JP3757033B2 - 無線操縦式ヘリコプターに搭載する薬剤散布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線操縦式ヘリコプターに搭載される薬剤散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から無線操縦式ヘリコプターに薬剤散布装置を搭載して、薬剤を空中散布する技術は公知となっている。
例えば、特開平7−163223号の技術である。該無線操縦式ヘリコプターに搭載される薬剤散布装置は、薬剤を収納するタンクと、該薬剤を空中で散布する散布器と、前記タンクから前記散布器に薬剤を案内するパイプと、前記薬剤の流量を調整する仕切り弁とを備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の無線操縦式ヘリコプターに搭載される薬剤散布装置は、仕切り弁によって薬剤の流量を調整することができたのであるが、散布幅は単一であった。そのため、薬剤を散布する場合に、広い範囲においては、何度も往復散布する必要があり、狭い範囲においては、重複する部分が多くなり、不必要な範囲へ散布して薬剤を浪費したり、薬害が生じたりしていた。
この不具合をなくすには、散布器を交換して散布幅を変更する必要があり、煩雑な作業を伴っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
空中にて薬剤を散布する無線操縦式ヘリコプター9に搭載される薬剤散布装置において、機体左右に散布幅の異なる散布器5A・5Bを設け、該散布器5Aは広い範囲の散布幅Waとし、散布器5Bは、狭い範囲の散布幅Wbとし、該散布器5A・5Bはソレノイド4a・4bにより開閉される開閉バルブ4・4を具備し、該ソレノイド4a・4bはコントローラCに接続され、該コントローラCに接続されている受信機10を介して地上からの無線機11の操縦により開閉操作可能とし、該無線機11の操作または手動により、ソレノイド4a・4bを介して開閉バルブ4・4を開閉し、前記散布器5A・5Bを単独もしくは両方作動可能とし、該散布器5Aを単独で作動させると、やや広い散布幅Waで薬剤を散布し、該散布器5Bを単独で作動させると、狭い範囲の散布幅Wbで薬剤を散布し、散布器5A・5Bの両方を作動させると、散布幅WaとWbを組み合わせた広い範囲の 散布幅Wwで薬剤を散布し、散布幅を変更可能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明は、この実施例に限定されるものではなく、本明細書及び添付された図面の記載事項全体から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に広く及ぶものである。即ち、実施例においては粒剤の散布装置を用いて説明するが、散布器を液体用や粉体用の散布器に交換し、液体や粉剤等を散布装置に応用する事も考えられる。
【0006】
図1は本発明に係わる一実施例の側面図であり、図2は本発明に係わる一実施の正面図である。
図1、図2に示す無線操縦式ヘリコプターに搭載される薬剤散布装置において、薬剤を収納するタンク1は、無線操縦式ヘリコプター9の下部から、両側面へ延設して搭載されており、該タンク1の下部両端には、収納された薬剤を導くダクト2・2が連通されており、該ダクト2・2の下部に開閉バルブ4・4を介在して散布器5A・5Bが接続されている。また、該無線操縦式ヘリコプター9の機体内部には、図示していないエンジンに搭載された発電機があり、この発電機が発生する電力は図示していない整流回路を介して図示していないバッテリに蓄電される。
【0007】
タンク1に収納された薬剤は自重によりダクト2に入り、該ダクト2に導入された薬剤は開閉バルブ4を介して落下し、散布器5A・5Bに供給される。該開閉バルブ4・4は、ソレノイド4a・4bにより開閉され、該ソレノイド4a・4bは図6に示すように、コントローラCに接続され、該コントローラCに接続されている受信機10を介して地上からの無線機11の操縦により開閉操作される。また、前記開閉バルブ4・4の構成に代えて、サーボモーターの駆動によってシャッターが開閉される構成とすることもできる。
【0008】
開閉バルブ4・4の下部には散布器5A・5Bが設けられ、該散布器5A・5Bは、機体正面から見て左右下部に2つ設けられており、縦軸心回りに回転可能に設けられたインペラ6A・6Bと該インペラ6A・6Bの上側を同心状に覆うカバー7・7と該インペラ6A・6Bを回転駆動するモータ3・3を備えている。該モータ3・3はバッテリまたは整流回路を介して発電機より供給される電力によって駆動され、該モータ3・3の駆動の制御は前記コントローラCを介して無線操縦によって行われる。
【0009】
該モータ3・3によって回転駆動される該インペラ6A・6Bは、回転によりダクト2より落下した薬剤を水平方向に放出するように構成されている。またこの散布器5A・5Bには、必要に応じて該カバー7の前周縁部からインペラ6A・6Bの周囲に延出された制限板8が設けられ、これにより、薬剤の放出方向を制限する。
【0010】
図3は本発明の一実施例において、一方の散布器の作動時の正面図、図4は本発明の一実施例において他方の散布器の作動時の正面図、図5は本発明の一実施例において散布器の両方作動時の正面図である。
図3、図4、図5において、散布器5A・5Bは両方の同時作動と、何れか一方のみの単独作動を切り換えて薬剤を散布できるようにしており、その作動の制御はコントローラCを介して、地上からの無線操縦によって行われる。そして、前記散布器5Aの散布幅Waと散布器5Bの散布幅Wbは異なるように構成されている。
【0011】
従って、無線機11の操作または手動によりバルブを開閉して、該散布器5Aを単独で作動させると図3に示すようにやや広い散布幅Waで薬剤を散布することができ、該散布器5Bを単独で作動させると図4に示す狭い範囲の散布幅Wbで薬剤を散布でき、散布器5A・5Bの両方を作動させた場合は、散布幅は図5に示すように、散布幅WaとWbを組み合わせた広い範囲の散布幅Wwとなり、薬剤を散布することができる。
このようにして、圃場の周囲や最後の残り部分等では、その幅に合わせて散布器5Aまたは散布器5Bを選択して、狭い範囲で散布して、圃場周囲に薬害が及ぶことを防止し,圃場の中央部では散布器5A・5Bの両方を作動させて、広い範囲で散布して作業時間を短縮するようにしている。この散布幅の切換は無線機11によって簡単に行え、散布器の付け替え等の作業は不要となるのである。
【0012】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏するものである。
空中にて薬剤を散布する無線操縦式ヘリコプター9に搭載される薬剤散布装置において、機体左右に散布幅の異なる散布器5A・5Bを設け、該散布器5Aは広い範囲の散布幅Waとし、散布器5Bは、狭い範囲の散布幅Wbとし、該散布器5A・5Bはソレノイド4a・4bにより開閉される開閉バルブ4・4を具備し、該ソレノイド4a・4bはコントローラCに接続され、該コントローラCに接続されている受信機10を介して地上からの無線機11の操縦により開閉操作可能とし、該無線機11の操作または手動により、ソレノイド4a・4bを介して開閉バルブ4・4を開閉し、前記散布器5A・5Bを単独もしくは両方作動可能とし、該散布器5Aを単独で作動させると、やや広い散布幅Waで薬剤を散布し、該散布器5Bを単独で作動させると、狭い範囲の散布幅Wbで薬剤を散布し、散布器5A・5Bの両方を作動させると、散布幅WaとWbを組み合わせた広い範囲の散布幅Wwで薬剤を散布し、散布幅を変更可能としたので、所望の散布幅は散布器の選択だけでよく、散布幅の異なる散布器に交換する必要がなくなり、その交換の手間も省ける。
また、散布器を単独もしくは両方作動可能としたので、広い範囲に散布を行う場合は両方の散布器を作動させて広い幅で薬剤の散布が行え、狭い範囲に散布を行う場合には、所望の幅の一方の散布器を作動させることで散布を行え、余分な薬剤の散布による浪費を抑え、薬剤を効率よく散布することができる。
また、必要以上の範囲に薬剤を散布することがないため周辺の人や家畜に薬害を与える恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の側面図である。
【図2】 本発明の一実施例の正面図である。
【図3】 本発明の一実施例において一方の散布器の作動時の正面図である。
【図4】 本発明の一実施例において他方の散布器の作動時の正面図である。
【図5】 本発明の一実施例において両方の散布器の作動時の正面図である。
【図6】 本発明の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 タンク
2 ダクト
3 モータ
4 開閉バルブ
5A・5B 散布器
7 カバー

Claims (1)

  1. 空中にて薬剤を散布する無線操縦式ヘリコプター9に搭載される薬剤散布装置において、機体左右に散布幅の異なる散布器5A・5Bを設け、該散布器5Aは広い範囲の散布幅Waとし、散布器5Bは、狭い範囲の散布幅Wbとし、該散布器5A・5Bはソレノイド4a・4bにより開閉される開閉バルブ4・4を具備し、該ソレノイド4a・4bはコントローラCに接続され、該コントローラCに接続されている受信機10を介して地上からの無線機11の操縦により開閉操作可能とし、該無線機11の操作または手動により、ソレノイド4a・4bを介して開閉バルブ4・4を開閉し、前記散布器5A・5Bを単独もしくは両方作動可能とし、該散布器5Aを単独で作動させると、やや広い散布幅Waで薬剤を散布し、該散布器5Bを単独で作動させると、狭い範囲の散布幅Wbで薬剤を散布し、散布器5A・5Bの両方を作動させると、散布幅WaとWbを組み合わせた広い範囲の散布幅Wwで薬剤を散布し、散布幅を変更可能としたことを特徴とする無線操縦式ヘリコプターに搭載する薬剤散布装置。
JP21734397A 1997-08-12 1997-08-12 無線操縦式ヘリコプターに搭載する薬剤散布装置 Expired - Fee Related JP3757033B2 (ja)

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