JP4194467B2 - 荷受台のロック装置 - Google Patents

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本発明は、貨物自動車に搭載され、荷物の積み降ろしに使用される荷受台昇降装置に関し、特にその荷受台のロック装置に関する。
荷受台を起立格納する荷受台昇降装置には、起立格納した荷受台を荷箱側にロックする装置が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。この装置では、荷箱後部の支柱に固着された一対の突起間に固定されたロックピン(係合部材)に対して、荷受台の側面に設けた被係合部材が係合されることにより、荷受台を荷箱に固縛していた。
特開平8−258612号公報(第3〜4頁、第1図)
ところで、上記のような従来装置では、水平に展開した荷受台を最上昇位置に上昇させた後、当該荷受台が荷箱に沿って垂直となるように起立格納させて、上記係合部材に被係合部材を係合させることで荷受台を荷箱に固縛していた。
ところが、水平に展開した荷受台を上昇させて最上昇位置に位置決めしたときに、オペレータの操作などによっては荷受台の実際の停止位置にばらつきを生じることがあった。このように荷受台を起立格納する前にその停止位置がばらつくと、荷受台を起立格納したときに荷箱側の係合部材の固定位置に対して、荷受台側の被係合部材の位置ずれが発生した。この結果、被係合部材を係合部材に係合させることができずに、起立格納した荷受台を固縛できないことがあった。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、荷箱に沿って起立格納された荷受台を確実に固縛することができるロック装置を提供することを目的とする。
本発明は、荷箱に沿って起立格納される荷受台を固縛するロック装置であって、
前記荷箱及び前記荷受台の一方側に設けられた被係合部材と、
前記被係合部材が係合されることにより、当該被係合部材を係止する係止部を有するとともに、前記荷箱及び前記荷受台の他方側に設けられた係合部材とを備え、
前記係止部が、上下方向に移動可能な状態で前記係合部材に設けられていることを特徴とするものである。
上記のように構成された荷受台のロック装置では、上記係止部が上下方向に移動可能な状態で係合部材に設けられているので、荷受台が荷箱に沿って起立格納されたときに上記被係合部材と係合部材との相対的な位置がずれているときでも、被係合部材の位置に応じて係合部材の係止部を移動させることができる。
また、上記荷受台のロック装置において、前記係止部は、上下方向に延ばされた長孔に沿って当該上下方向に移動可能に構成されていることが好ましい。
この場合、上記係止部が長孔に沿って上下方向に移動することにより被係合部材が当該係止部に係止されることとなり、荷受台の固縛を簡単な構成で行うことができる。
本発明によれば、上記被係合部材と係合部材との相対的な位置がずれているときでも、被係合部材の位置に合わせるように係止部の位置を移動させることができるので、被係合部材を係止部に簡単に係合することができ、荷箱に沿って起立格納された荷受台を確実に固縛することができる。
以下、本発明の荷受台のロック装置を示す好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態による荷受台のロック装置を設けた車体を、その後方側から見た斜視図であり、図2は上記荷受台を水平に展開した状態を車体上方側から見た平面図である。図において、この貨物自動車の車体1には、バン型の荷箱2が搭載されている。荷箱2は、平坦な床面2aを有し、後部に設けられた両開き(観音開き)の扉2bを開けて荷物の積み下ろしが行われる。各扉2bには、図示しない取っ手の操作により操作可能なロックバー2cが設けられている。
荷受台昇降装置3は、右の扉2b側に寄せて荷箱2の右半分にコンパクトに設けられ、その荷受台31の幅W0(図2)は、荷箱の幅W(図2)の約1/2である。この荷受台昇降装置3は、荷受台31を垂直に起立格納するタイプであり、使用時には荷受台31が水平に展開され、昇降シリンダ301(図1)を備えた昇降装置30(図1)により昇降される。この荷受台31は、複数のアルミブロックを車幅方向と直交する方向(起立格納状態では垂直方向)に連結して構成されており、側縁部には断面コ字状のコーナーカバー32が設けられている。また、荷受台31の背面(車体後方)側には、操作ハンドル33が設けられており、オペレータがこのハンドル33を用いて、起立格納された状態(図1)の荷受台31を略90度垂直に回動して水平展開された状態(図2)としたり、また逆に水平展開された状態から起立格納された状態としたりするようになっている。さらに、荷受台31は、起立格納された状態で、本発明のロック装置6により荷箱2に固縛される。
また、左側の扉2bは、荷受台31を格納したまま、開閉することができるようになっている。荷箱2の左側下方には、ステップ4が取り付けられており、積み下ろし作業時に作業者が踏み台としてこれを使用することができる。昇降装置30とステップ4との間には、コントロールボックス5が取り付けられており、この中に昇降装置30の油圧のパワーユニット及び操作スイッチが収められている。
また、上記荷受台昇降装置3は、図3も参照して、ステップ4やコントロールボックス5と共に、車幅方向に延ばされた角パイプによって構成されたフレーム302に取り付けられており、これらのステップ4やコントロールボックス5と荷受台昇降装置3とはユニット化されている。また、この昇降装置3を備えたユニットの共通の支持基部である上記フレーム302には、架装用ブラケット303が溶接されており、このブラケット303を車体1のシャシフレーム1aに取り付けることにより、当該ユニットを車体1に簡単に取り付けることができる。
また、上記荷受台昇降装置3は、昇降シリンダ301を車幅方向に挟むように配置された左右一対の側板304aを有する上アーム304と、上アーム304の車幅方向外側に設けられた左右一対の下アーム305とを備えている。これらの下アーム305は、フレーム302に溶接された左右一対の支持部306にそれぞれピン307を介して回動可能に取り付けられている。
上記昇降シリンダ301の一端(ピストン側)は、図示しないピンにより側板304aに軸着されている。また、他端(シリンダ側)は、支持リンク309に軸着されている。この支持リンク309は、上記フレーム302に溶接された支持部310に取り付けられており、当該リンク309には、ピン311を介して上アーム304が回動可能に取り付けられている。また、この支持リンク309は、荷受台31のチルト動作を可能にするために設けられている。
また、上アーム304の左右の各回動端は、ピン312を介してリンク体313の一端と接続されている。また、各下アーム305の回動端は、ピン314を介してリンク体313の他端と接続されている。ピン307,311,312,314の4点を結ぶ四角形は平行四辺形であり、これにより、上アーム304と左右一対の下アーム305とは、左右それぞれにおいて、ピン311,307を支点とし、ピン312,314を作用点とする平行リンクを構成している。この昇降装置30の平行リンクには、荷受台31がピン312を回動中心としてリンク体313に支えられながら、垂直に格納された状態と、水平に展開された状態との間で回動可能に取り付けられている。
また、昇降装置30は、その昇降シリンダ301を収縮動作させることにより、上アーム304及び下アーム305を下方へ回動させ、荷受台31を下降させることができる。そして、上記平行リンクに含まれたピン314を図3のL点まで降下させたときに、荷受台31を最下降位置に位置決めしその先端背面側を接地させて、当該荷受台31への荷物の移載作業を行えるようになっている。
また、昇降装置30は、昇降シリンダ301を伸長動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を上方へ回動させ、荷受台31を上昇させることができる。そして、上記平行リンクに含まれたピン312を図3のU点まで上昇させたときに、荷受台31は最上昇位置となり、その荷受面31aが上記床面2aと合うことにより、当該荷受台31と荷箱2との間の荷物の移動が実施できるようになっている。
また、上アーム304の上部側には、ストッパ取付板315が設けられている。このストッパ取付板315には、ボルト316が取り付けられ、これが、上アーム304の上昇回動時に支持部310に当接し、荷受台31が最上昇位置で停止する。従って、ボルト316の突出長を調節することにより、上アーム304の上昇端(下アーム305の上昇端でもある。)を規定することができる。
上記各下アーム305にはプレート317が取り付けられ、左右のプレート317間に補強部材(パイプ)318が水平に取り付けられている。この補強部材318の車幅方向寸法は、上記ステップ4の車幅方向寸法と合わせて、荷箱2の上記車幅Wの6割以上であるように設計されている。これにより、ステップ4及び補強部材318は、法令上のバンパとしての機能を備える。
上記ロック装置6は、例えば荷箱2側及び荷受台31側にそれぞれ設けた係合部材7及び被係合部材8を備えている。また、このロック装置6では、被係合部材8側に設けた操作部9の操作レバー91が操作されたときにのみ、係合中の係合部材7と被係合部材8との係合解除、すなわちロック装置6による荷受台31の固縛解除が行われる。
上記係合部材7は、図4及び図5を参照して、荷箱2の側壁の後部側に取り付けられた平坦部71aを有するプレート71と、前記平坦部71aに垂直に設けられた平坦部72aを有し、当該平坦部72aが荷箱後端面に取り付けられたプレート72とを備えている。また、係合部材7には、プレート71,72により荷箱2に対して上下方向に移動可能に設けられるとともに、上記被係合部材8が係合されることにより、当該被係合部材8を係止する係止部としてのロックピン73とを備えている。
詳細にいえば、上記プレート71の平坦部71aには、その上下方向の中間部分で車体後方側に延ばされた延設部71bが設けられており、この延設部71bには、上下方向に形成された長孔71cが設けられている。同様に、上記プレート72の平坦部72aには、その上下方向の中間部分でプレート71側の延設部71bと対向するように車体後方側に延設された延設部72bが形成されており、この延設部72bには、プレート71側の長孔71cと上下方向で重なるように長孔72cが同上下方向に形成されている。
また、上記ロックピン73は、その一端側及び他端側が長孔71c,72cから外側に突出した状態で、これらの長孔71c,72c内に挿通されている。このロックピン73の一端側は長孔71cの開口よりも大きい寸法に形成されており、またその他端側には延設部72bの外側に設けられたワッシャ74及びスプリットピン75が取り付けられている。そして、ロックピン73は、各プレート71,72の延設部71b,72bを支持部として長孔71c,72c内を上下方向に移動可能な状態で支持されている。また、このロックピン73の下方側には、荷受台31を固縛したときに当該荷受台31のコーナーカバー32の上面などに当接するクッションゴム76が上記プレート72の平坦部72aに取り付けられている。
上記被係合部材8には、図6を参照して、上記操作部9と、この操作部9を荷受台31に取り付ける取付部材としての断面略L字状のステー10とが設けられている。このステー10には、操作部9が設置された設置プレート部10aと、この設置プレート部10aに直角に設けられるとともに、ボルト11によって荷受台31の背面側に取り付けられる取付プレート部10bとを備えており、荷受台背面側でのボルト11による取付プレート部10bの取付箇所を変更することにてコーナーカバー32から荷受台31外側に配置される操作部9の位置もまた図6(b)の左右方向(つまり、車幅方向)に容易に変更できるようになっている。
上記操作部9には、略への字状に形成された上述の操作レバー91と、この操作レバー91に連結された第1リンク部92と、この第1リンク部92に連結された第2リンク部93とが設けられている。操作レバー91は、その中央頂部がボルト95で第1リンク部92に固定されるとともに、一端部が点Pにてボルト(図示せず)で同リンク部92に取り付けられており、操作レバー91がリンク部92に対して回動しないようになっている。また、この操作レバー91は、ロック装置6が荷受台31を固縛しているときに位置決めされるロック位置(図6(a)に二点鎖線にて図示)と、荷受台31の固縛を解除しているときに位置決めされる解除位置(同図に実線にて図示)との間で図の両矢印方向に回動可能に構成されており、上述のロック位置または解除位置のいずれかの位置で固定されるようになっている。但し、この操作レバー91では、そのロック位置から解除位置への移動はオペレータの操作によって行うことができるよう構成されているが、その逆の解除位置からロック位置への移動は第2リンク部93を付勢する後述の付勢バネからの付勢力などによってオペレータの操作では実施できないようになっている。
上記第1及び第2リンク部92,93には、互いに噛み合う歯部が形成されており、これらの歯部により当該第1及び第2リンク部92,93は連結されている。また、第1リンク部92は、図示しないバネにてQ軸に対し図6(a)の反時計回り方向に付勢された状態で当該Q軸を中心に回動可能に収納ケース内(図示せず)に取り付けられている。
また、第2リンク部93は、上記設置プレート部10aに固定されたR軸に対し図示しない付勢バネによって図6(a)の時計回り方向に付勢された状態で、当該R軸を中心に回動可能に上記収納ケース内に取り付けられている。
また、この第2リンク部93には、その歯部と反対側に上記ロックピン73と当接する凹部93aが形成されており、荷受台31が起立格納されたときにこの凹部93aにロックピン73が自動的に当接するようになっている。詳細には、水平展開状態(図2)の荷受台31が、起立格納状態(図1)となるように上記ハンドル33によって回動されると、第2リンク部93は、荷受台31の回動に応じて上記係合部材7の延設部71b,72bの間でロックピン73の下方から入り込む。このロックピン73は、その自重によって長孔71c,72cの各下側に接触した状態で上述の延設部71b,72bに支持されており、ロックピン73は荷受台31の回動に応じて上方に移動する第2リンク部93の凹部93aと当接する。さらに、ロックピン73は、荷受台回動に応じた第2リンク部93の上方移動によって上記凹部93aと当接した状態で、上方に持ち上げられて長孔71c,72c内を上方向に移動する。
また、ロックピン73の凹部93aへの当接に伴って、第2リンク部93は対応する付勢バネの付勢力に抗して反時計回り方向に回動し、同図(a)に二点鎖線にて示すように、当該リンク部93はロックピン73と当接した状態で上記設置プレート部10aに形成された開口部10c内に移動されて、この開口部10c内でロックピン73を保持する。また、このように第2リンク部93がロックピン73との当接に伴い反時計回り方向に回動すると、第1リンク部92及び操作レバー91はQ軸を中心に反時計回り方向に回動して、操作レバー91は上述のロック位置に移動される。
また、上記ロックピン73が開口部10c内で第2リンク部93の凹部93aと当接しているとき(すなわち荷受台31がロック装置6によって荷箱2に固縛されているとき)には、先端部が開口部10c内に常に突出するよう構成された押さえ部94により、第2リンク部93と開口部10cとの間の隙間が小さくされた状態で、ロックピン73は開口部10c内に保持されている。この押さえ部94は、設置プレート部10aに固定されたS軸に取り付けられたバネによって時計回り方向に付勢されており、第2リンク部93とともにロックピン73が開口部10cから外部に出ようとするのを防いで、ロック装置6による荷受台31の固縛状態を維持している。
また、ロック装置6のロック解除の操作では、操作レバー91を上記ロック位置から解除位置に移動させると、第1及び第2リンク部92,93がQ軸及びR軸を中心にそれぞれ時計回り方向に回動することにより、ロックピン73が開口部10cの外部に出されて係合部材7と被係合部材8との係合状態が解除され、当該ロック装置6による固縛解除が行われる。
以上のように構成された本実施形態の荷受台31のロック装置6では、ロックピン(係止部)73が各プレート71,72の延設部71b,72bに形成された長孔71c,72c内を上下方向に移動可能な状態で支持されているので、荷受台31が荷箱2に沿って起立格納されたときに上記被係合部材8と係合部材7との相対的な位置がずれているときでも、被係合部材8の位置に応じてロックピン73を移動させて、当該ロックピン73を被係合部材8に含まれた第2リンク部93の凹部93a内に入れて係合させることができる。
具体的には、昇降シリンダ301はコントロールボックス5内のオン/オフスイッチによって駆動されるが、荷受台31が上記最上昇位置で停止してオペレータが昇降シリンダ301を直ぐにオフさせた場合では、荷受台31は当該最上昇位置で維持された状態で停止されている。ところが、荷受台31が最上昇位置に到達しているにも関わらず昇降シリンダ301を暫くの間動作させ当該昇降シリンダ301の油圧回路に含まれたリリーフ弁が動作してからオフさせた場合では、この動作によって荷受台31は最上昇位置よりも1〜2mm程度上昇した状態で停止される。このように荷受台31が基準位置である最上昇位置から数mm程度上方向にずれて停止された場合、上記従来例では、被係合部材が係合部材に係合されずにロック装置は荷受台の固縛をすることができなかった。
これに対して、本実施形態では、ロックピン73が上下方向に移動可能に構成されているので、荷受台31がその最上昇位置に対し若干上方向にずれて停止されたとき、すなわち荷受台31を起立格納したときに、被係合部材8に対してロックピン73が相対的に下がるときでも、当該荷受台31を起立格納したときに被係合部材8の位置に応じてロックピン73を長孔71c,72c内を移動させて当該ロックピン73を上記第2リンク部93の凹部93a内に挿入させることができる。より詳細には、図6(a)に“h“にて示す第2リンク部93などの被係合部材8側のロックピン73に対する受け入れ可能範囲に加えて、ロックピン73の中心Cが可能範囲の下限線よりも上方であるときには、当該ロックピン73は上方向に移動されて凹部93a内に挿入されることができ、ロック装置6は荷受台31を荷箱2に固縛することができる。
尚、上記の説明では、係合部材7及び被係合部材8を荷箱2側及び荷受台31側にそれぞれ設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、係合部材7及び被係合部材8を荷受台31側及び荷箱2側にそれぞれ設けてもよい。
また、上記の説明では、荷受台31の幅が荷箱2の幅の約半分である荷受台昇降装置3を例に説明したが、本発明のロック装置はどのような幅の荷受台にも適用することができる。
また、上記の説明では、昇降シリンダ301を用いた昇降装置30を例に説明したが、荷受台31を昇降させる昇降装置はこれに限定されるものではなく、例えば車体後端に立設された左右一対のコラムと、このコラム内に配置され、上下方向に昇降するスライダとを有し、スライダに連結した荷受台を垂直昇降させる垂直昇降式の昇降装置にも適用することができる。
また、上記の説明では、上記長孔71c,72cを用いてロックピン73を上下方向に移動可能に構成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ロックピン73を上方向または下方向あるいは上下方向に移動可能に支持するスプリングなどの弾性部材を用いてもよい。但し、上記のように長孔71c,72cを用いた場合の方が簡単な構成とし、かつ部品点数を削減することができる点で好ましい。
また、上記の説明では、略L字状のステー10によって被係合部材8を荷受台31に取り付けた構成について説明したが、上記ステー10の代わりに、荷受台31の使用時に当該荷受台背面に被係合部材8を退避できるようにヒンジ機能を有する取付部材によって被係合部材8を荷受台31に取り付けてもよい。
本発明の一実施形態による荷受台のロック装置を設けた車体を、その後方側から見た斜視図である。 上記荷受台を水平に展開した状態を車体上方側から見た平面図である。 図2に示した荷受台を昇降する荷受台昇降装置を車体右舷側から見た側面図である。 図1に示した係合部材を示す拡大斜視図である。 (a)は上記係合部材の拡大平面図であり、(b)は(a)の矢印B方向から見た同係合部材の拡大側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ図3に示した被係合部材の拡大側面図及び荷受台背面側から見た背面図である。
符号の説明
2 荷箱
6 ロック装置
7 係合部材
71c,72c 長孔
73 ロックピン(係止部)
8 被係合部材
30 荷受台

Claims (2)

  1. 荷箱に沿って起立格納される荷受台を固縛するロック装置であって、
    前記荷箱及び前記荷受台の一方側に設けられた被係合部材と、
    前記被係合部材が係合されることにより、当該被係合部材を係止する係止部を有するとともに、前記荷箱及び前記荷受台の他方側に設けられた係合部材とを備え、
    前記係止部が、上下方向に移動可能な状態で前記係合部材に設けられていることを特徴とする荷受台のロック装置。
  2. 前記係止部は、上下方向に延ばされた長孔に沿って当該上下方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の荷受台のロック装置。
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