JPH0628271Y2 - 枚葉印刷機の斜像調整装置 - Google Patents
枚葉印刷機の斜像調整装置Info
- Publication number
- JPH0628271Y2 JPH0628271Y2 JP1987174175U JP17417587U JPH0628271Y2 JP H0628271 Y2 JPH0628271 Y2 JP H0628271Y2 JP 1987174175 U JP1987174175 U JP 1987174175U JP 17417587 U JP17417587 U JP 17417587U JP H0628271 Y2 JPH0628271 Y2 JP H0628271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- shaft
- frame
- sheet
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、枚葉オフセット印刷機の斜像調整装置に関す
る。
る。
［従来の技術］ 従来、枚葉印刷機の画像調整装置においては、特開昭６
２−２０８９４５号公報に開示されるものが知られ、画
像を調整するために給紙胴軸の一方端の軸受を偏心ホル
ダーで支持し、該偏心ホルダーをフレームに設けた孔に
回転移動調整可能に嵌合し、該偏心ホルダーを回転させ
て給紙胴軸の一方端を捻る構成であり、又、実開昭６１
−１８０７３０号公報によるものは偏心スリーブの軸心
の回転により版胴の斜像を調整する構成のものが知られ
ている。
２−２０８９４５号公報に開示されるものが知られ、画
像を調整するために給紙胴軸の一方端の軸受を偏心ホル
ダーで支持し、該偏心ホルダーをフレームに設けた孔に
回転移動調整可能に嵌合し、該偏心ホルダーを回転させ
て給紙胴軸の一方端を捻る構成であり、又、実開昭６１
−１８０７３０号公報によるものは偏心スリーブの軸心
の回転により版胴の斜像を調整する構成のものが知られ
ている。
［考案が解決しようとする問題点］ 然しながら、前者は、操作軸のダイヤルツマミを回転さ
せることにより偏心ホルダーを回転させて圧胴に対して
給紙胴に捻りを与えるものであるため、ダイヤルツマミ
の回転による給紙胴の捻り量及び給紙胴と圧胴の軸芯間
距離の変位置が大きくなり高精度な斜像調整が困難であ
るという問題点があった。
せることにより偏心ホルダーを回転させて圧胴に対して
給紙胴に捻りを与えるものであるため、ダイヤルツマミ
の回転による給紙胴の捻り量及び給紙胴と圧胴の軸芯間
距離の変位置が大きくなり高精度な斜像調整が困難であ
るという問題点があった。
又後者では版胴の捻り量が大きくとれず、版胴とブラン
ケット胴の軸芯間距離の変位量が大きくなり両胴圧の接
触圧が変るため、高精度な斜像微調整が困難であるとい
う問題点を有するものである。
ケット胴の軸芯間距離の変位量が大きくなり両胴圧の接
触圧が変るため、高精度な斜像微調整が困難であるとい
う問題点を有するものである。
本考案は上述の問題点を解消すべく検討の結果、簡易な
構成で、容易に、かつ高精度に斜像調整を行い高品質の
印刷を得ることができるようにした枚葉印刷機の斜像調
整装置を得た。
構成で、容易に、かつ高精度に斜像調整を行い高品質の
印刷を得ることができるようにした枚葉印刷機の斜像調
整装置を得た。
［問題点を解決するための手段］ 即ち本考案は給紙胴５を有する枚葉印刷機の斜像調整装
置において、給紙胴軸３０の一端をフレーム２１の軸受
３７に支持し、他端はフレーム２１′にあって、上記フ
レームの圧胴３と給紙胴の両軸芯を結ぶ直線１上に設け
た支点ピン４６にて微少角度揺動自在に支持されるホル
ダー３５に設けた軸受６０に支持すると共に、上記フレ
ームに架設した操作軸５２の基端近くと先端部に夫々同
一方向螺子を有する螺合部を設け一方の螺合部はフレー
ムに固設したホルダ５３に、先端部の螺合部は上記ホル
ダー３５のフランジ部３５ａの一端側へ揺動自在にかつ
螺子孔の周方向には回転不能に枢着されたクレビス５０
の螺子と螺合し、上記操作軸とホルダとが連動連結して
構成し、上記問題点を解決したのである。
置において、給紙胴軸３０の一端をフレーム２１の軸受
３７に支持し、他端はフレーム２１′にあって、上記フ
レームの圧胴３と給紙胴の両軸芯を結ぶ直線１上に設け
た支点ピン４６にて微少角度揺動自在に支持されるホル
ダー３５に設けた軸受６０に支持すると共に、上記フレ
ームに架設した操作軸５２の基端近くと先端部に夫々同
一方向螺子を有する螺合部を設け一方の螺合部はフレー
ムに固設したホルダ５３に、先端部の螺合部は上記ホル
ダー３５のフランジ部３５ａの一端側へ揺動自在にかつ
螺子孔の周方向には回転不能に枢着されたクレビス５０
の螺子と螺合し、上記操作軸とホルダとが連動連結して
構成し、上記問題点を解決したのである。
［実施例］ 以下本考案の構成を２色印刷機に設けた実施例を図面に
基づいて詳述する。第６図は２色印刷機の操作側を示
し、第１印刷部と第２印刷部２と紙渡し胴を兼た圧胴３
と給紙部４と給紙胴５と排止部６と給紙台８等を主要部
として構成される。
基づいて詳述する。第６図は２色印刷機の操作側を示
し、第１印刷部と第２印刷部２と紙渡し胴を兼た圧胴３
と給紙部４と給紙胴５と排止部６と給紙台８等を主要部
として構成される。
第１，第２印刷部１，２は、夫々同一直径を有する版胴
１ａ，２ａとゴム胴１ｂ，２ｂとインキ部１ｃ，２ｃと
水部１ｄ，２ｄとブランケット洗浄部１ｅ，２ｅ等によ
り形成されている。
１ａ，２ａとゴム胴１ｂ，２ｂとインキ部１ｃ，２ｃと
水部１ｄ，２ｄとブランケット洗浄部１ｅ，２ｅ等によ
り形成されている。
上記給紙胴５と排紙部６の排紙胴６ａは、上記第１，第
２両印刷部１，２に各版胴１ａ，２ａ及び各ゴム胴１
ｂ，２ｂと夫々同一直径にして、かつ上記圧胴３の直径
の1/2の直径に設けられている。
２両印刷部１，２に各版胴１ａ，２ａ及び各ゴム胴１
ｂ，２ｂと夫々同一直径にして、かつ上記圧胴３の直径
の1/2の直径に設けられている。
そして、上述印刷機によれば、給紙部４から一枚づつ送
り出された紙ａは針９で横見当合せが行われて整紙さ
れ、紙挿入部で給紙胴５へ送り出され、そのグリッパー
１１に咥えられて圧胴３まで転送され、そのグリッパー
１２に咥え換えられて転送される途中で第１印刷部１に
て１色目が印刷され、更に第２印刷部２へ転送されて２
色目が印刷され、既印刷紙ａ′は排紙部６のチェーン６
ｂに設けられているグリッパー１３に咥えられて搬送さ
れ、排紙台８に排紙されることにより印刷の一サイクル
を終了する。
り出された紙ａは針９で横見当合せが行われて整紙さ
れ、紙挿入部で給紙胴５へ送り出され、そのグリッパー
１１に咥えられて圧胴３まで転送され、そのグリッパー
１２に咥え換えられて転送される途中で第１印刷部１に
て１色目が印刷され、更に第２印刷部２へ転送されて２
色目が印刷され、既印刷紙ａ′は排紙部６のチェーン６
ｂに設けられているグリッパー１３に咥えられて搬送さ
れ、排紙台８に排紙されることにより印刷の一サイクル
を終了する。
このように圧胴３の前方位に給紙胴５を備えている印刷
機において、本案の斜像調整装置は給紙胴５を圧胴３に
対してコッキング（軸を振る）することにより紙ａを捻
らせ、圧胴３のグリッパー１２に咥えさせるようにした
ものであり、その具体例を以下に詳述する。
機において、本案の斜像調整装置は給紙胴５を圧胴３に
対してコッキング（軸を振る）することにより紙ａを捻
らせ、圧胴３のグリッパー１２に咥えさせるようにした
ものであり、その具体例を以下に詳述する。
第１図乃至第４図に示したように、グリッパー１５とス
トッパー１６を夫々固定した複数個のグリッパーホルダ
ー１４は、グリッパー軸１７に軸方向へ適宜間隔毎にボ
ルト止めされたホルダー１８により軸方向移動が阻止さ
れて回転可能に支持されている。
トッパー１６を夫々固定した複数個のグリッパーホルダ
ー１４は、グリッパー軸１７に軸方向へ適宜間隔毎にボ
ルト止めされたホルダー１８により軸方向移動が阻止さ
れて回転可能に支持されている。
上記グリッパー軸１７の一端にはカムレバー１９が固定
され、該カムレバー１９の一端は、ブラケット９２に一
端を摺動可能に支持されてバネ６３を外装したバネガイ
ド４７の他端に枢着され、他端に軸支したカムフォロア
ー２０がフレーム２１′にホルダー３５を介してボルト
止めされているカム２４と当接され、グリッパー軸１７
は正転又は逆転され、ボルト２３により該グリッパー軸
１７に固定したホルダー１８とグリッパーホルダ１４と
の間にグリッパー１５がグリッパー受台に押しつけられ
る方向にバネ力を掛けるバネ２２を設けてある。グリッ
パーホルダ１４はグリッパー軸１７と一体的に回転し、
グリッパー１５はグリッパー軸１７の回動に追従して開
閉されるよう構成されている。
され、該カムレバー１９の一端は、ブラケット９２に一
端を摺動可能に支持されてバネ６３を外装したバネガイ
ド４７の他端に枢着され、他端に軸支したカムフォロア
ー２０がフレーム２１′にホルダー３５を介してボルト
止めされているカム２４と当接され、グリッパー軸１７
は正転又は逆転され、ボルト２３により該グリッパー軸
１７に固定したホルダー１８とグリッパーホルダ１４と
の間にグリッパー１５がグリッパー受台に押しつけられ
る方向にバネ力を掛けるバネ２２を設けてある。グリッ
パーホルダ１４はグリッパー軸１７と一体的に回転し、
グリッパー１５はグリッパー軸１７の回動に追従して開
閉されるよう構成されている。
上記グリッパー軸１７は、給紙胴軸３０と一体的に回転
する複数個のホイル２５，２６，２７，２８，２９に回
転可能に、かつ給紙胴軸３０と平行に支持させてあると
共に、上記ホイル２５乃至２９にはグリッパー受台３１
が固定（第１図）されている。
する複数個のホイル２５，２６，２７，２８，２９に回
転可能に、かつ給紙胴軸３０と平行に支持させてあると
共に、上記ホイル２５乃至２９にはグリッパー受台３１
が固定（第１図）されている。
又、給紙胴軸３０に固定された複数個のカラー５８にボ
ルト止めされている複数個のプレート５９はペーパーガ
イドの役目を果す。
ルト止めされている複数個のプレート５９はペーパーガ
イドの役目を果す。
上記給紙胴軸３０の両端部に夫々外装した軸受３７，６
０のうち、一方の軸受３７はフレーム２１に、他端の軸
受６０はホルダー３５に夫々支持され、該ホルダー３５
はフレーム２１を貫通するホルダー３５の軸部３５ｂが
フレーム２１′の取付孔２１′ａを貫通していて、取付
孔２１′ａの孔径は該軸部３５ｂが揺動することが出来
る程度に大きく設けられている。軸受３７，６０はフレ
ーム２１及び該ホルダー３５軸受押え３８，６２によっ
て脱落しないよう保持されている。
０のうち、一方の軸受３７はフレーム２１に、他端の軸
受６０はホルダー３５に夫々支持され、該ホルダー３５
はフレーム２１を貫通するホルダー３５の軸部３５ｂが
フレーム２１′の取付孔２１′ａを貫通していて、取付
孔２１′ａの孔径は該軸部３５ｂが揺動することが出来
る程度に大きく設けられている。軸受３７，６０はフレ
ーム２１及び該ホルダー３５軸受押え３８，６２によっ
て脱落しないよう保持されている。
図示（第１図）例では、上記給紙胴軸３０の反操作側の
軸受６０はホルダー３５の中央孔部に設けられ、ホルダ
ー３５の軸部３５ｂに揺動自在に貫通している。該ホル
ダー３５はフレーム２１′に揺動自在に支持ピン４６で
軸着支持すると共に、後述するダイヤルツマミ５１（第
２図図示）を回転操作するとピン４９を介して連動連結
するホルダー３５は支点ピン４６を揺動中心として微少
角度揺動することによって、給紙胴５を圧胴３に対して
第５図図示の通りコッキングすることになる。これによ
り紙ａを適宜に捻らせ、圧胴３のグリッパー１２に咥え
換えさせ、該紙ａと画像との関係を正しい位置に来るよ
う調整可能に構成してある。
軸受６０はホルダー３５の中央孔部に設けられ、ホルダ
ー３５の軸部３５ｂに揺動自在に貫通している。該ホル
ダー３５はフレーム２１′に揺動自在に支持ピン４６で
軸着支持すると共に、後述するダイヤルツマミ５１（第
２図図示）を回転操作するとピン４９を介して連動連結
するホルダー３５は支点ピン４６を揺動中心として微少
角度揺動することによって、給紙胴５を圧胴３に対して
第５図図示の通りコッキングすることになる。これによ
り紙ａを適宜に捻らせ、圧胴３のグリッパー１２に咥え
換えさせ、該紙ａと画像との関係を正しい位置に来るよ
う調整可能に構成してある。
紙ａに捻りを支える手段としては、上記ホルダー３５か
らフレーム２１′に平行にかつホルダー３５の半径方向
にフランジ軸３５ａを突設し、該フランジ３５ａの一端
を圧胴軸３ａと給紙胴軸３０の中心を結ぶ直線１上であ
ってかつ操作側の圧胴軸芯に相当するフレーム２１′上
の点に、支点ピン４６の位置を定め、該支点ピン４６に
て揺動自在にフランジ３５ａをフレーム２１′に枢着
し、該フランジ３５ａの他端にはピン４９を植設し、ク
レビス５０をネジ孔５０ａの周方向には回転不能にフレ
ーム２１′面に平行方向に揺動自在にピン４９にて枢着
してある。支点ピン４６を給紙胴軸３０と圧胴軸３ａの
中心を結ぶ直線１であってかつ操作側の圧胴軸芯位置に
相当するフレーム２１′上に決めるのは、給紙胴の回転
と圧胴の回転を同期回転するために第１図の操作側の給
紙胴軸３０に固定されるホイル２５に外装された歯車３
９と圧胴軸３ａに外装された図示されない歯車との噛合
に悪影響を及ぼさない最良の位置であり、直線１の長さ
は歯車３９のピッチ円半径と歯車３９と噛み合う圧胴軸
３ａに外装される図示ない歯車のピッチ円半径との和が
最良の位置である。然しながら歯車間の噛合隙間を大き
くとることによって支点ピン４６の位置は直線１上であ
れば許容範囲が在るのは良く知られる処である。又第２
図に示される直線１の向きと第６図に示される直線１の
向きが左右対象なのはそれぞれ反操作側と操作側である
からである。
らフレーム２１′に平行にかつホルダー３５の半径方向
にフランジ軸３５ａを突設し、該フランジ３５ａの一端
を圧胴軸３ａと給紙胴軸３０の中心を結ぶ直線１上であ
ってかつ操作側の圧胴軸芯に相当するフレーム２１′上
の点に、支点ピン４６の位置を定め、該支点ピン４６に
て揺動自在にフランジ３５ａをフレーム２１′に枢着
し、該フランジ３５ａの他端にはピン４９を植設し、ク
レビス５０をネジ孔５０ａの周方向には回転不能にフレ
ーム２１′面に平行方向に揺動自在にピン４９にて枢着
してある。支点ピン４６を給紙胴軸３０と圧胴軸３ａの
中心を結ぶ直線１であってかつ操作側の圧胴軸芯位置に
相当するフレーム２１′上に決めるのは、給紙胴の回転
と圧胴の回転を同期回転するために第１図の操作側の給
紙胴軸３０に固定されるホイル２５に外装された歯車３
９と圧胴軸３ａに外装された図示されない歯車との噛合
に悪影響を及ぼさない最良の位置であり、直線１の長さ
は歯車３９のピッチ円半径と歯車３９と噛み合う圧胴軸
３ａに外装される図示ない歯車のピッチ円半径との和が
最良の位置である。然しながら歯車間の噛合隙間を大き
くとることによって支点ピン４６の位置は直線１上であ
れば許容範囲が在るのは良く知られる処である。又第２
図に示される直線１の向きと第６図に示される直線１の
向きが左右対象なのはそれぞれ反操作側と操作側である
からである。
第１図及び第２図において、ナット４７とボルト４８は
該ホルダー３５がフレーム２１′より離脱しないために
設けられている。
該ホルダー３５がフレーム２１′より離脱しないために
設けられている。
上記ホルダー３５を揺動する為の操作軸５２はクレビス
５０と螺合する雄ネジ５２ｂ部分からダイヤルツマミ５
１に嵌合する雄ネジ５２ａ部まで一本の棒状に形成され
ている。該操作軸５２は基端にダイヤルツマミ５１を固
着させてあると共に、該基端近くと、先端部（第２図で
ホルダー３５側）に夫々雄ネジ部５２ａ，５２ｂが螺設
させてあり、その基端側の雄ネジ部５２ａをフレーム２
１′に固設したホルダ５３のネジ孔５３ａに螺合貫通し
て操作軸５２は螺進退可能に上記フレーム２１′に架設
させてあると共に、他方の雄ネジ部５２ｂは上記クレビ
ス５０の螺子孔５０ａに螺合させてあり、クレビス５０
はフランジ部３５ａの他端に揺動自在にネジ周方向に回
転不能にピン４９で枢着し連動連結してある。
５０と螺合する雄ネジ５２ｂ部分からダイヤルツマミ５
１に嵌合する雄ネジ５２ａ部まで一本の棒状に形成され
ている。該操作軸５２は基端にダイヤルツマミ５１を固
着させてあると共に、該基端近くと、先端部（第２図で
ホルダー３５側）に夫々雄ネジ部５２ａ，５２ｂが螺設
させてあり、その基端側の雄ネジ部５２ａをフレーム２
１′に固設したホルダ５３のネジ孔５３ａに螺合貫通し
て操作軸５２は螺進退可能に上記フレーム２１′に架設
させてあると共に、他方の雄ネジ部５２ｂは上記クレビ
ス５０の螺子孔５０ａに螺合させてあり、クレビス５０
はフランジ部３５ａの他端に揺動自在にネジ周方向に回
転不能にピン４９で枢着し連動連結してある。
ここで、上記操作軸５２の雄ネジ部５２ａと螺合するホ
ルダ５３の雌ネジ孔５３ａには右ネジピッチ１mmのネジ
螺合とし、一方の雄ネジ５２ｂと螺合するクレビス５０
の雌ネジ孔５０ａは右ネジピッチ０．５mmのネジ螺合と
した場合ダイヤルツマミ５１を一回転すると、ホルダ５
３の螺合部では右に１mm操作軸５２は移動するが、クレ
ビス５０の螺合部ではクレビス５０はピン４９により回
転を阻止されて、かつ左右移動可能にフランジ部３５ａ
に枢着されているので雄ネジ５２ｂは雌ネジ孔５０ａよ
り０．５mmネジ出され長くなるので操作軸５２はホルダ
５３で１mm右へ進み、クレビス５０は０．５mm左へ戻さ
れることになり、結局０．５mm右へ進む。要するにホル
ダ５３の螺合部とクレビス５０の螺合部のネジを同一方
向ネジとしネジピッチを適宜だけ異ならせることにより
クレビス５０の左右方向への移動量を微少ならしめるこ
とが出来る。このことによりクレビス５０はピン４９を
介してホルダ３５を支点ピン４６を中心にして微少角度
回動させることができるので第５図に示した如く、給紙
胴５の軸芯ｂが圧胴３の軸芯ｃに対してコッキング可能
となるよう構成されている。
ルダ５３の雌ネジ孔５３ａには右ネジピッチ１mmのネジ
螺合とし、一方の雄ネジ５２ｂと螺合するクレビス５０
の雌ネジ孔５０ａは右ネジピッチ０．５mmのネジ螺合と
した場合ダイヤルツマミ５１を一回転すると、ホルダ５
３の螺合部では右に１mm操作軸５２は移動するが、クレ
ビス５０の螺合部ではクレビス５０はピン４９により回
転を阻止されて、かつ左右移動可能にフランジ部３５ａ
に枢着されているので雄ネジ５２ｂは雌ネジ孔５０ａよ
り０．５mmネジ出され長くなるので操作軸５２はホルダ
５３で１mm右へ進み、クレビス５０は０．５mm左へ戻さ
れることになり、結局０．５mm右へ進む。要するにホル
ダ５３の螺合部とクレビス５０の螺合部のネジを同一方
向ネジとしネジピッチを適宜だけ異ならせることにより
クレビス５０の左右方向への移動量を微少ならしめるこ
とが出来る。このことによりクレビス５０はピン４９を
介してホルダ３５を支点ピン４６を中心にして微少角度
回動させることができるので第５図に示した如く、給紙
胴５の軸芯ｂが圧胴３の軸芯ｃに対してコッキング可能
となるよう構成されている。
上述実施例では、操作軸５２とホルダ５３とクレビス５
０の双方に螺合させてあるが、本案はこれに限定される
ことなく、ホルダ５３，クレビス５０の何れか一方のみ
に螺合させ、他方を定位置にて回動自在に連結しても良
い。
０の双方に螺合させてあるが、本案はこれに限定される
ことなく、ホルダ５３，クレビス５０の何れか一方のみ
に螺合させ、他方を定位置にて回動自在に連結しても良
い。
第２図において５４はフレーム２１′に固定したバネガ
イド５５に内装させてあるバネで、該バネ５４により上
記ホルダー３５を操作軸５２方向へ押圧し、該ホルダー
３５の螺子のはめ合等によるバックラッシュの発生を防
止している。
イド５５に内装させてあるバネで、該バネ５４により上
記ホルダー３５を操作軸５２方向へ押圧し、該ホルダー
３５の螺子のはめ合等によるバックラッシュの発生を防
止している。
尚、上記ホルダー３５を嵌合するフレーム２１′の取付
孔２１′ａの大きさをホルダー３５の軸部３５ｂに対し
て適量に定めることにより、該ホルダー３５の支点ピン
４６を中心とする揺動範囲、即ち給紙胴５の圧胴３に対
するコッキング量の最小量と最大量を決定することがで
きる。
孔２１′ａの大きさをホルダー３５の軸部３５ｂに対し
て適量に定めることにより、該ホルダー３５の支点ピン
４６を中心とする揺動範囲、即ち給紙胴５の圧胴３に対
するコッキング量の最小量と最大量を決定することがで
きる。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案に係る枚葉印刷機の斜像調整
装置は構成したから、製版時の誤差や版胴への版取付け
時紙に対する画像が曲って印刷される場合、印刷機のフ
レームに架設したダイヤルツマミを操作し操作軸に回転
操作することによってクレビス５０は第２図において左
方向或いは右方向に移動するのでホルダー３５は圧胴軸
３ａの中心付近に設けられた支点ピン４６を中心に第２
図において給紙胴軸３０が直線１に対して斜め上に行っ
たり斜め下に移動するので、給紙胴５は圧胴３に対して
コッキングする。このことにより紙ａを所望位置に画像
が印刷出来るよう捻らせて圧胴３のグリッパー１２に咥
え換させられるので、品質のよい印刷物を得ることが出
来る。又印刷中であっても機械を停止することなくコッ
キング操作が行なえるので作業性が良い。
装置は構成したから、製版時の誤差や版胴への版取付け
時紙に対する画像が曲って印刷される場合、印刷機のフ
レームに架設したダイヤルツマミを操作し操作軸に回転
操作することによってクレビス５０は第２図において左
方向或いは右方向に移動するのでホルダー３５は圧胴軸
３ａの中心付近に設けられた支点ピン４６を中心に第２
図において給紙胴軸３０が直線１に対して斜め上に行っ
たり斜め下に移動するので、給紙胴５は圧胴３に対して
コッキングする。このことにより紙ａを所望位置に画像
が印刷出来るよう捻らせて圧胴３のグリッパー１２に咥
え換させられるので、品質のよい印刷物を得ることが出
来る。又印刷中であっても機械を停止することなくコッ
キング操作が行なえるので作業性が良い。
又給紙胴軸３０と圧胴軸３ａの軸芯を結ぶ直線１のホル
ダー３５取付側に支点ピン４６を設けることにより操作
側に設けた歯車３９と圧胴３の歯車との噛合いに対する
影響も小さく出来るばかりでなく操作軸５２の回転運動
量を螺子の進み量に変換することによってホルダー３５
の揺動量を微少調整なし得るのでコッキング量も微少量
調整可能となり例え４色の色合せでも画像調整が正確に
短時間にできる等の効果がある。
ダー３５取付側に支点ピン４６を設けることにより操作
側に設けた歯車３９と圧胴３の歯車との噛合いに対する
影響も小さく出来るばかりでなく操作軸５２の回転運動
量を螺子の進み量に変換することによってホルダー３５
の揺動量を微少調整なし得るのでコッキング量も微少量
調整可能となり例え４色の色合せでも画像調整が正確に
短時間にできる等の効果がある。
第１図は本考案に係る枚葉印刷機の斜像調整装置の実施
例を示す縦断側面図、第２図は反操作側の同実施例の側
面図、第３図，第４図は第１図におけるIII−III線，IV
−IV線各矢視横断面図、第５図は同実施例における圧胴
と給紙胴の関係を示す説明図、第６図は２色印刷機の操
作側の略示側面図である。 ３……圧胴、５……給紙胴 ２１……フレーム、３０……給紙胴軸 ３５……ホルダー ３５ａ……ホルダーのフランジ部 ３７，６０……軸受、４６……支点ピン ５０……クレビス、５２……操作軸 ５３……ホルダ
例を示す縦断側面図、第２図は反操作側の同実施例の側
面図、第３図，第４図は第１図におけるIII−III線，IV
−IV線各矢視横断面図、第５図は同実施例における圧胴
と給紙胴の関係を示す説明図、第６図は２色印刷機の操
作側の略示側面図である。 ３……圧胴、５……給紙胴 ２１……フレーム、３０……給紙胴軸 ３５……ホルダー ３５ａ……ホルダーのフランジ部 ３７，６０……軸受、４６……支点ピン ５０……クレビス、５２……操作軸 ５３……ホルダ
Claims (1)
- 【請求項１】給紙胴５を有する枚葉印刷機の斜像調整装
置において、給紙胴軸３０の一端をフレーム２１の軸受
３７に支持し、他端はフレーム２１′にあって、上記フ
レームの圧胴３と給紙胴の両軸芯を結ぶ直線１上に設け
た支点ピン４６にて微少角度揺動自在に支持されるホル
ダー３５に設けた軸受６０に支持すると共に、上記フレ
ームに架設した操作軸５２の基端近くと先端部に夫々同
一方向螺子を有する螺合部を設け一方の螺合部はフレー
ムに固設したホルダ５３に、先端部の螺合部は上記ホル
ダー３５のフランジ部３５ａの一端側へ揺動自在にかつ
螺子孔の周方向には回転不能に枢着されたクレビス５０
の螺子と螺合し、上記操作軸とホルダとが連動連結して
なることを特徴とする枚葉印刷機の斜像調整装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174175U JPH0628271Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 枚葉印刷機の斜像調整装置 |
| US07/269,846 US4860651A (en) | 1987-11-13 | 1988-11-10 | Skew correcting apparatus for multi-color printing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174175U JPH0628271Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 枚葉印刷機の斜像調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180338U JPH0180338U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0628271Y2 true JPH0628271Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=15974020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174175U Expired - Lifetime JPH0628271Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 枚葉印刷機の斜像調整装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4860651A (ja) |
| JP (1) | JPH0628271Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3929228A1 (de) * | 1989-09-02 | 1991-03-21 | Koenig & Bauer Ag | Ueberfuehrtrommel |
| US5253583A (en) * | 1991-03-04 | 1993-10-19 | Fuji Kikai Kogyo Kabushiki Kaisha | Device for positioning printing material for use in a printing apparatus |
| JP2568411Y2 (ja) * | 1991-05-30 | 1998-04-15 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機の版万力装置 |
| US6624901B1 (en) | 2000-04-18 | 2003-09-23 | Kba (Advanced Imaging Technology) Limited | Digital skew correction method and apparatus for multi color printing machine |
| DE10151988A1 (de) | 2000-11-09 | 2002-05-23 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Ausrichtung flächiger Exemplare in bogenverarbeitenden Maschinen |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH043805Y2 (ja) * | 1985-04-12 | 1992-02-05 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP1987174175U patent/JPH0628271Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-10 US US07/269,846 patent/US4860651A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4860651A (en) | 1989-08-29 |
| JPH0180338U (ja) | 1989-05-30 |
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