JPH0828476B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0828476B2
JPH0828476B2 JP3285088A JP28508891A JPH0828476B2 JP H0828476 B2 JPH0828476 B2 JP H0828476B2 JP 3285088 A JP3285088 A JP 3285088A JP 28508891 A JP28508891 A JP 28508891A JP H0828476 B2 JPH0828476 B2 JP H0828476B2
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
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    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特に256
メガビット以上のダイナミックRAM(DRAM)のよ
うな大規模な半導体記憶装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】入力された情報をダイナミックに記録
し、一定時間毎にリフレッシュを行うDRAMとして、
情報を記憶する蓄積容量に、書込み読出し用の転送トラ
ンジスタを接続した蓄積容量型DRAMが広く用いられ
ている。このDRAMには益々高集積化、大容量化が求
められており、256メガビットや1ギガビットもの記
憶容量のDRAMの実現に向けて開発が精力的に進めら
れている。
【0003】高集積化、大容量化が進んできたDRAM
技術の問題点として次のような点が指摘されている(垂
井康夫、「DRAMキャパシタプロセス技術」、第20
回VLSIフォーラム、1990年7月9日)。すなわ
ち、蓄積容量型DRAMにおいて、蓄積容量の場合、転
送トランジスタのようにスケーリングによるメリットを
受けず、その容量値が寸法縮小に逆比例して減少すると
いう関係にあることである。この点を改良するため、蓄
積容量を有効にスケーリングする方法としてゲインセル
の方法が提唱されているが、メモリセル面積の増加、材
料の不安定さ、等のため、現在のところ採用するように
はいたっていない。したがって、従来の蓄積容量型DR
AMにおいてはスケーリングに応じて蓄積容量を縮小す
ることができないことが問題である。
【0004】ここで、蓄積容量型DRAMにおける情報
読出の方法を簡単に説明する。ワード線オフ時のビット
線の電圧をVB、メモリセルの電圧をVSとし、ワード
線オン時のビット線の電圧及びメモリセルの電圧を共に
Vとし、ビット線の容量をCB、メモリセルの容量をC
Sとすると、ワード線がオンオフする前後の全電荷量が
一定であるので次式が成立する。
【0005】 CB×VB+CS×VS=(CB+CS)×V=全電荷量 したがって、ビット線の電位はメモリセルの電荷によっ
て次式でしめすΔVだけ変化する。 ΔV=V−VB=(VS−VB)/(1+CB/CS) この電位の変化ΔVをフリップフロップにより構成され
るセンスアンプにより検出し増幅することにより情報の
読出を行う。
【0006】センスアンプによる情報読出を安定して行
うためには、この電位変化ΔVが大きいほどよく、メモ
リセルの容量CSが大きく、ビット線の容量とメモリセ
ルの容量の比CB/CSが小さいことが必要となる。こ
のようにDRAMを微細化した場合には、センスアンプ
の情報読出を考慮すると、スケーリングに応じて蓄積容
量を小さくすることができず、高集積化のネックになっ
ていた。
【0007】一方、蓄積容量の大きさを定める他の要因
として、α線ソフトエラー(SER)の問題が知られて
いる。α線ソフトエラーに関する論文(T. Mano et al,1
983ISSCC Digest of Technical Papers pp234-235; J.
Yamada et al, 1984 ISSCCDigest of Technical Papers
pp104-105) によれば、α線ソフトエラーを防止するた
めにはメモリセルの蓄積容量を十分大きく確保する必要
があること、エラー検出修正回路(ECC回路)を同一
チップ内に搭載すればα線ソフトエラーの問題を回避で
きることが報告されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、蓄積容量
型DRAMを微細化して、高集積化、大容量化を進める
にあたって、α線ソフトエラーの問題やセンスアンプに
よる情報読出の問題から、蓄積容量を単にスケーリング
に応じて小さくするだけでは、DRAMの高集積化、大
容量化が実現できず、次世代の256メガビットDRA
Mや1ギガビットDRAMという大容量の半導体記憶装
置を開発する上での大きな障害になっていた。
【0009】本発明の目的は、α線ソフトエラーの問題
やセンスアンプによる情報読出の問題を解決して記憶容
量の飛躍的な大容量化を実現できる半導体装置及びその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、通常の製
造工程により製造できることを考慮しつつ、十分な蓄積
容量を確保することができる蓄積容量型DRAMを提案
している(T. Ema, "Stacked Capacitor DRAM Cell Tech
nology", Technical Proceedings SEMICON/JAPAN 1990,
pp184-193) 。蓄積容量の電極をフィン構造にして、蓄
積電極の高さを増加させることなく電極の表面積を増加
させ、更に、ビット線の上部に蓄積容量の電極を構成す
るシールデッドビット線構造を採用することにより、製
造が容易で十分な蓄積容量を有するDRAMを提案して
いる。フィンを薄膜化することにより蓄積電極の高さを
劇的に減少できることが示されている。
【0011】しかしながら、この手法を押し進めていっ
ても、フィンの薄膜化には限界があり、この限界を定量
的に把握した上で、DRAMの設計を行うことが重要で
ある。本願発明者はフィンの薄膜化の手法を押し進めて
DRAMの大容量化を実現するにあたっての問題点につ
いて検討を行った。フィンの1枚当たりの厚さは、「蓄
積電極の多結晶シリコンの厚さ」と「誘電体膜の厚さの
2倍」と「対向電極の多結晶シリコンの厚さ」の合計値
となる。
【0012】まず、誘電体膜の厚さは、リーク電流を抑
えるという要請によって下限値が定まる。図1に誘電体
膜厚を変化させた場合の一定のリーク電流を与えるセル
プレート電圧の測定結果を示す。Vccが3.3Vの動
作を前提とし、セルプレート電圧を1/2Vccとする
と、誘電体膜厚の下限値は5〜6nmとなる。また、多
結晶シリコンの厚さは、多結晶シリコンが導電体として
均一に形成されるという要請によって下限が定まり、そ
の下限値は5〜10nmとなる。
【0013】したがって、フィンの1枚当たりの厚さの
下限値は、 5nm+2×5nm+5nm=20nm となる。製造マージンを考慮すると、30nm程度がフ
ィン1枚当たりの下限値となる。一方、誘電体膜も多結
晶シリコンも十分な厚さを確保した場合には、フィン1
枚当たりの厚さは100nm程度となる。
【0014】α線ソフトエラーに対して十分な信頼性を
確保するための蓄積容量の容量値を25fFとし、この
容量値を確保するようにフィンの数を定め、メモリセル
を微細化して高集積化した場合の、記憶容量とアスペク
ト比の関係を図2に、記憶容量と蓄積電極高さの関係を
図3に示す。図2及び図3から明らかなように、蓄積電
極をフィン構造としシールデッドビット線構造(FIN
&SBL)を採用した場合は通常構造を採用した場合に
比べて、アスペクト比及び蓄積電極を劇的に小さくする
ことができる。しかしながら、FIN&SBLの場合で
も、微細化が進んで集積度が高くなってくると、アスペ
クト比と蓄積電極の高さが急激に大きくなる。
【0015】蓄積電極が高くなると、メモリセルが形成
されたセルアレイ領域と周辺のロジック領域の高低差が
大きくなる。セルアレイ領域と周辺ロジック領域との高
低差が大きくなると、露光装置の焦点深度との関係が問
題となる。すなわち、セルアレイ領域と周辺ロジック領
域との高低差が、露光装置の焦点深度より大きくなる
と、セルアレイ領域と周辺ロジック領域とに跨がるパタ
ーンの形成が不可能になる。例えば、メモリ素子と論理
素子を同一チップ上に構成するASICチップのような
場合には、メモリ素子と論理素子上に金属配線を自由自
在に配線することが必須であり、このことが致命的な問
題となる。
【0016】図3に、リソグラフィ技術による露光装置
の焦点深度の予測値を書き加えると、256メガビット
から1ギガビットもの大容量のDRAMになると、蓄積
電極の高さのグラフと露光装置の焦点深度のグラフが交
差して上述した問題が顕在化してくる。本願発明者は上
述した問題点を考慮しつつ新たな発想に基づいて大容量
のDRAMを設計した。
【0017】まず、蓄積電極の高さは、確保すべき蓄積
容量の容量値を小さくできれば低減できる。微細化及び
集積化が進みメモリセルの面積が縮小するのに比例して
小さくできることが望ましい。したがって、本発明では
メモリセルの面積の縮小に応じて蓄積容量を小さくする
ようにし、これにより蓄積電極を高くし過ぎないように
した。
【0018】メモリセルの容量は、前述したようにα線
ソフトエラーの問題とセンスアンプによる情報読出の問
題により下限値が決定される。一般に、α線ソフトエラ
ーの問題による蓄積容量の下限値の方が、センスアンプ
による情報読出の問題による蓄積容量の下限値より大き
いので、α線ソフトエラーの問題に対しては、エラー検
出修正回路(ECC回路)を設けることにより解決し、
センスアンプによる情報読出の問題のみを考慮すること
とした。
【0019】センスアンプによる情報読出が可能である
ためには、メモリセルの容量CS自体を大きくすること
は必ずしも必要な訳ではなく、ビット線の容量CBとの
比CB/CSを小さくすればよい。すなわち、メモリセ
ルの容量CS自体を大きくしなくとも、ビット線の容量
CBの方を小さくすればメモリセルの容量CS自体は小
さくなってもセンスアンプによる情報読出が可能とな
る。
【0020】一方、ビット線の容量CBは、ビット線の
上下の絶縁膜を厚く形成すれば小さくなるが、絶縁膜を
厚く形成するとコンタクトホールが深くなり、その加工
アスペクト比が大きくなって微細化を阻害してしまう。
微細化を進めるためには、ビット線幅の縮小に応じて縦
方向についても同様に縮小する必要があり、ビット線の
上下の絶縁膜を厚くすることはできず、ビット線の容量
CBは使用する材料により決定され、減少させるにも限
界がある。
【0021】このように、ビット線の容量CBは使用す
る材料により決定されてしまうので、ビット線自体の容
量を飛躍的に低減することはできない。そこで、本願発
明者は、ビット線の容量CBとメモリセルの容量CSの
比CB/CSを小さくするために、ビット線自体の容量
を低減させるのではなく、ビット線に接続されるメモリ
セルの総数を低減するという発想に思い至った。ビット
線に接続されるメモリセルの総数を低減することによ
り、ビット線の容量CBとメモリセルの容量CSの比C
B/CSをセンスアンプによる情報読出が可能な値以上
を確保することができる。
【0022】メモリセルの総数を制限するといっても、
微細化と共にビット線のメモリセル当りの容量Cb(C
B=N×Cb;N=総数)自体も減少しているため、高
集積化に比例して急激にメモリセルの総数を減少させる
必要はなく、ビット線の容量CBとメモリセルの容量C
Sの比CB/CSが所定値以下になるように、メモリセ
ルの容量CSとバランスをとって低減させればよい。
【0023】したがって、本発明の目的は、情報を記憶
する蓄積容量と、情報を読み書きする転送トランジスタ
とを有するメモリセルが縦横に配置され、前記メモリセ
ルの転送トランジスタのゲートにワード線に接続された
ワード線(WL)と、このワード線(WL)の上層に裏
打ちワード線(AL)とを配置し、前記メモリセルの転
送トランジスタのソースにビット線が接続され、前記メ
モリセルに記憶された情報を、前記ビット線に接続され
たセンスアンプにより検出する半導体装置の製造方法に
おいて、前記ワード線を形成する第1のデザインルール
と前記裏打ちワード線(AL)を形成する第2のデザイ
ンルールとに基づいて、前記メモリセルの高さを、次式 メモリセル高さ=(ワード線(WL)の焦点深度)×
{(第2のデザインルール/第1のデザインルール) 2
−1} の関係を満足するように決定する ことを特徴とする半導
体装置の製造方法によって達成される。
【0024】そして、本発明により設計された半導体装
置は、情報を記憶する蓄積容量と、情報を読み書きする
転送トランジスタとを有するメモリセルが縦横に配置さ
れ、前記メモリセルの転送トランジスタのゲートに接続
されたワード線(WL)と、このワード線(WL)の上
層に裏打ちワード線(AL)とを配置し、前記メモリセ
ルの転送トランジスタのソースにビット線が接続され、
前記メモリセルに記憶された情報を、前記ビット線に接
続されたセンスアンプにより検出する半導体装置におい
て、前記メモリセルの高さが、次式 メモリセル高さ=(ワード線(WL)の焦点深度)×
{(裏打ちワード線(AL)のデザインルール/ワード
線(WL)のデザインルール) 2 −1} の関係を満足する ことを特徴としている。
【0025】本発明による製造方法により、微細化した
場合のセンスアンプに接続するメモリセルの総数の最適
値について具体的に計算した。図4は、デザインルール
に対するメモリセル容量CSと、メモリセル当りのビッ
ト線容量Cbの変化を示すグラフである。16メガビッ
トDRAMにおける0.5μmのデザインルールに対
し、1/k(但し、k=0.6)づつ微細化していく
と、メモリセル容量CSは非常に急激に減少していく
が、メモリセル当りのビット線容量Cbはそれほど急激
に減少しない。その理由について詳述する。
【0026】メモリセル当りのビット線容量Cbは、 Cb=A×(セル当りの長さ)×(ビット線幅)/(絶
縁膜の厚さ) で表される。但し、Aは定数である。デザインルールが
1/kになると、(セル当りの長さ)も(ビット線幅)
も(絶縁膜の厚さ)も、同じく1/kになる。したがっ
て、デザインルールが1/kになった場合のメモリセル
当りのビット線容量Cbkは、 Cbk=Cb×(1/k)×(1/k)/(1/k) =Cb×(1/k) となる。すなわち、メモリセル当りのビット線容量Cb
は、デザインルールが1/kになると同じく1/kにな
る。
【0027】これに対し、メモリセル容量CSは、 CS=B×{(蓄積電極平面積)×2 +(蓄積電極周辺長)×(フィンの厚さ)} ×(フィン枚数)/(誘電体厚さ) で表される。但し、Bは定数である。デザインルールが
1/kになると、(蓄積電極平面積)は1/k2 とな
り、(蓄積電極周辺長)は1/kとなり、(フィンの厚
さ)は下限値を使用しているためほとんど変らず、(フ
ィン枚数)は焦点深度の問題から増加することなくかえ
って減少し、(誘電体厚さ)は下限値を使用しているた
めほとんど変わらない。したがって、デザインルールが
1/kになった場合のメモリセル容量CSkは、 CSk≦CS×{(1/k2 )+(1/k)} となる。すなわち、メモリセル容量CSは、デザインル
ールが1/kになると1/k2 で変化する。
【0028】このように、デザインルールが1/kにな
ると、メモリセル当たりのビット線容量Cbよりメモリ
セル容量CSの方が1/k2 と急激に変化する。そこ
で、ビット線全体の容量CBをメモリセル容量CSと同
様に減少させるために、ビット線に接続させるメモリセ
ルの総数を減少させればよい。図5は、デザインルール
に対するメモリセル容量CSとビット線容量CB(=C
b×(メモリセル数))の比CB/CSの変化を示すグ
ラフである。センスアンプS/Aに接続するメモリセル
を256個接続した場合と、128個接続した場合と、
64個接続した場合について、メモリセル容量CSとビ
ット線容量CBの比CB/CSの変化を示している。デ
ザインルールの微細化に応じて比CB/CSが急激に増
大していることがわかる。
【0029】センスアンプによる情報読出が可能である
比CB/CSの限値は6程度であるので、製造マージ
ンも考慮すれば、図5のグラフから明らかなように、デ
ザインルールが0.18μmの場合はセンスアンプ当た
り128個のメモリセルを接続するようにすればセンス
アンプによる情報読出が可能となる。同様に、デザイン
ルールが0.11μmの場合はセンスアンプ当たり12
8個又は64個のメモリセルを接続するようにすればセ
ンスアンプによる情報読出が可能となり、デザインルー
ルが0.065μmの場合はセンスアンプ当たり64個
のメモリセルを接続するようにすればセンスアンプによ
る情報読出が可能となる。次に、メモリセルの高さの定
め方について、実際のメモリセルの構造と共に、使用す
るパターン露光装置の性能をも考慮して詳細に検討し
た。
【0030】本願発明者により提案されている蓄積容量
型DRAMの平面図を図6に示す。図6に示すように、
複数のメモリセルを有するメモリセル領域において、多
結晶シリコン層からなるワード線WLが縦方向に形成さ
れ、ワード線WLに直交するようにビット線BLが形成
されている。破線で囲まれた活性領域ARには、ビット
線BLにコンタクトするビット線コンタクトBLCと、
フィン構造の蓄積電極SEにコンタクトする蓄積電極コ
ンタクトSECとが、ワード線WLを挟んで形成されて
いる。メモリセル上には全面に対向電極CEが形成され
ている。
【0031】多結晶シリコン層からなるワード線WLを
低抵抗化するために、ワード線WLの上層にアルミニウ
ム層からなる裏打ち用ワード線ALを配置し、一定数の
メモリセル毎にワード線コンタクトWCを設けてワード
線WLを裏打ち用ワード線ALに接続している。ここ
で、ポリシリコン層からなるワード線WLとアルミニウ
ム層からなる裏打ち用ワード線ALの特徴について考え
る。
【0032】ワード線WLと裏打ち用ワード線ALは共
にメモリセル領域と周辺回路領域の両方に上下に重なり
合う形で形成されている。ワード線WLは、周辺回路領
域とメモリセル領域の両方にわたって形成されている
が、その下地には素子分離用絶縁膜が存在するだけであ
るので高低差はほとんどない。しかしながら、隣接する
ワード線WL間にビット線コンタクトBLCや蓄積電極
コンタクトSECを形成する必要があるため、図6の平
面図から明らかなように、これらコンタクトBLC、S
ECを避けて配線しなければならない。このため、ワー
ド線WLのデザインルールは相対的に厳しい。すなわ
ち、ワード線WLは、段差の相対的に小さな下地上に形
成されているが、デザインルールは相対的に厳しいとい
う特徴がある。
【0033】一方、裏打ち用ワード線ALは、メモリセ
ル領域にフィン構造の蓄積電極SEが形成されているた
め、周辺回路領域とメモリセル領域における段差が大き
くなる。しかしながら、裏打ち用ワード線ALは、図6
の平面図から明らかなように、隣接する裏打ち用ワード
線AL間にコンタクトを形成する必要がないため、デザ
インルールは相対的に緩やかである。すなわち、裏打ち
用ワード線ALは、段差の相対的に大きな下地上に形成
されているが、デザインルールは相対的に緩やかである
という特徴がある。
【0034】これらワード線WLと裏打ち用ワード線A
Lのパターン形成のどちらが困難かは、下地段差の大き
さとデザインルールの厳しさの両方を考慮して総合的に
考える必要があるが、実質的にワード線WLのパターン
形成の困難度と裏打ち用ワード線ALのパターン形成の
困難度が等価となったときが最もバランスがよいといえ
る。
【0035】蓄積電極SEのフィンの数を増加すると、
メモリセル領域と周辺回路領域の高低差による段差が大
きくなり、裏打ち用ワード線ALのパターン形成時の焦
点深度の余裕が厳しくなる。蓄積電極SEのフィンの数
がある値以上に大きくなると、段差が大きくなりすぎて
裏打ち用ワード線ALのパターン形成がワード線WLの
パターン形成より困難となる。
【0036】一方、蓄積電極SEのフィンの数がある値
より小さいと、裏打ち用ワード線ALのパターン形成時
の焦点深度の余裕は問題なくなり、逆にデザインルール
の厳しいワード線WLのパターン形成の方が困難とな
る。このように考えると、デザインルール及びメモリセ
ルの面積が決定すると、それに応じて蓄積電極SEの高
さの最適値が存在することになる。この最適値が決定す
れば、前述したように、蓄積電極SEのフィンの数が決
定し、フィンの数から蓄積電極SEの容量が決定し、蓄
積電極SEの容量からセンスアンプに接続されるうるメ
モリセルの数が決定する。このようにしてメモリセル部
の基本設計が完了する。
【0037】本願発明者は、蓄積電極SEの高さの最適
値について提案し、そのような高さの蓄積電極型DRA
Mの製造方法について提案する。パターン露光装置の解
像力と焦点深度は、次式により与えられる。 解像力=k1 ×(λ/NA) 焦点深度=k2 ×(λ/(NA)2 ) ただし、k1 :比例係数 k2 :比例係数 λ:光の波長 NA:開口数 通常のパターン露光装置においては、λとNAはパター
ン露光装置により固定されている。このときの、解像力
と焦点深度との関係を図7に示す。横軸は解像力をデザ
インルールとして示すもので、ライン・アンド・スペー
ス・パターンとした場合、ラインの幅とスペースの幅の
平均値である。縦軸は焦点深度(DOF)を示してい
る。
【0038】図7おいて、点Aがワード線WLの相対的
に緩やかなデザインルールに基づくポイントであり、点
Bが裏打ち用ワード線ALの相対的に厳しいデザインル
ールに基づくポイントである。図7から明らかなよう
に、下地の段差の全くない状態では、デザインルールの
緩やかな裏打ち用ワード線ALは、ワード線WLより、
Hだけ大きい焦点深度余裕が確保されている。したがっ
て、メモリセルの高さを余裕分Hとすれば、ワード線W
Lと裏打ち用ワード線ALとは実際のパターン形成にお
いて、同じだけの焦点深度余裕を有することになる。メ
モリセルの高さが、Hより小さければワード線WLのパ
ターン形成が厳しくなり、Hより大きければ裏打ち用ワ
ード線ALのパターン形成が厳しくなる。すなわち、裏
打ち用ワード線ALとワード線WLの焦点深度余裕の差
Hが、メモリセルの蓄積電極SEの高さの最適値となる
ことがわかった。
【0039】このように、メモリセルの高さを裏打ち用
ワード線ALとワード線WLの焦点深度余裕の差Hと定
めることが望ましいが、図7からわかるように、ワード
線WLの点A近傍の領域はデザインルールによって、焦
点深度が急激に変化するため、プロセス的に非常に不安
定になるおそれがあり、量産する際の問題が多くなる。
こういった場合には、ワード線WLのデザインルールに
よる点A近傍の焦点深度の値が安定化するように、パタ
ーン露光装置のレンズの開口数NAや使用する光の波長
λを変えることが望ましい。
【0040】点A近傍の焦点深度の値を安定化させるた
めには、前述の式から、パターン露光装置のレンズの開
口数NAを大きくするか、使用する光の波長λを小さく
することにより実現できる。このように変化させる前後
の装置1と装置2における解像力と焦点深度との関係を
図8に示す。図8の装置2のグラフから明らかなよう
に、開口数NAを大きくするか、波長λを小さくする
と、ワード線WLの点A近傍の焦点深度は安定化する
が、裏打ち用ワード線ALの点B近傍の焦点深度余裕
は、開口数NAの2乗に反比例し、波長λに比例するた
め、かえって減少してしまう。裏打ち用ワード線ALの
パターン形成時(点Bに相当)の焦点深度余裕は、ワー
ド線WLのパターン形成時(点Aに相当)に比べ、メモ
リセルの高さ分だけ厳しくなっている。したがって、装
置2を使用した場合にはメモリセルは低ければ低いほど
よいということになる。
【0041】実際のセル設計に於いては、 (焦点深度)−(メモリセルの高さ)>製造プロセス余
裕 となるようにメモリセルの高さを決定するが、この状態
では裏打ち用ワード線ALのパターン形成の困難度が非
常に高くなってしまう。しかしながら、図8の装置1の
グラフから明らかなように、装置1を使用した場合には
裏打ち用ワード線ALの焦点深度をより大きく確保でき
る。
【0042】したがって、装置1を使用して裏打ち用ワ
ード線ALのパターンを形成し、装置2を用いてワード
線WLのパターンを形成すれば、それぞれ最良の状態で
パターン形成できることがわかる。そして、装置1によ
る裏打ち用ワード線ALの焦点深度と装置2によるワー
ド線WLの焦点深度との差Hと等しい高さの蓄積電極S
Eをメモリセルに形成すれば、両者の実質的な焦点深度
余裕が同じになり、プロセス的に安定した状態の製造が
可能となる。
【0043】装置1と装置2の特性を実現するために
は、パターン露光装置の波長λと開口数NAのどちらを
変化させても原理的に可能であるが、波長λを変化する
よりも開口数NAを変化させる方が有利である。使用す
る光の波長λを変える場合は、パターン露光装置の光源
の変更だけでなく、使用するレジスト等の材料まで変更
する必要があり、ワード線WLと裏打ち用ワード線AL
のパターン形成のために全く別のパターン露光装置体系
を必要とする。
【0044】一方、パターン露光装置の開口数NAは、
レジスト等の材料を変更する必要がない。レンズの開口
数NAはウエーハ上に結像する最大傾角により定義され
るので、瞳部分のスリットと絞り部分のスリットを変更
するだけで、開口数NAを変化することができ、波長λ
よりも相対的に簡単に変更できる。したがって、本発明
の目的は、デザインルールの相対的に厳しい第1の導電
層を段差の相対的に小さな下地上に形成し、デザインル
ールの相対的に緩やかな第2の導電層を段差の相対的に
大きな下地上に形成する半導体装置の製造方法におい
て、相対的に大きな第1のレンズ開口数のパターン露光
装置を用いて前記第1の導電層のパターンを形成し、相
対的に小さな第2のレンズ開口数のパターン露光装置を
用いて前記第2の導電層のパターンを形成することを特
徴とする半導体装置の製造方法によっても達成される。
【0045】
【実施例】本発明の一実施例による半導体記憶装置を図
9を用いて説明する。本実施例による半導体記憶装置で
は0.1μmのデザインルールにより設計した。なお、
セルアレイ領域とロジック領域との配線は0.15μm
のデザインルールにより設計した。
【0046】p型シリコン基板10表面をフィールド酸
化膜12により素子領域を画定する。素子領域には転送
トランジスタのソース及びドレインとしてn+不純物ソ
ース領域14s、n+ 不純物ドレイン領域14dが形成
されている。n+ 不純物ソース領域14sとn+ 不純物
ドレイン領域14d間のチャネル領域は約0.1μmで
ある。このチャネル領域上にはゲート酸化膜(図示せ
ず)を介して約0.1μm幅の多結晶シリコンのワード
線16が形成されている。
【0047】ワード線16上には酸化膜18が形成され
ている。n+ 不純物ソース領域14s上の酸化膜18に
は約0.1μmのコンタクトホールが形成され、酸化膜
18上にはn+ 不純物ソース領域14sとコンタクトす
る多結晶シリコンのビット線20が形成されている。ビ
ット線20上には酸化窒化膜22が形成されている。n
+ 不純物ドレイン領域14d上の酸化膜18及び酸化窒
化膜22には約0.1μmのコンタクトホールが形成さ
れ、酸化窒化膜22上にはn+ 不純物ドレイン領域14
dとコンタクトする多結晶シリコンの蓄積電極24が形
成されている。蓄積電極24はフィン構造をしており、
各フィンの表面には酸化膜と窒化膜を積層した誘電体膜
(図示せず)を介して多結晶シリコンの対向電極26が
形成されている。
【0048】対向電極26上にPSG膜28を形成して
平坦化したが、セルアレイ領域と周辺ロジック領域との
間には約0.12μmの高低差が生じている。PSG膜
28上には約0.15μm幅のワード線30が約0.1
5μm間隔で形成されている。ワード線30上には酸化
膜32が形成されている。セルアレイ領域と周辺ロジッ
ク領域との間を接続するアルミニウム配線34が酸化膜
32上に形成されている。
【0049】本実施例の半導体記憶装置の製造工程にお
いて用いる露光手段としては、ArFを用いたエキシマ
レーザ(波長=0.193μm)と位相シフト法を組合
わせて行った。この露光手段の焦点深度は約0.6μm
である。ウエーハの平坦度、焦点面の検出精度等を考慮
して、製造マージンとして0.4μmを見込み、蓄積電
極24全体の高さの限界値を0.2μmとした。
【0050】蓄積電極24では約20nm厚のフィンを
約20nm間隔で製造し、フィンを3枚とした。これに
より蓄積電極24の全体の高さは0.12μmとなり、
高さの限界値である0.2μmに対して十分な余裕をも
たせた。また、加工寸法が0.1μmであるから蓄積電
極24のアスペクト比は1.2となり十分な余裕をもた
せた。なお、このときの誘電体膜(図示せず)の厚さを
4nmとして、蓄積容量として7fFを確保した。
【0051】使用する電源電圧は、電池動作することも
考慮して1.5Vとすると、センスアンプによる情報読
出を安定して行うためには、センスアンプ(図示せず)
には100mVの信号電圧が必要とされる。したがっ
て、次式が成立する。 100mV=(1500mV/2)/(1+CB/CS) また、上述したようにCS=7fFであるから、ビット
線容量CBは、 CB=(750/100−1)×7=45.5fF となる。メモリセル当たりのビット線容量Cbは、図4
に示すように、0.3fFであるので、センスアンプ当
たりに接続できるメモリセルの総数Nの上限値Nmax
は、 Nmax=45.5/0.3=152 となる。実際には2進法に都合のよい個数を選ぶ必要が
あるので、本実施例ではセンスアンプ当たり128個の
メモリセルを接続するようにした。このとき、センスア
ンプの情報読出の信号電圧として115mV程度が確保
でき、十分安定した情報読出が可能である。
【0052】なお、7fFの蓄積容量ではα線ソフトエ
ラーにより記憶された情報が破壊されるおそれがあるの
で、本実施例ではエラー検出修正回路(図示せず)を同
一チップ内に搭載するようにしている。このように本実
施例によれば、α線ソフトエラーの問題やセンスアンプ
による情報読出の問題を現実的な製造工程を用いて解決
して大容量の半導体記憶装置を実現できる。
【0053】本発明の他の実施例による半導体記憶装置
の製造方法について図10を用いて説明する。上記実施
例においては、パターン露光装置の開口数NAを変更す
ることなく、多結晶シリコン層のワード線16及びアル
ミニウム層のワード線30のパターンを形成したが、本
実施例では、ワード線16のパターン形成の際とワード
線30のパターン形成の際と、更にはアルミニウム配線
34のパターン形成の際とで、開口数NAを各々変化す
るようにしている。
【0054】本実施例におけるパターン露光装置の光学
系の詳細を図10に示す。ここでは露光装置として、よ
り完成度の高いKrFエキシマレーザを用い、256M
DRAMを製造する。エキシマレーザである光源40か
らの光(波長=0.248μm)は、楕円ミラー42に
より平行光線になるように反射され、凸レンズ44によ
りフライアイレンズ46に収束される。フライアイレン
ズ46を用いることにより強力で均一性ある照明光を得
ることができる。フライアイレンズ46からの光束は光
源アパーチャ48により絞られ、凸レンズ50により収
束される。収束された光束は、照明系アパーチャ52に
より絞られ凸レンズ54によりレチクルマスク56上に
照射される。凸レンズ50、54により照明レンズ系を
構成している。
【0055】レチクルマスク56を透過した光束は、凸
レンズ58により収束され、瞳であるプロジェクション
レンズアパーチャ60により絞られる。絞られた光は凸
レンズ62によりウエーハ64上に収束される。凸レン
ズ58、62により縮小レンズ系を構成している。本実
施例では、このようなパターン露光装置の光学系の開口
数NAを変化させることにより、デザインルールに対す
る焦点深度特性を変えようとしている。
【0056】開口数NAは、ウエーハ64上に結像する
最大傾角をθとすると、次式 NA=sinθ で表わされる。最大傾角θは瞳の大きさにより定まる。
したがって、瞳部分のプロジェクションレンズアパーチ
ャ60の大きさを変更することにより、開口数NAを変
更することができる。
【0057】しかし、瞳部分のプロジェクションレンズ
アパーチャ60の大きさを単に変更するだけでは光源の
位相分散σも同時に変化してしまうという問題があり、
位相分散σが変化しないようにする必要がある。 位相分散σは、次式 σ=(コンデンサレンズ開口数)/{(1/m)(縮小レンズ開口数)} =sinθ1 /{(1/m)sinθ)} ただし、1/m:縮小倍率 で表わされる。したがって、次式 sinθ1 =(NA/m)×σ が成立するように、絞り部分の照明形アパーチャ52の
大きさも同時に変化する必要がある。
【0058】これら検討した点をまとめると、瞳部分の
プロジェクションレンズアパーチャ60の大きさを変更
して開口数NAを変化すると共に、絞り部分の照明形ア
パーチャ52の大きさも同時に変更させて位相分散σが
一定になるようにすることができる。パターン露光装置
における波長λを一定にし、開口数NAを変化させる
と、次式 焦点深度=k×(λ/(NA)2 ) 〜(k/λ)×(解像力)2 〜(デザインルール)2 の関係が成立する。したがって、最適なメモリセルの蓄
積電極の高さは、 最適メモリセル高さ=(ワード線WLの焦点深度)×
{(ワード線ALのデザインルール/ワード線WLのデ
ザインルール)2 −1} となる。
【0059】例えば、256MDRAMにおいて、ワー
ド線WLのデザインルールを0.2μm、裏打ち用ワー
ド線ALのデザインルールを0.24μm、ワード線W
Lの焦点深度を0.5μmとすると、 焦点深度の差H=0.5×(1−(0.24/0.2)2 ) =0.5×0.44 =0.22[μm] が成立し、この焦点深度の差Hが最適なメモリセルの高
さとなる。同時にワード線WLの露光時のNAを0.6
とすると、ワード線ALの露光時のNA′は0.6×
(0.2/0.24)=0.5が良いこともわかる。
【0060】厳格には、メモリセルの高さは蓄積電極2
4の高さと、キャパシタ対向電極26、ビット線20等
の厚さの総和となり、本実施例では蓄積電極24の高さ
を0.12μmと定めた。蓄積電極24では約20nm
厚のフィンを約20nm間隔で製造し、フィンを3枚と
した。これにより蓄積電極24の全体の高さは0.12
μmと最適な高さとなった。また、加工寸法が0.2μ
mであるから蓄積電極24のアスペクト比は0.6とな
り十分な余裕をもたせた。なお、このときの誘電体膜
(図示せず)の厚さを5nmとして、蓄積容量として1
8fFを確保した。使用する電源電圧は、電池動作する
ことも考慮して1.5Vとすると、センスアンプによる
情報読出を安定して行うためには、センスアンプ(図示
せず)には100mVの信号電圧が必要とされる。した
がって、次式が成立する。
【0061】 100mV=(1500mV/2)/(1+CB/CS) また、上述したようにCS=18fFであるから、ビッ
ト線容量CBは、 CB=(750/100−1)×18=117fF となる。メモリセル当たりのビット線容量Cbは、0.
6fFであるので、センスアンプ当たりに接続できるメ
モリセルの総数Nの上限値Nmaxは、 Nmax=117/0.6=195 となる。実際には2進法に都合のよい個数を選ぶ必要が
あるので、本実施例ではセンスアンプ当たり128個の
メモリセルを接続するようにした。このとき、センスア
ンプの情報読出の信号電圧として140mV程度が確保
でき、十分安定した情報読出が可能である。
【0062】次に、アルミニウム配線34は、メモリセ
ルのピッチとは余り関係なくデザインルールには自由度
がある。そこで、次のようにしてデザインルールを定め
た。まず、ワード線ALは0.24μmL/Sであり、
加工アスペクト比と隣接配線間の干渉を抑えるため、そ
の厚さを0.24μmとした。したがって、アルミニウ
ム配線24は、メモリセルの高さ0.22μmと、ワー
ド線ALの厚さ0.24μmとを足した分、0.46μ
mの高低差を有する段差上に形成せねばならない。アル
ミニウム配線34のデザインルールをxとすると、焦点
進度の差は0.46μmであるから、次式が成立する。
【0063】 0.46=0.5×{(x/0.2)2 −1} 上式をxについて解くと、 x=0.28μm となり、これが最適デザインルールとなる。実際には少
し余裕をもたせて、0.3μmとし、加工性を考えて厚
さも0.3μmとした。しかし厚さが0.3μmでは長
距離配線の抵抗、ボンディングのダメージ等を考えると
不都合があり、更に1μm厚さのアルミニウム配線を更
に1層追加することとした。
【0064】このように本実施例によれば、パターン露
光装置の開口数NAを変更することにより、バランスの
よい製造プロセスにより大容量の半導体記憶装置を安定
して製造することができる。
【0065】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、α線ソフ
トエラーの問題やセンスアンプによる情報読出の問題を
解決して記憶容量の大容量化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘電体膜厚を変化させた場合に一定のリーク電
流を与えるセルプレート電圧の測定結果を示すグラフで
ある。
【図2】蓄積容量型DRAMにおける記憶容量とアスペ
クト比の関係を示すグラフである。
【図3】蓄積容量型DRAMにおける記憶容量と蓄積電
極高さの関係を示すグラフである。
【図4】蓄積容量型DRAMにおけるデザインルールに
対するメモリセル容量CSと、メモリセル当りのビット
線容量Cbの変化を示すグラフである。
【図5】蓄積容量型DRAMにおけるデザインルールに
対するメモリセル容量CSとビット線容量CBの比CB
/CSの変化を示すグラフである。
【図6】蓄積容量型DRAMの要部を示す平面図であ
る。
【図7】パターン露光装置における解像力と焦点深度の
関係を示すグラフである。
【図8】レンズの開口数又は光の波長の異なるパターン
露光装置の解像力と焦点深度の関係を示すグラフであ
る。
【図9】本発明の一実施例による半導体記憶装置を示す
断面図である。
【図10】本発明の他の実施例におけるパターン露光装
置の光学系を示す図である。
【符号の説明】
10…p型シリコン基板 12…フィールド酸化膜 14s…n+ 不純物ソース領域 14d…n+ 不純物ドレイン領域 16…ワード線 18…酸化膜 20…ビット線 22…酸化窒化膜 24…蓄積電極 26…対向電極 28…PSG膜 30…ワード線 32…酸化膜 34…アルミニウム配線 40…光源 42…楕円ミラー 44…凸レンズ 46…フライアイレンズ 48…光源アパーチャ 50…凸レンズ 52…照明系アパーチャ 54…凸レンズ 56…レチクルマスク 58…凸レンズ 60…プロジェクションレンズアパーチャ 62…凸レンズ 64…ウエーハ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する蓄積容量と、情報を読み
    書きする転送トランジスタとを有するメモリセルが縦横
    に配置され、前記メモリセルの転送トランジスタのゲー
    に接続されたワード線(WL)と、このワード線(W
    L)の上層に裏打ちワード線(AL)とを配置し、前記
    メモリセルの転送トランジスタのソースにビット線が接
    続され、前記メモリセルに記憶された情報を、前記ビッ
    ト線に接続されたセンスアンプにより検出する半導体装
    置において、前記メモリセルの高さが、次式 メモリセル高さ=(ワード線(WL)の焦点深度)×
    {(裏打ちワード線(AL)のデザインルール/ワード
    線(WL)のデザインルール) 2 −1} の関係を満足する ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前記ワード線(WL)の デザインルールが0.2μm以
    下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    128個以下であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の半導体装置において、前記ワード線(WL)の デザインルールが0.1μm以
    下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    64個以下であることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体装置において、 前記メモリセルの面積が1.0μm2 以下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    128個以下であることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項記載の半導体装置において、 前記メモリセルの面積が0.4μm2 以下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    64個以下であることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体装置において、 前記ビット線のメモリセル当たりの容量が1.5fF以
    下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    128個以下であることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項記載の半導体装置において、 前記ビット線のメモリセル当たりの容量が0.8fF以
    下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    64個以下であることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体装置において、 前記メモリセルの容量が30fF以下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    128個以下であることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項記載の半導体装置において、 前記メモリセルの容量が10fF以下であり、 前記センスアンプに接続される前記メモリセルの総数が
    64個以下であることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の半
    導体装置において、 前記メモリセルに記憶された情報のエラーを検出して訂
    正するエラー検出訂正手段を有していることを特徴とす
    る半導体装置。
  11. 【請求項11】 情報を記憶する蓄積容量と、情報を読
    み書きする転送トランジスタとを有するメモリセルが縦
    横に配置され、前記メモリセルの転送トランジスタのゲ
    ートにワード線に接続されたワード線(WL)と、この
    ワード線(WL)の上層に裏打ちワード線(AL)とを
    配置し、前記メモリセルの転送トランジスタのソースに
    ビット線が接続され、前記メモリセルに記憶された情報
    を、前記ビット線に接続されたセンスアンプにより検出
    する半導体装置の製造方法において、前記ワード線を形成する第1のデザインルールと前記裏
    打ちワード線(AL)を形成する第2のデザインルール
    とに基づいて、前記メモリセルの高さを、次式 メモリセル高さ=(ワード線(WL)の焦点深度)×
    {(第2のデザインルール/第1のデザインルール) 2
    −1} の関係を満足するように決定する ことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 情報を記憶する蓄積容量と、情報を読
    み書きする転送トランジスタとを有するメモリセルを含
    むセルアレイ領域と、前記メモリセルに記憶された情報
    を検出するセンスアンプを含む周辺回路領域とを有する
    半導体装置の製造方法において、 前記セルアレイ領域と前記周辺回路領域における段差の
    相対的に緩やかな第1のパターンを形成するための第1
    のデザインルールと、前記セルアレイ領域と前記周辺回
    路領域における段差の相対的に厳しい第2のパターンを
    形成するための第2のデザインルールとに基づいて、前
    記メモリセルの高さを、次式 メモリセルの高さ=(第1のパターンの焦点深度)×
    {(第2のデザインルール/第1のデザインルール) 2
    −1} の関係を満足するように決定する第1のステップと、 前記第1のステップにより決定された前記メモリセルの
    高さに基づいて前記蓄積容量の容量を決定する第2のス
    テップと、 前記第2のステップにより決定された前記蓄積容量の容
    量に基づいて、前記センスアンプに接続される前記メモ
    リセルの総数を決定する第3のステップとを有し、 前記第1乃至第3のステップにおける決定に基づいて前
    記半導体装置を製造することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12記載の半導体装置
    の製造方法において、 相対的に大きな第1のレンズ開口数のパターン露光装置
    を用いて前記第1のデザインルールによる第1のパター
    ンを形成し、 相対的に小さな第2のレンズ開口数のパターン露光装置
    を用いて前記第2のデザインルールによる第2のパター
    ンを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記第1のレンズ開口数と前記第2のレンズ開口数の比
    が、前記第1のパターンのパターンピッチと前記第2の
    パターンのパターンピッチの比の逆数にほぼ等しいこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の半導体装置
    の製造方法において、 前記第2のパターンが形成されている下地の段差は、
    メモリセルの蓄積容量により生じていることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記メモリセルの蓄積容量の高さが、前記第2のパター
    ンを形成する際のパターン露光装置の第2の焦点深度か
    ら前記第1のパターンを形成する際のパターン露光装置
    の第1の焦点深度を減算した焦点深度の差より小さいこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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