JP3586968B2 - 施肥装置付苗植機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、苗の移植と同時に液肥(ペースト状の肥料を含む)を浅層と深層の2層に散布する施肥装置付苗植機に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】
走行車体に苗植装置が装着されて苗植機が構成されている。その苗植機に施肥装置が装着されて、苗の移植と同時に肥料が散布されるようになっている。そして、その施肥装置は、浅層用タンク内の浅層用の液肥を圃場の浅い層に散布するとともに、深層用タンク内の深層用の液肥を圃場の深い層に散布するように構成し、生育の途中で追肥を必要としないものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここに、従来の浅層用タンクと深層用タンクは、それぞれの液肥供給口が走行車体の左右に分けて設けられていたので、浅層用液肥と深層用液肥をそれぞれのタンク内に畦から同時に補給するのが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するため、座席14を設けた走行車体1と、泥面を滑走するフロート30及び植込杆29を設けて圃場に苗を複数の条に移植する苗植装置2と、その圃場に液肥を散布する施肥装置5とを備え、施肥装置5は座席14の後側で走行車体1の左右に設けた浅層用タンク35内の浅層用の液肥を移植される苗の側部でノズル43により地表から浅く散布する浅層施肥機3と、左の浅層用タンク35の直前に設けた深層用タンク47内の深層用の液肥を移植される左右の苗の中間部でノズル54により地表から深く散布する深層施肥機4とで構成され、左右の浅層用タンク35をパイプ36で連結し、浅層施肥機3の浅層ポンプ38を座席14の後に設けて該浅層ポンプ38が前記パイプ36内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、深層施肥機4の深層ポンプ49を前記浅層ポンプ38の右に設けて該深層ポンプ49が深層用タンク47内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、左の浅層用タンク35の液肥供給口37と深層用タンク47の液肥供給口48が走行車体1の左側部に設けられると共に、浅層施肥機3のノズル43がフロ−ト 30に固定したステイ33に対してレバー45と一体的に回動して上下に移動する構成とし、深層施肥機4のノズル54がフロ−ト30に固定したステイ52に対してレバー56と一体的に回動して上下に移動する構成とし、浅層施肥機3の前記レバー45と深層施肥機4の前記レバー56とは一方が斜前上に伸び他方が斜後上に伸びた構成とした施肥装置付苗植機とした。
【0005】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。
図1〜図5のように、走行車体1に苗植装置2が装着されて苗植機となっている。その苗植機は、浅層施肥機(側条施肥機)3と深層施肥機4で構成された施肥装置5を備えている。
【0006】
走行車体1がつぎのように構成されている。フレーム6の前後に主歯車箱7と後輪歯車箱8が設けられ、それぞれの両横に1対の前輪9と後輪10が配置されている。エンジン11がフレーム6の上に固定され、その動力がベルト12,13で主歯車箱7内に導かれたのち、所定の回転数に変速されて前輪9と後輪10に到達し、これらが圃場(水田)の耕盤上で回転して走行車体1が進行するように出来ている。座席14がエンジン11の上に設けられている。その前の操作ボックス15の上にステアリングハンドル16が設けられ、その操作で前輪9が操舵されて走行車体1の進路が変更されるようになっている。
【0007】
支柱17がフレーム6の後部から上に伸び、上下で平行な1対のリンク18の両端がこれとその後の縦枠19に回動自在に取付けられている。油圧シリンダ20の前端がフレーム6に取付けられ、ピストンロッド21がその後から斜後上に伸び、上のリンク18と一体のアーム18aの下端とその突端が接続し、昇降弁(図示していない)が油路を切換えてポンプが吐出した油が油圧シリンダ20に入ると、ピストンロッド21が突出して縦枠19が上昇し、その油がタンクに戻ると、縦枠19が下降するように出来ている。
【0008】
苗植装置2がつぎのように構成されている。植付歯車箱22が縦枠19の下部に取付けられている。横に並んだ3本の植付フレーム23が植付歯車箱22から後に伸びている。1対の支柱24が両横の植付フレーム23の前部から上に伸びている。断面がL字型で横に長い苗受板25が植付フレーム23に固定されている。前上りに傾斜した苗載台26が支柱24の上端のスライダーと上記の苗受板25で摺動自在に支えられ、エンジン11の動力で左右に往復駆動されるようになっている。この苗載台26は、上面が支切壁で区分されて26枚のマット苗が横並びに載せられ、それぞれのマット苗は、下端を苗受板25上に突出させて左右に往復移動される。
【0009】
駆動軸27(図4,図5)がそれぞれの植付フレーム23の後部に設けられて、エンジン11の動力で反時計方向に回転するように出来ている。回転ケース28の中央がそれぞれの植付フレーム23の両横で駆動軸27に固定され、1対の植込杆29がそれぞれの回転ケース28の対称位置に取付けられている。植込杆29は、回転ケース28が反時計方向に回転すると、その中の遊星歯車によって同じ姿勢を保って旋回し、下降の初期に苗受板25の苗取口を1対が交互に通過してマット苗の端から1株分の苗を欠ぎ取り、下端において泥土に移植する。
【0010】
3枚のフロート30がそれぞれの植付フレーム23の下に配置され、走行車体1の前進で泥面を滑走するようになっている。それぞれのフロート30は、前部が左右に張り出し、この張出部30aが下記の滑走で整地した跡に植込杆29が苗を移植する。
図3、図4のように、軸31が植付フレーム23の下腹部に設けられ、座席14のオペレータで回動されるようになっている。1対のアーム32がそれぞれの植付フレーム23の両横で軸31から斜後下に伸びている。1対のL字型のステイ33がそれぞれのフロート30の後部に固定され、それぞれのアーム32の後端がピン34で回動自在に取付けられている。なお、アーム32は、板を倒U字型に曲げて構成され、ステイ33の突端がその溝に入って両者がピン34で連結されている。フロート30は、滑走中、ピン34の回りに揺動する。中央のフロート30がセンサフロートとなり、その揺動で前記の昇降弁を作動し、耕盤の深浅で走行車体が浮き沈みしても、苗植装置2が泥面から一定の高さに支持され、苗の植込深さが均一化する。軸31を回動すると、ピン34の位置が上下し、その植込深さが調節できる。
【0011】
浅層施肥機3がつぎのように構成されている。1対の浅層用タンク35が走行車体1の左右に座席14の後で固定され、下部がパイプ36で連結されている。それぞれの浅層用タンク35には、上面の外寄りの位置に液肥供給口37が設けられ、キャップ37aが施されている。浅層ポンプ38が座席14の後に設けられ、これがエンジン11の動力で作動すると、吸入管39からパイプ36内の液肥を吸い込み、6本の吐出管40から吐き出すようになっている。
【0012】
以下単一のフロート30について説明する。図3、図4のように、1対の支持板41がそれぞれのステイ33から前に突出し、横軸42を回動自在に支えている。逆ヘ字型に曲った1対のノズル43が取付板44を介して横軸42に固定されている。それぞれのノズル43は、張出部30aの後で左右の植込杆29のやや内側に配置されている。左の支持板41が斜上に伸びてその先がレバー支持部41aとなっている。弾性板で出来たレバー45の下端が左の取付板44に固定され、その上端がレバー支持部41aに接触し、両者がそれぞれの凹凸の係合(図示していない)で止められている。従って、レバー45の上端を左に寄せて回すと、1対のノズル43が横軸42とともに回動し、手を離すと、回動した位置で止まる。そして、ノズル43の後端は、上記の回動で上下に移動してフロート30の下面から下に突出したり、その上に収納されたりし、突出させて肥料散布に用い、収納させて移動や格納の際に用いる。対応する吐出管40の後端が可撓性のチューブ46でそれぞれのノズル43の前端に接続し、浅層ポンプ38が吐出した液肥がそれぞれのノズル43の後端から、それぞれの植込杆29が移植した苗の横において、泥土内に泥面(地表)から浅く散布される。
【0013】
深層施肥機4がつぎのように構成されている。深層用タンク47が左の浅層用タンク35の前で走行車体1に固定されている。この深層用タンク47には、上面の外寄りの位置に液肥供給口48が設けられ、キャップ48aが施されている。深層ポンプ49が浅層ポンプ38の右に設けられ、これがエンジン11の動力で作動すると、パイプ50を通して深層用タンク47内の液肥を吸い込み、3本の吐出管51から吐き出すようになっている。
【0014】
以下単1のフロート30について説明する。図3、図5のように、U字型のステイ52がフロート30の後部に固定され、その前部でパイプ53が回動自在に支えられている。逆ヘ字型に曲ったノズル54がステイ52の孔52aとフロート30の孔30bに差込まれて、後端がフロート30の下に突出し、その前端がパイプ53に固定されている。支持板55がステイ52の後部から上に伸び、弾性板で出来たレバー56がパイプ53から斜後上に伸び、両者の側面が接触し、それぞれの凹凸が係合して固定されている。従って、レバー56の後端を左に引き寄せて回動させると、ノズル54がパイプ53とともに回動し、手を離すと、ノズル54が回動した位置で止まる。溝57がフロート30の下面に設けられ、上記の回動でノズル54は後端が上昇すると、溝57内に収納され、下降すると、後端がフロート30の下面から突出するようになっている。対応する吐出管51の後端が可撓性のチューブ58でそれぞれのパイプ53の側部に接続し、深層ポンプ49から吐出した液肥が、フロート30の両横の植込杆29が移植した1対の苗の間において、それぞれのノズル54の後端から、泥土内に泥面から深く散布される。
【0015】
浅層用のノズル43を調節するレバー45と、深層用のノズル54を調節するレバー56を、それぞれ逆の斜上向に突出させると、誤操作が防止できる。レバー56を、上から見て、植付フレーム23とアーム32の間に配置すると、操作性が向上する。ノズル54が溝57に収納できるように構成すると、深層施肥装置4の作動を停止させて苗を移植する際、ノズル54が泥面を荒すことがない。スイッチ59を設け(図5)、ノズル54を溝57に収納したとき、パイプ53から突出した押片53aがその作動片59aを押し、操作ボックス15の上面のパネルに設けたランプが点灯するように構成すると、ノズル54の出没の状態がたやすく判別できる。
【0016】
上記の苗植機は、水田で図6の矢印のように進行させて作業を行なう。すなわち、苗載台26にマット苗を載せ、浅層用タンク35に比較的即効性の高い液肥(元肥)を入れ、深層用タンク47に遅効性の液肥(追肥)を入れて作業を開始する。そして、矢印「1」の方向に進んだ苗植機が前方の畦Aに到達すると、Uターンさせてその隣で折り返すようにして畦Bに戻り(矢印「2」)、さらに、Uターンして矢印「3」の進路で畦Aに向う。上記の進路での移植と施肥の複合作業の途中で浅層用タンク35と深層用タンク47内の液肥の残りが少くなると、畦B側におけるUターンの途中で、苗植機が畦Bに平行に近くなった所でその前進を止める。そして、畦B側のキャップ37aとキャップ48aを取り外し、それぞれの液肥供給口37,48から浅層用の液肥および深層用の液肥をそれぞれのタンク35,47に補給する。なお、左の浅層用タンク35に補給された液肥は、パイプ36を通って右の浅層用タンク35内にも到達する。
【0017】
図8、図9には、1行程で苗が8条に移植できる苗植装置2を備えたものを示している。すなわち、植付フレーム23が4本で構成されて回転ケース28が8個配置され、苗載台26に8枚のマット苗が横並びに載るようになっている。また、浅層用タンク35が左右に2個づつ前後に並べて設けられ、前後のタンク35の下部がパイプ36aで連結されたのち、左右のパイプ36aがパイプ36bで連結され、吸入管39の1端がパイプ36bに連結されている。1対の深層タンク47がそれぞれの浅層用タンク35の外側に前後に長く配置され、前方の軸60回りに回動し、使用しないときには、予備苗載台61の後に収納できるようになっている。左右の深層タンク47は、それぞれの下部が、上から見てU字型のパイプ62で連結され、その対向する2辺が伸縮性を有し、上記の回動に対応できるようになっている。そして、中央の1辺と深層ポンプ49が吸入管63で連結されている。
【0018】
そのため、走行車体1がUターンの途中で畦A又は畦Bに接近して平行になった所で前進を止め、右又は右側の液肥供給口37,48からそれぞれのタンク35,47に液肥を補給できる。
図9、図10は、前記の苗植装置2に粉又は粒状の肥料を散布する施肥装置64と除草剤を散布する散布装置65が装着されたものを示している。
【0019】
その施肥装置64がつぎのように構成されている。それぞれのフロート30の張出部30aの後に作溝器66が固定され、苗植装置2の前進で、移植される苗の横で泥面に溝を作るように出来ている。肥料が入ったタンク67とその肥料を繰出す繰出部68が一体に作られて支柱69でそれぞれの植付フレーム23の後部の上に固定されている。繰出ロータ70がそれぞれの繰出部68に設けられ、その軸70aからアーム71が後に突出している。杆72の両端が前後の植込杆29に回動自在に取付けられ、ロッド73の両端がその中央から離れた位置とアーム71の突端に取付けられ、回転ケース28が回るとロッド73が上下してアーム71が揺動するようになっている。アーム71と軸70aの間にラチェット(図示していない)が設けられ、上記の揺動で繰出ロータ70が間欠的に回転し、タンク67内の肥料をその下の受部74内に繰り出す。受部74と作溝器66がホース75で結ばれ、上記の肥料が前記の泥面の溝に散布される。
【0020】
上記の散布装置65がつぎのように構成されている。除草剤が入ったタンク76とその除草剤を繰出す繰出部77が一体に作られ、タンク67の後で、左右1対の植付フレーム23の間に支柱78で固定されている。1対の繰出ロータ79がそれぞれの繰出部77に設けられ、それぞれの軸79aからアーム80が前に突出している。ロッド81の両端が杆72の中央から離れた位置とアーム80の突端に取付けられ、回転ケース28が回るとロッド81が上下してアーム80が揺動するように出来ている。アーム80と軸79aの間にラチェット(図示していない)が設けられ、上記の揺動で繰出ロータ79が間欠的に回転し、タンク76内の除草剤を下に繰り出す。モータ82で駆動される翼車83がそれぞれの繰出ロータ79の下の案内ケース84内に設けられ、上記の繰り出された除草剤が泥面上に分散されるように出来ている。
【0021】
上記の構成によると、それぞれのタンク67,76の前方に空間部ができるのでそれぞれの上の蓋67a,76aを後に開いて肥料や除草剤がたやすく供給できる。また、杆72がそれぞれの回転ケース28に配置され、それぞれの杆72がロッド73,81を介して繰出ロータ70,79を駆動するので、伝動軸の負荷が均衡する。
【0022】
【効果】
以上のように、この発明によると、施肥装置5は座席14の後側で走行車体1の左右に設けた浅層用タンク35内の浅層用の液肥を移植される苗の側部でノズル43により地表から浅く散布する浅層施肥機3と、左の浅層用タンク35の直前に設けた深層用タンク47内の深層用の液肥を移植される左右の苗の中間部でノズル54により地表から深く散布する深層施肥機4とで構成され、左右の浅層用タンク35をパイプ36で連結し、浅層施肥機3の浅層ポンプ38を座席14の後に設けて該浅層ポンプ38が前記パイプ36内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、深層施肥機4の深層ポンプ49を前記浅層ポンプ38の右に設けて該深層ポンプ49が深層用タンク47内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、左の浅層用タンク35の液肥供給口37と深層用タンク47の液肥供給口48が走行車体1の左側部に設けられると共に、浅層施肥機3のノズル43がフロ−ト30に固定したステイ33に対してレバー45と一体的に回動して上下に移動する構成とし、深層施肥機4のノズル54がフロ−ト30に固定したステイ52に対してレバー56と一体的に回動して上下に移動する構成とし、浅層施肥機3の前記レバー45と深層施肥機4の前記レバー56とは一方が斜前上に伸び他方が斜後上に伸びた構成としたので、浅層用タンク35と深層用タンク47内にそれぞれの液肥を供給する供給口37,48が共に苗植機の左側方に配置され、苗植機が畦際でUターンしている途中の供給口37,48が畦に近寄った所でそれぞれのタンク35,47に異なった液肥を容易に補給できる。また、補給用の浅層用の液肥と深層用の液肥を同じ畦に準備すれば良いのでこれらの運搬や配置が容易になった。また、浅層施肥機3のレバー45と深層施肥機4のレバー56とは一方が斜前上に伸び他方が斜後上に伸びた構成としたので、これらのレバー45、レバー56の誤操作が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の側面図
【図2】その平面図
【図3】その1部の拡大した平面図
【図4】その側面図
【図5】その中央部の切断側面図
【図6】その苗植機の進路図
【図7】この発明の他の実施例を示す苗植機の側面図
【図8】その平面図
【図9】他の施肥装置を装着した苗植装置の側面図
【図10】その平面図
【符号の説明】
1 走行車体
2 苗植装置
3 浅層施肥機
4 深層施肥機
5 施肥装置
14 座席
30 フロート
33 ステイ
35 浅層用タンク
36 パイプ
37 液肥供給口
38 浅層ポンプ
43 ノズル
45 レバー
47 深層用タンク
48 液肥供給口
49 深層ポンプ
52 ステイ
54 ノズル
56 レバー
Claims (1)
- 座席14を設けた走行車体1と、泥面を滑走するフロート30及び植込杆29を設けて圃場に苗を複数の条に移植する苗植装置2と、その圃場に液肥を散布する施肥装置5とを備え、施肥装置5は座席14の後側で走行車体1の左右に設けた浅層用タンク35内の浅層用の液肥を移植される苗の側部でノズル43により地表から浅く散布する浅層施肥機3と、左の浅層用タンク35の直前に設けた深層用タンク47内の深層用の液肥を移植される左右の苗の中間部でノズル54により地表から深く散布する深層施肥機4とで構成され、左右の浅層用タンク35をパイプ36で連結し、浅層施肥機3の浅層ポンプ38を座席14の後に設けて該浅層ポンプ38が前記パイプ36内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、深層施肥機4の深層ポンプ49を前記浅層ポンプ38の右に設けて該深層ポンプ49が深層用タンク47内の液肥を吸い込んで散布する構成とし、左の浅層用タンク35の液肥供給口37と深層用タンク47の液肥供給口48が走行車体1の左側部に設けられると共に、浅層施肥機3のノズル43がフロ−ト30に固定したステイ33に対してレバー45と一体的に回動して上下に移動する構成とし、深層施肥機4のノズル54がフロ−ト30に固定したステイ52に対してレバー56と一体的に回動して上下に移動する構成とし、浅層施肥機3の前記レバー45と深層施肥機4の前記レバー56とは一方が斜前上に伸び他方が斜後上に伸びた構成とした施肥装置付苗植機。
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---|---|---|---|
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JPH09308322A JPH09308322A (ja) | 1997-12-02 |
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ID=14883605
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Country | Link |
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JP (1) | JP3586968B2 (ja) |
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1996
- 1996-05-20 JP JP12436596A patent/JP3586968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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