JPH03155663A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH03155663A
JPH03155663A JP1319521A JP31952189A JPH03155663A JP H03155663 A JPH03155663 A JP H03155663A JP 1319521 A JP1319521 A JP 1319521A JP 31952189 A JP31952189 A JP 31952189A JP H03155663 A JPH03155663 A JP H03155663A
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interlayer insulating
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memory cell
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Toshinori Morihara
森原 敏則
Wataru Wakamiya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、半導体装置に関し、特に半導体装置の高集
積化、微細化に不可欠な平坦化技術に関するものである
[従来の技術] 半導体装置、特に半導体メモリにおいては記憶8量の増
大と高速応答性を自掃して素子構造の高集積化および微
細化に対する技術開発が進められている。
第5図は、DRAM(Dynamic  Random
  Access  Memory)の構造ブロック図
である。まず第5図を参照してDRAMの概略構造につ
いて説明する。一般に、DRAMは多数の記憶情報を蓄
積する記憶領域であるメモリセルアレイと、外部との入
出力に必要な周辺回路とから構成される。すなわち、D
RAM50は、記憶情報のデータ信号を蓄積するための
メモリセルアレイ51と、単位記憶回路を構成するメモ
リセルを選択するためのアドレス信号を外部から受ける
ためのロウアンドカラムアドレスバッファ52と、その
アドレス信号を解読することによりメモリセルを指定す
るためのロウデコーダ53およびカラムデコーダ54と
、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増幅して読
出すセンスリフレッシュアンプ55と、データ入出力の
ためのデータインバッファ56およびデータアウトバッ
ファ57と、クロック信号を発生するクロックジェネレ
ータ58とを含んでいる。
半導体チップ上で大きな面積を占めるメモリセルアレイ
51は、単位記憶情報を蓄積するためのメモリセルが複
数個配列されて形成されている。
第6図は、メモリセルアレイ51を構成するメモリセル
の4ビット分の等価回路図を示している。
図示されたメモリセルは、1個のMOS(Metal 
 0xide  Sem1conductor)トラン
ジスタ5と、これに接続された1個のキャパシタ6とか
ら構成されるいわゆる1素子メモリセルを示している。
次に、DRAMの主要部の断面構造およびその主要製造
工程について説明する。第7A図ないし第7D図は、D
RAMのメモリセル領域3とセンスアンプ等の周辺回路
が形成される周辺領域4の断面構造を模式的に示した断
面模式図である。第6図に対応して、第7A図のメモリ
セル領域3には2ビット分のメモリセルが表示されてい
る。さらに、周辺領域4には1つのMOSトランジスタ
15が代表的に示されている。
第7A図を参照して、半導体基板1の主表面上にはフィ
ールド分離酸化膜2によって分離されたメモリセル領域
3および周辺nn域4が形成されている。メモリセル領
域3のメモリセルは1つのMOSトランジスタ5と1つ
のキャパシタ6とから構成されている。MOSトランジ
スタ5は1対のソース・ドレイン領域9.9と、ゲート
酸化膜7を介して形成されたゲート電極8aとを備えて
いる。またキャパシタ6は下部電極(ストレージノード
)12と、誘電体層13および上部電極(セルプレート
)14とから構成される。このキャパシタ6はいわゆる
スタックドキャパシタと称される。そして、キャパシタ
6の一方端部は絶縁膜を介してゲート電極8aの上部に
延在し、さらに他方はフィールド酸化膜2の上部を通過
するワード線8bの上部に絶縁膜を介して延在している
。このようなスタックドキャパシタ6は半導体基板1の
平面占有面積を減少し、かつキャパシタ容量を確保し得
る構造として微細化構造に適する。一方で、キャパシタ
6がMOS)ランジスタのゲート電極上などに乗上げる
ため、キャパシタ6の上部電極14の表面位置は半導体
基板1の主表面から高く形成される。
また、半導体基板1上の周辺領域4には、たとえばMO
S)ランジスタ15が形成される。そして、このメモリ
セル領域3および周辺領域4の表面上に全面に酸化膜な
どの層間絶縁層23が形成される。層間絶縁層23の表
面23aは半導体基板1表面に形成されたMOS)ラン
ジスタやキャパシタなどの表面形状を反映する。このた
めに、メモリセル領域3においては高く、また周辺領域
4においては相対的に低い段差を有する形状に形成され
る。
次に、第7B図を参照して、層間絶縁層23の所定領域
にコンタクトホール20が形成される。
さらに、コンタクトホール20の内部および層間絶縁層
23の表面上にたとえばアルミニウムなどの金属層22
aを形成する。さらに、その表面上にレジスト26を塗
布する。この工程において、レジスト26の表面は層間
絶縁層23および金属層22aの表面形状を反映して段
差起伏の激しい表面形状が形成される。なお、メモリセ
ル領域3に位置するレジスト表面と周辺領域4に位置す
るレジスト表面との段差が図中Sで示されている。
次に、露光用マスク29を用いたフォトリングラフィ法
によってレジスト26が所定の形状に露光現像処理され
てバターニングされる。さらにパタニングされたレジス
トマスク26を用いて金属層22aを所定の形状にエツ
チングする。これによって配線層、本例ではビット線2
2が形成される。
さらに、第7C図を参照して、ビット線22の表面上に
さらに層間絶縁層24が形成される。
さらに、第7D図を参照して、層間絶縁層24の表面上
に配線層25が形成される。
以上の工程により、DRAMが製造される。
[発明が解決しようとする課題] 一方、半導体装置の高集積化に陣ない、各回路素子を形
成するパターンサイズは縮小化されてきている。このた
めに、バターニングに使用される露光装置も解像度の優
れた特性が要求され、光源の波長が短いものが使用され
るようになってきている。このために、露光装置の焦点
深度は益々浅くなってきている。露光装置は、通常、焦
点深度を越えた投影面に露光すると像にぼけが生じ解像
度の低下を引き起こす。このような背景をもとに、従来
のDRAMの製造工程について再度説明する。
第7B図に示すビット線22のパターニング工程におい
ては、レジスト26の表面に、特にメモリセル領域3と
周辺領域4との表面において段差Sが生じている。した
がって、露光装置の焦点深度がこの段差Sより浅いよう
な場合には金属層22a(ビット線)のパターニング精
度が劣化する。
そして、バターニングされたビット線22には線細り等
が生じ、配線トラブルの原因となる。このように、その
表面上に配線層などが形成される層間絶縁層の表面の段
差は、配線パターニングの性能を劣化させ、配線層の信
頼性を低下させるため大きな問題となる。
このような問題を解消するための一例として、たとえば
rA HALF MICRON TECHNOLOGY
 FORAN EXPERIMENTAL 18 MB
IT DRAM LISING 1−LINE 5TE
PPERJY、Kavalloto at al、 1
9HSYMPO3IUM ON Vl、31 TECH
NOLO(iY、 IEEE CAT、 No、88 
CH−2597−8Plgに示されるスタックドキャパ
シタセルを有するDRAMが考案されている。本例にお
けるDRAMは、半導体基板表面のメモリセルを形成す
る部分を選択酸化法で酸化し、その後酸化膜を除去する
ことで深さ0.8μmの凹部を形成している。そして、
この凹部にメモリセルを形成し、凹部が形成されていな
い半導体基板の主表面に周辺回路を形成している。メモ
リセルはスタックドキャパシタを備えるため、積層高さ
が高くなる。したがって、半導体基板表面の凹部にメモ
リセルを形成することにより周辺回路領域との段差を低
減し、上記のりソゲラフイエ程におけるパターニング精
度の劣化を防止しようしている。しかしながら、本例に
おいては、たとえば周辺領域との段差を露光装置の焦点
深度以下に抑えることを主眼としたものであり、段差の
低減の程度にも限界がある。さらに、従来は周辺領域と
ほとんど段差が生じなかったワード線やストレージノー
ドなどについても凹部に形成することによって新たに段
差を生じることとなる。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、各々積層高さの異なる半導体素子の表面上
を覆う絶縁層を平坦化し、各素子間を接続する配線層を
平坦に形成することができる半導体装置およびその製造
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明による半導体装置は、主表面を有し、その表面
上の所定位置に形成された素子針#領域と、この素子分
離領域によって囲まれた複数個の素子形成領域とを有す
る半導体基板と、半導体基板上の少なくとも1つの素子
形成領域上に相対的に高く積層して形成された第1半導
体素子と、半導体基板上の素子形成領域上にト目対的に
低く積層して形成された第2半導体素子と、少なくとも
第1半導体素子と第2半導体素子との表面上を覆い、平
坦化された上部表面を有する層間絶縁層と、平坦な絶縁
層の上に形成された配線層とを備えている。
また、他の発明による半導体装置の製造方法は、半導体
基板の主表面上に形成された半導体素子の表面上を覆い
、かつ平坦な上部表面を宜する層間絶縁層を備えた半導
体装置の製造方法で、以下の工程を含む。
a、 所定の半導体素子が形成された半導体基板の主表
面上に絶縁層を形成する工程。
b、 絶縁層の表面をエツチング除去し、表面を平坦化
する工程。
C9絶縁層の平坦化された表面上に配線層を形成する工
程。
[作用] この発明による半導体装置は、種々の半導体素子の表面
上を覆う層間絶縁層の表面が平坦化されている。そして
、この平坦化された表面上に配線層を形成するように構
成している。したがって、配線層のパターニング工程に
おいて、露光装置の焦点深度の影響を受けることなく微
細パターンの配線層を形成することができる。そして、
パターン精度の向上により配線層の信頼性も向上する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるDRAMの断面構造
図である。
この第1図には、DRAMのメモリセル領域3と周辺領
域4とが模式的に示されている。まず、メモリセル領域
3には2ビット分のメモリセルが示されている。メモリ
セルは、1個のMOS)ランジスタ5と1つのキャパシ
タ6とから構成されている。また、周辺領域4は周辺回
路に含まれるMOS)ランジスタ15が代表的に示され
ている。
メモリセル領域3および周辺領域4は各々半導体基板1
の表面上に選択的に形成されたフィールド分離酸化膜2
によって各々絶縁分離されている。
メモリセルに含まれるMOSトランジスタ5は、半導体
基板1表面に形成された1対の不純物領域9.9と、薄
いゲート酸化膜7を介して形成されたゲート電極8aと
を備える。不純物領域9は、相対的に高濃度の不純物領
域9a、9Cと、相対的に低濃度の不純物領域9b、9
dとのいわゆるLDD (Light ly  Dop
ed  DraLn)構造を構成している。また、ゲー
ト電極8aはワード線の一部によって構成されている。
キャパシタ6は多結晶シリコンなどの導電材料からなる
下部電極12と、この下部電極12の表面上に形成され
た誘電体層13および多結晶シリコンなどからなる上部
電極14とから構成される。
下部電極12は、その一部がMOS)ランジスタ5の一
方の不純物領域9に接続されている。また、下部電極1
2は、ゲート電極8aの上部からフィールド分離酸化膜
2の上部を通るワード線8bの上面にまで延在している
。さらに、その一部は鉛直上方に延びた円筒状の立壁部
12bを有している。この円筒状の立壁部12bにより
下部電極12の表面積は従来のスタックドキャパシタに
比べて増大する。
周辺領域4に形成されるMOSトランジスタ15は、半
導体基板1表面に形成された1対の不純物領域18.1
8と、薄いゲート酸化膜16を介して形成されたゲート
電極17とを備える。不純物領域18は相対的に高濃度
の不純物領域18aと、相対的に低濃度の不純物領域1
8bとのLDD構造を構成している。
半導体基板1表面上のメモリセル領域3および周辺領域
4の上面は膜厚の厚い層間絶縁層23で覆われている。
層間絶縁層23は半導体基板1表面の鉛直上方に高く形
成された円筒形状のスタックドキャパシタ6の上面を完
全に覆って形成されている。さらにその表面はメモリセ
ル領域3と周辺領域4の上部において等しく平坦に形成
されている。層間絶縁層23の中にはメモリセルのMO
Sトランジスタ5の一方不純物領域9に達するコンタク
トホール20が形成されている。そして、ビット線22
はこのコンタクトホール20の内部および・層間絶縁層
23の平坦な表面上に形成されている。
このように、半導体基板1表面上のメモリセル領域3お
よび周辺領域4の両方を均一に覆う層間絶縁膜23はそ
の表面に段差が形成されていない。
したがって、この層間絶縁層23の表面上に形成される
配線層、たとえばビット線22は平坦な形状に形成され
る。
次に、第2八図ないし第2N図を用いて上記のDRAM
の製造工程について説明する。
まず、第2A図において、半導体基板1表面の所定領域
にLOGO3(Local  0xidation  
of  5ilicon)法を用いて厚いフィールド分
離酸化膜2.2を形成する。このフィールド分離酸化a
2により、分離されたメモリセル領域3および周辺領域
4が構成される。
次に、第2B図において、半導体基板1表面を熱酸化し
てフィールド分離酸化′IA2に囲まれた半導体基板表
面に膜厚200八程度のシリコン酸化膜を形成する。続
いて、減圧CVD法により膜厚2000A程度の多結晶
シリコン層を形成する。
さらに、その表面上にCVD法を用いて膜厚2000A
程度のシリコン酸化膜を形成する。そして、フォトリソ
グラフィ法およびエツチング法を用いてシリコン酸化膜
、多結晶シリコン層およびシリコン酸化膜7を所定の形
状にバターニングする。
これによつてメモリセル領域3および周辺領域4のMO
S)ランジスタ5.15のゲート酸化膜7.16、ゲー
ト電極8a、17およびワード線8b。
および絶縁膜10 a s 25 aが形成される。
次に、第2C図において、バターニングされたゲート電
極8a、17などをマスクとして半導体基板1表面に砒
素(As)などの不純物イオン30をイオン注入する。
これにより半導体基板1中に低a度の不純物領域9b、
9dおよび18bが形成される。
さらに、第2D図において、半導体基板1表面上の全面
に減圧CVD法を用いて膜厚200OA程度のシリコン
酸化膜31を堆積する。
さらに、第2E図において、シリコン酸化膜31を異方
性エツチングにより選択的に除去する。
これによりゲート電極8a、17およびワード線8bの
上面および側面にのみ絶縁膜10a、10b、25a、
 25bを残余する。
その後、第2F図において、絶縁膜10a、10b、2
5a、25bで覆われたゲート電極8 a 525aを
マスクとして半導体基板1表面に高濃度の不純物イオン
(たとえばリン)32をイオン注入する。これにより半
導体基板1表面に高濃度の不゛純物領域9 a % 9
 c s 18 aが形成される。そして、同時にLD
D構造が構成される。
次に、第2G図において、減圧CVD法によりシリコン
窒化!111を半導体基板1表面上の全面に膜厚500
八程度堆積する。その後フォトリングラフィ法およびエ
ツチング法を用いてキャパシタの下部電極を形成すべき
場所に位置するシリコン窒化11111を選択的に除去
する。
そして、第2H図において、シリコン基板1表面上の全
面に減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層を膜厚20
0OA程度堆積する。そして、フォトリソグラフィ法お
よびエツチング法を用いて、この多結晶シリコン層を所
定の形状にバターニングし、キャパシタ6の下部電極(
ストレージノード)12aを形成する。下部電極12a
の両端部は各々シリコン窒化膜11の上部に乗上げるよ
うにバターニングされる。
さらに、第21図において、下部電極12aあるいはシ
リコン窒化膜11の表面上にCVD法を用いてシリコン
酸化膜などの絶縁膜40をたとえば膜厚1μm程度厚く
堆積する。絶縁膜40の膜厚は、後工程で形成される下
部電極12の円筒状の立壁部12bの高さを規定する。
次に、絶縁膜40の所定の位置に開口部41を形成する
。そして、減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層12
bを絶縁840の表面上および開口部41の内部に堆積
する。
次に、第21因において、多結晶シリコン層12bを異
方性エツチングにより選択的に除去する。
これにより、絶縁膜40の平坦な表面上および下部電極
12aの上面に堆積した多結晶シリコン層12bが選択
的に除去され、また絶縁膜40の開口部41の内側面に
堆積した多結晶シリコン層12bが選択的に残余する。
このエツチング工程により、下部電極12 aと一体化
した円筒状の下部電極の立壁部12bが形成される。
その後、第2に図において、絶縁膜4(5をエッチング
除去する。このエツチング工程において、ゲート電極8
a、17およびワード線8bの表面は絶縁膜40と同じ
材料からなる絶縁膜IQa。
10b、25a、25bに覆われている。そして、この
絶縁膜10 a s 10 b s 25 a s 2
5 bの表面はシリコン窒化膜11などによって覆われ
ている。したがって、絶縁膜40をエツチングする際、
シリコン窒化膜11の存在がこの絶縁[!10 a。
10 b s 25 a 125 bがオーバエッチさ
れるのを防止している。
そして、絶縁膜40を除去した後、シリコン窒化膜11
を所定の形状にバターニングし、周辺領域4に位置する
部分を除去する。その後、半導体基板1全面に、たとえ
ば熱酸化法によってシリコン酸化膜を膜厚100八程度
堆積することにより誘電体層13を形成する。さらに、
減圧CVD法を用いた多結晶シリコン層を膜厚2ooo
A程度堆積し、フォトリソグラフィ法およびエツチング
法を用いて所定の形状にバターニングし上部電極(セル
プレート)14を形成する。
次に、第2L図において、ビット線22が接続されるべ
きMOSトランジスタ5の不純物領域9の表面上に形成
されたキャパシタ6を選択的にバターニングし、この不
純物領域9の表面を露出させる。さらに、キャパシタ6
などが形成された半導体基板1の表面上にCVD法を用
いてシリコン酸化膜などの層間絶縁層23を膜厚1μm
程度に形成する。この状態において、層間絶縁層23の
表面はメモリセル領域3の上面と周辺領域4の上面にお
いて段差が形成されている。さらに層間絶縁層23の表
面上にレジスト35を塗布し、その表面を平坦にする。
このレジスト35は層間絶縁層23とエツチングレート
が等しい材質のものが選ばれる。
さらに、第2M図において、レジスト35および層間絶
縁層23を均一な速度でエツチングし、所定の位置でエ
ツチング終了する。このエツチング工程により、層間絶
縁層23の表面をメモリ領域3から周辺領域4にわたっ
て平坦に形成することができる。
その後、第2N図において、層間絶縁層23の中にビッ
ト線コンタクトのためのコンタクトホール20を形成す
る。さらに、たとえば選択CVD法を用いてコンタクト
ホール20の内部にタングステン(W)を堆積して接続
配線層21を形成する。さらに、層間絶縁層23の表面
上に多結晶シリコン層と高融点金属シリサイドの積層構
造からなるポリサイド構造を有するビット線22を形成
する。
以上の工程によりD RA Mが製造される。
また、上記実施例では、接続配線層21として、選択C
VD法によるタングステン膜の例を示したが、特にこれ
に限定されるものではなく、たとえば多結晶シリコン膜
、金属シリサイド膜、金属膜、TiN膜、あるいはこれ
らの膜を交互に重ねた複合膜であってもよい。
また、ビット線22として、ポリサイド構造の例を示し
たが、他の導電膜であってもよく、例えば多結晶シリコ
ン膜、金属シリサイド膜、金属層、TiN膜、あるいは
これらの複合膜であってもよい。
さらに、上記実施例では、ビット線22は接続配線層2
1を介してメモリセルのMOSトランジスタらのソース
中ドレイン鎮域9に接続される例を示したが、接続配線
層21を介さず、直接コンタクトホール20内にビット
線22を形成してソース−ドレイン領域9に接続させて
も構わない。
さらに、上記実施例では素子分離領域に厚い酸化膜を形
成するLOCOS法の例を示したが、他の分離方法でも
よく、たとえばフィールドシールド分離方法でも同様の
効果を示す。また、MOSトランジスタのソース・ドレ
イン構造はL D D Ti造のものについて示したが
、特にこれに限定されるものではない。
なお、層間絶縁膜23は酸化膜以外の絶縁膜、たとえば
窒化膜であっても構わない。また、その層間絶縁膜23
表面の平坦化方法は、上記の測具外のものでもよく、た
とえば層間絶縁膜23を半導体基板1表面上に厚く堆積
し、その後表面をウェットエツチングしてもよく、ある
いは熱処理を施すことによって表面を平坦化しても構わ
ない。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第3図は、第2の実施例によるDRAMの断面構造図で
ある。そして、第3図には、メモリセル領域3と周辺回
路からなる周辺領域4とが模式的に示されている。この
第2の実施例は、上記の第1の実施例に比べてメモリセ
ルに含まれるキャパシタ6の構造が異なる。すなわち、
この第2の実施例によるキャパシタ6は円筒形状の立壁
部を有しない一般的なスタックドキャパシタ構造を有し
ている。さらに、メモリセル領域3および周辺領域4を
覆う層間絶縁層23は、その表面が平坦化されている。
そして、ビット線22はこの平坦化された層間絶縁層2
3の表面上に形成されている。
さらに、接続配線層21を介してメモリセルのMOSト
ランジスタ5の一方の不純物領域9に接続されている。
また、この実施例においてはMOSトランジスタ5.1
5の不純物領域9.18は単一濃度の層で構成されてい
るが、第1の実施例と同様にLDD構造を適用すること
も可能である。
次に、第2の実施例によるDRAMの製造工程が第4八
図ないし第4I図に示される。なお、これらの図に示さ
れる製造工程は、第1の実施例を示す第2A図ないし第
2N図に比べて、円筒状の下部電極12bを形成する工
程(第2I図ないし第21図)、および不純物領域のL
DD構造を構成する工程(第2C図)が省略されている
以外は基本的に同じ製造工程が用いられる。したがって
、これらの詳細な説明は第1の実施例を参照することと
してここでの説明を省略する。
このように、本発明によるDRAMは、素子の積層高さ
が高く形成されるメモリセル領域と、素子の形成^さが
相対的に低い周辺回路領域とを連続的に覆う層間絶縁層
の表面を平坦に形成している。そして、この平坦な表面
上に配線層の材料が堆積され、バターニングされる。し
たがって、配線層のバターニング工程において、焦点深
度の浅い露光装置を用いた場合でも、配線層表面の段差
の影響が無関係となり、微細な配線パターンを精度良く
形成することができる。
なお、このような特徴点から、本発明は特にDRA M
に限定して適用されるものではなく、他の半導体装置に
おいても広く適用することが可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明による半導体装置は、半導体基板
の表面上に形成される種々の半導体素子を覆う層間絶縁
層の表面を平坦化し、この平坦化された表面上に配線層
を形成するように構成されているので、配線層のバター
ニングに用いられる露光装置の焦点ぼけを生ずることな
く微細なパターンを有する配線層を形成することが可能
であり、これにより配線層を含む素子構造の微細化を実
現し、さらに配線層の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1の実施例によるDRAMの断
面構造図である。第2A図、第2B図、第2C図、第2
D図、第2E図、第2F図、第2G図、第2H図、第2
工図、第2J図、第2に図、第2L図、第2M図および
第2N図は、第1図に示したDRAMの製造工程を順に
示した製造工程断面図である。第3図は、本発明の第2
の実施例によるDRAMの断面構造図である。第4A図
、第4B図、第4C図、第4D図、第4E図、第4F図
、第4G図、第4H図および第4夏図は、第3図に示し
たDRAMの製造工程を順に示1.た製造工程断面図で
ある。 第5図は、一般的なりRAMの構造ブロック図である。 第6図は、DRAMのメモリセルの等価回路図である。 第7A図、第7B図、第7C図および第7D図は、従来
のDRAMの製造工程を順に示した製造工程断面図であ
る。 図において、1は半導体基板、3はメモリセル領域、4
は周辺領域、5はMOSトランジスタ、6はキャパシタ
、21は接続配線層、22はビット線、23は層間絶縁
層、26.35はレジストを示している。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 纂4H口 名51り 86回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主表面を有し、その主表面上の所定位置に形成さ
    れた素子分離領域と、この素子分離領域によって囲まれ
    た複数個の素子形成領域とを有する半導体基板と、 前記半導体基板上の少なくとも1つの前記素子形成領域
    上に相対的に高く積層して形成された第1半導体素子と
    、 前記半導体基板上の前記他の素子形成領域上に相対的に
    低く積層して形成された第2半導体素子と、 少なくとも前記第1半導体素子と前記第2半導体素子と
    の表面上を覆い、平坦化された上部表面を有する層間絶
    縁層と、 前記平坦な層間絶縁層の上に形成された配線層とを備え
    た、半導体装置。
  2. (2)半導体基板の主表面上に形成された複数の半導体
    素子の表面上を覆い、かつ平坦な上部表面を有する層間
    絶縁層を備えた半導体装置の製造方法であって、 所定の半導体素子が形成された前記半導体基板の主表面
    上に絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層の表面をエッチング除去し、表面を平坦化す
    る工程と、 前記絶縁層の平坦化された表面上に配線層を形成する工
    程とを備えた、半導体装置の製造方法。
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US6791187B2 (en) 1995-01-31 2004-09-14 Fujitsu Limited Semiconductor storage device and method for fabricating the same

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