JPH08301918A - ジルコニウム及びシクロアルカジエニル基を含有する固体触媒成分、それを製造する方法及びその存在下でのオレフィンの重合方法 - Google Patents
ジルコニウム及びシクロアルカジエニル基を含有する固体触媒成分、それを製造する方法及びその存在下でのオレフィンの重合方法Info
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Abstract
オレフィンポリマーを生成する固体触媒成分を提供す
る。 【解決手段】 下記工程により得られる固体触媒成分。 (a)触媒成分担体をZrCl4 又はHfCl4 で気相
で処理した後、(b)シクロアルカジエニル骨格を含有
する基を該担体中に含有されるZr又はHfにグラフト
させることができる化合物の溶液又は懸濁液で処理す
る。
Description
るオレフィンの重合に用いることができるメタロセンタ
イプの新規な固体触媒成分及びその製造方法に関する。
レフィンの重合は、主として均一相において記載されて
きた。このタイプの重合では、触媒、重合されるオレフ
ィン、及び合成されるポリオレフィンは、一般に溶媒を
含む1種かつ同一の液相中に存在する。
合、即ち、固体触媒成分を含む重合方法は、いわゆる均
一法に比べて多くの利点を有する。特に、不均一法によ
り得られるポリオレフィンは粒子の形で存在するので、
均一重合法の結果物の場合のように重合塊を粒状化する
必要がない。不均一法と対照的に、均一法は更に大量の
溶媒を必要とし、その上それをポリオレフィンから分離
する必要がある。
分粒子の形態を変化させることによって最終ポリマーの
形態、即ち、最終ポリマーの粒子サイズ分布及び形状に
影響を与えることが一般に可能である。メタロセンに基
づく固体触媒成分の調製の難しさ又は不均一法の難しさ
がこれら新規な触媒の開発を制限している。
2, 25, 1780-1785 における報文は、式Cp2 ZrCl
2 の化合物の酸化物型担体の表面における吸着により固
体触媒成分を調製する試みを記載している。しかしなが
ら、この成分の調製はCp2ZrCl2 の部分分解とい
う問題に直面するため、その担体の表面を触媒種で富化
するのが困難である。この分解の問題は、担体の表面を
AlMe3 で予め処理することにより部分的に克服する
ことができるが、この場合、Cp2 ZrCl2は低い被
吸着傾向しか持たない。こうして開発された固体触媒成
分は、低いジルコニウム含量及び活性触媒種含量しか持
たないので、特にこの理由から、オレフィンの重合にお
いて活性が弱い。
法によるオレフィンの重合に用いることができ高い生産
性で優れた特性を有するオレフィンポリマーを生成する
ことのできる固体触媒成分を提供することにある。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の製造方法によ
りオレフィン重合のための新規な固体触媒成分を得、本
発明を完成するに到った。即ち、本発明による固体触媒
成分は、 a)オレフィンの重合のための触媒成分担体を式MCl
4 (Mはジルコニウム又はハフニウム原子を表す)の化
合物で気相で処理した後、 b)シクロアルカジエニル骨格Lを含有する基を該担体
に結合した種に属する金属原子Mにグラフトさせること
ができる化合物Cの溶液又は懸濁液で処理することによ
り得ることができる。
の主題である。
担体は、オレフィンの重合に適するもの、即ち、慣用的
な重合条件下でばらばらになるものである。当業者に
は、重合の間にばらばらになることができる担体は知ら
れている。担体上に堆積した触媒成分が、生成するポリ
オレフィン粒子を介して拡散でき、かくしてその重合を
触媒し続けられるのは、この砕解のお陰である。
普通に用いられる担体は、本発明で用いることができ
る。これら担体は、本発明において用いられるMCl4
の如き遷移金属化合物を結合させることができる。本発
明を実施するには、担体は、好ましくは、MCl4 から
生じる種であってかつその担体に結合している種が少な
くとも3つの塩素原子が結合しているM原子を含有でき
るように十分に無水でなければならない。この目標は、
一般には、担体の表面がもはや水を吸着しなくなったと
き、好ましくは7OH/nm2 未満、より好ましくは3
OH/nm2 未満の表面濃度のヒドロキシル基を有する
ときに達成される。本発明の実施に適する担体は、好ま
しくは、担体g当たり1重量%未満の水分しか有さな
い。
有する種は、300℃で4時間及び1×10-2ミリバー
ルの絶対圧で熱処理した後でもそれが担体に結合したま
まであるなら、担体により結合されていると言われる。
これは元素分析により確認することができる。担体は様
々な性質のものであってもよい。その性質、つまりその
水和状態及び水を保持するその能力に依って、それをよ
り厳しいか又はより厳しくない脱水処理に付することが
できる。
体に施すのが適切な脱水処理に到達することができる。
担体は、多孔質シリカからできたものであることができ
る。この場合、MCl 4 で処理する前に、このシリカの
表面に吸着された水を除去するためにそれを熱で処理す
ることが一般に必要である。この熱処理は、例えば、窒
素又はアルゴンの如き不活性ガスを通しながら大気圧又
は好ましくは1×10-2ミリバールの絶対圧での減圧下
で少なくとも60分間100〜1000℃、好ましくは
150〜800℃に加熱することにより行うことができ
る。この熱処理のために、シリカをNH4 Clと混合し
て脱水を加速させてもよい。
は、それをその後にシラン化処理をすることが望まし
い。このタイプの処理で、ケイ素から誘導された種を担
体の表面上にうまくグラフトさせて、この表面をより疎
水性にすることができる。このシランは、例えば、メト
キシトリメチルシランの如きアルコキシトリアルキルシ
ラン、又はトリメチルクロロシラン若しくはトリエチル
クロロシランの如きトリアルキルクロロシランであって
もよい。
溶液中でこの担体の懸濁液を調製することによりその担
体に適用される。このシランは、例えば、この溶液中
0.1〜2モル/リッターの濃度であってもよい。この
溶液の溶媒は、ヘキサン又はヘプタンの如き直鎖状又は
分枝状の脂肪族炭化水素、シクロヘキサンの如き場合に
より置換された脂環式炭化水素、又はトルエン、ベンゼ
ン若しくはキシレンの如き芳香族炭化水素であってもよ
い。シランの溶液での担体の処理は、一般に50〜15
0℃で1〜48時間攪拌しながら行われる。
慣用的に用いられるタイプの、活性化MgCl2 からで
きたものであってもよい。MgCl2 の活性化は、当業
者に知られている方法で行うことができる。この活性化
は、例えば、不活性雰囲気下で磨砕することにより行う
ことができる。かくして、本発明に用いることができる
担体は、市販の無水MgCl2 を不活性雰囲気下で磨砕
することにより調製できる。そのような担体を用いるに
は如何なる特別な脱水処理も必要ではない。というの
は、MgCl2 は終始不活性雰囲気下で取り扱われかつ
処理されてきたからである。
ン(THF)の如き錯生成溶媒で行うことができる。こ
の活性化は、ヨーロッパ特許出願EP554,141に
記載された通りに行うことができる。この場合、担体
は、MgCl2 とMgCl2 のための錯生成溶媒とを含
有する錯体の形で供給される。
担体は、ガス状MCl4 で処理する前に如何なる特別な
脱水処理も必要としない。担体は、多孔質シリカ上に担
持されたMgCl2 からできたものであってもよい。M
gCl2 は、当業者に知られた方法で、慣用的にはMg
Cl2 水溶液から多孔質シリカ上に堆積される。堆積し
たMgCl2 層は、シリカの孔を塞がないように十分に
薄いのが適切である。一原子の厚さの層が適している。
担体の調製に水を用いることを考慮に入れると、この場
合においては、担体が上に挙げた水及びヒドロキシル基
含量特性を有するように、この担体を適切な脱水処理に
付するのが得策である。これら特性は、この担体につい
ては、例えば、窒素又はアルゴンの如き不活性ガスを通
しながら、好ましくは塩素化剤の存在下で、大気圧又は
好ましくは例えば1×10-2ミリバールの絶対圧での減
圧下で少なくとも60分間100〜700℃、好ましく
は150〜450℃に加熱することにより達成すること
ができる。この熱処理のために、担体をNH4 Clと混
合して脱水を加速させてもよい。
気相及びMCl4 で富化されるのが望まれる担体を一緒
にすることによって行われる。この一緒にする操作は、
160〜450℃の温度で行うことができる。この一緒
にする操作は、担体に望まれる金属Mで富化する程度を
考慮に入れて、十分な時間行われなければならない。担
体中で所望のMCl4 濃度が達成できるように気相中で
十分なMCl4 を導入するのが得策である。一般に、シ
クロアルカジエニル骨格を含有する基を含有する化合物
で処理する前に、担体中で2.5重量%より多い金属M
の含量を達成するのが得策である。
いなくてもよい。この希釈用ガスは担体及びMCl4 に
対して不活性でなければならない。それは窒素であって
もアルゴンであってもよい。希釈用ガスを用いない場合
には、ガス相はMCl4 分圧だけからなる。希釈用ガス
を用いても用いなくても、固体MCl4 を加熱すること
により、気相において所望のMCl4 濃度を得ることが
できる。
とができる。例えば、処理される担体の床に気相を通す
ことが可能である。MCl4 の飽和蒸気圧を考慮に入れ
ると、この操作は、MCl4 を160〜300℃で昇華
させ、MCl4 蒸気を含んだ気相を担体床(この担体床
も160〜300℃の温度にされている)に通過させる
ことにより行うことができる。
ス状MCl4 を凝縮させ、次いでその担体上に凝縮して
はいるが結合するには至っていないMCl4 を250℃
より高いか又はそれに等しい温度、実際は300℃より
高いか又はそれに等しい温度、一般的には450℃未満
の温度にすることにより、昇華させることも可能であ
る。
を例えば窒素又はアルゴンの不活性雰囲気下で反応器内
で160〜300℃の温度にするが、エントレインメン
トガスを反応器に通すことはせず(Schlenk 管が適する
系である)、次いで、担体に結合していない少なくとも
殆どのMCl4 を、例えば、担体の処理温度で減圧にす
ることにより昇華することによって除去することも可能
である。前記の減圧を、例えば、1×10-1ミリバール
未満の絶対圧とすることができる。この後者の方法につ
いては、担体に結合することが望まれるMCl4 の量よ
りも過剰なMCl4 を含む初期担体/固体MCl4 混合
物を作るのが得策である。一般に、担体量/MCl4 量
の比率は2〜20の範囲であることができる。
担体を、その担体に結合した種に属しかつMCl4 から
生じた金属原子Mにシクロアルカジエニル骨格Lを含有
する基を塩素原子の置換によりグラフトさせることがで
きる化合物Cの溶液又は懸濁液で処理しなければならな
い。この基Lは5〜20の炭素原子を含有する。シクロ
アルカジエニル骨格を含有する基は、シクロアルカジエ
ニル基か、又は例えば飽和若しくは不飽和炭化水素基に
より置換された置換シクロアルカジエニル基のいずれか
である。Lは、シクロペンタジエニル基、インデニル
基、メチルシクロペンタジエニル基、又はペンタメチル
シクロペンタジエニル基を表すことができる。
X(式中、Yはリチウム又はナトリウム原子を表し、X
は塩素、臭素又はヨウ素原子を表し、Lは上で定義した
シクロアルカジエニル骨格を含有する基を表す)により
表される化合物から選ぶことができる。化合物Cの溶液
又は懸濁液は化合物C及び有機溶媒を含有する。この有
機溶媒は、担体、その担体に結合したMCl4 から生じ
る種、及び化合物Cに関して不活性でなければならな
い。それは、ヘキサン又はヘプタンの如き脂肪族炭化水
素、シクロヘキサンの如き脂環式炭化水素、トルエン、
ベンゼン若しくはキシレンの如き芳香族炭化水素、又は
THF若しくはジオキサンの如きエーテルから選ぶこと
ができる。というのは、それら選ばれる溶媒は、担体上
又は担体中に存在する如何なる種も溶かさない、即ち、
グラフト処理のために選ばれる温度で好ましくは0.1
g/リッター未満の担体しか溶かさないが、選ばれる化
合物Cを好ましくは1g/リッターより多く溶かすから
である。かくして、選んだ担体がMgCl2 を含有する
場合には、THF、ジオキサン、そしてより一般的には
エーテルを化合物Cの溶液又は懸濁液の溶媒として用い
るのは、これらエーテルがMgCl2 を溶かす傾向にあ
るので適切ではない。化合物Cでの担体の処理について
は、基Lのモル数が処理される担体中に存在する金属M
のモル数に実質的に等しくなるような量のCを導入すれ
ば十分である。L/Mモル比は好ましくは0.8以上で
あり、0.8〜1.5であってもよい。大過剰の化合物
Cを導入するのは無意味であり、シリカの如き一定の担
体については、そのように過剰であることは触媒の活性
に有害でさえある。L/Mモル比が0.8未満である場
合は、その触媒は低い活性しか有さないので高いメルト
インデックスを有するポリマーが生成する。驚いたこと
に、Cp2 ZrCl2 を含む先行技術の場合のような1
原子の金属M当たり2近辺のL基の化学量論を求めない
のが好ましい。
懸濁液での担体の処理中にその担体に液体がすっかり滲
み込むのに十分な量でなければならない。この処理は一
般に攪拌しながら行われ、その攪拌は担体の摩滅を起こ
さないように十分に遅いものにする。化合物Cの溶液又
は懸濁液は、好ましくは、化合物Cと溶媒を1リッター
の溶媒当たり1×10-2モル〜1モルの化合物Cの割合
で混合することによって調製される。
〜150℃の温度で1〜20時間で行うことができる。
この処理を行ったら、得られた触媒成分を炭化水素溶
媒、好ましくは、トルエン、ベンゼン又はキシレンの如
き芳香族炭化水素を用いて洗浄してから、前記成分を窒
素又はアルゴンの如き不活性ガスを通しながら大気圧又
は例えば0.1ミリバールの絶対圧の減圧下で一般に2
0〜50℃で乾燥するのが得策である。
5重量%に等しいか又はそれより多いジルコニウム含量
を有することができる。それは、ジルコニウム原子とシ
クロアルカジエニル骨格Lを含有する基を、L:Zrの
モル比が0.7〜1.7そして0.8〜1.5にさえな
るような割合で含有することができる。L基の含量を
L:Zrが1.5より大きくなるようにするのは無意味
であり、シリカ担体の場合には、そのような過剰のLは
触媒の活性に有害でさえある。L:Zrの比率が0.8
未満であるときは、L:Zrの比率が小さければ小さい
ほど、その触媒成分は重合活性がより低くなってより多
くの生成ポリマーが高いメルトインデックスを有するよ
うになる。
気相又は塊状法による少なくとも1種のオレフィンの重
合によりポリマーを得ることができる。この重合に用い
ることができるオレフィンは、エチレン又はプロピレン
又はそれらの混合物の如き2〜8の炭素原子を含有する
α−オレフィンである。従って、本願で用いられる重合
という用語は共重合反応に及び、そしてポリマーという
用語はコポリマーに及ぶ。α−オレフィンの混合物の中
で、エチレンと3〜8の炭素原子を含有する少なくとも
1種のα−オレフィンとの混合物であって、その混合物
中でのエチレンのパーセンテージが一般に90重量%よ
り大きいのが好ましい。
原則として当業者に周知である。塊状重合法は、液体中
又は超臨界状態に保持された重合すべき少なくとも1種
のオレフィン中で重合を行う方法である。溶液又は懸濁
重合法は、不活性媒質中、特に脂肪族炭化水素中で溶液
又は懸濁重合を行う方法である。
原子を含有する炭化水素又はこれら炭化水素の混合液を
用いることが可能である。懸濁重合法には、例えば、n
−ヘプタン、n−ヘキサン、イソヘキサン、イソブタン
又はヘプタン異性体の混合液を用いることが可能であ
る。
操作条件は、担持又は非担持チーグラー・ナッタ型の慣
用的な触媒系に関係する類似の場合に普通に提案される
条件である。例えば、溶液又は懸濁重合法については、
250℃までの温度及び大気圧から250バールまでの
圧力で反応を行うことが可能である。液体プロピレン媒
質重合法の場合には、温度は臨界温度までの範囲であ
る。殆どエチレンからできたポリエチレン又はコポリマ
ーを生成する塊状重合法については、130〜350℃
の温度及び200〜3500バールの圧力で反応を行う
ことが可能である。
ゆる反応器、特に攪拌床及び/又は流動床反応器を用い
て行うことができる。
力、攪拌床及び/又は流動床反応器内への1又は2以上
のオレフィンの注入、及び重合温度と重合圧力の制御
は、オレフィンの気相重合について先行技術に提案され
たものと同様である。反応は一般に合成すべきポリマー
又はプレポリマーの融点 m.p. 以下、より特定的には+
20℃〜(m.p.−5)℃の温度及び1又は2以上のオレ
フィンが本質的に蒸気相にあるような圧力で行われる。
を活性化できる助触媒が重合の間存在しなければならな
い。この助触媒は、式 R2Al-O-[Al(R)-O]n -AlR2 の直
鎖状アルミノキサンであっても、式
は1〜6の炭素原子を含むアルキル基を表し、nは2〜
40、好ましくは10〜20の整数を表す。このアルミ
ノキサンは、異なる種類の複数のR基を含有することが
できる。このR基は好ましくは全てがメチル基を表す。
更に、助触媒は上に挙げた化合物の混合物も意味すると
理解される。
Mを活性化するのに十分な量でなければならない。一般
に、それは、助触媒からのアルミニウムの、活性化が望
まれる金属Mに対する原子比率が、0.5〜20,00
0、好ましくは1〜2000となる量で導入される。
は、製造されるプレポリマー又はポリマーのメルトイン
デックスを抑制するために連鎖移動剤を含めることがで
きる。水素を連鎖移動剤として用いることができ、この
水素を反応器に運ばれるオレフィンと水素の合わせた量
の90モル%までの範囲、好ましくは0.01〜60モ
ル%であってもよい量で導入することができる。
導体を用いることも可能である。R 1 、R2 及びR
3 は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子
又はハロゲン原子又は1〜20の炭素原子を含有するア
ルキル基のいずれかを表すが、R 1 、R2 又はR3 の少
なくとも1種はアルキル基を表す。適する化合物の例と
して、二塩化又は二臭化エチルアルミニウム、二塩化又
は二臭化イソブチルアルミニウム、塩化又は臭化又はヨ
ウ化又は水素化ジエチルアルミニウム、塩化又は臭化又
はヨウ化又は水素化ジ−n−プロピルアルミニウム、又
は塩化又は臭化又はヨウ化又は水素化ジイソブチルアル
ミニウムを挙げることができる。上に挙げた化合物のう
ち、トリ−n−ヘキシルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウム、トリメチルアルミニウム又はトリエチル
アルミニウムの如きトリアルキルアルミニウムを用いる
のが好ましい。
に、この誘導体からのアルミニウムの固体触媒成分中に
含有される金属Mに対する原子比率が0.5〜20,0
00、好ましくは1〜2000となるように重合系に導
入することができる。式R1 R2 R3 Alの誘導体を用
いると、特に水素と比較して、ポリマーの分子量が良好
も抑制されるという利益が得られる。更には、重量平均
又は数平均分子量の低下への式R1 R2 R3 Alの誘導
体の効果は、本発明により得られる触媒成分の存在下で
は、Mg、Cl及びTiに基づくチーグラー・ナッタ型
の慣用的な触媒成分の存在下での効果と比べてかなり大
きい。
ポリマーを得ることができる。かくして、L基がシクロ
ペンタジエニル基である場合は、驚くべき特性を有する
ポリマーを得ることができる。これらポリマーは、10
よりも大きいことができる高いI21/I5 及び4未満で
あることができる低い多分散性Mw/Mnの両方を有す
ることができる。これら特性は、独特な分子構造を示す
ものであって、それがそのポリマーを使用し易くするの
である。
び得られたポリマーの特性は、以下の方法により測定し
た。 − 担体及び固体触媒成分上のジルコニウムの重量%:
元素分析。 − 5kg及び21kgの下での190℃のメルトイン
デックス(表ではそれぞれI5 及びI21により表され
る):ASTM スタンダードD1238。これらイン
デックスは10分間に流れ出たポリマーのg数として表
示される。 − 重量平均分子量(Mwにより表される)及び数平均
分子量(Mnにより表される):トリクロロベンゼン中
145℃でのゲル透過クロマトグラフィー。Mw/Mn
は、得られたポリマーの多分散性、即ち、重量平均分子
量の数平均分子量に対する比率を表す。 − MCl4 で処理する前の担体上のヒドロキシル基の
表面濃度は、V. Gaschard-Pasquet, Universite Claude
-Bernard-LYON 1, 1985 による論文に記載された方法に
より測定した。この表面濃度は、1nm2 当たりのOH
基の数として表示され、表1及び2では“OH/n
m2 ”欄に示されている。実施例14〜24では、それ
ら担体は、測定不能な0.1OH/nm2 未満である表
面濃度のヒドロキシル基を有した。
る前の担体上のジルコニウムの重量%を表す。表におい
て、L/Zrは、グラフトするために導入されたシクロ
アルカジエニル型の骨格を含有する基の量のグラフト処
理前の担体上に存在するジルコニウムの量に対するモル
比を表す。
インデニル基及びシクロペンタジエニル基を表す。実施
例において、重合の開始活性は重合の極めて初期におけ
るモノマーの消費速度から評価される。それは、導入さ
れる1gの触媒成分当たりの1時間当たりの生成ポリマ
ーのg数として表示される。
時間後に重合を停止させて得られたポリマーの重量を計
ることにより測定される。それは、導入される1gの触
媒成分当たりの生成ポリマーのg数として表示される。
シリカを1×10-3ミリバールの減圧下で温度T(表1
の“T”欄を参照のこと)にして2時間維持した。この
シリカは300m2 /gの比表面積と1.65ml/g
の多孔度を有した。室温に戻した後、このシリカをアル
ゴン気流下でxgの粉末化ZrCl4 (実施例1につい
てはx=1.6gで実施例2〜5についてはx=0.8
g)と混合し、このシリカ/ZrCl4 混合物を大気圧
に維持したアルゴン気流下の Schlenk管に入れ、そして
最終的にこの管を300℃の炉に20分間入れた。この
20分間が経過すると、300℃のままのこの管を1×
10-3ミリバールの減圧に30分間付して、このシリカ
からそれに結合していないZrCl4 を取り除いた。次
いで、その管をアルゴンで1気圧の圧力に戻し、放置し
て室温に戻した。こうして粉末Aが得られ、重量%で表
示したそのジルコニウム含量を表1に示した(“%Z
r”欄を参照のこと)。
を、0.32ミリモルのインデニルリチウムと10ml
のトルエンとを混合することにより調製した。次いで、
その調製を記載したばかりの粉末Aを、導入するインデ
ニルリチウムの量のこの担体中に含有されるジルコニウ
ムの量に対するモル比が所望のモル比(表1の“L/Z
r”欄を参照のこと)に合致するような量で、この懸濁
液に添加した。次いで、得られた懸濁液を100℃にし
て攪拌しながら4時間維持した。次いで、この懸濁液を
濾過して得られた固体を25mlのトルエンで3回、次
いで25mlのヘプタンで洗浄してから1×10-3ミリ
バールの減圧下で20℃で乾燥した。アルゴン雰囲気下
で室温に戻した後、本発明による触媒成分を得た。10
重量%のメチルアルミノキサン(MAO)を含有するト
ルエン中のMAOの溶液(このMAO溶液は Witco社に
より販売されている)1.5mlを300mlのヘプタ
ン中に導入した(即ち、1リッターのヘプタン当たりア
ルミニウムを基準として10ミリモルのMAOとなる)
後に15mgのこの触媒成分を導入することにより作っ
た試料を、アルゴン気流下で、攪拌器及び温度制御装置
を備えた懸濁重合反応器内に導入した。空気をエチレン
で反応器から追い出し、圧力をエチレンで4バールに上
げ、そしてエチレンを注入することによりこの圧力を1
時間維持した。得られたポリマーの特性及び触媒成分の
調製条件の幾つかの特徴を表1に纏めた。
インデニルリチウムで処理することなく重合系に導入し
た。これを行うための操作は次の通りである。10重量
%のMAOを含有するトルエン中のMAOの溶液(この
MAO溶液はWitco 社により販売されている)1.5m
lを300mlのヘプタン中に導入した(即ち、1リッ
ターのヘプタン当たりアルミニウムを基準として10ミ
リモルのMAOとなる)後に100mgの粉末Aを導入
することにより作った試料を、アルゴン気流下で、攪拌
器及び温度制御装置を備えた懸濁重合反応器内に導入し
た。空気をエチレンで反応器から追い出し、圧力をエチ
レンで4バールに上げ、そしてエチレンを注入すること
によりこの圧力を1時間維持した。その開始活性は、試
験した3種の粉末Aについて、50gポリエチレン/g
粉末A/時間未満であることが認められた。更に、生成
ポリマーが粘稠なのでI5 及びI21を測定できなかった
(これら試験の間に流れなかった)。
シリカを1×10-3ミリバールの減圧下で温度T(表2
の“T”欄を参照のこと)にして2時間維持した。室温
に戻してアルゴンで1気圧の絶対圧に戻した後、10m
lのトルエン、次いでxgの(CH3)3 SiCl(実施
例9及び10ではx=1.5で実施例11ではx=1)
をこのシリカに添加した。次いで、こうして生成した懸
濁液を攪拌しながら100℃で24時間加熱した。室温
に戻した後、こうして得られた固体を濾過して、25m
lのトルエンで3回、次いで25mlのヘプタンで洗浄
してから1×10-3ミリバールの減圧下で20℃で乾燥
した。
気流下で0.8gの粉末化ZrCl 4 と混合した。この
混合物をアルゴン気流下のまま Schlenk管に入れ、そし
てこの管を最終的に300℃の炉に20分間入れ、この
管の内部を吹き通ることのないアルゴン気流によりこの
管の内部を大気圧に維持して空気の侵入を完全に防い
だ。この20分間が経過すると、300℃のままのこの
管を1×10-3ミリバールの減圧に30分間付して、こ
の担体に結合していないZrCl4 を除去した。次い
で、その管をアルゴンで1気圧の圧力に戻し、放置して
室温に戻した。こうして粉末Bが得られ、重量%で表示
したそのジルコニウム含量を表2に示した(“%Zr”
欄を参照のこと)。
を、0.32ミリモルのインデニルリチウムと10ml
のトルエンとを混合することにより調製した。次いで、
その調製を記載したばかりの粉末Bを、導入するインデ
ニルリチウムの量のこの担体中に含有されるジルコニウ
ムの量に対するモル比が所望のモル比(表2の“L/Z
r”欄を参照のこと)に合致するような量で、この懸濁
液に添加した。次いで、得られた懸濁液を100℃にし
て攪拌しながら4時間維持した。次いで、得られた懸濁
液を100℃にして攪拌しながら4時間維持した。次い
で、この懸濁液を濾過して得られた固体を25mlのト
ルエンで3回、次いで25mlのヘプタンで洗浄してか
ら1×10-3ミリバールの減圧下で20℃で乾燥した。
アルゴン雰囲気下で室温に戻した後、本発明による触媒
成分を得た。
のMAOの溶液(このMAO溶液はWitco 社により販売
されている)1.5mlを300mlのヘプタン中に導
入した(即ち、1リッターのヘプタン当たりアルミニウ
ムを基準として10ミリモルのMAOとなる)後に15
mgのこの触媒成分を導入することにより作った試料
を、アルゴン気流下で、攪拌器及び温度制御装置を備え
た懸濁重合反応器内に導入した。空気をエチレンで反応
器から追い出し、圧力をエチレンで4バールに上げ、そ
してエチレンを注入することによりこの圧力を1時間維
持した。得られたポリマーの特性及び触媒成分の調製条
件の幾つかの特徴を表2に纏めた。
ンデニルリチウムで処理することなく重合系に導入し
た。これを行うための操作は次の通りである。10重量
%のMAOを含有するトルエン中のMAOの溶液(この
MAO溶液はWitco 社により販売されている)1.5m
lを300mlのヘプタン中に導入した(即ち、1リッ
ターのヘプタン当たりアルミニウムを基準として10ミ
リモルのMAOとなる)後に100mgの粉末Bを導入
することにより作った試料を、アルゴン気流下で、攪拌
器及び温度制御装置を備えた懸濁重合反応器内に導入し
た。空気をエチレンで反応器から追い出し、圧力をエチ
レンで4バールに上げ、そしてエチレンを注入すること
によりこの圧力を1時間維持した。その開始活性は、試
験した2種の粉末Bについて、50gポリエチレン/g
粉末B/時間未満であることが認められた。更に、生成
ポリマーが粘稠なのでI5 及びI21を測定できなかった
(これら試験の間に流れなかった)。
gのシリカと、2.4gのMgCl2 ・6H2 O及び5
0mlの水から構成される溶液とを混合した。この懸濁
液を室温で5分間攪拌してから、非粘着性粉末が得られ
るまで、ロータリーエバポレーターを用いて90℃で最
初は20ミリバールの減圧で20分間、次いで1×10
-3ミリバールの減圧で30分間で水を除去した。得られ
た粉末を1.5gのNH4 Clと混合し、この混合物を
アルゴン気流下の流動床中で130℃で2時間、次いで
450℃で2時間加熱した。こうして、88重量%のS
iO2 と12重量%のMgCl2 を含有する粉末を得
た。このMgCl2 はこのシリカの表面上に存在する。
粉末をZrCl4 で処理した。こうして得られた粉末C
は、3.6重量%のジルコニウムを含有した。この粉末
Cを実施例1〜4で粉末Aについて記載した通りにイン
デニルリチウム懸濁液で処理した。導入したインデニル
リチウムの量のこの担体中に含有されるジルコニウムの
量に対するモル比は、所望のモル比(表3の“L/Z
r”欄を参照のこと)に合致した。こうして得られた触
媒成分は、3重量%のジルコニウムを含有した。
ル基の含量の定量法を以下に説明する。0.5mlのメ
タノールを120mgの触媒成分に添加した後、1リッ
ター当たり12モルのHClを含有する5mlのHCl
水溶液を添加して、室温で15分間攪拌した。濾過して
その濾物を20mlのメタノールで4回洗浄した。こう
して、この触媒成分のインデニル基をインデンに転化し
た。このインデンは調製したばかりのこの溶液中に存在
している。1mlのこの溶液及び9mlのメタノールを
混合した。次いで、この新たな溶液中に含まれるインデ
ンを、250nmにおけるUV吸収を測定することによ
り及びメタノール中のインデンの標準溶液と比較するこ
とにより定量した。
れるインデニル基の量のジルコニウムの量に対するモル
比は0.9であるということになった。こうして得られ
た触媒成分を、実施例1〜5の触媒成分の存在下での重
合と同一の条件下での重合に用いた。その結果を表3に
纏めた。
ルリチウムと置き換えて、この場合にL/Zr比が1.
2になった以外は、実施例14の通りに調製を行った。
その結果を表3に纏めた。実施例16 錯体(MgCl2 ・1.5THF)の調製を、公表番号
がEP554,141であるヨーロッパ特許出願の実施
例1に記載された通りに行った。次いで、この担体を実
施例1〜4におけるシリカのようにZrCl4 で次にイ
ンデニルリチウム懸濁液で処理した。こうして得られた
触媒成分を、実施例1〜5の触媒成分の存在下での重合
と同一の条件下での重合に用いた。その結果を表3に纏
めた。
ルリチウムと置き換えて、この場合にL/Zr比が1.
1になった以外は、実施例16の通りに調製を行った。
その結果を表3に纏めた。実施例18及び19 実施例18においてはL/Zr比が0.5になるように
そして実施例19においては3になるように気を付けな
がらインデニルリチウムを導入した以外は、実施例14
の通りに調製を行った。その結果を表3に纏めた。実施例20 L/Zr比が3.2になるように気を付けながらシクロ
ペンタジエニルリチウムを導入した以外は、実施例15
の通りに調製を行った。その結果を表3に纏めた。実施例21及び22 メチルアルミノキサン溶液の導入の直後に、リッター当
たり2モルのトリエチルアルミニウム(TEA)のトリ
エチルアルミニウムヘキサン溶液を、実施例21では
0.3ミリモルのTEAそして実施例22では0.9ミ
リモルのTEAの割合で導入した以外は、実施例14の
通りに調製を行った。その結果を表4に纏めた。比較の
ために実施例14の結果を表4に付記した。
248μmの平均径を有する100gの高密度ポリエチ
レン粉末、トルエン中に30重量%のMAOを含有する
15mlの溶液、及び実施例14で合成した0.473
gの触媒成分を、不活性雰囲気下で1リッター丸底フラ
スコに導入した。この混合物を均質化して、流動性粉末
が得られるまでトルエンの一部を室温で減圧(10-2ミ
リバール)留去した。この混合物を400rev/分で
回転する攪拌器を備えた2.5リッター反応器内に導入
して、この反応器を窒素気流下に維持して60℃で加熱
した。この反応器を1バールの窒素で加圧し、そして1
5Sl/hに制御された流速のエチレンを2時間供給し
た。こうして、120ppmのZrと4000ppmの
Alを含有する134.5gのポリマーを得た。これ
は、1gの固体触媒成分当たり約300gのポリマーの
進度に相当する。
エチレンの気相重合に用いた。いま記載したのと同一の
重合から生じた12gの乾燥不活性ポリエチレン粉末
を、アルゴン雰囲気下85℃で400rev/分で攪拌
しながら、攪拌器及び温度制御装置を備えた2.5リッ
ター反応器内に導入した。次いで、7gのプレポリマー
をアルゴンで加圧することによりロックから導入し、そ
して反応器内で11バールの全圧(アルゴンの1バール
を含む)が得られるまでエチレンを注入した。この圧力
をエチレンを注入することによって一定に保った。10
0分間反応した後、エチレンの供給を遮断することによ
り重合を停止させて反応器の圧抜きをし、アルゴンでパ
ージして冷却した。こうして、152gのポリマーが生
成した(この値は重合前に反応器に充填した12gの乾
燥ポリエチレン粉末を除外したものである)。
ー当たり22gのポリエチレン、即ち、1gの触媒成分
当たり6200gのポリエチレンであった。得られたポ
リマーは次の特性を有した:I5 =1g/10分、I21
=6.7g/10分、I21/I5 =6.7、Mw=15
0,000g/モル、Mw/Mn=2.5。
狭い分子量分布を有するポリマー、即ち、その多分散性
Mw/Mnが一般に4未満でありしかも3未満でさえあ
り得るポリマーをもたらす。低多分散性ポリマーは、型
から取り出す際に優れたサイズ安定性を有するので、特
に射出成形による成形品用に求められている。本発明に
よる方法は簡単で装置を選ばない。
が低いために抽出分が低度である。これは、例えば、食
品又は医療分野における如き、匂い及び/又は味及び/
又は不純物の問題が重要である場合に特に有利である。
更に、それらの低多分散性のために、これら生成物は、
向上した光学的特性、特に優れた透明性を有する。フィ
ルムのヒートシールでの挙動の如き良好な熱特性も得ら
れる。
2.5重量%より多い高いジルコニウム含量を有し、高
い生産力でオレフィンの重合を触媒することができる。
Claims (28)
- 【請求項1】 ジルコニウム原子を含有する固体触媒成
分の製造方法であって、オレフィンの重合のための触媒
成分担体を式MCl4 (Mはジルコニウム又はハフニウ
ム原子を表す)の化合物で気相で処理する段階を含むこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項2】 担体をガス状MCl4 で処理する工程の
後に、シクロアルカジエニル骨格Lを含有する基を該担
体に結合した種に属する金属原子Mにグラフトさせるこ
とができる化合物Cの溶液又は懸濁液で処理することを
特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 担体が7OH/nm2 未満の表面濃度の
ヒドロキシル基を有することを特徴とする、請求項1又
は2記載の方法。 - 【請求項4】 担体が3OH/nm2 未満の表面濃度の
ヒドロキシル基を有することを特徴とする、請求項3記
載の方法。 - 【請求項5】 担体が1重量%未満の水を含有すること
を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項6】 担体が多孔質シリカからできていること
を特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項7】 多孔質シリカを熱処理してからシラン化
処理することを特徴とする、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 熱処理が100〜450℃で行われるこ
とを特徴とする、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 トリメチルクロロシランをシラン化処理
に用いることを特徴とする、請求項7又は8記載の方
法。 - 【請求項10】 担体が活性化MgCl2 からできてい
ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項11】 担体が錯体(MgCl2 −MgCl2
のための錯生成溶媒)であることを特徴とする、請求項
1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項12】 錯生成溶媒がテトラヒドロフランであ
ることを特徴とする、請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 担体がMgCl2 で覆われた多孔質シ
リカからできていることを特徴とする、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項14】 担体のガス状MCl4 での処理が、担
体をMCl4 粉末と混合した後に加熱することにより行
われることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項15】 担体のガス状MCl4 での処理が、1
60〜450℃の温度で行われることを特徴とする、請
求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項16】 L基が5〜20の炭素原子を含有する
ことを特徴とする、請求項2〜15のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項17】 L基がシクロペンタジエニル基である
ことを特徴とする、請求項16記載の方法。 - 【請求項18】 L基がインデニル基であることを特徴
とする、請求項16記載の方法。 - 【請求項19】 化合物Cでの処理が、0.1g/リッ
ター未満の担体しか溶かさずかつこの処理のために選ば
れる温度で化合物Cを1g/リッターを超える割合で溶
かす溶媒の存在下で行われることを特徴とする、請求項
2〜18のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項20】 化合物Cが、溶液又は懸濁液の形で、
溶媒1リッター当たり1×10-2モル〜1モルの割合で
導入されることを特徴とする、請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 化合物Cでの処理が0〜150℃の温
度で行われることを特徴とする、請求項2〜20のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項22】 化合物Cが、L/Mモル比が0.8〜
1.5になるように導入されることを特徴とする、請求
項2〜21のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項23】 請求項2〜22のいずれか1項の方法
により得ることができる固体触媒成分。 - 【請求項24】 少なくとも2.5重量%のジルコニウ
ムを含有することを特徴とする、請求項23記載の成
分。 - 【請求項25】 L:Zrの比率が0.7〜1.7であ
ることを特徴とする、請求項23又は24記載の成分。 - 【請求項26】 L:Zrの比率が0.8〜1.5であ
ることを特徴とする、請求項25記載の成分。 - 【請求項27】 少なくとも2.5重量%のジルコニウ
ムを含む、オレフィンの重合のための固体触媒成分。 - 【請求項28】 請求項23〜27のいずれか1項の触
媒成分の存在下での少なくとも1種のオレフィンの重合
方法。
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