着されている。また、各アーム先端部313には、後述のピン315を挿通するための孔313a(図5)が形成されている。昇降シリンダ322に沿って並び立っている左右一対の側板310は、昇降シリンダ322に対する保護板のような役目も果たしており、昇降シリンダ322に物(例えば飛び石)が当たって傷付くことを防止する。
図3に戻り、上アーム309の左右の各回動端は、ピン315を介してリンク体316の一端と接続されている。ここで、前述のように、上アーム309の回動端側は、下アーム305の回動端側に近接する形態を有しているため、上記ピン315の長さを可及的に短くすることができる。ピン315にはせん断応力が作用するため、短い方が強度的に有利であり、従って、このような短いピン315により、ピン接続の強度を十分に確保することができる。
また、下アーム305の回動端がピン317を介してリンク体316の他端と接続されている。ピン304,308,315,317の4点を結ぶ四角形は平行四辺形であり、これにより、左右一対の下アーム305と、単一体の上アーム309とは、左右それぞれにおいて、ピン304,308を支点とし、ピン317,315を作用点とする平行リンクを構成している。荷受台301は、ピン315を回動中心として、リンク体316に支えられながら、垂直に格納された状態と、水平に展開された状態との間で回動可能に取り付けられている。
図6は、荷受台301を水平に展開した状態を右舷側から見た側面図である。垂直に格納されていた荷受台301をこのように水平に展開(手動)した後、扉2bを開く。その後、昇降シリンダ322を収縮動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を下方へ回動させ、荷受台301を下降させることができる。また、昇降シリンダ322を伸長動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を上方へ回動させ、荷受台301を上昇させることができる。こうして、荷受台301を昇降させながら荷物の積み降ろしを行うことができる。また、下アーム305の先端若しくはリンク体316が着地してからさらに昇降シリンダ322(図4)を収縮動作させると、前述の支持リンク307(図3)の作用によりピン308(図3)の位置が若干後方へ移動し、荷受台301をチルト動作させることができる。
また、図2,図3において、上アーム309のストッパ取付板314にはストッパボルト318が取り付けられ、これが、上アーム309の上昇動作時に支持部306に当接する。すなわち、ストッパボルト318と支持部306とは上アーム309の上昇動作に対するストッパ装置STを構成している。また、ストッパボルト318の突出長を調節することにより、上アーム309の上昇動作を止める位置を調整することができる。なお、上アーム309の上昇動作が止まれば当然に、下アーム305の上昇動作も止まる。
上記各下アーム305にはプレート319が取り付けられ、左右のプレート319間に補強部材(パイプ)320が水平に取り付けられている。前述のステップ4の幅W1と、上記補強部材320の幅W2とは、(W1+W2)の値が、車幅(=荷箱2の幅W)の6割以上であるように設計されている。これにより、ステップ4及び補強部材320は、法令上のバンパとしての機能を備える。従って、専用のバンパを別途設ける必要がない。
図2において、上アーム309の左横にある架装用ブラケット9は、フレーム302に溶接されている(図4も参照。)。この架装用ブラケット9は平板状であり、それ自体が車幅方向にスペースをとらず、荷受台昇降装置3全体のコンパクト化に寄与する。しかも、平板状の簡単な部材であるため、安価に製作できる。
また、シャシフレーム1aの後端部は、図2の(a)に示すように、荷受台昇降装置3の中途部分まで張り出しており、回動する各アーム305,309との干渉を避ける必要があるが、この張り出した部分が、上アーム309のオフセット寸法Sにより、内側の下アーム305の基端側と上アーム309の基端側との間にできる空間に位置するように、荷受台昇降装置3が配置されている。これにより、当該空間を有効利用してコンパクトに荷受台昇降装置3全体を取り付けることができる。
また、上記のような荷受台昇降装置3は、上アーム309が単一体であるためアームの本数が3本となる。上アーム309が単一体であることによって、その支持構成(支持部306,支持リンク307)、昇降シリンダ322、ストッパ装置ST(ストッパ取付板314,ストッパボルト318)、その他、チルト機構(支持リンク307による。)等、関連する各部の構成が1セットで足りる。従って、2セット必要としていた従来の構成に比べて、荷受台昇降装置3全体の構成が簡素になる。
次に、上記架装用ブラケット8,9の形態及び取付構造について図7〜図11を参照して詳細に説明する。図7及び図8はそれぞれ、右舷側及び左舷側からユニット100を見た図である。図7において、架装用ブラケット9には、水平方向に延びる長孔9aが4箇所に形成されている。また、シャシフレーム1aには、長孔9aに対応して丸孔1bが形成されている。架装用ブラケット9は、長孔9aと丸孔1bとを合わせてボルト、ナット等(図示せず。)によりシャシフレーム1aに仮止めされる。
一方、図8において、架装用ブラケット8は、垂直部8vと水平部8hとを有するL型の鋼板に3枚の補強部8rを溶接して機械的強度を高めたものであり、図9は、この架装用ブラケット8の図8におけるIX矢視図である。図8において、架装用ブラケット8の垂直部8vには、上下方向に延びる長孔8aが4箇所に形成されている。また、シャシフレーム1aには、長孔8aに対応して丸孔1cが形成されている。架装用ブラケット8は、長孔8aと丸孔1cとを合わせてボルト、ナット等(図示せず。)によりシャシフレーム1aに仮止めされる。次に、図9において、架装用ブラケット8の水平部8hには、左右方向(車幅方向)に延びる長孔8bが2箇所に形成されている。また、ステップステー6には、2つの長孔8bとそれぞれ直交するように、2つの長孔6aが形成されている。架装用ブラケット8は、長孔8bと6aとを合わせて下記のボルト等によりステップステー6に仮止めされる。
図10は、架装用ブラケット8及びステップステー6の図9におけるX−X断面図である。ステップステー6は図示のように鋼板を折り曲げて一定の機械的強度を確保したものであり、これに、架装用ブラケット8の水平部8hが、ボルト11とナットプレート12とにより取り付けられる。ナットプレート12は、図11に示すように、2つの孔121aを有する細長い平板状のプレート121に、ナット122を溶接したものである。2つのナット122間のピッチは、図9に示す2つの長孔8b間ピッチ及び、2つの長孔6a間ピッチに一致している。
上記のようにして仮止めされた後のユニット100において、まず荷受台301を上昇端位置に保持する。このとき、車幅方向におけるストッパ装置ST(図2)の位置に対応する荷受面上の位置、すなわち、荷受面301sの幅方向の略中心が図7における荷箱2の床面2aの高さと一致するところで上昇端となるように、ストッパボルト318の突出長を調整する(高さ調整1)。また、前後方向に、長孔9a(図7)及び6a(図9)の範囲内で、位置決め調整する。次に、左右方向に関しては、右舷側の架装用ブラケット9が板状であり、当該方向にある程度のたわみが可能であることと、長孔8b(図9)の存在とによって、この長孔8bの範囲内で位置決め調整する。そして、左舷側の架装用ブラケット8の垂直部8vに形成された長孔8a(図8)の範囲内で上下に位置決め調整する(高さ調整2)。
このようにして、高さの二箇所調整を行うことにより、荷受面301sの左右の高さを調整することができ、容易に、荷受面301s全体が床面2aと同一平面になるようにすることができる。従って、荷受台301の幅が荷箱2の幅より狭く、上アーム309のストッパ装置STが1つしかない場合でも、容易に、荷箱2の床面2aと荷受面301sとの平面の同一性を確保することができる。また、一対の下アーム305にそれぞれストッパを設ける場合と比べて、下アームの負荷が増大しないので、安価な構成とすることができる。
このようにして位置決めが完了した後、溶接によって左右の架装用ブラケット8,9がシャシフレーム1aに固定される。
上記の構成において、図2に示すように、上下方向の取付位置が調整可能な左舷側の架装用ブラケット8は右舷側の架装用ブラケット9と比べて、支持部306とストッパボルト318とからなるストッパ装置STから車幅方向においてより離れた位置にあり、その距離が十分確保されていることから、上記の「同一平面」にする調整が容易である。但し、原則的にはこの距離は短くても0でない限りは、二箇所調整が可能であるので、荷箱2の床面2aと荷受面301sとの平面の同一性を確保することができる。例えば図2において右舷側の架装用ブラケット9は、車幅方向においてストッパ装置STと近接しているが、当該架装用ブラケット9の仮止めの取付位置を上下方向に調整可能としても、荷箱2の床面2aと荷受面との平面の同一性を確保することは可能である。
また、架装用ブラケット8及び9の一方のみならず双方を、上下方向へ位置決め調整可能としてもよい。この場合には、ストッパ装置STによる調整を含めた三箇所調整が可能となる。
なお、図2において、右舷側の架装用ブラケット9は、車幅方向において上アーム309と近接している。このため、上アーム309の回動支点からフレーム302に作用する荷重が架装用ブラケット9を中心として生じるモーメントが比較的小さく、従って、フレーム302のたわみを抑制することができる。
また、上記実施形態では架装用ブラケット8に上下方向への長孔8aを設けたが、シャシフレーム1aに同様な長孔を設ければ、架装用ブラケット8の孔は長孔でなくてもよく、要するに上下方向への位置決め調整が可能な構成であればよい。
また、上記実施形態では右舷側の架装用ブラケット9は平板状であるが、左舷側の架装用ブラケット8と同様(左右対称)なL形の形態としてもよい。
また、上記実施形態では架装用ブラケット8の水平部8hをステップステー6に取り付けたが、ステップステー6ではなく、フレーム302に直接取り付けてもよい。
また、上記実施形態ではフレーム302側の支持部306にストッパボルト318を当接させることでストッパ装置STを構成したが、これらの部材は逆の配置でもよい。すなわち、ストッパボルト318をフレーム302側に設けてもよい。
また、上記実施形態では、荷受台301の幅が荷箱の幅の約半分である荷受台昇降装置3としたが、さらに幅の狭い荷受台を使用してもよいし、逆に、荷箱の幅の半分以上の幅を有する荷受台を使用することもできる。また、幅の狭い荷受台昇降装置3の配置は、右側の扉の方に寄せた構成に限らず、左側の扉の方に寄せて設けてもよいし、中央であってもよい。
本発明の一実施形態による荷受台昇降装置の背面図である。 荷受台昇降装置等のユニットを示す平面図及び背面図である。 図2におけるIII矢視方向、すなわち右舷側から見た荷受台昇降装置(荷受台も仮想線で示す。)の側面図である。 左舷側から見た昇降装置(但し、一部の図示は省略する。)の斜視図である。 上アームの平面図及び側面図である。 荷受台を水平に展開した状態を右舷側から見た側面図である。 図2に示すユニットが車体に取り付けられる状態を右舷側から見た図である。 図2に示すユニットが車体に取り付けられる状態を左舷側から見た図である。 架装用ブラケットの、図8におけるIX矢視図である。 架装用ブラケット及びステップステーの、図9におけるX−X断面図である。 (a)はナットプレートの正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 車体
2 荷箱
3 荷受台昇降装置
8,9 架装用ブラケット
300 昇降装置
301 荷受台
302 フレーム(支持基部)
305 下アーム
306 支持部
309 上アーム
318 ストッパボルト
ST ストッパ装置(支持部306,ストッパボルト318)

Claims (2)

  1. 荷箱の幅より狭い幅を有する荷受台と、
    車幅方向に延びる支持基部と、
    前記支持基部に回動可能に取り付けられる左右一対の下アーム及び、当該一対の下アームの間に配置されるとともに、前記支持基部に回動可能に取り付けられる実質的に単一体のアームであって、前記一対の下アームとそれぞれ平行リンクを構成する上アームを有し、前記荷受台を支持するとともに、これを昇降動作させる昇降装置と、
    前記上アームの上昇動作に対するストッパ装置であって、上昇動作を止める位置が調整可能であるものと、
    前記支持基部に左右一対設けられ、車幅方向において前記ストッパ装置から離れた位置にあり、車体側に取り付けられる架装用ブラケットであって、その少なくとも一方は仮止めの取付位置が上下方向へ調整可能であるものと
    を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記一対の架装用ブラケットのうち、前記一方の架装用ブラケットは、車幅方向において前記ストッパ装置からの距離が遠い方である請求項1記載の荷受台昇降装置。
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CN108482225A (zh) * 2018-04-02 2018-09-04 柳州双吉机械股份有限公司 可调式汽车尾板支座

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