JPH08288356A - 薄型基板搬送装置におけるハンド保護装置 - Google Patents

薄型基板搬送装置におけるハンド保護装置

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JPH08288356A
JPH08288356A JP9250195A JP9250195A JPH08288356A JP H08288356 A JPH08288356 A JP H08288356A JP 9250195 A JP9250195 A JP 9250195A JP 9250195 A JP9250195 A JP 9250195A JP H08288356 A JPH08288356 A JP H08288356A
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JP
Japan
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hand
thin substrate
obstacle
hand body
detecting means
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JP9250195A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kirihata
直史 桐畑
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Mex KK
Original Assignee
Mex KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各装置の設置に手間のかからない薄型基板搬
送装置におけるハンド保護装置を提供すること 【構成】 ハンド5がハンド本体5aとハンド本体5a
の先端部に配設された光電管センサー6から構成され、
障害物10と光電管センサー6との距離が一定距離以内
になった時にハンド5の作動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カセットに収納され
た薄型基板を搬送する搬送装置のハンドに関し、さらに
詳しくはハンドの変形を防止するための保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、薄型基板搬送装置は薄型基板が1
枚づつ何枚も載置されているカセット装置と、前記薄型
基板を吸着して搬送するロボット装置と、前記薄型基板
を位置合わせする位置合わせ装置が各々配置されてい
る。前記ロボット装置には前記薄型基板を前記カセット
装置から前記位置合わせ装置まで直線的に搬送するよう
に第1アームと、前記第1アームにベルトあるいはチェ
ーンで駆動される第2アームと、前記第2アームにベル
トあるいはチェーンで駆動されるハンドと、前記第1の
アームを駆動するための駆動装置が配設されている。
【0003】しかしこのような薄型基板搬送装置では、
ロボット装置とカセット装置との距離、ロボット装置と
位置合わせ装置との距離が当初の設定に対して狂ってい
たりするとハンドが干渉することがあるため、各装置の
設置における位置合わせを慎重に行う必要があり、作業
時に手間がかかるなどの苦労をしていた。また、使用中
に何らかの異常の発生により、ロボット装置、あるいは
カセット装置、あるいは位置合わせ装置がズレ、各装置
の位置が変化したまま作業を行ってしまうことがある。
この状態で作業を行えば、ハンドがカセット装置あるい
は位置合わせ装置等に干渉してしまい、ハンドを変形さ
せてしまうことになる。
【0004】そのため、従来の搬送装置においては、こ
れらの異常に対して、ハンドが搬送中に障害物と干渉し
た時点でその圧力を感知するようなセンサーを取り付
け、ロボット装置の動きを即座に停止することによっ
て、被害を最小限にする防止対策を実施していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の薄型基
板搬送装置の異常検出の方法は、ハンドの障害物との干
渉を前提としてロボット装置の動きを停止するものであ
るので、まれではあるが、ハンド自体が変形する可能性
があり、その修理、部品交換等に多大な費用と、時間を
要していた。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、薄型基板搬送中、ハンド本体を障害物に干渉しな
いように保護し、そのため各装置の設置時における設置
作業を容易にする薄型基板搬送装置におけるハンドの保
護装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる薄型
基板搬送装置におけるハンド保護装置では、カセットに
収納された薄型基板を搬送するハンドであって、前記ハ
ンドがハンド本体と、前記ハンド本体の先端部に配設さ
れるハンド位置検出手段とから構成されるものである。
【0008】また、前記ハンド位置検出手段が前記ハン
ド本体の先端部で、前記ハンド本体に対し前記ハンド本
体の長尺方向に移動可能に配設されるピン体と、前記ピ
ン体をガイドするガイド体と、前記ピン体の位置を検出
する位置検知手段から構成されればなお良い。
【0009】また、前記ハンド位置検出手段が前記ハン
ド本体の先端部に配設される非接触型位置検知手段であ
ればなお良い。
【0010】
【発明の作用・効果】請求項1の薄型基板搬送装置にお
けるハンド保護装置においては、ハンドがハンド本体
と、前記ハンド本体の先端部に配設されるハンド位置検
出手段とから構成されている。
【0011】そして、搬送装置の異常時、前記ハンド本
体が障害物に干渉する前に前記ハンド位置検出手段が作
動する。前記ハンド位置検出手段は異常を検知すること
ができ、搬送装置の動きを停止する。
【0012】そのため前記ハンド本体を変形することな
く保護することができ、各装置設置時においても容易に
設置作業が行える。
【0013】請求項2の薄型基板搬送装置におけるハン
ド保護装置においては、前記ハンド位置検出手段が前記
ハンド本体の先端部で前記ハンド本体に対して、前記ハ
ンド本体の長尺方向に可動可能に配設されるピン体と、
前記ピン体をガイドするガイド体と、前記ピン体の位置
を検出する検知手段から構成されている。
【0014】そして、搬送装置の異常時、前記ハンド本
体が障害物に干渉する前に前記ピン体が前記障害物に干
渉し、前記ピン体が前記障害物と反対の方向に移動す
る。そして前記検知手段が前記ピン体の移動によって位
置を検出し、搬送装置の動きを止める。
【0015】そのため前記ハンド本体を変形することな
く保護することができ、各装置設置時においても容易に
設置作業が行える。
【0016】請求項3の薄型基板搬送装置におけるハン
ド保護装置においては、前記ハンド位置検出手段が前記
ハンド本体の先端に配設される非接触型検知手段であ
る。
【0017】そして、搬送装置の異常時、前記ハンド本
体が障害物に干渉する前に前記非接触型検知手段が作動
する。前記非接触型検知手段は前記障害物の位置が前記
ハンド本体に対して、所定の範囲以内に入ると搬送装置
の動きを止める。
【0018】そのため前記ハンド本体を変形することな
く保護することができ、各装置設置時においても容易に
設置作業が行える。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0020】図1は薄型基板搬送装置の全体図を示すも
のであり、1は搬送装置で、2は薄型基板4が収納され
ているカセット装置、3は薄型基板の位置合わせを行う
位置合わせ装置である。搬送装置1に配設されているハ
ンド5は、図示しない駆動装置によってカセット装置に
載置された薄型基板をカセット装置2から位置合わせ装
置3に搬送し、また位置合わせ装置からカセット装置に
搬送する。
【0021】図2、図3はハンド位置検出手段としての
光電管センサーをハンド本体の先端部に埋設している実
施例(実施例1)である。
【0022】ハンド5はハンド本体5aとハンド5aに
埋設される光電管センサー6から構成されている。ハン
ド本体5aは図3に示されるように、全体的にフォーク
状を形成し、先端部が開口されている。光電管センサー
6は反射型ビームスイッチでハンド本体5aの先端部の
1か所に埋設されている。障害物10は、例えばカセッ
ト装置2であり、またはオリフラ合わせ装置3である。
また異常により、特別に落下してきたものも含まれる。
【0023】ハンド5が移動中、障害物10が現れ光電
管センサー6と障害物との距離が予め定められた距離以
内になると、光電管センサー6からの停止信号を受け、
ハンド本体5aが障害物に干渉する前に搬送装置の作動
を停止する。
【0024】このためハンド本体5aは保護される。
【0025】図4はハンド位置検出装置の別の実施例
(実施例2)を示すものである。
【0026】ハンドは5は、フォーク状で先端部が開口
を有すハンド本体5aと、ハンド本体5aの先端部の1
か所に嵌合されたピン体7と、ピン体7をガイドするガ
イド体8と、ピン体9の位置を検出する光電管センサー
9から構成されている。
【0027】ピン体7はハンド本体5a、ハンド本体5
aに固着されたガイド体8に緩くもなく、きつくもない
程度の嵌合で、ハンド本体5aに先端から途中まであけ
られた穴5b及び、ガイド体軸心部にあけられた貫通穴
8bに、移動可能に嵌合されている。
【0028】また、ハンド本体にあけられた穴5bの奥
に穴5bに対して直角方向に穴5cがあけられ、光電管
センサー9が埋設されている。
【0029】このように構成されたハンド5が移動中、
障害物10が現れると、ピン体7が障害物10に干渉す
る。ピン体7は図5のように干渉後、穴5bの奥側に後
退する。後退したピン体7はそのうち穴5cに埋設され
ている光電管センサー9のビームを遮る。その時、光電
管センサー9が作動しロボット駆動装置に停止信号を送
り、ハンド本体5aが障害物に干渉する前に搬送装置を
停止する。
【0030】このためハンド本体5aは保護される。
【0031】なお、光電管センサー9の代わりに、近接
スイッチ、またはタッチセンサーを使用しても良い。
【0032】また、ピン体7を常時バネで突出方向に付
勢するようにすれば、ロボット装置が停止した後、ピン
体7は自動的に元の位置に復帰できる。
【0033】さらに、ガイド体8を弾性部材で形成すれ
ば、例えピン体7が何らかの原因で使用不可能になって
も、ガイド体8によってハンド本体5aを保護すること
ができる。
【0034】また、実施例1の光電管センサー6あるい
は、実施例2のピン体7の取りつける位置は、上記実施
例にこだわることなく、薄型基板の搬送時に他の障害物
に干渉する問題がなければ、ハンド本体の下側でも良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な搬送装置を含めた全体図
【図2】本発明によるハンド位置検出手段の1実施例
(実施例1)
【図3】図2におけるハンドの平面図
【図4】本発明によるハンド位置検出手段の別の実施例
(実施例2)
【図5】図4の作動後を示す図
【図6】図4におけるハンドの平面図
【符号の説明】
1…搬送装置 4…薄型基板 5…ハンド 5a…ハンド本体 6…光電管センサー 7…ピン体 8…ガイド体 9…光電管センサー 10…障害物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットに収納された薄型基板を搬送す
    るハンドであって、前記ハンドがハンド本体と、前記ハ
    ンド本体の先端部に配設されるハンド位置検出手段とか
    ら構成されることを特徴とする薄型基板搬送装置におけ
    るハンド保護装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンド位置検出手段が前記ハンド本
    体の先端部で、前記ハンド本体に対し前記ハンド本体の
    長尺方向に移動可能に配設されるピン体と、前記ピン体
    をガイドするガイド体と、前記ピン体の位置を検出する
    位置検知手段とから構成されることを特徴とする請求項
    1記載の薄型基板搬送装置におけるハンド保護装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンド位置検出手段が前記ハンド本
    体の先端部に配設される非接触型位置検知手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の薄型基板搬送装置におけ
    るハンド保護装置。
JP9250195A 1995-04-18 1995-04-18 薄型基板搬送装置におけるハンド保護装置 Withdrawn JPH08288356A (ja)

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