JP2004050849A - 印刷機で押し当てと押し離しをする装置 - Google Patents

印刷機で押し当てと押し離しをする装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 塗工ユニットや印刷ユニットでの使用に適した、押し当てと押し離しをする装置を提供する。
【解決手段】 押し当てと押し離しをする装置は、版胴および/またはブランケット胴3を圧胴2に押し当て、およびこれから押し離すための胴押し当て・押し離し軸受6と、アプリケータローラ4を版胴および/またはブランケット胴3に押し当て、およびこれから押し離すためのローラ押し当て・押し離し軸受5とを備えている。ローラ押し当て・押し離し軸受5の、回転可能に支持された第1の位置調節部材と、胴押し当て・押し離し軸受6の、回転可能に支持された第2の位置調節部材と、連結器11とが一緒になって1つの連結機構を構成している。位置調節部材の一方は回転・直進ジョイント12を介して連結器11と直進ジョイントをなすように連結されており、このジョイントは無効な直進経路TSを有している。
【選択図】 図1


Description

 本発明は、請求項1に記載されている、圧胴と、版胴および/またはブランケット胴と、版胴および/またはブランケット胴を圧胴に押し当て、およびこれから押し離すための胴押し当て・押し離し軸受と、アプリケータローラと、アプリケータローラを版胴および/またはブランケット胴に押し当て、およびこれから押し離すためのローラ押し当て・押し離し軸受とを備える、印刷機において押し当てと押し離しをする装置に関する。
 本発明は次のような背景のもとで生まれたものである。すなわち、オフセット印刷ユニットで枚葉紙の印刷をする必要はあるが、その後に、オフセット印刷機の塗工ユニットで枚葉紙の塗工をする必要はないような、特定の印刷ジョブがある。このような印刷ジョブを処理する場合、塗工ユニットは、すでにオフセット印刷を施された枚葉紙が塗工ユニットに送られるがそこで塗工は行われない、いわゆる非活性モードで作動する。非活性モードの間、版胴および/またはブランケット胴のそばを圧胴によって運ばれる枚葉紙が、その後端で版胴および/またはブランケット胴に当って裏移りや汚れが生じるのを防ぐために、版胴および/またはブランケット胴は、圧胴から十分に広い間隔をおくように保たれる。各胴の間でこのような間隔を設定するためには、版胴および/またはブランケット胴の支持に関して、特別な設計的方策が必要である。
 特許文献1に代表される従来技術では、このような方策の要諦は、たとえば、版胴および/またはブランケット胴が、両方の胴の間隔を調整可能にする揺動機構に支持されることにある。上に挙げた特許文献1の図面からは、アプリケータローラが回転ジョイントに偏心して支持されている様子がわかる。
 特許文献2には、本発明の背景とはまったく異なる背景のもとで生まれ、本発明から遠く離れた従来技術を代表するにすぎない、押し当てと押し離しをする装置が記載されている。この装置では、複数のアプリケータローラが付属する版胴の偏心ブシュが、連結器を介してブランケット胴の偏心ブシュと連結されている。
ドイツ特許出願公開明細書19937469A1 ドイツ特許出願公告明細書2153690
 本発明の目的は、しばしば非活性モードで作動させなければならない塗工ユニットや印刷ユニットでの使用に適した、押し当てと押し離しをする装置を提供することである。
 この目的は、請求項1の特徴を備える、冒頭に述べた分野に属する装置によって達成され、この装置は、ローラ押し当て・押し離し軸受の、回転可能に支持された第1の位置調節部材と、胴押し当て・押し離し軸受の、回転可能に支持された第2の位置調節部材と、連結器とが一緒になって1つの連結機構を形成しており、位置調節部材の一方はジョイントを介して連結器と直進ジョイント(schubgelenking)をなすように連結されており、このジョイントは無効な直進経路(toter Schubweg)を有していることを特徴としている。
 本発明の装置では、版胴および/またはブランケット胴を、非活性モードのための、圧胴との十分に広い間隔に合わせて、位置調節するための、構造上の前提条件が与えられている。機械側壁と版胴および/またはブランケット胴との間にある、遊びを含む継目の部位の数が少ないので、本装置は高い安定性と剛性を有しており、したがって、大型印刷機での使用にも好適である。
 「無効な直進経路」を別の表現でいえば「空動き」である。無効な直進経路は、その長さに関して、連結器がジョイントを介して直進ジョイントをなすように連結されている位置調節部材が、連結器によって連行されることなく、連結器が無効な直進経路にわたって運動できるように設定される。
 ジョイントの一方のジョイント半体が、他方のジョイント半体に沿って無効な直進経路の範囲内で変位すると、連結器は空転ストロークを行う。無効な直進経路は、連結器の運動が、無効な直進経路の範囲内では、連結器と連結された位置調節部材に伝達されず、無効な直進経路の終りに達した後で初めて、この位置調節部材に伝達されるように限定されている、いわば直進の遊びである。無効な直進経路についての先ほどの説明では、一例として、連結器が駆動部であり、ジョイントを介して連結器と連結された位置調節部材が従動部であり、すなわち連結機構の従動ロッカーであると仮定している。この仮定は、本発明の有利な発展例でも意図されているように、ローラ押し当て・押し離し軸受の第1の位置調節部材が、前述したジョイントを介して、連結器と直進ジョイントをなすように連結されている場合に当てはまる。
 あるいはこれに代えて、胴押し当て・押し離し軸受の第2の位置調節部材が、ジョイントを介して連結器と直進ジョイントをなすように連結されることも考えられる。後者の場合、ジョイントを介して連結器と直進ジョイントをなすように連結された位置調節部材は、連結機構の駆動ロッカーもしくは駆動部であり、連結器は従動部であり、無効な直進経路はその長さに関して、連結器がジョイントを介して直進ジョイントをなすように連結された位置調節部材の運動が、この位置調節部材による連結器の連行なしに、無効な直進経路にわたって可能であるように設定される。
 次に、本発明による装置のいくつかの発展例について具体的に説明する。
 第1の位置調節部材と第2の位置調節部材は、いずれも偏心ブシュまたはカムリングであってよい。第1の位置調節部材が偏心ブシュであり、第2の位置調節部材がカムリングであるのが好ましい。第2の位置調節部材をカムリングとして構成することは、胴押し当て・押し離し軸受の調節経路が特別に広くなり、それにより、各胴の間の調整可能な自由空間が広くなるという点で有利である。
 ジョイントを長孔と、回転可能かつスライド可能なようにこの長孔で案内される継手ピンとを含む回転・直進ジョイントとして構成することは、低コストな製造という意味で有利である。
 あるいはこれとは異なり、たとえば継手ピンがその一方のピン端部で、スライド可能ではあるが回転可能ではないように長孔内を案内され、他方のピン端部ではもっぱら回転可能なように穴に案内されることによって、連結器をただ1つの回転・直進ジョイントを介してではなく、2つのジョイントを介して、すなわち回転ジョイントと直進ジョイントを介して、対応する位置調節部材とピボット連結することも可能である。後者の場合、長孔と、その中でスライド可能に案内されるピン端部とが、前述した直進ジョイントを構成し、穴と、その中で案内されるピン端部とが、前述した回転ジョイントを構成する。回転ジョイントが連結器に配置されている場合、直進ジョイントは、連結器とピボット連結された位置調節部材に配置される。直進ジョイントが連結器に配置され、回転ジョイントが連結器とピボット連結された位置調節部材に配置される、これと反対の構成も同じように可能である。
 アプリケータローラが版胴および/またはブランケット胴にただ1つのアプリケータローラとして付属していると、安価であるにもかかわらず、絶対的に機能信頼性が高い、本装置の構造という点で有利である。ただ1つのアプリケータローラしか用いないことによって、ローラ押し当て・押し離し軸受を作動させるために設けられた機構が、比較的簡単な構造を有することができる。ただ1つのアプリケータローラは、2つまたは3つ以上のアプリケータローラが作動する場合とまったく同様に、版胴および/またはブランケット胴に、徹底的かつ正確に塗布をする。2つまたは3つ以上のアプリケータローラを用いれば、相応の数のローラ押し当て・押し離し軸受が必要となり、これらのローラ押し当て・押し離し軸受を作動させるために、比較的複雑な機構が必要になってしまう。
 本発明の装置は、版胴および/またはブランケット胴を、「押し当て」位置と「押し離し」位置に位置調節するだけでなく、これを超えて、ユニットを非活性状態で印刷プロセスに参加させるために第3の位置へ位置調節する必要性がある、印刷機の塗工ユニット、フレキソ印刷ユニット、またはコーティングユニットで使用するのに特別に適している。
 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
 図1から図3には、シート状の被印刷体を印刷する輪転印刷機1が部分的に図示されている。この部分図は、以下において塗工・印刷ユニットと呼ぶ、被印刷体を塗工またはコーティングするために用いられる印刷ユニットを示しており、輪転印刷機は、この印刷ユニットと並んで、被印刷体の搬送方向に見て手前に配置されたオフセット印刷ユニットを有している。
 この塗工・印刷ユニットは、被印刷体をつかむための詳しくは図示しないくわえづめシステムを備える圧胴2と、スポット塗工のためのフレキソ版または全面塗工のためのゴムブランケットが上に張り渡され、もしくはこの両方の胴張り(フレキソ版、ゴムブランケット)を交互に張り渡すことができる、被印刷体の上で転動する胴、すなわち版胴および/またはブランケット胴3とを含んでいる。さらに、この塗工・印刷ユニットは、印刷動作のときに版胴および/またはブランケット胴3の上を転動し、もしくはその上に張り渡された胴張りの上を転動する、ただ1つのアプリケータローラ4を含んでいる。胴張りに塗布をするために他のアプリケータローラが必要ないという利点があり、それにより、構造的に簡単なので低コストな技術的解決策が得られる。塗布されるべき塗料、またはこれに代わる特色インキ、その他のコーティング液などが、塗工・印刷ユニットの水元ローラからアプリケータローラ4に供給される場合、アプリケータローラ4は、スクリーンのない平滑な外周表面をもつ調量ローラである。そうでない場合、アプリケータローラ4は、たとえばチャンバ型ドクターなどの調量ドクターが当接するアニロックスローラもしくはスクリーンローラであってよい。
 上に挙げた両方のケースでは、アプリケータローラ4は、偏心ブシュとして構成され、もしくは位置調節部材として偏心ブシュを有し、アプリケータローラ4を版胴および/またはブランケット胴3に押し当てたり、これから押し離す役目をするローラ押し当て・押し離し軸受5に支持されている。版胴および/またはブランケット胴3は、いわゆる3点支持部として構成された胴押し当て・押し離し軸受6に支持されている。胴押し当て・押し離し軸受6は、位置調節部材として、円周側もしくは外側に位置するカム輪郭を備える、回転可能に支持されたカムリング7を含んでおり、このカム輪郭は3つの支持ロール8から10に支えられており、そのうちの1つ、すなわち支持ロール10はばね作用を受けており、それによってカムリング7を他の両方の支持ロール8,9に押し付けられた状態に保っている。ばね負荷を受ける支持ロール10は、すべての支持ロール8から10のうち、圧胴2のもっとも近くに位置している。支持ロール8は、実質的に、アプリケータローラ4の中心点と、版胴および/またはブランケット胴3およびカムリング7の共通の中心点とを結んだ中心連結線上に位置している。版胴および/またはブランケット胴3のジャーナルが転がり軸受の内輪に堅固に差し込まれ、この転がり軸受の外輪がカムリング7に堅固に差し込まれることによって、版胴および/またはブランケット胴3はカムリング7に回転可能に支持されている。胴押し当て・押し離し軸受6は、版胴および/またはブランケット胴3を、圧胴2もしくはその上で案内される被印刷体に押し当てたり、これから押し離したりする役目を果たす。
 胴押し当て・押し離し軸受6は、第1の連結器11を介して、ローラ押し当て・押し離し軸受5と伝動工学的に連結されている。第1の連結器11は、その一方の連結器端部でカムリング7にピボット連結されており、他方の連結器端部では、第1の回転・直進ジョイント12を介して、ローラ押し当て・押し離し軸受5とピボット連結されている。つまり、カムリング7は駆動ロッカーを形成しており、ローラ押し当て・押し離し軸受5は、第1の連結器11も属する第1の連結機構もしくは4リンク機構の従動ロッカーを構成している。
 第1の回転・直進ジョイント12は、第1の連結器11にある長孔13と、回転可能かつスライド可能なように長孔13内を案内された第1の継手ピン14とで構成されており、この継手ピン14は滑りピンとして構成されるとともに、ローラ押し当て・押し離し軸受5に取り付けられたアームに堅固に装着されている。
 同じくローラ押し当て・押し離し軸受5に取り付けられた他のアームには、アプリケータローラ4に対するローラアクチュエータとして機能する、空気圧式の第1の作業シリンダ15がピボット連結されている。第1の作業シリンダ15は、原理的に、互いに直列につながれて1つのモジュールを構成する2つの作業シリンダからなり、その両方の往復ピストンを互いに反対の方向へ順次繰り出すことができる、いわゆるタンデムシリンダとして構成されている。両方の往復ピストンは、第1の作業シリンダ15の、作動流体(圧縮空気)を互いに無関係に充填可能な2つの圧縮・膨張室を仕切っている。両方の往復ピストンの各々が、両方の圧縮・膨張室の他方を仕切っている。
 2本アーム式の第1のレバー16が、定置の第1の回転ジョイント17を中心として揺動可能に支持され、第1のレバー16が上に装着された同期軸18と回転不能に連結されている。空気圧式の第2の作業シリンダ19がレバーアームにピボット連結され、第2の連結器20が、第1のレバー16の他方のレバーアームにピボット連結されている。第2の作業シリンダ19も同じく2つの切換段階を備えるタンデムシリンダとして構成されており、版胴および/またはブランケット胴3に対する胴アクチュエータとして機能する。第2の連結器20は、第2の連結器20および第1のレバー16とともに第2の連結機構もしくは4ジョイント機構を構成するカムリング7にピボット連結されている。厳密に言えば、第1のレバー16は駆動ロッカーを構成し、カムリング7は第2の4ジョイント機構の従動ロッカーを構成している。
 2本アーム式の第2のレバー21が、定置の第2の回転ジョイント22を中心として揺動可能に支持され、一方のレバーアームが第2の作業シリンダ19にピボット連結されるとともに、他方のレバーアームが空気圧式の第3の作業シリンダ23にピボット連結されている。したがって、第2の作業シリンダ19の第1のピストンロッド19.1には第1のレバー16がピボット連結され、第2の作業シリンダ19の第2のピストンロッド19.2には第2のレバー21がピボット連結されている。第3の作業シリンダ23は、その唯一のピストンロッドで第2のレバー21にピボット連結され、このピストンロッドでの反対側の端部で、輪転印刷機1の機械フレームにピボット連結されている。作業シリンダ19,23と第2のレバー21とのピボット連結、および第2の作業シリンダ19および第2の連結器20と第1のレバー16とのピボット連結に必要な回転ジョイントは、図面では符号を付していない。
 第3の作業シリンダ23が、たとえばネジ伝動装置を備える電動モータなどの他のアクチュエータに置き換えられる、図示していない変形例も考えられる。
 図示された実施形態は、第1のレバー16を固定し、および第2の連結器20を介して胴押し当て・押し離し軸受6を固定し、厳密に言えばカムリング7を固定して、予期しない位置変化を防止する戻り止め・安全装置としての役目をする、2本アーム式の戻り止めラッチ25が、定置の第3の回転ジョイント24を中心として揺動可能に支持されている。戻り止めラッチ25を、戻り止めラッチ25の引掛けフックが第1のレバー16を後方から包囲する戻り止め位置(図3参照)へ位置調節したり、戻り止め位置から外れるように位置調節するためのラッチアクチュエータとして、空気圧式の第4の作業シリンダ26が設けられている。第4の作業シリンダ26は、その一方の端部で機械フレームにピボット連結され、他方の端部で戻り止めラッチ25の第1のラッチアームにピボット連結されている。戻り止めラッチ25の第2のラッチアームには、戻り止めラッチの引掛けフックが配置されている。
 3本アーム式の第3のレバー27が、定置の第4の回転ジョイント28を中心として揺動可能に支持されている。第4の回転ジョイント28は、第3のレバー27が軸29に対して相対的に回転可能に装着された軸29によって構成されている。第3のレバー27は、機械フレームに取り付けられた第1の電動モータ30により、第1のネジ伝動装置を介してモータ駆動で第4の回転ジョイントを中心として揺動可能である。第1のネジ伝動装置は、第1のモータ30のモータ軸と連結されるか、またはその代わりにモータ軸によって直接形成することもできる第1のネジ付きスピンドル31と、第3のレバー27の第1のレバーアームに配置され、第1のネジ付きスピンドル31が中にねじ込まれた雌ネジ(スクリューナット)とを含んでいる。
 第2の電動モータ32が、第3のレバー27と同軸に回転可能に支持された1本アーム式の第4のレバー33に取り付けられている。第4のレバー33は軸29の上に装着され、これと回転不能に連結されているので、第4のレバー33と軸29とは必ず一緒に、第2のモータ32によって第2のネジ伝動装置を介して、第3のレバー27に対して相対的に回転可能である。この第2のネジ伝動装置は、第2のモータ32のモータ軸と連結されるか、またはその代わりにこのモータ軸によって直接形成されていてもよい第2のネジ付きスピンドル34を含んでいる。第2のネジ付きスピンドル34は、第3のレバー27の第2のレバーアームのスクリューナットに挿入された雌ネジにねじ込まれている。
 第3のレバー27の第3のレバーアームには、1本アーム式の第5のレバー36にある雌ネジ(スクリューナット)にねじ込まれた第3のネジ付きスピンドル35が、回転可能ではあるがスライド可能ではなく、すなわち直進不能に支持されているので、第3のレバー27と第5のレバー36とは、第3のネジ付きスピンドル35を含む第3のネジ伝動装置を介して、互いに伝動工学式に連結されている。第5のレバー36が軸29に対して相対的に回転可能にこの軸に装着されることによって、第5のレバー36は、第3のレバー27および第4のレバー33と同軸に支持されている。第5のレバー36は、第3のネジ付きスピンドル35を介して、第3のネジ付きスピンドル35がそれ自体を中心として回転しない限り、第3のレバー27と回転不能に、もしくは角度が固定された状態で、連結されている。このように両方のレバー27,36が互いに角度が固定された状態で連結されているので、両方のレバー27,36は、第3のネジ付きスピンドル35が静止しているとき、第1のモータ30によって常に一緒に軸29を中心として揺動可能である。
 第3のレバー27の第3のレバーアームに取り付けられた第3の電動モータ37は、第3のネジ付きスピンドル35と平行に向いたモータ軸を有しており、嵌合による引張手段伝動装置を介して第3のネジ付きスピンドル35を回転駆動する役目をする。この引張手段伝動装置は、第3のモータ37のモータ軸と同軸の、このモータ軸と回転不能に連結された第1の歯車38と、第3のネジ付きスピンドル35と同軸の、このネジ付きスピンドルと回転不能に連結された第2の歯車39と、この両方の歯車38,39に巻き付けられ、歯車38,39と嵌合している、すなわち具体的に言えば歯が係合している、自己弾性に基づいて初期張力をかけられた無端の歯付きベルト40とを含んでいる。第1の歯車38は、第3のモータ37のモータ軸に回転不能に装着されるか、またはその代わりに、このモータ軸に直接設けられた歯によって形成されていてもよい。第2の歯車39は第3のネジ付きスピンドル35に回転不能に装着されるか、またはその代わりに、第3のネジ付きスピンドル35に直接設けられた歯によって形成されていてもよい。第3のモータ37によって駆動される第3のネジ付きスピンドル35のそれ自体を中心とする回転により、結果的に、第5のレバー36は、第3のモータ37のその都度オンになっている回転方向に応じて、第3のレバー27の第3のレバーアームの方に向かって、またはこの第3のレバーアームから離れるように、選択的に揺動し、もしくはねじ運動をする。
 第5のレバー36は、第3の連結器41を介して、偏心ブシュ(ローラ押し当て・押し離し軸受5)と伝動工学的に連結されている。第3の連結器41は、第5の回転ジョイント42を介して第5のレバー56にピボット連結されるとともに、第2の回転・直進ジョイント43を介して偏心ブシュに、厳密に言えば偏心ブシュに取り付けられた別のアームに、ピボット連結されている。第5のレバー36は駆動ロッカーを構成しており、偏心ブシュは、第3の連結器41も属する第3の連結機構もしくは4リンク機構の従動ロッカーを構成している。第2の回転・直進ジョイント43は、第3の連結器41に刻まれたリンクスリット44と、偏心ブシュの先ほど挙げたアームに堅固に装着された、リンクスリット44に回転可能、かつリンクスリット44に沿ってスライド可能な第2の継手ピン(滑りピン)45とで構成されている。リンクスリット44は、2つの直線状のリンク領域と、両方の直線状のリンク領域の間に配置された1つの円弧状のリンク領域とを有している。
 第4の連結機構もしくは4リンク機構は、一方の連結器端部で第3のレバー27の第1のレバーアームにピボット連結されるとともに、他方の連結器端部で軸受・偏心ピン47のアームにピボット連結された第4の連結器46を含んでおり、この軸受・偏心ピン47には支持ロール8が回転可能に装着されており、この偏心・軸受ピン47は、支持ロール8の回転軸に対して相対的に偏心するようにオフセットされたピン軸を中心として回転可能に支持されている。このように、第3のレバー27が駆動ロッカーを構成し、偏心ピン47が第4の4リンク機構の従動ロッカーを構成している。
 平歯を備える歯車48が、版胴および/またはブランケット胴3と同軸に配置され、これと回転不能に連結されている。第3の歯車48のピッチ円直径は、版胴および/またはブランケット胴3の外径と実質的に同じ大きさである。同じく平歯を有し、ピッチ円直径が圧胴2の外径と同じ大きさである第4の歯車49は、圧胴2と同軸に配置され、これと回転不能に連結されている。平歯を備える第5の歯車50は、アプリケータローラ4の外径と実質的に同じ大きさのピッチ円直径を有している。第5の歯車50はアプリケータローラ4と同軸に配置され、これと回転不能に連結されている。胴2,3およびアプリケータローラ4の前述した3つの歯車48から50は、図面では、各々のピッチ円直径で模式的にのみ図示されている。
 次に、輪転印刷機1のさまざまな動作モードと、上に説明した機構の、これらの動作モードと関連する機能とについて具体的に説明する。
 輪転印刷機1は、第1の印刷動作モードと第2の印刷動作モードとで、選択的に作動可能である。
 第1の印刷動作モードのとき、被印刷体はまずオフセット印刷ユニットで多色刷りで印刷され、次いで塗工・印刷ユニットで、たとえば多色刷りを覆う透明ニスの保護層が塗布される。塗工・印刷ユニットのアクティブな関与のもとで行われる、第1の印刷動作モードの実行にあたっては、ストッパの前の押し離しや、ストッパの後の押し付けが必要になる場合がある。
 この押し離しは、自動的に実行される、以下に説明する2つのステップで行われる。
 押し離しの第1のステップでは、アプリケータローラ4が版胴および/またはブランケット胴3から押し離される。そのために、第1の作業シリンダ15の第1の圧縮・膨張室に作動流体(圧縮空気)が供給され、それにより、この第1の圧縮・膨張室を仕切っている往復ピストンの第1のピストンロッド15.1が変位して、繰り出される。その結果、ローラ押し付け・押し離し軸受5は、図1で見て反時計回りに回転する。この回転は、ローラ押し付け・押し離し軸受(偏心ブシュ)5が偏心しているために、アプリケータローラ4が版胴および/またはブランケット胴3から持ち上げられ、版胴および/またはブランケット胴3とアプリケータローラ4のそれぞれの円周表面の間の間隔が約1ミリから2ミリであるローラ位置へ位置調節されるという結果につながる。このローラ位置のとき、版胴および/またはブランケット胴3の第3の歯車48と、アプリケータローラ4とともにローラ位置へ位置調節されるので第3の歯車48から若干離れるように位置調節されるアプリケータローラ4の第5の歯車50とは、依然として相互に歯が噛み合っている。アプリケータローラ4を押し離すために必要なローラ押し付け・押し離し軸受5の回転中、第1の継手ピン14は長孔13に沿って第1のピン位置から第2のピン位置へと、第1の長孔13に対して相対的に摺動する。第1の継手ピン14はどちらのピン位置でも、長孔13の半円形に面取りされた両端面のいずれかに当接することはない。
 アプリケータローラ4を押し離す目的のためにローラ押し当て・押し離し軸受5を回転させることによって、第2の継手ピン45も、リンクスリット44の、図2で見て下側の円弧状に面取りされた内面(端部側のストッパ面)から持ち上げられる。
 押し離しの第1のステップに続く第2のステップでは、版胴および/またはブランケット胴3が圧胴2から押し離される。そのために、第2の作業シリンダ19の両方の圧縮・膨張室に同時に、またはすぐに相前後して、作業流体(圧縮空気)が充填され、それにより、第2の作業シリンダ19の第1のピストンロッド19.1と第2のピストンロッド19.2が繰り出される。その結果、一方では、第1のレバー16が図1で見て時計回りに揺動し、また他方では、カムリング17が、カムリング7と第1のレバー16に対する第2の連結器20の「交差形ピボット連結」に基づいて逆方向へ、すなわち図1で見て反時計回りに揺動する。カムリング7がこのように揺動する結果、大きく突き出した輪郭領域7.1よりも少ない程度に突き出しているカムリング7の輪郭領域が、ばね作用を受ける支持ロール10に達し、著しく低い輪郭領域7.2よりも低さが少ない輪郭領域が支持ロール8に達するので、カムリング7は、版胴および/またはブランケット胴3とともに圧胴2から離れるように位置調節される。このとき、版胴および/またはブランケット胴3は、3ミリよりも短い、たとえば1.2ミリの程度(調節距離)だけ、実質的に、圧胴2および第4の歯車49の回転点もしくは中心点51と、版胴および/またはブランケット胴3およびカムリング7および第3の歯車48の回転点もしくは中心点52とを互いに結んだ仮想的な中心点の中心連結線に沿って、すなわち、圧胴2および第4の歯車49のほぼ半径方向へ、あるいはちょうど半径方向へ、圧胴2から持ち上げられる。押し離しの後でも第3の歯車48が第4の歯車49と相互に噛み合っているほど、前述の程度はわずかであり、もしくは調節距離は短い。この押し離しの結果、歯車48,49の間で成立している歯の噛み合いも、歯車48,50の間で成立している歯の噛み合いも失われることはない。
 版胴および/またはブランケット胴3には、符号6,16,17および20を付している部品が二重の設計で付属しており、したがって両側に付属しており、すなわち、図1に見える機械側すなわちいわば駆動側だけでなく、反対の機械側すなわちここではいわば操作側でも同様に付属している。第2の作業シリンダ19は、押し離しのときに、および後でさらに説明する押し当てのときに、版胴および/またはブランケット胴3の両方の胴押し当て・押し離し軸受、すなわち、駆動側と操作側の胴押し当て・押し離し軸受を同時に作動させ、このとき、操作側の連結機構もしくは4リンク機構と、操作側の胴押し当て・押し離し軸受(両方とも図1と図2には見えない)とは、同期軸18を介して、同じように第2の作業シリンダ19によって駆動される。当然のことながら、第1のレバー16に対応する、操作側に配置されたレバーは、ただ1つの(操作側の連結器をピボット連結するための)レバーアームしか有している必要はない。
 版胴および/またはブランケット胴3が押し離されるとき、第2の連結器20およびこれに伴う長孔13のスライドが、長孔13に係合している第1の継手ピン14に対して相対的に行われる。しかし長孔13は、前述した長孔13のスライドによって、第1の継手ピン14が、長孔13の両方の端部側の面取りされた内面のいずれとも接触しないように寸法が決められており、特に、胴押し当て・押し離し軸受6の近くにある、図1で見て下側の面取りされた内面と接触しないように寸法が決められている。
 ストッパの後で行われるべき、版胴および/またはブランケット胴3の押し当ては、以下に具体的に説明する3つの連続するステップで行われる。
 押し当ての第1のステップでは、版胴および/またはブランケット胴3が、押し離しによって到達した胴位置から、「押し離し」のときと「押し当て」のときに版胴および/またはブランケット胴3がとる胴位置の間に位置する中間位置へと位置調節される。つまり版胴および/またはブランケット胴3は、押し離しのときに版胴および/またはブランケット胴3が進んだ、たとえば1.2ミリの前述した調節距離だけ戻るように第1のステップですぐ位置調節されるのではなく、さしあたり、この調節距離の一部分だけ、たとえば0.5ミリだけ位置調節されるので、この中間位置では、胴2,3の間にまだ本例では0.7ミリの間隔が残される。第1のステップを実行するために、第2の作業シリンダ19の第1の圧縮・膨張室の作動流体作用が解消され、その結果、第1のピストンロッド19.1が再び引き込まれる。このとき、第3の作業シリンダ23の作動流体作用、および第2の作業シリンダ19の第2の圧縮・膨張室の作動流体作用は、引き続き維持される。第1のピストンロッド19.1が引き込まれることにより、その際に図1で見て反時計回りに揺動する第1のレバー16を介して、および、さらに第2の連結器20を介して、胴押し当て・押し離し軸受6が若干戻るように回転し、それにより、版胴および/またはブランケット胴3は圧胴2の方に向かって位置調節され、両方の胴2,3の歯車48,49は歯がいっそう深く互いに噛み合う。
 押し当ての第2のステップでは、アプリケータローラ4が版胴および/またはブランケット胴3に再び押し当てられる。そのために、第1の作業シリンダ15の第1の圧縮・膨張室の作動流体の充填もしくは作用が再び解消され、その結果、第1のピストンロッド15.1が引き込まれ、ローラ押し当て・押し離し軸受5は、アプリケータローラ4が版胴および/またはブランケット胴3に再び当接して、第2の継手ピン45が、リンクスリット44の図2で見て下側の円弧状に面取りされた内面(端部側のストッパ面)に突き当たるまで、戻るように回転する。第2の継手ピン45が前述した内面に当接することによって、版胴および/またはブランケット胴3に対するアプリケータローラ4の圧着力の大きさが正確に規定される。図2に示す機構は、版胴および/またはブランケット胴3が中間位置にあるときに、版胴および/またはブランケット胴3に対するアプリケータローラ4の圧着力が、版胴および/またはブランケット胴3が「押し当て」位置にあるときよりも、是認できる程度に大きくなるよう設定されている。
 押し当ての第3のステップでは、版胴および/またはブランケット胴3が、一時的にとっていた中間位置から「押し当て」位置へと再び移され、すなわち、圧胴2もしくはその上で案内される被印刷体に当接する。これを実現するために、第2の作業シリンダ19の第2の圧縮・膨張室の作動流体作用が再び解消されることによって、第2のピストンロッド19.2も引き込まれる。それにより、レバー16、第2の連結器20、および胴押し当て・押し離し軸受6は、図1に示す初期位置に再び戻るように位置調節され、版胴および/またはブランケット胴3は、中間位置から「押し当て」位置まで、本例では0.7ミリである残りの距離を進む。版胴および/またはブランケット胴3が中間位置から「押し当て」位置へ変位している間、アプリケータローラ4はその位置を維持しており、版胴および/またはブランケット胴3とアプリケータローラ4の間で行われる円周表面の押圧はわずかしか低下しない。第3の作業シリンダ23のピストンロッドと同様に、第2の作業シリンダ19の第2のピストンロッド19.2も、押し当ての途中およびその前に説明した押し離しの途中には、引き込まれたロッド位置にとどまっている。
 押し離しのときも押し当てのときも、長孔13の中の第1の継手ピン14は、いわば空転ストロークを行う。換言すると、このことは、押し離しのときに第1の継手ピンが一方の方向へ、また押し当てのときには他方の方向へ、第2の連結器20に対して相対的に長孔13に沿って移動し、その際に、この連結器20に対して連行作用を及ぼさないことを意味している。同様に、第2の連結器20も、押し離しや押し当てのとき、第1の継手ピン14に連行作用を及ぼさず、したがってローラ押し当て・押し離し軸受5にも連行作用を及ぼさない。これは、長孔13の長さが、押し離しまたは押し当ての間に第1の継手ピン14がそれぞれ長孔13の内部で進む直進経路よりも長いからである。したがって、第1の継手ピン14の直進方向に見て、押し離しや押し当てをしている間に常に十分な遊び(直進遊び)があり、この遊びによって、第1の継手ピン14が、長孔13の一方および他方の端部側の内面に突き当たることが確実に回避される。
 第2の印刷動作モードでは、被印刷体がオフセット印刷ユニットでのみ多色刷りで印刷され、塗工・印刷ユニットでは塗工されない。
 したがって、第2の印刷動作モードでは被印刷体は、圧胴2によって版胴および/またはブランケット胴3のそばを運ばれ、その際に版胴および/またはブランケット胴3と接触しない。このことを保証するためには、版胴および/またはブランケット胴3が、第2の印刷動作モードを実行するときに、いわゆる非活性位置にあり、それによって、版胴および/またはブランケット胴3の「押し離し」位置のときに胴2,3の間に存在する、本例では1.2ミリである間隔よりも何倍も広い、たとえば20ミリである十分に広い間隔を、圧胴2との間で保たなければならない。
 以下に具体的に説明する各ステップでは、版胴および/またはブランケット胴3が、設定の仕方について先ほどすでに説明した、以下の説明ではその存在を当然のこととして前提とする「押し離し」位置から、非活性位置へと次のように位置調節される。
 まず、第1の作業シリンダ15の第2の圧縮・膨張室の作動流体作用が解消される。
 それに続く、作動流体(圧縮空気)による第4の作業シリンダ26の作用、およびその結果として生じる、戻り止め位置から戻り止め解除位置への戻り止めラッチ25の移動は、以下に説明するような第3の作業シリンダ23の切換の前に行われる。
 第4の作業シリンダ26への空気圧の作用により、そのピストンロッドは、第4の作業シリンダ26の復帰ばねの作用に抗して繰り出され、それにより、戻り止めラッチ25が図3で見て反時計回りに揺動するので、戻り止めラッチ25の引掛けフックによる第1のレバー16のロック、もしくは第1のレバー16の揺動範囲の制限が解消される。次いで、第3の作業シリンダ23に作動流体(圧縮空気)が作用し、その結果、そのピストンロッドが、ピストンロッド19.1,19.2の最大限可能な行程距離よりも長い行程距離だけ繰り出される。第3の作業シリンダ23のこのような切換の結果として、第2のレバー21が図1で見て反時計回りに、第2の回転ジョイント22を中心として揺動し、第2のレバー21のこのような揺動運動は、その際に固定的な連結器として機能する第2の作業シリンダ19によって第1のレバー16に伝達され、この第1のレバー16は、両方のレバー16,21に対する第2の作業シリンダ19もしくはその繰り出された状態に保たれたピストンロッド19.1,19.2の「交差形」ピボット連結に基づき、図1で見て時計回りに、第1の回転ジョイント17を中心として揺動する。両方のレバー16,21は、第2の作業シリンダ19とともに第5の連結機構もしくは4リンク機構を形成しており、その駆動ロッカーは第2のレバー21であり、従動ロッカーは第1のレバー16である。第2の作業シリンダ23によって駆動される第1のレバー16の揺動運動は、第2の連結器20を介して胴押し当て・押し離し軸受6に伝達され、それによってそのカムリング7が、版胴および/またはブランケット胴3の「押し離し」位置に相当する回転位置から、特別に大きく半径方向に突き出した、もしくは中心から離れた、カムリング7の輪郭領域7.1が、ばね作用を受ける支持ロール10の上に載り、特別に著しく半径方向で引っ込んだ、もしくは中心に近い輪郭領域7.2が、支持ロール8と接触する別の回転位置へと回転する。胴押し当て・押し離し軸受6のこのような回転運動は、結果的に、胴2,3の間にある、これらの胴の中心点の中心連結線に沿って測定されるべき、本例では1.2ミリの間隔をその何倍にも、本例では20ミリに拡大させる。換言すると、胴押し当て・押し離し軸受6の回転運動は、「押し離し」位置から非活性位置への版胴および/またはブランケット胴3の位置調節を引き起こし、すなわち、「押し離し」位置よりもさらに圧胴2から遠くに離れる位置調節を引き起こす。
 胴2,3およびこれらと同軸な歯車48,49の中心点の中心連結線に沿って行われる、非活性位置への版胴および/またはブランケット胴3の位置調節のとき、版胴および/またはブランケット胴3と堅固に連結された第3の歯車48も一緒に非活性位置へと位置調節され、その際に、圧胴2の第4の歯車49との相互の歯の噛み合いから切り離される。さらに、非活性位置への版胴および/またはブランケット胴3の位置調節中に、もしくはこれと同時に、アプリケータローラ4も版胴および/またはブランケット胴3と同期して一緒に移動する。
 アプリケータローラ4のこのような自動の連動もしくは追随は、具体的には次のようにして行われる。
 これまですでに何度か言及した、非活性位置に相当する回転位置へ位置調節するための胴押し当て・押し離し軸受6の運動は、そのときにストッパ面を介して第1の継手ピン14に連行作用を及ぼす第1の連結器11から、ローラ押し当て・押し離し軸受5に伝達され、それによってこのローラ押し当て・押し離し軸受5が回転する。このときローラ押し当て・押し離し軸受5は、長孔13の、ローラ押し当て・押し離し軸受5の方に向かって位置する(下側の)端部側の内面が第1の継手ピン14と接触することによって、図1で見て反時計回りに回転する。そのときこの内面は、第1の継手ピン14に対するストッパ面としての役目をする。このように、第1の連結器11が第1の継手ピン14に対して相対的に当て付け運動をすると、第1の連結器11は、第1の回転・直進ジョイント12の無効な直進経路TSもしくは無効な行程を克服し、長孔13のストッパ面に第1に継手ピン14が当接すると、第1の連結器11が第3の作業シリンダ23によって第2の連結器20およびカムリンク7を介してさらに動かされたときに、第1の連結器11から第1の継手ピン14に連行作用が及ぼされるようになる。両方の押し付け・押し離し軸受5,6はそれぞれの偏心度とカム形状に関して、版胴および/またはブランケット胴3とアプリケータローラ4が、版胴および/またはブランケット胴3が非活性位置へ位置調節されるときに互いの間隔を大きく変えることなく、圧胴2から離れるように位置調節されるように相互調節されている。さらに、版胴および/またはブランケット胴3とアプリケータローラ4との、このように同期した位置調節のとき、両方の歯車48,50は互いに歯が噛み合った状態に保たれる。
 第2の印刷動作モードの終了後、再び第1の印刷動作モードへ切り換えるには、非活性位置から「押し離し」位置への、版胴および/またはブランケット胴3の復帰位置調節が必要である。この復帰位置調節のとき、第1の継手ピン14が、長孔13の、ローラ押し当て・押し離し軸受5の方を向いて位置する端部側の内面に、ずっと当接した状態で保たれるようにするために、この復帰位置調節は、第2の圧縮・膨張室への作動流体の作用によって、第2のピストンロッド15.2を繰り出された状態に保ちながら行われる。
 印刷動作モードを切り換えて、塗工・印刷ユニットを「押し離し/押し付け」に切り換える役目をする先ほど説明した切換プロセスに加えて、図示した塗工・印刷ユニットでは、さまざまな「印圧」を設定可能もしくは調節可能である。これは、一方では版胴および/またはブランケット胴3の「印刷圧」であり、他方ではアプリケータローラ4の「ローラ印圧」である。
 印刷圧は、圧胴2の上に載せられた被印刷体に対する、版胴および/またはブランケット胴3の圧着力の強さに影響を与える。塗工・印刷ユニットにおいて、特定の被印刷体厚さをもつ被印刷体から、別の被印刷体厚さをもつ被印刷体の処理へ移行するときには、塗工・印刷ユニットを被印刷体厚さに合わせる目的のために、その印刷圧を変えなければならない。印刷圧は、版胴および/またはブランケット胴3が「押し当て」位置にあるとき、その中心点(回転軸)52と、圧胴2の中心点(回転軸)51との間に残される中心点の間隔によって表すことができる。
 ローラ印圧は、版胴および/またはブランケット胴3に対する、もしくは、フレキソ版またはゴムブランケットで構成されていてよいその弾性的な円周表面に対する、アプリケータローラ4の押圧力の強さに影響を及ぼす。ローラ印圧は、版胴および/またはブランケット胴3が「押し当て」位置にあるとき、その中心点52と、版胴および/またはブランケット胴3の上で転動するアプリケータローラ4の中心点(回転軸)との間に残される中心点の間隔によって特徴づけることができる。
 印刷圧は第1のモータ30によって調整され、その際にこのモータ30は、第1のネジ付きスピンドル31を介して第3のレバー27を揺動させ、それによって生じるこのレバー27の揺動運動は、第4の連結器46を介して偏心ピン47に伝えられる。第4の連結器46によって維持される偏心ピン47の回転運動によって、ひいては、支持ロール8が、第1のモータ30の選択された回転方向に応じて、圧胴2の方に向かって少し変位するか、または圧胴2から離れるように少し変位する。第3のレバー27の揺動運動は、その際にそれ自体を中心として回転しない第2のネジ付きスピンドル34を介して第4のレバー33に伝えられ、このレバー33を介して軸29に伝えられる。
 図1から図3には、機構全体のうち、印刷機のいわゆる操作側にある部分が図示されており、いわゆる駆動側にある部分は見ることができない。
 軸29は、駆動側に配置された、第3のレバー27の対応部材と回転不能に連結されており、その結果、軸29の回転運動は駆動側のレバーへ、このレバーから駆動側の連結器へ、この連結器から駆動側の偏心ピンとその支持ロールへ、それぞれ伝えられる。駆動側の連結器は第4の連結器46の対応部材であり、駆動側の偏心ピンは偏心ピン47の対応部材である。したがって、両方の支持ロール、すなわち操作側に配置された支持ロール8とその対応部材は、互いに一直線上に並んだ位置から外れることなく、圧胴2に対して相対的に位置調節され、その結果として両方のカムリング、すなわち操作側のカムリング7とその駆動側の対応部材、およびカムリングに支持された、版胴および/またはブランケット胴3の両方のジャーナルは、互いに同期しながら、先ほど挙げた両方の支持ロールによって圧胴2の方へと押圧されるか、または、ばね作用を受ける操作側の支持ロール10およびその駆動側の対応部材によって圧胴2から離れるように押圧される。このように印刷圧が変化している間、版胴および/またはブランケット胴3は、圧胴2に対して相対的に設定された、たとえば平行な、軸角度のアライメントを維持している。
 版胴および/またはブランケット胴3とアプリケータローラ4の中心点(回転軸)の間で設定された中心点間隔(ローラ印圧)が、印刷圧が変わっても維持されるようにするために、印刷圧がどのように変化したときでも、アプリケータローラ4が版胴および/またはブランケット胴3の運動に従って動くように、アプリケータローラ4を自動的に追随させる追随機構が設けられている。
 この追随機構は次のように動作する。
 印刷圧を生じさせる役目をし、第1のモータ30によって駆動される、第3のレバー27の揺動運動は、第3のネジ付きスピンドル35を介して第5のレバー36に伝達され、その結果、レバー27,36は一緒に第1のモータ30によって揺動させられる。第3のレバー27から第5のレバー36に前述した揺動運動が伝達されるとき、第3のネジ付きスピンドル35はいかなるネジ回転運動も行わず、第3のネジ付きスピンドル35は、レバー27,36の相互の角度位置を維持する連結ロッドとして機能する。第5のレバー36の揺動運動は、第3の連結器41を介してローラ押し当て・押し離し軸受5に伝えられ、それによってこのローラ押し当て・押し離し軸受5は、胴押し当て・押し離し軸受6もしくはその支持ロール8の位置調節と同時に、版胴および/またはブランケット胴3が位置調節されている間にアプリケータローラ4の中心点が、版胴および/またはブランケット胴3の中心点に対して一定の距離にとどまるように回転する。第5のレバー36の揺動運動がローラ押し当て・押し離し軸受5に伝達されるとき、第2の継手ピン45は、円弧状に面取りされ、第5の回転ジョイント42の方に向かって位置する、リンクスリット44の図2で見て下側の端面にずっと当接している。
 図面には図示しない駆動側でも、同じく図示しない、アプリケータローラ4の駆動側のローラ押し当て・押し離し軸受を、アプリケータローラ4を追随させる目的のために、操作側のローラ押し当て・押し離し軸受5と同期して位置調節させる追随機構がアプリケータローラ4に付属している。
 さまざまな理由から、たとえばアプリケータローラ4のゴム張りの膨張に対処できるようにするために、アプリケータローラ4のローラ印圧の修正、調節が必要になる場合があるが、これは次のようにして行われる。
 先ほど説明したアプリケータローラ4の追随運動の場合の機能とは逆に、このときにはそれ自体を中心として回転し、それによってネジ回転運動を行う第3のネジ付きスピンドル35を介して、第3のモータ37によって第5のレバー36が第3のレバー27に対して相対的に揺動する。第3のレバー27のこの揺動運動の、ローラ押し当て・押し離し軸受5への伝達は、先ほど説明したアプリケータローラの追随運動の場合とまったく同様に、すなわち第3の連結器41を介して行われる。
 通常、ローラ印圧の調節は、そのために操作側に設けられた機構によって、そのために駆動側に設けられた機構と同期して行われ、それにより、この調節のときには、通常は版胴および/またはブランケット胴3の回転軸に対して相対的に平行なアプリケータローラ4の軸方向が維持され、すなわち、版胴および/またはブランケット胴3に対するアプリケータローラ4の押圧力は、その判型の幅全体にわたって等しい程度に変化する。
 あるいは、この通常の場合とは異なり、たとえばアプリケータローラ4のゴム張りが、ローラ端部のところで他の部分よりも激しく膨張しているために、版胴および/またはブランケット胴3に対するアプリケータローラ4の押圧力を、アプリケータローラ4の判型の幅で見て異なる程度に変化させることが必要となる場合も少なくない。アプリケータローラ4の回転軸を、版胴および/またはブランケット胴3の回転軸に対して相対的に変化させなければならず、たとえば操作側のローラ端部のところでのみローラ印圧を修正しなければならず、アプリケータローラ4の駆動側のローラ端部のところでは修正しなくてよいときは、操作側の第3のモータ37だけが作動し、その駆動側の対応部材は作動しないので、その結果、操作側の第3の4リンク機構の位置は、その第3の連結器41を含めて、第3の4リンク機構の駆動側の対応部材に対して相対的に位置調節され、それに伴い、操作側のローラ押し当て・押し離し軸受5も駆動側のローラ押し当て・押し離し軸受に対して相対的に位置調節され、それによって、アプリケータローラ4は版胴および/またはブランケット胴3に対して相対的に、たとえば平行な位置から傾いた位置へと移される。当然のことながら、ローラ端部でのみ行われる、アプリケータローラ4の圧着力の増大や低下は、必要に応じて、先ほど一例として説明したように操作側のローラ端部ばかりでなく、その代わりに駆動側のローラ端部でのみ行うことも可能である。
 版胴および/またはブランケット胴3の印刷圧の変更も、さまざまな理由から、一方の機械側で、たとえば操作側で、先ほど挙げた例で言えば駆動側である他方の機械側とは異なる程度に必要となる場合がある。ここでは操作側である一方の胴端部のところで、胴2,3の間に設定される印刷圧を、ここでは駆動側である反対側の胴端部のところで、胴2,3の間に設定される印刷圧に対して相対的に変えるために、もしくは、胴の長さ全体(判型の幅)にわたって等しい印刷圧を設定するために、第4のレバー33が軸29とともに、第2のモータ32によって第2のネジ付きスピンドル34を介して、第2のモータ32の回転方向に応じて第3のレバー27に対して相対的に一方または他方の方向へ揺動し、もしくは回転する。その際に位置は固定されている操作側の第3のレバー27に対して相対的な軸29の回転運動は、駆動側にあるその対応部材に伝達される。このようにして、駆動側に配置されたこのレバーは第2のモータ32によって揺動させられ、その揺動運動を、駆動側に配置され、第4の連結器46の対応部材をなす連結器を介して、同じく駆動側に配置された偏心ピンと、支持ロール8の対応部材であるその支持ロールに伝達する。その結果として、駆動側に配置されたこの支持ロールの回転軸は、操作側の支持ロール8の回転軸に対して相対的に、平行にわずかに位置調節される。
連結器によって互いに連結された2つの押し当て・押し離し軸受を備える塗工ユニットを示す図である。 押し当て・押し離し軸受を位置調節するための、図1には図示していない種々の伝動装置や駆動装置を含めて、図1の塗工ユニットを示す拡大図である。 図1および図2には図示していない安全装置を含めて、図1と図2の塗工装置を示す同じく拡大図である。
符号の説明
1 印刷機
2 圧胴
3 版胴および/またはブランケット胴
4 アプリケータローラ
5 ローラ押し当て・押し離し軸受
6 胴押し当て・押し離し軸受
7 カムリング
7.1 大きく突き出した輪郭領域
7.2 著しく低い輪郭領域
8 支持ロール
9 支持ロール
10 支持ロール
11 第1の連結器
12 回転・直進ジョイント
13 長孔
14 継手ピン
15 作業シリンダ
15.1 ピストンロッド
16 第1のレバー
17 第1の回転ジョイント
18 同期軸
19 第2の作業シリンダ
19.1 第1のピストンロッド
19.2 第2のピストンロッド
20 第2の連結器
21 第2のレバー
22 第2の回転ジョイント
23 第3の作業シリンダ
24 第3の回転ジョイント
25 戻り止めラッチ
26 第4の作業シリンダ
27 第3のレバー
28 第4の回転ジョイント
29 軸
30 第1のモータ
31 第1のネジ付きスピンドル
32 第2のモータ
33 第4のレバー
34 第2のネジ付きスピンドル
35 第3のネジ付きスピンドル
36 第5のレバー
37 第3のモータ
38 第1の歯車
39 第2の歯車
40 歯付きベルト
41 第3の連結器
42 第5の回転ジョイント
43 第2の回転・直進ジョイント
44 リンクスリット
45 第2の継手ピン
46 第4の連結器
47 軸受・偏心ピン
48 第3の歯車
49 第4の歯車
50 第5の歯車
51 中心点
52 中心点

Claims (8)

  1.  圧胴(2)と、版胴および/またはブランケット胴(3)と、前記版胴および/またはブランケット胴(3)を前記圧胴(2)に押し当て、およびこれから押し離すための胴押し当て・押し離し軸受(6)と、アプリケータローラ(4)と、前記アプリケータローラ(4)を前記版胴および/またはブランケット胴(3)に押し当て、およびこれから押し離すためのローラ押し当て・押し離し軸受(5)とを備える、印刷機(1)において押し当てと押し離しをする装置において、
     前記ローラ押し当て・押し離し軸受(5)の、回転可能に支持された第1の位置調節部材と、前記胴押し当て・押し離し軸受(6)の、回転可能に支持された第2の位置調節部材と、連結器(11)とが一緒になって1つの連結機構を構成しており、前記位置調節部材の一方はジョイントを介して前記連結器(11)と直進ジョイントをなすように連結されており、このジョイントは無効な直進経路(TS)を有していることを特徴とする、印刷機において押し当てと押し離しをする装置。
  2.  前記第1の位置調節部材が偏心ブシュである、請求項1に記載の装置。
  3.  前記第2の位置調節部材がカムリング(7)である、請求項1または2に記載の装置。
  4.  前記第1の位置調節部材が前記ジョイントを介して前記連結器(11)と直進ジョイントをなすように連結されている、請求項1から3までのいずれか1項に記載の装置。
  5.  前記ジョイントが回転・直進ジョイント(12)である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の装置。
  6.  前記回転・直進ジョイント(12)が、長孔(13)と、この長孔(13)内を回転可能、かつスライド可能に案内された継手ピン(14)とを有している、請求項5に記載の装置。
  7.  前記アプリケータローラ(4)が前記版胴および/またはブランケット胴(3)にただ1つのアプリケータローラとして付属している、請求項1から6までのいずれか1項に記載の装置。
  8.  請求項1から7までのいずれか1項に基づいて構成された装置を備える印刷機。
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