JPH0829586B2 - 枚葉紙印刷機用紙送り胴 - Google Patents
枚葉紙印刷機用紙送り胴Info
- Publication number
- JPH0829586B2 JPH0829586B2 JP60169940A JP16994085A JPH0829586B2 JP H0829586 B2 JPH0829586 B2 JP H0829586B2 JP 60169940 A JP60169940 A JP 60169940A JP 16994085 A JP16994085 A JP 16994085A JP H0829586 B2 JPH0829586 B2 JP H0829586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gripper
- adjusting
- feed cylinder
- paper feed
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、異なった紙厚さに対して調節可能な少なく
とも２つのくわえづめブリッジを担持した胴本体を有す
る枚葉紙輪転印刷機用紙送り胴に関する。
とも２つのくわえづめブリッジを担持した胴本体を有す
る枚葉紙輪転印刷機用紙送り胴に関する。
［従来の技術］ 特開昭57−174263号公報によって、紙送り胴のくわえ
づめブリッジにおけるくわえづめ台の高さを高くしたり
低くしたりするための装置が公知である。取扱われる紙
の厚さに合わせるくわえづめ台の位置調節は、胴の長さ
本体にわたってくわえづめ台の直下において延びている
胴の軸方向にばね力に抗してねじによって移動される１
つの調節棒によって行われている。くわえづめ台と調節
棒の接触面は胴の長さ方向を軸とする円錐面になってい
るので、この調節棒の移動がくわえづめ台の半径方向の
位置（高さ）の変化を生ぜしめる。
づめブリッジにおけるくわえづめ台の高さを高くしたり
低くしたりするための装置が公知である。取扱われる紙
の厚さに合わせるくわえづめ台の位置調節は、胴の長さ
本体にわたってくわえづめ台の直下において延びている
胴の軸方向にばね力に抗してねじによって移動される１
つの調節棒によって行われている。くわえづめ台と調節
棒の接触面は胴の長さ方向を軸とする円錐面になってい
るので、この調節棒の移動がくわえづめ台の半径方向の
位置（高さ）の変化を生ぜしめる。
この公知の装置はたしかに１つのくわえづめブリッジ
における個々のくわえづめ台のすべてを一緒に位置調節
することを可能にするが、個々のくわえづめ台を相互間
で揃えることはこの装置ではできない。
における個々のくわえづめ台のすべてを一緒に位置調節
することを可能にするが、個々のくわえづめ台を相互間
で揃えることはこの装置ではできない。
カートン印刷機においては、見当の合う枚葉紙搬送の
ためには枚葉紙を送る胴が比較的大きな直径、例えばオ
フセット印刷機ならば版胴やゴム胴の２倍の直径のもの
であれば有効であることが周知である。圧胴や送り胴の
紙載せ面にはそれぞれにくわえづめブリッジがついてい
なければならない。したがって、２倍径の送り胴ならば
２本、３倍径の送り胴ならば３本のくわえづめブリッジ
を有している。１つの圧胴あるいは送り胴に１本より多
くのくわえづめブリッジを設けた場合に問題になるの
は、個別くわえづめ台相互間での中心ずれとか非直線性
といった操作誤差が見当合わせに特に不利に働くことで
ある。さらに、幾つものくわえづめブリッジのくわえづ
め台を取扱われる枚葉紙あるいはカートンの厚さに合う
よう個々に調節するということは時間を要することであ
る。そしてこの際は１つの送り胴のくわえづめ台が正確
に同じ高さに調節されなければならず、それはたしかに
極めて困難なこととなる。
ためには枚葉紙を送る胴が比較的大きな直径、例えばオ
フセット印刷機ならば版胴やゴム胴の２倍の直径のもの
であれば有効であることが周知である。圧胴や送り胴の
紙載せ面にはそれぞれにくわえづめブリッジがついてい
なければならない。したがって、２倍径の送り胴ならば
２本、３倍径の送り胴ならば３本のくわえづめブリッジ
を有している。１つの圧胴あるいは送り胴に１本より多
くのくわえづめブリッジを設けた場合に問題になるの
は、個別くわえづめ台相互間での中心ずれとか非直線性
といった操作誤差が見当合わせに特に不利に働くことで
ある。さらに、幾つものくわえづめブリッジのくわえづ
め台を取扱われる枚葉紙あるいはカートンの厚さに合う
よう個々に調節するということは時間を要することであ
る。そしてこの際は１つの送り胴のくわえづめ台が正確
に同じ高さに調節されなければならず、それはたしかに
極めて困難なこととなる。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、全てのくわえづめブリッジを一緒に
調節でき、しかも、少なくとも個別のくわえづめ台を幾
つかのグループ相互間については個別的調節の可能性を
有する枚葉紙印刷機用紙送り胴を提供することにある。
調節でき、しかも、少なくとも個別のくわえづめ台を幾
つかのグループ相互間については個別的調節の可能性を
有する枚葉紙印刷機用紙送り胴を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の枚葉紙印刷機用紙送り胴は、 胴に支持されて、胴の半径方向に調節可能な少なくと
も２つのくわえづめ台と、 各くわえづめ台毎に設けられ、当該くわえづめ台を半
径方向に、互いに独立に微調節可能で、胴本体に支持さ
れた調節部材と、 各調節部材と連結され、各くわえづめ台を共通に半径
方向に調節するように各調節部材を共通に作動させる、
胴本体上に設けられた中央調節装置とを有することを特
徴とする。
も２つのくわえづめ台と、 各くわえづめ台毎に設けられ、当該くわえづめ台を半
径方向に、互いに独立に微調節可能で、胴本体に支持さ
れた調節部材と、 各調節部材と連結され、各くわえづめ台を共通に半径
方向に調節するように各調節部材を共通に作動させる、
胴本体上に設けられた中央調節装置とを有することを特
徴とする。
［作用］ １つの送り胴のすべてのくわえづめ台を１台の中央調
節装置によって一緒に位置調節することにより、印刷の
準備時間が短縮され、簡単に取扱えることが可能とな
る。複数のそれ自体調節可能なくわえづめブリッジを有
する送り胴は、各くわえづめブリッジの接近性のよい個
々の位置に位置決めされなければならないこととなろ
う。このようにいちいち位置決めすることはそれだけで
も時間を要することとなろう。個別くわえづめ台のすべ
てが同じ高さにあること、すなわちすべてのくわえづめ
台の面が同一平面上にあることが各々の高さの調節にお
いて達せられる。僅かの製作ないし組立て誤差に対して
は、調節の可能性が設けられているので、１つの送り胴
に複数のくわえづめブリッジがあるにもかかわらず、印
刷ジョブ１件のすべての印刷において良好で明確な見当
合わせが保証されることとなるように、考慮が払われて
いることとなる。１台の印刷機に本発明による送り胴が
複数個設けられる場合には、すべての胴におけるある１
箇所においてすべての紙送り胴の調節装置に接近できる
ようにその印刷機を作ることができる。
節装置によって一緒に位置調節することにより、印刷の
準備時間が短縮され、簡単に取扱えることが可能とな
る。複数のそれ自体調節可能なくわえづめブリッジを有
する送り胴は、各くわえづめブリッジの接近性のよい個
々の位置に位置決めされなければならないこととなろ
う。このようにいちいち位置決めすることはそれだけで
も時間を要することとなろう。個別くわえづめ台のすべ
てが同じ高さにあること、すなわちすべてのくわえづめ
台の面が同一平面上にあることが各々の高さの調節にお
いて達せられる。僅かの製作ないし組立て誤差に対して
は、調節の可能性が設けられているので、１つの送り胴
に複数のくわえづめブリッジがあるにもかかわらず、印
刷ジョブ１件のすべての印刷において良好で明確な見当
合わせが保証されることとなるように、考慮が払われて
いることとなる。１台の印刷機に本発明による送り胴が
複数個設けられる場合には、すべての胴におけるある１
箇所においてすべての紙送り胴の調節装置に接近できる
ようにその印刷機を作ることができる。
［実施例］ 本発明はその他詳細にわたることおよび利点について
は以降の図面を用いての実施例の説明から知られよう。
図面にはいくつかの実施例が示されている。
は以降の図面を用いての実施例の説明から知られよう。
図面にはいくつかの実施例が示されている。
第１図の紙送り胴１は前段の印刷装置の圧胴２から印
刷された枚葉紙を受取り、それを後続の印刷装置の圧胴
に渡す。枚葉紙の場合のほかカートンの場合でも見当が
合って確実な搬送が行われるために、紙送り胴１は印刷
装置の図には示していない胴の直径の３倍の直径のもの
となっている。圧胴２および３と紙送り胴１の直径の比
は2:3となっている。それに対応して紙送り胴１には３
つの紙載せ面４がある。各紙載せ面４のそれぞれの始点
に各１つのくわえづめブリッジ５が設けられている。こ
れらのくわえづめブリッジ５はそれ故、送り胴１の周囲
に点対称的に配置されており、それらは胴本体６に固定
されている。くわえづめブリッジ５のくわえづめ７は紙
送り胴１の長さ方向に延びたくわえづめ台８と共に働
く。くわえづめ台８の上には個々のくわえづめ７に対し
て個別のくわえづめ台32が設けられている。くわえづめ
台８はくわえづめブリッジ支持台９に、半径方向に位置
調節されうるように、ねじ10で取付けられている。くわ
えづめ台８は調節部材であるガイドロッド11によって調
節ディスク12とリンク式に結合されている。ガイドロッ
ド11の調節ディスク12とのリンク結合は、調節ディスク
12の回転によってくわえづめ台８が曲りてこの原理で半
径方向に移動されうるようなものとなっている。
刷された枚葉紙を受取り、それを後続の印刷装置の圧胴
に渡す。枚葉紙の場合のほかカートンの場合でも見当が
合って確実な搬送が行われるために、紙送り胴１は印刷
装置の図には示していない胴の直径の３倍の直径のもの
となっている。圧胴２および３と紙送り胴１の直径の比
は2:3となっている。それに対応して紙送り胴１には３
つの紙載せ面４がある。各紙載せ面４のそれぞれの始点
に各１つのくわえづめブリッジ５が設けられている。こ
れらのくわえづめブリッジ５はそれ故、送り胴１の周囲
に点対称的に配置されており、それらは胴本体６に固定
されている。くわえづめブリッジ５のくわえづめ７は紙
送り胴１の長さ方向に延びたくわえづめ台８と共に働
く。くわえづめ台８の上には個々のくわえづめ７に対し
て個別のくわえづめ台32が設けられている。くわえづめ
台８はくわえづめブリッジ支持台９に、半径方向に位置
調節されうるように、ねじ10で取付けられている。くわ
えづめ台８は調節部材であるガイドロッド11によって調
節ディスク12とリンク式に結合されている。ガイドロッ
ド11の調節ディスク12とのリンク結合は、調節ディスク
12の回転によってくわえづめ台８が曲りてこの原理で半
径方向に移動されうるようなものとなっている。
ガイドロッド11には、その長さを変化させることによ
りくわえづめ台８の個別の調節を可能にするナットが設
けられている。ガイドロッド11はくわえづめ台８の端面
側の端につながっている。したがって、紙送り胴１の各
端面にも、それぞれに軸肩部14の上に調節ディスク12が
設けられ、ガイドロッド11は機械の側壁15と紙送り胴１
の端面16の間に存在している。すべてのリンク部分は当
然遊びなく動くようになっていなければならない。
りくわえづめ台８の個別の調節を可能にするナットが設
けられている。ガイドロッド11はくわえづめ台８の端面
側の端につながっている。したがって、紙送り胴１の各
端面にも、それぞれに軸肩部14の上に調節ディスク12が
設けられ、ガイドロッド11は機械の側壁15と紙送り胴１
の端面16の間に存在している。すべてのリンク部分は当
然遊びなく動くようになっていなければならない。
３つのくわえづめブリッジ５のうちの１つに、容易に
接近できる形で１つの中央調節装置17が設けられてい
る。この中央調節装置17は、目盛板19がついた１本の六
角頭ボルト形の軸18と、このボルト形の軸18の自由端の
下に取付けられたウォーム20と、その他の部品で成って
いる。第２図で特によく理解できるように、ウォーム20
と共に働くウォームギヤ21は、紙送り胴１の端面壁16に
回転可能に支持された調節軸22の上についている。調節
軸22の端面壁16より先に突出した両自由端には各１つの
調節ピニオン23が固定されており、このピニオン23は調
節ディスク12の周囲に設けられた環状歯車部分24と噛合
っている。
接近できる形で１つの中央調節装置17が設けられてい
る。この中央調節装置17は、目盛板19がついた１本の六
角頭ボルト形の軸18と、このボルト形の軸18の自由端の
下に取付けられたウォーム20と、その他の部品で成って
いる。第２図で特によく理解できるように、ウォーム20
と共に働くウォームギヤ21は、紙送り胴１の端面壁16に
回転可能に支持された調節軸22の上についている。調節
軸22の端面壁16より先に突出した両自由端には各１つの
調節ピニオン23が固定されており、このピニオン23は調
節ディスク12の周囲に設けられた環状歯車部分24と噛合
っている。
工具を用いて六角頭ボルト形の軸18を廻すことによ
り、ウォームギヤ機構20,21、調節軸22、調節ピニオン2
3、調節ディスク12およびガイドロッド11を経て３つの
くわえづめ台８の各々が同時にきまった分量だけ位置調
節されうる。調整後の高さは目盛板19で読取られる。遊
びなく動くようになっていることと、各くわえづめ台８
を個々に調整できるようになっていることにより、３つ
のくわえづめ台８すべてが同時に、全く同一の分量で正
確により高くあるいはより低く位置調節されうる。な
お、くわえづめ台８は直線性を有するべく調整されてい
る。
り、ウォームギヤ機構20,21、調節軸22、調節ピニオン2
3、調節ディスク12およびガイドロッド11を経て３つの
くわえづめ台８の各々が同時にきまった分量だけ位置調
節されうる。調整後の高さは目盛板19で読取られる。遊
びなく動くようになっていることと、各くわえづめ台８
を個々に調整できるようになっていることにより、３つ
のくわえづめ台８すべてが同時に、全く同一の分量で正
確により高くあるいはより低く位置調節されうる。な
お、くわえづめ台８は直線性を有するべく調整されてい
る。
第３図に示された本発明の実施例においては紙送り胴
１にはくわえづめブリッジ５は２本しかない。それは、
この紙送り胴１が隣接する圧胴２および３の２倍の直径
のものとなっているからである。両くわえづめブリッジ
５は１つの直径上に相対して位置している。そしてそれ
らは紙載せ面４の終点にそれぞれ配置されている。くわ
えづめ台８は、特に第４図でよく理解できるように、ば
ね作用のある弾性梁として作られている。すなわち、長
さ方向に１つの貫通長孔25があり、それによりくわえづ
め台８の端面に幅の狭い連結部26だけが残されている。
貫通長孔25によってくわえづめ台８は、その長さ方向の
１つのばね作用のある弾性軌条27と１つの剛なくわえづ
め台支持体28に分けられている。弾性軌条27はその中央
の領域においてねじ29によって胴本体６に固定されてい
る。したがって、くわえづめ台８全体がねじ29だけによ
って胴本体６に結合されていることとなる。
１にはくわえづめブリッジ５は２本しかない。それは、
この紙送り胴１が隣接する圧胴２および３の２倍の直径
のものとなっているからである。両くわえづめブリッジ
５は１つの直径上に相対して位置している。そしてそれ
らは紙載せ面４の終点にそれぞれ配置されている。くわ
えづめ台８は、特に第４図でよく理解できるように、ば
ね作用のある弾性梁として作られている。すなわち、長
さ方向に１つの貫通長孔25があり、それによりくわえづ
め台８の端面に幅の狭い連結部26だけが残されている。
貫通長孔25によってくわえづめ台８は、その長さ方向の
１つのばね作用のある弾性軌条27と１つの剛なくわえづ
め台支持体28に分けられている。弾性軌条27はその中央
の領域においてねじ29によって胴本体６に固定されてい
る。したがって、くわえづめ台８全体がねじ29だけによ
って胴本体６に結合されていることとなる。
くわえづめ台８の両端には、連結部26の高さの所で弾
性軌条27の両端に１本づつ調節部材である調節ねじ30が
ねじ孔にねじ込まれている。これら調節ねじ30の各々の
下端31は調節カム33の上で支えられている。この調節カ
ム33は、前述の実施例同様に胴端面壁16と機械の側壁15
の間における軸肩部14の上に回転可能に取付けられた調
節ディスク12に固定されている。両調節ディスク12は横
行材34によって相対的に回転せず安定するように互いに
結合されている。胴本体６の両端面壁16と片方に中央調
節装置17が固定されている。この装置17には支持台35が
あって、この中に１つのボルト形調節軸36を介して調節
ウォーム37が支持されている。この調節ウォーム37は１
つの環状歯車38と噛合っており、この環状歯車38は対応
する側の調節ディスク12に設けられて、このディスク12
をウォームギヤの働きをなすものとする。
性軌条27の両端に１本づつ調節部材である調節ねじ30が
ねじ孔にねじ込まれている。これら調節ねじ30の各々の
下端31は調節カム33の上で支えられている。この調節カ
ム33は、前述の実施例同様に胴端面壁16と機械の側壁15
の間における軸肩部14の上に回転可能に取付けられた調
節ディスク12に固定されている。両調節ディスク12は横
行材34によって相対的に回転せず安定するように互いに
結合されている。胴本体６の両端面壁16と片方に中央調
節装置17が固定されている。この装置17には支持台35が
あって、この中に１つのボルト形調節軸36を介して調節
ウォーム37が支持されている。この調節ウォーム37は１
つの環状歯車38と噛合っており、この環状歯車38は対応
する側の調節ディスク12に設けられて、このディスク12
をウォームギヤの働きをなすものとする。
ボルト形調節軸36をスパナで廻すことにより、両調節
ディスク12はウォーム37とウォームギヤ38によって時計
方向あるいは反時計方向に廻される。それによって、調
節ディスク12の周囲に固定されている調節カム33も廻さ
れる。この調節カム33の、例えばアルキメデススパイラ
ル形であってもよいリフト形状のために、調節ねじ30は
半径方向に移動する。それに従ってくわえづめ台８の弾
性軌条27は撓む。剛なくわえづめ台支持体28は弾性軌条
27の僅かな撓み現象の影響を実際上受けることなく、た
だ端に僅かに垂直方向に上下動をする。したがって、こ
のひずみ／応力発生手段で両方のくわえづめブリッジ５
のくわえづめ台８の高さが調整される。調節ねじ30はな
お、別個にも調節できるので、くわえづめブリッジ５の
半分をくわえづめ台８が直線的になるように調整するこ
とができる。なお、すべての調節手段は遊びなく動くよ
うに調節ないし組立てされうる。
ディスク12はウォーム37とウォームギヤ38によって時計
方向あるいは反時計方向に廻される。それによって、調
節ディスク12の周囲に固定されている調節カム33も廻さ
れる。この調節カム33の、例えばアルキメデススパイラ
ル形であってもよいリフト形状のために、調節ねじ30は
半径方向に移動する。それに従ってくわえづめ台８の弾
性軌条27は撓む。剛なくわえづめ台支持体28は弾性軌条
27の僅かな撓み現象の影響を実際上受けることなく、た
だ端に僅かに垂直方向に上下動をする。したがって、こ
のひずみ／応力発生手段で両方のくわえづめブリッジ５
のくわえづめ台８の高さが調整される。調節ねじ30はな
お、別個にも調節できるので、くわえづめブリッジ５の
半分をくわえづめ台８が直線的になるように調整するこ
とができる。なお、すべての調節手段は遊びなく動くよ
うに調節ないし組立てされうる。
第５図，第６図で示す第３の実施例では、紙送り胴１
と隣接の圧胴39および40との直径の比は4:2であり、そ
れ故、中央にある紙送り胴１は、その周囲に点対象に配
列された４本のくわえづめブリッジ５を有している。隣
接する圧胴39および40は、直径比がしからしめるとおり
２本のくわえづめブリッジ５を直径上相対する位置に有
しているが、第５図にはそれぞれ示されていない。
と隣接の圧胴39および40との直径の比は4:2であり、そ
れ故、中央にある紙送り胴１は、その周囲に点対象に配
列された４本のくわえづめブリッジ５を有している。隣
接する圧胴39および40は、直径比がしからしめるとおり
２本のくわえづめブリッジ５を直径上相対する位置に有
しているが、第５図にはそれぞれ示されていない。
このくわえづめブリッジ５のくわえづめ台８はくわえ
づめ台７のくわえづめ軸41の周りを旋回するようにそれ
に取付けられている。くわえづめ台８の両端はそれぞれ
ダブルレバー43が鋳物として一体になっており、このダ
ブルレバー43にはくわえづめ軸41のための軸受がついて
いるほか、自由端は圧縮ばね42の上に載っている。この
圧縮ばね42はくわえづめブリッジ支持台９の上で支えら
れている。紙送り胴１の幅いかんによってはより多くの
ダブルレバー43ないし軸受を設けてもよい。圧縮ばね42
はくわえづめ台８を反時計方向にくわえづめ軸41の周り
を押し廻し、それによりくわえづめ台８は調節ねじ30の
自由端の上に押付けられている。
づめ台７のくわえづめ軸41の周りを旋回するようにそれ
に取付けられている。くわえづめ台８の両端はそれぞれ
ダブルレバー43が鋳物として一体になっており、このダ
ブルレバー43にはくわえづめ軸41のための軸受がついて
いるほか、自由端は圧縮ばね42の上に載っている。この
圧縮ばね42はくわえづめブリッジ支持台９の上で支えら
れている。紙送り胴１の幅いかんによってはより多くの
ダブルレバー43ないし軸受を設けてもよい。圧縮ばね42
はくわえづめ台８を反時計方向にくわえづめ軸41の周り
を押し廻し、それによりくわえづめ台８は調節ねじ30の
自由端の上に押付けられている。
第６図に見られるように、調節部材である調節ねじ30
は複数個、ただし少なくともくわえづめ台８の両端部領
域には設けられている。これら調節ねじ30の各々は１つ
の中空軸45のねじ孔にねじ込まれている。この中空軸45
は胴本体６の外周壁46に回転可能に支持されている。こ
の中空軸45の下方の自由端にはベベルギヤ47が形成され
ており、このベベルギヤ47は、調節軸22の上に固定され
たもう１つのベベルギヤ48と噛合っている。調節ねじ30
は中空軸45の上にある抵抗板57によって拘束棒58と結合
されて廻り止めされている。抵抗板57は基本の調整が終
った後に調節ねじ30に取付け（固定）される。
は複数個、ただし少なくともくわえづめ台８の両端部領
域には設けられている。これら調節ねじ30の各々は１つ
の中空軸45のねじ孔にねじ込まれている。この中空軸45
は胴本体６の外周壁46に回転可能に支持されている。こ
の中空軸45の下方の自由端にはベベルギヤ47が形成され
ており、このベベルギヤ47は、調節軸22の上に固定され
たもう１つのベベルギヤ48と噛合っている。調節ねじ30
は中空軸45の上にある抵抗板57によって拘束棒58と結合
されて廻り止めされている。抵抗板57は基本の調整が終
った後に調節ねじ30に取付け（固定）される。
調節軸22は胴の端面壁16に回転可能に支持されてい
る。調節軸22の一方の自由端には調節ピニオン23がつい
ており、このピニオン23は調節ディスク12の周囲の歯車
部分と噛合っている。第５図から知られるように、各く
わえづめブリッジ５に１本づつ調節軸22が付属してお
り、それら調節軸22についた調節ピニオン23が調節ディ
スク12と遊びがないように噛合っている。
る。調節軸22の一方の自由端には調節ピニオン23がつい
ており、このピニオン23は調節ディスク12の周囲の歯車
部分と噛合っている。第５図から知られるように、各く
わえづめブリッジ５に１本づつ調節軸22が付属してお
り、それら調節軸22についた調節ピニオン23が調節ディ
スク12と遊びがないように噛合っている。
４本の調節軸22のすべてを動かすためにただ１つの調
節ディスク12が設けられている。調節ディスク12は前述
の実施例と同様に紙送り胴１の端面壁16と機械の側壁15
の間にある胴本体６の軸肩部14の上に回転可能に支持さ
れている。中央調節装置17は４本の調節軸22のいずれに
もついており、それはそれら４本の調節軸22の自由端、
調節ピニオン23が固定されている方の端で、六角頭36の
形をなしている。六角頭36の任意の１つをレンチで廻す
ことにより、調節ピニオン23、調節ディスク12、調節軸
22、ベベルギヤ47,48および調節ねじ30を経て、４つの
くわえづめ台８のすべてが正確に同じ行程だけ、より高
くあるいはより低く、位置調節される。この際くわえづ
め台８は圧縮ばね42の力に反抗して、あるいはそれに助
けられて、くわえづめ軸41の周りを旋回せしめられる。
節ディスク12が設けられている。調節ディスク12は前述
の実施例と同様に紙送り胴１の端面壁16と機械の側壁15
の間にある胴本体６の軸肩部14の上に回転可能に支持さ
れている。中央調節装置17は４本の調節軸22のいずれに
もついており、それはそれら４本の調節軸22の自由端、
調節ピニオン23が固定されている方の端で、六角頭36の
形をなしている。六角頭36の任意の１つをレンチで廻す
ことにより、調節ピニオン23、調節ディスク12、調節軸
22、ベベルギヤ47,48および調節ねじ30を経て、４つの
くわえづめ台８のすべてが正確に同じ行程だけ、より高
くあるいはより低く、位置調節される。この際くわえづ
め台８は圧縮ばね42の力に反抗して、あるいはそれに助
けられて、くわえづめ軸41の周りを旋回せしめられる。
第５図および第６図で示された実施例ではそれ故に、
各々のくわえづめ台８の基本の調整のほかに、中央調節
装置17によって、４本のくわえづめ台８すべてを一緒に
しての位置調節を行いうる。
各々のくわえづめ台８の基本の調整のほかに、中央調節
装置17によって、４本のくわえづめ台８すべてを一緒に
しての位置調節を行いうる。
本発明によるくわえづめ台８はまた、第７図で知られ
るように、それから見てくわえづめブリッジ５の後方に
おいてねじ29で胴本体６に固定されている１つの片持形
弾性梁49に固定されていてもよい。この比較的剛な弾性
梁49は、その下面が１個あるいは２個以上の調節ねじ30
の上に離れることなく常に載っていることが保たれるた
めに十分なものとなっている。調節ねじ30を垂直方向に
位置調節することにより、弾性梁49は撓み、くわえづめ
台８は半径方向に、すなわち処理されるべき紙の厚さに
合うよう、より高くあるいはより低く、位置調節され
る。
るように、それから見てくわえづめブリッジ５の後方に
おいてねじ29で胴本体６に固定されている１つの片持形
弾性梁49に固定されていてもよい。この比較的剛な弾性
梁49は、その下面が１個あるいは２個以上の調節ねじ30
の上に離れることなく常に載っていることが保たれるた
めに十分なものとなっている。調節ねじ30を垂直方向に
位置調節することにより、弾性梁49は撓み、くわえづめ
台８は半径方向に、すなわち処理されるべき紙の厚さに
合うよう、より高くあるいはより低く、位置調節され
る。
第８図においてはくわえづめ台８は弾性梁49に取付け
られる代りに、長さがほぼ弾性梁49と同じ旋回アームを
有する１つの旋回支持機構50に取付けられている。旋回
支持機構50自体はそれ故、くわえづめ台８から見て、前
例同様にくわえづめブリッジ５の後方で胴本体６に取付
けられている。１つの引張りばね52が、くわえづめ台８
が常に調節ねじ30の上端に載っているようにする働きを
なしている。この組立てられたくわえづめ台８における
作動の仕方は自ずと明らかである。調節ねじ30の垂直方
向の位置調節により、くわえづめ台８は旋回支持機構50
の旋回中心の周りを旋回する。この旋回によってくわえ
づめ台８の高さの調節がなされる。
られる代りに、長さがほぼ弾性梁49と同じ旋回アームを
有する１つの旋回支持機構50に取付けられている。旋回
支持機構50自体はそれ故、くわえづめ台８から見て、前
例同様にくわえづめブリッジ５の後方で胴本体６に取付
けられている。１つの引張りばね52が、くわえづめ台８
が常に調節ねじ30の上端に載っているようにする働きを
なしている。この組立てられたくわえづめ台８における
作動の仕方は自ずと明らかである。調節ねじ30の垂直方
向の位置調節により、くわえづめ台８は旋回支持機構50
の旋回中心の周りを旋回する。この旋回によってくわえ
づめ台８の高さの調節がなされる。
第９図および第10図はくわえづめ台８の１つの実施例
を示しており、これは前に説明した実施例の中で応用さ
れうるものである。この実施例はくわえづめ台の直線性
の揃え（調整）を可能にするものである。このくわえづ
め台８は上梁部59と下梁部60で成っていて、それらは貫
通長孔25で分けられている。くわえづめ台８の各々の端
で連結部56が両梁部59,60をつないでいる。両梁部59と6
0の厚さは必要に応じて等しくあるいは相異るように選
択される。両梁部59と60は貫通長孔25に沿って並んだテ
ンションボルト53で相互に結合されている。くわえづめ
台８の長さにわたってこのようなテンションボルト53が
多数、規則的な間隔をもって設けられていてよい。各テ
ンションボルト53の領域において貫通長孔25はそれぞれ
に１つづつの切欠き54を有しており、その中に両方向ダ
ブルナット55があって、それのねじ孔にテンションボル
ト53が通っている。テンションボルト53を両方向ダブル
ナット55と共に働かせることにより、個別のくわえづめ
台８あるいはくわえづめ台８の部分領域の高さの調節が
行われうる。
を示しており、これは前に説明した実施例の中で応用さ
れうるものである。この実施例はくわえづめ台の直線性
の揃え（調整）を可能にするものである。このくわえづ
め台８は上梁部59と下梁部60で成っていて、それらは貫
通長孔25で分けられている。くわえづめ台８の各々の端
で連結部56が両梁部59,60をつないでいる。両梁部59と6
0の厚さは必要に応じて等しくあるいは相異るように選
択される。両梁部59と60は貫通長孔25に沿って並んだテ
ンションボルト53で相互に結合されている。くわえづめ
台８の長さにわたってこのようなテンションボルト53が
多数、規則的な間隔をもって設けられていてよい。各テ
ンションボルト53の領域において貫通長孔25はそれぞれ
に１つづつの切欠き54を有しており、その中に両方向ダ
ブルナット55があって、それのねじ孔にテンションボル
ト53が通っている。テンションボルト53を両方向ダブル
ナット55と共に働かせることにより、個別のくわえづめ
台８あるいはくわえづめ台８の部分領域の高さの調節が
行われうる。
本発明は以上説明した実施例に限るものではない。例
えば中央調節装置17にモータ式駆動機構を設け、このモ
ータをその印刷機の操作デスクあるいは何台もの印刷機
における中央制御ディスクから操作することも考えられ
る。この場合は当然、くわえづめ台８の調整されたそれ
ぞれの位置を操作ディスク12にフィードバックする手段
も設けられることとなろう。
えば中央調節装置17にモータ式駆動機構を設け、このモ
ータをその印刷機の操作デスクあるいは何台もの印刷機
における中央制御ディスクから操作することも考えられ
る。この場合は当然、くわえづめ台８の調整されたそれ
ぞれの位置を操作ディスク12にフィードバックする手段
も設けられることとなろう。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、くわえづめ台が少なく
とも概ね紙送り胴の半径方向に移動可能に支持され、各
くわえづめ台を相互に無関係に該紙送り胴の半径方向に
位置調節する調節部材と、全てのくわえづめブリッジの
くわえづめ台の、送り胴の半径方向の位置を同時に調整
するように各調節部材を共通に作動させる中央調節装置
とを有することにより、１つの送り胴のすべてのくわえ
づめ台を一緒に位置調節することができ、印刷の準備期
間が短縮される効果がある。
とも概ね紙送り胴の半径方向に移動可能に支持され、各
くわえづめ台を相互に無関係に該紙送り胴の半径方向に
位置調節する調節部材と、全てのくわえづめブリッジの
くわえづめ台の、送り胴の半径方向の位置を同時に調整
するように各調節部材を共通に作動させる中央調節装置
とを有することにより、１つの送り胴のすべてのくわえ
づめ台を一緒に位置調節することができ、印刷の準備期
間が短縮される効果がある。
第１図は３つのくわえづめブリッジ５を有する本発明に
よる紙送り胴１の図、第２図は第１図の紙送り胴１の長
さ方向の断面図、第３図は２つのくわえづめブリッジ５
を有する本発明による紙送り胴１の図、第４図は第３図
の紙送り胴１の長さ方向の断面図、第５図は４つのくわ
えづめブリッジ５を有する紙送り胴１の図、第６図は第
５図の紙送り胴１の長さ方向の断面図、第７図は弾力を
もたせた取付け方のくわえづめ台８の図、第８図は旋回
式に取付けられたくわえづめ台８の図、第９図は本発明
による調節可能な２本梁形式のくわえづめ台８の図、第
10図は第９図のくわえづめ台８の１断面図である。 １……紙送り胴 2,3……圧胴 ４……紙載せ台 ５……くわえづめブリッジ ６……胴本体 ７……くわえづめ ８……くわえづめ台 ９……くわえづめブリッジ支持台 10……ねじ 11……ガイドロッド 12……調節ディスク 13……ナット 14……軸肩部 15……機械の側壁 16……端面壁 17……中央調節装置 18……軸 19……目盛板 20……ウオーム 21……ウォームギヤ 22……調節軸 23……調節ピニオン 24……環状歯車部分 25……貫通長孔 26……連結部 27……弾性軌条 28……くわえづめ台支持体 29……ねじ 30……調節ねじ 31……下端 33……調節カム 34……横行材 35……支持台 36……ボルト形調節軸 37……調節ウォーム 38……環状歯車 39,40……圧胴 41……くわえづめ軸 42……圧縮ばね 43……ダブルレバー 45……中空軸 46……外周壁 47,48……ベベルギヤ 49……弾性梁 50……旋回支持機構 52……引張りばね 53……テンションボルト 54……切欠き 55……両方向ダブルナット 56……連結部 57……抵抗板 58……拘束棒 59……上梁部 60……下梁部
よる紙送り胴１の図、第２図は第１図の紙送り胴１の長
さ方向の断面図、第３図は２つのくわえづめブリッジ５
を有する本発明による紙送り胴１の図、第４図は第３図
の紙送り胴１の長さ方向の断面図、第５図は４つのくわ
えづめブリッジ５を有する紙送り胴１の図、第６図は第
５図の紙送り胴１の長さ方向の断面図、第７図は弾力を
もたせた取付け方のくわえづめ台８の図、第８図は旋回
式に取付けられたくわえづめ台８の図、第９図は本発明
による調節可能な２本梁形式のくわえづめ台８の図、第
10図は第９図のくわえづめ台８の１断面図である。 １……紙送り胴 2,3……圧胴 ４……紙載せ台 ５……くわえづめブリッジ ６……胴本体 ７……くわえづめ ８……くわえづめ台 ９……くわえづめブリッジ支持台 10……ねじ 11……ガイドロッド 12……調節ディスク 13……ナット 14……軸肩部 15……機械の側壁 16……端面壁 17……中央調節装置 18……軸 19……目盛板 20……ウオーム 21……ウォームギヤ 22……調節軸 23……調節ピニオン 24……環状歯車部分 25……貫通長孔 26……連結部 27……弾性軌条 28……くわえづめ台支持体 29……ねじ 30……調節ねじ 31……下端 33……調節カム 34……横行材 35……支持台 36……ボルト形調節軸 37……調節ウォーム 38……環状歯車 39,40……圧胴 41……くわえづめ軸 42……圧縮ばね 43……ダブルレバー 45……中空軸 46……外周壁 47,48……ベベルギヤ 49……弾性梁 50……旋回支持機構 52……引張りばね 53……テンションボルト 54……切欠き 55……両方向ダブルナット 56……連結部 57……抵抗板 58……拘束棒 59……上梁部 60……下梁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴイリイ ベツカー ドイツ連邦共和国 6901 バーメンタール ウンテレ シユタイク ８ (56)参考文献 特開 昭57−174263（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−144705（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−107233（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭39−13316（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (13)
- 【請求項１】異なった紙厚さに対して調節可能な少なく
とも２つのくわえづめブリッジを支持した胴本体を有す
る枚葉紙印刷機用送り胴であって、 前記胴に支持されて、胴の半径方向に調節可能な少なく
とも２つのくわえづめ台と、 前記各くわえづめ台毎に設けられ、当該くわえづめ台を
半径方向に、互いに独立に微調節可能で、前記胴本体に
支持された調節部材と、 前記各調節部材と連結され、前記各くわえづめ台を共通
に各半径方向に調節するように共通に作動させる、前記
胴本体上に設けられた中央調節装置とを有する枚葉紙印
刷機用紙送り胴。 - 【請求項２】前記くわえづめ台がくわえづめブリッジ上
に半径方向に調節可能に保持されている、特許請求の範
囲第１項記載の紙送り胴。 - 【請求項３】前記くわえづめ台が弾性梁上に配置されて
いる、特許請求の範囲第１項記載の紙送り胴。 - 【請求項４】前記胴上に配置され、該胴の回転軸線に平
行な、軸方向に延びるシャフトを有し、前記くわえづめ
台が該シャフト上に搭載され、該シャフトを中心として
微揺動することにより、前記胴の半径方向に移動可能で
ある、特許請求の範囲第１項記載の紙送り胴。 - 【請求項５】前記胴の両端面にそれぞれ配置された２組
の調節ディスクと、前記調節ディスクと前記くわえづめ
台を連結するガイドロッドとを含み、前記くわえづめ台
は前記調節ディスクによって前記ガイドロッドと協同し
て調節可能である、特許請求の範囲第１項記載の紙送り
胴。 - 【請求項６】前記各ガイドロッドの長さが調節可能であ
る、特許請求の範囲第５項記載の紙送り胴。 - 【請求項７】前記各くわえづめ台は、長手方向に延び、
薄く撓みうる弾性軌条と剛なくわえづめ台支持体に分割
する長孔が形成された弾性梁として構成され、前記くわ
えづめ台は前記弾性軌条の中央領域において前記胴本体
にねじで固定されている、特許請求の範囲第１項記載の
紙送り胴。 - 【請求項８】前記中央調節装置は、前記胴本体の端面の
１つに配置され、前記胴本体の両端面に配置され、横行
材によって互いに接続されたカム−ベアリング調節ディ
スクを含み、前記調節ディスクはウォームギヤを介して
前記中央調節装置によって作動可能であり、前記調節デ
ィスクのカムは前記くわえづめ台の両端の領域にねじ結
合されている調節ねじの端部に係合可能である、特許請
求の範囲第７項記載の紙送り胴。 - 【請求項９】前記くわえづめ台が揺動可能に搭載され、
調節ねじによってスプリング偏倚に対して調節可能であ
る、特許請求の範囲第１項記載の紙送り胴。 - 【請求項１０】前記くわえづめ台が、前記胴本体上に搭
載され、各くわえづめブリッジのくわえづめ支持シャフ
トの背後に配置された旋回支持機構のまわりを旋回可能
で、前記旋回支持機構は前記くわえづめ支持シャフトに
平行に延びる回転軸を有する、特許請求の範囲第１項記
載の紙送り胴。 - 【請求項１１】前記各くわえづめ台が、上梁部と下梁部
とに分ける縦方向の溝を有する梁として構成され、複数
のテンションボルトが前記上梁部と前記下梁部を互いに
連結し、前記テンションボルト上に搭載されたダブルナ
ットと協同し、各くわえづめ台を整列させるための前記
溝内に配置されている、特許請求の範囲第１項記載の紙
送り胴。 - 【請求項１２】前記中央調節装置と接続されて前記中央
調節装置を駆動するモータと、前記中央調節装置と接続
されて前記中央調節装置を制御する操作台を有する、特
許請求の範囲第１項記載の紙送り胴。 - 【請求項１３】異なった紙厚さに対して調節可能な少な
くとも２つのくわえづめブリッジを支持した胴本体を有
する枚葉紙輪転印刷機用紙送り胴であって、 前記胴に支持されて、胴の半径方向に調節可能な少なく
とも２つのくわえづめ台と、 前記各くわえづめ台毎に設けられ、当該くわえづめ台を
半径方向に、互いに独立に微調節可能で、前記胴本体に
支持された調節部材と、 前記各調節部材を共通に作動させる、前記胴本体上に設
けられた中央調節装置と、 前記胴の各端面にそれぞれ配置された２つの調節ディス
クと、 前記調節ディスクと前記くわえづめ台を連結するガイド
ロッドと、 前記胴上に搭載され、前記調節ディスクと作動可能に係
合する各調整ピニオンを支持する調節軸を含み、 前記くわえづめ台は前記調節ディスクによって前記ガイ
ドロッドと協同して調節可能であり、前記中央調節装置
は前記くわえづめブリッジの１つの中央の領域に配置さ
れ、前記調節軸は前記中央調節装置と作動可能に係合す
るウォームギヤ機構をさらに支持し、前記調節ディスク
は前記中央調節装置によって前記ウォームギヤ機構、前
記調節軸および前記調節ピニオンを介して作動可能であ
る、枚葉紙印刷機用紙送り胴。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3428668.3 | 1984-08-03 | ||
| DE19843428668 DE3428668A1 (de) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | Umfuehrtrommel fuer bogendruckmaschinen, insbesondere kartonmaschinen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6141549A JPS6141549A (ja) | 1986-02-27 |
| JPH0829586B2 true JPH0829586B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=6242285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60169940A Expired - Fee Related JPH0829586B2 (ja) | 1984-08-03 | 1985-08-02 | 枚葉紙印刷機用紙送り胴 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4667952A (ja) |
| EP (1) | EP0170111B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0829586B2 (ja) |
| AT (1) | ATE57655T1 (ja) |
| AU (1) | AU577603B2 (ja) |
| CA (1) | CA1258270A (ja) |
| DE (2) | DE3428668A1 (ja) |
| ES (1) | ES8609035A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3602084A1 (de) * | 1986-01-24 | 1987-07-30 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogenueberfuehrtrommel zwischen den druckwerken von rotationsdruckmaschinen |
| DE3920821C2 (de) * | 1989-06-24 | 1994-01-27 | Heidelberger Druckmasch Ag | Format-Mehrfachverstellantrieb für eine Bogenrotationsdruckmaschine |
| US5125336A (en) * | 1990-07-20 | 1992-06-30 | De La Rue Giori S.A. | Device for transferring individual sheets to the impression cylinder of a sheet-fed rotary printing machine |
| DE4103296C1 (ja) * | 1991-02-04 | 1992-04-23 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De | |
| GB2268162A (en) * | 1992-06-19 | 1994-01-05 | Shinohara Machinery Co Ltd | Sheet-feeding cylinder with grippers. |
| DE4233422C1 (de) * | 1992-10-05 | 1994-01-13 | Roland Man Druckmasch | Bogengreifereinrichtung für Rotationsdruckmaschinen |
| DE4337578A1 (de) * | 1993-11-04 | 1995-05-11 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Druchmaschinen |
| DE9411121U1 (de) * | 1994-07-09 | 1994-09-01 | Roland Man Druckmasch | Greiferzylinder in einem Falzapparat |
| DE4442301C5 (de) * | 1994-09-05 | 2006-12-14 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Bogenüberführtrommel |
| DE4434000C2 (de) | 1994-09-23 | 1998-02-26 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
| DE4433999C2 (de) * | 1994-09-23 | 1998-02-19 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
| DE4433998A1 (de) * | 1994-09-23 | 1996-04-04 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
| DE19542160C1 (de) * | 1995-11-11 | 1997-01-23 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
| DE19642104C2 (de) * | 1996-10-12 | 1998-09-10 | Roland Man Druckmasch | Anordnung zur dezentralen Einzelverstellung von Greiferaufschlagleisten in bogenführenden Trommeln bzw. Zylindern von Rotationsdruckmaschinen |
| US5758872A (en) * | 1996-10-23 | 1998-06-02 | Graphic Management Associates, Inc. | Bundling and strapping devices and methods |
| DE19739571B4 (de) * | 1996-12-17 | 2007-05-31 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Stellvorrichtung für eine Höhenverstellung von diametral gegenüberliegend angeordneten Greiferaufschlagleisten an bogenführenden Zylindern von Druckmaschinen |
| DE19934526A1 (de) * | 1999-07-22 | 2001-02-08 | Roland Man Druckmasch | Bogenführungszylinder für eine Rotationsdruckmaschine |
| DE10336715A1 (de) * | 2002-09-06 | 2004-03-18 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Greifereinrichtung in einer bogenverarbeitenden Maschine |
| NL1021417C2 (nl) * | 2002-09-09 | 2004-03-10 | Stork Prints Bv | Drukcilinderondersteuningseenheid. |
| JP2008142905A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Shinohara Machinery Co Ltd | 枚葉印刷機の爪座機構 |
| JP2008142904A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Shinohara Machinery Co Ltd | 枚葉印刷機の爪座高さ調整装置 |
| JP5513781B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2014-06-04 | 株式会社小森コーポレーション | 搬送胴の爪台高さ調節装置 |
| DE102012010886A1 (de) | 2012-06-01 | 2013-12-05 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Übertragungstrommel zum Fördern eines Bogens |
| DE102013008780A1 (de) * | 2012-06-25 | 2014-01-02 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Übertragungstrommel zum Fördern eines Bogens |
| US20140020583A1 (en) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Avi Barazani | Adaptable impression drum |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DD53711A (ja) * | ||||
| US2699333A (en) * | 1952-03-27 | 1955-01-11 | L W Claybourn Inc | Apparatus and method for feeding sheets to printing presses |
| DE1014558B (de) * | 1955-03-12 | 1957-08-29 | Roland Offsetmaschf | Greifereinrichtung an Bogenfoerdervorrichtungen, die Bogen von dem Druckzylinder von Bogendruckmaschinen uebernehmen oder an ihn uebergeben |
| DE1259904B (de) * | 1964-12-17 | 1968-02-01 | Roland Offsetmaschf | Vorrichtung an den Bogenfuehrungseinrichtungen einer Mehrfarben-Bogenrotationsdruckmaschine zum Beeinflussen der Passerhaltigkeit der Aufdrucke |
| US3332345A (en) * | 1965-05-24 | 1967-07-25 | Improved Products Company | Sheet alignment apparatus |
| CH457507A (de) * | 1966-05-26 | 1968-06-15 | Planeta Veb Druckmasch Werke | Greifervorrichtung für Übergabe- und Anlegtrommeln sowie Druckzylinder in Bogenrotationsmaschinen |
| DE1232595B (de) * | 1966-06-01 | 1967-01-19 | Roland Offsetmaschf | Greifervorrichtung an Bogenfoerdervorrichtungen |
| DE1561072B1 (de) * | 1967-03-25 | 1970-01-22 | Heidelberger Druckmasch Ag | Einrichtung an der UEbergabetrommel von Bogenrotationsdruckmaschinen zur Passerkorrektur |
| DE1909795C2 (de) * | 1969-02-27 | 1973-10-18 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Einrichtung an Bogenübergabetrommeln vonMehrfarben-Bogenrotationsdruckmaschinen zur Passerkorrektur durch Verformen der Bogenvorderkante |
| DE2011737B2 (de) * | 1970-03-12 | 1971-07-29 | Maschinenfabrik Augsburg Nürnberg AG, 8900 Augsburg | Greifereinrichtung insbesondere an uebergabetrommeln von bogenrotationsdruckmaschinen |
| US3865362A (en) * | 1973-02-23 | 1975-02-11 | Miller Printing Machinery Co | Sheet transfer cylinder |
| DE2824733C2 (de) * | 1978-06-06 | 1984-03-15 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Umführtrommel für Schön- und Widerdruckmaschinen |
| DE3011365A1 (de) * | 1980-03-25 | 1981-10-01 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Verschwenkbare bogengreifervorrichtung |
| JPS57174263A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-26 | Komori Printing Mach Co Ltd | Claw base vertical mover for sheet printer |
-
1984
- 1984-08-03 DE DE19843428668 patent/DE3428668A1/de active Granted
-
1985
- 1985-07-02 AU AU44486/85A patent/AU577603B2/en not_active Ceased
- 1985-07-05 ES ES544900A patent/ES8609035A1/es not_active Expired
- 1985-07-08 DE DE8585108427T patent/DE3580204D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-08 EP EP85108427A patent/EP0170111B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-08 AT AT85108427T patent/ATE57655T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-08-02 CA CA000488082A patent/CA1258270A/en not_active Expired
- 1985-08-02 JP JP60169940A patent/JPH0829586B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1985-08-05 US US06/762,693 patent/US4667952A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4667952A (en) | 1987-05-26 |
| CA1258270A (en) | 1989-08-08 |
| EP0170111B1 (de) | 1990-10-24 |
| JPS6141549A (ja) | 1986-02-27 |
| DE3428668C2 (ja) | 1989-04-27 |
| ES8609035A1 (es) | 1986-07-16 |
| ES544900A0 (es) | 1986-07-16 |
| ATE57655T1 (de) | 1990-11-15 |
| EP0170111A3 (en) | 1987-08-19 |
| AU4448685A (en) | 1986-02-06 |
| AU577603B2 (en) | 1988-09-29 |
| DE3428668A1 (de) | 1986-02-13 |
| DE3580204D1 (de) | 1990-11-29 |
| EP0170111A2 (de) | 1986-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0829586B2 (ja) | 枚葉紙印刷機用紙送り胴 | |
| US4369705A (en) | Printing press | |
| US4785736A (en) | Device for tensioning a flexible printing plate mounted on a plate cylinder | |
| JPS61213155A (ja) | 枚葉紙輪転印刷機におけるグリツパを制御する装置 | |
| US4262590A (en) | Auxiliary printing unit for a printing press, in particular a rotary printing press | |
| AU644952B2 (en) | Improved plate clamping system for a duplicating machine | |
| US5465663A (en) | Sheet-guiding drum for printing machines | |
| EP0194559B1 (de) | Höhenverstellbare Greiferauflagen für Wendetrommelgreifer in Wendetrommeln von Schön- und Widerdruckmaschinen | |
| JPS61182952A (ja) | 印刷機 | |
| US5699737A (en) | Device for the throw-on and throw-off of rollers | |
| EP0546029B1 (en) | Offset printing machine | |
| US4137844A (en) | Perfector printer press | |
| US5662038A (en) | Control device for a numbering and imprinting unit of a rotary printing press | |
| JPH0628271Y2 (ja) | 枚葉印刷機の斜像調整装置 | |
| GB2096543A (en) | Adjustments in printing presses | |
| JPH07102672B2 (ja) | 印刷機の画像位置調整装置 | |
| DE1174801B (de) | Vorrichtung zum Einstellen auf unterschiedliche Bogenstaerken bei einer Rotationsbogen-druckmaschine fuer Mehrfarbendruck | |
| DE59301838D1 (de) | Vorrichtung zum Schränken von Druckplatten auf dem Plattenzylinder von Druckmaschinen, insbesondere Bogenoffsetdruckmaschinen | |
| EP0685337B1 (de) | Vorrichtung zur Verstellung der Greiferaufschlagleiste für Bogengreifer in einer Wendetrommel einer Schön- und Widerdruckmachine | |
| JP2566690B2 (ja) | グリッパ制御装置 | |
| GB2244676A (en) | Apparatus for adjusting the distance between the axes of a blanket cylinder and a plate cylinder of a sheet-fed offset press | |
| DE1159471B (de) | Vorrichtung zum Einstellen auf unterschiedliche Bogenstaerken bei einer Rotationsbogendruckmaschine fuer Mehrfarbendruck | |
| JP2822135B2 (ja) | ギヤ位相調整方法 | |
| DE2700419B2 (de) | Bogenübergabetrommel für auf Schön- und Widerdruck einstellbare Bogen-Rotaüons-Druckmaschinen | |
| JPS62198461A (ja) | 印刷機のロ−ラ位置調整装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |