JPH08258571A - 自動車用ウエザストリップの端末排水構造 - Google Patents

自動車用ウエザストリップの端末排水構造

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JPH08258571A
JPH08258571A JP7087524A JP8752495A JPH08258571A JP H08258571 A JPH08258571 A JP H08258571A JP 7087524 A JP7087524 A JP 7087524A JP 8752495 A JP8752495 A JP 8752495A JP H08258571 A JPH08258571 A JP H08258571A
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JP
Japan
Prior art keywords
retainer
terminal
body panel
weather strip
weatherstrip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7087524A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Watanabe
浩也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7087524A priority Critical patent/JPH08258571A/ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体のルーフサイド沿いのドア開口縁に装着
されたウエザストリップを伝って流れる水が、ドア開時
などに、ウエザストリップの端末部から滴下飛散するの
を防止することである。 【構成】 中空状の一般部1がドア開口縁5でリテーナ
6に嵌着され、端末部2が車体パネルに固定されるウエ
ザストリップW1において、端末部2の車体パネルと対
向する裏面側に車体パネルに押付けられるリブ23を設
けて車体パネルとの間に排水路24を形成し、排水路2
4とウエザストリップW1の中空内とを連通せしめると
ともに、ウエザストリップW1の車外側のリテーナ係止
溝14の終端と上記排水路24とを連通溝141で連通
させ、中空内およびリテーナ係止溝14に入った水を上
記排水路24を経て上記端末部2外へ流出させる構造と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特に車体のルーフサイド沿いのドア開口縁に沿って
取付けられるウエザストリップの端末の排水構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、サッシュレスドア車
のルーフサイドに沿うドア開口縁にはウエザストリップ
W1が取付けられ、センタピラー3には上端が上記ウエ
ザストリップW1とT字形に接続するウエザストリップ
W2が取付けられ、ドアガラスの外周縁をシールするよ
うになっている。
【0003】図1(B)に示すように、ウエザストリッ
プW1の一般部1は、基部11とシール部12を備えた
押出成形の中空体で、シール部12にドアガラス4が押
付けられる。図2および図3に示すように一般部1の端
末にはひれ状の端末部2が型成形してある。そして一般
部1はドア開口縁5に設置したリテーナ6〔図1
(B)〕に嵌着され、端末部2は車体パネルにクリップ
等により固定される。なお、図1(B)において7はル
ーフサイドモール、8はオープニングトリムである。
【0004】ところでウエザストリップW1の中空内に
は、ウエザストリップW1、W2を接続するT字形の型
成形接続部のコア抜き穴等から洗車水や雨水が侵入する
ことがあり、水は中空内を矢印Aのように流下して端末
部2へと流れる。そこで、一般部1の中空を端末部2の
裏面側、すなわち端末部2と車体パネルとの間の隙間へ
連通せしめる一方、端末部2の裏面側に複数のリブ23
を形成して車体パネルとの間に排水路24を形成し、こ
の排水路24により中空からの水を矢印Bに示すように
端末部2の先端に導き、車体ピラーに沿って流下させる
構造としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが図1(B)に
おいて、ウエザストリップW1の車外側では、リテーナ
6と、ウエザストリップW1の側面との接触がゆるい
と、リテーナ6と係合するウエザストリップW1のリテ
ーナ係合溝14内へ水が侵入する(矢印C)。この水は
溝14を流下するが、溝14はひれ状の端末部2までで
終わるから、溝14の終端140(図3)で水が溜ま
る。そして溜水の量が増すとドア開時に雨だれ状に滴下
する。
【0006】そこで本発明は、ドア開時にウエザストリ
ップの端末からウエザストリップに保持されていた水が
滴下するのを防止する端末排水構造を提供することを課
題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ウエザストリップの端末部2の裏面側にリブ23
を設けて該リブ23と車体パネルとの間にウエザストリ
ップの中空内に侵入した水を端末部2の先端から排出さ
せる排水路24を形成するとともに、ウエザストリップ
の車外側のリテーナ係合溝14の終端にこれを上記排水
路24に連通せしめる連通溝14を形成し、上記リテー
ナ係止溝14に侵入し流下する水(矢印D)を上記排水
路24に導入せしめるようになしたものである。
【0008】
【作用】ウエザストリップの中空内に侵入した水および
リテーナ係合溝14に侵入した水はいずれも、端末部2
と車体パネルとの間の排水路24から排水され、周囲に
滴下飛散することなく車体ピラーに沿って流下する。
【0009】
【実施例】図1に示す実施例において、ルーフサイド沿
いのドア開口縁5に沿って装着するウエザストリップW
1は、ドア開口縁5に取付けられる一般部1と、一般部
1の前後の端末に形成され車体パネルに固定される端末
部2を備えている。
【0010】一般部1は図1(B)に示すように基部1
1とシール部12とよりなり押出成形の中空体で、両側
面には基部11の両端の上部にリテーナ係合溝14、1
5が形成してあり、シール部12には、これにドアガラ
ス4が押付けられるときにガラス4の内面と接するイン
ナシールリップ13が形成してある。
【0011】端末部2は、型成形で一般部1の端末に形
成されたもので、図1(A)に示すように一般部1に接
続する中空状の端末接続部21と、ひれ状の端末本体部
22とからなる。上記接続部21には上記リテーナ係止
溝14、15が本体部22の前端まで延在している。
【0012】端末本体部22の裏面側には複数のリブ2
3が形成してあり、これらリブ23間に、端末接続部2
1側から本体先端に通じる通路24が形成されている。
この通路24と中空状の端末接続部21とは接続部21
の終端の開口25により連通している。上記リテーナ係
止溝14、15のうち車外側のリテーナ係止溝14の終
端には上記通路24へ通じる連通溝141が形成してあ
る。上記端末接続部21には、インナシールリップ13
により形成される溝16沿いに図略の貫通孔が形成して
あり、溝16と端末接続部21の中空内とが連通してい
る。
【0013】車体のドア開口縁5には一連に図1(B)
に示すリテーナ6が装着してある。ウエザストリップW
1は、その一般部1が上記リテーナ6に両側のリテーナ
係止溝14、15を係止せしめることで嵌着される。一
方、端末部2のひれ状の本体部22は、その裏面側のリ
ブ23を車体パネルに押付けた状態でクリップ止めされ
る。
【0014】洗車などで車体に高圧水がかけられると、
上記ウエザストリップW1とセンタピラー3のウエザス
トリップW2(図2)とを接続するT字形の型成形接続
部のコア抜き穴などからウエザストリップW1の中空内
に水が侵入することがある。この水は、一般部1および
端末接続部21の中空内を流下して端末本体部22の裏
面に出る(矢印A)。この裏面にはリブ23と車体パネ
ルとで閉断面をなす通路(排水路)24が形成されてお
り、水は排水路24を流下して端末本体部22の先端か
ら出る(矢印B)。
【0015】また、高圧洗車時などで、水がシール部1
2とこれに接するドアガラス4の間から入り込むことが
ある。この水はインナシールリップ13の溝16で受け
とめられ流下する。そして端末接続部21を貫通する上
記貫通孔から中空内に入り、上記端末本体部22の排水
路24を経て排出される。
【0016】また、洗車時などにおいて、水がウエザス
トリップW1の車外側の側面とリテーナ6との接触部を
経てリテーナ係止溝14〔図1(B)〕に入り込むこと
がある(矢印C)。この水はリテーナ係止溝14を流下
して終端に至るが(矢印D)更に連通溝141から上記
掛水路24を経て排水される。
【0017】上記ウエザストリップへの水の侵入経路の
うち、特にウエザストリップの車外側面とリテーナ6と
の間は、ウエザストリップW1の組付けバラツキによ
り、またウエザストリップW1のシール部12がドアガ
ラス4にて押付けられてシール部12の車外側面が車内
側へ引き込まれることにより、隙間が生じやすい。従っ
て水がリテーナ係止溝14に侵入しやすく、従来はこの
水がリテーナ係止溝14の終端で溜められ、ドア開時に
滴下飛散しやすかった。本発明では、この水を端末部裏
面と車体パネル間の排水路に導くことで防止する。
【0018】
【発明の効果】本発明によればルーフサイド沿いのウエ
ザストリップを伝って流れる水をその端末部で車体ピラ
ーに沿うように導き、端末部で水が溜まったり、その水
がドア開時に滴下飛散するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のウエザストリップの端末
部を、車体に取付けられる裏面側から見た斜視図、図1
(B)は本発明のウエザストリップの図1(A)および
図2のIB−IB線に沿う位置での取付状態断面図である。
【図2】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の側面図である。
【図3】従来のウエザストリップの端末部の図1(A)
対応図である。
【符号の説明】
W1,W2 ウエザストリップ 1 一般部 11 基部 12 シール部 13 インナシールリップ 14 リテーナ係止溝 141 連通溝 2 端末部 23 リブ 24 排水路 6 リテーナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフサイドに沿うドア開口縁に
    設けたリテーナに嵌合される中空状の一般部と、一般部
    の端末に形成されてクリップ等により車体パネルに固定
    される端末部を備え、一般部の車内側および車外側の側
    面にリテーナに係合されるリテーナ係合溝が一連に形成
    された自動車用ウエザストリップにおいて、上記端末部
    の車体パネルと対面する裏面に複数のリブを形成してリ
    ブと車体パネルとの間に排水路を形成し、一般部の内空
    部を上記排水路に連通せしめるとともに、上記一般部の
    車外側のリテーナ係合溝の終端を上記排水路に連通せし
    めたことを特徴とする自動車用ウエザストリップの端末
    排水構造。
JP7087524A 1995-03-20 1995-03-20 自動車用ウエザストリップの端末排水構造 Pending JPH08258571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013510A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 本田技研工業株式会社 外装部材付きシール構造
JP2015013582A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 スズキ株式会社 車両ドア用ウェザーストリップ
WO2015029863A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 本田技研工業株式会社 ウェザストリップ

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