JP4195678B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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本発明は、貨物自動車に搭載され、荷物の積み降ろしに使用される荷受台昇降装置に関する。
起立格納式の荷受台昇降装置は、平行リンクを構成するアーム等を備えた昇降装置を上昇動作させ、その先端側に取り付けられた荷受台を荷箱の後扉に沿って起立させ、かつ、その状態でロックすることにより荷受台が「格納」される構造となっている。また、後扉を開けて、水平に展開された状態の荷受台と荷箱との間で荷物の移載をするときは、荷箱の床面の後端と荷受台の前端との間に、段差ができないように、かつ、なるべく隙間ができないようにする必要がある。そのため、昇降装置を所定の位置まで上昇動作させる必要があり、この所定の位置が、昇降装置の上昇端となるように構成されている。
一方、後扉の表面(車両後方側)には、扉ロックのため上下に延びるロックバーが取り付けられており、荷受台の格納時には、このロックバーと荷受台との干渉を避ける必要がある。そのため、昇降装置を上昇端より少し下方で止めることにより、荷受台とロック棒との間に隙間を確保する。
従って、昇降装置を2つの位置で選択的に止め得る構成が必要である。そのため、従来の荷受台昇降装置(例えば、特許文献1参照。)では、張出位置と格納位置との間で位置切換が可能なストッパを、昇降装置先端側の上昇端近傍の荷箱側に設け、扉を閉めることにより押し込まれたピンがストッパを張出位置に移動させるようになっている。張出位置にあるストッパは、昇降装置を、その上昇端より少し下方で停止させる。また、格納位置にあるストッパは、昇降装置が上昇端まで上昇動作することを妨げない。
実公平5−4436号(第2〜第3頁、第7図,第8図)
上記のような従来の荷受台昇降装置では、ストッパが荷箱側に設けられている。しかしながら、荷箱は軽金属を主体に作られており、さほど頑丈なものではない。従って、昇降装置のアームがストッパに当接したときの衝撃に耐えるための補強部材をストッパ周辺に設ける必要があり、そのために構造が複雑になるという問題点があった。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、ストッパ取付のための補強構造が不要な荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
本発明の荷受台昇降装置は、荷箱の扉に沿って起立格納が可能な荷受台と、前記荷箱を載せる車体に取り付けられ、当該取り付けのための取付基部を有し、前記荷受台を昇降させる昇降装置と、前記扉が閉鎖されたとき所定の動作を生じさせる検知装置と、前記取付基部に設けられ、上昇端より下方の所定位置に達した前記昇降装置と係合してこれを停止させる張出位置及び当該係合を回避する格納位置に切換動作可能なストッパ装置と、前記扉が閉鎖されたときの前記検知装置の動作に応じて前記ストッパ装置を張出位置に動作させ、それ以外のときは格納位置に動作させる中継装置とを備えたものである。
上記のように構成された荷受台昇降装置においては、ストッパ装置は、昇降装置の取付基部に取り付けられており、この取付基部は昇降装置を車体に取り付けるための頑丈な構造体である。
また、上記荷受台昇降装置において、検知装置は扉の閉鎖により移動するスライド部材であり、中継装置は、スライド部材と接続された回動板と、一端が回動板と接続され、かつ、その接続点は当該回動板の回動方向へ円弧状に位置調節可能であり、他端がストッパ装置側に接続されたロッドとを備えたものであってもよい。
この場合、接続点を円弧状に位置調節することにより、回動板の回動を効率よくロッドの軸方向への移動に変えることができる。従って、車高に応じて位置調節すれば、ロッドの移動量を一定量確保し、ストッパ装置を確実に切換動作させることができる。
本発明の荷受台昇降装置によれば、ストッパ装置は、昇降装置の取付基部に取り付けられており、この取付基部は頑丈な構造体である。そのため、ストッパ装置取付のための補強構造を必要とすることなく、簡素で頑丈なストッパ構造を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態による荷受台昇降装置の背面図であり、また、図2は、車体後方の斜視図である。図において、この貨物自動車の車体1には、バン型の荷箱2が搭載されている。荷箱2は、平坦な床面2aを有し、後部に設けられた両開き(観音開き)の扉2bを開けて荷物の積み下ろしが行われる。各扉2bには、図示しない取っての操作により操作可能なロックバー2cが設けられている。
荷受台昇降装置3は、右の扉側に寄せて荷箱2の右半分にコンパクトに設けられ、その荷受台301の幅W0(図1)は、荷箱の幅Wの約1/2である。この荷受台昇降装置3は、荷受台301を垂直に起立格納するタイプであり、使用時には荷受台301が水平に展開され、後述のアーム、シリンダ等の昇降装置300により昇降される。左側の扉2bは、荷受台301を格納したまま、開閉することができるようになっている。荷箱2の左側下方には、ステップ4が取り付けられており、積み下ろし作業時に作業者が踏み台としてこれを使用することができる。昇降装置300とステップ4との間には、コントロールボックス5が取り付けられており、この中に昇降装置300の油圧のパワーユニット及び操作スイッチが収められている。
次に、上記荷受台昇降装置3(荷受台301は省略する。)と、ステップ4及びコントロールボックス5とを取り付けて成るユニットに関して、図3を参照して詳細に説明する。(a)は当該ユニット100の平面図、(b)は背面図(車体後方から見た図)である。当該ユニット100においては、共通の支持基部となる角パイプのフレーム302の左側に、一対のステップステー6が溶接され、その後端部にステップ4が取り付けられている。また、ステップステー6に取り付けられたボックスステー7にコントロールボックス5が取り付けられている。ユニット100全体を車体に支持するための架装用ブラケット8は、一方のステップステー6にボルト締めにより取り付けられ、車幅方向へ若干の位置調節が可能となっている。
図4は、図3におけるIV矢視方向、すなわち右舷側から見た荷受台昇降装置3(荷受台301も仮想線で示す。)の側面図である。また、図5は、左舷側から見た昇降装置300(但し、一部の図示は省略する。)の斜視図である。図5において(図3,図4も参照。)、フレーム302に溶接された左右一対二組の支持部303にはそれぞれ、ピン304を介して下アーム305が回動可能に取り付けられている。また、フレーム302に溶接された支持部306には支持リンク307が取り付けられ、この支持リンク307にピン308を介して上アーム309が回動可能に取り付けられている。支持リンク307は、荷受台301のチルト動作を可能にするために設けられている。
図6は、上記上アーム309のみを示した図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。上アーム309は、車幅方向に互いに所定の距離を隔てた一対の側板310と、その先端同士をつなぐ補強板311と、この補強板311及び側板310に固定された連結パイプ312と、その連結パイプ312の左右両端に固定されたアーム先端部313と、側板310間に固定されたストッパ取付板314とを備え、これらが一体的に固定(溶接等)されることにより全体として実質的に単一体を構成しているものである。図示のように、上アーム309は、回動端側(右側)で左右に拡がって(オフセット寸法S)、下アーム305(図5)の回動端側に近接する形態を有している。
上記各側板310には、短い筒状のボス310aが埋め込まれるように溶接されており、このボス310a間に、ピン321(図5)が挿通される。ボス310aの溶接により側板310の当該部位の強度は向上し、また、側板310と補強板311や連結パイプ312との一体化によって、ボス310aからアーム先端部313に至る、機械的ストレスの非常に大きい部分に十分な強度が確保されている。荷受台301を昇降させるための昇降シリンダ322(図5)は一対の側板310間のスペースを有効利用して配置され、その一端(ピストン側)は、ピン321により側板310に軸着されている。昇降シリンダ322の他端(シリンダ側)は、支持リンク307に軸着されている。また、各アーム先端部313には、後述のピン315を挿通するための孔313a(図6)が形成されている。昇降シリンダ322に沿って並び立っている左右一対の側板310は、昇降シリンダ322に対する保護板のような役目も果たしており、昇降シリンダ322に物(例えば飛び石)が当たって傷付くことを防止する。
図4に戻り、上アーム309の左右の各回動端は、ピン315を介してリンク体316の一端と接続されている。ここで、前述のように、上アーム309の回動端側は、下アーム305の回動端側に近接する形態を有しているため、上記ピン315の長さを可及的に短くすることができる。ピン315にはせん断応力が作用するため、短い方が強度的に有利であり、従って、このような短いピン315により、ピン接続の強度を十分に確保することができる。
また、下アーム305の回動端がピン317を介してリンク体316の他端と接続されている。ピン304,308,315,317の4点を結ぶ四角形は平行四辺形であり、これにより、左右一対の下アーム305と、単一体の上アーム309とは、左右それぞれにおいて、ピン304,308を支点とし、ピン317,315を作用点とする平行リンクを構成している。荷受台301は、ピン315を回動中心として、リンク体316に支えられながら、垂直に格納された状態と、水平に展開された状態との間で回動可能に取り付けられている。
図7は、荷受台301を水平に展開した状態を右舷側から見た側面図である。垂直に格納されていた荷受台301をこのように水平に展開(手動)した後、扉2bを開く。その後、昇降シリンダ322を収縮動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を下方へ回動させ、荷受台301を下降させることができる。また、昇降シリンダ322を伸長動作させることにより、上アーム309及び下アーム305を上方へ回動させ、荷受台301を上昇させることができる。こうして、荷受台301を昇降させながら荷物の積み降ろしを行うことができる。また、下アーム305の先端若しくはリンク体316が着地してからさらに昇降シリンダ322(図5)を収縮動作させると、前述の支持リンク307(図4)の作用によりピン308(図4)の位置が若干後方へ移動し、荷受台301をチルト動作させることができる。
また、図3,図4において、上アーム309のストッパ取付板314にはボルト318が取り付けられ、これが、上アーム309の上昇回動時に支持部306に当接する。従って、ボルト318の突出長を調節することにより、上アーム309の上昇端(下アーム305の上昇端でもある。)を規定することができる。
上記各下アーム305にはプレート319が取り付けられ、左右のプレート319間に補強部材(パイプ)320が水平に取り付けられている。前述のステップ4の幅W1と、上記補強部材320の幅W2とは、(W1+W2)の値が、車幅(=荷箱2の幅W)の6割以上であるように設計されている。これにより、ステップ4及び補強部材320は、法令上のバンパとしての機能を備える。従って、専用のバンパを別途設ける必要がなく、その分、安価な構成とすることができる。
上記の荷受台昇降装置3は、図3において、ステップ4やコントロールボックス5と共にフレーム302に取り付けられ、また、上アーム309の左横には、平板状の架装用ブラケット9がフレーム302に溶接されている。この架装用ブラケット9と前述の架装用ブラケット8とを車体1のシャシフレーム1aに取り付けることにより、荷受台昇降装置3をステップ4やコントロールボックス5と共に、車体に簡単に取り付けることができる。また、一方の架装用ブラケット9が平板状であることにより、それ自体が車幅方向にスペースをとらず、荷受台昇降装置3全体のコンパクト化に寄与する。しかも、平板状の簡単な部材であるため、安価に製作できる。
また、シャシフレーム1aの後端部は、図3の(a)に示すように、荷受台昇降装置3の中途部分まで張り出しており、回動する各アーム305,309との干渉を避ける必要があるが、この張り出した部分が、上アーム309のオフセット寸法Sにより、内側の下アーム305の基端側と上アーム309の基端側との間にできる空間に位置するように、荷受台昇降装置3が配置されている。これにより、当該空間を有効利用してコンパクトに荷受台昇降装置3全体を取り付けることができる。
上記のような荷受台昇降装置3は、上アーム309が単一体であるためアームの本数が3本となる。また、上アーム309が単一体であることによって、その支持構成(支持部306,支持リンク307)、昇降シリンダ322、上昇ストッパ構成(ストッパ取付板314,ボルト318)、その他、チルト機構(支持リンク307による。)等、関連する各部の構成が1セットで足りることになる。従って、2セット必要としていた従来の構成に比べて、荷受台昇降装置3全体の構成が簡素になるとともに、安価にこれを製作することができるようになる。
一方、荷受台昇降装置3を使用せず(格納状態)、荷物の積み降ろしを行う場合には、図8に示すように片側の扉2bのみを開け、ステップ4を利用して作業者が乗り降りしながら、荷物の積み降ろしを行うことができる。従って、例えば軽量荷物等の場合に、荷受台301を格納状態としたまま、迅速に荷物の積み降ろしを行うことができる。
なお、上記実施形態では、荷受台301の幅が荷箱の幅の約半分である荷受台昇降装置3としたが、さらに幅の狭い荷受台を使用してもよいし、逆に、荷箱の幅の半分以上の幅を有する荷受台を使用することもできる。また、荷受台昇降装置3は、左側の扉の方に寄せて設けてもよい。
また、上記実施形態とは上アーム309と下アーム305との構造的特徴を逆にして、上アームを一対設け、その中間に単一体の下アームを配置する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、簡素な構成とすべく昇降シリンダ322は1本のみとしたが、これは、2本設けることを排除するものではなく、必要に応じて2本設けてもよい。
また、上記実施形態では、車両後方から見たとき、左右のシャシフレーム1a間に荷受台昇降装置3の一部が入り込む形で配置されているが、例えばシャシフレーム1aから車両側面までの距離が長い貨物自動車の場合には、荷受台昇降装置3を、片方のシャシフレーム1aの外側に配置することも可能である。
次に、ここまでは説明を省略したが、上記荷受台昇降装置にはアームの上昇を止める位置を切換可能なアーム上昇ストッパ機構が設けられる。以下、この機構について詳細に説明する。まず、ワイヤを用いたワイヤ式の構成について説明する。
図9は、荷受台昇降動作における上昇端での各アーム(上アーム309,下アーム305)と、そのアーム上昇ストッパ機構を構成する部材を示す側面図である。図において、荷箱2の床面2aの後端部には、支持部材10が一体に固定されている。この支持部材10の下方には、扉2b(図1)の開閉に応動することにより扉の閉鎖・非閉鎖を検知するように動作する検知装置11が取り付けられている。検知装置11は、支持基部12と、支持基部12に溶接されたパイプ13と、このパイプ13に内挿され、スライド可能なロッド14(スライド部材)とを備えている。また、支持基部12に軸着(ピン17)されたリンク16は、その下端がロッド14の平板状端部14aにピン接続され、他端がワイヤ15の端末15aにピン接続されている。上記リンク16は、ロッド14が右方へスライドすると、ピン17を中心に図示の位置から反時計回り方向に回動してワイヤ15を引っ張る。
上記ワイヤ15の行き先には、張出位置と格納位置とに切換動作可能なストッパ装置18が設けられており、このストッパ装置18は、架装用ブラケット9に取り付けられている。図11の(a)は、格納位置にあるストッパ装置18等の拡大図である。(a)において、ストッパ装置18は、コの字状のブラケット19と、このブラケット19に固定された一対(紙面に垂直な方向に隙間をあけて2枚)の支持板20と、これらの支持板20に対して回動自在に支持された軸21と、軸21に固定されたブロック23と、ブロック23に取り付けられたボルト24とを備えている。ブラケット19は、架装用ブラケット9に溶接されている。一方、ストッパ取付板314(図9も参照。)にはストッパ30が固定されており、その端部の当接部30aは、ブロック23に対向する位置に張り出している。このストッパ30はブロック23に当接することによりアーム(309,305)の上昇を規制するものであり、ストッパ装置18の一部を構成している。
また、このストッパ装置18を駆動する部材として、軸21に固定されたリンク22と、ブラケット19に立設されたばね掛け部材25と、一端がばね掛け部材25に、他端がリンク22に設けられたピン26にそれぞれ係止された引っ張りばね27と、ブラケット19に固定され、ワイヤ15を通す支持金具28と、リンク22に設けられ、ワイヤ15の端末15bを接続させるピン29とが設けられている。
なお、上記検知装置11側のリンク16からストッパ装置18側のリンク22に至る伝達経路上の部材並びに、ばね掛け部材25及び引っ張りばね27は、検知装置11の動作に応じてストッパ装置18を動作させる中継装置32を構成している。
上記のように構成されたストッパ装置18においては、引っ張りばね27により、リンク22がピン21を中心に時計回り方向に回動付勢されている。従って、ワイヤ15が緩んでいるときは、リンク22及びブロック23は、図9及び図11の(a)に示す位置にある。
図9において、車幅方向における上記ロッド14の位置は、昇降装置300から少し離れており、互いに干渉することはない。扉2b(図1)を開いて荷受台301を昇降させるときは、ロッド14の左端に当たるものは何もなく、従って、引っ張りばね27の付勢により、ボルト24は図9及び図11の(a)の位置にある。この状態では、既に説明したように、図9におけるストッパ取付板314のボルト318が支持部306に当接することをもって、各アーム(上アーム309,下アーム305)の上昇ストッパとしている。また、ボルト318の突出長の調節により、上昇端の調節が可能である。これにより、各アームを実質的に上昇端まで上昇回動させることができ、床面2aと荷受台301の荷受面との隙間をできるだけ小さく抑えることができる。一方、扉2bを閉めて荷受台301を起立格納するときは、ロックバー2c(図1)が後方へ突出していることにより、もし図9に示す位置まで各アームを上げたとすると、起立した荷受台301がロックバー2cと干渉しやすくなる。しかし、このような事態は以下のようにして回避される。
図10は、扉2bを閉じてロックバー2cによりロックした状態を示している。この状態ではロックバー2cが後方に突出する。扉2bには下方へ延びる当て板31が取り付けられており、扉2bを閉めることにより自動的に当て板31がロッド14を押す。従って、リンク16が反時計回り方向に回動し、ワイヤ15が引かれる。図11の(b)は、このようにして張出位置にあるときのストッパ装置18等の拡大図である。ワイヤ15が引かれることによりリンク22及びブロック23が引っ張りばね27に抗して反時計回り方向に回動する。従ってボルト24の頭部が回動し、ストッパ30の当接部30aに当接し得る位置に来る。この状態において、各アームを上昇させると、図10におけるボルト318が支持部306に当接する前に、ストッパ30の当接部30aがストッパ装置18のボルト24に当接し、各アームは、それ以上の上昇回動ができなくなる。従って、ロックバー2cと荷受台301との間には干渉防止に十分な隙間が確保され、干渉は確実に防止される。
上記の構成において、ストッパ装置18は、昇降装置300の取付基部である架装用ブラケット9に取り付けられており、この架装用ブラケット9は昇降装置300の取付基部として頑丈な構造体である。そのため、ストッパ装置18取付のための補強構造を必要とすることなく、簡素で頑丈なストッパ構造を提供することができる。
上記アーム上昇ストッパ機構はワイヤ式の構成であるが、以下、これとは異なるロッド式のアーム上昇ストッパ機構について、図12〜図15を参照して説明する。まず、荷箱の車高が高い車両について用いるアーム上昇ストッパ機構について説明する。
図12は、当該アーム上昇ストッパ機構を構成する部材を示す図である。図において、荷箱2の床面2aの後端部には、支持部材10が一体に固定されている。この支持部材10の下方には、扉2bの開閉に応動することにより扉の閉鎖・非閉鎖を検知するように動作する検知装置11が取り付けられている。検知装置11は、支持基部35と、支持基部35に溶接されたパイプ36と、このパイプ36に内挿され、スライド可能なロッド37(スライド部材)とを備えている。パイプ36には図示しないばねが内蔵されており、ロッド37が図の左方向(車両の後方)へ付勢されている。扉2bには当て板31が取り付けられており、この当て板31に押付部材38が取り付けられている。扉2bが閉鎖された状態では、当て板31に取り付けられた押付部材38により、ロッド37の左端部(後端部)のロッドヘッド37aが右方(前方)へ押し込まれている。
上記支持基部35には斜め上向きに支持片39が溶接されており、その先端に回動板40が軸着(ピン41)されている。また、回動板40は、その下部において、ロッド37の右端に軸着されている。さらに、回動板40の上部には、ピン41を中心とする円弧上に複数の調節孔40aが形成されており、その一つにピン42を介して直線状のロッド43が接続されている。回動板40は、ピン41を中心として、ロッド36のスライド運動により回動可能である。また、この回動により、ロッド43が軸方向に押し引きされる。
上記ロッド43の下端においては、前述の実施形態(図9,図10)と同様のストッパ装置18が架装用ブラケット9に設けられている。図15の(a)は、張出位置にあるストッパ装置18等の拡大図である。(a)において、ストッパ装置18は、前述の実施形態と同様のブラケット19と、支持板20と、軸21と、ブロック23と、ボルト24とを備えている。また、ストッパ装置18を駆動する部材として、前述の実施形態と同様に、リンク22と、ばね掛け部材25と、引っ張りばね27とが設けられている。ロッド43は、ピン44を介してリンク22と接続されている。
なお、図12において、上記支持片39から回動板40及びロッド43を介してストッパ装置18側のリンク22に至る伝達経路上の部材並びに、ばね掛け部材25及び引っ張りばね27は、検知装置11の動作に応じてストッパ装置18を動作させる中継装置45を構成している。
図13は、図12に示すアーム上昇ストッパ機構の一部の部材を、車両の後方側から見た図である。図示のように、リンク22及びロッド43は、ブラケット19やブロック23に対して軸21の方向にずれた位置にある。ブラケット19は、架装用ブラケット9に溶接されている。
上記のように構成された図12〜図15のストッパ装置18においては、引っ張りばね27により、リンク22がピン21を中心に時計回り方向に回動付勢されている。扉2bが開いているときは、リンク22及びブロック23は、図14及び図15の(b)に示す位置にある。すなわち、このとき、ストッパ装置18は格納位置にある。また、ロッド43は下方に引っ張られ、図14の回動板40が時計回り方向に回動してロッド37が左方(後方)へ移動している。なお、パイプ36に内蔵されたばねによっても、ロッド37が後方へ付勢される。図14に示すように、ロッドヘッド37aは荷箱2の後端より前方へ引っ込んでおり、扉2bが開放された状態においても、ロッドヘッド37aが積み下ろし作業の邪魔になることはない。また、不用意にロッドヘッド37aを押し込んでしまうこともない。
扉2bが開いている状態においては、既に説明したように、図14におけるストッパ取付板314のボルト318が支持部306に当接することをもって、各アーム(上アーム309,下アーム305)の上昇ストッパとしている。また、ボルト318の突出長の調節により、上昇端の調節が可能である。これにより、各アームを実質的に上昇端まで上昇回動させることができ、床面2aと荷受台301の荷受面との隙間をできるだけ小さく抑えることができる。
一方、扉2bを閉鎖して荷受台301を起立格納するときは、図12に示すように、扉2bを閉じてロックバー2cにより扉2bをロックする。扉2bの閉鎖により、押付部材38がロッドヘッド37aに当接してロッド37を前方へ移動させる。従って、回動板40がピン41を中心として反時計回り方向に回動し、ロッド43が引き上げられる。ロッド43が引き上げられることによりリンク22及びブロック23が引っ張りばね27に抗して反時計回り方向に回動する。従ってボルト24の頭部が回動し、ストッパ30の当接部30aに当接し得る位置に来る。この状態において、各アームを上昇させると、ボルト318が支持部306に当接する前に、ストッパ30の当接部30aがストッパ装置18のボルト24に当接し、各アームは、それ以上の上昇回動ができなくなる。従って、ロックバー2cと荷受台301との間には干渉防止に十分な隙間が確保され、干渉は確実に防止される。
上記の構成において、ストッパ装置18は、昇降装置300の取付基部である架装用ブラケット9に取り付けられており、この架装用ブラケット9は昇降装置300の取付基部として頑丈な構造体である。そのため、ストッパ装置18取付のための補強構造を必要とすることなく、簡素で頑丈なストッパ構造を提供することができる。
上記のロッド式のアーム上昇ストッパ機構を、荷箱の車高の低い車両に適用する場合について、図16〜図18を参照して説明する。図16及び図18は、荷箱の車高の低い車両に上記のロッド式のアーム上昇ストッパ機構を適用した場合の構成を示す側面図であり、図16は扉2b(図示省略。)を閉鎖したとき、図18は開放したとき(非閉鎖の状態としたとき)をそれぞれ示している。また、図17は、図16に示すアーム上昇ストッパ機構の一部の部材を、車両の後方側から見た図である。
図16において、ピン42を止める調節孔40aの位置が、図12とは異なっている。また、図12との比較により明らかなように、車高が低い場合にはストッパ装置18から見て検知装置11の相対位置が低くなる。
なお、図17において、ロッド43はピン44に挿通され、ナット46によってピン44に固定されている。このナット46の取付位置を調節することにより、ロッド43の有効長さを微調節することが可能である(図13には図示していないが、同様である。)。
図19の(a)は、図12及び図14の場合の、ピン42及びピン44の位置を示す略図である。また、(b)は、図16及び図18の場合の、ピン42及びピン44の位置を示す略図である。(a)の場合、ロッド43の姿勢が(b)に比べて立っており、ピン42の2つの位置間の移動量は、X方向(水平方向)よりZ方向(鉛直方向)に大きくなる。他方、(b)の場合、ロッド43の姿勢が(a)に比べて寝ており、ピン42の2つの位置間の移動量は、Z方向よりX方向に大きくなる。
ここで、(a)においては、図示のようにピン41−ピン42−ピン44によって形成される動作の前後の角度a1とa2とが、a2<90°<a1であることが好ましい。すなわち、動作の途中に90°を形成する状態を通過することが好ましい。また、動作の前後でのピン42,44の4つの位置が、概ね一直線状に並んでいることが好ましい。これにより、略一定の押付力を回動板40とロッド43との間に作用させて、ロッド43を効率よく駆動し、また、回動板40を効率よく回動させることができる。従って、(b)においても、ピン41−ピン42−ピン44によって形成される動作の前後の角度b1とb2とが、b2<90°<b1であることが好ましい。複数の調節孔40a(図12,図16)が設けられているのは、(a)においても(b)においても、上記の不等式を満たす角度を形成するためである。すなわち、ピン44から見たピン42の方向が変わっても、使用する調節孔40aを変えることにより、上記の不等式の関係を成立させ、動作の前後でのピン42,44の4つの位置が、概ね一直線状に並んでいるように調節することができる。
このように、車高に応じて調節孔40aを選択してピン42の位置を変えることにより、ロッド43の移動量を一定量確保し、ストッパ装置18を確実に切換動作させることができる。すなわち、複数の調節孔40aを設ける簡単な構成により、車高に関わらずストッパ装置18を確実に切換動作させることができる。なお、仮に、ピン42の位置を調節することができないとすると、例えば(a)に示すピン42,44の位置が、車高が低い場合には(c)に示すような位置関係となる。この場合、角度c1,c2は、90°<c2<c1となり、動作の途中に90°を形成する状態を通過することにはならない。この場合、回動板40の回動を効率よくロッド43の軸方向への移動に変えること(又はその逆)ができなくなる。
なお、上記の場合、調節孔40aは複数の孔としたが、図20に示すように、円弧状に連続した長孔の調節孔40bとしてもよい。図20の(a)及び(b)は車高が高い場合、(c)及び(d)は車高が低い場合の回動板40の動作を示す。(a)及び(c)は扉が閉鎖されたときの状態、(b)及び(d)は扉が開放されたときの状態を示している。
また、上記実施形態ではピン42の位置が回動板40より上になるように構成したが、図21及び図22に示すように、ピン42の位置が回動板40より下になるような構成であってもよい。図21は車高が高い場合であって、(a)は扉が閉鎖されたとき、(b)は扉が開放されたときの状態を示している。また、図22は車高が低い場合であって、(a)は扉が閉鎖されたとき、(b)は扉が開放されたときの状態を示している。
なお、上記アーム上昇ストッパ機構において、ストッパ装置18は架装用ブラケット9ではなくフレーム302,支持部303,306(図5)等に設けてもよい。要するに、昇降装置300を車体1に取り付けるための取付基部となり得る頑丈な部分に設ければよい。
また、上記実施形態ではボルト318を上アーム309側に取り付けたが、これは、下アーム305側に取り付けることもできる。
また、上記実施形態における中継装置45は機械的な構成のみであるが、中継装置に電気的手段を含めることもできる。例えば、検知装置11によってリミットスイッチ等を動作させるか又は検地装置11自体をリミットスイッチ等として、その出力信号に基づいてストッパ装置18をモータや電磁弁等により切換動作させる構成とすることもできる。
本発明の一実施形態による荷受台昇降装置の背面図である。 上記荷受台昇降装置の車体後方の斜視図である。 荷受台昇降装置等のユニットを示す平面図及び背面図である。 図3におけるIV矢視方向、すなわち右舷側から見た荷受台昇降装置(荷受台も仮想線で示す。)の側面図である。 左舷側から見た昇降装置(但し、一部の図示は省略する。)の斜視図である。 上アームの平面図及び側面図である。 荷受台を水平に展開した状態を右舷側から見た側面図である。 荷受台を格納状態としたまま片側扉を開けて荷物の積み降ろしをする状態を示す斜視図である。 荷受台昇降動作における上昇端での各アームと、その上昇ストッパ機構を構成する部材を示す側面図である。 荷受台の起立格納時における各アームと、その上昇ストッパ機構を構成する部材を示す側面図である。 (a)は図9に示すストッパ装置等の拡大図であり、(b)は図10に示すストッパ装置等の拡大図である。 他の実施形態によるアーム上昇ストッパ機構を備えた荷受台昇降装置を示す側面図であり、荷受台の起立格納状態を示す。 図12に示すアーム上昇ストッパ機構の一部の部材を、車両の後方側から見た図である。 図12に示すアーム上昇ストッパ機構を備えた荷受台昇降装置において扉が開かれ、荷受台が上昇端まで上昇した状態を示す側面図である。 (a)は図12に示すストッパ装置等の拡大図であり、(b)は図14に示すストッパ装置等の拡大図である。 上記他の実施形態によるアーム上昇ストッパ機構を荷箱の車高が低い車両に適用した状態を示す側面図であり、扉が閉鎖されたときの状態を示す。 図16に示すアーム上昇ストッパ機構の一部の部材を、車両の後方側から見た図である。 上記他の実施形態によるアーム上昇ストッパ機構を荷箱の車高が低い車両に適用した状態を示す側面図であり、扉が開放されたときの状態を示す。 (a)は、図12及び図14の場合の、ロッドの両端におけるピンの位置を示す略図である。また、(b)は、図16及び図18の場合の、同ピンの位置を示す略図である。(c)は、参考図としてピンの位置を示すものである。 リンクに長孔の調節孔を設けた他の実施形態によるアーム上昇ストッパ機構の一部を示す側面図であり、(a)及び(b)は車高が高い場合、(c)及び(d)は車高が低い場合のリンクの動作を示す。また、(a)及び(c)は扉が閉鎖されたときの状態、(b)及び(d)は扉が開放されたときの状態を示している。 さらに他の実施形態によるアーム上昇ストッパ機構を示す側面図であり、車高が高い場合であって、(a)は扉が閉鎖されたとき、(b)は扉が開放されたときの状態を示している。 図21に示すアーム上昇ストッパ機構を車高が低い場合に適用した側面図あり、(a)は扉が閉鎖されたとき、(b)は扉が開放されたときの状態を示している。
符号の説明
1 車体
2 荷箱
2b 扉
3 荷受台昇降装置
9 架装用ブラケット(取付基部)
11 検知装置
14 ロッド(スライド部材)
18 ストッパ装置
37 ロッド(スライド部材)
40 回動板
43 ロッド
45 中継装置
300 昇降装置
301 荷受台

Claims (2)

  1. 荷箱の扉に沿って起立格納が可能な荷受台と、
    前記荷箱を載せる車体に取り付けられ、当該取り付けのための取付基部を有し、前記荷受台を昇降させる昇降装置と、
    前記扉が閉鎖されたとき所定の動作を生じさせる検知装置と、
    前記取付基部に設けられ、上昇端より下方の所定位置に達した前記昇降装置と係合してこれを停止させる張出位置及び当該係合を回避する格納位置に切換動作可能なストッパ装置と、
    前記扉が閉鎖されたときの前記検知装置の動作に応じて前記ストッパ装置を張出位置に動作させ、それ以外のときは格納位置に動作させる中継装置と
    を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記検知装置は前記扉の閉鎖により移動するスライド部材であり、前記中継装置は、
    前記スライド部材と接続された回動板と、
    一端が前記回動板と接続され、かつ、その接続点は当該回動板の回動方向へ円弧状に位置調節可能であり、他端が前記ストッパ装置側に接続されたロッドと
    を備えたものである請求項1記載の荷受台昇降装置。
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