JP2565116Y2 - 散布機 - Google Patents
散布機Info
- Publication number
- JP2565116Y2 JP2565116Y2 JP1992005439U JP543992U JP2565116Y2 JP 2565116 Y2 JP2565116 Y2 JP 2565116Y2 JP 1992005439 U JP1992005439 U JP 1992005439U JP 543992 U JP543992 U JP 543992U JP 2565116 Y2 JP2565116 Y2 JP 2565116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- engine
- fertilizer
- crop
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、管理機を列状に植立せ
る作物の間を走行させながら薬液を左右の作物に向けて
噴射する散布機に関する。
る作物の間を走行させながら薬液を左右の作物に向けて
噴射する散布機に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常の圃場又は温室等にて作物を列状に
して栽培する際の薬剤散布は、背負式動力噴霧機、又は
散粉機、若しくは手動防除機にて行っていた。また、防
除ロボットとして走行車にエンジン、ポンプ及び噴管を
装着したものが既に提案された。
して栽培する際の薬剤散布は、背負式動力噴霧機、又は
散粉機、若しくは手動防除機にて行っていた。また、防
除ロボットとして走行車にエンジン、ポンプ及び噴管を
装着したものが既に提案された。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記背負式のものはい
ずれも噴管を手で操作するので、薬剤を作物の裏側まで
散布することはできるが、散布機の重量が全部人体に負
荷されるので極めて重労働である。また、リモコン方式
のものは作業は楽であるが、噴管を機枠に固定していた
ので、薬剤を作物の葉の裏側に散布することが困難で作
業精度が低かった。
ずれも噴管を手で操作するので、薬剤を作物の裏側まで
散布することはできるが、散布機の重量が全部人体に負
荷されるので極めて重労働である。また、リモコン方式
のものは作業は楽であるが、噴管を機枠に固定していた
ので、薬剤を作物の葉の裏側に散布することが困難で作
業精度が低かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、車輪を有する
機枠にエンジンを搭載した管理機において、前記機枠
に、上記エンジンにより駆動されるポンプとそれに接続
したタンクとポンプで圧送した薬液を作物に散布する左
右一対の噴管を装着し、それらの噴管を常時上下前後に
変移移動させる駆動装置に連動連結したことにより前述
の課題を解決した。
機枠にエンジンを搭載した管理機において、前記機枠
に、上記エンジンにより駆動されるポンプとそれに接続
したタンクとポンプで圧送した薬液を作物に散布する左
右一対の噴管を装着し、それらの噴管を常時上下前後に
変移移動させる駆動装置に連動連結したことにより前述
の課題を解決した。
【０００５】
【作用】エンジンにより走行装置及びポンプ並びに噴管
を駆動すると、ポンプはタンク内の薬液を吸入して噴管
に圧送し、圧送された薬液は左右の噴管の噴口から作物
に向けて噴射される。その際、噴管は常時前後上下位置
に変移移動するので、作物の葉は各方向に揺れ動き、そ
れにより葉の裏側にまで満遍無く散布することができ
る。
を駆動すると、ポンプはタンク内の薬液を吸入して噴管
に圧送し、圧送された薬液は左右の噴管の噴口から作物
に向けて噴射される。その際、噴管は常時前後上下位置
に変移移動するので、作物の葉は各方向に揺れ動き、そ
れにより葉の裏側にまで満遍無く散布することができ
る。
【０００６】
【実施例】本考案を図面に示す点注施肥機を兼ねた散布
機について説明すると、管理機は主フレーム１に装着し
たミッションケース２と、エンジン３と、ミッションケ
ース２の下部に軸支されていて強制駆動される左右一対
の車輪５，５と、主フレーム１の前部に下部が広がるよ
うに軸支した左右一対の補助車輪６，６と、斜め後方へ
立ち上がったハンドル７とからなり、エンジン３の後部
には、吸入口が上方のタンク８にサクションホース９を
介して接続されたポンプ１０を装着し、主フレーム１の
前部に立設した支柱１１に、左右両側方へ向けて延出し
た横フレーム１２を固定し、その両側部に左右一対のチ
ェーンケース１３，１３を前後方向から見てハ字状をな
すように取付けて上部を連結し、前記チェーンケース１
３，１３の下部間及び上部間に架設した横軸１５，１６
の両端部を自在継ぎ手を介して上下のスプロケットに連
動連結し、上記横軸１５，１６の端部にそれぞれ一端を
取付けたクランクアーム１７・・の他端には、下端にノ
ズル１８を有する施肥管２０，２０上部と中間部とを回
動自在に連結してある。
機について説明すると、管理機は主フレーム１に装着し
たミッションケース２と、エンジン３と、ミッションケ
ース２の下部に軸支されていて強制駆動される左右一対
の車輪５，５と、主フレーム１の前部に下部が広がるよ
うに軸支した左右一対の補助車輪６，６と、斜め後方へ
立ち上がったハンドル７とからなり、エンジン３の後部
には、吸入口が上方のタンク８にサクションホース９を
介して接続されたポンプ１０を装着し、主フレーム１の
前部に立設した支柱１１に、左右両側方へ向けて延出し
た横フレーム１２を固定し、その両側部に左右一対のチ
ェーンケース１３，１３を前後方向から見てハ字状をな
すように取付けて上部を連結し、前記チェーンケース１
３，１３の下部間及び上部間に架設した横軸１５，１６
の両端部を自在継ぎ手を介して上下のスプロケットに連
動連結し、上記横軸１５，１６の端部にそれぞれ一端を
取付けたクランクアーム１７・・の他端には、下端にノ
ズル１８を有する施肥管２０，２０上部と中間部とを回
動自在に連結してある。
【０００７】前述の管理機を施肥機として使用する場
合、タンク８にはペースト状肥料又は液状肥料を入れ、
エンジン３によりポンプ１０及び減速機とチェーン２
１，２２を介して下方の前記横軸１６の中間部のスプロ
ケットを駆動すると、ポンプ１０はタンク８内の肥料を
吸入して分配機２３に吐出し、施肥管２０，２０はクラ
ンクアーム１７・・の回動により施肥管２０，２０自体
の傾斜方向に沿って上下動しながら前後に移動すると共
に左右にも移動し、施肥管２０，２０が地面に突き刺さ
って抜け出す間、走行速度に略同調して後方に移動する
ので無理なく側方の畝に突き刺さり、その時、分配機２
３は各施肥管２０，２０に対しホース２５，２５を介し
て肥料を一定時間分配圧送して点状に土中施肥する。こ
のように施肥管２０，２０を傾斜させておくと果樹園の
ように列状に植付られて左右へ張出した果樹の枝を損傷
させることがない。
合、タンク８にはペースト状肥料又は液状肥料を入れ、
エンジン３によりポンプ１０及び減速機とチェーン２
１，２２を介して下方の前記横軸１６の中間部のスプロ
ケットを駆動すると、ポンプ１０はタンク８内の肥料を
吸入して分配機２３に吐出し、施肥管２０，２０はクラ
ンクアーム１７・・の回動により施肥管２０，２０自体
の傾斜方向に沿って上下動しながら前後に移動すると共
に左右にも移動し、施肥管２０，２０が地面に突き刺さ
って抜け出す間、走行速度に略同調して後方に移動する
ので無理なく側方の畝に突き刺さり、その時、分配機２
３は各施肥管２０，２０に対しホース２５，２５を介し
て肥料を一定時間分配圧送して点状に土中施肥する。こ
のように施肥管２０，２０を傾斜させておくと果樹園の
ように列状に植付られて左右へ張出した果樹の枝を損傷
させることがない。
【０００８】そして、前記施肥管２０，２０には、それ
ぞれステー２６，２６を介して噴管２７を垂直状、又は
作物の形状に沿うように傾斜させて装着してあり、該噴
管２７，２７は外側方へ向かう複数の噴口２７ａ・・を
上下に間隔をおいて取付けてあり、中間部は前記分配機
２３を迂回したホース２８及び切替弁を介して前記ポン
プ１０の吐出口に接続してあるので、切替弁によりホー
ス２８をポンプ１０に連通させると、該ポンプ１０はタ
ンク８に入れた薬剤溶液を連続的に圧送し、噴管２７，
２７は一定の取付け姿勢を保ちながら図示のように常時
上下，前後，及び左右に変移移動しながら圧送された薬
液を温室内、又は圃場の畝上の作物に向けて噴口２７ａ
・・から噴射することとなり、それにより作物の葉は上
下、左右前後に揺れ動くので、葉の裏側に対しても薬液
を散布することができる。なお、前述の実施例では施肥
管２０を左右方向にも移動するようにしたが、前後上下
のみに移動するようにしても同様な作用効果を得ること
ができる。なお、薬液散布用のポンプ及びタンクを施肥
と別系統にすれば薬剤散布と点注施肥を同一行程にて行
うことができる。
ぞれステー２６，２６を介して噴管２７を垂直状、又は
作物の形状に沿うように傾斜させて装着してあり、該噴
管２７，２７は外側方へ向かう複数の噴口２７ａ・・を
上下に間隔をおいて取付けてあり、中間部は前記分配機
２３を迂回したホース２８及び切替弁を介して前記ポン
プ１０の吐出口に接続してあるので、切替弁によりホー
ス２８をポンプ１０に連通させると、該ポンプ１０はタ
ンク８に入れた薬剤溶液を連続的に圧送し、噴管２７，
２７は一定の取付け姿勢を保ちながら図示のように常時
上下，前後，及び左右に変移移動しながら圧送された薬
液を温室内、又は圃場の畝上の作物に向けて噴口２７ａ
・・から噴射することとなり、それにより作物の葉は上
下、左右前後に揺れ動くので、葉の裏側に対しても薬液
を散布することができる。なお、前述の実施例では施肥
管２０を左右方向にも移動するようにしたが、前後上下
のみに移動するようにしても同様な作用効果を得ること
ができる。なお、薬液散布用のポンプ及びタンクを施肥
と別系統にすれば薬剤散布と点注施肥を同一行程にて行
うことができる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は、車輪を有する機枠にエンジン
３を搭載した管理機において、前記機枠に、上記エンジ
ン３により駆動されるポンプ１０とそれに接続したタン
ク８とポンプ１０で圧送した薬液を作物に散布する左右
一対の噴管２７を装着し、それらの噴管２７を常時上下
前後に変移移動させる駆動装置に連動連結したので、管
理機を走行させながらポンプ１０及び駆動装置を駆動し
て常時噴管２７の位置を変移移動すると、該噴管２７は
上下前後に移動しながらポンプ１０が圧送した薬液を列
上に栽培されている作物に向けて噴射することとなり、
それにより作物の葉は上下前後に大きく揺れ動くので、
管理機を走行させるだけで作物の葉の裏側まで散布して
作業精度の高い散布を容易に行うことができる。
３を搭載した管理機において、前記機枠に、上記エンジ
ン３により駆動されるポンプ１０とそれに接続したタン
ク８とポンプ１０で圧送した薬液を作物に散布する左右
一対の噴管２７を装着し、それらの噴管２７を常時上下
前後に変移移動させる駆動装置に連動連結したので、管
理機を走行させながらポンプ１０及び駆動装置を駆動し
て常時噴管２７の位置を変移移動すると、該噴管２７は
上下前後に移動しながらポンプ１０が圧送した薬液を列
上に栽培されている作物に向けて噴射することとなり、
それにより作物の葉は上下前後に大きく揺れ動くので、
管理機を走行させるだけで作物の葉の裏側まで散布して
作業精度の高い散布を容易に行うことができる。
【図１】施肥散布機の側面図である。
【図２】同上正面図である。
３ エンジン ６ 補助車輪 ８ タンク １０ ポンプ１７ クランクアーム １８ ノズル ２０ 施肥管 ２７ 噴管
Claims (1)
- 【請求項１】 車輪を有する機枠にエンジン３を搭載し
た管理機において、前記機枠に、上記エンジン３により
駆動されるポンプ１０とそれに接続したタンク８とポン
プ１０で圧送した薬液を作物に散布する左右一対の噴管
２７を装着し、それらの噴管２７を常時上下前後に変移
移動させる駆動装置に連動連結したことを特徴とする散
布機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992005439U JP2565116Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992005439U JP2565116Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 散布機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555885U JPH0555885U (ja) | 1993-07-27 |
| JP2565116Y2 true JP2565116Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11611234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992005439U Expired - Lifetime JP2565116Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 散布機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565116Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3635323B2 (ja) * | 2000-07-28 | 2005-04-06 | みのる産業株式会社 | 薬液噴霧車 |
| JP2020061975A (ja) * | 2018-10-17 | 2020-04-23 | ヤンマー株式会社 | 薬剤散布装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02115062A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-27 | Iseki & Co Ltd | 移動防除機等の液体散布装置 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP1992005439U patent/JP2565116Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0555885U (ja) | 1993-07-27 |
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