JPH0371867A - ワニス胴もしくはゴム胴を圧胴及び又は調量胴もしくは版胴に対して胴入れ及び胴抜きさせる装置を有する輪転印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はワニス胴もしくはゴム胴を圧胴及び（又は）調
量胴もしくは版胴に対して胴入れ及び胴抜きさせる装置
を有する輪転印刷機で、あって、ワニス胴もしくはゴム
胴の軸が回転可能なリングにより掴まれ、該リングが２
つの支持ストッパに向かってばね負荷されており、かつ
円形からひっ込んだ周面区分を有し、該周面区分がワニ
ス胴もしくはゴム胴を圧胴に対して胴抜きさせる目的で
、リングを回転させることにより一方の支持ストッパに
対向する位置にもたらすことができる形式のものに関す
る。

このような形式の公知の解決策（ＤＥ−ＰＳ１２３６５
２９号明細書）においては、円形からひっ込んだ周面区
分は、それぞれ１つの封圧のローラに配属された平面部
として構成されている。第１の平面部に第１の対圧ロー
ラが対向して位置する状態で、ばね負尚に基づきゴム胴
は圧胴から胴抜きされる。第２の平面部が第２の対圧ロ
ーラに対向して位置するようにリングが引続き回転させ
られると、ゴム胴は版胴から胴抜きさせられる。これに
相応するゴム胴の胴抜き位置は十分に安定しておらず、
高速回転する機械においては不都合である。特にこの理
由から当該対圧ローラ自体が調節可能である。該調節の
ためには対圧ローラがねじスピンドルで位置を変えるこ
とのできる偏心体軸に配置されている。対圧ローラのこ
の調節可能性は両方の他の胴に体する胴入れもしくは胴
抜き状態でゴム胴の位置を正確に決めるためにだけに設
けられている。この調節可能性は使用中の胴入及び胴抜
き運動には無関係である。さらに前述の公知の構成の持
つ欠点は、版胴からゴム胴を胴抜きさせるｔ；めには原
則的にはまず、ゴム胴を圧胴から離す胴抜き距離を通過
させなければならないことである。これは、ゴム胴もし
くはワニス掛は装置の場合にはワニス胴の多重着肉が行
なわれず、このために着肉しようとする胴を複数回転さ
せる必要があるために、著しい使用上の欠陥をもたらす
。

発明の課題 本発明の課題は冒頭に述べた形式の機械を改良し、構造
的及び作動的に著しく高い精度を有し、製造費用の点で
有利で、使用上の観点から好ましい機構を胴入れ及び胴
抜き運動のために提供することである。

課題を解決する手段 本発明の課題はワニス胴もしくはゴム胴の軸が回転可能
なリングにより掴まれ、該リングが２つの支持ストッパ
に向かってばね負荷されており、かつ円形からひつ込ん
だ周面区分を有し、該周面区分がワニス胴もしくはゴム
胴を圧胴に対して胴抜きさせる目的で、リングを回転さ
せることにより一方の支持ストッパに対向する位置にも
たらすことができる形式のものにおいて、リングのばね
負荷が調量胴もしくは版胴の方向に向いており、軸結合
線の拡角に位置する支持ストッパの位置が遠隔制御され
て変化可能であることにより解決された。

発明の効果 本発明の如く構成することにより、胴入れ及び胴抜き装
置が高い構造精度を有し、ひいては高い運動精度を可能
にするようになる。これは高速回転の輪転印刷機にとっ
て特別な意味を持つ。前記利点は輪転印刷機のワニス掛
は装置の場合に特に著しい利点をもたらす。圧胴を胴抜
きするためにはリングが回動させられ、一方の支持スト
ッパが保合スロートに係合させられるこの係合はばね負
荷装置により引き起されるこのためにばねは調量胴もし
くは版胴に対する接触位置を維持するという機能をも持
つ。この位置では制御突起はすでに他の支持ストッパと
協働する。今や該支持ストッパを旋回させると、調量胴
もしくは版胴からの胴抜きも行なわれる。保合スロート
に所属する支持ストッパが係合するスロートに侵入でき
ないｍ１ｔｉこ係合スロートが位置し、他の支持ストッ
パの位置が変えられると、ばね負荷装置に抗して調量胴
もしくは版胴からの胴抜きだけが行なわれる。全体的な
胴抜き運動が、特に圧胴に対する胴抜き運動はほぼ中心
に向けられている。一方では調量胴もしくは版胴に対す
る胴入れにかつ他方では圧胴からの胴抜きにとって責任
のあるばねの多重交換作用は全体構造を良好にする。各
胴抜き運動は他方の胴抜き運動とは無関係に行なうこと
ができる。このためにはいずれにしても存在する胴抜き
ストッパが関与させられる。はぼ半径方向の胴入れ及び
胴抜き運動は周方向の運動を回避する。この場合にはリ
ングを回転させるための制御部材に全行程を設ける必要
はなくなる。リングは支持ストッパの位置が変わる場合
にいくらか回転するが、それは影響しない。何故ならば
他方の支持ストッパがリングの円周と保合スロートとの
間の（シャープな）屈曲個所の前に十分な間隔をおいて
位置できるからである。

次に図面について本発明を説明する； 後でワニス掛は装置構造タイプのものとして説明されて
いる、全体としては図示されていないオフセット輪転印
刷機は、調量胴ｌとワニス胴２と圧胴３とを有している
。調量ＷＡｌには公知の形式で（詳細には図示されてい
ない）インキ装ｆｆ１Ｆが前置されている。該インキ装
置Ｆは概略的にしか図示されていない着肉ローラＦＡを
有している。オフセット輪転印刷機が印刷用に装備され
た機械である場合には、つまり胴ｌが版胴を威している
場合には、インキ装置Ｆにさらに公知の形式で湿し装置
が胴ｌの回転方向で前置されている。

すべての３つの胴１．２．３は軸１′、２’３′を有し
ている。これらの軸ｌ′　２′はほぼ直線Ｌ２−Ｌ２の
上に位置している。軸２′３′は直線Ｌｌ−Ｌｌ上に位
置している。両方の査線は互いに角度σ（鈍角）を戊し
ている、直線上にＬ２−Ｌ２はばね負荷装置と軸１′と
の結合線である。

ワニス胴２の軸２′の上にはリング４が配置されている
。該リング４は軸２′に対して回転可能である。回転は
制御棒４ａの移動により行なわれる。リング４は係合ス
ロート５と制御突起６とを有しでいる。係合スロート５
は支持ストッパ７に配属され、制御突起６は支持ストッ
パ８に配属されている。

支持ストッパ８はローラとして構成され、該ローラは定
置の点９を中心として旋回可能なアングルレバ−１０の
自由端部に支承されている。アングルレバ（−１０の旋
回運動は液圧シリンダ１１又は他の形式で与えられる。

移動方向矢印Ｘは角度σの頂点に対してほぼ半径方向に
位置している。

両方の胴の胴入れ位置もしくはワニス胴２を圧胴３に対
して胴入れする位置では、支持ストッパ８は制御突起６
の、該支持ストッパ８に合わせて凹状に延びる乗上げス
ロート６′に位置している。

リング４は押しばね１２の負荷を受けており、該押しば
ね１２は押圧ローラ１３を介してリング４の周面に作用
している。このばね負荷装置の作用方向はほぼ直線Ｌ２
−Ｌ２の上に位置し、前記作用方向がワニス胴軸２′の
中心にほぼ向けられ、調量ｗ４１に対する胴入れ方向の
負荷も達成されるようになっている。

支持ストッパ７は線Ｌｌ−ＬＬの直線的な延長線上に位
置している。

第を図に示された位置から出発してリング４の回動によ
り圧胴３に対する胴抜きを行なうことができる。これは
支持ストッパ７が保合スロート５に侵入し、制御突起６
の頂部が支持ストッパ８に乗上げることで行なわれる。

この場合にはばね１２による負荷は圧胴３からの胴抜き
を助ける方向に作用する。レバーＩＯが旋回しかつ支持
ストッパが持上がることにより第３図に示された位置が
得られる。胴２は調量用１からも圧胴３からも胴抜きさ
れている。第３図の位置から支持ストッパ８が並行して
又は前もってリング４を回動させることなしに持上げる
とただワニス胴２が調量ＩＦ！ｌから胴抜きされる。

この場合にもワニス胴軸２′は支持ストッパ７における
リングの接触個所を中心として旋回させられる。

明細書及び図面に開示しであるすべての新しい特徴は請
求項に記載されていなくても発明にとって重要なもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はワニス胴もしくはゴム胴が隣接する２つの胴に
胴入れされた状態にある３つの胴の配置を概略的に側面
図で示した図、第２図はワニス胴もしくはゴム胴が圧胴
から胴抜きされた状態にある第１図Ｉこ相当する図、第
３図はワニス胴もしくはゴム胴が両方の胴から胴抜きさ
れた状態にある第１図に相当する図、第４図はワニス胴
もしくはゴム胴が調量用もしくは版胴だけから胴抜きさ
れた状態にある第１図に相当する図である。 １・・・調量用、２・・・ワニス胴、３・・・圧胴、４
・・・リング、５・・・係合スロート、６・・・制御突
起、７・・・支持ストッパ、８・・・支持ストッパ、９
・・・定置の点、１０・・・アングルレバ−１１・・・
液圧シリンダ、１２・・・押しばね、１３・・・押圧ロ
ーラ。 Ｆｉｇ、　１ Ｆｉｇ、２ １ Ｆｉｇ、３ ３−３ ９Ｆｉ、４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ワニス胴もしくはゴム胴（２）を圧胴（３）及び（
   又は）調量胴もしくは版胴（１）に対して胴入れ及び胴
   抜きさせる装置を有する輪転印刷機であって、ワニス胴
   もしくはゴム胴（２）の軸（２′）が回転可能なリング
   （４）により掴まれ、該リング（４）が２つの支持スト
   ッパ（７、８）に向かつてばね負荷されており、かつ円
   形からひっ込んだ周面区分を有し、該周面区分がワニス
   胴もしくはゴム胴（２）を圧胴（３）に対して胴抜きさ
   せる目的で、リング（４）を回転させることにより一方
   の支持ストッパ（７）に対向する位置にもたらすことが
   できる形式のものにおいて、リング（４）のばね負荷が
   調量胴もしくは版胴（１）の方向に向いており、軸結合
   線（Ｌ１−Ｌ１／Ｌ２−Ｌ２）の拡角に位置する支持ス
   トッパ（８）の位置が遠隔制御されて変化可能であるこ
   とを特徴とする、ワニス胴もしくはゴム胴を圧胴及び（
   又は）調量胴もしくは版胴に対して胴抜き及び胴抜きさ
   せる装置を有する輪転印刷機。 ２、位置を変えることのできる支持ストッパ（８）がリ
   ング（４）の制御突起（６）と協働する、請求項１記載
   の輪転印刷機。 ３、圧胴（３）とワニス胴もしくはゴム胴（２）との軸
   （３′、２′）の結合線の直線的な延長線（Ｌ１−Ｌ１
   ）の上に位置する支持ストッパ（７）がリング（４）の
   係合スロート（５）と協働する、請求項１記載の輪転印
   刷機。 ４、制御突起（６）と協働する支持ストッパ（８）が定
   置の支承個所（９）を中心として旋回するレバー（１０
   ）の上に配置されている、請求項１から３までのいずれ
   か１項記載の輪転印刷機。 ５、ワニス胴もしくはゴム胴軸（２′）にほぼ中心を合
   わせて向けられたばね負荷装置（１２）を有し、該ばね
   負荷装置（１２）がワニス胴もしくはゴム胴（２）を調
   量胴もしくは版胴（１）に胴入れさせる方向にかつ圧胴
   （３）に対して胴抜きさせる方向に負荷している、請求
   項１から４までのいずれか１項記載の輪転印刷機。 ６、ばね負荷装置がワニス胴もしくはゴム胴（２）と調
   量胴もしくは版胴（１）との軸線の間の結合線（Ｌ２−
   Ｌ２）上にほぼ位置している、請求項５記載の輪転印刷
   機。 ７、調量胴もしくは版胴（１）だけに対する胴抜き位置
   において一方の支持ストッパ（８）が制御突起（６）の
   乗上げスロート（６′）に係合する、請求項１から６ま
   でのいずれか１項記載の輪転印刷機。