JP2530038Y2 - 自走式噴霧機の噴霧機構 - Google Patents

自走式噴霧機の噴霧機構

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JP2530038Y2
JP2530038Y2 JP7774290U JP7774290U JP2530038Y2 JP 2530038 Y2 JP2530038 Y2 JP 2530038Y2 JP 7774290 U JP7774290 U JP 7774290U JP 7774290 U JP7774290 U JP 7774290U JP 2530038 Y2 JP2530038 Y2 JP 2530038Y2
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JP
Japan
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water
self
hose
propelled sprayer
stock solution
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JP7774290U
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JPH0437563U (ja
Inventor
三良 小川
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は園芸ハウス等において、畝間を無人で走行し
ながら、左右の畝間の作物に薬剤と水を別々に噴霧する
機構に関する。
(ロ)従来技術 従来から、無人で走行しながら薬剤を噴霧する自走式
噴霧機に関する技術は公知とされているのである。例え
ば実開平1−73032号公報や、実公平1−11333号公報に
記載の如き技術である。
(ハ)考案が解決すべき課題 しかし該従来の技術においては、噴霧機構は1系統の
みであり、またホースにより供給するのは水と混合した
状態の薬液であり、潅水のみを行いたい場合には、薬液
の変わりにホースにより水だけを供給する必要があるの
である。
故に完全に薬液噴霧と潅水とは別々の作業であり、2
回に分けて自走式噴霧機を走行させる必要があったので
ある。
本考案はこのような従来技術の不具合いを解消する為
に、薬液の噴霧と潅水とを一度に行うことが出来るよう
に構成したものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
無人で畝間を走行しながら、ホース巻取リール8に巻
取ったホース11を畝間に載置し、左右の作物に噴霧を行
う自走式噴霧機において、自走式噴霧機の機体フレーム
F上に原液タンク12を搭載し、ホース11の端部から供給
するのは水のみとし、該供給された水と原液タンク12内
の原液とを噴霧する防除ノズル3と、水のみを噴霧する
潅水ノズル1とを別に設けたものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本考案の自走式噴霧機の噴霧機構の作業状態
の前面図、第2図は自走式噴霧機の側面図、第3図は本
考案の液圧回路図である。
第1図において、園芸ハウス内の畝間を本考案の自走
式噴霧機が無人で走行するのである。
そしてハウスの外に水タンク23を配置し、動力ポンプ
22により供給する水をホース10により防除ノズル3と潅
水ノズル1に供給するのである。
該ホース11はホース巻取リール8に巻取っており、機
体が前進すると共に、ホース11を畝間に引き出し載置し
て行くのである。逆に後退する場合には、引き出して畝
間に載置したホース11をホース巻取リール8を逆に駆動
回転して巻き戻して行くのである。
このような自走式噴霧機の噴霧機構を、上方に延びた
噴霧杆2に設けた防除ノズル3と、下方に配置した潅水
ノズル1L・1Rにより構成したものである。
該防除ノズル3は背の高い作物Aの葉や実の部分に薬
液を噴霧し、潅水ノズル1は作物Aの根元の部分に潅水
するのである。
次に第2図と第3図において、本考案の要部を説明す
る。
機体フレームFの前部に前輪5・5を支持し、後部に
後輪6・6を支持している。そして駆動モーターMによ
り前輪5・5と後輪6・6の4輪の全てを駆動してい
る。
機体フレームFの前部に駆動モーターMを載置し、後
部にバッテリー26を搭載している。また機体フレームF
の中央上部にホース巻取リール8を載置し、ホース11を
巻取・引き出し可能としている。
機体の前部に原液タンク12を載置し、その下方にフロ
ーデバイダ13やフローコントロール弁14・19を配置して
いる。
これらの装置を透明カバー29付きのボンネットカバー
28により被覆している。
また機体の前部に前部接触センサー4か配置されてお
り、後部にも後部接触センサー10が配置されている。該
前部接触センサー4と後部接触センサー10により畝間の
端部を検出して、駆動モーターMを逆転し、畝間の前進
・後進を切り換えるのである。
そしてボンネットカバー28の外側の前部に噴霧杆2を
立設し、該噴霧杆2には複数の防除ノズル3を固設して
いる。また下方より左右に突出して、潅水ノズル1を配
置している。
そして動力ポンプ22から供給されるのは水だけであ
り、該水に原液を加え無いで直接に潅水ノズル1に供給
し、潅水を行うのである。
防除ノズル3には、原液タンク12からの原液を水に混
合して、薬液として供給し噴霧するのである。
次に第3図において回路を説明する。
園芸ハウスの外部に配置された水タンク23には、水の
みしか入れられていないのであり、ホース11の内部を圧
送されるのは水である。そして圧力スイッチ21により水
が送られているかどうかを検出し、一定以下の圧力の場
合には、停止バルブ16に信号を送って噴霧を停止する。
また混合割合設定スイッチ24が設けられており、該混
合割合設定スイッチ24により設定した割合となるよう
に、フローコントロール弁19が原液タンク12からの薬液
を自動調節するのである。
また原液タンク12とフローコントロール弁19との間に
は、原液停止バルブ18が設けられており、防除ノズル3
からも潅水する場合には原液停止バルブ18により原液の
流出を停止する。
また制御部からの信号によりフローコントロール弁14
を制御されて、潅水量の自動制御も可能としている。
またホース11からの水をフローデバイダ13において、
防除ノズル3の方向と潅水ノズル1の方向に分岐してお
り、該分岐後の防除ノズル3への流量を調節する水量セ
ンサー20が設けられている。該水量センサー20からの信
号に基づいて、電子制御装置Cよりの信号によりフロー
コントロール弁19を自動調節し、常時混合割合を一定に
するものである。
27は無線操縦回路のメインスイッチである。
電子制御装置Cに対して、検出信号として送信される
のは、水量センサー20の信号と、圧力スイッチ21の信号
と、混合割合設定スイッチ24からの信号とメインスイッ
チ27の信号であり、該電子制御装置Cにて該検出信号を
比較判断後に、制御信号が送信されるのは、フローコン
トロール弁14・19と原液停止バルブ18と停止バルブ16で
ある。
これらの電子制御装置Cを中心とする自動制御によ
り、常時混合割合設定スイッチ24により設定された濃度
の薬液が噴霧されるのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、自走式噴霧機が畝間を一回走行するだけで、
薬液の葉部分への薬液の散布と、根元部への潅水の2作
業が同時に出来るのである。
故に、従来の如く薬液散布の為と潅水の為の2回に分
けて自走式噴霧機を走行させる必要が無くなったのであ
る。
第2に、ホース11により供給するのは水だけであり、
自走式噴霧機に搭載した原液タンク12内の薬液をフロー
コントロール弁19により混合割合を調節しながら供給す
ることにより、噴霧作業の途中においても、自由に混合
割合設定スイッチ24の設定値を変更することにより、薬
液の濃度を変更することが可能となったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自走式噴霧機の噴霧機構の作業状態の
前面図、第2図は自走式噴霧機の側面図、第3図は本考
案の液圧回路図である。 1……潅水ノズル 2……噴霧杆 3……防除ノズル 12……原液タンク 13……フローデバイダ 14,19……フローコントロール弁 22……動力ポンプ 23……水タンク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無人で畝間を走行しながら、ホース巻取リ
    ール8に巻取ったホース11を畝間に載置し、左右の作物
    に噴霧を行う自走式噴霧機において、自走式噴霧機の機
    体フレームF上に原液タンク12を搭載し、ホース11の端
    部から供給するのは水のみとし、該供給された水と原液
    タンク12内の原液とを噴霧する防除ノズル3と、水のみ
    を噴霧する潅水ノズル1とを別に設けたことを特徴とす
    る自走式噴霧機の噴霧機構。
JP7774290U 1990-07-20 1990-07-20 自走式噴霧機の噴霧機構 Expired - Lifetime JP2530038Y2 (ja)

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JPH0437563U JPH0437563U (ja) 1992-03-30
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