JP4133763B2 - 荷受台昇降装置の突入防止装置 - Google Patents

荷受台昇降装置の突入防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、貨物自動車に搭載され、荷物の積み降ろしに使用される荷受台昇降装置に関し、特にこの昇降装置に組付けられたリヤバンパを有する突入防止装置に関する。
荷受台を起立格納する荷受台昇降装置には、その昇降装置が取り付けられる車両の突入防止装置を兼用したものが提供されている(例えば、下記特許文献1参照。)。具体的にいえば、この従来例では、荷受台を昇降させる左右一対の各昇降アームにブラケットを介在させて支持されたリヤバンパが設けられている。このリヤバンパは上記昇降アームの昇降動作に伴って昇降されるようになっており、車両の走行時などの荷受台が起立格納された場合には、突入防止としての機能が発揮されるように当該リヤバンパは車幅方向に配置された状態で荷受台昇降装置に支持されていた。
特開平10−6893号公報(第4〜5頁、第5図)
ところで、リヤバンパは所定長さ以上にすることが法令によって定められている。このため、例えば荷箱の幅の半幅のコンパクトな荷受台を使用する荷受台昇降装置の場合であっても、荷受台の幅寸法とは無関係に所定長さ以上のリヤバンパ、すなわち荷受台の幅寸法以上のリヤバンパを設けることが要求される。それ故、単一のリヤバンパを荷受台昇降装置に組付ける場合では、荷受台の昇降スペースに加えて、当該昇降装置の動作に伴いリヤバンパが昇降されたときに荷受台の幅方向外側に突出した当該リヤバンパの突出部の昇降スペースを確保する必要があり、荷物などの障害物が昇降スペースに存在すると荷受台昇降装置を使用することができず、上記半幅のコンパクトな荷受台のメリットが損なわれる。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、荷箱幅より狭い荷受台の場合でも、当該荷受台の昇降作動を阻害することのない荷受台昇降装置の突入防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両の車体に設けられるとともに、荷箱の幅より狭い幅を有する荷受台を昇降させる荷受台昇降装置に組付けられる突入防止装置であって、
前記車両の車幅方向に沿って配置されるリヤバンパが、前記荷受台昇降装置の昇降アームに支持された可動バンパと、基部が前記昇降アームの回動軸と同軸上の位置で前記車体側または前記荷受台昇降装置側に回動可能に軸支された支持部材の先部に固定された固定バンパとを有してなることを特徴とするものである。
上記のように構成された荷受台昇降装置の突入防止装置では、リヤバンパを可動バンパと固定バンパとに分割したので、当該リヤバンパに要求される必要な幅寸法を確保しつつ、リヤバンパの昇降部となる上記可動バンパの車幅方向の長さ寸法を短くすることができる。これにより、荷箱の幅より狭い荷受台の場合でも、上記可動バンパが障害物と干渉することなく荷受台を昇降できる。また、上記支持部材の基部が昇降アームの回動軸と同軸上の位置で回動可能に軸支されているので、当該支持部材はその先部に固定された固定バンパを上記可動バンパの昇降軌跡に合わせて回動させることができ、可動バンパに対する固定バンパの位置合わせを容易に行わせることができる。
また、上記荷受台昇降装置の突入防止装置において、前記荷受台昇降装置は、前記車体に取り付けられる取付基部を備えるとともに、前記支持部材の基部が、前記取付基部側に回動可能に軸支されていることが好ましい。
この場合、固定バンパが支持部材を介在させて上記取付基部側に固定されることとなり、固定バンパ及び支持部材を荷受台昇降装置に部品の状態で一体化してユニット化することができ、これらの固定バンパ及び支持部材を個別に車体に取付けすることなく車体への組付け作業を簡単に行うことができる。
また、上記荷受台昇降装置の突入防止装置において、前記支持部材を任意の回動位置に保持する保持装置を備えてもよい。
この場合、保持装置が支持部材を任意の回動位置に保持できるので、同回動位置を位置合わせした後の支持部材、ひいては固定バンパの固定作業を容易に行うことができる。
また、上記荷受台昇降装置の突入防止装置において、前記保持装置が、前記取付基部側に設けられていることが好ましい。
この場合、保持装置が荷受台昇降装置に部品の状態で一体化してユニット化することができ、当該保持装置と荷受台昇降装置を個別に車体へ取付けすることなく車体への組付け作業を簡単に行うことができる。
本発明によれば、リヤバンパを可動バンパと固定バンパとに分割するようにしたので、荷箱幅より狭い荷受台の場合でも、リヤバンパの昇降部となる上記可動バンパの車幅方向の長さ寸法を短くすることができ、可動バンパが障害物と干渉することなく荷受台を昇降できる。しかも、荷受台昇降装置の車体への組付け箇所の相違や荷箱の種類などに応じて可動バンパの高さ位置が変わる場合でも、支持部材の回動位置を調整することによって固定バンパの位置を変更し可動バンパの位置に合わせてこれらのバンパを一直線上に容易に配列することができる。
以下、本発明の荷受台昇降装置の突入防止装置を示す好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置の突入防止装置を設けた車体を、その後方側から見た背面図である。図2及び図3は、それぞれ上記突入防止装置を車体左舷側から見た側面図及び上記突入防止装置を車体底側から見上げた拡大斜視図である。図において、この貨物自動車の車体1には、バン型の荷箱2が搭載されている。荷箱2は、平坦な床面2aを有し、後部に設けられた両開き(観音開き)の扉2bを開けて荷物の積み下ろしが行われる。各扉2bには、図示しないレバーの操作により操作可能なロックバー2cが設けられている。
荷受台昇降装置3は、荷箱2後方の車幅方向中央部に設けられ、その荷受台4の幅W0(図1)は、荷箱2の幅W(図1)の約1/2である。この荷受台昇降装置3は、荷受台4を垂直に起立格納するタイプであり、使用時には荷受台4が水平に展開され、昇降シリンダ5aを備えた昇降装置5により昇降される。
上記荷受台4は、複数のアルミブロックを車幅方向と直交する方向(起立格納状態では垂直方向)に連結して構成されたものであり、起立格納された時にはロック装置6により荷箱2に固縛されるようになっている。詳細には、このロック装置6は、背面(車体後方)側に回動可能に設けられた操作レバー6aと、このレバー6aへの操作に応じて荷受台4の左右の各側部から外側または荷受台4の内側に移動可能に構成された係合部材6b(図2)とを備えている。また、ロック装置6は、荷受台外側に突出した係合部材6bと係合するように左右の各扉2bに設けられた被係合部材6cを具備しており、係合部材6bと被係合部材6cとが互いに係合することで起立格納された荷受台4が荷箱2にロックされる。
また、上記荷受台4には背面(車体後方)側に取手4aが設けられており、作業者がこの取手4aを用いて起立格納された状態(図1)から略90度に回動して水平展開された状態(図2に一点鎖線にて図示)としたり、また逆に水平展開された状態から起立格納された状態としたりするようになっている。
また、荷箱2の右側下方には、コントロールボックス8が取り付けられており、この内部に昇降装置5の油圧のパワーユニット及び操作スイッチが収められている。
また、上記昇降装置5は、上述の昇降シリンダ5aを車幅方向に挟むように配置された左右一対の側板5b1を有する上アーム5bと、上アーム5bの車幅方向外側に設けられた左右一対の下アーム5cとを備えている。これらの昇降シリンダ5a、上アーム5b、及び下アーム5cは、一端部側が上記荷受台4側に連結されるとともに、他端部側は角パイプによって構成された取付フレーム5dに回動可能に軸支されている。また、上アーム5b及び下アーム5cは、図2に示す平行リンクを構成しており、昇降シリンダ5aの動作に応じて上下方向に移動されて荷受台4を昇降するようになっている。
具体的には、昇降装置5は、その昇降シリンダ5aを収縮動作させることにより、上アーム5b及び下アーム5cを下方へ回動させて、図2に二点鎖線にて示すように荷受台4を最下降位置に下降させることができる。そして、昇降装置5は、そのチルト機能により最下降位置に位置決めした荷受台4の先端背面側を接地させることによって当該荷受台4への荷物の移載作業を円滑に行わせるようになっている。
また、昇降装置5は、昇降シリンダ5aを伸長動作させることにより、上アーム5b及び下アーム5cを上方へ回動させて、荷受台4を最上昇位置に上昇させることができる。そして、荷受台4の荷受面(上面)が上記床面2aと一致することにより、当該荷受台4と荷箱2との間の荷物の移動が実施できるようになっている。
また、上記荷受台昇降装置3は、コントロールボックス8と共に、車幅方向に延ばされた上記取付フレーム5dに支持されており、コントロールボックス8と荷受台昇降装置3とは装置として一体となりユニット化されている。また、この荷受台昇降装置3を備えたユニットの共通の取付基部としての取付フレーム5dには、左右一対の架装用ブラケット9が溶接されており、ブラケット9を車体1のシャーシフレーム1aに取り付けることにより、当該ユニットを車体1に簡単に取り付けることができる。尚、取付フレーム5dの左舷側端部には、コントロールボックス8を支持可能なプレート7が固定されている。
また、上記荷受台昇降装置3には、本発明の突入防止装置Bが一体的に組付けられており、車体1に後方の車両が衝突したときに、突入防止装置Bはその後方車両が車体1の下方に入り込むのを防ぐようになっている。
上記突入防止装置Bには、荷受台昇降装置3の動作に応じて上下方向に回動可能に構成された可動バンパ10aと、この可動バンパ10aを車幅方向で左右に挟んだ状態で当該荷受台昇降装置3側に固定された2つの固定バンパ10bとを有するリヤバンパ10が設けられている。これら可動バンパ10a及び固定バンパ10bは、例えば円筒パイプを用いて構成されたものであり、図1に示すように、荷受台4が起立格納されたときには可動バンパ10aと左右の各固定バンパ10bとは所定の隙間をおいて上記車幅方向に沿って一直線上に配置されるようになっている。
具体的には、上記可動バンパ10aは、その車幅方向の長さ寸法(図1に“W1”にて図示)が荷受台4の幅寸法W0と略同一長さに構成されている。また、この可動バンパ10aには、上記左右の各下アーム5cに連結された左右一対の支持プレート11が溶接されており、これら支持プレート11を介在させて当該可動バンパ10aは下アーム5cにバランスよく支持されている。そして、可動バンパ10aは、下アーム5cの回動動作に伴い昇降するようになっており、車両走行時などの荷受台4が起立格納された場合には、可動バンパ10aはその最上昇位置となって各固定バンパ10bと車幅方向で一直線上に配置される(図4及び図5も参照。)。
上記の各固定バンパ10bは、互いに同一品のパイプを用いて構成されたものであり、図1に“W2”にて示す幅方向長さ寸法を有している。そして、リヤバンパ10では、その幅方向寸法が法令によって貨物自動車の突入防止として要求される車幅方向の所定長さ以上の値となるように、可動バンパ10aの寸法W1と固定バンパ10bの各寸法W2とが決定されている。
また、各固定バンパ10bには、支持部材12の先部が溶接にて固定されている。この支持部材12は、図3に示すように、左右の端部が車体下方側に折り曲げられた断面コ字状部材によって構成されている。また、支持部材12の基部は、上記取付フレーム5d側に回動可能に軸支されており、支持している固定バンパ10bを上記可動バンパ10aの昇降軌跡に合わせて回動させて当該可動バンパ10aに対する固定バンパ10bの位置合わせを容易に行わせることができるようになっている。具体的には、支持部材12の基部は、左右の端部が車体後方側に折り曲げられた断面コ字状部材からなる固定部材13に上下方向に回動可能に軸支されている。また、この固定部材13は、取付フレーム5dに固定されたものであり、支持部材12及び固定バンパ10bは、当該固定部材13を介して車体上下方向に回動可能に取付フレーム5dに取り付けられている。図6も参照して、上記支持部材12の基部は、回動軸R1回りに回動可能な状態で固定部材13に取り付けられている。
また、上記回動軸R1は、図4に一点鎖線にて示すように、上アーム5bと可動バンパ10aが支持された下アーム5cの回動軸R0と同軸上に設定され、かつ回動軸R1を中心とした固定バンパ10bの中心部の回動軌跡rb(図6)は回動軸R0を中心とした可動バンパ10aの中心部の昇降軌跡ra(図5)と同一長さに設定されている。これにより、可動バンパ10aの昇降軌跡上で固定バンパ10bを回動させることができ、可動バンパ10aに対する固定バンパ10bの位置合わせを容易に行うことができるようになっている。
また、支持部材12及び固定部材13には、当該支持部材12の回動位置を保持しつつ、その回動位置を変更できる保持装置H(図6)が設けられており、固定バンパ10bを上下方向の任意の回動位置で保持できるようになっている。
上記保持装置Hは、車幅方向に延ばされた水平部分14a及びこの水平部分14aの中央部から車体後方側に延設された延設部分14bを有するT字状の調整部材14を備えており、当該調整部材14が上下方向に回動可能となるように、その水平部分14aは上記回動軸R1の鉛直上方に設けられた回動軸R2回りに回動可能な状態で固定部材13に取り付けられている。また、保持装置Hには、上記延設部分14bが挿通されるとともに、支持部材12に立設された左右の支持台16に対して回動軸R3回りに回動自在に設けられた六角柱状の保持部材15と、この保持部材15を車体前後方向で挟むように配置されるとともに、上記延設部分14bに螺着された2つのナット17,18とが設けられている。そして、このような保持装置Hにおいては、保持部材15とナット17,18とでターンバックルが構成されており、ナット17,18により保持部材15を延設部分14bの任意の位置に固定できる。また、延設部分14bに対する保持部材15の位置をナット17,18によって変更することで、回動軸R1を中心とした半径rの円弧上で回動軸R3の位置を変化させることができる。これにより、保持装置Hは支持部材12を保持しながらその回動位置を変更することができるようになっている。また、このように支持部材12の回動位置を変更することにより、固定バンパ10bの高さ位置を容易に調整することができ、車体1に荷受台昇降装置3を組付けたときでの可動バンパ10aの高さ位置に合わせることができる。
以上のように構成された本実施形態の突入防止装置Bでは、リヤバンパ10を可動バンパ10aと固定バンパ10bとに分割することにより、リヤバンパ10に突入防止として要求される寸法を確保しつつ、可動バンパ10aの車幅方向の長さ寸法W1を荷受台4の幅寸法W0と略同一長さに構成しているので、当該可動バンパ10aが荷受台4から車幅方向外側に大きく突出するのを防ぐことができる。これにより、荷箱2の幅より狭い荷受台4の場合でも、荷受台4の幅方向外側にリヤバンパ10の昇降スペースを確保することなく当該荷受台4及び可動バンパ10aを昇降させることができる。つまり、可動バンパ10aが荷受台4から車幅方向外側に突出するのを防いでいるので、荷物などの障害物が車体後方側にあるときでも、この障害物を移動させることなく荷受台昇降装置3を使用することができる。しかも、可動バンパ10aと上記障害物との接触を防ぐことができることから、これらの可動バンパ10a及び障害物に接触による損傷が生じるのを防止することができる。
また、本実施形態では、支持部材12の回動位置を調整することにより、可動バンパ10aに対する固定バンパ10bの位置合わせを行ってこれらのバンパを容易に一直線上に配列することができるので、これらの可動バンパ10a及び固定バンパ10bを備えたリヤバンパ10の荷受台昇降装置3への組付け作業を簡単に実施することができる。しかも、支持部材12の回動位置を変更することで固定バンパ10bの高さ位置を可動バンパ10aの高さ位置に容易に合わせることができるので、回動不能な固定バンパを用いた場合に比べて、荷受台昇降装置3の車体1への組付け箇所の相違や荷箱の種類などに応じて可動バンパ10aの高さ位置が変わる場合でも、支持プレート11等の種類数を増やすことなく多種多様な荷受台昇降装置において固定バンパ10bと可動パンパ10aとの位置合わせを簡単に行うことができる。
また、本実施形態では、支持部材12の基部が固定部材13を介して取付フレーム5dに回動可能に軸支されているので、支持部材12及びこれに支持された固定バンパ10bを荷受台昇降装置3に部品の状態で一体化してユニット化することができ、これらの支持部材12及び固定バンパ10bを個別に車体に取付けすることなく車体1への組付け作業を簡単に行うことができる。
また、本実施形態では、保持装置Hが支持部材12を任意の回動位置に保持するので、固定バンパ10bの高さ位置が可動バンパ10aの高さ位置に合うように回動位置を調整した後の支持部材12、ひいては固定バンパ10bの固定作業を容易に行える。
また、本実施形態では、保持装置Hが固定部材13を介して取付フレーム5dに設けられているので、保持装置Hは荷受台昇降装置3に部品の状態で一体化してユニット化することができ、当該保持装置Hと荷受台昇降装置3を個別に車体1へ取付けすることなく車体1への組付け作業を簡単化することができる。
尚、上記の説明では、左右一対の各下アームに支持プレートを介在させて可動バンパを組付ける構成について説明したが、本発明は車幅方向長さ寸法が荷受台の幅寸法以下に構成された可動バンパを荷受台昇降装置の昇降アームに組付けるものであればよく、上アームに可動バンパを支持させる構成でもよい。
また、上記の説明では、固定バンパを荷受台昇降装置側の取付フレームに設けた場合について説明したが、本発明の固定バンパはこれに限定されるものではなく、車体側に直接的に固定バンパを設けてもよい。
また、上記の説明では、保持装置によって支持部材の回動位置を調整し、かつ保持する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、固定バンパと可動バンパとが一直線上に配列されるように支持部材の回動位置を調整した後、この支持部材を溶接にて固定部材に固定してもよい。このように支持部材と固定部材とを溶接固定する場合には、保持装置の設置を省略することができる。
また、上記の説明では、荷箱の中央部に設けられた荷受台昇降装置に可動バンパを設け、この可動バンパの左右両側に各々1つ合計2つの固定バンパを設けた場合について説明したが、荷受台昇降装置が車体右側及び左側の一方側に設置されている場合には、例えば1つの固定バンパを車体右側及び左側の他方側に設ける構成でもよい。また、固定バンパ及び可動バンパは、円筒以外の角筒等、車幅方向の断面形状が同一のものであればよい。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置の突入防止装置を設けた車体を、その後方側から見た背面図である。 上記突入防止装置を車体左舷側から見た側面図である。 上記突入防止装置を車体底側から見上げた拡大斜視図である。 上記突入防止装置を車体上方側から見た拡大平面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ上記突入防止装置の可動バンパを車体後方側及び車体左舷側から見た拡大背面図及び拡大側面図である。 (a)乃至(c)はそれぞれ上記突入防止装置の固定バンパ及び保持装置を車体後方側、車体左舷側、及び車体上方側から見た拡大背面図、拡大側面図、及び拡大平面図である。
符号の説明
1 車体
2 荷箱
3 荷受台昇降装置
4 荷受台
5 昇降装置
5b 上アーム(昇降アーム)
5c 下アーム(昇降アーム)
5d 取付フレーム(取付基部)
10 リヤバンパ
10a 可動バンパ
10b 固定バンパ
12 支持部材
B 突入防止装置
H 保持装置

Claims (4)

  1. 車両の車体に設けられるとともに、荷箱の幅より狭い幅を有する荷受台を昇降させる荷受台昇降装置に組付けられる突入防止装置であって、
    前記車両の車幅方向に沿って配置される前記リヤバンパが、
    前記荷受台昇降装置の昇降アームに支持された可動バンパと、
    基部が前記昇降アームの回動軸と同軸上の位置で前記車体側または前記荷受台昇降装置側に回動可能に軸支された支持部材の先部に固定された固定バンパとを有してなることを特徴とする荷受台昇降装置の突入防止装置。
  2. 前記荷受台昇降装置は、前記車体に取り付けられる取付基部を備えるとともに、
    前記支持部材の基部が、前記取付基部側に回動可能に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置の突入防止装置。
  3. 前記支持部材を任意の回動位置に保持する保持装置を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の荷受台昇降装置の突入防止装置。
  4. 前記保持装置が、前記取付基部側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の荷受台昇降装置の突入防止装置。
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