JPH0562052A - 自動取引装置の操作監視時間制御方法 - Google Patents

自動取引装置の操作監視時間制御方法

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JPH0562052A
JPH0562052A JP25305591A JP25305591A JPH0562052A JP H0562052 A JPH0562052 A JP H0562052A JP 25305591 A JP25305591 A JP 25305591A JP 25305591 A JP25305591 A JP 25305591A JP H0562052 A JPH0562052 A JP H0562052A
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JP
Japan
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customer
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JP25305591A
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English (en)
Inventor
Masato Horigome
眞人 堀込
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 顧客の操作習熟度に合わせて操作監視時間を
設定する。 【構成】 習熟度データに対応する複数の操作監視時間
データを予め設定し、記憶部5に格納する。そして、タ
イマ32と時間比較手段34にて顧客の操作時間を算出
し、かつ操作時間が所定の比較時間内であればカウンタ
35に置数する。習熟度判定手段36はカウンタ35の
カウント値にて習熟度が向上したか否かを判定し、この
判定で習熟度データ選定手段37が対応する習熟度デー
タを選び、このデータを記録制御手段38を介して取引
カード17に記録する。その後は取引カード17の習熟
度データに対応する操作監視時間を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等に設置され
る自動取引装置において、顧客の操作の習熟度に応じて
顧客に対する操作監視時間を選定制御する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】顧客が自動取引装置を操作して現金の支
払等の取引処理を実行させるためには、表示部の案内に
従ってキャッシュカード等の取引カードを装置の挿入口
に挿入し、暗証番号及び支払金額等を入力すると共に、
取引カード、明細票等を受け取る必要がある。
【0003】ところで、従来の自動取引装置には顧客の
操作(取引カード等の受け取りを含む)が一定時間内に
行われたか否かを判定するために操作監視時間が設定さ
れている。即ち、取引カードの挿入操作の場合には表示
部にカードの挿入を促す画面表示を行わせてから通常2
0〜60秒程度の操作監視時間が設定されており、この
時間内に顧客より取引カードが挿入されないと、装置の
主制御部が操作ミス又は顧客が既に不在になったと判断
し、装置を取引選択待ち状態に戻す。
【0004】また、暗証番号の入力操作の場合にはその
入力を促す画面表示を行わせてから通常60秒程度の操
作監視時間が設定されており、この時間内に顧客より暗
証番号が入力されないと、顧客が暗証番号を忘れたもの
と判断し、取引カードを返却すると共に再び取引選択待
ち状態に戻す。
【0005】また、支払等の金額入力操作の場合にはそ
の入力を促す画面表示を行わせてから通常60秒程度の
操作監視時間が設定されており、この時間内に顧客より
金額が入力されないと、顧客が操作方法を判断できない
等と判定し、取引カードを返却すると共に再び取引選択
待ち状態に戻す。更に、取引カード及び明細票の受取り
操作や現金の受取り操作の場合にはその排出と同時に受
取りを促す画面表示を行わせてから通常60秒程度の操
作監視時間が設定されており、この時間内に顧客が取引
カード等を受け取らないと、受取りを忘れたと判断し、
取引カード等を内部の媒体保留部に取り込み又は現金を
イジェクトカセット等に収納すると共に再び取引選択待
ち状態に戻す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に操作監視時間を自動取引装置に固定的に設定すると、
老人等の操作に不慣れな顧客が装置を操作した場合操作
の途中で装置が取引選択待ち状態に戻ってしまうことが
多く、従って、同一動作を繰り返さざるを得ないので、
顧客に多大な手間と時間をかけさせてしまう。操作の不
慣れな顧客に合わせて操作監視時間を長く設定すると、
装置の利用効率が低下するだけでなく、後方の顧客の待
ち時間が多くなるため顧客サービスの点で問題がある。
また、操作に慣れている顧客が何らかの理由で操作途中
に装置を離れてしまった場合には操作監視時間が経過し
た後でないと取引カード等の取込動作が行われず、従っ
て、取引カードが第三者に入手されて悪用されたり、現
金が盗まれてしまう虞れがある。本発明はこのような点
を解決するためになされたもので、顧客の操作の習熟度
に合わせて操作監視時間を自動的に設定することができ
る自動取引装置の操作監視時間制御方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は取引カードのカ
ードデータ及び顧客の操作監視時間内の操作で入力した
入力データに基づいて取引処理を実行する自動取引装置
において、顧客が操作に必要とする操作時間を検出し、
この操作時間に基づいて顧客の操作習熟度を判定し、こ
の判定した操作習熟度に対応する習熟度データを取引カ
ードに記録し、この取引カードより習熟度データを読み
取って習熟度データに対応する操作監視時間を選定する
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】習熟度データ及びそれに対応する複数の操作監
視時間を予め設定しておく。そして、顧客が操作に必要
とする操作時間を検出し、この時間に基づいて顧客の操
作習熟度を判定する。この判定により対応する習熟度デ
ータを選び、取引カードに記録する。その後は取引カー
ドより習熟度データを読み取ってこのデータに対応する
操作監視時間を選定し、顧客に操作を行わせる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図3は本発明の方法に係る自動取引システ
ムのブロック図であり、図4は同装置の斜視図である。
図3において、1は自動取引装置を示し、この装置1は
主制御部2を備えている。主制御部2は以下に述べる機
器の制御及び自動取引装置1全体の制御を行う。3はカ
ードリーダライタユニットであり、カード挿入排出口4
(図4参照)に挿入された取引カードの磁気ストライプ
より顧客の暗証番号や口座番号、その他のデータを読み
取る読取ヘッドと、磁気ストライプに後述する習熟度デ
ータ及びその他のデータを記録する記録ヘッドとを有し
ている。5はディスク装置等から成る記憶部であり、セ
ンタ側からの情報や入力情報等を一時的に記憶するため
に用いられ、又本実施例では習熟度データやこのデータ
に操作監視時間データを対応させたテーブルの格納にも
用いられる。6はエンボスリーダであり、取引カード表
面のエンボス文字や印刷文字を光学的に読み取り、イメ
ージデータとして出力する。7は明細票プリンタユニッ
トであり、折り畳み式のレシート用紙及び補助用の同レ
シート用紙を有し、これら用紙の繰り出し機構及び印字
ヘッド、カッター等を含んでいる。8及び9は紙幣入出
金機及び硬貨入出金機であり、入力された支払金額の支
払処理や振込処理等のために紙幣又は硬貨の金種、真
偽、計数等を実行し、紙幣等を紙幣入出金口10又は硬
貨入出金口11(図4参照)へ排出する。12は記帳機
であり、通帳挿入排出口20(図4参照)より挿入され
た通帳に取引金額等を印字し、取引終了後に排出する。
15は音声案内部であり、顧客に操作処理を音声ガイダ
ンスするために用いられる。13はCRTディスプレイ
であり、顧客の操作に必要な指示やメッセージを表示し
たり、入金や出金、その他の金額を表示する際に利用さ
れる。CRTディスプレイ13上にはタッチパネル14
が配設されている。このタッチパネル14は顧客が暗証
番号や確認等を指により入力する際に利用される。16
は内部操作部であり、行員が必要に応じて自動取引装置
1を操作するために用いられ、例えば一回の支払が可能
な支払限度金額を入力するために用いられる。尚、図4
において、19は取扱業務表示部であり、「振込/振
替」、「預金」、「支払」、「通帳記帳」等の現在の業
種科目を表示する。21はレシート排出口である。
【0010】主制御部2に接続されている通信制御部2
2は、通信回線23を介してセンタ24の通信制御部2
5に接続されている。これらの通信制御部22,25は
通信の送受信を制御する。センタ24のセンタ制御部2
6はセンタ24内の各部を制御するためのものであり、
ファイル制御部27が接続されている。ファイル制御部
27はセンタファイル28をアクセスし、所定の情報を
書込み又は読取る。センタファイル28には顧客の預金
口座情報及び融資情報等が格納されている。預金口座情
報は顧客毎の口座番号、預金残高、取引経過等から成
る。融資情報は顧客毎の融資枠、融資金額、返済経過等
から成る。
【0011】さて、図1は本発明の方法を実施するため
の主制御部2の内部構成を示すブロック図である。この
図1において、30は習熟度データ抽出手段であり、カ
ードリーダライタユニット3が読み取ったカードデータ
より習熟度データを抽出する。この習熟度データは顧客
の操作の習熟度を示すもので、本実施例において操作が
不慣れで顧客の習熟度が低い場合30H(ヘキサデシマ
ル)、操作レベルが普通で顧客の習熟度が普通の場合3
1H、操作レベルがやや高く顧客の習熟度がやや高い場
合32H、操作レベルが高く顧客の習熟度が高い場合3
3H、操作レベルが優れて顧客の習熟度が特に高い場合
34Hでそれぞれ示されている。これらの習熟度データ
は記憶部5のデータエリア5Bに格納され、又顧客の習
熟度を示すために後述するように取引(キャッシュ)カ
ード17の磁気ストライプに記録される。
【0012】図2は取引カード17の磁気ストライプに
おけるデータフォーマットを示す図であり、72バイト
構成を有している。このデータフォーマットは顧客の選
定した4桁の暗証番号、取引銀行を示す銀行番号及びそ
の支店を示す支店番号、口座番号、装置内で使用するデ
ータの記録領域(オフライン)、その他の予備フィール
ド等を有し、45バイト目には習熟度データを記録する
ためのデータエリアDaが設定されている。
【0013】再び図1において、習熟度データ抽出手段
30は抽出した習熟度データを操作監視時間選定手段3
1に供給する。この操作監視時間選定手段31は受け取
った習熟度データに対応する操作監視時間(データ)を
選定し、タイマ32にこの時間を設定する。この操作監
視時間データは記憶部5のデータエリア5Cに格納され
ており、各習熟度データに対応した時間データテーブル
構成を有している。即ち、操作監視時間は各取引処理毎
に設定されており、例えば、支払処理では習熟度データ
30Hに対し、暗証番号及び金額入力は70秒、取引カ
ードと明細票の受取り及び現金の受取りは70秒にそれ
ぞれ設定されている。
【0014】また、習熟度データ31Hに対し、暗証番
号及び金額入力は60秒、取引カード等の受取りは60
秒にそれぞれ設定されている。また、習熟度データ32
Hに対し、暗証番号及び金額入力は40秒、取引カード
等の受取りは40秒にそれぞれ設定されている。更に、
習熟度データ33Hに対し、暗証番号及び金額入力、取
引カード等の受取りはそれぞれ20秒に設定されてい
る。そして、習熟度データ34Hに対し、暗証番号及び
金額入力、取引カード等の受取りはそれぞれ10秒に設
定されている。尚、振替等の他の取引処理においても各
習熟度データ30H〜34Hに対し操作監視時間がそれ
ぞれ設定され、記憶部5に格納されている。
【0015】タイマ32には操作終了判定手段33が接
続されている。この操作終了判定手段33は顧客がCR
Tディスプレイ13の案内表示に従って操作し、所定の
データが入力された場合停止信号をタイマ32に供給し
てタイマ32を停止させる。タイマ32の時間データは
時間比較手段34に供給される。一方、この時間比較手
段34には操作監視時間選定手段31より操作監視時間
データ及び該データに付加されてデータエリア5Cに格
納されている比較時間データが供給される。そして、時
間比較手段34は操作監視時間よりタイマの示す時間
(データ)を減算して顧客の操作に実際に要した時間
(操作時間)を算出し、この操作時間と比較時間(デー
タ)とを比較する。
【0016】ここで、比較時間(データ)は、例えば、
習熟度データ31Hに対応して暗証番号の入力の操作監
視時間が60秒と設定されている場合一段階向上した習
熟度データ32Hに対応した操作監視時間40秒を考慮
して該40秒以内の時間が設定される。尚、カード挿入
に対しては主制御部2が固定的な操作監視時間データを
保持し、比較時間データのみが設定、格納されている。
【0017】時間比較手段34は操作時間が比較時間よ
りも小さい場合カウンタ35に「1」を出力する。カウ
ンタ35のカウント値は習熟度判定手段36に取り込ま
れる。習熟度判定手段36は設定値、例えば「3」に対
し、カウント値が等しいか大きい場合操作の習熟度が向
上したと判定し、カウント値が小さい場合操作の習熟度
に変化無しと判定し、判定信号を習熟度データ選定手段
37に供給する。
【0018】習熟度データ選定手段37は習熟度の向上
を示す判定信号を受けると、習熟度データ抽出手段30
より供給された習熟度データが特に高い習熟度を示す習
熟度データ34Hを超えるか否かをチェックし、超えな
い場合一段階向上した習熟度データを記憶部5のデータ
エリア5Bより取り込み、記録制御手段38に供給す
る。また、習熟度データ選定手段37は習熟度に変化無
しを示す判定信号を受けた場合、及び供給された習熟度
データが34Hの場合出力を停止する。更に、習熟度デ
ータ選定手段37は最初の取引処理のために取引カード
17に習熟度データが存在しない場合習熟度データが供
給されないので、習熟度データを受けない場合に習熟度
に変化無しを示す判定信号を受けると、データエリア5
Bより習熟度の最も低い習熟度データ30Hを取り込
み、又習熟度の向上を示す判定信号を受けると、同エリ
ア5Bより普通の習熟度を示す習熟度データ31Hを取
り込み、それぞれ記録制御手段38に供給する。
【0019】記録制御手段38は受け取った習熟度デー
タを記録命令と共にカードリーダライタユニット3に供
給する。これにより、カードリーダライタユニット3は
習熟度データを記録ヘッドにより取引カード17の磁気
ストライプにおけるデータエリアDa(図2参照)に記
録する。
【0020】次に、本発明に係る操作監視時間制御方法
について図5乃至図9の動作フローチャートに基づいて
説明する。先ず、自動取引装置1の主制御部2はCRT
ディスプレイ13を制御し、その画面上に取引選択画面
を表示させる(ステップ1)。この表示において顧客が
「支払」を選択し(ステップ2)、タッチパネル14を
押下すると、CRTディスプレイ13の画面上に「カー
ドを挿入して下さい。」の表示が行われる(ステップ
3)。
【0021】このステップ3の表示が行われると、主制
御部2は自己のタイマ32に作動命令を出力し、動作を
開始させる(ステップ4)。これにより、タイマ32は
時間を加算する。顧客がカード挿入排出口4に取引カー
ド17を挿入すると(ステップ5)、カードリーダライ
タユニット3は取引カード17のカードデータを読み取
る(ステップ6)。このデータは顧客の暗証番号、口座
番号、氏名及び習熟度データ(30H〜34H)が存在
する場合には該データが含まれており、記憶部5のデー
タエリア5Aに格納される。
【0022】一方、取引カード17が挿入されると、操
作終了判定手段33はカードの挿入操作が終了したと判
定し、タイマ32に停止信号を出力してタイマ32を停
止させる(ステップ7)。また、ステップ6でカードデ
ータが読み取られると、習熟度データ抽出手段30はカ
ードデータより習熟度データを抽出し(ステップ8)、
このデータを操作監視時間選定手段31に供給する。
【0023】操作監視時間選定手段31は習熟度データ
の供給で記憶部5のデータエリア5Cを検索し、操作監
視時間対応テーブルより対応する操作監視時間データ及
び付加した比較時間データを取り込み(ステップ9)、
時間比較手段34にカード挿入に設定した比較時間デー
タを供給する(ステップ10)。即ち、習熟度データが
31Hの場合カード挿入の比較時間データは30秒に設
定されている。
【0024】ところで、最初の取引処理のために取引カ
ード17に習熟度データが記録されていない場合には、
習熟度データ抽出手段30がデータ無しの信号を供給す
るので、操作監視時間選定手段31は習熟度データ30
Hに対応する操作時間監視データ及び付加した比較時間
データを取り込む(ステップ9)。
【0025】時間比較手段34は停止したタイマ32よ
り時間データを顧客の操作時間データとして取り込み、
この操作時間と比較時間(データ)とを比較し(ステッ
プ11)、操作時間が小さい場合(ステップ12)顧客
のカード挿入操作の習熟度が向上したとしてカウンタ3
5に「1」を置数する(ステップ13)。操作時間が大
きい場合カウンタ35をそのままに保持する。
【0026】次いで、主制御部2の制御でCRTディス
プレイ13に暗証番号の入力を促す画面が表示される
(ステップ15)。一方、操作監視時間選定手段31は
ステップ9で取り込んだ操作監視時間データの中から暗
証番号入力に対応している操作監視時間データ、例え
ば、習熟度データ31Hに対し暗証番号入力で設定した
60秒を示すデータを選び、この時間60秒をタイマ3
2に設定する(ステップ14)。そして、ステップ15
の表示と同時にタイマ32を作動させ(ステップ1
6)、減時動作を開始させる。
【0027】顧客がタッチパネル14のテンキーにて暗
証番号を入力すると(ステップ17)、主制御部2は取
引カード17より読み取った暗証番号と顧客入力の暗証
番号とを比較する。
【0028】一方、暗証番号が一致すると、操作終了判
定手段33はその入力操作が終了したと判定し、タイマ
32を停止させる(ステップ18)。そして、操作監視
時間選定手段31はタイマ32に設定した60秒を示す
操作監視時間データと比較時間データを時間比較手段3
4に供給する(ステップ19)。時間比較手段34はこ
れにより停止したタイマ32より時間データ、例えば3
5秒を示すデータを取り込み、この時間(データ)を操
作監視時間60秒より減算して顧客の暗証番号入力に要
した操作時間25秒を算出し、この操作時間と比較時間
データ、例えば40秒を示すデータとを比較し(ステッ
プ20)、操作時間が小さい場合(ステップ21)、顧
客の暗証番号入力の操作習熟度が向上したとしてカウン
タ35に「1」を加える(ステップ22)。操作時間が
大きい場合カウンタ35はそのままに保持する。
【0029】暗証番号の入力が終了した後には主制御部
2はCRTディスプレイ13を制御し、顧客の支払を受
けるべき金額の入力を促す画面を表示させる(ステップ
24)。一方、操作監視時間選定手段31は同様に金額
入力に対応している操作監視時間データを選んでタイマ
32に設定する(ステップ23)。そして、ステップ2
4の表示と同様にタイマ32を作動させ(ステップ2
5)、減時動作を開始させる。
【0030】顧客がタッチパネル14を介して金額を入
力すると(ステップ26)、操作終了判定手段33は同
様にタイマ32を停止させる(ステップ27)。次い
で、操作監視時間選定手段31はタイマ32に設定した
操作監視時間データと比較時間データを時間比較手段3
4に供給する(ステップ28)。時間比較手段34はこ
れによりタイマ32より時間データを取り込み、この時
間を操作監視時間より減算して金額入力に要した操作時
間を算出し、この操作時間と比較時間とを比較し(ステ
ップ29)、操作時間が小さい場合(ステップ30)、
顧客の金額入力の操作習熟度が向上したとしてカウンタ
35に「1」を加える(ステップ31)。操作時間が大
きい場合カウンタ35はそのままに保持する。
【0031】金額の入力が終了すると、主制御部2はこ
の支払金額と暗証番号を通信制御部22へ送出する。通
信制御部22はこれらの取引データを通信回線23を介
してセンタ24の通信制御部25へ送信する。センタ2
4において、センタ制御部26は暗証番号等を取り込
み、ファイル制御部27へ送出する。ファイル制御部2
7は暗証番号、口座番号等に基づいてセンタファイル2
8の預金口座情報を検索し、顧客の預金口座を特定し、
預金残高をセンタ制御部26へ送出する。センタ制御部
26は預金残高と入力支払金額とを比較し、預金残高が
多い場合取引が成立したと判定し、取引成立情報を通信
制御部25へ送出する。従って、取引成立情報が自動取
引装置1へ送信される(ステップ32)。
【0032】主制御部2は取引成立情報を受信すると、
入力支払金額を付加した支払命令を紙幣入出金機8に出
力するので、紙幣入出金機8は現金を計数し(ステップ
33)、紙幣入出金口10に排出する。また、主制御部
2は明細票プリンタユニット7を制御するので、明細票
には支払金額、その他が印字される(ステップ34)。
【0033】一方、習熟度判定手段36はカウンタ35
のカウント値を取り込み、このカウント値が設定値、例
えば「3」より大きいか等しいかを判定する(ステップ
35)。そして、カード挿入、暗証番号入力及び金額入
力の各顧客操作が比較時間よりも小さい場合カウンタ3
5のカウント値は「3」となるので、この場合には顧客
の全体的な操作習熟度が向上したと判定し、習熟度判定
手段36は習熟度の向上を示す判定信号を出力する。
【0034】習熟度データ選定手段37はこの判定信号
により習熟度データ抽出手段30からの習熟度データ
(既に取引カード17に記録されていたデータDa)が
習熟度データ34Hを越えるか否かをチェックし(ステ
ップ36)、越えない場合一段階向上した習熟度データ
をデータエリア5Bより取り込み、記録制御手段38に
供給する(ステップ37)。即ち、取引カード17の習
熟度データが32Hの場合習熟度データ33Hを供給す
る。
【0035】記録制御手段38はこの受け取った習熟度
データを記録命令と共にカードリーダライタユニット3
に供給するので、カードリーダライタユニット3は取引
カード17のデータエリアDaにおける習熟度データを
新たな習熟度データに書換え記録する(ステップ3
8)。
【0036】ステップ35においてカウント値が設定値
より小さいと、習熟度判定手段36は習熟度に変化無し
を示す判定信号を出力するので、習熟度データ選定手段
37は出力を停止し、これにより取引カード17への記
録は行われない。また、取引カード17に既に習熟度デ
ータ34Hが記録されている場合(ステップ36)にも
取引カードへの記録は行われない。尚、習熟度データ選
定手段37は上述したように習熟度データが供給されな
い場合(ステップ39)に習熟度に変化無しの判定信号
を受けると、習熟度データ30Hを、又習熟度の向上の
判定信号を受けると、習熟度データ31Hをそれぞれ取
り込み、記録制御手段38に供給する(ステップ4
0)。
【0037】その後、主制御部2はCRTディスプレイ
13を制御して取引カード及び明細票の受け取りを促す
画面を表示させる(ステップ42)。一方、操作監視時
間選定手段31は同様に取引カード17等の受取りに対
応している操作監視時間データを選んでタイマ32に設
定する(ステップ41)。そして、ステップ42の表示
と同時にタイマ32を作動させ(ステップ43)、減時
動作を開始させる。
【0038】顧客がカード挿入排出口4より取引カード
17を受け取り、かつレシート排出口21より明細票を
受け取ると(ステップ44)、操作終了判定手段33は
同様にタイマ32を停止させる(ステップ45)。ひき
続き主制御部2の制御でCRTディスプレイ13に現金
の受取りを促す画面を表示させる(ステップ47)と共
に、紙幣入出金口10を開く。一方、操作監視時間選定
手段31は同様に現金の受取りに対応している操作監視
時間データを選んでタイマ32に設定する(ステップ4
6)。そして、ステップ47の表示と同時にタイマ32
を作動させ(ステップ48)、減時動作を開始させる。
【0039】顧客が現金を受け取ると(ステップ4
9)、操作終了判定手段33はタイマ32を停止させ
(ステップ50)、主制御部2は紙幣入出金口10を閉
じると共にCRTディスプレイ13に取引終了画面を表
示させ(ステップ51)、支払処理を終了させてステッ
プ1に戻る。
【0040】上記実施例のステップ17及びステップ2
6において、暗証番号及び金額がタイマ32に設定した
操作監視時間、例えば40秒以内に入力されない場合主
制御部2はCRTディスプレイ13にステップ1の取引
選択画面を表示させる。また、ステップ44及びステッ
プ49において、取引カード17等及び現金の受取りが
タイマ32に設定した操作監視時間、例えば20秒以内
に行われない場合主制御部2は取引カード17等を取り
込んで媒体保留部に保留し、現金をエジェクト金庫に戻
す。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客が操作に必要とする操作時間を検出し、この操作時
間に基づいて顧客の操作習熟度を判定して操作習熟度に
対応する習熟度データを取引カードに記録し、取引カー
ドより習熟度データを読み取ってこのデータに対応する
操作監視時間を選定するようにしたので、顧客の操作習
熟度に合わせて操作監視時間を設定することができる。
従って、操作の不慣れな顧客には充分な操作監視時間を
設定して一回で確実に取引処理を実行させることがで
き、又操作に慣れた顧客には短い操作監視時間を設定し
て迅速に取引処理を実行させることができ、更に取引カ
ードや現金の受取りを忘れた場合にはこれらを短時間で
装置内部に取り込むことができるので、操作性に優れ、
しかも利用効率及び安全性を向上させ得る自動取引装置
の操作監視時間制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法を実施するためのブロック構
成図である。
【図2】本発明に係る取引カードのデータフォーマット
を示す図である。
【図3】本発明方法に係る自動取引システムのブロック
図である。
【図4】自動取引装置の斜視図である。
【図5】本発明方法に係る動作フローチャートである。
【図6】本発明方法に係る動作フローチャートである。
【図7】本発明方法に係る動作フローチャートである。
【図8】本発明方法に係る動作フローチャートである。
【図9】本発明方法に係る動作フローチャートである。
【符号の説明】
2 主制御部 3 カードリーダライタユニット 5 記憶部 13 CRTディスプレイ 17 取引カード 30 習熟度データ抽出手段 31 操作監視時間選定手段 32 タイマ 33 操作終了判定手段 34 時間比較手段 35 カウンタ 36 習熟度判定手段 37 習熟度データ選定手段 38 記録制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引カードのカードデータと、顧客の操
    作監視時間内の操作で入力した入力データとに基づいて
    取引処理を実行する自動取引装置において、 前記顧客が操作に必要とする操作時間を検出し、 この操作時間に基づいて前記顧客の操作習熟度を判定
    し、 この判定した操作習熟度に対応する習熟度データを前記
    取引カードに記録し、 この取引カードより前記習熟度データを読み取り、該習
    熟度データに対応する操作監視時間を選定することを特
    徴とする自動取引装置の操作監視時間制御方法。
JP25305591A 1991-09-04 1991-09-04 自動取引装置の操作監視時間制御方法 Pending JPH0562052A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11339105A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Hitachi Ltd 現金自動取引装置
JP2008250883A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Fujifilm Corp 表示機器
JP2014182698A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

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