JPH08291259A - アゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜 - Google Patents
アゾ化合物及びそれを含有する染料系偏光膜Info
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Abstract
化合物、及び当該化合物を含有し、偏光性能及び耐久性
等に優れた染料系偏光膜を提供する。 【解決手段】 下式(I) 【化1】 (式中、Q1 はフェニル基、ナフチル基等を、Q2 はフ
ェニル基、置換フェニル基を、Rはヒドロキシ基を、R
1 及びR2 は水素、ヒドロキシ基等を、R3 及びR4 は
水素、ヒドロキシ基、置換アミノ基等を、Xは−NH
−、−NHCO−又は−N=N−を表すが、R4 とRは
一緒になってO−Cu−Oを形成してもよい。)で示さ
れるアゾ化合物、及び当該アゾ化合物を偏光膜基材に含
有してなる染料系偏光膜。
Description
の染料として有用なアゾ化合物及びそれを含有してなる
染料系偏光膜に関するものである。
コール又はその誘導体のフィルムあるいは、ポリ塩化ビ
ニルフィルムの脱塩酸又はポリビニルアルコール系フィ
ルムの脱水によりポリエンを生成して配向せしめたポリ
エン系のフィルムなどの偏光膜基材に、偏光素子として
ヨウ素や二色性染料を含有せしめて製造される。これら
のうち、ヨウ素系偏光膜は、初期偏光性能には優れるも
のの、熱に対する耐久性及び水に対する耐久性が劣るた
め、高温で且つ高湿の状態ではその性能が低下するとい
う問題がある。熱に対する耐久性及び水に対する耐久性
を向上させるために、ホルマリン又はホウ酸を含む水溶
液で処理したり、また透湿度の低い高分子フィルムを保
護膜として用いる方法などが考えられているが、未だ十
分とはいえない。一方、偏光素子として二色性染料を用
いた染料系偏光膜は、ヨウ素系偏光膜に比べて熱及び水
に対する耐久性に優れるものの、一般に初期偏光性能が
劣る。また、高分子フィルムに二種以上の二色性染料を
吸着・配向させてなる中性色の偏光膜において、2枚の
偏光膜をその配向方向が直交するように重ね合わせた状
態(直交位)で、可視領域、特に400 〜700nm の波長領
域における特定波長の光もれ(色もれ)があると、偏光
膜を液晶パネルに装着したとき、暗状態において液晶表
示の色相が変わってしまうことがある。染料系偏光膜の
分野では、例えば特開昭59−145255号公報に、
下記式
て偏光膜を製造したことが記載されている。
溶性ジスアゾ化合物等を含有してなる偏光膜は、耐久
性、偏光性能、及び可視領域での直交位の色もれ防止の
観点から、需要家のニーズを十分に満足させるに至って
いない。
膜用の染料として用いた場合に偏光性能や高温・高湿条
件下での耐久性等に優れる化合物を提供すべく鋭意検討
した結果、特定のアゾ化合物が有効であること、さら
に、この特定のアゾ化合物と共に中性色を有する偏光膜
とするための有機染料を含有させると、偏光性能や高温
・高湿条件下での耐久性等ばかりでなく、可視領域にお
ける直交位の色もれも少ない偏光膜が得られることを見
出して、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、
遊離酸の形で表すと、下式(I)
基、ナフチル基または置換ナフチル基を表し、Q2 はフ
ェニル基または置換フェニル基を表し、Rはヒドロキシ
基を表し、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素原子、ヒ
ドロキシ基、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のア
ルコキシ基またはハロゲン原子を表し、R3 及びR4 は
それぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、C1 〜C4 の
アルキル基、C1 〜C4のアルコキシ基または置換アミ
ノ基を表し、Xは−NH−、−NHCO−または−N=
N−の連結基を表すが、R4 とRは一緒になって結合O
−Cu−Oを形成してもよい。)で示されるアゾ化合
物、当該アゾ化合物を偏光膜基材に含有してなる染料系
偏光膜、及び、上記アゾ化合物とその他の有機染料とを
偏光膜基材に含有してなる染料系偏光膜を提供するもの
である。
て結合O−Cu−Oを形成する場合のアゾ化合物は、遊
離酸の形で表すと、下式(II)
は前記と同じ意味を有する。)で示される。
るフェニル基及び置換フェニル基としては、下式
素原子、スルホ基、スルファモイル基、C1 〜C4 のア
ルキル基、C1 〜C4 のアルコキシ基、置換アミノ基、
カルボキシ基またはハロゲン原子を表す。)で示される
基が好ましく、中でもスルホ基、スルファモイル基、メ
チル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、カルボキ
シ基または塩素原子で置換されているフェニル基が好ま
しい。
るナフチル基及び置換ナフチル基としては、下式
立に水素原子、ヒドロキシ基またはスルホ基を表す。)
で示されるナフチル基が好ましく、中でも、1個または
2個のスルホ基により置換されたナフチル基が好まし
い。
N−である場合、Q2 で表される置換フェニル基として
は、1〜3個のヒドロキシ基で置換されており、さらに
アミノ基、置換アミノ基、スルホ基、C1 〜C4 のアル
キル基、C1 〜C4 のアルコキシ基またはカルボキシ基
で置換されていてもよいフェニル基、あるいは、1個も
しくは2個のアミノ基または1個もしくは2個の置換ア
ミノ基で置換されており、さらにヒドロキシ基、スルホ
基、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキシ
基及びカルボキシ基からなる群より選ばれる1個または
2個の置換基で置換されていてもよいフェニル基が好ま
しい。中でも、Q2 が4ーヒドロキシフェニル基である
場合に特に好ましい。
O−あるいは−NH−である場合、Q2 としては、アミ
ノ基、置換アミノ基、ヒドロキシ基、C1 〜C4 のアル
コキシ基もしくはスルホ基で置換されたフェニル基又は
フェニル基が好ましい。
1 及びR2 としては、それぞれ独立に水素原子、メチル
基、メトキシ基、ヒドロキシ基及び塩素原子が例示され
る。式(I)及び式(II)において、好ましいR3 及びR
4 としては、それぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、
メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基及びアセ
チルアミノ基が例示される。
以下に述べる方法によって製造することができる。即
ち、下式(III)
す。)で示される化合物を公知の方法により酸クロライ
ドとし、下式(IV)
す。)で示される化合物を得る。次いで、式(V) Q1 −NH2 (V) (式中、Q1 は前記の意味を
表す。) で示される化合物と反応させたのち、公知の方法により
還元して下式(VI)
を表す。)で示される化合物を得る。次いで、上記の式
(VI)で示される化合物をジアゾ化し、得られたジアゾ化
物を下式(VII)
す。)で示される化合物またはこれらのω−メタンスル
ホン化物とカップリングさせる。次いで、カップリング
生成物を必要に応じ加水分解したのち常法によりジアゾ
化し、遊離酸の形で表すと、下式(VIII)
す。)で示される化合物とカップリングさせることによ
り、式(I)で示されるアゾ化合物を得ることができ
る。なお、上記の式(VIII)において、Xが−N=N−で
ある化合物は、あらかじめ下式(IX)
ゾ化し、式(X) Q2 −H (X)(式中、Q2 は前
記の意味を表す。)で示される化合物とカップリングさ
せることにより、容易に製造することができる。式(II)
で示されるアゾ化合物は、上記の式(VII) で示される化
合物のかわりに、下式(XI)
表し、R3 は前記の意味を表す。)で示される化合物ま
たは当該化合物のω−メタンスルホン化物を用いて同様
の方法によりアゾ染料を得たのち、さらに、公知の方法
により錯銅化することにより式(II)で示される銅錯塩ア
ゾ化合物を得ることができる。また、式(II)で示される
銅錯塩アゾ化合物を、常法による脱金属化反応、例え
ば、エチレンジアミン四酢酸のようなキレート化剤を用
いた脱金属化反応に供することによって、式(I)で示
されるアゾ化合物のうち、R4 がヒドロキシ基であるも
のを得ることもできる。
ば、 4−ニトロ安息香酸 4−ニトロ−3−ヒドロキシ安息香酸 4−ニトロ−3−メチル安息香酸 4−ニトロ−3−メトキシ安息香酸 4−ニトロ−2,5−ジメチル安息香酸 4−ニトロ−2−クロロ安息香酸等が挙げられる。
ば、1−アミノベンゼン、1−アミノベンゼン−2−、
3−または4−スルホン酸、5−アミノベンゼン−1,
3−ジスルホン酸、6−アミノベンゼン−1,4−ジス
ルホン酸、4−アミノベンゼン−1,2−ジスルホン
酸、1−アミノ−2−、3−または4−スルファモイル
ベンゼン、1−アミノ−2−、3−または4−安息香
酸、1−アミノ−2−、3−または4−クロルベンゼ
ン、1−アミノ−2,5−ジクロルベンゼン、1−アミ
ノ−2−、3−または4−ブロムベンゼン、1−アミノ
−2−、3−または4−メチルベンゼン、1−アミノ−
2−、3−または4−エチルベンゼン、1−アミノ−2
−、3−または4−メトキシベンゼン、1−アミノ−2
−、3−または4−エトキシベンゼン、1−アミノ−4
−ジ(β−ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、1−ア
ミノナフタレン−4−、5−、6−、7−または8−ス
ルホン酸、2−アミノナフタレン−1−、8−、7−、
6−または5−スルホン酸、1−アミノナフタレン−
4,7−、4,6−、3,7−、3,8−または3,6
−ジスルホン酸、2−アミノナフタレン−4,8−、
6,8−、3,6−、1,5−または5,7−ジスルホ
ン酸、1−アミノナフタレン−3,6,8−トリスルホ
ン酸、2−アミノナフタレン−3,6,8−または4,
6,8−トリスルホン酸、2−アミノナフタレン−5−
ヒドロキシ−7−スルホン酸、2−アミノナフタレン−
8−ヒドロキシ−6−スルホン酸等が挙げられる。
ば、1−アミノベンゼン、1−アミノ−2−または3−
メチルベンゼン、1−アミノ−2−または3−エチルベ
ンゼン、1−アミノ−2−または3−メトキシベンゼ
ン、1−アミノ−2−または3−エトキシベンゼン、1
−アミノ−2−または3−ヒドロキシベンゼン、1−ア
ミノ−3−アセチルアミノベンゼン、1−アミノ−3−
カルバモイルアミノベンゼン、1−アミノ−2−メトキ
シ−5−メチルベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−
5−エトキシベンゼン、1−アミノ−2,5−ジメトキ
シベンゼン、1−アミノ−2,5−ジエトキシベンゼ
ン、1−アミノ−2−メトキシ−5−カルバモイルアミ
ノベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−5−メチルス
ルホニルアミノベンゼン等が挙げられる。
ば、1−アミノ−2−ヒドロキシベンゼン、1−アミノ
−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−アミノ−2
−メトキシ−5−エトキシベンゼン、1−アミノ−2,
5−ジメトキシベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−
5−カルバモイルアミノベンゼン、1−アミノ−2−メ
トキシ−5−メチルスルホニルアミノベンゼン等が挙げ
られる。
−または−NHCO−の場合、式(VIII)で示される化合
物としては、例えば 1−ヒドロキシナフタレン−6−フェニルアミノ−3−
スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−アミノフェニ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−ジメチルアミノ
フェニル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−メトキシフェニ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−スルホフェニ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−ベンゾイルアミノ−3
−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−アミノベンゾイ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(3−アミノベンゾイ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(2−アミノベンゾイ
ル)アミノ−3−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−ヒドロキシベン
ゾイル)アミノ−3−スルホン酸1−ヒドロキシナフタ
レン−6−(3−ヒドロキシベンゾイル)アミノ−3−
スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(2−ヒドロキシベン
ゾイル)アミノ−3−スルホン酸等が挙げられる。中で
も好ましいものとして、 1−ヒドロキシナフタレン−6−フェニルアミノ−3−
スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−ベンゾイルアミノ−3
−スルホン酸 1−ヒドロキシナフタレン−6−(4−アミノベンゾイ
ル)アミノ−3−スルホン酸が例示される。
N−の場合、式(X)で示される化合物としては、アニ
リン及びその誘導体、フェノール及びその誘導体、アミ
ノフェノール及びその誘導体などが挙げられる。例え
ば、1−アミノベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン 1,3−ジアミノ−4−メチルベンゼン、1,3−ジア
ミノベンゼン−4−スルホン酸、1−アミノ−3−アセ
チルアミノベンゼン、1−アミノ−3−カルバモイルア
ミノベンゼン、1−アミノ−2−または3−メチルベン
ゼン、1−アミノ−2−または3−エチルベンゼン、1
−アミノ−2−または3−メトキシベンゼン、1−アミ
ノ−2−または3−エトキシベンゼン、1−アミノ−2
−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−アミノ−2−メ
トキシ−5−エトキシベンゼン、1−アミノ−2,5−
ジメトキシベンゼン、1−アミノ−2,5−ジエトキシ
ベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−5−カルバモイ
ルアミノベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−5−メ
チルスルホニルアミノベンゼン、1−アセチルアミノ−
4−メトキシ−3−ジ(β−ヒドロキシエチル)アミノ
ベンゼン、1−ヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロ
キシベンゼン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、
1−ヒドロキシ−2−、3−または4−メチルベンゼ
ン、2−ヒドロキシ−安息香酸、1−アミノ−2−また
は3−ヒドロキシベンゼン、1−アミノ−3−ヒドロキ
シ−4−メチルベンゼン、1−ジエチルアミノ−3−ヒ
ドロキシベンゼン、1−ヒドロキシ−3−ジ(β−ヒド
ロキシエチル)アミノベンゼン、等が挙げられる。中で
も好ましいものとして1−ヒドロキシベンゼンが例示さ
れる。
I)で示されるアゾ化合物は遊離酸の形でもよいが、通常
はナトリウム塩の形で用いるのが好ましく、リチウム
塩、カリウム塩、アンモニウム塩、エタノールアミン
塩、アルキルアミン塩などの形で用いることもできる。
また、式(I)及び式(II)で示されるアゾ化合物は、他
の有機染料と併用することによって色相を補正し、偏光
性能を向上させることができる。この場合に用いられる
有機染料としては、本発明に用いるアゾ化合物の吸収波
長領域と異なる波長領域に吸収特性を有する染料であっ
て二色性の高いものであれば、いかなる染料でもよく、
カラーインデックスに記載の次のようなものが例示され
る。
シー・アイ・ダイレクト・イエロー 28 、シー・アイ・
ダイレクト・イエロー 44 、シー・アイ・ダイレクト・
イエロー142 、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ6、
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 26 、シー・アイ・
ダイレクト・オレンジ 39 、シー・アイ・ダイレクト・
オレンジ 107、
・アイ・ダイレクト・ブルー15、シー・アイ・ダイレク
ト・ブルー71、シー・アイ・ダイレクト・ブルー78、シ
ー・アイ・ダイレクト・ブルー98、シー・アイ・ダイレ
クト・ブルー168 、シー・アイ・ダイレクト・ブルー20
2 、
・アイ・ダイレクト・レッド 31 、シー・アイ・ダイレ
クト・レッド 79 、シー・アイ・ダイレクト・レッド 8
1 、シー・アイ・ダイレクト・レッド240 、シー・アイ
・ダイレクト・レッド 247、
シー・アイ・ダイレクト・ブラウン223 、シー・アイ・
ダイレクト・バイオレット9、シー・アイ・ダイレクト
・バイオレット51及びシー・アイ・ダイレクト・グリー
ン 85 など。
の有機染料の中でも、下記の〔A〕及び〔B〕の群から
選ばれる少なくとも二種の染料が好ましい。 〔A〕 遊離酸の形で表すと、下式(IIIa)及び(IIIb)
のもしくは置換されたフェニル又は無置換のもしくは置
換されたナフチルを表わし、RA 1 は水素、C1 〜C4
のアルキル、C1 〜C4 のアルコキシ又は置換されたア
ミノを表わし、RA 2 は水素、ヒドロキシ又はC1 〜C
4 のアルコキシを表わし、mは0又は1を表す。)で示
されるトリスアゾ染料からなる群。 〔B〕 シー・アイ・ダイレクト・イエロー12、シー・
アイ・ダイレクト・イエロー28、シー・アイ・ダイレク
ト・イエロー44、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ2
6、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39、シー・アイ
・ダイレクト・オレンジ107 、シー・アイ・ダイレクト
・レッド2、シー・アイ・ダイレクト・レッド31、シー
・アイ・ダイレクト・レッド79、シー・アイ・ダイレク
ト・レッド81及びシー・アイ・ダイレクト・レッド247
からなる群。
a)及び (IIIb) において、A1 及びB1 は、それぞれ無
置換のもしくは置換されたフェニル又は無置換のもしく
は置換されたナフチルである。フェニルに置換しうる基
は、例えばスルホ、スルファモイル、ニトロ、C1 〜C
4 のアルキル、C1 〜C4 のアルコキシ、カルボキシ、
ヒドロキシ、ハロゲン、無置換の又は置換されたアミノ
等である。一方、ナフチルに置換しうる基は、例えば、
スルホ、ヒドロキシ、無置換の又は置換されたアミノ等
である。ここでいう置換されたアミノは、モノ−又はジ
−置換であることができ、アミノに置換しうる基は、例
えば、C1 〜C4 のアルキル、ヒドロキシやシアノ等で
置換されたC1 〜C4 のアルキル、アルキル(C1 〜C
4 )カルボニル、フェニル、スルホフェニル、ジスルホ
フェニル、ベンジル、カルバモイル等である。
スルファモイル、ニトロ、メチル、エチル、メトキシ、
エトキシ、カルボキシ、塩素、及び無置換のもしくは置
換されたアミノから選ばれる1個又は2個の置換基で置
換されたものが好ましく、とりわけスルホフェニルが好
ましい。又、A1 で表されるナフチルは、特に1〜3個
のスルホで置換されたものが好ましく、とりわけモノ−
又はジ−スルホナフチルが好ましい。
れかが好ましい。
で、1回又は2回置換されており、さらに、ヒドロキ
シ、スルホ、C1 〜C4 のアルキル、C1 〜C4 のアル
コキシ又はカルボキシで置換されていてもよいフェニ
ル、あるいは、 ヒドロキシで1〜3回置換されており、さらに無置
換のもしくは置換されたアミノ、スルホ、C1 〜C4 の
アルキル、C1 〜C4 のアルコキシ又はカルボキシで置
換されていてもよいフェニル。
いずれかが好ましい。
り、さらに、スルホ、無置換アミノ又は、アセチル、フ
ェニル、スルホフェニル、ジスルホフェニル、ベンゾイ
ルもしくはメチル置換のアミノで置換されていてもよい
ナフチル、あるいは、 無置換アミノ又は、メチル、エチル、ヒドロキシエ
チル、シアノエチル、アセチルもしくはカルバモイル置
換のアミノで1回又は2回置換されており、さらにヒド
ロキシ又はスルホで置換されていてもよいナフチル。
1 は水素、C1 〜C4 のアルキル、C1 〜C4 のアルコ
キシ又は置換されたアミノである。ここでいう置換アミ
ノは、モノ−又はジ−置換であることができ、アミノに
置換しうる基としては、例えば、C1 〜C4 のアルキ
ル、アルキル(C1 〜C4 )カルボニル、C1 〜C4 の
アルキルスルホニル、カルバモイル等が挙げられる。式
(IIIa)におけるRA 2 は水素、ヒドロキシ又はC1 〜C
4 のアルコキシである。
例えば特開平2−75672 号公報等に記載される公知の方
法に準じ、通常のジアゾ化及びカップリング工程を経て
(必要に応じて、さらに通常の銅錯塩化工程を経て)製
造することができる。
のトリスアゾ染料の好適な具体例としては、それぞれ遊
離酸の形で以下の式(IIIa-1)〜(IIIa-6)及び(IIIb-1)〜
(IIIb-6)で示されるものが挙げられる。これらは、通常
ナトリウム塩の形で用いられるが、勿論遊離酸の形で、
あるいはリチウム塩やカリウム塩のような他のアルカリ
金属塩、アンモニウム塩、さらにはエタノールアミン塩
やアルキルアミン塩のようなアミン塩の形で用いること
も可能である。
であり、カラー・インデックス・ジェネリック・ネーム
(Color Index Generic Name)と商品名で表して、以下の
ものが例示され、各商品名のものは、住友化学工業
(株)から販売されている。
品名 Chrysophenine )、シー・アイ・ダイレクト・イ
エロー28(商品名 Sumilight Supra Yellow BC con
c.)、シー・アイ・ダイレクト・イエロー44(商品名 D
irect Fast Yellow GC)、シー・アイ・ダイレクト・オ
レンジ26(商品名 Direct Fast Orange S) 、シー・ア
イ・ダイレクト・オレンジ39(商品名 Sumilight Supr
a Orange 2GL 125%)、シー・アイ・ダイレクト・オレ
ンジ107(商品名 Sumilight Supra Orange GD extra c
onc.)、シー・アイ・ダイレクト・レッド2(商品名 B
enzopurpurine 4B)、シー・アイ・ダイレクト・レッド3
1(商品名 Nippon Fast Red BB conc.) 、シー・アイ
・ダイレクト・レッド79(商品名 Sumilight Supra Re
d 4BL 170 %) 、シー・アイ・ダイレクト・レッド81
(商品名 Sumilight Red 4B)、及びシー・アイ・ダイ
レクト・レッド247(商品名 Japanol Fast Red FA)。
又は式(II)で示される化合物からなる、あるいは、さ
らに他の有機染料をも含んでなる二色性染料を、偏光膜
基材である高分子フィルムに公知の方法で含有せしめる
ことにより、製造することができる。式(I)及び/ま
たは式(II)で示されるアゾ化合物に加えて、前記〔A〕
及び〔B〕の群から選ばれる少なくとも二種の有機染料
を用いる場合、それぞれの配合割合は特に限定されるも
のではないが、一般的には、式(I)及び/又は式(II)
で示されるアゾ化合物の重量を基準として、前記〔A〕
及び〔B〕の群から選ばれる少なくとも二種の有機染料
を合計で0.1 〜5重量倍の範囲で用いるのが好ましい。
高分子フィルムとしては例えば、ポリビニルアルコール
又はその誘導体、これらのいずれかをエチレン、プロピ
レンのようなオレフィンや、クロトン酸、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸のような不飽和カルボン酸な
どで変性したもの、EVA(エチレン/ビニルアセテー
ト)樹脂、ケン化EVA樹脂、ナイロン樹脂、ポリエス
テル樹脂などからなるものが利用される。なかでも、ポ
リビニルアルコール又はその誘導体からなるフィルム
が、染料の吸着性及び配向性の点から、好適に用いられ
る。このような高分子フィルムに二色性染料を含有せし
めるにあたっては、通常、高分子フィルムを染色する方
法が採用される。染色は例えば次のようにして行うこと
ができる。まず、二色性染料を水に溶解して染浴を調製
する。染浴中の染料濃度は特に制限されないが、通常は
0. 0001〜10重量%の範囲から選択される。ま
た、必要により染色助剤を用いてもよく、例えば芒硝を
1〜10重量%用いるのが好適である。このようにして
調製した染浴に高分子フィルムを浸漬し、染色を行う。
染色温度は、好ましくは40〜80℃である。二色性染
料の配向は、高分子フィルムを延伸することによって行
われる。延伸する方法としては、例えば湿式法、乾式法
など、公知のいずれの方法を採用してもよい。高分子フ
ィルムの延伸は、染色の前に行ってもよい。二色性染料
を含有・配向せしめた高分子フィルムは、必要に応じて
公知の方法によりホウ酸処理などの後処理が施される。
このような後処理は、偏光膜の光線透過率、偏光度及び
耐久性を向上させる目的で行われる。ホウ酸処理の条件
は、用いる高分子フィルムの種類や用いる染料の種類に
よって異なるが、一般的にはホウ酸水溶液のホウ酸濃度
を1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%の範囲と
し、処理は30〜80℃、好ましくは50〜75℃の温
度範囲で行われる。さらには必要に応じて、カチオン系
高分子化合物を含む水溶液で、フィックス処理を併せて
行ってもよい。
その片面又は両面に、光学的透明性及び機械的強度に優
れる保護膜を貼合して、偏光板とすることができる。保
護膜を形成する材料は、従来から使用されているもので
よく、例えば、セルロースアセテート系フィルムやアク
リル系フィルムのほか、四フッ化エチレン/六フッ化プ
ロピレン系共重合体のようなフッ素系フィルム又は、ポ
リエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂もしくはポリアミ
ド系樹脂からなるフィルム処理したものなどが用いられ
る。
つ水及び熱に対する耐久性に優れた偏光膜を得ることが
できる。又、式(I)及び/又は式(II)で示されるアゾ
化合物と他の有機染料を併用することによって、水及び
熱に対する耐久性に優れた中性色の偏光膜を得ることが
できる。この場合、上記有機染料として、前記〔A〕及
び〔B〕の群から選ばれる少なくとも二種を併用するこ
とによって、水及び熱に対する耐久性に優れ、可視領域
における直交位での色もれの少ない中性色の偏光膜を得
ることができる。ここで、直交位での色もれが少ないこ
とは直交透過率が一様に低いことを意味するから、偏光
膜を液晶パネル(液晶表示装置)に装着したとき、暗状
態において特定波長の色もれによる液晶表示の変色を防
止することができる。
膜用の染料として有用である。そして、この化合物を含
有する染料系偏光膜は高い偏光性能を有し且つ耐久性に
も優れるので、各種液晶表示体、なかでも高い偏光性能
と耐久性を必要とする屋外用途(特に自動車に搭載され
る場合)、各種環境で用いられる工業計器類の表示用途
などに好適である。
明するが、これらは例示的なものであって、本発明をな
んら限定するものではない。例中にある%及び部は、特
にことわらないかぎり重量基準である。
28%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH7とし溶解
させる。次いで4−ニトロ塩化ベンゾイル37.1部を
少量ずつ加え、この間28%水酸化ナトリウム水溶液を
適宜加えることによりpH7付近を保持する。さらに1
2時間反応させる。次いで塩化ナトリウムを加えて塩析
し、析出した結晶を濾過する。
(7水和物)5部を加え、分散させ85℃に加熱する。
次いで先に得られた結晶を少量ずつ加え、85℃、7時
間反応させる。次いで60℃まで冷却した後、28%水
酸化ナトリウム水溶液を加えてpH10とし、不溶解物
を濾過して除く。得られた濾液に35%塩酸を加えてp
H7とし、塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した結
晶を濾過して下記構造の中間体(1)を得た。
部、28%水酸化ナトリウム水溶液7部を加えて溶解さ
せ、この溶液に35%亜硝酸ナトリウム水溶液10.9
部を加え、次いで35%塩酸26部を加えて20〜30
℃でジアゾ化する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファ
ミン酸を加え消去したのち、このジアゾ溶液を、水10
0部に35%塩酸5.2部、1−アミノ−2−メトキシ
−5−メチルベンゼン6.9部を加えて調整した溶液に
注入する。次いで、炭酸ナトリウムを加えてpH3と
し、攪拌してカップリング反応を完結させ、析出した結
晶を濾過してモノアゾ化合物を得る。得られたモノアゾ
化合物を水300部に分散させたのち、35%塩酸1
5.6部を加え、次いで35%亜硝酸ナトリウム水溶液
10.9部を加え、25〜35℃で攪拌してジアゾ化す
る。一方、1−ヒドロキシナフタレン−6−フェニルア
ミノ−3−スルホン酸15.8部を水200部に加え、
10〜15℃で炭酸ナトリウムを加えてpH8.5と
し、炭酸ナトリウムでこのpHを保持しながら先に得ら
れたジスアゾ化合物のジアゾ化物を注入し、攪拌してカ
ップリング反応を完結させる。塩化ナトリウムで塩析
し、析出した結晶を濾過して下記構造のジスアゾ化合物
を得た。
nmを示した。
に加え、無水硫酸銅6部、モノエタノールアミン8部を
加えて95℃に加熱し、12時間反応させる。次いで3
0℃まで冷却した後、35%塩酸を加えてpH7とし、
次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した結晶を
濾過して、下記構造のジスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
ニルアミノ−3−スルホン酸のかわりに、1−ヒドロキ
シナフタレン−6−(4−アミノベンゾイル)アミノ−
3−スルホン酸18部を用いて実施例1と同様の方法に
より下記構造のジスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
に加え、無水硫酸銅6部、モノエタノールアミン8部を
加えて95℃に加熱し、12時間反応させる。次いで3
0℃まで冷却した後、35%塩酸を加えてpH7とし、
次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した結晶を
濾過して、下記構造のジスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
酸12部を水150部に分散させたのち、水酸化ナトリ
ウム6部を加え溶解液とし、塩化トシル9.6部を加え
35〜40℃で1時間撹拌する。次いで氷を加え5℃と
した後、35%塩酸21部、亜硝酸ナトリウム3.5部
を加えて、5℃でジアゾ化する。次いでフェノール4.
7部を加えたのち、水酸化ナトリウムを加えてpH9と
し、5〜10℃で撹拌してカップリング反応を完結させ
る。次いで、水酸化ナトリウム3部を加えて、80℃で
3時間撹拌し加水分解反応する。20〜30℃に冷却し
たのち、35%塩酸を加えてpH7とし、次いで塩化ナ
トリウムを加えて塩析し、析出した結晶を濾過してモノ
アゾ化合物を得た。水150部に実施例1で得られた中
間体(1)15.7部、28%水酸化ナトリウム水溶液
7部を加えて溶解させ、この溶液に35%亜硝酸ナトリ
ウム水溶液10.9部を加え、次いで35%塩酸26部
を加えて20〜30℃でジアゾ化する。過剰の亜硝酸ナ
トリウムをスルファミン酸を加え消去したのち、このジ
アゾ溶液を水100部に35%塩酸5.2部、1−アミ
ノ−2,5−ジメトキシベンゼン7.7部を加えて調整
した溶液に注入する。次いで、炭酸ナトリウムを加えて
pH3とし、攪拌してカップリング反応を完結させ、析
出した結晶を濾過する。得られた結晶を水300部に分
散させたのち、35%塩酸15.6部を加え、次いで3
5%亜硝酸ナトリウム水溶液10.9部を加え、25〜
35℃で攪拌してジアゾ化する。次いで、先に得られた
モノアゾ化合物を水200部に加え、10〜15℃で炭
酸ナトリウムを加えてpH8.5とし、炭酸ナトリウム
でこのpHを保持しながら先に得られたジアゾ化物を注
入し、攪拌してカップリング反応を完結させる。塩化ナ
トリウムで塩析し、析出した結晶を濾過して下記構造の
トリスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
部に加え、無水硫酸銅6部、モノエタノールアミン8部
を加えて95℃に加熱し、12時間反応させる。次いで
30℃まで冷却した後、35%塩酸を加えてpH7と
し、次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した結
晶を濾過して、下記構造のトリスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
チレンジアミン四酢酸29部を加えたのち、水酸化ナト
リウムを加えてpH5とし、30〜40℃で3時間撹拌
する。次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した
結晶を濾過して、下記構造のトリスアゾ化合物を得た。
nmを示した。
ビニロン#7500、(株)クラレ製品)を縦一軸に5
倍の延伸を実施し、偏光膜基材とした。このポリビニル
アルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例7
で得られたトリスアゾ化合物を0.025%、染色助剤
である芒硝を2.0%の濃度とした65℃水溶液に浸漬
した。さらにホウ酸濃度を7.5%とした65℃水溶液
に5分浸漬したのち、取り出して20℃の水で20秒間
洗浄を行い、50℃で乾燥することにより、偏光膜を得
た。得られた偏光膜のλmax は600nmであり、この偏
光膜は高い偏光度を有し、しかも、高温且つ高湿の状態
でも長時間にわたる耐久性をしめした。
1〜6で得られたアゾ化合物を用いて、実施例8と同様
の方法により偏光膜を得た。得られた偏光膜のλmax を
下表に示す。
1〜7と同様の方法により得られた下表の第2欄に示さ
れるアゾ化合物を用いて、実施例8と同様の方法により
偏光膜を得た。なお、表中のλmax は偏光膜でのλmax
である。得られた偏光膜はそれぞれ高い偏光度を示し、
しかも、高温で且つ高湿の条件下での耐久性に優れてい
た。
ニロンフィルムVF-9X75RS (株)クラレ製品〕を縦一軸
に4倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルア
ルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例10
のNo. 4で得たアゾ化合物のナトリウム塩を0.025 %、
式(IIIa-1)で示される染料のナトリウム塩を0.0017%、
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39を0.0014%及び染
色助剤である芒硝を2.0 %の濃度とした70℃の水溶液に
27分浸漬した。さらに、ホウ酸を7.5 %の濃度とした78
℃の水溶液に5分浸漬した後、取り出して20℃の水で30
秒間洗浄して、偏光膜を得た。得られた偏光膜は中性色
を示し、且つ、高温及び高湿の状態でも長時間にわたっ
て変色を示さなかった。
ニロンフィルムVF-9X75RS (株)クラレ製品〕を縦一軸
に4倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルア
ルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例10
のNo.24 で得たアゾ化合物のナトリウム塩を0.025 %、
式(IIIa-1)で示される染料のナトリウム塩を0.0023%、
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39を0.0028%及び染
色助剤である芒硝を2.0 %の濃度とした70℃の水溶液に
18分浸漬した。さらに、ホウ酸を7.5 %の濃度とした78
℃の水溶液に5分浸漬した後、取り出して20℃の水で30
秒間洗浄して、偏光膜を得た。得られた偏光膜は中性色
を示し、且つ、高温及び高湿の状態でも長時間にわたっ
て変色を示さなかった。 実施例13 厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム〔クラレビ
ニロンフィルムVF-9X75RS (株)クラレ製品〕を縦一軸
に4倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルア
ルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例10
のNo. 4で得たアゾ化合物のナトリウム塩を0.025 %、
式(IIIa-6)で示される染料のナトリウム塩を0.0012%、
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39を0.0013%及び染
色助剤である芒硝を2.0 %の濃度とした70℃の水溶液に
30分浸漬した。さらに、ホウ酸を7.5 %の濃度とした78
℃の水溶液に5分浸漬した後、取り出して20℃の水で30
秒間洗浄して、偏光膜を得た。得られた偏光膜は中性色
を示し、且つ、高温及び高湿の状態でも長時間にわたっ
て変色を示さなかった。
ニロンフィルムVF-9X75RS (株)クラレ製品〕を縦一軸
に4倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルア
ルコールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例10
のNo.24で得たアゾ化合物のナトリウム塩を0.025 %、
式(IIIa-6)で示される染料のナトリウム塩を0.001 %、
シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39を0.0018%及び染
色助剤である芒硝を2.0 %の濃度とした70℃の水溶液に
30分浸漬した。さらに、ホウ酸を7.5 %の濃度とした78
℃の水溶液に5分浸漬した後、取り出して20℃の水で30
秒間洗浄して、偏光膜を得た。得られた偏光膜は中性色
を示し、且つ、高温及び高湿の状態でも長時間にわたっ
て変色を示さなかった。
される染料及びシー・アイ・ダイレクト・オレンジ39の
代わりにそれぞれ下記表6の第2欄、第3欄及び第4欄
に記載の染料を用いる以外は、実施例11と同様にして偏
光膜を得た。得られた偏光膜は各々優れた性能を有して
いた。
Claims (14)
- 【請求項1】遊離酸の形で表すと、下式(I) 【化1】 (式中、Q1 はフェニル基、置換フェニル基、ナフチル
基または置換ナフチル基を表し、Q2 はフェニル基また
は置換フェニル基を表し、Rはヒドロキシ基を表し、R
1 及びR2 はそれぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、
C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキシ基ま
たはハロゲン原子を表し、R3 及びR4 はそれぞれ独立
に水素原子、ヒドロキシ基、C1 〜C4 のアルキル基、
C1 〜C4のアルコキシ基または置換アミノ基を表し、
Xは−NH−、−NHCO−または−N=N−の連結基
を表すが、R4 とRは一緒になって結合O−Cu−Oを
形成してもよい。)で示されるアゾ化合物。 - 【請求項2】Q1 が下式 【化2】 (式中、R5 及びR6 はそれぞれ独立に水素原子、スル
ホ基、スルファモイル基、C1 〜C4 のアルキル基、C
1 〜C4 のアルコキシ基、置換アミノ基、カルボキシ基
またはハロゲン原子を表す。)で示されるフェニル基で
ある、請求項1に記載のアゾ化合物。 - 【請求項3】Q1 が下式 【化3】 (式中、R7 、R8 及びR9 はそれぞれ独立に水素原
子、ヒドロキシ基またはスルホ基を表す)で示されるナ
フチル基である、請求項1に記載のアゾ化合物。 - 【請求項4】Q2 が1〜3個のヒドロキシ基で置換され
たフェニル基であり、当該フェニル基はさらにアミノ
基、置換アミノ基、スルホ基、C1 〜C4 のアルキル
基、C1〜C4 のアルコキシ基またはカルボキシ基で置
換されていてもよく、かつ、Xが−N=N−である、請
求項1〜3のいずれかに記載のアゾ化合物。 - 【請求項5】Q2 が1個もしくは2個のアミノ基または
1個もしくは2個の置換アミノ基で置換されたフェニル
基であり、当該フェニル基はさらにヒドロキシ基、スル
ホ基、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキ
シ基及びカルボキシ基からなる群より選ばれる1個また
は2個の置換基で置換されていてもよく、かつ、Xが−
N=N−である、請求項1〜3のいずれかに記載のアゾ
化合物。 - 【請求項6】Q2 が4ーヒドロキシフェニル基であり、
かつ、Xが−N=N−である、請求項1〜3のいずれか
に記載のアゾ化合物。 - 【請求項7】Q2 がアミノ基、置換アミノ基、ヒドロキ
シ基、C1 〜C4 のアルコキシ基もしくはスルホ基で置
換されたフェニル基又はフェニル基であり、かつ、Xが
−NHCO−又は−NH−である、請求項1〜3のいず
れかに記載のアゾ化合物。 - 【請求項8】R1 及びR2 がそれぞれ独立に水素原子、
メチル基、メトキシ基、ヒドロキシ基または塩素原子で
ある、請求項1〜7のいずれかに記載のアゾ化合物。 - 【請求項9】R3 及びR4 がそれぞれ独立に水素原子、
ヒドロキシ基、メチル基、エチル基、メトキシ基、エト
キシ基またはアセチルアミノ基である、請求項1〜7の
いずれかに記載のアゾ化合物。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載のアゾ化
合物を偏光膜基材に含有してなる染料系偏光膜。 - 【請求項11】請求項1〜9のいずれかに記載のアゾ化
合物の少なくとも1種及びその他の有機染料の少なくと
も1種を偏光膜基材に含有してなる染料系偏光膜。 - 【請求項12】有機染料が、下記〔A〕及び〔B〕の群
から選ばれる少なくとも二種である請求項11に記載の
染料系偏光膜。 〔A〕 遊離酸の形で表すと、下式(IIIa)及び(IIIb) 【化4】 (式中、A1及びB1はそれぞれ独立に無置換のもしくは置
換されたフェニル又は無置換のもしくは置換されたナフ
チルを表わし、RA 1 は水素、C1 〜C4 のアルキル、
C1 〜C4 のアルコキシ又は置換されたアミノを表わ
し、RA 2 は水素、ヒドロキシ又はC1 〜C4 のアルコ
キシを表わし、mは0又は1を表す。)で示されるトリ
スアゾ染料からなる群 〔B〕 シー・アイ・ダイレクト・イエロー12、シー・
アイ・ダイレクト・イエロー28、シー・アイ・ダイレク
ト・イエロー44、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ2
6、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ39、シー・アイ
・ダイレクト・オレンジ107 、シー・アイ・ダイレクト
・レッド2、シー・アイ・ダイレクト・レッド31、シー
・アイ・ダイレクト・レッド79、シー・アイ・ダイレク
ト・レッド81及びシー・アイ・ダイレクト・レッド247
からなる群 - 【請求項13】〔A〕及び〔B〕の群から選ばれる少な
くとも二種の有機染料が、〔A〕の群から選ばれる染料
の少なくとも一種と〔B〕の群から選ばれる染料の少な
くとも一種である請求項12に記載の染料系偏光膜。 - 【請求項14】偏光膜基材がポリビニルアルコールまた
はその誘導体からなるフィルムである、請求項10〜1
3のいずれかに記載の染料系偏光膜。
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