JPH08291378A - TiAl系金属間化合物の熱処理法 - Google Patents

TiAl系金属間化合物の熱処理法

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JPH08291378A JP11526295A JP11526295A JPH08291378A JP H08291378 A JPH08291378 A JP H08291378A JP 11526295 A JP11526295 A JP 11526295A JP 11526295 A JP11526295 A JP 11526295A JP H08291378 A JPH08291378 A JP H08291378A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラメラ粒組織を有するTiAl系金属間化合
物を高温強度を維持したまゝ、常温延性を向上するため
の熱処理法に関する。 【構成】 原子比率で41〜49%のAlを含有し、少
なくともγ相(TiAl)及びα2 相(Ti3 Al)を
構成相とするラメラ粒組織を有するTiAl系金属間化
合物を、共析温度からα変態温度まで温度範囲であるα
+γ域に加熱保持して粗大なラメラ粒の周囲に比較的微
細なγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒のうちの少なくとも
一つを含む組織とするTiAl系金属間化合物の熱処理
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラメラ粒組織を有するT
iAl系金属間化合物を高温強度を維持したまゝ、常温
延性を向上するための熱処理法に関する。
【0002】
【従来の技術】TiAl系金属間化合物は軽量でかつ高
温強度に優れており、次世代の軽量耐熱材料として大き
な可能性を有していることから、当該材料を対象とした
研究開発が活発に行われている。当該材料の開発で焦点
となっているのは常温延性(as Cast状態では通
常e=1%程度)の向上と高温強度の一層の向上であ
り、それぞれ幾つかの技術が開発されている。
【0003】常温延性の向上は材料組成(Ti/Al
比、第3元素添加)及び材料組織の適正化によって図ら
れており、材料組成に関してはTi/Al比ではTi−
48at%Alが、また第3元素としてはCr、Mn、
V等の添加が有効であることが明らかになっている(但
し、Ti−48at%Alが延性に優れているのは同程
度の組織で比較した場合である。Ti/Al比によって
通常は組織も異なっており、組織の効果も含めて比較す
ると必ずしもTi−48at%Alが最適組成とは言え
ない)。また、材料組織に関しては多くの金属材料と同
様に組織の等軸微細化が有効であることが明らかとな
り、組織微細化のための加工熱処理プロセスが活発に研
究されている。更に同じ等軸微細粒組織であっても、γ
相粒とα2 相粒からなる二相等軸粒組織よりもγ相粒と
ラメラ粒からなるデュープレックス組織の方が常温延性
に優れていることが明らかとなり、このデュープレック
ス組織は(α+γ)域の高温領域に加熱保持することに
よって得られることも明らかにされている。
【0004】TiAl系金属間化合物の高温強度の向上
については、主として第3元素の添加による特性の向上
が検討されており、Ta、Nb、W等の添加が有効であ
ることが明らかになっている。また組織制御の観点から
は通常の金属材料と同様に粗大化が有効であることは容
易に推測でき、また実際にα単相域(α変態温度以上)
に加熱保持することによって粗大なラメラ粒組織とする
ことも可能であるが、この粗大ラメラ粒組織は常温延性
が極めて乏しいため、この組織を利用する高温強度向上
の取り組みは全く行われていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TiAl系金属間化合
物の材料特性改善の焦点となっている常温延性と高温強
度を向上するためには相互に全く異なった組織制御を必
要とする。すなわち常温延性の向上には基本的に等軸微
細粒化が必要であるのに対し、高温強度の向上には組織
の粗大粒化が必要である。
【0006】すなわち、常温延性向上のための組織の等
軸微細粒化(二相等軸粒組織やデュープレックス組織)
はともに800℃以上の温度域での強度を低下させる
(但し、組織の微細化は室温から800℃程度までの温
度範囲では強度向上効果を有している)。また、800
℃以上での高温強度の向上に有効と考えられる組織の粗
大粒化(粗大ラメラ粒組織)は常温延性を著しく低下さ
せるため、その利用はほとんど検討されていない。
【0007】このようにTiAl系金属間化合物には常
温延性、高温強度の両方の特性を同時に向上する(ある
いは他方の特性低下を伴わない)組織制御が不可能であ
るという問題点があり、本発明はこの問題に対する解決
策を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の問題を解決するた
め、常温延性の向上に望ましい等軸微細粒組織(二相等
軸粒組織やデュープレックス組織)と高温強度の向上に
望ましい粗大ラメラ粒組織とを組合せることを考え、こ
れらの組織を熱処理によって実現することを考えた結
果、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は原子比率で41〜49
%のAlを含有し、少なくともγ相(TiAl)及びα
2 相(Ti3 Al)を構成相とするラメラ粒組織を有す
るTiAl系金属間化合物を、共析温度からα変態温度
まで温度範囲であるα+γ域に加熱保持して粗大なラメ
ラ粒の周囲に比較的微細なγ相粒、α2 相粒及びラメラ
粒のうちの少なくとも一つを含む組織とすることを特徴
とするTiAl系金属間化合物の熱処理方法である。
【0010】本発明の上記方法で得られたTiAl系金
属間化合物はγ相(TiAl)とα2 相(Ti3 Al)
よりなる粗大ラメラ組織を基本とし、常温延性を確保す
るために、この粗大ラメラ粒の境界部にそれよりも小さ
いγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒のうちの少なくとも一
つを析出させた組織を有するものである。
【0011】〔TiAl系金属間化合物の組織に関する
補足説明〕Al含有量が原子比率(at%)で41〜4
9%のTiAl系金属間化合物は図1に示した二元系状
態図から明らかなように、基本的にはLI0 型規則構造
のγ相(TiAl)とDO19型規則構造のα2 相(Ti
3 Al)の2相で構成され、第3元素の添加によって少
量のβ相(bcc構造のTi固溶体)やα相(hcp構
造のTi固溶体)が生成することもある。したがって、
図1のTi−Al二元系状態図は第3元素の添加によ
り、各領域の温度並びに組成域は変化する。少なくとも
γ相及びα2 相の2相を構成相とするこれらのTiAl
系金属間化合物の組織はプロセスに大きく依存してお
り、大別すると次のように分類される。
【0012】(1)粗大ラメラ粒組織(Fully Transfor
med Structure):鋳造材やα単相域(図1の領域 III及
びIV)に、加熱保持された熱処理材は図2に示すような
粗大なラメラ(γ相とα2 相の層状組織)粒からなる組
織を呈し、Al含有量の少ない(46at%Al以下)
場合には図2(a)に示すような全面がラメラ組織、多
い場合には図2(b)に示すような粒界や粒内にγ相粒
が混在する組織となる。これはα単相域で結晶粒が粗大
化した後、(α+γ)域への冷却によってα相中にγ相
が層状に析出して形成されるものであり、(α2 +γ)
域への冷却によってα相はα2 相に変態(規則化)する
ため、最終的にはγ相とα2 相の層状組織となってい
る。なお、図2の組織は図1の領域IVで熱処理した場
合、β相により粒成長が抑制され、領域III のものより
細かいラメラ粒組織となる。図2の組織は必然的に結晶
粒(ラメラ粒)径が大きくなるため、800℃以上の高
温域での強度には優れているが、常温での延性は非常に
乏しい。
【0013】(2)二相等軸粒組織(Dual-Phase Equia
xed Structure):塑性加工と再結晶によって上記の粗大
ラメラ粒組織を等軸粒組織にすると図3に示すような2
種類の組織が形成される。その1つは図3(a)に示す
ようなγ相粒とα2 相粒からなる二相等軸粒組織であ
り、塑性加工後の再結晶処理を(α2 +γ)域あるいは
(α+γ)域の低温領域(図1の領域I)で行うことに
より得られる。二相等軸粒組織はAl含有量の違いによ
ってγ相粒とα2 相粒の比率、サイズが変化し、Ti−
46at%Alの組成で最も微細な二相等軸粒組織とな
る。この微細な二相等軸粒組織の材料は常温での強度、
延性には優れているが、800℃以上の高温では強度が
急激に低下する。
【0014】(3)デュープレックス組織(Duplex Str
ucture) :もう一つの等軸粒組織は図3(b)に示すよ
うなγ相粒とラメラ粒からなるデュープレックス組織で
あり、塑性加工後の再結晶を(α+γ)域の比較的高温
領域(図1の領域II)で行うか、図3(a)の組織のも
のを図1の領域IIで熱処理することにより得られる。冷
却中にα相粒内にγ相が層状に析出することにより、α
相粒がラメラ粒となる。デュープレックス組織は前記の
二相等軸粒組織よりも更に大きな常温延性が得られる
が、高温強度特性については全く改善されない。
【0015】(4)ラメラ粒の粒界に比較的微細なγ相
粒、α2 相粒及びラメラ粒のうち少なくとも一つを析出
させた組織:本発明の熱処理による得られる組織は図4
に示すようなものであり、等軸粒組織(二相等軸粒組織
やデュープレックス組織)の材料をα変態温度以上(図
1の領域 III及びIV)で熱処理してラメラ粒組織(鋳造
によって得られるラメラ粒組織も含む)とした後、α+
γ域(図1の領域I及びII)で熱処理することにより得
られる。図4の組織はγ相粒、α2 相粒、ラメラ粒以外
にβ相(低温では規則化しβ2 相)が存在する場合もあ
る。α+γ域での加熱保持によりラメラ粒の粒界に比較
的微細なγ相粒やα相粒(冷却後、α2 相粒あるいはラ
メラ粒となる)が析出するためである。
【0016】
【作用】TiAl系金属間化合物の組織制御では、高温
強度維持のために粗大なラメラ粒と常温延性向上のため
に微細な等軸粒組織(二相粒組織やデュープレックス組
織)を共存させることが理想である。しかしながら従来
の熱処理法では前述のとおり、このような組織に制御す
ることは難しい。すなわち、α変態温度以上(図1の領
域 III及びIV)で加熱保持すると、高温強度には優れる
が常温延性に乏しいラメラ粒組織となり、α+γ域(図
1の領域I及びII)で加熱保持すると、常温延性は向上
するが、高温強度の低い等軸粒組織(二相粒組織やデュ
ープレックス組織)となる。これに対し、本発明による
熱処理ではラメラ粒と微細な等軸粒(γ相粒、α2 相粒
及びラメラ粒)の粒径あるいはその量を別々に制御する
ことが可能である。一段階目のα変態温度以上で加熱保
持しラメラ粒組織とするが、この時ラメラ粒の粒径を決
めることができる。そして二段階目のα+γ域での加熱
保持により等軸粒をラメラ粒の粒界に析出させ、その粒
径及び析出量を制御する。一段階目の熱処理の代わりに
鋳造あるいは粉末冶金法によりラメラ組織としたものに
も適用でき応用範囲が広い。
【0017】このラメラ粒とその粒界にある比較的微細
なγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒との混合組織は高温強
度を維持し、常温延性を向上させる作用を有している。
この特性向上のメカニズムについては今後詳細な検討が
必要であるが、概略は次のように考えられる。高温での
変形は粒内変形よりも拡散支配の粒界変形が主な変形メ
カニズムとなることから、粗大なラメラ粒を生成させて
粒界を減らすことによって高温強度が向上する。一方、
常温での変形は主としてγ相での変形(転位運動及び双
晶変形)によるものであり、全面が粗大なラメラ粒の場
合には粒界近傍のγ相/α2 相界面での応力集中によっ
て早期にクラックが発生するため常温での延性はほとん
ど得られないが、粗大なラメラ粒の粒界に比較的微細な
γ粒やラメラ粒が存在すると粒界近傍のγ相/α2 相界
面での応力集中が微細粒(特にγ相粒が有効と考えられ
る)の変形によって緩和されるため、常温での延性が向
上する。
【0018】
【実施例】本発明の実施例としてTi−45.5at%
Al−2.5at%Crの熱処理によるミクロ組織の変
化とそれに伴う強度特性の変化を図5及び図6に示す。
この材料の熱処理前の組織は熱間押出しにより再結晶化
させて得られた微細な二相等軸粒組織である。また、こ
の材料のα変態温度(α−transus )は図1の説明に注
記したように、2.5at%Crの添加により二元系の
場合より約30℃程度下がり約1290℃であり、同様
に、α単相域上限温度も約120℃程度下がり約135
0℃である。微細な二相等軸粒組織のTi−45.5a
t%Al−2.5at%Crを(α+γ)域、α単相域
及び(α+β)域で熱処理(3時間保持後に空冷)する
と、図5に示すように、各々二相等軸粒組織{図5
(a)}、デュープレックス組織{図5(b)}、粗大
ラメラ組織{図5(c),(d)}が形成される。この
粗大ラメラ組織としたTi−45.5at%Al−2.
5at%Crを更に(α+γ)域で熱処理(1時間保持
後に空冷)すると、粗大ラメラ粒の粒界に比較的微細な
γ相粒、α2 相粒及びラメラ粒が存在する特徴的な(こ
れまでに報告例のない)組織が形成される{図5
(e)}。
【0019】図6はTi−45.5at%Al−2.5
at%Crの常温での伸び及び1000℃での圧縮強度
を組織形態ごとにプロットしたものである。粗大ラメラ
粒組織に比べ、二相等軸粒組織及びデュープレックス組
織は常温伸びが向上しているものの、TiAl系金属間
化合物の最大の特徴である高温強度が大幅に低下してい
る(白抜きのマークでプロットした)。これに対して
(α+β)域で熱処理して、粗大ラメラ粒組織の粒界に
比較的微細なγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒が存在する
組織とした材料は元の粗大ラメラ粒組織に比べ1000
℃での圧縮強度が一割程度低下しているものの、常温伸
びが大幅に向上している(黒くぬりつぶしたマーク)。
本発明による組織制御材の1000℃での圧縮強度が粗
大ラメラ粒組織に比べて低下したが、二相等軸粒組織や
デュープレックス組織の2倍程度の高い強度であり、常
温延性も2%近くあることから、高温強度と常温延性の
バランスに優れた組織と考えられる。
【0020】上記の実施例では図7(a)に模式的に示
すように二段階熱処理を施して、粗大ラメラ粒の粒界に
比較的微細なγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒が存在する
組織としたが、図7(b)に模式的に示すように粗大ラ
メラ粒組織とするために(α+β)域及びα単相域(図
1の領域IV及びIII)で加熱保持した後、冷却速度を遅く
することによっても同様の組織に制御できることが確認
されている。
【0021】本実施例はTi−45.5at%Al−
2.5at%Crに関するものであるが、Ti−46a
t%Al−2at%Cr等の他の組成の材料でも同様の
傾向が認められており、また二元系の材料もしくは他の
多元系の材料(部分的にα相やβ相を生成する可能性の
ある材料も含めて)でも基本的に同じ傾向にあると考え
られる。更に本実施例では熱処理前の組織を二相等軸粒
組織としたが、これはデュープレックス組織であっても
同じであり、いわゆる等軸粒組織となっていれば同様の
熱処理によって当該組織とすることができる。また本実
施例では粗大ラメラ組織を得る目的で(α+β)域及び
α単相域(図1の領域IV及びIII)で、一段階目の加熱保
持を行ったが、製造プロセス内あるいは事前の熱処理に
よって既に粗大ラメラ組織となっている材料について
は、この温度域での加熱保持(一段階目の加熱保持)を
省略してもかまわない。
【0022】
【発明の効果】本発明の熱処理方法(条件)はTiAl
系金属間化合物を特殊な組織(粗大ラメラ粒とその粒界
部の比較的微細なγ粒、α2 粒及びラメラ粒のうちの少
なくとも一つからなる組織)に制御する効果を有し、こ
の組織は粗大ラメラ組織の高温強度をあまり低下させる
ことなく、常温延性を大幅に向上させる効果を有してい
る。本発明によるTiAl系金属間化合物の材料特性の
改善はTiAl系金属間化合物の材料の有用性を高める
こととなり、実用化と適用部材の拡大を促す効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】TiAl系金属間化合物の二元系状態図。
【図2】鋳造材及びα単相域での熱処理により得られる
粗大ラメラ粒組織の模式図。
【図3】加工熱処理あるいは熱処理によって得られる等
軸粒組織の模式図。
【図4】本発明の熱処理により得られる組織の模式図。
【図5】Ti−45.5at%Al−2.5at%Cr
の熱処理条件依存性を示す金属組織の顕微鏡写真。
【図6】Ti−45.5at%Al−2.5at%Cr
の強度特性の熱処理条件依存性を示す図表。
【図7】熱処理の昇温、降温のパターンを示す図表。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子比率で41〜49%のAlを含有
    し、少なくともγ相(TiAl)及びα2 相(Ti3
    l)を構成相とするラメラ粒組織を有するTiAl系金
    属間化合物を、共析温度からα変態温度まで温度範囲で
    あるα+γ域に加熱保持して粗大なラメラ粒の周囲に比
    較的微細なγ相粒、α2 相粒及びラメラ粒のうちの少な
    くとも一つを含む組織とすることを特徴とするTiAl
    系金属間化合物の熱処理方法。
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