JP3179158B2 - 背負式動力噴霧機の間欠散布装置 - Google Patents

背負式動力噴霧機の間欠散布装置

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JP3179158B2 JP32045191A JP32045191A JP3179158B2 JP 3179158 B2 JP3179158 B2 JP 3179158B2 JP 32045191 A JP32045191 A JP 32045191A JP 32045191 A JP32045191 A JP 32045191A JP 3179158 B2 JP3179158 B2 JP 3179158B2
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New Delta Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田や果樹園等におい
て、オペレーターが背負った状態で作物の間を歩行しな
がら消毒作業を行う、背負式動力噴霧機の間欠散布装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オペレーターが背負った状態で移
動することのできる背負式動力噴霧機に関する技術は、
公知のものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の背負式動力噴霧
機における薬剤の散布作業は、噴口からの薬剤の連続散
布により行われているのである。しかし、このような薬
剤の連続散布では、一定の間隔に植えられている作物に
薬剤を散布するときに、オペレーターの歩行速度により
薬剤の散布量が不均一になり、オペレーターが作物に一
定量ずつ同じだけの薬剤を散布しようとすると、該散布
作業が長時間におよぶ場合には、大変面倒で疲れ易くな
るのである。そこで、本発明は、一定の間隔に植えられ
ている作物に薬剤を散布する時に、オペレーターの歩行
速度に合わせて作物に薬剤を一定量ずつ間欠散布するこ
とのできる背負式動力噴霧機を構成することを目的とす
るのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以上の如
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。バッテリーを電源とした背負式動力噴霧機に
おいて、電磁弁1とON/OFFタイマーTとコントロ
ーラCとを設け、ON/OFFタイマーTの設定時間毎
に、コントローラCにより制御されている電磁弁1がO
N、OFF状態に制御されることにより電磁弁1が開閉
され、噴口部4から吐出される薬剤を間欠的に散布可能
な構成とし、更に、作物を検知するセンサー5を噴口部
4に設け、該センサー5を作物に近づけて反応させ、コ
ントローラCを作動させることにより、センサー5が作
物を検知している間は、前記ON/OFFタイマーTに
設定した電磁弁1の開閉時間に合わせて自動的に電磁弁
1の開閉を行うべく構成したものである。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。一定の間隔に植
えられている作物に薬剤を散布する場合において、コン
トローラCの切換スイッチ6を自動位置Aに設定し、作
物の間隔とオペレーターの歩行速度に合わせてON/O
FFタイマーTの設定時間を設定し、メインスイッチ7
をONの状態にすると、モータMの動力にてポンプPが
作動し、該ポンプPがタンク8の薬剤を吐出し、前記コ
ントローラCに制御されているON/OFFタイマーT
が設定時間毎にON、OFFの状態になることにより電
磁弁1が開閉する。該電磁弁1の開閉により、一頭の噴
口2又は二頭の噴口3から一定量の薬剤を自動的に間欠
散布することができるのであり、該二頭の噴口3は、散
布方向の調節を自在に行うことができるのである。ま
た、噴霧ノズル9の噴口部4に設けられているセンサー
5は、作物に近づけると反応し、離すと反応しないよう
に構成されているので、該センサー5を作物に近づけて
反応させ、コントローラCを作動させることにより、セ
ンサー5が作物を検知している間は、前記ON/OFF
タイマーTに設定した電磁弁1の開閉時間に合わせて自
動的に電磁弁1の開閉を行うことができるのである。
【0006】
【実施例】次に、添付の図面に示した本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、背負式動力噴霧機における噴
霧間欠散布装置の要部を示す正面図、図2は、噴霧間欠
散布装置の制御回路図、図3は、自在調節可能な二頭の
噴口3を有する噴霧ノズル9の正面図である。
【0007】図1において、背負式動力噴霧機の全体の
構成について説明する。背負フレーム14は、合成樹脂
の一体ブロー成形により構成しており、背負フレーム1
4上部は、タンクTを構成し、該タンクTには、蓋体1
5が被装されている。背負フレーム14の下部は、背当
板を当接する背当フレーム16と左側補強側壁17と右
側補強側壁18とバッテリー載置フレーム19により構
成し、該バッテリー載置フレーム19には、バッテリー
Bが載置され、該バッテリーB上方のタンクTの下面に
は、モータMとポンプPが配設されている。背当フレー
ム16とタンクTの下面とバッテリー載置フレーム19
と左側補強側壁17と右側補強側壁18により凹部を構
成して、バッテリーBとモータMとポンプPを保護し、
該凹部には、バッテリーカバーが被覆されるのである。
【0008】前記左側補強側壁17と右側補強側壁18
は、二重壁構造であり、左側補強側壁17内部には、メ
インスイッチ7が配置され、右側補強側壁18内部に
は、薬液パイプ20が貫通され、該薬液パイプ20は、
ポンプPに接続されており、該薬液パイプ20の先端に
は、ノズルレバー10と噴霧ノズル9が配設されてい
る。該噴霧ノズル9の先端には、噴口部4が構成されて
いる。このように構成することにより、ポンプPにより
タンク8内の薬剤を吐出し、該薬剤を噴霧ノズル9先端
の噴口部4の噴口2から作物に噴霧散布することができ
るのである。
【0009】図2において、前記背負式動力噴霧機にお
る噴霧間欠散布装置の構造について説明する。薬液パ
イプ20には、電磁弁1を設け、該電磁弁1とバッテリ
ーBの間には、ON/OFFタイマーTとコントローラ
Cを配設し、該コントローラCには、切換スイッチ6を
接続し、噴霧ノズル9の先端の噴口部4には、作物を検
知するセンサー5を配設し、該センサー5は、前記コン
トローラCに接続しているのである。
【0010】前記コントローラCは、バッテリーBを電
源とし、切換スイッチ6を自動位置Aにし、メインスイ
ッチ7をONの状態にすることにより、ON/OFFタ
イマーTが作動し、電磁弁1が開閉を行うのである。前
記ON/OFFタイマーTの時間設定は、0.5秒から
5秒の間で設定するこどができるのである。また、コン
トローラCの切換スイッチ6を手動位置Hにすると、前
記電磁弁1は、開放された状態のままにすることができ
るのである。このように構成することにより、前記電磁
弁1の開閉に合わせて、作物に一定量の薬剤を自動的に
間欠散布することができるのであり、また、手動により
従来の如く連続散布も行えるのである。
【0011】以上のような構成において、一定の間隔に
植えられている作物に薬剤を散布する場合には、コント
ローラCの切換スイッチ6を自動位置Aに設定し、該作
物の間隔とオペレーターの歩行速度に合わせて、ON/
OFFタイマーTの設定時間を設定し、メインスイッチ
7をONの状態にすると、モータMの動力にてポンプP
が作動し、該ポンプPがタンク8内の薬剤を吐出する。
前記コントローラCに制御されているON/OFFタイ
マーTが、設定時間毎にON、OFFの状態になること
により電磁弁1が開閉し、該電磁弁1の開閉により、前
記薬剤を噴霧ノズル9先端の噴口部4の噴口2から作物
に噴霧散布することができるのである。前記、噴口2
は、一頭であるが、図3に示す如く、二頭の噴口3を取
り付けることもできるのであり、該二頭の噴口3は、薬
剤の散布方向を自在に調節できるように構成されてい
る。
【0012】前記噴霧ノズル9の噴口部4に設けられて
いるセンサー5は、作物に近づけると反応するように構
成されており、該センサー5が作物を検知することによ
り、コントローラCに信号が送られ、該信号によりコン
トローラCが電磁弁1を開放させるのであり、そして、
該センサー5は作物から離すと反応しないので、コント
ローラCに信号が送られず、該コントローラCにより電
磁弁1は閉じられるのである。また、前記の電磁弁1の
開閉時間をON/OFFタイマーTにより設定すること
ができるように構成することにより、前記センサー5が
作物を検知している間は、自動的に電磁弁1の開閉を設
定時間に合わせて行うことができるのである。以上のよ
うに電磁弁1の開閉をセンサー5にて制御することによ
り、作物に一定量の薬剤を自動的に散布することができ
るのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上のような構造及び実施例
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。薬剤の自動噴霧散布時には、間欠散布時間の設定を
行うことが可能であり、一定の間隔に植えられている作
物に薬剤を散布する場合において、オペレーターの歩行
速度に合わせて、間欠散布時間を設定することにより、
該作物に薬剤を一定量ずつ散布することができるので、
作物の育成の均一化を図ることができるのであり、オペ
レーターの疲労の減少を図ることができ、オペレーター
は長時間の散布作業を行うことができるのである。ま
た、噴霧ノズル9の噴口部4に設けられているセンサー
5は、作物に近づけると反応し、離すと反応しないよう
に構成されているので、該センサー5を作物 に近づけて
反応させ、コントローラCを作動させることにより、セ
ンサー5が作物を検知している間は、前記ON/OFF
タイマーTに設定した電磁弁1の開閉時間に合わせて自
動的に電磁弁1の開閉を行うことができるので、オペレ
ーターの歩行速度に関係なく、作物に薬剤を一定量ずつ
散布することができ、オペレーターの疲労の減少を図る
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】背負式動力噴霧機における噴霧間欠散布装置の
要部を示す正面図である。
【図2】噴霧間欠散布装置の制御回路図である。
【図3】自在調節可能な二頭の噴口3を有する噴霧ノズ
ル9の正面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 一頭の噴口 3 二頭の噴口 4 噴口部 5 センサー 6 切換スイッチ 7 メインスイッチ 8 タンク B バッテリー C コントローラ T ON/OFFタイマー M モータ P ポンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−75370(JP,A) 実開 昭62−99365(JP,U) 実開 昭56−42353(JP,U) 実開 昭61−147184(JP,U) 実開 昭62−140967(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01M 7/00 B05B 9/08 B05B 12/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーを電源とした背負式動力噴霧
    機において、電磁弁1とON/OFFタイマーTとコン
    トローラCとを設け、ON/OFFタイマーTの設定時
    間毎に、コントローラCにより制御されている電磁弁1
    がON、OFF状態に制御されることにより電磁弁1が
    開閉され、噴口部4から吐出される薬剤を間欠的に散布
    可能な構成とし、更に、作物を検知するセンサー5を噴
    口部4に設け、該センサー5を作物に近づけて反応さ
    せ、コントローラCを作動させることにより、センサー
    5が作物を検知している間は、前記ON/OFFタイマ
    ーTに設定した電磁弁1の開閉時間に合わせて自動的に
    電磁弁1の開閉を行うべく構成したことを特徴とする背
    負式動力噴霧機の間欠散布装置
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