JPH08290862A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JPH08290862A
JPH08290862A JP9726095A JP9726095A JPH08290862A JP H08290862 A JPH08290862 A JP H08290862A JP 9726095 A JP9726095 A JP 9726095A JP 9726095 A JP9726095 A JP 9726095A JP H08290862 A JPH08290862 A JP H08290862A
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JP
Japan
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bookbinding
sheet
tray
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Application number
JP9726095A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ota
裕 太田
Toshihiko Kusumoto
俊彦 楠元
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
Yoshimasu Yamaguchi
義益 山口
Yuji Yamanaka
祐二 山中
Kozo Sakakibara
弘造 榊原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シート束の整合乱れが生じない、高品質の製本
作業が可能となる製本装置を提供する。 【構成】整合トレイ4でシート束Aが整合されると、シ
ート束クランプ5がその整合されたシート束Aを挟持す
る。その後、整合トレイ4のシート束支持面4aが開
き、シート束クランプ5がそのシート束Aの整合状態を
乱すことなく下方のバインドトレイ6に搬送する。次い
で、バインドトレイ6上のシート束Aの端部がセンター
ヒータ7とサイドヒータ8,9により加熱・加圧された
バインドテープで綴じられると、バインドトレイ6のシ
ート束支持面6aが開き、バインド済のシート束Aが製
本乱れを生じることなくバインドトレイ6の下方のシー
ト束収納手段10,11に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成済のシート束
を綴じて製本する装置に係り、詳しくは、シートに連続
的に画像形成した後、その画像形成されたシートの束を
綴じて製本して、更にこの製本されたシート束を分類・
仕分け等するオンライン装置に使用される製本装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のオンライン装置に使用される製
本装置は、画像形成装置により所望の画像が形成された
シートが搬入されると、そのシートをシート整合手段に
より複数枚の束にまとめ、該シート束をシート束移送手
段により挟持してバインドトレイまで搬送し、該バイン
ドトレイの近傍に配置したバインド手段により前記シー
ト束の端部を綴じて製本した後、その製本済のシート束
をシート束収納手段としてのスタッカ内に順次積載・収
納するようになっている。尚、シート束のバインド方法
は、ホットメルトタイプのバインドテープをバインド手
段で加熱・加圧して、シート束の端部をバインドテープ
で接着固定するものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、シート束がシート整合手段からバイン
ドトレイを経てスタッカに至るまでの過程において姿勢
を変更しながら移動するようになっているため、シート
整合後のシート束やバインド済のシート束(製本完成
品)に無理なストレスが加わる場合があり、シート束に
整合乱れを生じたり、製本乱れ(製本ズレ、バインド不
良)を生じる虞があった。
【0004】又、上記のような従来例は、製本完成品を
収納するスタッカが製本装置内において1ケ所のみであ
るため、複数部の製本束(シート束)を連続してこの製
本装置によって作成する場合、複数部の製本が全て完了
するまでシート束を製本装置から取り出すことができな
い。その結果、製本動作の初期段階、すなわち1冊目の
製本完成品を完成した時点において、製本のでき上がり
状態をチェックすることができずに不便であった。
【0005】更に、上記のような従来例は、製本完成品
を多数積載・収納するスタッカ内において、各々の製本
完成品の位置にばらつきがあり、スタッカを装置本体か
ら引き出した時に、スタッカに積載された製本完成品が
崩れてしまう虞があった。
【0006】更に又、上記のような従来例は、バインド
直後のシート束(製本完成品)を結合しているバインド
テープ側が高温であるため、冷却してバインドテープに
よるシート束の結合力を向上させると共に、製本完成品
自体を冷却して作業者が取り扱えるようにするのに時間
がかかってしまうという欠点があった。
【0007】そこで、本発明は、このような従来例の問
題点を解決し得る、製本性能が優れた製本装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の製本装置は、画
像形成済のシートを収納・整合するシート整合手段と、
該シート整合手段により整合されたシート束を挟持して
搬送するシート束移送手段と、前記シート整合手段の下
方に配置され、前記シート束移送手段により搬送された
シート束を積載・支持するバインドトレイと、該バイン
ドトレイの端部近傍に配置され、前記シート束の端部を
綴じるバインド手段と、前記バインドトレイの下方に配
置され、前記バインド手段により綴じられたシート束を
積載・収納するシート束収納手段と、を備えた製本装置
であって、前記シート整合手段のシート束支持面を開閉
可能に形成すると共に、前記バインドトレイのシート束
支持面を開閉可能に形成したことを特徴としている。
【0009】又、本発明の製本装置は、前記シート束収
納手段が、前記バインドトレイ側からシート束を受け取
る第1のシート束収納手段と、該第1のシート束収納手
段からシート束を受け取る第2のシート束収納手段と、
からなり、前記第1のシート束収納手段のシート束支持
面を開閉可能に形成し、前記第2のシート束収納手段の
シート束支持面を前記第1のシート収納手段のシート束
支持面の下方に位置し得るように昇降可能に形成したこ
とを特徴としている。
【0010】又、本発明の製本装置は、前記第1のシー
ト束収納手段が、前記第2のシート束収納手段に収納さ
れたシート束の位置決めするシート束位置決め手段を備
えたことを特徴としている。
【0011】又、本発明の製本装置は、前記シート束収
納手段が、該シート束収納手段に収納されたシート束を
該シート束収納手段の外部に搬出するシート束搬出手段
を備えたことを特徴としている。
【0012】又、本発明の製本装置は、前記シート束収
納手段が、該シート束収納手段に収納されたシート束を
冷却するシート束冷却手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明の製本装置は、シート整合手段でシート
束が整合されると、シート束移送手段がその整合された
シート束を挟持し、その後、シート束位置決め手段のシ
ート束支持面が開き、そのシート束の整合状態を乱すこ
となく、シート束移送手段がシート束を下方のバインド
トレイに搬送する。次いで、バインドトレイ上のシート
束がバインド手段により綴じられると、バインドトレイ
のシート束支持面が開き、バインド済のシート束が製本
乱れを生じることなくバインドトレイの下方のシート束
収納手段に送られる。
【0014】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段が上方の第1のシート束収納手段及びその下方に配置
された第2のシート束収納手段とにより構成されてお
り、このうち第1のシート束収納手段がバインド済の
(綴じられた)シート束(製本完成品)をバインドトレ
イから受け取り、次いで、第2のシート束収納手段が第
1のシート束収納手段から製本完成品を受け取る。第2
のシート束収納手段は、シート束支持面が昇降して製本
完成品を積載・収納する。作業者が第2のシート束収納
手段に積載・収納された製本完成品を取り出してその仕
上がり状態を調べる場合には、第1のシート束収納手段
が製本完成品を積載・収納する。
【0015】又、本発明の製本装置は、第1のシート束
収納手段に備えられたシート束位置決め手段が、バイン
ドトレイから送られる製本完成品を所定の積載位置に移
動した後、その製本完成品を第2のシート束収納手段の
所定位置に順次積載する。
【0016】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段に備えられたシート束搬出手段が、バインドトレイか
らシート束収納手段に送り込まれた製本完成品を速やか
に製本装置の外部に搬出する。
【0017】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段に備えられたシート束冷却手段が、バインド手段で高
温に加熱されたシート束を冷却する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0019】図1は、本発明の実施例である製本装置を
断面して示す正面図である。
【0020】この図1において、製本装置本体1内に
は、水平搬送路2が形成されており、該水平搬送路2の
途中に配置されたフラッパ16でシート排出口27側と
整合トレイ(シート整合手段)4側にシートの流れを振
り分けるようになっている。整合トレイ4の上部には、
シート束を整合トレイ4の底面部(シート束支持面)4
aに風圧で押し付けるファン(押しつけ手段)3が配置
されている。尚、このファン3の代わりに、ゴム、プラ
スチック等の押さえ部材を配置してもよい。
【0021】上記整合トレイ4で整合されたシート束
は、シート束移送手段としてのシート束クランプ5で挟
持されつつバインドトレイ6まで搬送される。バインド
トレイ6の端部近傍には、バインドテープを加熱するバ
インド手段としてのセンターヒータ7及びサイドヒータ
8,9が配置されている。
【0022】10は第1のシート束収納手段である。こ
の第1のシート束収納手段10は、上記バインド手段で
バインドされたシート束を積載・収納するものであり、
その下部にシート束を支持するシャッター(シート束支
持面)12とシート束後端シャッター(シート束支持
面)14とが配置されている。
【0023】この第1のシート束収納手段10の図中下
方には、第2のシート束収納手段11が配置されてい
る。この第2のシート束収納手段11は、前記第1のシ
ート束収納手段からシート束を受け取り、昇降可能なリ
フター13(シート束支持面)上に積載・収納するよう
になっている。
【0024】15はシート束冷却手段としてのファンで
ある。このファン15は、バインド手段(7,8,9)
で加熱されたシート束を空冷するものである。
【0025】図2は、図1のB方向から見たバインドト
レイ6近傍の斜視図である。また、図3は、図1のC方
向から見た第1の収納手段10の要部斜視図である。さ
らに、図4〜図9は、図1の製本装置1内のシート、シ
ート束、製本完成品の移動及び搬送状況を示す製本装置
の断面図である。
【0026】以下、この図4〜図9に基づき、製本装置
1の製本動作を説明する。
【0027】製本作業が行われる場合、シート搬入口2
6から搬入されたシートAは、図4に示すように、フラ
ッパ16が矢印D方向に向いているため、該フラッパ1
6に案内されて整合トレイ4内に搬送される。又、製本
作業を行う場合、後続のシートEは、前述のシートAと
同じ搬送路を通過し整合トレイ4内に搬送される。
【0028】一方、製本作業が行われない場合、シート
搬入口26から搬入されたシートは、水平搬送路2を通
過してシート排出口27から製本装置1の外部に排出さ
れる。
【0029】整合トレイ4内に搬送されたシートは、不
図示の整合手段により整合トレイ4内において重なり合
うシートの先端と側端部が揃えて積載される。シート束
Aは、その先端部近傍に位置しているシート束クランプ
5によって図中上下方向から挟持される。そして、シー
ト束Aがシート束クランプ5で挟持された後、整合トレ
イ4の底面部4aが手前奥方向のほぼ中央の位置におい
て分割されて開く(図2参照)。従って、整合トレイ4
の下面方向にシート束クランプ5が移動することによ
り、シート束クランプ5に挟持されたシート束が整合ト
レイ4の下方に位置しているバインドトレイ6に移動す
る。
【0030】バインドトレイ6内に収納されたシート束
の先端部側近傍となる部分には、センターヒータ7及び
サイドヒータ8、9が位置している。センターヒータ7
は、ホットメルト接着剤付きのバインドテープ18を背
面側から加熱し、バインドテープ18の接着剤を活性化
させる(図5参照)。製本されるべきシート束は、前述
のシート束クランプ5によってバインドトレイ6内のセ
ンターヒータ7側に移動させられる。前述のバインドテ
ープ18は、シート束がセンターヒータ7及びサイドヒ
ータ8,9に移動する前までにセンターヒータ7の上面
に送り込まれている(図5参照)。
【0031】シート束クランプ5は、シート束を移動さ
せ、シート束とバインドテープ18とを接触させた後、
更にそのシート束をヒータ側に移動させる。そして、バ
インドテープ18とシート束先端がセンターヒータ7に
よって加熱される。これによって、シート束の先端背面
部とバインドテープ18の接着が行われる。
【0032】この接着後に、図6に示すように、シート
束Aの先端部近傍の上面側及び下面側に位置するサイド
ヒータ8,9がシート束A側にそれぞれ移動する。サイ
ドヒータ8,9が移動すると、それにに伴ってバインド
テープ18側面を支持しているテープガイド(不図示)
がバインドテープ18より解除され、バインドテープ1
8の側面がシート束Aの側面側にサイドヒータ8、9に
よって折り曲げられる。そして、折り曲げられたバイン
ドテープ18のサイド部は、サイドヒータ8,9によっ
て加熱・加圧されてシート束Aの側面に接着される。こ
れによって、バインドテープ18がシート束Aに糊付け
され、そのシート束Aが製本完成品17となる(図6参
照)。
【0033】製本完成後、シート束クランプ5は、セン
ターヒータ7及びサイドヒータ8,9から製本完成品1
7を離間させるべく移動し、所定の位置で停止する。そ
して、バインドトレイ6の底面(シート束支持面)6a
が手前奥方向のほぼ中央の位置において分割されて開い
た後に、シート束クランプ5が製本完成品17の挟持を
解除する。
【0034】これによって、製本完成品17は、第1の
シート束収納手段10内に移動し、シャッター12上に
積載される(図7参照)。
【0035】製本完成品17を解除したシート束クラン
プ5は、次の製本動作に備えるために整合トレイ4の所
定位置に戻る。
【0036】シャッター12は、コロやベルト等からな
る搬送手段22を備えている。
【0037】製本完成品17のバインドテープ18部の
冷却が完了した後、シャッター12がF方向に移動し、
シート束後端シャッター14がG方向に移動して、第1
のシート束収納手段10の底面が解放される。その結
果、製本完成品17は、第2のシート束収納手段11を
構成するリフター13の上面に移動する(図8参照)。
【0038】リフター13は、製本完成品を受け取った
後、シャッター12と製本完成品17とが干渉しない位
置まで降下する。その後、シャッター12がH方向に移
動し、シート束後端シャッターがI方向に移動して、次
に来るべき製本完成品17の積載に備えるようになって
いる。この際、シャッター12の搬送手段22は、リフ
ター13上面上の製本完成品17が第2のシート束収納
手段11内の壁部25に突き当たるように、図9のJ方
向に回転させられる。これにより、第2のシート束収納
手段11内の製本完成品17がK方向に移動し、第2の
シート束収納手段11内での製本完成品積載位置が確定
されるとともに、製本完成品17のバインドテープ18
部の冷却が第2のシート束収納手段11の壁部25の放
熱効果により行われる。尚、搬送手段22は、上記のよ
うにシート束位置決め手段として機能する他、後述する
ように、搬送ベルト23と共にシート束搬出手段として
も機能する。
【0039】第2のシート束収納手段11の壁部25
は、金属材料(好ましくは熱伝導性が良好な材料)で形
成されており、高温となった製本完成品17のバインド
テープ18部を冷却させる効果を持つ。又、この壁部2
5自身の温度を低く保つために、冷却用ファン(シート
束冷却手段)15を壁部25の近傍に設けてもよい。更
に、製本完成品17のバインドテープ18部をこの冷却
ファン15と金属壁25の両方で冷却するため、金属壁
25にスリット19を形成し(図3参照)、製本完成品
17のバインドテープ18部の背表紙部に冷却ファン1
5の風があたるような構成にしてもよい。
【0040】また、第1のシート束収納手段10におい
ても、製本完成品17のバインドテープ18側の壁部
を、前記冷却ファン15の風が当たるような壁部構成と
し、製本完成品17のバインドテープ18部側の冷却を
第1のシート束収納手段10内においても行えるような
構成としてもよい。
【0041】製本装置1の製本動作中に、第2のシート
束収納手段11に積載された製本完成品17を取り出す
場合、製本装置1は、第2のシート束収納手段11の引
き出しの信号を受け取ると、シャッター12及びシート
束後端シャッター14が図7で示す状態となり、製本完
成品17の第2のシート束収納手段12への移送を停止
する。
【0042】図12に示す製本装置は、第2のシート束
収納手段11を電気的か又は手動で製本装置1の本体の
手前側に引き出し、第2のシート束収納手段11内の製
本完成品17を取り出すことが可能となる。
【0043】第2のシート束収納手段11が引き出され
ている間、後続の製本された製本完成品17は、図11
に示すように、第1のシート束収納手段10内に積載さ
れる。
【0044】第2のシート束収納手段11からの製本完
成品17の取り出し作業が完了し、製本装置1内に第2
のシート束収納手段11が戻され、リフター13がシー
ト束を積載できる位置まで上昇した後、シャッター12
がF方向に移動すると共に、シート束後端シャッター1
4がG方向に移動して(図7参照)、第1のシート束収
納手段10内の製本完成品17を第2のシート束収納手
段11に移動させる。
【0045】製本装置1が作動中(製本中)に第2のシ
ート束収納手段11を引き出すことができる時間は、第
1のシート束収納手段10内に製本完成品17が満載さ
れ、センサ20が製本完成品17の満載を検知する時間
までである。
【0046】また、製本完成品17を第2のシート束収
納手段11を介さずに製本装置1の外部に排出する場
合、製本完成品17が第1のシート束収納手段10に積
載された後、第1のシート束収納手段10の壁部の下方
部21aが開き、シャッター12の搬送手段22がシャ
ッター12の上方に配置された搬送ベルト23と協働し
て製本完成品17を挟持し、これら搬送手段22及び搬
送ベルト23により製本完成品17をJ方向に移送し
て、その製本完成品17を排出口24から外部に排出す
るようになっている。即ち、搬送手段22と搬送ベルト
23によりシート束搬出手段が構成される。そして、外
部に排出された製本完成品17は、製本装置1の排出口
24側に接続された仕分け装置(不図示)内に収納され
る。
【0047】尚、上記実施例は、バインドテープ18を
センターヒータ7及びサイドヒータ8,9により加熱・
加圧して製本するように構成されているが、シート束の
先端近傍を綴じるステイプラ手段をバインド手段として
もよく、又、シート束の中央部を綴じるサドルスティッ
チ手段をバインド手段としてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本発明の製本装置は、シート整合手段のシート束支持面
が開閉し、その下方に位置するバインドトレイのシート
束支持面も開閉して、シート束移送手段で挟持されたシ
ート束の姿勢を大きく変化させることなくシート束収納
手段まで速やかに移動させることができるため、製本装
置内を移動するシート束に過度のストレスを作用させる
ことがなく、整合乱れのない高品質の製本完成品を短時
間で提供できる。
【0049】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段が上方の第1のシート束収納手段及びその下方に配置
された第2のシート束収納手段とにより構成され、この
うち第1のシート束収納手段がバインド済の(綴じられ
た)シート束(製本完成品)をバインドトレイから受け
取り、次いで、第2のシート束収納手段のシート束支持
面が昇降して第1のシート束収納手段から製本完成品を
受け取るようになっており、作業者が第2のシート束収
納手段に積載・収納された製本完成品を取り出してその
仕上がり状態を調べる場合、第1のシート束収納手段が
製本完成品を積載・収納することができるため、製本装
置の作動を停止させることなく製本完成品の仕上がり状
態を調べることができ、製本作業に要する時間を格段に
短縮することができる。
【0050】又、本発明の製本装置は、第1のシート束
収納手段に備えられたシート束位置決め手段が、バイン
ドトレイから送られる製本完成品を所定の積載位置に移
動した後、その製本完成品を第2のシート束収納手段の
所定位置に順次積載するようになっているため、シート
束収納手段内で積載・収納された製本完成品に崩れを生
じることがない。
【0051】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段に備えられたシート束搬出手段が、バインドトレイか
らシート束収納手段に送り込まれた製本完成品を速やか
に製本装置の外部に搬出することができるため、製本作
業に続く次の作業を速やかに行うことができる。
【0052】又、本発明の製本装置は、シート束収納手
段に備えられたシート束冷却手段が、バインド手段で高
温に加熱されたシート束を冷却するようになっているた
め、作業が製本作業終了後速やかに製本完成品を取り扱
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製本装置を断面して示す正面図。
【図2】図1のB方向から見たバインドトレイ近傍の斜
視図。
【図3】図1のC方向から見た第1のシート束収納手段
の要部を示す斜視図。
【図4】本発明の製本装置の第1の作動状態図。
【図5】本発明の製本装置の第2の作動状態図。
【図6】本発明の製本装置の第3の作動状態図。
【図7】本発明の製本装置の第4の作動状態図。
【図8】本発明の製本装置の第5の作動状態図。
【図9】本発明の製本装置の第6の作動状態図。
【図10】本発明の製本装置の第7の作動状態図。
【図11】本発明の製本装置の第8の作動状態図。
【図12】第2のシート束収納手段を引き出した状態の
製本装置の斜視図。
【符号の説明】
4 整合トレイ(シート整合手段) 4a 底面部(シート束支持面) 5 シート束クランプ(シート束移送手段) 6 バインドトレイ 6a 底面(シート束支持面) 7 センターヒータ(バインド手段) 8、9 サイドヒータ(バインド手段) 10 第1のシート束収納手段(シート束収納
手段) 11 第2のシート束収納手段(シート束収納
手段) 12 シャッター(シート束支持面) 13 リフター(シート束支持面) 14 シート束後端シャッター(シート束支持
面) 15 冷却用ファン(シート束冷却手段) 17 製本完成品(シート束) 22 搬送手段(シート束位置決め手段、シー
ト束搬出手段) 23 搬送ベルト(シート束搬出手段) A シート束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 義益 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山中 祐二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 榊原 弘造 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成済のシートを収納・整合するシ
    ート整合手段と、 該シート整合手段により整合されたシート束を挟持して
    搬送するシート束移送手段と、 前記シート整合手段の下方に配置され、前記シート束移
    送手段により搬送されたシート束を積載・支持するバイ
    ンドトレイと、 該バインドトレイの端部近傍に配置され、前記シート束
    の端部を綴じるバインド手段と、 前記バインドトレイの下方に配置され、前記バインド手
    段により綴じられたシート束を積載・収納するシート束
    収納手段と、 を備えた製本装置において、 前記シート整合手段のシート束支持面を開閉可能に形成
    すると共に、前記バインドトレイのシート束支持面を開
    閉可能に形成したことを特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】 前記シート束収納手段が、前記バインド
    トレイ側からシート束を受け取る第1のシート束収納手
    段と、該第1のシート束収納手段からシート束を受け取
    る第2のシート束収納手段と、からなり、 前記第1のシート束収納手段のシート束支持面を開閉可
    能に形成し、 前記第2のシート束収納手段のシート束支持面を前記第
    1のシート収納手段のシート束支持面の下方に位置し得
    るように昇降可能に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の製本装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のシート束収納手段が、前記第
    2のシート束収納手段に収納されたシート束の位置決め
    をするシート束位置決め手段を備えたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の製本装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シート束収納手段が、該シート束収
    納手段に収納されたシート束を該シート束収納手段の外
    部に搬出するシート束搬出手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の製本装置。
  5. 【請求項5】 前記シート束収納手段が、該シート束収
    納手段に収納されたシート束を冷却するシート束冷却手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の製本装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051676A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Ricoh Co Ltd シート積載装置及び画像形成装置
CN105197661A (zh) * 2014-06-20 2015-12-30 柯尼卡美能达株式会社 片材后处理装置及图像形成系统

Cited By (3)

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