JPH11203539A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動取引装置の操作に不慣れな係員に対し、動
画・静止画／イラスト（テクニカルイラスト）や音声を
使用することで操作誘導し、障害の対応や操作等を容易
に行えるようにする。また、従来使用している係員マニ
ュアル等も不要とする。 【解決手段】係員に案内表示する係員操作パネル１０
に、係員操作の手順フローを表示する係員操作手順フロ
ー表示エリア２５と、操作手順文言を表示する係員操作
手順表示エリア２３と、動画・静止画／イラスト（テク
ニカルイラスト）等を表示するエリア２４とを設け、画
面に必要なデータ表示し、係員の操作によって表示デー
タを切替える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は複数の取引を操作者
の操作により実行する自動取引装置に関し、特に、障害
が発生した場合の係員の操作を誘導する機能を備えた自
動取引装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】自動取引装置では一般に装置本体の後部
（後扉）や前部（前扉）に係員操作用に画面が設置され
ている。例えば、特開平６−２８５４９号公報では、各
ハードユニットにランプをつけ、障害発生時にはランプ
を点灯させ、係員へ復旧内容、復旧手順を画面上に示す
ことにより、係員の操作誘導を行う方式が提案されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
取扱いに不慣れな係員に対する情報が不足しており、ま
た複数の障害が発生した場合等の対応が困難であった。
また、慣れている係員にも不慣れな係員と一律同じ操作
手順が表示され、逆に慣れている係員に対しては従来よ
り時間がかかってしまうという問題があった。

【０００４】また、係員はマニュアルを見ながら、画面
を見ながらの操作になり、必ずマニュアルを保存してお
くことが必要であった。更に、自動取引装置から発行さ
れる伝票等の確認についても取引きによって伝票のどの
部分を確認すればよいかが不明確であった。

【０００５】本発明の目的は、上記問題点を解決し、不
慣れな係員／慣れた係員等、係員のレベルに合わせて、
必要なデータを提供し、円滑に係員操作を誘導する自動
取引装置を提供することにある。

【０００６】また本発明の他の目的は、自動取引装置に
障害が発生したときでも、係員が必要とするデータを選
択させることにより、不要な場合は画面表示せず、必要
なデータのみを画面表示し、またその障害の内容によ
り、係員との対話で画面を見ながら係員は画面の質問等
に答えることで障害対応を行うことができ、運用上の効
率向上を図る自動取引装置を提供することにある。

【０００７】また本発明の他の目的は、従来使用してい
る係員マニュアルの内容も全て画面データとして取り込
み、係員操作マニュアルを保存しておく必要のない自動
取引装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、顧客の操作に応じて複数の取引を行う自
動取引装置において、ユニットと、表示部と、制御部と
を有し、表示部は、ユニットに対する所定の取り扱いを
複数の段階に分けた手順として表示する第１表示エリア
（２５）と、該手順に対応するユニットの動画又は静止
画又はイラストを表示する第２エリア（２４）とを表示
し、制御部は、表示部の前記第１エリアに表示された複
数の手順のうち、所望の手順が選択されたことを判断し
たとき、表示部の前記第２エリアにその選択された手順
に応じたユニットの取り扱いを表示することを特徴とす
る自動取引装置を提供する。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の自動取引装置にお
ける係員操作手順の誘導について、動画・静止画／イラ
スト（テクニカルイラスト）の選択、手順フローの表示
有無の選択等の具体例と共に、図面を用いて詳細に説明
する。尚、本自動取引装置としては、金融機関に設置さ
れる現金自動取引装置を一例として説明する。

【００１０】図１は金融機関等で取り扱われる現金自動
取引装置の概観図である。

【００１１】１は現金自動取引装置、２は明細票の印字
や発行、カードのチェック、リードライト等を行う明細
票・カードユニット、３は通帳のリードや排出、通帳へ
のデータのライト等を行う通帳ユニット、４は紙幣の取
込、収納、繰り出し、紙幣排出等の処理を行う紙幣ユニ
ット、５は硬貨の取込、収納、繰り出し、硬貨排出等の
処理を行う硬貨ユニット、６はディスプレイやタッチパ
ネルで構成され、現金自動取引装置１を利用する顧客へ
の案内や操作誘導、取引の入力等を行う顧客操作パネル
である。

【００１２】顧客は、現金自動取引装置１の前に立ち、
顧客操作パネル６の案内に従って「入金」をを選択して
入力すると、カードユニット２へのカードの挿入が顧客
操作パネル６及びカードユニット２に案内される。続い
て顧客がカードユニット２へのカードの挿入を行うと、
カードユニット２がそのカードを読み取って正当である
か、顧客操作パネル６からの暗証番号入力と一致するか
等の判断に必要な処理を行う。更に、顧客は紙幣ユニッ
ト４又は硬貨ユニット５への現金の預入を行い、このユ
ニット４又は５は入金された紙幣の鑑別や計数等を行
い、その計数結果を顧客操作パネル６に表示し、顧客へ
の確認を求める。顧客は顧客操作パネル６に表示された
入金金額を確認し、明細票ユニット２から印刷される明
細票でも入金されたことを確認する。この例では明細票
・カードユニット２によって入金取引を行うことについ
て説明したが、顧客が通帳にて取引する場合は通帳ユニ
ット３がその印字処理等を行うことは言うまでもない。

【００１３】図２は図１の現金自動取引装置１の内部ブ
ロック図を示し、図１で説明した機能と同等の機能を有
するものについては同一符号を付し以下の説明では省略
する。

【００１４】７は図１の顧客操作パネル６で操作される
顧客のタッチ等を検知する入力手段、８は装置全体を制
御するＣＰＵ（制御部とも言う）、９は顧客又は係員操
作を誘導する際に音声を発生する音声出力手段、１０は
係員への操作誘導や現金自動取引装置１の状態等を表示
する係員操作パネル、１１は装置又は各ユニットで発生
する異常や障害を検知する障害センサ、１２は障害時等
の情報を印字するジャーナルプリンタである。ここで係
員操作パネル１０は図１に示した現金自動取引装置１の
前扉又は後扉の背面等に取り付けられており、その表示
される項目等の詳細については後述する。

【００１５】１３はＣＰＵ８と図示する顧客操作パネル
６等の複数のユニットとの接続を行うインターフェー
ス、１４は公衆網又は専用線等の通信回線、１５は顧客
のデータ等を記憶し、現金自動取引装置１との交信を行
うホストコンピュータである。例えば、前述の顧客操作
パネル６からの顧客の暗証番号入力等はその暗証番号が
ホストコンピュータ１５に通知されて判断され後、現金
自動取引装置１に通信回線１４を介してその照合結果が
返信される。なお、符号を付してしないが図示するよう
に記憶装置が現金自動取引装置１に設置されており、顧
客操作パネル６や係員操作パネル１０に表示される表示
情報等が記憶されており、ＣＰＵ８の処理に応じて所望
の表示が行われる。

【００１６】図３は、現金自動取引装置１に障害が発生
した場合の処理フロー図である。

【００１７】図４は、現金自動取引装置１で障害が発生
した場合の図２の係員操作パネル１０に表示される障害
情報画面である。１６は障害の内容を文言にて表示する
障害内容表示エリア、１７はその障害を復旧させるため
の概略操作を文言にて表示する障害復旧方法表示エリ
ア、１８は障害が発生した場合の取引の詳細を示す取引
情報表示エリア、１９は搬送路等に残留する媒体名称を
表示する残留媒体表示エリア、２０は入金した紙幣・硬
貨の枚数を示す入金枚数表示エリアである。

【００１８】図５は、障害が発生したユニット、例え
ば、図２の通帳ユニット３や紙幣ユニット４等の詳細を
イラストとして表示するユニット情報画面である。２１
は障害が起きた場合の係員操作の内容を示す係員処理表
示エリア、２２は障害の起きたユニット（障害の起こっ
た部位も含む）のイラストを表示するユニットイラスト
表示エリアである。

【００１９】図６は、係員操作の誘導を示す係員操作誘
導画面である。２３は係員の操作手順を表示する係員操
作手順表示エリア、２４はこの係員操作手順表示エリア
２３に示す係員操作手順に対応する動画・静止画／イラ
スト（テクニカルイラスト）を表示するイラスト表示エ
リア、２５は係員操作の手順をフローとして表示する係
員操作手順フロー表示エリアである。

【００２０】図７は、図６の係員操作手順フロー表示エ
リア２５に表示するフロー図であり、特に、図２の紙幣
ユニット４で障害が起きた場合の処理を示している。

【００２１】以下、図１〜７を用いて、現金自動取引装
置１に障害が起きた場合の処理、動作について詳細に説
明する。

【００２２】最初に現金自動取引装置１に障害起きた場
合の全体的な動作について述べる。

【００２３】現金自動取引装置１にて障害が発生すると
（ステップ１）、図２の障害センサ１１がその障害を検
知し、インタフェース１３を介してＣＰＵ８へ発生した
障害情報を報告する。ＣＰＵ８は報告された情報を基に
係員操作パネル１０に障害の発生したユニットの詳細な
障害情報と復旧のための手順を記憶装置等から読み出し
て表示する（図４）。ここで更に詳細な手順の表示が必
要な場合は、図５や図６で説明した画面を使用して詳細
情報を表示する。尚、以下の説明では省略するが、係員
の操作等により切り替わる画面や音声出力手段９からの
音声の制御は図２に示すＣＰＵ８が制御することにより
行われる。

【００２４】前述のようにある特定のユニットに障害が
発生すると最初に図４に示す障害情報画面が表示され、
障害内容表示エリア１６にはその障害内容が、障害復旧
方法表示エリア１７には障害が起きた場合の復旧の仕方
を示す概略操作がそれぞれ文言にて表示される（ステッ
プ２）。ここで係員は、更に係員操作誘導が必要かどう
かを判断して（ステップ３）、係員操作誘導が必要でな
ければ、係員は図４に示す係員操作画面１０に表示され
た文言を見ながら、障害の対応を行い、現金自動取引装
置を復旧する。

【００２５】このように係員操作画面１０には通常、図
４の下に表示された「障害情報」というキー表示と共に
障害情報画面が表示されるが、係員がこの障害情報画面
だけでは復旧の仕方が分からない場合は、図５の下に表
示された「ユニット情報」というキーを押下することで
図５のユニット情報画面を表示する。このユニット情報
画面の係員処理表示エリア２１には例えば「紙幣ユニッ
トにジャムっている紙幣を取り除いて下さい」という文
言が表示され、ユニットイラスト表示エリア２２には障
害の起きた例えば紙幣ユニットのイラストと紙幣がジャ
ムっている場所等を表示するため、係員はこれらのユニ
ット情報画面から紙幣を取り除く箇所が特定でき、簡単
な係員操作の表示で現金自動取引装置１の障害を復旧す
ることができる。

【００２６】次に、図４の障害情報画面及び図５のユニ
ット情報画面だけでは係員による障害復旧が無理な場
合、即ち、係員操作誘導が更に必要な場合は、図４の係
員操作画面１０の取引情報表示エリア１８の操作誘導ボ
タンを押すことで、図６に示す係員操作誘導画面が係員
操作画面１０にその詳細手順と共に表示される。この係
員操作誘導画面の表示に際し、係員は、自己の操作レベ
ルや障害のレベル（高い、低い）に応じて、全てのデー
タが必要であるか、またその中の一部のデータのみが必
要であるかを判断し（ステップ４）、この図６に示す係
員操作誘導画面に必要なデータを表示する。例えば紙幣
ユニット４で紙幣がジャムってしまい、その障害を現金
自動取引装置１の障害センサ１１で検知し、係員がこの
ステップ４で係員操作誘導を選択した場合は、係員操作
パネル１０の係員操作誘導画面（図６）に、後述する係
員操作手順とイラスト（テクニカルイラスト）と手順フ
ローとが表示される。

【００２７】図６の係員操作手順フロー表示エリア２５
には、図７に示す手順フローがボタンイメージで表示さ
れる。動画・静止画／イラスト（テクニカルイラスト）
表示エリア２４には、この手順に沿ったイラスト等が表
示される。例えば、図７のステップ２６の手順１（入出
金シャッタ開）の入出金シャッタを開けるイラストが表
示され、このときシャッタの開閉の動作が伴うようなイ
ラストを数コマ／秒で表示する。係員操作手順表示エリ
ア２３にはこの手順１に対応した操作手順文言、「入出
金口のシャッタを開けて下さい」という文言が表示され
る。従って、係員、は係員操作手順表示エリア２３に表
示された文言とイラスト表示エリア２４に表示されたイ
ラストにより入出金口のシャッタを開ける。

【００２８】入出金口のシャッタを開ける動作を完了す
ると、再び係員は図６の係員操作誘導画面を見て、係員
操作手順フロー表示エリア２５に表示された次ボタン、
即ち、図７に示すステップ２７の手順２を押下する。

【００２９】この次ボタン押下の契機により、手順２
（入出金口紙幣除去）の入出金口紙幣を除去するイラス
トが表示され、手順１と同様、係員操作手順表示エリア
２３に表示された文言とそのイラストを見ながら、係員
は入出金口の紙幣を除去する。

【００３０】続いて同様に係員操作手順フロー表示エリ
ア２５への係員のタッチ入力により次の手順にすすみ、
図７のステップ２８の手順３（押板後の紙幣除去）で押
板の後の紙幣を除去する。最後にステップ２９の手順４
（シャッタ閉）でシャッタを閉じる。このようにイラス
トのコマ数を変更させることにより、紙のマニュアルで
は実現できなかった動きのある手順表示が可能となる。

【００３１】なお、現金自動取引装置１に図２に示す音
声出力手段９を設けることにより、係員操作手順表示エ
リア２３に表示される文言を音声で出力したり、また画
面操作等を音声で出力することも可能である。

【００３２】以上、上述してきた実施形態では、現金自
動取引装置１で障害が発生した場合の障害除去方法の係
員操作誘導を示したものであるが、紙幣や通帳などの媒
体のセット方法や、係員対応手順の操作誘導に関するデ
ータも記憶装置に記憶し、ＣＰＵ８によって係員操作パ
ネル１０に表示することで、従来の係員マニュアルの保
管も不要となる。

【００３３】

【発明の効果】本発明によれば、係員が望んでいる操作
の誘導を行うことができ、自動取引装置の操作に不慣れ
な係員に対しても、操作方法や手順等を画面に表示して
容易に対応することができる。また慣れた係員に対して
も、必要なデータを必要な時に選択させて画面表示する
ことで素早い対応をすることができる。また、従来使用
していた係員マニュアル等の操作マニュアルを不要とす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の現金自取引装置の一実施形態を示す概
観図。

【図２】図１の現金自動取引装置１の内部構成図。

【図３】現金自動取引装置に障害が発生した場合の処理
フロー図。

【図４】障害情報表示画面。

【図５】ユニット情報表示画面。

【図６】係員操作誘導画面。

【図７】図６の係員操作手順フロー表示エリア２５に表
示される手順フロー図。

【符号の説明】

１：現金自動取引装置、２：明細票・カードユニット、
３：通帳ユニット、４：紙幣ユニット、５：硬貨ユニッ
ト、６：顧客操作パネル、７：入力手段、８：ＣＰＵ、
９：音声出力手段、１０：係員操作パネル、１１：障害
センサ、１２：ジャーナルプリンタ、１３はインターフ
ェース、１４：通信回線、１５：ホストコンピュータ、
１６：障害内容表示エリア、１７：障害復旧方法表示エ
リア、１８：取引情報表示エリア、１９：残留媒体表示
エリア、２０：入金枚数表示エリア、２１：係員処理表
示エリア、２２：ユニットイラスト表示エリア、２３：
係員操作手順表示エリア、２４：イラスト表示エリア、
２５：係員操作手順フロー表示エリア、２６：手順１
（入出金口シャッタ開）、２７：手順２（入出金口紙幣
除去）、２８：手順３（押板後の紙幣除去）、２９：手
順４（シャッタ閉）

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年１月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】顧客の操作に応じて複数の取引を行う自動
   取引装置において、 ユニットと、表示部と、制御部とを有し、 前記表示部は、前記ユニットに対する所定の取り扱いを
   複数の段階に分けた手順として表示する第１表示エリア
   と、該手順に対応する前記ユニットの動画又は静止画又
   はイラストを表示する第２エリアとを表示し、 前記制御部は、前記表示部の前記第１エリアに表示され
   た複数の手順のうち、所望の手順が選択されたことを判
   断したとき、前記表示部の前記第２エリアにその選択さ
   れた手順に対応した前記ユニットの取り扱いを表示する
   ことを特徴とする自動取引装置。
2. 【請求項２】現金を取引する自動取引装置において、 銀行カードの読み書きを行うカードユニットと、通帳の
   記入処理を行う通帳ユニットと、紙幣の入出金及び鑑別
   ・計数を行う紙幣ユニットと、各ユニットの障害を検知
   する障害センサと、係員への操作を案内表示する係員操
   作パネルと、制御部とを有し、 該障害センサが前記ユニットの障害を検知したとき、 前記制御部は、その障害の発生したユニットの障害内容
   と、その障害を復旧する内容とをそれぞれ文言で表示す
   る障害情報画面を前記係員操作パネルに表示するよう制
   御することを特徴とする自動取引装置。
3. 【請求項３】請求項２記載の自動取引装置において、前
   記係員操作パネルに表示される前記障害情報画面の中か
   ら障害の発生したユニットに関するユニット情報を選択
   したとき、前記制御部は、選択された前記ユニット情報
   に関するユニットの図及び障害の発生した部位を表示す
   るユニット情報画面を前記係員操作パネルに表示するこ
   とを特徴とする自動取引装置。
4. 【請求項４】請求項２又は３記載の自動取引装置におい
   て、前記障害情報画面は係員の操作を誘導する操作誘導
   表示部を含み、前記制御部が該操作誘導表示部の押下を
   検知したとき、前記係員操作パネルから前記障害情報画
   面を待避し、障害の発生したユニットの復旧手順をフロ
   ーで表示する手順フロー部とそのフローに対応したユニ
   ットをイラスト等で表示するイラスト表示部とを有する
   係員操作誘導画面に切り替え制御することを特徴とする
   自動取引装置。
5. 【請求項５】請求項１乃至４項記載のいずれかの自動取
   引装置において、音声を出力する手段を設け、前記制御
   部は、障害発生時の復旧操作を音声にて誘導するよう前
   記音声出力手段に指示することを特徴とする自動取引装
   置。