JPH04338673A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04338673A
JPH04338673A JP3111921A JP11192191A JPH04338673A JP H04338673 A JPH04338673 A JP H04338673A JP 3111921 A JP3111921 A JP 3111921A JP 11192191 A JP11192191 A JP 11192191A JP H04338673 A JPH04338673 A JP H04338673A
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memory cell
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特に半導体装置の高集積化、微細化に不可欠な平坦化技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、特に半導体メモリにおいて
は記憶容量の増大と高速応答性を目指して素子構造の高
集積化および微細化に対する技術開発が進められている
【0003】図12は、DRAM(Dynamic  
Random  Access  Memory)の構
造ブロック図である。図12を参照してDRAMの概略
構造について説明する。一般に、DRAMは多数の記憶
情報を蓄積する記憶領域であるメモリセルアレイと、外
部との入出力に必要な周辺回路とから構成される。すな
わち、DRAM50は、記憶情報のデータ信号を蓄積す
るためのメモリセルアレイ51と、単位記憶回路を構成
するメモリセルを選択するためのアドレス信号を外部か
ら受けるためのロウアンドカラムアドレスバッファ52
と、そのアドレス信号を解読することによりメモリセル
を指定するためのロウデコーダ53およびカラムデコー
ダ54と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増
幅して読出すセンスリフレッシュアンプ55と、データ
入出力のためのデータインバッファ56およびデータア
ウトバッファ57と、クロック信号を発生するクロック
ジェネレータ58とを含んでいる。
【0004】半導体チップ上で大きな面積を占めるメモ
リセルアレイ51は、単位記憶情報を蓄積するためのメ
モリセルが複数個配列されて形成されている。図13は
、メモリセルアレイ51を構成するメモリセルの4ビッ
ト分の等価回路図を示している。図示されたメモリセル
は、1個のMOS(Metal  Oxide  Se
miconductor)トランジスタ5と、これに接
続された1個のキャパシタ6とから構成されるいわゆる
1素子メモリセルを示している。
【0005】次に、DRAMの主要部の断面構造および
その主要製造工程について説明する。図14ないし図1
7は、DRAMのメモリセル領域3とセンスアンプ等の
周辺回路が形成される周辺領域4の断面構造を模式的に
示した断面模式図である。図13に対応して、図14の
メモリセル領域3には2ビット分のメモリセルが表示さ
れている。さらに、周辺領域4には1つのMOSトラン
ジスタ15が代表的に示されている。
【0006】図14を参照して、半導体基板1の主表面
上にはフィールド分離酸化膜2によって分離されたメモ
リセル領域3および周辺領域4が形成されている。メモ
リセル領域3のメモリセルは1つのMOSトランジスタ
5と1つのキャパシタ6とから構成されている。MOS
トランジスタ5は1対のソース・ドレイン領域9、9と
、ゲート酸化膜7を介して形成されたゲート電極8aと
を備えている。またキャパシタ6は下部電極(ストレー
ジノード)12と、誘電体層13および上部電極(セル
プレート)14とから構成される。このキャパシタ6は
いわゆるスタックトキャパシタと称される。そして、キ
ャパシタ6の一方端部は絶縁膜を介してゲート電極8a
の上部に延在し、さらに他方はフィールド酸化膜2の上
部を通過するワード線8bの上部に絶縁膜を介して延在
している。このようなスタックトキャパシタ6は半導体
基板1の平面占有面積を減少し、かつキャパシタ容量を
確保し得る構造として微細化構造に適する。一方で、キ
ャパシタ6がMOSトランジスタのゲート電極上などに
乗上げるため、キャパシタ6の上部電極14の表面位置
は半導体基板1の主表面から高く形成される。
【0007】また、半導体基板1上の周辺領域4には、
たとえばMOSトランジスタ15が形成される。そして
、このメモリセル領域3および周辺領域4の表面上に全
面に酸化膜などの層間絶縁層23が形成される。層間絶
縁層23の表面は半導体基板1表面に形成されたMOS
トランジスタやキャパシタなどの表面形状を反映する。 このために、メモリセル領域3においては高く、また周
辺領域4においては相対的に低い段差を有する形状に形
成される。
【0008】次に、図15を参照して、層間絶縁層23
の所定領域にコンタクトホール20が形成される。さら
に、コンタクトホール20の内部および層間絶縁層23
の表面上にたとえばアルミニウムなどの金属層22aを
形成する。さらに、その表面上にレジスト26を塗布す
る。この工程において、レジスト26の表面は層間絶縁
層23および金属層22aの表面形状を反映して段差起
伏の激しい表面形状が形成される。なお、メモリセル領
域3に位置するレジスト表面と周辺領域4に位置するレ
ジスト表面との段差が図中Sで示されている。次に、露
光用マスク29を用いたフォトリソグラフィ法によって
レジスト26が所定の形状に露光現像処理されてパター
ニングされる。さらにパターニングされたレジストマス
ク26を用いて金属層22aを所定の形状にエッチング
する。これによって配線層、本例ではビット線22が形
成される。
【0009】さらに、図16を参照して、ビット線22
の表面上にさらに層間絶縁層24が形成される。
【0010】さらに、図17を参照して、層間絶縁層2
4の表面上に配線層25が形成される。
【0011】以上の工程により、DRAMが製造される
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、半導体装置の高
集積化に伴ない、各回路素子を形成するパターンサイズ
は縮小化されてきている。このために、パターニングに
使用される露光装置も解像度の優れた特性が要求され、
光源の波長が短いものが使用されるようになってきてい
る。このために、露光装置の焦点深度は益々浅くなって
きている。露光装置は、通常、焦点深度を越えた投影面
に露光すると像にぼけが生じ解像度の低下を引き起こす
。このような背景をもとに、従来のDRAMの製造工程
について再度説明する。図15に示すビット線22のパ
ターニング工程においては、レジスト26の表面に、特
にメモリセル領域3と周辺領域4との表面において段差
Sが生じている。したがって、露光装置の焦点深度がこ
の段差Sより浅いような場合には金属層22a(ビット
線)のパターニング精度が劣化する。そして、パターニ
ングされたビット線22には線細り等が生じ、配線トラ
ブルの原因となる。このように、その表面上に配線層な
どが形成される層間絶縁層の表面の段差は、配線パター
ニングの性能を劣化させ、配線層の信頼性を低下させる
ため大きな問題となる。
【0013】このような問題を解消するための一例とし
て、たとえば「A HALF MICRON TECH
NOLOGY FOR AN EXPERIMENTA
L 16 MBIT DRAM USING i−LI
NE STEPPER」Y.Kawamotoet a
l. 1988 SYMPOSIUM ON VLSI
 TECHNOLOGY, IEEE CAT. No
.88 CH−2597−3 P18に示されるスタッ
クトキャパシタセルを有するDRAMが考案されている
。本例におけるDRAMは、半導体基板表面のメモリセ
ルを形成する部分を選択酸化法で酸化し、その後酸化膜
を除去することで深さ0.8μmの凹部を形成している
。そして、この凹部にメモリセルを形成し、凹部が形成
されていない半導体基板の主表面に周辺回路を形成して
いる。 メモリセルはスタックトキャパシタを備えるため、積層
高さが高くなる。したがって、半導体基板表面の凹部に
メモリセルを形成することにより周辺回路領域との段差
を低減し、上記のリソグラフィ工程におけるパターニン
グ精度の劣化を防止しようとしている。しかしながら、
本例においては、たとえば周辺領域との段差を露光装置
の焦点深度以下に抑えることを主眼としたものであり、
段差の低減の程度にも限界がある。さらに、従来は周辺
領域とほとんど段差が生じなかったワード線やストレー
ジノードなどについても凹部に形成することによって新
たに段差を生じることとなる。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、各々積層高さの異なる半導体
素子の表面上を覆う絶縁層を平坦化し、各素子間を接続
する配線層を平坦に形成することができる半導体装置お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
の主表面上に、その上端が所定の高さに形成された複数
の素子を含む第1素子形成領域と、その上端位置が第1
素子形成領域に形成された素子よりも低い位置に形成さ
れた複数の素子を含む第2素子形成領域と、第1および
第2素子形成領域の表面を覆う層間絶縁層とを備えた半
導体装置の製造方法であり、以下の工程を備えている。 まず、半導体基板上の第1および第2素子形成領域の表
面上に絶縁層を形成する。この絶縁層は、第2素子形成
領域上の上部表面より第1素子形成領域上の上部表面が
半導体基板の表面上の高い位置に形成された層間絶縁層
を構成する。次に、第2素子形成領域の表面に位置する
層間絶縁層の表面上にマスク層を形成する。そして、マ
スク層をマスクとして、第1素子形成領域上に位置する
層間絶縁層の表面をエッチングする。そして、これによ
り第1素子形成領域の上部に位置する層間絶縁層の表面
と第2素子形成領域の上部に位置する層間絶縁層の表面
の位置をほぼ一致させる。
【0016】
【作用】この発明による半導体装置の製造方法によれば
、半導体基板上の低い位置に位置する第2素子形成領域
の表面をエッチングに対するマスク層で保護することに
より、基板上の高い位置に表面が形成された第1素子形
成領域の上部に位置する層間絶縁層のみをエッチングし
てその膜厚を減ずることができる。これによって両者の
素子形成領域間の層間絶縁層の表面を平坦化することが
できる。そして、平坦な層間絶縁層の表面上には微細パ
ターンの配線層を形成することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0018】図1は、本発明の一実施例によるDRAM
の断面構造図である。この図1には、DRAMのメモリ
セル領域3と周辺領域4とが模式的に示されている。ま
ず、メモリセル領域3には2ビット分のメモリセルが示
されている。メモリセルは、1個のMOSトランジスタ
5と1つのキャパシタ6とから構成されている。また、
周辺領域4は周辺回路に含まれるMOSトランジスタ1
5が代表的に示されている。メモリセル領域3および周
辺領域4は各々半導体基板1の表面上に選択的に形成さ
れたフィールド分離酸化膜2によって各々絶縁分離され
ている。
【0019】メモリセルに含まれるMOSトランジスタ
5は、半導体基板1表面に形成された1対の不純物領域
9、9と、薄いゲート酸化膜7を介して形成されたゲー
ト電極8aとを備える。また、ゲート電極8aはワード
線の一部によって構成されている。
【0020】キャパシタ6は多結晶シリコンなどの導電
材料からなる下部電極12と、この下部電極12の表面
上に形成された誘電体層13および多結晶シリコンなど
からなる上部電極14とから構成される。
【0021】下部電極12は、その一部がMOSトラン
ジスタ5の一方の不純物領域9に接続されている。また
、下部電極12は、ゲート電極8aの上部からフィール
ド分離酸化膜2の上部を通るワード線8bの上面にまで
延在している。
【0022】周辺領域4に形成されるMOSトランジス
タ15は、半導体基板1表面に形成された1対の不純物
領域18、18と、薄いゲート酸化膜16を介して形成
されたゲート電極17とを備える。
【0023】半導体基板1表面上のメモリセル領域3お
よび周辺領域4の上面は膜厚の厚い層間絶縁層23で覆
われている。さらにその表面はメモリセル領域3と周辺
領域4の上部において等しく平坦に形成されている。層
間絶縁層23の中にはメモリセルのMOSトランジスタ
5の一方の不純物領域9に達するコンタクトホール20
が形成されている。そして、ビット線22はこのコンタ
クトホール20の内部および層間絶縁層23の平坦な表
面上に形成されている。
【0024】このように、半導体基板1表面上のメモリ
セル領域3および周辺領域4の両方を均一に覆う層間絶
縁膜23はその表面に段差が形成されていない。したが
って、この層間絶縁層23の表面上に形成される配線層
、たとえばビット線22は平坦な形状に形成される。
【0025】次に、図2ないし図11を用いて上記のD
RAMの製造工程について説明する。
【0026】まず、図2において、半導体基板1表面の
所定領域にLOCOS(LocalOxidation
  of  Silicon)法を用いて厚いフィール
ド分離酸化膜2、2を形成する。このフィールド分離酸
化膜2により、分離されたメモリセル領域3および周辺
領域4が構成される。
【0027】次に、図3において、半導体基板1表面を
熱酸化してフィールド分離酸化膜2に囲まれた半導体基
板表面に膜厚200Å程度のシリコン酸化膜を形成する
。続いて、減圧CVD法により膜厚2000Å程度の多
結晶シリコン層を形成する。さらに、その表面上にCV
D法を用いて膜厚2000Å程度のシリコン酸化膜を形
成する。そして、フォトリソグラフィ法およびエッチン
グ法を用いてシリコン酸化膜、多結晶シリコン層および
シリコン酸化膜7を所定の形状にパターニングする。 これによってメモリセル領域3および周辺領域4のMO
Sトランジスタ5、15のゲート酸化膜7、16、ゲー
ト電極8a、17およびワード線8b、および絶縁膜1
0a、25aが形成される。次に、パターニングされた
ゲート電極8a、17などをマスクとして半導体基板1
表面に砒素(As)などの不純物イオン30をイオン注
入する。これにより半導体基板1中に不純物領域9、1
8が形成される。
【0028】さらに、図4において、半導体基板1表面
上の全面に減圧CVD法を用いて膜厚2000Å程度の
シリコン酸化膜を堆積する。そして、シリコン酸化膜を
異方性エッチングにより選択的に除去する。これにより
ゲート電極8a、17およびワード線8bの上面および
側面にのみ絶縁膜10a、10b、25a、25bを残
余する。
【0029】さらに、図5において、一方のソース・ド
レイン領域9、18の表面上に絶縁層26を形成する。 さらに、基板上の全面に多結晶シリコン層を形成し、フ
ォトリソグラフィー法およびエッチング法を用いてパタ
ーニングする。これによりキャパシタ6の下部電極(ス
トレージノード)12を形成する。
【0030】さらに、図6において、下部電極12の表
面に、たとえば熱酸化法によってシリコン酸化膜を膜厚
100Å程度形成することにより、誘電体層13を形成
する。さらに、減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層
を膜厚2000Å程度形成する。そして、フォトリソグ
ラフィー法およびエッチング法を用いて多結晶シリコン
層をパターニングしてキャパシタの上部電極14を形成
する。
【0031】その後、図7において、基板上の全面に減
圧CVD法を用いて不純物を含んだ酸化膜を膜厚0.5
〜1μm程度形成する。そして、この酸化膜に熱処理を
行ない表面を平坦化する。以上の工程により形成された
層間絶縁層23a、23bは、メモリセル領域3の上面
位置が周辺回路領域4の上面位置よりも高く形成された
段差表面を有している。さらに、層間絶縁層23a、2
3bの表面上にレジストを塗布し、パターニングする。 これによりレジスト24を周辺回路領域4の層間絶縁層
23bの表面上にのみ形成する。
【0032】その後、図8において、レジスト24をマ
スクとしてメモリセル領域3の表面に露出した層間絶縁
層23aの表面を異方性エッチングを用いてエッチング
する。そして、メモリセル領域の層間絶縁層23aの表
面が、周辺回路領域4の層間絶縁層23bの表面とほぼ
同一の高さになるまでエッチングする。その後、レジス
ト24を除去する。このようなエッチング工程によって
形成された層間絶縁層23a、23bの表面はメモリセ
ル領域3と周辺回路領域4との間に僅かに突起状の領域
が形成されるが、全体的に同一の表面位置を有する平坦
な表面に形成される。
【0033】次に、図9において、層間絶縁層23の表
面を等方性エッチングを施して平坦化する。
【0034】さらに、図10において、層間絶縁層23
中の所定の位置にコンタクトホール20を形成する。
【0035】さらに、図11において、コンタクトホー
ル20の内部に、たとえば選択CVD−W(タングステ
ン)を堆積してコンタクトホール20の内部に接続配線
層21を形成する。さらに、層間絶縁層23の表面上に
、たとえば多結晶シリコン層と金属シリサイド層の積層
構造からなるポリサイドビット線22を形成する。
【0036】以上の工程によりDRAMが製造される。 なお、上記実施例では、接続配線層21として、選択C
VD法によるタングステン膜の例を示したが、特にこれ
に限定されるものではなく、たとえば多結晶シリコン膜
、金属シリサイド膜、金属膜、TiN膜、あるいはこれ
らの膜を交互に重ねた複合膜であってもよい。
【0037】また、ビット線22として、ポリサイド構
造の例を示したが、他の導電膜であってもよく、例えば
多結晶シリコン膜、金属シリサイド膜、金属層、TiN
膜、あるいはこれらの複合膜であってもよい。
【0038】さらに、上記実施例では、ビット線22は
接続配線層21を介してメモリセルのMOSトランジス
タ5のソース・ドレイン領域9に接続される例を示した
が、接続配線層21を介さず、直接コンタクトホール2
0内にビット線22を形成してソース・ドレイン領域9
に接続させても構わない。
【0039】さらに、上記実施例では素子分離領域に厚
い酸化膜を形成するLOCOS法の例を示したが、他の
分離方法でもよく、たとえばフィールドシールド分離方
法でも同様の効果を示す。また、MOSトランジスタの
ソース・ドレイン構造はLDD構造のものについて示し
たが、特にこれに限定されるものではない。
【0040】なお、層間絶縁膜23は酸化膜以外の絶縁
膜、たとえば窒化膜であっても構わない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明による半導体装置
の製造方法は、半導体基板の表面上に形成される種々の
半導体素子を覆う層間絶縁層の表面を平坦化し、この平
坦化された表面上に配線層を形成する行程を備えるよう
に構成されているので、配線層のパターニングに用いら
れる露光装置の焦点ぼけを生ずることなく微細なパター
ンを有する配線層を形成することが可能であり、これに
より配線層を含む素子構造の微細化を実現し、さらに配
線層の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例によるDRAMの断面構造図
である。
【図2】図1に示すDRAMの製造工程の第1工程を示
す断面構造図である。
【図3】図1に示すDRAMの製造工程の第2工程を示
す断面構造図である。
【図4】図1に示すDRAMの製造工程の第3工程を示
す断面構造図である。
【図5】図1に示すDRAMの製造工程の第4工程を示
す断面構造図である。
【図6】図1に示すDRAMの製造工程の第5工程を示
す断面構造図である。
【図7】図1に示すDRAMの製造工程の第6工程を示
す断面構造図である。
【図8】図1に示すDRAMの製造工程の第7工程を示
す断面構造図である。
【図9】図1に示すDRAMの製造工程の第8工程を示
す断面構造図である。
【図10】図1に示すDRAMの製造工程の第9工程を
示す断面構造図である。
【図11】図1に示すDRAMの製造工程の第10工程
を示す断面構造図である。
【図12】一般的なDRAMの構造ブロック図である。
【図13】DRAMのメモリセルの等価回路図である。
【図14】従来のDRAMの断面構造図である。
【図15】従来のDRAMの製造工程の第1工程を示す
断面図である。
【図16】従来のDRAMの製造工程の第2工程を示す
断面図である。
【図17】従来のDRAMの製造工程の第3工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 3  メモリセル領域 4  周辺領域 5  MOSトランジスタ 6  キャパシタ 21  接続配線層 22  ビット線 23  層間絶縁層 24  レジスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板の主表面上に、その上端が
    所定の高さに形成された複数の素子を含む第1素子形成
    領域と、その上端位置が前記第1素子形成領域に形成さ
    れた前記素子よりも低い位置に形成された複数の素子を
    含む第2素子形成領域と、前記第1および第2素子形成
    領域の表面上を覆う層間絶縁層とを備えた半導体装置の
    製造方法であって、前記半導体基板上の第1および第2
    素子形成領域の表面上に絶縁層を形成することにより、
    前記第2素子形成領域上の上部表面より前記第1素子形
    成領域上の上部表面が前記半導体基板の主表面上の高い
    位置にある層間絶縁層を形成する工程と、前記第2素子
    形成領域の表面に位置する前記層間絶縁層の表面上にマ
    スク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして
    、前記第1素子形成領域上に位置する層間絶縁層の表面
    をエッチングし、前記第1素子形成領域の上部に位置す
    る層間絶縁層の表面と前記第2素子形成領域の上部に位
    置する層間絶縁層の表面の位置をほぼ一致させる工程と
    を備えた、半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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