JPH10165075A - 土壌液体散布機の散布量調節装置 - Google Patents

土壌液体散布機の散布量調節装置

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Publication number
JPH10165075A
JPH10165075A JP32413796A JP32413796A JPH10165075A JP H10165075 A JPH10165075 A JP H10165075A JP 32413796 A JP32413796 A JP 32413796A JP 32413796 A JP32413796 A JP 32413796A JP H10165075 A JPH10165075 A JP H10165075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
nozzle
ejection
soil
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP32413796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Haruto Maruyama
春人 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH10165075A publication Critical patent/JPH10165075A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌液体散布機において、土壌深さに応じて
散布域を調節する。 【解決手段】 ポンプPの駆動により吐出される液体を
先端のノズル1から噴出散布させる液圧回路2を有した
土壌液体散布機において、車体の各間欠走行停止時の該
ノズル1からの間欠的液体噴出の噴出回数を設定する噴
出量設定器4を設けてなる散布量調節装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土壌中に水、消
毒液等の液体を高圧噴射で注入する土壌液体散布機にお
いて、その液体の散布量を調節する散布量調節装置に関
する。土壌液肥を注入する施肥機にも利用しうる。又、
ゴルフ場や、果樹園等の土壌管理にも用いられる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】土壌中深く薬剤液や液
肥等を散布するには、ノズルからの噴出圧力を強くする
だけでなく、液量を多くする必要がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポンプPの
駆動により吐出される液体を先端のノズル1から噴出散
布させる液圧回路2を有した土壌液体散布機において、
車体3の各間欠走行停止時の該ノズル1からの間欠的液
体噴出の噴出回数を設定する噴出量設定器4を設けてな
る散布量調節装置の構成とする。
【0004】
【発明の効果】ポンプPの駆動によってタンク内の液体
が液圧回路2を経てノズル1から噴出されて土壌中に散
布される。この散布機は、噴出量設定器4によって、間
欠走行停止時のノズル1からの間欠的液体噴出の噴出回
数を設定しておけば、車体3が一定距離を走行して停止
した時にノズル1から液体が一定時間毎に間欠的に設定
回数に亘って噴出される。この設定回数の液体噴出が終
ると車体3が走行されて一定距離の走行位置で停止さ
れ、同様の間欠的液体噴出が行われる。
【0005】このため、ノズル1からの液体噴出は間欠
的噴出を繰返して行われるものであるから、液体噴出圧
力を低下させないで、しかも、この間欠的噴出回数を含
む噴出量を噴出量設定器4によって設定しうるために、
土壌中深くに液体を浸透させることができ、作業操作も
簡単化でき、土壌条件や深さ等に応じた液体散布を行う
ことができる。
【0006】
【実施例】トラクタ車体3に薬液散布機を装着して、土
壌面や、作物等に薬液を噴霧散布する形態について説明
する。車体3は、ステアリングハンドル5で操向できる
前車輪6や、後車輪7を有して、前部のボンネット8下
に搭載のエンジンに伝動駆動して走行しうる。9は操縦
席で、左右のフェンダー10間に設けられ、この上方に
はルーフ11を有した安全フレーム12を設けている。
【0007】液体散布機は、車体3の後部に装着され、
リフトアームによって昇降されるロアリンクやトップリ
ンク等による三点リンク機構13によって装着支持され
る。この三点リンク機構13に装着される作業フレーム
14に、液体を収容するタンク15を設け、又、該タン
ク15から液体を吸入して液圧回路2へ吐出させるポン
プPを設け、更に後部下側には、上下回動可能のアーム
17を設け、この先端に左右横方向のノズルパイプ18
を取付け、ノズルパイプ18に沿って噴霧ノズル1を配
列している。又、このようなノズルパイプ18は、横方
向に複数に分けて配置している。各ノズルパイプ18の
上側にはノズルカバー19を設けている。
【0008】車体4のPTO軸16によってポンプPを
駆動することによって、タンク15内の薬液をフィルタ
ー20を経て吸入しながら、液圧回路2の調圧弁21側
へ吐出し、この調圧弁21から調圧タンク22側へ送り
出し、各ノズルパイプ18へ分配して、ノズル1から下
方へ向けて噴霧する。この調圧弁21で設定された余液
は戻りパイプ23を経てタンク15内へ還元される。
【0009】マイコンを有するコントローラCPUに
は、コントローラCPU作動をする噴出スイッチ25を
有し、噴出量設定器4であるスイッチボックス24にお
けるダイヤル形態の量スイッチ26と、モードスイッチ
27とを有する。この量スイッチ26は、電磁弁V1,
V2のパルス作動のオンタイムの長さを変えることによ
り、ドライバー28を経て電磁弁V1,V2の開き量に
よってノズル1からの液体噴出量を調節設定できる。
又、モードスイッチ27は、ダイヤル形態で、該電磁弁
V1,V2を連続して開いた状態にして連続散布を行わ
せる連続モードと、電磁弁V1,V2を一定時間おきに
間欠的に開閉する回数を3〜6回に選択する発数モード
とに切替えできる。
【0010】車体3は走行クラッチの自動的切りによっ
て一定走行距離毎に間欠的に停止する。この停止によっ
て噴出スイッチ25がONして液体噴出作用が行われ
る。モードスイッチ27と量スイッチ26とで液体噴出
量を設定しておく。連続モードとするときは走行停止の
間は連続して量スイッチ26で設定された量の液体がノ
ズル1から噴出され、土壌中に散布される。又、発数モ
ードにするときは、一定時間毎に設定回数に亘って間欠
的に噴出される。
【0011】このようにして、設定回数の電磁弁V1,
V2による間欠的液体噴出が終ることにより、走行クラ
ッチが自動的に入りになって一定距離間走行され、次の
間欠的走行停止により上記と同様の液体噴出を行う。こ
のような間欠的噴出において、液体の噴出浸透深さを深
くするときは、量スイッチ26により一回当りの噴出量
を多くし、発数モードをモードスイッチ27で多くすれ
ばよい。
【0012】なお、作物の消毒を行う薬液散布では、ノ
ズル1を噴霧形態のノズルにしてモードスイッチ27を
連続モードに切替えることによって通常の噴霧作業を行
うこともできる。又、前記モードスイッチ27によるモ
ードとして、ノズル1を土壌中に突き刺して液体を噴出
注入する形態では、前記ノズル1による液体噴出回数を
設定すると共に、ノズル1の土壌中への刺込深度を各回
数毎に順次深くするように構成するもよい。
【0013】図4〜図6において、上例と異なる点は、
ノズル1をアーム17の昇降によって土壌中に突き刺す
ことができ、突き刺した状態で液体噴出できる。タンク
15は車体3の後部に直接搭載している。走行伝動装置
には油圧無段変速装置(HST)を用い、HSTペタル
29を踏んでトラニオン軸30の回りに後側の中立位置
へ戻し回動することによって、HSTを中立位置として
走行を停止させ、このとき開始スイッチ31がONされ
てA、この結果スイッチボックス24の噴出量設定器4
で設定された回数の電磁弁V1〜V4の開きによって液
体噴出が行われる。又、このHSTペタル29を前側へ
踏込回動すると、車体の走行が前進されると共に、開始
スイッチ31がOFFしてB、電磁弁V1〜V4が閉じ
た状態となり、液体噴出は一旦停止される。
【0014】なお、スイッチボックス24の噴出量設定
器4は、前記量スイッチ26の他に、間欠的走行距離の
間隔調節を行いうる間隔設定ダイヤル32を有する。
又、前記モードスイッチ27に代えて、連続噴出を開始
したり停止するように切替える連続噴出スイッチ33
や、ダイヤル34操作で設定された回数の間欠的噴出を
ON,OFFする定回噴出スイッチ35等を有する。3
6は各部の警報ランプである。37はアームスイッチ
で、前記ノズル1を支持するアーム17を昇降操作する
ものである。
【0015】定回噴出スイッチ35をONすると共に、
開始スイッチ31が走行停止によってONされると、前
記液圧回路2の電磁バルブV1〜V4が順次開閉され
て、設定回数繰返して開閉される。HSTペタル29を
操作して前進するBと、開始スイッチ31のOFFによ
って次の走行停止を待つ。図7において、上例と異なる
点は、前記トラクタ車体3に代えて、歩行形態の車台3
8、前車輪39、後車輪40、及びハンドル41等を有
したもので、ハンドル41の操作で走行操縦しながらノ
ズル1から液体噴出を行わせる。ハンドル41には前記
噴出スイッチ25をON,OFFするためのスイッチレ
バー42を有し、このスイッチレバー42を把持するこ
とにより、噴出スイッチをONさせて前記電磁弁V1,
V2を開いてノズル1から液体を噴出させる。43はク
ラッチレバーで、これを操作することにより走行クラッ
チを入り切りして走行及び停止を行わせる。Eは各部を
駆動するエンジンである。
【0016】図8において、上例と異なる点は、前記ノ
ズル1を、車台38下の前車輪39と後車輪40との間
にパンタグラフリンク44によって昇降可能に装着した
腹部装着形態とするもので、前進F、後進R共に作業性
を良好にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体散布制御のブロック図、スイッチボックス
部の平面図、及び散布制御のフローチャート。
【図2】液体散布装置のブロック回路図。
【図3】トラクタの側面図。
【図4】一部別実施例を示すトラクタの斜視図、スイッ
チボックス部の平面図、その一部の作用を示す側面図。
【図5】その液体散布装置のブロック回路図。
【図6】その制御タイムチャート、及び制御フローチャ
ート。
【図7】歩行形態の液体散布機の平面図と、側面図。
【図8】一部別実施例を示す一部の側面図と、背面図。
【符号の説明】
1 ノズル 2 液圧回路 3 車体 4 噴出量設定器 P ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプPの駆動により吐出される液体を
    先端のノズル1から噴出散布させる液圧回路2を有した
    土壌液体散布機において、車体3の各間欠走行停止時の
    該ノズル1からの間欠的液体噴出の噴出回数を設定する
    噴出量設定器4を設けてなる散布量調節装置。
JP32413796A 1996-12-04 1996-12-04 土壌液体散布機の散布量調節装置 Pending JPH10165075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32413796A JPH10165075A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 土壌液体散布機の散布量調節装置

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JP32413796A JPH10165075A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 土壌液体散布機の散布量調節装置

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Publication Number Publication Date
JPH10165075A true JPH10165075A (ja) 1998-06-23

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ID=18162558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32413796A Pending JPH10165075A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 土壌液体散布機の散布量調節装置

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JP (1) JPH10165075A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043211A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Kobashi Kogyo Co Ltd 畦塗り機
JP2009082050A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 畦塗り機
JP2013520178A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 ビーエーエスエフ アグロ ベー.ブイ.(ヴェーデンスヴィル ブランチ) 殺虫剤を注入する注入装置及び構造物に隣接した土壌に殺虫剤を注入する方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043211A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Kobashi Kogyo Co Ltd 畦塗り機
JP2009082050A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 畦塗り機
JP2013520178A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 ビーエーエスエフ アグロ ベー.ブイ.(ヴェーデンスヴィル ブランチ) 殺虫剤を注入する注入装置及び構造物に隣接した土壌に殺虫剤を注入する方法

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