JP2014182698A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させることなく、かつ取引終了後の顧客が自動取引装置の前で通帳、レシート等に印字された取引情報の確認するのをなくすこと。
【解決手段】顧客が自動取引装置の前を占有していることを検知する近接センサ部3と、顧客が自動取引装置を操作中であることを確認する取引開始終了監視部12と、顧客による取引の開始からの経過時間をカウントする取引中カウンタ15と、取引の終了からの経過時間をカウントする終了後カウンタ16を有する。取引開始終了監視部12による確認の結果、第1の所定の時間を超えても顧客が操作中であるとき取引中警告メッセージを表示し、近接センサ部3による検知の結果、第2の所定の時間を超えても顧客が自動取引装置の前を占有しているとき終了後警告メッセージを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顧客が操作する操作部を有する自動取引装置に関する。
従来、金融機関等には顧客が操作する操作部を有する自動取引装置が設置されている。一般に、このような自動取引装置の操作では、まず自動取引装置が取引選択画面を表示し、顧客が取引選択画面から取引科目を選択する。すると、自動取引装置がカード又は通帳の挿入画面を表示して、顧客にカード又は通帳を挿入させる。自動取引装置は挿入されたカード又は通帳の情報を読み取り、次に暗証番号入力画面を表示し顧客に暗証番号を入力させる。次に自動取引装置は、顧客に取引内容の詳細情報を入力させ、これらの情報が正しいと判断した後、取引を実行する。その後、自動取引装置は、顧客が現金、カード、通帳、レシート等の出力媒体を受取ったことを確認すると、取引を終了させる。取引が終了すると、自動取引装置は取引選択画面に戻り、次回取引開始まで待機状態となる。
このような顧客による自動取引装置において、その操作時間は、自動取引装置自体の仕様及び性能により決まってしまう場合と、操作する顧客の操作速度によって決まってしまう場合がある。これらは全体の待ち時間の拡大につながるおそれがある。なお、特開平7−230510号公報(特許文献1)には、次客以降の待ち時間を有効に利用して自動取引装置での操作時間を短縮させる技術が開示されている。特許文献1によると、次客が自動取引装置で操作する内容を事前に入力し、磁気カードなどの記憶カードに記憶させることにより、通常の自動取引装置に当該記憶カードの情報を読み取らせ、待ち時間を有効活用し、全体の待ち時間を短縮するというものである。
特開平7−230510号公報
しかしながら従来の技術によれば、取引中及び取引終了後も含め、顧客が長時間自動取引装置の前を占有するといったケースが発生していた。例えば取引終了後において、顧客が自動取引装置の前で通帳の内容の確認を行っている場合、又は発行されたレシートや出金した現金の確認を行っている場合等である。これらのことは次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させ、自動取引装置の前に待ち行列を作る原因となるという問題があった。更に、取引終了後に顧客が通帳、レシート等に印字された取引情報の確認を行うことは、顧客の取引情報が盗撮される原因となるという問題があった。更にまた、出金取引終了後に顧客が自動取引装置の前で現金を確認するということは、現金の盗難のおそれがあるという問題もあった。
本発明が解決しようとする課題は、次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させることなく、自動取引装置に対して待ち行列を作る原因を少なくすることにある。更に、取引終了後の顧客が自動取引装置の前で通帳、レシート等に印字された取引情報の確認を行うことをなくし、顧客の取引情報が盗撮される原因を少なくすることにある。更にまた、出金取引終了後の顧客が自動取引装置の前で現金の確認を行うことをなくし、現金が盗難される原因を少なくすることにある。
上記課題を解決するために本発明に関する自動取引装置は、顧客が操作する操作部を有する自動取引装置において、前記顧客が前記自動取引装置前を占有していることを検知する近接センサと、前記顧客が前記自動取引装置を操作中であることを確認する取引監視部と、前記顧客による取引の開始からの経過時間をカウントする取引中カウンタと、前記取引の終了からの経過時間をカウントする終了後カウンタと、前記取引監視部による確認の結果、第1の所定の時間を超えても前記顧客が操作中であるとき取引中警告メッセージを表示し、前記近接センサによる検知の結果、第2の所定の時間を超えても前記顧客が前記自動取引装置前を占有しているとき終了後警告メッセージを表示する表示部を有することを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明によれば、前記取引中カウンタと、前記終了後カウンタを設け、第1の所定の時間を超えても前記顧客が操作中であるとき取引中警告メッセージを表示し、第2の所定の時間を超えても前記顧客が前記自動取引装置前を占有しているとき終了後警告メッセージを表示するようにしたので、次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させることなく、自動取引装置の前に待ち行列を作る原因を少なくすることができる。更に、取引を終了した顧客が通帳、レシート等に印字された取引情報の確認を行うことをなくすことができるので、顧客の取引情報が盗撮される原因を少なくすることができる。更にまた、取引を終了した顧客が自動取引装置の前で現金の確認を行うことをなくすことができるので、現金が盗難される原因を少なくすることができる自動取引装置を提供することが可能になる。
第1の実施の形態に関する自動取引装置の制御部のブロック図である。 第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。 取引選択画面21を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する取引中警告メッセージ画面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する終了後警告メッセージ画面を示す説明図である。 第2の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図2は第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。自動取引装置(ATM)10は金融機関等に設置され、入金取引、出金取引等を顧客の操作により行うことができる。自動取引装置10は、顧客が操作する操作表示部1を有する。操作表示部1は、顧客が取引操作を行うためのタッチパネルからなる入力部と、顧客の操作を誘導表示するためのディスプレイからなる表示部からなる。また、自動取引装置10は、取引開始時に顧客が自動取引装置10の前に立ったこと、即ち顧客が自動取引装置10を占有していることを検知する近接センサ部3を有する。
更に、自動取引装置10におけるカード処理部4は、顧客が挿入した図示しないキャッシュカードを取り込み、顧客情報を読み取る。音声案内部5は顧客の操作を誘導するために音声によって顧客に知らせるためのスピーカからなる。本実施の形態においては、後述する取引中警告メッセージ(図5参照)及び終了後警告メッセージ(図6参照)の表示と同時に音声案内を行うことができる。通帳処理部6は、顧客が挿入した通帳に対し、未記帳データを印字する。レシート処理部7は、取引処理後にレシートを印字し、排出する。硬貨入出金部8は、硬貨について入金処理及び出金処理を行う。紙幣入出金部9は、紙幣について入金処理及び出金処理を行う。制御部2はこれらの各部と接続され、各部を制御する。
図1は第1の実施の形態に関する自動取引装置の制御部のブロック図である。同図は本実施の形態に関する機能のみを図示する。制御部2の操作表示制御部11は装置制御部20の制御に基づき、前記操作表示部1に表示する表示データを制御し、顧客が入力操作した入力データを装置制御部20へ通知する。センサ制御部13は装置制御部20の制御に基づき、近接センサ部3の状態を常に監視する。顧客が自動取引装置10を占有していることを近接センサ部3が検知すると、これを装置制御部20へ通知する。取引監視部としての取引開始終了監視部12は、顧客が取引を開始したこと及び顧客が取引を終了したことを確認し装置制御部20へ通知する。ここで取引の開始とは、顧客が後述する取引選択画面21から所望の取引科目を選択したときであり、取引の終了とは、顧客が現金、カード、通帳、レシート等の出力媒体を受取ったときである。
タイマ部14は時計機能を有し、取引中カウンタ15及び終了後カウンタ16に対し時刻を供給する。第1のカウンタとしての取引中カウンタ15は、取引開始終了監視部12が確認する取引の開始から取引の終了までの経過時間、即ち取引時間を計測する。第2のカウンタとしての終了後カウンタ16は、取引開始終了監視部12が確認する取引の終了から、近接センサ3が検知する顧客の自動取引装置10対する占有の解除までの経過時間を計測する。記憶部17は装置制御部20が動作する為のプログラムを記憶するとともに、次に説明する第1の所定の時間としての予め定めた閾値及び第2の所定の時間としての予め定めた閾値等の各種のデータを記憶する。
閾値比較部18は取引中カウンタ15が計測する取引開始からの経過時間と、第1の所定の時間としての予め定めた閾値を比較する。第1の所定に時間は顧客が選択した取引の種別によって異なるものとする。例えば振込取引の場合は、出金取引の場合より第1の所定に時間は長い。各取引の種別についての第1の所定の時間は、実際の運用で得られたデータから設定することができる。更に、閾値比較部18は終了後カウンタ16が計測する取引終了からの経過時間と、第2の所定の時間としての予め定めた閾値を比較する。装置制御部20はこれら各部の動作をプログラムに従って制御する。
次に、第1の実施の形態に関する動作を説明する。図3は第1の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
S101:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。近接センサ部3が、顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知するとステップ102へ移行する。
S102:顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知すると、装置制御部20は、操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ取引選択画面21を表示するよう指示する。図4は取引選択画面21を示す説明図である。取引選択画面21には、「取引科目を選択してください」と表示される。そして入金、出金、通帳記帳、残高照会、振込、振替等の各種種別ボタン22が表示される。顧客は各種取引種別ボタン22のうちいずれかを選択して、確認ボタン23を押下する。装置制御部20は、操作表示制御部11に対し、顧客が入力した取引種別ボタン22を通知するよう指示する。これにより装置制御部20は、取引開始終了監視部12に対し、取引種別ボタン22が選択されたことを通知する。取引開始終了監視部12は取引が開始されたことを確認する。
S103:取引が開始されると、装置制御部20は取引中カウンタ15に対して、取引開始からの経過時間の計測を開始するよう指示する。その後、顧客は操作表示部1を操作して取引を行う。
S104:前述の通り、顧客が現金、カード、通帳、レシート等の出力媒体を受取ったことを確認したとき、取引が終了する。取引開始終了監視部12は図示しないセンサの出力を監視することにより、現金、カード、通帳、レシート等の出力媒体が顧客により受取られたことを確認する。装置制御部20は取引開始終了監視部12に対し、取引終了の確認が取れたかどうか通知するよう指示する。取引終了の確認が取れたときはステップ107へ移行し、確認が取れないときはステップ105へ移行する。
S105:取引終了の確認が取れないとき、装置制御部20は、閾値比較部18に対し、取引中カウンタ15が計測する取引開始からの経過時間を読み出し、第1の所定の時間としての予め定めた閾値を超えたかどうか比較するよう指示する。超えていなければステップ104へ戻り、超えているときはステップ106へ進む。
S106:取引中カウンタ15が計測する取引開始からの経過時間が予め定めた閾値を超えているとき、装置制御部20は操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ取引中警告メッセージを表示するよう指示する。図5は第1の実施の形態に関する取引中警告メッセージ画面を示す説明図である。取引中警告メッセージ画面31には「長時間の取引は情報漏洩の危険性があるため、お早目にお取引を終了してください」と表示し、顧客に対し早期に取引を終了するよう促す。音声案内部5により、取引中警告メッセージ画面31の表示と同時に同文の音声案内を行うこともできる。なお、図5は暗証番号入力メッセージを例示するが、これに限るものではない。取引中警告メッセージ画面31を表示した後、ステップ104へ戻る。
S107:ステップ104において取引終了の確認が取れたとき、装置制御部20は取引中カウンタ15に対して、取引開始からの経過時間の計測を停止し、内容をクリアするよう指示する。
S108:その後、装置制御部20は終了後カウンタ16に対して、取引終了からの経過時間の計測を開始するよう指示する。
S109:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。即ち、顧客が自動取引装置10の前を未だ占有しているかどうか検知するよう指示する。近接センサ部3がONの場合、即ち顧客が占有しているとき、ステップ110へ移行し、OFFの場合、即ち顧客が自動取引装置10の前から離れているとき、ステップ112へ移行する。
S110:顧客が自動取引装置10の前を未だ占有しているとき、装置制御部20は、閾値比較部18に対し、終了後カウンタ16が計測する取引終了からの経過時間を読み出し、第2の所定の時間としての予め定めた閾値を超えたかどうか比較するよう指示する。超えていなければステップ109へ戻り、超えているときはステップ111へ進む。
S111:終了後カウンタ16が計測する取引終了からの経過時間が予め定めた閾値を超えているとき、装置制御部20は操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ終了後警告メッセージを表示するよう指示する。図6は第1の実施の形態に関する終了後警告メッセージ画面を示す説明図である。終了後警告メッセージ画面41には「ATMの前で取引情報を確認することは情報漏えいの危険性があるため、お控えください」と表示し、顧客に対し自動取引装置10の前から立ち去るよう促す。音声案内部5により、終了後警告メッセージ画面41の表示と同時に同文の音声案内を行うことができる。なお、図6は「ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております」と表示し、取引が終了していることを表示する。終了後警告メッセージ画面41を表示した後、ステップ109へ移行し、顧客が自動取引装置10の前から離れるのを待つ。
S112:顧客が自動取引装置10の前から離れたとき、即ち顧客が占有を解除したとき、装置制御部20は終了後カウンタ16に対して取引終了からの経過時間の計測を停止し、内容をクリアするよう指示する。
以上第1の実施の形態によれば、取引中警告メッセージ及び終了後警告メッセージを表示するようにしたので、次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させることなく、自動取引装置10に対し待ち行列を作る原因を少なくすることができる。更に、顧客の取引情報が盗撮される原因を少なくすることができるとともに、現金が盗難される原因を少なくすることができる自動取引装置10を提供することが可能になる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、終了後カウンタ16を設け、取引開始終了監視部12が確認する取引の終了から、近接センサ3が検知する顧客の自動取引装置10の占有の解除までの時間を計測するものであった。第2の実施の形態においては、これに替えて占有中カウンタ46を設けることにある。
図7は第2の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。占有中カウンタ46は、近接センサ部3が検知する顧客の自動取引装置10に対する占有の開始から、占有の解除までの時間を計測する。即ち、顧客による自動取引装置10に対する占有開始からの占有時間を計測する。図7における他の構成については、第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
次に、第2の実施の形態に関する動作を説明する。図8は第2の実施の形態に関する自動取引装置10の動作を示すフローチャートである。
S201:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。近接センサ部3が、顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知すると、センサ制御部13は自動取引装置10が顧客によって占有されたことを装置制御部20へ通知する。
S202:装置制御部20はこれを受けて、占有中カウンタ46に対し、占有開始からの占有時間の計測を開始するよう指示する。その後はステップ203へ移行する。
図8におけるステップ203からステップ208は、図3におけるステップ102からステップ107と同じであるので説明を省略する。
S209:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。即ち、顧客が自動取引装置10の前を未だ占有しているかどうか検知するよう指示する。近接センサ部3がONの場合、即ち顧客が占有しているとき、ステップ210へ移行し、OFFの場合、即ち顧客が自動取引装置10の前から離れているとき、ステップ212へ移行する。
S210:顧客が自動取引装置10の前を未だ占有しているとき、装置制御部20は、閾値比較部18に対し、占有中カウンタ46が計測する占有時間を読み出し、第2の所定の時間としての予め定めた閾値を超えたかどうか比較するよう指示する。超えていなければステップ209へ戻り、超えているときはステップ211へ進む。
S211:占有中カウンタ46が計測する占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、装置制御部20は操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ占有中警告メッセージ画面41を表示するよう指示する。占有中警告メッセージ画面41は第1の実施の形態の図6における終了後警告メッセージ画面41と同じであるので、終了後警告メッセージ画面41を占有中警告メッセージ画面41と読み替えるものとする。占有中警告メッセージ画面41を表示した後、ステップ209へ移行し、顧客が自動取引装置10の前から離れるのを待つ。
S212:顧客が自動取引装置10の前から離れたとき、即ち顧客が占有を解除したとき、装置制御部20は占有中カウンタ46に対して占有時間の計測を停止し、内容をクリアするよう指示する。
以上第2の実施の形態によれば、顧客が自動取引装置10の前を占有する時間を計測するのに、取引開始前の時間も占有時間を含めて計測することができるので、第1の実施の形態の効果に比較してより精度よく占有時間を把握することができる。
前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態の説明において、第1の所定の時間としての予め定めた閾値は、顧客が選択した取引の種別によって異なることを説明したが、これに限らない。顧客の操作表示部1のタッチパネルに対する熟練度によって、異なるものとしてもよい。即ち、制御部2に顧客のタッチパネル熟練度を分析する図示しない入力熟練度分析部を設ける。タッチパネル熟練度はキー入力の速さを基準としてもよい。そして、装置制御部20は当該入力熟練度分析部に対し、操作表示制御部11より通知された顧客の入力操作した入力データから、タッチパネル熟練度を分析するよう指示する。タッチパネル熟練度が低いと分析された顧客に対しては、第1の所定の時間を長くする。こうすることによって個人差を考慮して顧客対応にした第1の所定の時間を正確に適用することができる。
(第1の実施の形態の変形例)
前記第1の実施の形態におけるステップ110において、取引終了後に顧客が自動取引装置10の前を未だ占有し、終了後カウンタ16が計測する取引終了からの経過時間が予め定めた閾値を超えているとき、終了後警告メッセージを表示するようにしたが、これに限らない。即ち、第2の実施の形態と同様の占有中カウンタを設け、ステップ102の取引開始前において、占有中カウンタが計測する占有開始からの占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、開始前占有中警告メッセージ画面を表示するようにしてもよい。
図9は第1の実施の形態の変形例に関する自動取引装置10の動作を示すフローチャートである。
S101:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。近接センサ部3が、顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知するとステップ101−2へ移行する。
S101−2:装置制御部20は図1には図示しない占有中カウンタに対して、占有開始からの占有時間の計測を開始するよう指示する。
S102:顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知すると、装置制御部20は、操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ取引選択画面21を表示するよう指示する。取引選択画面21の説明は第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
S102−2:取引開始の確認が取れないとき、装置制御部20は、閾値比較部18に対し、占有中カウンタが計測する占有開始からの占有時間を読み出し、第3の所定の時間としての予め定めた閾値を超えたかどうか比較するよう指示する。超えていなければステップ102へ戻り、超えているときはステップ102−3へ進む。
S102−3:占有中カウンタが計測する占有開始からの占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、装置制御部20は操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ開始前占有中警告メッセージを表示するよう指示する。開始前占有中警告メッセージ画面には「長時間装置の前にいらっしゃることは情報漏洩の危険性があるため、お早目にお取引を開始してください」と表示し、顧客に対し早期に取引を開始するよう促す。音声案内部5により、開始前占有中警告メッセージ画面の表示と同時に同文の音声案内を行うこともできる。開始前占有中警告メッセージ画面を表示した後、ステップ102へ戻る。
S102−4:ステップ102において取引開始の確認が取れたとき、装置制御部20は占有中カウンタに対して、占有時間の計測を停止し、内容をクリアするよう指示する。その後はステップ103以降と同じである。
(第2の実施の形態の変形例)
更に、第2の実施の形態におけるステップ210において、取引終了後に顧客が自動取引装置10の前を未だ占有し、占有中カウンタ46が計測する占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、占有中警告メッセージ画面41を表示するようにしたが、これに限らない。即ち、同様にステップ203の取引開始前において、占有中カウンタ46が計測する占有開始からの占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、開始前占有中警告メッセージ画面を表示するようにしてもよい。
図10は第2の実施の形態の変形例に関する自動取引装置10の動作を示すフローチャートである。
S201:装置制御部20はセンサ制御部13に対し、近接センサ部3の状態を監視するよう指示する。近接センサ部3が、顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知するとステップ202へ移行する。
S202:装置制御部20は図7に示す占有中カウンタ46に対して、占有開始からの占有時間の計測を開始するよう指示する。
S203:顧客が自動取引装置10の前に立ったことを検知すると、装置制御部20は、操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ取引選択画面21を表示するよう指示する。取引選択画面21の説明は第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
S203−2:取引開始の確認が取れないとき、装置制御部20は、閾値比較部18に対し、占有中カウンタ46が計測する占有開始からの占有時間を読み出し、第3の所定の時間としての予め定めた閾値を超えたかどうか比較するよう指示する。超えていなければステップ203へ戻り、超えているときはステップ203−3へ進む。
S203−3:占有中カウンタ46が計測する占有時間が予め定めた閾値を超えているとき、装置制御部20は操作表示制御部11に対し、操作表示部1へ開始前占有中警告メッセージを表示するよう指示する。開始前占有中警告メッセージ画面には「長時間装置の前にいらっしゃることは情報漏洩の危険性があるため、お早目にお取引を開始してください」と表示し、顧客に対し早期に取引を開始するよう促す。音声案内部5により、開始前占有中警告メッセージ画面の表示と同時に同文の音声案内を行うこともできる。開始前占有中警告メッセージ画面を表示した後、ステップ203へ戻る。その後はステップ204以降と同じである。
以上の第1及び第2の実施の形態の変形例によれば、取引開始前においても、顧客が自動取引装置10の前に立って占有を継続している場合、開始前占有中警告メッセージを表示し、早期に取引の開始を促すようにしたので、次客以降の顧客に対し待ち時間を拡大させることなく、自動取引装置の前に待ち行列を作る原因を少なくすることができる。
また、本実施の形態では、本発明を金融機関等に設置される自動取引装置に適用した場合について説明したが、これに限らず取引後に印字又は発券が行われる装置全般において本発明を適用することが可能である。
1 操作表示部
2 制御部
3 近接センサ部
10 自動取引装置
12 取引開始終了監視部
15 取引中カウンタ
16 終了後カウンタ
31 取引中警告メッセージ画面
41 終了後警告メッセージ画面(占有中警告メッセージ画面)

Claims (4)

  1. 顧客が操作する操作部を有する自動取引装置において、
    前記顧客が前記自動取引装置前を占有してことを検知する近接センサと、
    前記顧客が前記自動取引装置を操作中であることを確認する取引監視部と、
    前記顧客による取引の開始からの経過時間をカウントする取引中カウンタと、
    前記取引の終了からの経過時間をカウントする終了後カウンタと、
    前記取引監視部による確認の結果、第1の所定の時間を超えても前記顧客が操作中であるとき取引中警告メッセージを表示し、前記近接センサによる検知の結果、第2の所定の時間を超えても前記顧客が前記自動取引装置前を占有しているとき終了後警告メッセージを表示する表示部を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 顧客が操作する操作部を有する自動取引装置において、
    前記顧客が前記自動取引装置前を占有していることを検知する近接センサと、
    前記顧客が前記自動取引装置を操作中であることを確認する取引監視部と、
    前記顧客が取引の開始からの経過時間をカウントする取引中カウンタと、
    前記近接センサが前記顧客を検知してからの経過時間をカウントする占有中カウンタと、
    前記取引監視部による確認の結果、第1の所定の時間を超えても前記顧客が操作中であるとき取引中警告メッセージを表示し、前記近接センサによる検知の結果、第2の所定の時間を超えても前記顧客が前記自動取引装置前を占有しているとき占有中警告メッセージを表示する表示部を有することを特徴とする自動取引装置。
  3. 前記第1の所定に時間は顧客が選択した取引の種別によって異なることを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  4. 前記顧客が前記操作部を操作する入力部に対する熟練度を分析する入力熟練度分析部を有し、
    前記取引中カウンタに関する前記所定の時間は、前記顧客が操作する入力部に対する熟練度によって異なることを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
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