JP2000041449A - 土壌灌注機 - Google Patents

土壌灌注機

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JP2000041449A
JP2000041449A JP10212948A JP21294898A JP2000041449A JP 2000041449 A JP2000041449 A JP 2000041449A JP 10212948 A JP10212948 A JP 10212948A JP 21294898 A JP21294898 A JP 21294898A JP 2000041449 A JP2000041449 A JP 2000041449A
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JP
Japan
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soil
liquid
application
injection nozzle
machine
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Pending
Application number
JP10212948A
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English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌面に機械的でなく、噴射ノズルによる液
圧で簡単に施用穴を開けて、粉粒体を施用する。 【解決手段】 液体を高圧で噴射させて土壌面に施用穴
Aを掘る噴射ノズル1と、この噴射ノズル1の後側にあ
って該施用穴Aに粉粒体Bを供給する粉粒体供給装置2
を設けてなる土壌灌注機の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧力で液体を
土壌面に向けて噴射しながら施用穴を形成して、この後
側に肥料や消毒剤等の粉粒体を供給する土壌灌注機に関
し、施肥機や播種機、土壌消毒機等に利用できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の土壌灌注機は、
肥料や薬剤等を溶した液体を高圧力で土壌中に噴射する
もので、粉粒体を直接施用でき難い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、液体を高圧
で噴射させて土壌面に施用穴Aを掘る噴射ノズル1と、
この噴射ノズル1の後側にあって該施用穴Aに粉粒体B
を供給する粉粒体供給装置2を設けてなる土壌灌注機の
構成とする。
【0004】
【発明の効果】土壌灌注機を走行させながら、噴射ノズ
ル1で液体を高圧力で土壌中に噴出して施用穴Aを掘
る。これと同時に粉粒体供給装置2で粉粒体Bを該施用
穴Aに供給する。このように液体噴射で形成される施用
穴Aに粉粒体Bを用時供給することによって、特別の施
用溝を形成するための作溝器等を設けることなく、粉粒
体B自体をそのまま使用でき、粉粒体供給装置2との組
合せにより構成を簡潔化でき、施用穴Aに施用される粉
粒体Bは、この施用穴Aを形成する液体によって土壌と
の付着性も良く安定施用できる。
【0005】
【発明の実施の形態】土壌灌注機は、乗用トラクタの後
部に装着される。トラクタ車体3は、ステアリングハン
ドル4で操向自在の前車輪5と、操縦席6側方部の後車
輪7とを有し、前部のボンネット8内に搭載のエンジン
の駆動で伝動回転して走行できる。9はフェンダー、1
0はロプスを兼ねた簡易ルーフである。
【0006】車体3の後端部には、リフトアーム11の
油圧力による上下回動でリフトロッド12で連結される
ロワリンク13と、トップリンク14とからなる三点リ
ンク機構を介して土壌灌注機を装着して、昇降可能とす
る。前記土壌灌注機は、三点リンク機構に装着のベース
15上に、下部ボックス16と、上部の液タンク17
と、後部の高圧噴射ノズル1と、下端部の粉粒体供給装
置2と等を配置装着する。
【0007】前記高圧噴射ノズル1から液タンク17内
の水を噴射させる回路構成は、車体3側のPTO軸18
から駆動される液体ポンプ19によって、液タンク17
内の水を圧力室20にくみ出して、調圧弁21や電磁弁
22、高圧ホース23等を介して噴射ノズル1から下方
の土壌中へ噴射させる。24は液タンク17内の水に薬
剤を混入するときの薬剤ネット、25は液体ポンプ17
への吸出口部に設けられるフィルター、26はアキュー
ムレータ、27は前記調圧弁21から液タンク17内へ
環流される戻りホース28の先端部に設けられる拡散ノ
ズルで、還元液を液タンク17内の薬剤ネット24へ噴
射させて、液タンク17の薬剤や肥料等と水との混合を
良好に行わせる。
【0008】前記電磁弁22は、コントロールボックス
29からの出力信号によって開閉される。30はコント
ロールボックス29へ入力するスイッチボックス、31
はバッテリである。これらは該液体ポンプ19等と共に
下部ボックス16内に設けられる。前記噴射ノズル1
は、横方向のツールバー32に沿って一定の間隔に配置
され、このツールバー32がベース15後端のブラケッ
ト33で取付支持される。又、この噴射ノズル1は土壌
面に向けて垂直状に噴射するように設けられる。
【0009】又、前記粉粒体供給装置2は、下部ボック
ス16内に配置されて、粉粒体を収容するホッパー35
から繰出装置34によって繰出される粉粒体を、シュー
ター36で流下案内して土壌面へ落下させる。これら各
噴射ノズル1とシューター36とは、前後方向に接近し
て設けられて、噴射ノズル1が前側に位置して土壌面に
水を高圧噴射して施用穴Aを形成すると共に、この形成
される施用穴Aに、後側のシューター36によって流下
させる粉粒体Bを落下供給させるように構成している。
【0010】37は土壌面を滑走するソリ板で、前記ベ
ース15の下方に取付けられる。このソリ板37には各
噴射ノズル1やシューター36の対向位置に、適宜径の
施用口38を設けている。この施用口38上の各噴射ノ
ズル1やシューター36等の関係位置は、一定の高さに
維持する構成として、泥土が噴射ノズル1やシューター
36等に附着しないように設定している。
【0011】前記繰出装置34は、電磁シャッター39
によってタンク35内の薬剤粉粒体Bをシューター36
へ繰出させる。前記コントロールボックス29からの電
磁弁22と電磁シャッター39とのパル出力は適宜の時
間差tを有するように設定している。又、この時間差
は、作業条件等に応じてコントローラで演算しながら決
められるように構成するもよい。
【0012】土壌灌注装置を下降させてソリ板37を接
地させて、前進しながら、又は、前進中に間欠的に前進
を停止しながら、コントロールボックス29のコントロ
ーラからのパルス出力によって、電磁弁22を開くと、
ポンプ19から送られる高圧水が噴射ノズル1から噴射
されて、施用口38下の土壌面に適宜深さの施用穴Aが
形成される。
【0013】この電磁弁22の出力後t時間遅れて出力
されるパルス信号によって電磁シャッター39が開かれ
て、粉粒体Bがシューター36を流下案内されて、該施
用穴A内に落下供給される。これら施用穴Aの周面は噴
射ノズル1からの噴出水による十分な水分を有するもの
であるから、粉粒体Bの附着し易い状態にあり、施用穴
Aの粉粒体Bの施用を安定させる。
【0014】図6、図7において、上例と異なる点は、
前記粉粒体供給装置2に代えて、薬液(原液)Cを噴出
させる電磁弁40を設けて、液タンク17の水を電磁弁
22で噴射させながら、電磁弁40から薬液Cを噴出混
合させて、この噴射ノズル1で形成される施用穴Aに注
入させるものである。41は薬液タンク、42は液体ポ
ンプで、前記液体ポンプ19よりも低圧で液圧する。4
3は電磁弁40の開きによって噴出される薬液噴出ノズ
ルである。この噴出ノズル43は、前記噴射ノズル1の
噴射液部に向けて薬液Cを噴出させて衝突させる。これ
によって水に薬液Cを混合させて土壌中へ注入させる。
これら各電磁弁22,40のパルス出力は同期して行わ
れる。
【0015】図8において、上例と異なる点は、前記ソ
リ板37上に噴射ノズル1を設けた形態の土壌灌注機
を、トラクタ車体3の昇降連結リンク44に装着して牽
引しながら灌注作用を行う場合、ゴルフ場のグリーンの
如き地面Gをできるだけ損傷させないように作業させ
る。昇降連結リンク44の先端にスライダー45を横方
向の軸46の回りに前後回動自在に連結し、このスライ
ダー45をソリ板37上の前後方向に架設された案内軸
47に嵌合させて、前後摺動自在に設ける。このような
スライダー45の支持構成は、ソリ板37の左右両側部
において構成される。
【0016】各案内軸47に沿ってスライダー45の前
後にはばね48,49を設けて、案内軸47の前後中央
部にスライダー45を弾発案内するように構成してい
る。前進F時は、ソリ板37と地面Gとの間の摩擦抵抗
によって、前側のばね48に抗してスタイダー45が案
内軸47の前部に移動される。又、後進R時は、逆にば
ね49に抗してスライダー45が移動される。更に単に
昇降連結リンク44による上昇U時には、スライダー4
5は案内軸47の中央部に位置した状態で、ソリ板37
が地面Gから上昇される。
【0017】このようにソリ板37は常時地面Gと平行
状を維持されるために、前縁や後縁で局部的に地面Gを
押圧することがなく、地面Gにディボットを形成した
り、引っ掻き溝の形成等を少くすることができる。図9
において、上例と異なる点は、前記トラクタ車体3の
前、後車輪5,7を、ゴルフ場のグリーン上での作業走
行では、ターフタイヤ50の両側にのみブロックパター
ン51を形成したタイヤに取替えて用いる。
【0018】前記液タンク17の水量の増減によってタ
ーフタイヤ50のグリップ力を変化させる。ターフタイ
ヤ50の空気圧を無くした場合Nでは、ブロックパター
ン51部が中央部の坊主部52とほぼ同平面に沿う状態
となっている。ターフタイヤ50に空気圧を入れて作業
走行するとき、液タンク17の水量が多いときLは、扁
平度が大きく、坊主部52はもとより左右両側部のブロ
ックパターン51部をも地面Gに接地させて、牽引力を
増す。
【0019】又、液タンク17の水量が少くなるとH、
ターフタイヤ50の膨みによってブロックパターン51
が地面Gから離れて坊主部52の中央部による踏圧域を
集中するようになり、牽引力を低下させる。このためブ
ロックパターン51部による地面の損傷を少くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】噴射ノズル部の側面図。
【図2】その液圧回路図と、出力パルスチャート。
【図3】噴射ノズル部ブロック図。
【図4】側面図。
【図5】背面図。
【図6】一部別実施例を示す噴射ノズル部の側面図。
【図7】その液圧回路図と出力パルスチャート。
【図8】一部別実施例を示す噴射ノズル部の作用側面
図。
【図9】一部別実施例を示すトラクタタイヤ部の作用正
面図。
【符号の説明】
1 噴射ノズル 2 粉粒体供給装置 A 施用穴 B 粉粒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を高圧で噴射させて土壌面に施用穴A
    を掘る噴射ノズル1と、この噴射ノズル1の後側にあっ
    て該施用穴Aに粉粒体Bを供給する粉粒体供給装置2を
    設けてなる土壌灌注機。
JP10212948A 1998-07-28 1998-07-28 土壌灌注機 Pending JP2000041449A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006179875A (ja) * 2004-11-29 2006-07-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザ処理装置、レーザ処理方法及び半導体装置の作製方法
US8188402B2 (en) 2004-11-29 2012-05-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser treatment apparatus, laser treatment method, and manufacturing method of semiconductor device
CN103460879A (zh) * 2013-09-29 2013-12-25 赵刚 穴式追肥机
CN109121574A (zh) * 2018-10-24 2019-01-04 大团结农业股份有限公司 一种苗木种植用快速松土施肥装置
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