JPH08255280A - 案内装置および自動取引装置 - Google Patents

案内装置および自動取引装置

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JPH08255280A
JPH08255280A JP7086295A JP8629595A JPH08255280A JP H08255280 A JPH08255280 A JP H08255280A JP 7086295 A JP7086295 A JP 7086295A JP 8629595 A JP8629595 A JP 8629595A JP H08255280 A JPH08255280 A JP H08255280A
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JP
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failure
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closing
unit
procedure
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Application number
JP7086295A
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English (en)
Inventor
Miyoshi Nakamura
美佳 中村
Makoto Hayashi
誠 林
Toshiya Hamazaki
敏也 濱崎
Hideyuki Sawayama
秀幸 澤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/206Software aspects at ATMs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/209Monitoring, auditing or diagnose of functioning of ATMs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】障害が発生した際に該障害を回復する手順を画
像を含む情報で表示することで、障害を回復させる際に
マニュアルを不要にして障害の回復が簡単に行える案内
装置を提供する。 【構成】ATM1は、紙幣ジャム等の障害を検出する
と、係員案内表示部11にRAM4に記憶している回復
手順図と該図の説明文および記号を読み出し、これを該
障害を回復する回復手順として表示する。このとき、装
置内部の開閉部を開閉する際に操作するレバーに付した
記号または番号を用いて回復手順を説明する。また、障
害の回復処理時にセットミスがあった場合にはこのセッ
トミスを回復する手順を上記同様に係員案内表示部11
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、装置内部で発生した
障害の回復手順を案内する案内装置および該案内装置を
備えたATM等の自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM等の自動取引装置では、紙
幣ジャム等の障害が発生した場合に装置内部に設けれた
係員案内表示部に発生した障害のコード等を表示してい
た。係員は、この表示されている障害のコード等に基づ
いて装置のマニュアルから該当する障害の回復手順が記
載されているページを探し、この記載に基づいて障害の
回復作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、係員は障
害を回復する時には最初に係員案内表示部で発生した障
害のコード等を確認し、その後にマニュアルからこの障
害を回復する手順が示されているページを探し、そし
て、マニュアルと装置とを見ながら障害の回復作業を行
っていた。このため、障害の回復作業が手間のかかるも
のとなって、障害を回復するまでに要する時間が長く、
自動取引装置の稼働率を低下させてしまう問題があっ
た。
【0004】この発明の目的は、障害が発生した際に該
障害を回復する手順を画像を含む情報で表示すること
で、障害を回復させる際にマニュアルを不要にして障害
の回復が簡単に行える案内装置を提供することにある。
【0005】また、この発明の目的は、前記案内装置を
備えることで稼働率を向上させた自動取引装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の案内装置は、
装置内部で発生した障害を検出する障害検出手段と、障
害別に装置内部における回復手順を示す画像データを含
む回復手順データを記憶する回復手順記憶手段と、前記
回復手順データを用いて発生した障害の回復手順を示す
画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】また、前記回復手順データは、発生した障
害を除去する除去手順と障害を除去した後の復旧設定手
順とを含むことを特徴とする。
【0008】また、開閉部と、前記開閉部毎に開閉を検
知する開閉検知手段と、障害の回復処理完了後に前記開
閉検知手段により前記開閉部のセット不良を検出するセ
ット不良検出手段と、を備え、前記表示手段は、前記セ
ット不良検出手段でセット不良を検出した際に該セット
不良の回復手順を表示する手段を含むことを特徴とす
る。また、前記表示手段は、前記開閉部を開閉する際に
操作するレバー等の開閉操作部に付けられた記号や番号
等と同じ記号や番号を表示することを特徴とする。
【0009】また、前記開閉検知手段が発生した障害を
除去する際に最後に開閉される前記開閉部の開閉を検知
した時に、前記表示手段の表示を前記除去手順から前記
復旧設定手順に切り換える表示切換手段を備えたことを
特徴とする。
【0010】また、前記回復手順データには、回復手順
を示す画像の説明文を含み、前記表示手段は、画像と説
明文を対応させて表示する手段であることを特徴とす
る。
【0011】また、前記回復手順データには、回復手順
を示す画像を説明する音声データを含み、前記表示手段
で表示されている画像を音声で説明する音声案内手段を
備えたことを特徴とする。
【0012】また、この発明の自動取引装置は、請求項
1〜6、または、7のいずれかに記載の前記案内装置を
備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記障害検出手段は、紙幣のジャム
を検出する手段であることを特徴とする。
【0014】さらに、前記障害検出手段は、紙幣のジャ
ムを検出するセンサの汚れ等による不良を検出する手段
を含むことを特徴とする。
【0015】
【作用】この発明の案内装置においては、障害検出手段
が装置内部で発生した障害を検出すると、この発生した
障害の回復手順の画像を含むデータを回復手順記憶手段
から読み出して表示する。したがって、障害を回復する
際にマニュアルを見ることなく、発生している障害を回
復することができるので、障害の回復にかかる時間が短
縮される。
【0016】また、障害を回復した後に装置本体を復旧
する復旧設定手順も表示されるので、障害を回復した後
の装置本体の復旧が簡単に行える。
【0017】また、開閉部毎に開閉を検知するセンサを
設け、障害の回復が完了した後に前記開閉部が正確にセ
ットされているかを確認し、セット不良を検出するとこ
れを回復する手順を表示する。したがって、セット不良
が発生した場合であってもこのセット不良を簡単に回復
することができる。
【0018】また、前記開閉部を開閉する際に操作する
レバーに付した記号や番号等と同じ記号や番号を表示す
るので、回復操作における誤操作を無くすことができ、
回復に要する時間をより短くすることができる。
【0019】また、障害を回復する際に最後に開閉され
る開閉部の開閉を検知すると、表示を除去手順から復旧
設定手順に切り換える。したがって、わざわざ除去手順
から復旧設定手順に表示を切り換える手間がかからな
い。
【0020】また、回復手順として表示した画像に対し
て該画像の説明文も表示したり、該画像の説明を音声で
出力することで、係員に障害の回復手順を正確に伝える
ことができる。
【0021】さらに、この発明の自動取引装置は、前記
案内装置によって紙幣ジャムや紙幣ジャムを検出するセ
ンサの汚れ等による障害の回復作業や保守作業に要する
時間を短縮し、自動取引装置の稼働率を向上させること
ができる。
【0022】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるATMの構
成を示すブロック図であり、図2はATMの正面の斜視
図、図3は背面パネルを開いた状態の背面からの斜視図
である。ATM1は、CPU2と、ROM3と、RAM
4と、取引伝票の発行やキャッシュカードを受け付ける
伝票・カードユニット5と、通帳を受け付けて取引内容
を印字する通帳ユニット6と、入金または出金する紙幣
の搬送等を行う紙幣ユニット7と、入金または出金する
硬貨の搬送等を行う硬貨ユニット8と、取引内容の入力
等を行う操作部9と、操作方法を音声で案内する第1の
音声案内部10と、発生した障害の内容の表示等を行う
係員案内表示部11と、装置内部において障害の回復処
理の際に開閉される全ての開閉部の開閉状態を検知する
開閉検知部12と、紙幣や伝票等のジャムを検出するジ
ャム検知部13と、障害回復の手順を音声で案内する第
2の音声案内部14と、センタとの通信を行う通信部1
5と、を備えている。CPU2とROM3とRAM4の
一部と、係員案内表示部11と開閉検知部12とジャム
検知部13と第2の音声案内部14とでこの発明の案内
装置を構成している。なお、ATM1にはCPU2とR
OM3とRAM4と開閉検知部12とジャム検知部13
とはこの発明の案内装置を備えていないATMであって
も備えられており、この実施例における案内装置はこれ
を利用しているので、ATM1のコストアップも生じな
い。
【0023】ATM1の接客部側(前面側)には、キャ
ッシュカードを挿入するカード挿入口5a、取引伝票を
発行する伝票発行口5b、通帳を挿入する通帳挿入口6
a、紙幣の投入または取出を行う紙幣投入口7a、硬貨
の投入または取出を行う硬貨投入口8a、および、回復
手順の表示や暗証番号等の入力操作が行われる操作パネ
ル9aが設けられている(図2参照)。また、係員案内
表示部11は、背面パネル1aの装置内部側に設けられ
ている(図3参照)。なお、ATM1での入金や引出し
等の取引処理については公知であるので、ここでは説明
を省略する。
【0024】図4は、同ATMの障害発生時の処理を示
すフローチャートである。なお、この明細書において、
フローチャートチャートの各ステップを(i)で示す。
ATM1は、障害の発生を検知すると(1)、通信部1
5からセンタに障害が発生した旨を通知する(2)。こ
こでは、紙幣ユニット7で紙幣ジャムが発生した場合を
例にして説明する。紙幣のジャムは、ジャム検知部13
で検出される。ジャム検知部13は、図5(A)に示す
ように紙幣の搬送路中には複数のフォトセンサS1〜S
nとLED1〜LEDnが対向して設けられており、各
フォトセンサS1〜Sn毎にコンパレータX1〜Xnで
出力と基準電圧V1とが比較されている。コンパレータ
X1〜Xnの出力はCPU2に入力されている(図5
(B)参照)。また、スイッチsw1〜sw3によりコ
ンパレータX1〜Xnに基準電圧V1、V2、V3を切
り換えて入力できるように構成している。
【0025】通常の運用時ではコンパレータX1〜Xn
には基準電圧V1を入力し、以下に示す処理で紙幣のジ
ャムを検知している。一方、立ち上げ時にはコンパレー
タX1〜Xnに基準電圧V2を入力して、各フォトセン
サS1〜Snのホコリ等による汚れで、運用中に各フォ
トセンサS1〜Snが誤動作しないかどうかを判定して
いる。さらに、メンテナンス時にはコンパレータX1〜
Xnに基準電圧V3を入力して、次にメンテナンスを行
う時までに各フォトセンサS1〜Snがホコリ等による
汚れにより誤動作しないかどうかを判定するようにして
いる。なお、この例では基準電圧V1〜V3は、 V1
<V2<V3 の関係がある。
【0026】センサSの設置位置をSIHEIが通過す
ると、該センサSの出力が接続されているコンパレータ
Xの出力が反転する。この実施例では、コンパレータX
の出力は通常時にはLレベルであり、紙幣の通過時にH
レベルに変化するようにしている。CPU2は、各コン
パレータX1〜Xnの出力を取り込んで紙幣ジャムの発
生の有無を判定している。例えばセンサS1で紙幣の通
過を検知した後に所定の時間内にセンサS2で紙幣の通
過を検知しなかった場合に、センサS1とセンサS2と
の間で紙幣のジャムが発生したと判定する。なお、伝票
の搬送路では上記と同様の方法で伝票のジャムを検出し
ている。
【0027】係員は(2)でセンタに障害が発生したこ
とが通知されてくると、該ATM1の設置場所に行き背
面パネル1aを開く。そして、背面パネル1aに設けら
れている係員案内表示部11に表示されている内容を確
認する。ATM1では、(2)でセンタに障害の発生を
通知した後に、係員案内表示部11に発生した障害の概
要の表示を行っている(3)。図6は紙幣ユニット7で
紙幣ジャムが発生した場合の例である。表示画面の左側
には障害の内容および回復方法を表示しており、右側に
は装置内部の紙幣がジャムしている箇所を赤く表示する
ようにしている。また、表示面はタッチパネルになって
おり、下部にはCE向け情報キー21、回復手順詳細キ
ー22、障害一覧キー23、他の障害キー24、を表示
している。
【0028】CE向け情報キー21が操作されると
(4)、エラーコードおよびメンテナンスコードを表示
する(5)。障害一覧キー23が操作されると(6)、
現在発生している全ての障害の内容を文章のみで表示す
る(7)。この場合には、図6に示すような画像の表示
は行われない。他の障害キー24が操作されると
(8)、現在発生している他の障害(例えば、伝票・カ
ードユニット5で伝票のジャムも同時に発生している場
合には、この障害)に対して図6に示す表示を行う
(9)。回復手順詳細キー24が操作されると(1
0)、CPU2が障害の発生箇所および障害の内容に基
づいて回復手順図および該回復手順図の説明文および記
号をRAM4から読みだす(11)。RAM4には、図
7に示すように回復手順を示す図a1〜anを記憶する
回復手順図記憶エリア31と、回復手順図の説明文や記
号b1〜bnを記憶する説明文記憶エリア32と、障害
の種類毎に障害の回復に必要な前記回復手順図番号と前
記説明文番号とを個々に対応させて記憶する対応データ
記憶エリア33とを備えている。以下、(11)の処理
を詳細に説明する。
【0029】図8は、回復手順図および該回復手順図の
説明文および記号をRAM4から読みだす処理を示すフ
ローチャートである。CPU2は対応データ記憶エリア
33から該当する障害の対応データを読みだす(2
1)。ここで、読み出された対応データが例えば(a
1、b1)(a2、b2)(a3、b3)・・・である
とする。CPU2は、この対応データに基づいて回復手
順図記憶エリア31に記憶されている回復手順図a1〜
a3・・・と、説明文記憶エリア32に記憶されている
説明文および記号b1〜b3・・・とを読みだす(2
2、23)。
【0030】このようにして読みだした、回復手順図a
1〜a3と説明文および記号b1〜b3を係員案内表示
部11に表示する(12)。この時の表示例を図9に示
す。この実施例では、表示画面を3つに分割して、左か
ら回復手順図a1、a2、a3を表示し、説明文を図の
下に表示するとともに記号を図中に表示する。ここで、
図中に表示した等の記号は、装置内部の開閉部を開閉
する際に操作するレバーに貼り付けたシール等に記載さ
れている記号と一致している。なお、この記号は説明文
記憶エリア32に説明文とともに記憶されている。この
例では発生した障害を除去するまでの除去手順のみが表
示されている。また、下部にはこの障害の回復処理を行
う際に注意しなければならないことを記載するエリアが
設けられている(図中に文章が記載されていないエリア
がこれである。)。また、下部にはヘルプキーが設けら
れている。このヘルプキーについては後述する。
【0031】図10に紙幣ユニットの外観図を示す。図
9に示された回復手順に基づいて障害の回復を行う。最
初にレバー4を持ち、安全ロックがかかるまで図中の矢
印方向に上げ、そしてレバー12を持つて図中の矢印方
向に上げる。紙幣ユニット7が開かれた状態を図11に
示す。図11に示すように開閉部にはフォトインタラプ
ト等のセンサ41を設け、開閉状態を検知している。係
員は、この状態でつまった紙幣を取り除き、上記した処
理と反対の手順で開閉部を閉じていく。このとき安全ロ
ックが働いている開閉部を閉じる場合には安全ロックを
解除する必要がある。係員は、このときに安全ロックの
解除方法が分からない場合に前記ヘルプキーを操作する
と(13)、この安全ロックの解除方法を含む障害の除
去後の(ここではジャムした紙幣を取り除いた後の)復
旧設定手順が表示される(14)。したがって、係員は
障害の除去後の復旧設定手順がわからない場合でもヘル
プキーを操作すれば、復旧設定手順が表示されるのでこ
れにしたがって簡単に装置のセットを行うことができ
る。
【0032】係員は障害の回復処理を完了すると図示し
ていないリセットキーを操作する。リセットキーが操作
されると(15)、各開閉部が全て閉じられているかど
うかを確認することでセット不良の有無を判定する(1
6)。これは開閉検知部12がフォトインタラプト等の
センサ41の出力を確認することで行う。この時、開閉
部が閉じられていない等のセット不良を検出すると、係
員案内表示部11にセット不良である旨の表示を行うと
ともに、このセット不良の回復手順を示す(17)。セ
ット不良の回復手順も、上記した障害の発生した場合と
同様にRAM4から回復手順図と説明文および記号を読
みだして、表示することで行う。
【0033】以上のように、係員は係員案内表示部11
に障害を回復するための回復手順が表示されるので、マ
ニュアルを見ることなく障害が回復されるので、障害の
回復に要する時間が短く、ATM1の稼働率が向上す
る。また、装置内部の開閉部を開閉する際に操作するレ
ーバに付した番号または記号と同じ番号、記号も表示す
るようにしたので係員に障害回復手順をより正確に伝え
ることができる。また、障害の回復処理の際にセットミ
スを行っても、これに対する回復手順も表示するように
したので、セットミスも簡単に回復することができる。
さらに、回復手順図と説明文および記号とを別々に記憶
するようにしたので、例えば開閉部のレバーが2つあり
操作が異なる場合であっても同じ回復手順図を使用し、
説明および記号を変えることでこれらの2つのレバーを
操作する場合の説明が行える。すなわち、回復手順図を
記憶する記憶エリアを小さくすることができる。
【0034】また、上記した例では、障害の除去後に復
旧設定手順が分からない場合にはヘルプキーを操作する
ことで復旧設定手順が表示されるとしたが、障害を除去
する際に最後の開閉部が開閉されたことを検知した時
に、係員案内表示部11の表示を復旧設定手順に切り換
える用にしてもよい。また、回復手順図の説明を第2の
音声案内部13から音声出力するようにしてもよい。こ
のようにすると、表示された説明文を読む必要がなく、
障害の回復処理がより簡単に行え、さらにATM1の稼
働率を向上させることができる。また、回復手順をアニ
メーション等により表示するようにしてもよい。
【0035】また、立ち上げ時に上記した各フォトセン
サS1〜Snのホコリ等による汚れで、運用中に各フォ
トセンサS1〜Snが誤動作しないかどうかを判定した
時にも、センタに警報を通知し、上記した障害の発生時
と同様にこの汚れているフォトセンサSの掃除の手順を
係員案内表示部に表示させることができる。したがっ
て、フォトセンサSの掃除等の保守作業もマニュアルを
見ること無く、簡単に行うことができる。
【0036】なお、上記した実施例では、本願発明の案
内装置をATMに適用して説明を行ったが、これに限定
されることなく複写機等のOA機器等に適用することも
できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明の案内装置によ
れば、発生した障害の回復手順を画像を含めて表示する
ので、係員はこの表示にしたがって障害の回復作業が行
える。したがって、障害の回復時にマニュアルを見る必
要がなくなり、障害の回復に要する時間が短縮できる。
【0038】また、障害の回復が完了した後に前記開閉
部が正確にセットされていないセット不良を検出すると
これを回復する手順を表示する。したがって、セット不
良が発生した場合であってもこのセット不良を簡単に回
復することができる。
【0039】また、障害の回復手順が開閉部を開閉する
際に操作するレバー等に付けられた記号や番号と同じ記
号や番号を用いて示されるので正確に障害の回復作業を
行うことができる。
【0040】また、この発明の自動取引装置において
は、障害の回復に要する時間が案内装置によって短縮さ
れ、稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるATMの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】同実施例のATMを正面から見た斜視図であ
る。
【図3】同ATMの背面パネルを開いた状態で背面から
見た斜視図である。
【図4】同ATMの障害発生時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】ジャム検知部の構成を示す図である。
【図6】障害発生時における係員案内表示部の表示例を
示す図である。
【図7】RAMのメモリエリアを示す図である。
【図8】回復手順図および説明文、記号を読み出す処理
を示すフローチャートである。
【図9】回復手順の表示例を示す図である。
【図10】紙幣ユニットを閉じた時の外観図である。
【図11】紙幣ユニットを開いた時の外観図である。
【符号の説明】
1−ATM 11−係員案内表示部 12−開閉検知部 13−ジャム検知部 14−第2の音声案内部 15−通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤山 秀幸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部で発生した障害を検出する障害
    検出手段と、障害別に装置内部における回復手順を示す
    画像データを含む回復手順データを記憶する回復手順記
    憶手段と、前記回復手順データを用いて発生した障害の
    回復手順を示す画像を表示する表示手段と、を備えたこ
    とを特徴とする案内装置。
  2. 【請求項2】 前記回復手順データは、発生した障害を
    除去する除去手順と障害を除去した後の復旧設定手順と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の案内装置。
  3. 【請求項3】 開閉部と、前記開閉部毎に開閉を検知す
    る開閉検知手段と、障害の回復処理完了後に前記開閉検
    知手段により前記開閉部のセット不良を検出するセット
    不良検出手段と、を備え、 前記表示手段は、前記セット不良検出手段でセット不良
    を検出した際に該セット不良の回復手順を表示する手段
    を含むことを特徴とする請求項1または2記載の案内装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記開閉部を開閉する
    際に操作するレバー等の開閉操作部に付けられた記号や
    番号等と同じ記号や番号を表示することを特徴とする請
    求項1、2、または、3のいずれかに記載の案内装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉検知手段が発生した障害を除去
    する際に最後に開閉される前記開閉部の開閉を検知した
    時に、前記表示手段の表示を前記除去手順から前記復旧
    設定手順に切り換える表示切換手段を備えたことを特徴
    とする請求項1〜3、または、4のいずれかに記載の案
    内装置。
  6. 【請求項6】 前記回復手順データには、回復手順を示
    す画像の説明文を含み、 前記表示手段は、画像と説明文を対応させて表示する手
    段であることを特徴とする請求項1〜4、または、5の
    いずれかに記載の案内装置。
  7. 【請求項7】 前記回復手順データには、回復手順を示
    す画像を説明する音声データを含み、 前記表示手段で表示されている画像を音声で説明する音
    声案内手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5、ま
    たは、6のいずれかに記載の案内装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6、または、7のいずれかに
    記載の前記案内装置を備えたことを特徴とする自動取引
    装置。
  9. 【請求項9】 前記障害検出手段は、紙幣のジャムを検
    出する手段であることを特徴とする請求項8記載の自動
    取引装置。
  10. 【請求項10】 前記障害検出手段は、紙幣のジャムを
    検出するセンサの汚れ等による不良を検出する手段を含
    むことを特徴とする請求項8または9記載の自動取引装
    置。
JP7086295A 1995-03-16 1995-03-16 案内装置および自動取引装置 Pending JPH08255280A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7086295A JPH08255280A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 案内装置および自動取引装置
KR1019960007475A KR100226340B1 (ko) 1995-03-16 1996-03-16 안내 장치

Applications Claiming Priority (1)

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