JP6440610B2 - 水田作業装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、水田作業装置において、田面に溝を形成する作溝器(特許文献1の図3〜図7の29)を備えており、作溝器により田面に形成された溝に、供給装置(特許文献1の図1〜図6の18)から粉粒体が供給される。作溝器の横側の位置で田面に突入する覆土部材(特許文献1の図7及び図14の30)を備えており、覆土部材により泥を横側の溝に向って押し出して、粉粒体が供給された溝を埋める。
この構成により、長孔に沿って覆土部材の位置を変更し、所望の位置においてボルトを長孔及びナットに通して締め付けることにより、覆土部材を所望の位置で支持部に連結することができる。
従って、複数の作業条の覆土部材の位置を変更する場合、複数の作業条の覆土部材の位置を順番に変更していくと、覆土部材の位置が作業条ごとに少しずつ異なるというような状態(覆土部材の位置が作業条ごとにバラつくというような状態)の生じることがある。
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業装置において次のように構成することにある。
田面に溝を形成する作溝器と、前記作溝器によって田面に形成された溝に農用の粉粒体を供給する供給装置と、粉粒体が供給された溝を埋める覆土部材とを備え、
前記覆土部材が連結される支持部と、前記覆土部材とにおいて、
前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って配置された複数の位置決め部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの一方に備え、位置決め用の係合部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの他方に備え、
前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿った長孔を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの一方に備え、雌ネジ部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの他方に備えて、
前記係合部を複数の前記位置決め部のうちの一つに挿入することによって、前記支持部での前記覆土部材の連結位置が決められ、前記係合部及び前記位置決め部により前記支持部での前記覆土部材の連結位置が決められた状態で、ボルトを前記長孔及び前記雌ネジ部に通して締め付けて、前記覆土部材を前記支持部に連結し、
前記位置決め部が前記係合部の挿入可能な開口部であり、複数の前記開口部が前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って1列に並べて配置され、
前記開口部の列は、前記長孔又は前記雌ネジ部と横並びの状態で配置されている。
本発明の第1特徴によると、覆土部材を支持部にボルト連結するように構成した状態において、覆土部材の連結位置を変更する場合、ボルトを雌ネジ部から緩めて(取り外して)、係合部を位置決め部から抜き出し、覆土部材の位置を変更して、係合部を所望の位置決め部に挿入する。
これにより、覆土部材が所望の連結位置に決められるので、この状態で、ボルトを雌ネジ部に締め付けて(ボルトを長孔及び雌ネジ部に通して締め付けて)、覆土部材を所望の連結位置で支持部に連結することができる。
従って、第3の覆土部材以降において、前述と同様に、係合部を第1の覆土部材と同じ位置決め部に挿入することにより、全ての覆土部材を同じ連結位置で支持部に連結することができる。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の水田作業装置において次のように構成することにある。
2つの前記長孔及び2つの前記雌ネジ部を備え、
複数の前記開口部が前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って2列に並べて配置され、
前記開口部の列は、前記長孔又は前記雌ネジ部と交互に存在するように横並びの状態で配置されている。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の水田作業装置において次のように構成することにある。
前記開口部の列において、前記開口部よりも幅狭で前記係合部が挿入不可である幅狭開口部が、隣接する前記開口部を接続するように隣接する前記開口部の間に備えられている。
複数の位置決め部を備える場合、本発明の第3特徴によると、隣接する開口部の間の狭い部分が幅狭開口部となって、複数の開口部と複数の幅狭開口部とが交互に連続して並ぶ状態となるのであり、係合部を複数の開口部のうちの一つに挿入することにより、覆土部材の連結位置が決められた状態となる。
これにより、独立した開口部を所定間隔を置いて並べて配置するよりも、本発明の第3特徴によると、複数の開口部を互いに接近した状態で並べて配置することができるので、覆土部材の連結位置を細かく多段階に設定することができる。
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第1,2,3特徴の水田作業装置のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することにある。
前記覆土部材は、覆土部とブラケット部とを含むとともに、前記覆土部と前記ブラケット部とは別部材で構成されており、
前記位置決め部又は前記係合部は、前記ブラケット部に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の水田作業装置。
[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1,2,3,4特徴の水田作業装置のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することにある。
前記覆土部材の連結位置を変更する方向が、前記覆土部材の田面への突入深さを変更する上下方向である。
例えば、泥が硬い場合や田面に水が少ない場合は、田面において泥が流れ難い状態となっていることがあり、泥が軟らかい場合や田面に水が多い場合は、田面において泥が流れ易い状態となっていることがある。
前述の状態において、本発明の第5特徴によると、覆土部材の連結位置を上下方向に変更することにより、覆土部材の田面への突入深さを変更することができる。
これにより、覆土部材が泥に接触する面積が大きくなるので、進行に伴って覆土部材により泥が溝に向って強く押されるようにすることができて、粉粒体が供給された溝を適切に埋めることができる。
これにより、覆土部材が泥に接触する面積が小さくなるので、進行に伴って覆土部材により泥が溝に向ってあまり強く押されないようにすることができて、粉粒体が供給された溝を適切に埋めることができる。
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第5特徴の水田作業装置において次のように構成することにある。
田面に沿った横方向で粉粒体が供給された溝に接近及び離間する方向に、前記覆土部材の位置を変更する横方向位置変更部を備えている。
本発明の第6特徴によると、覆土部材の連結位置を上下方向に変更して覆土部材の田面への突入深さを変更することができるのに加えて、覆土部材の連結位置を田面に沿った横方向で粉粒体が供給された溝に接近及び離間する方向に変更することができる。
これにより、覆土部材の連結位置を複数の方向に変更することができて、覆土部材の連結位置をさらに適切な位置に設定することができる。
図1に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体の後部に、リンク機構3が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられている。機体の後部に施肥装置6が支持され、リンク機構3の後部に播種装置5、薬剤供給装置7及び薬剤散布装置8が支持されて、水田作業機の一例である8条型式の乗用型直播機が構成されている。
次に、播種装置5、薬剤供給装置7及び薬剤散布装置8を支持するフレーム構造について説明する。
図4,5,6,8に示すように、左右方向の横フレーム9が備えられ、横フレーム9の中央部の前後方向の横軸芯P1周りに、縦長の連結部材18が左右に揺動自在に連結されている。横フレーム9に、2個の支持フレーム10が前向きに連結され、4個の支持フレーム13が後向きに連結されている。
後輪2の後側に壁部材19及び整地部材21が位置しており、後輪2から後方に飛ばされた泥がフロート16(後述の[7]参照)に載らないように、後輪2から後方に飛ばされた泥が壁部材19により止められる。整地部材21により、後輪2の走行跡及びフロート16の間の田面が均される(整地される)。
次に、播種装置5について説明する。
図3及び図4に示すように、8個の繰り出し部23が横フレーム15に所定間隔を置いて連結されて、繰り出し部23の下部に案内部材24が連結されており、案内部材24は後側が開放された断面コ字状の構成されている。鉄コーティング処理された種子を貯留するホッパー25が4個備えられており、2個の繰り出し部23の上部に亘ってホッパー25が連結されている。
以上のように、播種装置5は、繰り出し部23、案内部材24及びホッパー25等を備えて構成されており、繰り出し部23の直下の田面(表面)に、複数粒の種子を一つの塊状に供給(点播)する表面播き型式(点播型式)に構成されている。
図7に示すように、機体の進行に伴って繰り出し部23の直下において種子が供給される田面の部分が作業条となるのであり、右から作業条L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8となる。
次に、施肥装置6について説明する。
図1及び図2に示すように、座席38の後側の機体の後部に、4個の繰り出し部26が左右方向に所定間隔を置いて配置され、肥料を貯留するホッパー27が備えられており、繰り出し部26の上部に亘ってホッパー27が連結されている。
次に、薬剤供給装置7について説明する。
図3,4,5に示すように、8個の繰り出し部32(供給装置に相当)が横フレーム12に所定間隔を置いて連結され、殺虫剤や殺菌剤等の薬剤(粉粒体に相当)を貯留するホッパー33(供給装置に相当)が4個備えられており、2個の繰り出し部32の上部に亘ってホッパー33が連結されている。
次に、薬剤散布装置8について説明する。
図1及び図2に示すように、1本の支持フレーム40が、支持フレーム20(図4,5,6参照)に連結されて、繰り出し部23及びホッパー25の間を通って後側に延出されており、支持フレーム40が横フレーム15(図4参照)に連結されて上側に延出されている。
以上のように、薬剤散布装置8は、拡散部57、繰り出し部58及びホッパー59等を備えて構成されており、種子が供給された田面に薬剤を散布するように構成されている。
次に、フロート16について説明する。
図4及び図7に示すように、4個の同じ形状のフロート16が備えられている。図9に示すように、フロート16は、幅広の前部16a及び幅狭の後部16bを備えており、前部16aの後端の左右中央から後部16bが後側に延出されている。
次に、フロート16の上下の揺動規制について説明する。
図13及び図15に示すように、支持フレーム13のブラケット13aの下部に下向きの接当部13bが備えられており、フロート16が下側に揺動した際に、ブラケット43が支持フレーム13の接当部13bに当たることによって、フロート16の下側への揺動が止まる。これにより、ブラケット43が支持フレーム13の接当部13bに当たる位置が、フロート16の下側の揺動限度となる。
次に、薬剤供給装置7において、溝切り板34及び作溝器35、繰り出し部32と作溝器35との接続について説明する。
図9,10,11に示すように、溝切り板34は、側面視において三角形状の板状に構成されて、機体の進行に伴って田面に溝を形成するのであり、フロート16の前部16aの右及び左の後端の底部に位置するように、ボルト44によってフロート16に連結されている。
次に、薬剤供給装置7において、覆土部材37について説明する。
図9,10,16に示すように、横長の平板状の支持部48が、フロート16の上面にボルト49により連結されており、支持部48の右及び左の端部48aが上向きに折り曲げられている。支持部48の端部48aに、2個の連結孔67が開口されて、2個のピン68(係合部に相当)が取り付けられており、連結孔67の位置にナット69(雌ネジ部に相当)が取り付けられている。
覆土部材37の覆土部37cが田面(表面)に突入しており、平面視において、覆土部材37の縦壁部37bから覆土部37cが、作業条L1〜L8(フロート16の左右中央側)に向って斜めに延出される状態となっている。
次に、薬剤供給装置7において、覆土部材37の連結位置の変更について説明する。
図11及び図16に示すように、覆土部材37の連結位置を上下方向に変更する場合、ボルト51を緩めて(取り外して)、覆土部材37及びブラケット50を支持部48の端部48aからフロート16の外側に少し移動させて、支持部48のピン68を、ブラケット50の開口部62から抜く。
以上のように、覆土部材37及びブラケット50の支持部48への連結位置を、ブラケット50の長孔61及び複数の開口部62に沿って上下方向に変更することにより、覆土部材37の田面への突中深さを変更することができる。
次に、施肥装置6において、溝切り板28及び作溝器29、覆土部材31について説明する。
図9,10,12に示すように、溝切り板28は、側面視において三角形状の板状に構成されて、機体の進行に伴って田面に溝を形成する。溝切り板28は、フロート16の前部16aの右及び左の後端の底部に位置するように、ボルト49によって支持部48(前項[10]参照)と一緒にフロート16に連結されている。
作溝器29の前壁部29aの横幅は溝切り板28の横幅と略同じであり、溝切り板28の後部の右部から作溝器29の右壁部29bが後側に延出され、溝切り板28の後部の左部から作溝器29の左壁部29cが後側に延出された状態となっている。
覆土部材37が、平面視において、左右方向で作溝器35に対して作溝器29とは反対側(フロート16の外側)に位置している。
次に、施肥装置6(繰り出し部26)と作溝器29との接続について説明する。
図11及び図12に示すように、ゴム製の接続部54が作溝器29の上部に取り付けられている。接続部54は、作溝器29の上部に取り付けられるジャバラ部54a、供給パイプ54b及び接続パイプ54cを備えて一体的に成形されて構成されている。接続部54の供給パイプ54b及び接続パイプ54cは、上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない丸パイプの直管に構成されて、互いに斜めに交差するように接続されている。
次に、溝切り器64について説明する。
図1,2,7,9,10に示すように、4個のフロート16の全て(各々)において、フロート16の後部16bの底面16cの後端部に、機体の進行に伴って田面に排水用の溝を形成する溝切り器64が取り付けられている。
「溝切り器64(R)が存在する作業条L1,L2の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L2,L3の間」
「溝切り器64が存在する作業条L3,L4の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L4,L5の間」
「溝切り器64が存在する作業条L5,L6の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L6,L7の間」
「溝切り器64(L)が存在する作業条L7,L8の間」
溝切り器64が存在する作業条(L1,L2)(L3,L4)(L5,L6)(L7,L8)の間(溝切り器64により田面に排水用の溝が形成された作業条の間)と、
溝切り器64が存在しない作業条(L2,L3)(L4,L5)(L6,L7)の間(排水用の溝が存在しない作業条の間)とが、
右端部及び左端部の溝切り器64(R)(L)が存在する作業条(L1,L2)(L7,L8)の間を含めて左右方向に交互に存在するように、溝切り器64が配置される状態となっている。
「溝切り器64(L)が存在する作業条L9,L10の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L10,L11の間」
「溝切り器64が存在する作業条L11,L12の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L12,L13の間」
「溝切り器64が存在する作業条L13,L14の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L14,L15の間」
「溝切り器64(R)が存在する作業条L15,L16の間」
という状態となる。
従って、一回の作業行程、畦際での旋回及び次の作業行程を繰り返すことにより、一つの圃場において、溝切り器64により排水用の溝が形成された作業条の間と、排水用の溝が存在しない作業条の間とが交互に存在する状態が得られる。
本発明を、6条型式の乗用型直播機に適用した場合について説明する。
図19に示すように、6条型式の乗用型直播機は、播種装置5において6個の繰り出し部23(案内部材24)及び2個のホッパー27を備えている。施肥装置6において4個の繰り出し部26及び1個のホッパー27、6組の溝切り板28及び作溝器29、覆土部材31を備えている。薬剤供給装置7において6個の繰り出し部32及び3個のホッパー33、6組の溝切り板34及び作溝器35、覆土部材37を備えている。
これにより、図20及び図21に示すように、ブラケット50の縦壁部50aを支持部66の端部66aに連結し、ブラケット50の横壁部50bに覆土部材37を連結することにより、前項[10]と同じ構成が得られる。
「溝切り器64(R)が存在する作業条L1の右外側」
「溝切り器64が存在しない作業条L1,L2の間」
「溝切り器64が存在する作業条L2,L3の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L3,L4の間」
「溝切り器64が存在する作業条L4,L5の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L5,L6の間」
「溝切り器64(L)が存在する作業条L6の左外側」
溝切り器64が存在する作業条(L2,L3)(L4,L5)の間(溝切り器64により田面に排水用の溝が形成された作業条の間)と、
溝切り器64が存在しない作業条(L1,L2)(L3,L4)(L5,L6)の間(排水用の溝が存在しない作業条の間)とが、
右端部及び左端部の溝切り器64(R)(L)が存在する作業条の間を含めて左右方向に交互に存在するように、溝切り器64が配置される状態となっている。
「溝切り器64(L)が存在する作業条L7の左外側」
「溝切り器64が存在しない作業条L7,L8の間」
「溝切り器64が存在する作業条L8,L9の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L9,L10の間」
「溝切り器64が存在する作業条L10,L11の間」
「溝切り器64が存在しない作業条L11,L12の間」
「溝切り器64(R)が存在する作業条L12の右外側」
という状態となる。この場合、左端部の溝切り器64(L)は、前回の作業行程(作業条L1〜L6)において通過した同じ経路を逆方向に通過する状態となる。
従って、一回の作業行程、畦際での旋回及び次の作業行程を繰り返すことにより、一つの圃場において、溝切り器64により排水用の溝が形成された作業条の間と、排水用の溝が存在しない作業条の間とが交互に存在する状態が得られる。
本発明を、6条型式の乗用型直播機に適用した場合、図7に示す8条型式の乗用型直播機のフロート16と同じようなフロートを3個備えるように構成してもよい。
この場合、2組の溝切り板34及び作溝器35、覆土部材37、2組の溝切り板28及び作溝器29、覆土部材31が、図7及び図9に示す配置と同じ配置でフロートに備えられる。溝切り器64が、図7及び図9に示す配置と同じ配置でフロートに備えられる。
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、図9,10,16に示す覆土部材37に代えて、図9及び図10に示す覆土部材31と同じような形状の覆土部材37を備えて、覆土部材31,37が後側に向う斜め後方(フロート16の外側)に延出されるように構成してもよい。
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、図16に示す連結孔67、ピン68及びナット69等について、以下の(1)〜(5)に示すように構成してもよい。
連結孔67、ピン68及びナット69をブラケット50に備え、長孔61、開口部62及び幅狭開口部63を支持部48,66に備える。
連結孔67及びナット69、開口部62及び幅狭開口部63をブラケット50に備え、ピン68及び長孔61を支持部48,66に備える。
ピン68及び長孔61をブラケット50に備え、連結孔67及びナット69、開口部62及び幅狭開口部63を支持部48,66に備える。
幅狭開口部63を廃止して、独立した開口部62を所定間隔を置いて並べる。又は幅狭開口部63を廃止して、独立した凹部(位置決め部に相当)を所定間隔を置いて並べる。
前述の[発明を実施するための形態]並びに前述の(1)〜(4)において、連結孔67、ピン68及びナット69、長孔61、開口部62(凹部)(幅狭開口部63)の構成を、ブラケット50の横壁部50bと覆土部材37とに備える。
この構成ではブラケット50が支持部となるのであり、覆土部材37の連結位置を左右方向(横方向)に変更することができる。
34,35 作溝器
37,50 覆土部材
37e 横方向位置変更部
48,66 支持部
51 ボルト
61 長孔
62 位置決め部、開口部
63 幅狭開口部
68 係合部
69 雌ネジ部
Claims (6)
- 田面に溝を形成する作溝器と、前記作溝器によって田面に形成された溝に農用の粉粒体を供給する供給装置と、粉粒体が供給された溝を埋める覆土部材とを備え、
前記覆土部材が連結される支持部と、前記覆土部材とにおいて、
前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って配置された複数の位置決め部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの一方に備え、位置決め用の係合部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの他方に備え、
前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿った長孔を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの一方に備え、雌ネジ部を、前記支持部及び前記覆土部材のうちの他方に備えて、
前記係合部を複数の前記位置決め部のうちの一つに挿入することによって、前記支持部での前記覆土部材の連結位置が決められ、前記係合部及び前記位置決め部により前記支持部での前記覆土部材の連結位置が決められた状態で、ボルトを前記長孔及び前記雌ネジ部に通して締め付けて、前記覆土部材を前記支持部に連結し、
前記位置決め部が前記係合部の挿入可能な開口部であり、複数の前記開口部が前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って1列に並べて配置され、
前記開口部の列は、前記長孔又は前記雌ネジ部と横並びの状態で配置されている水田作業装置。 - 2つの前記長孔及び2つの前記雌ネジ部を備え、
複数の前記開口部が前記覆土部材の連結位置を変更する方向に沿って2列に並べて配置され、
前記開口部の列は、前記長孔又は前記雌ネジ部と交互に存在するように横並びの状態で配置されている請求項1に記載の水田作業装置。 - 前記開口部の列において、前記開口部よりも幅狭で前記係合部が挿入不可である幅狭開口部が、隣接する前記開口部を接続するように隣接する前記開口部の間に備えられている請求項1又は2に記載の水田作業装置。
- 前記覆土部材は、覆土部とブラケット部とを含むとともに、前記覆土部と前記ブラケット部とは別部材で構成されており、
前記位置決め部又は前記係合部は、前記ブラケット部に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の水田作業装置。 - 前記覆土部材の連結位置を変更する方向が、前記覆土部材の田面への突入深さを変更する上下方向である請求項1から4のいずれか一項に記載の水田作業装置。
- 田面に沿った横方向で粉粒体が供給された溝に接近及び離間する方向に、前記覆土部材の位置を変更する横方向位置変更部を備えている請求項5に記載の水田作業装置。
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