JP4194467B2 - 荷受台のロック装置 - Google Patents
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Description
ところが、水平に展開した荷受台を上昇させて最上昇位置に位置決めしたときに、オペレータの操作などによっては荷受台の実際の停止位置にばらつきを生じることがあった。このように荷受台を起立格納する前にその停止位置がばらつくと、荷受台を起立格納したときに荷箱側の係合部材の固定位置に対して、荷受台側の被係合部材の位置ずれが発生した。この結果、被係合部材を係合部材に係合させることができずに、起立格納した荷受台を固縛できないことがあった。
前記荷箱及び前記荷受台の一方側に設けられた被係合部材と、
前記被係合部材が係合されることにより、当該被係合部材を係止する係止部を有するとともに、前記荷箱及び前記荷受台の他方側に設けられた係合部材とを備え、
前記係止部が、上下方向に移動可能な状態で前記係合部材に設けられていることを特徴とするものである。
この場合、上記係止部が長孔に沿って上下方向に移動することにより被係合部材が当該係止部に係止されることとなり、荷受台の固縛を簡単な構成で行うことができる。
図1は本発明の一実施形態による荷受台のロック装置を設けた車体を、その後方側から見た斜視図であり、図2は上記荷受台を水平に展開した状態を車体上方側から見た平面図である。図において、この貨物自動車の車体1には、バン型の荷箱2が搭載されている。荷箱2は、平坦な床面2aを有し、後部に設けられた両開き(観音開き)の扉2bを開けて荷物の積み下ろしが行われる。各扉2bには、図示しない取っ手の操作により操作可能なロックバー2cが設けられている。
また、左側の扉2bは、荷受台31を格納したまま、開閉することができるようになっている。荷箱2の左側下方には、ステップ4が取り付けられており、積み下ろし作業時に作業者が踏み台としてこれを使用することができる。昇降装置30とステップ4との間には、コントロールボックス5が取り付けられており、この中に昇降装置30の油圧のパワーユニット及び操作スイッチが収められている。
また、上記荷受台昇降装置3は、昇降シリンダ301を車幅方向に挟むように配置された左右一対の側板304aを有する上アーム304と、上アーム304の車幅方向外側に設けられた左右一対の下アーム305とを備えている。これらの下アーム305は、フレーム302に溶接された左右一対の支持部306にそれぞれピン307を介して回動可能に取り付けられている。
また、上アーム304の左右の各回動端は、ピン312を介してリンク体313の一端と接続されている。また、各下アーム305の回動端は、ピン314を介してリンク体313の他端と接続されている。ピン307,311,312,314の4点を結ぶ四角形は平行四辺形であり、これにより、上アーム304と左右一対の下アーム305とは、左右それぞれにおいて、ピン311,307を支点とし、ピン312,314を作用点とする平行リンクを構成している。この昇降装置30の平行リンクには、荷受台31がピン312を回動中心としてリンク体313に支えられながら、垂直に格納された状態と、水平に展開された状態との間で回動可能に取り付けられている。
また、昇降装置30は、昇降シリンダ301を伸長動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を上方へ回動させ、荷受台31を上昇させることができる。そして、上記平行リンクに含まれたピン312を図3のU点まで上昇させたときに、荷受台31は最上昇位置となり、その荷受面31aが上記床面2aと合うことにより、当該荷受台31と荷箱2との間の荷物の移動が実施できるようになっている。
上記各下アーム305にはプレート317が取り付けられ、左右のプレート317間に補強部材(パイプ)318が水平に取り付けられている。この補強部材318の車幅方向寸法は、上記ステップ4の車幅方向寸法と合わせて、荷箱2の上記車幅Wの6割以上であるように設計されている。これにより、ステップ4及び補強部材318は、法令上のバンパとしての機能を備える。
上記係合部材7は、図4及び図5を参照して、荷箱2の側壁の後部側に取り付けられた平坦部71aを有するプレート71と、前記平坦部71aに垂直に設けられた平坦部72aを有し、当該平坦部72aが荷箱後端面に取り付けられたプレート72とを備えている。また、係合部材7には、プレート71,72により荷箱2に対して上下方向に移動可能に設けられるとともに、上記被係合部材8が係合されることにより、当該被係合部材8を係止する係止部としてのロックピン73とを備えている。
また、上記ロックピン73は、その一端側及び他端側が長孔71c,72cから外側に突出した状態で、これらの長孔71c,72c内に挿通されている。このロックピン73の一端側は長孔71cの開口よりも大きい寸法に形成されており、またその他端側には延設部72bの外側に設けられたワッシャ74及びスプリットピン75が取り付けられている。そして、ロックピン73は、各プレート71,72の延設部71b,72bを支持部として長孔71c,72c内を上下方向に移動可能な状態で支持されている。また、このロックピン73の下方側には、荷受台31を固縛したときに当該荷受台31のコーナーカバー32の上面などに当接するクッションゴム76が上記プレート72の平坦部72aに取り付けられている。
また、第2リンク部93は、上記設置プレート部10aに固定されたR軸に対し図示しない付勢バネによって図6(a)の時計回り方向に付勢された状態で、当該R軸を中心に回動可能に上記収納ケース内に取り付けられている。
また、ロックピン73の凹部93aへの当接に伴って、第2リンク部93は対応する付勢バネの付勢力に抗して反時計回り方向に回動し、同図(a)に二点鎖線にて示すように、当該リンク部93はロックピン73と当接した状態で上記設置プレート部10aに形成された開口部10c内に移動されて、この開口部10c内でロックピン73を保持する。また、このように第2リンク部93がロックピン73との当接に伴い反時計回り方向に回動すると、第1リンク部92及び操作レバー91はQ軸を中心に反時計回り方向に回動して、操作レバー91は上述のロック位置に移動される。
また、ロック装置6のロック解除の操作では、操作レバー91を上記ロック位置から解除位置に移動させると、第1及び第2リンク部92,93がQ軸及びR軸を中心にそれぞれ時計回り方向に回動することにより、ロックピン73が開口部10cの外部に出されて係合部材7と被係合部材8との係合状態が解除され、当該ロック装置6による固縛解除が行われる。
また、上記の説明では、荷受台31の幅が荷箱2の幅の約半分である荷受台昇降装置3を例に説明したが、本発明のロック装置はどのような幅の荷受台にも適用することができる。
また、上記の説明では、昇降シリンダ301を用いた昇降装置30を例に説明したが、荷受台31を昇降させる昇降装置はこれに限定されるものではなく、例えば車体後端に立設された左右一対のコラムと、このコラム内に配置され、上下方向に昇降するスライダとを有し、スライダに連結した荷受台を垂直昇降させる垂直昇降式の昇降装置にも適用することができる。
また、上記の説明では、略L字状のステー10によって被係合部材8を荷受台31に取り付けた構成について説明したが、上記ステー10の代わりに、荷受台31の使用時に当該荷受台背面に被係合部材8を退避できるようにヒンジ機能を有する取付部材によって被係合部材8を荷受台31に取り付けてもよい。
6 ロック装置
7 係合部材
71c,72c 長孔
73 ロックピン(係止部)
8 被係合部材
30 荷受台
Claims (2)
- 荷箱に沿って起立格納される荷受台を固縛するロック装置であって、
前記荷箱及び前記荷受台の一方側に設けられた被係合部材と、
前記被係合部材が係合されることにより、当該被係合部材を係止する係止部を有するとともに、前記荷箱及び前記荷受台の他方側に設けられた係合部材とを備え、
前記係止部が、上下方向に移動可能な状態で前記係合部材に設けられていることを特徴とする荷受台のロック装置。 - 前記係止部は、上下方向に延ばされた長孔に沿って当該上下方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の荷受台のロック装置。
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- 2003-10-07 JP JP2003348389A patent/JP4194467B2/ja not_active Expired - Lifetime
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