JPH08308321A - 施肥装置付苗植機 - Google Patents

施肥装置付苗植機

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Publication number
JPH08308321A
JPH08308321A JP11675695A JP11675695A JPH08308321A JP H08308321 A JPH08308321 A JP H08308321A JP 11675695 A JP11675695 A JP 11675695A JP 11675695 A JP11675695 A JP 11675695A JP H08308321 A JPH08308321 A JP H08308321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
mud
fertilizer
seedling planting
seedling
Prior art date
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Pending
Application number
JP11675695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP11675695A priority Critical patent/JPH08308321A/ja
Publication of JPH08308321A publication Critical patent/JPH08308321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泥土の表面に位置するノズルで肥料を泥土の
所定の深さに吹き込むようにして期布し、泥土に突入し
て前進する注入管を除去する。 【構成】 ノズル32が下向の姿勢で泥土の表面を前進
するように苗植杆22の横に設けられ、高圧ポンプ27
がタンク26内のペースト状の肥料をノズル32に送る
ように設けられ、上記の高圧ポンプ27とノズル32の
間にその間の流路を間欠的に開閉するインジェクタバル
ブ31が設けられている施肥装置付苗植機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、苗の移植と同時に圃
場にペースト状の肥料を散布する施肥装置付苗植機に用
いるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の施肥装置付苗植機は、注入管を苗
植杆の横で泥土に所要の深さに上から突入させて設け、
低圧ポンプでタンク内のペースト状の肥料をこの注入管
の先からしぼり出すように散布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この種の従
来の施肥装置付苗植機では、泥面を滑走するフロートの
下面から注入管が下向に大きく突入し、これが前進の抵
抗になったり、前進中にこれに雑草がからみ付き、泥面
が乱されて苗の移植に不具合が生じるおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、ノズル32が下向の姿勢で泥土の表面
を前進するように苗植杆22の横に設けられ、高圧ポン
プ27がタンク26内のペースト状の肥料をノズル32
に送るように設けられ、上記の高圧ポンプ27とノズル
32の間にその間の流路を間欠的に開閉するインジェク
タバルブ31が設けられている施肥装置付苗植機とし
た。
【0005】
【作用】この施肥装置付苗植機は、水田で運転すると、
苗植杆22が間欠的に苗を移植し、圃場に苗の条ができ
る。このとき、高圧ポンプ27がタンク26内のペース
ト状の肥料を、苗植杆22の横で泥土の表面上に位置し
ているノズル32に向けて高圧で送り、インジェクタバ
ルブ31がその流路を間欠的に開閉し、ノズル32から
泥土に噴出される肥料が所定の深さで間欠的となる。
【0006】
【効果】以上のように、この発明によると、泥土の表面
に位置しているノズル32から泥土の所定の深さにペー
スト状の肥料を散布するから、従来のように、注入管を
肥料の散布深さまで泥土に突入させる必要がない。従っ
て、この注入管が前進の抵抗となったり、これにからみ
付いた雑草が泥面を乱すようなおそれが解消される。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
および図2に示すように、走行車体1に苗植装置2が装
着されて苗植機が構成され、これにペースト式の施肥装
置3が装着されてその苗植機が施肥装置付となってい
る。
【0008】走行車体1は、つぎのように構成されてい
る。機体4の前後にそれぞれ1対の前輪5と後輪6が配
置され、中央部のエンジン7の動力を受けて回転するよ
うに出来ている。座席8がエンジン7の上に設けられ、
その前のステアリングハンドル9で前輪5が操舵される
ようになっている。支柱10が機体4の後部から上に伸
び、これに上下1対のリンク11,12の先端が回動自
在に取付けられている。このリンク11,12の後端が
縦向の作業機枠13に回動自在に取付けられ、これらで
平行リンクが構成される。油圧シリンダ14の先端が機
体4に取付けられ、これからピストンロッド15が斜後
上に伸び、その突端がリンク11と一体のアーム16に
接合し、ピストンロッド15が油圧シリンダ14から突
出すると、リンク11,12が反時計方向に回動して作
業機枠13が上昇し、ピストンロッド15が油圧シリン
ダ14内に戻ると、リンク11,12が時計方向に回動
して作業機枠13が下降するようになっている。
【0009】苗植装置2がつぎのように構成されてい
る。歯車箱17が前後方向のローリング軸18で作業機
枠13の下端部に揺動自在に取付けられている。薄い箱
型の苗載台19が歯車箱17の上に前上りの斜に配置さ
れ、6枚の集団苗を横並びに載せてエンジン7の動力で
左右に往復駆動されるように出来ている。横並びに配置
された3本の植付ケース20が歯車箱17から苗載台1
9の後端の下を通って後に伸び、それぞれの両横に長円
型の旋回ケース21が設けられている。1対の苗植杆2
2がそれぞれの旋回ケース21の両端に設けられ、その
先が上下に長い長円軌道で苗載台19の後端で交互に旋
回し、この6組の苗植杆22が上記のそれぞれの集団苗
を端から欠ぎ取って、泥土に移植するようになってい
る。両側部の中央から後が欠ぎ落されて上から見てT字
型をした3枚のフロート23が横並びに配置され、それ
ぞれのアーム24で歯車箱17に取付けられ、走行車体
1の前進で泥土の表面(泥面)を滑走するようになって
いる。なお、苗植杆22は、フロート23がT字型に欠
ぎ取られた位置で旋回し、上記の滑走でフロート23の
先端が整地したあとに苗を移植する。また、苗載台19
は、箱型の下端の壁が開放され、この開放された部分に
苗受板25が位置し、苗受板25に苗取口が後から欠ぎ
込んで設けられ、苗植杆22の先端がその苗取口を下向
に通り抜けるようにして旋回し、1株分の苗を欠ぎ取
る。
【0010】施肥装置3は、つぎのように構成される。
左右1対のタンク26が座席8の後で機体4に固定され
ている。高圧ポンプ27が1対のタンク26の間に設け
られ、タンク26内のペースト状の肥料を吸入管28を
通して吸い込み、これをアキュムレータ29を通して後
の高圧管30に吐き出すようになっている。高圧管30
の後端が2又に分かれ、それぞれのインジェクタバルブ
31に入っている。それぞれのフロート23のT字型に
欠ぎ取られた部分の前に薄板部23aが形成され(図
3)、これに横向の長孔23bが設けられ、この長孔2
3bを通してノズル32が下向に取付けられている。1
つのフロート23に対して、左右のノズル32はそれぞ
れの苗植杆22の内側に位置し、かつ、長孔23bによ
って左右に移動し、苗植杆22との横の間隔が調整され
る。それぞれのインジェクタバルブ31から3本の枝管
33が突出し、後端がそれぞれのノズル32に連結され
ている。高圧ポンプ27から伸びた高圧管34が調圧弁
35を経由して戻り管36でタンク26に連なってい
る。そしてレバー37を操作すると、調圧弁35が作動
して高圧ポンプ27が高圧管30内に吐出される肥料の
圧力が調整されるように出来ている。圧力計38が調圧
弁35の入口に設けられ、高圧管30,34内の圧力を
表示するようになっている。
【0011】そのため、走行車体1を水田で前進させる
と、フロート23が泥面を滑走して整地し、その整地跡
に苗植杆22が苗を移植する。このとき、フロート23
の薄板部23aに下向に取付けられたノズル32が泥面
に沿って苗植杆22の横で前進する。タンク26内のペ
ースト状の肥料が高圧ポンプ27で吐き出され、この肥
料がインジェクタバルブ31で間欠的に上記のノズル3
2に供給され、このノズル32から所定の深さに泥土内
に高圧(200kg/cm2〜350kg/cm2)で吹き込まれる。
【0012】なお、図5のように、ノズル32から噴出
される肥料の圧力が周期的に変更されるように設け、深
層施肥と浅層施肥が周期的に行なわれるように構成する
ことができる。このとき、その周期は、移植される苗の
ピッチと必ずしも一致させる必要がない。調圧弁35や
圧力計38をタンク26の上面よりも低い位置に設ける
と、苗載台19に対する苗の補給に支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した施肥装置付苗植機の側面図
【図2】その要部の平面図
【図3】その1部の拡大した平面図
【図4】その苗植機が作業した圃場の切断背面図
【図5】他の実施例の苗植機が作業した圃場の切断側面
【符号の説明】
22 苗植杆 26 タンク 27 高圧ポンプ 31 インジェクタバルブ 32 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル32が下向の姿勢で泥土の表面を
    前進するように苗植杆22の横に設けられ、高圧ポンプ
    27がタンク26内のペースト状の肥料をノズル32に
    送るように設けられ、上記の高圧ポンプ27とノズル3
    2の間にその間の流路を間欠的に開閉するインジェクタ
    バルブ31が設けられている施肥装置付苗植機。
JP11675695A 1995-05-16 1995-05-16 施肥装置付苗植機 Pending JPH08308321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11675695A JPH08308321A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 施肥装置付苗植機

Applications Claiming Priority (1)

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JP11675695A JPH08308321A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 施肥装置付苗植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08308321A true JPH08308321A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14694970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11675695A Pending JPH08308321A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 施肥装置付苗植機

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JP (1) JPH08308321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002262613A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機
US7777288B2 (en) * 2004-02-09 2010-08-17 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device and fabrication method therefor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002262613A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機
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