JPS598857B2 - 取引処理装置における取消処理方法 - Google Patents

取引処理装置における取消処理方法

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JPS598857B2
JPS598857B2 JP55124983A JP12498380A JPS598857B2 JP S598857 B2 JPS598857 B2 JP S598857B2 JP 55124983 A JP55124983 A JP 55124983A JP 12498380 A JP12498380 A JP 12498380A JP S598857 B2 JPS598857 B2 JP S598857B2
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淳二 佐野
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、取引処理装置において一部入金処理を行な
う場合の取消処理方法に関する。
銀行などの金融業による窓口業務の省力化を図る目的で
、個人コードもしくは秘密番号などが記録されたカード
または通帳を用いて現金を引出す現金自動支払機、逆に
現金を挿入して特定の口座に入金する自動預金機、現金
支払機能と預金機能とを兼ね備えた現金自動預金支払機
などの現金自動取引処理装置が既に実用化されている。
しかしながら、一部入金処理機能をもつ現金自動取引処
理装置はまだ実現されていない。
一部入金とは、取引処理装置内に挿入した紙幣の金額の
一部のみを預入することをいい、たとえぱ挿入した紙幣
の金額を、複数の口座にまたは同一口座に複数回に分け
て入金する場合に好適に利用される。これは複数回の預
金操作をする場合に紙幣の挿入を一括して行なえるので
、きわめて便利な処理である。たとえば、一家族で父、
母および子供がそれぞれ別個の口座を持つており、それ
ぞれの口座に入金する必要がある場合や、法人などの社
員がその法人に属する事業部などにそれぞれ入金する場
合、複数人から預金を依頼された場合などに利用される
であろう。また、一口座(一通帳)に複数回に分けて入
金することもできるので、通帳をメモがわりに使うこと
も可能となる。たとえば、子供が多数の人からお年玉を
もらつてこれを預金しておくときに、Aさんからいくら
、Bさんからいくらというようにそれぞれの金額を別個
に記帳しておくことができるし、通帳を家庭の主婦の家
計簿がわりに利用できる。ところで、通常の預金処理で
は挿入された紙幣のすべてを一回で入金してしまうから
、この処理中に取消があつた場合には、挿入金額のすべ
てを紙幣挿入口または返却口に返却すればよい。
しかしながら、一部入金の場合には、挿入金額の一部を
入金するものであるから釣があり、たとえば少なくとも
1回の入金処理が終つたのちに取消があつたときには、
既に入金してしまつた金額を除いた残金を返却する必要
がある。したがつて、挿入金額のすべてを紙幣挿入口な
どに返却するという従来のやり方を適用することはでき
ない。この発明は上記実情に鑑み、現金取引処理装置に
おいて、上記のようにきわめて便利な一部入金処理を行
なう場合にこれに適合した取消処理方法を提供するもの
である。
以下、図面を参照してこの発明について詳しく説明する
第1図は現金自動預金支払機の外観を示している。
預金支払機1の前方に突出した水平な操作面には陰極線
管(以下CRTという)2が配置されている。このCR
T2は後述するように、顧客がなすべき操作を順次誘導
する操作誘導文言および操作誘導図形の表示、操作スイ
ツチ11〜18の機能表示および支払請求金額その他の
操作確認表示に用いられる。このCRT2の表示面上方
は保護ガラスによつて覆われている。操作スイツチ11
〜14,18および15〜17は、CRT2の画面の左
右両側にそれぞれ縦に並べて配列されている。操作スイ
ツチ11〜17は、顧客による取引種類の指定(第10
図参照)、確認の入力(第13図など参照)、一部入金
取引指定の入力(第17図参照)、支払請求金額の万、
千および円の単位等の入力(第18図参照)、入金また
は釣の要求の入力(第21図参照)などのために用いら
れる。また、操作スイツチ18は取消入力専用に用いら
れる(第13図など参照)。CRT2の右側手前には、
顧客による暗証番号、一部入金における入金金額、支払
請求金額の入力など数値情報を入力するために用いられ
るテンキ一6が設けられている。さらに操作面には、紙
幣を挿入するための現金投入口7および紙幣を返却する
ための現金返却口8があけられている。CRT2に隣接
するスイツチ11〜18およびテンキ一6は、感圧導電
性ゴムを使用したものにすれば、薄形化し、CRT2に
充分接近させることができる。このことにより、操作が
容易となりかつ小形化が図られる。操作スイツチ18を
取消専用にせずに、その都度取消という文言をCRT2
に表示するようにしてもよい。預金支払機1の垂直な面
には、その右がわに係員操作用の係員キー9、顧客個有
の個人コードまたは秘密番号などが磁気記録されたカー
ドを挿入するカード挿入口5、ならびに支払処理におけ
る支払紙幣の放出、一部入金処理における残金の放出お
よび明細票(レシート)の放出のための現金払出口4が
設けられ、また左がわに通帳挿入口3が設けられている
さらに通帳挿入口3の上部には、預金支払機1との取引
が可能であることを示す取扱中表示器20、および取引
可能な取引の種類を示す表示器21がそれぞれ備えられ
ている。この表示器21には、後述するいくつかの取引
種類のうち預金および支払が表示され、これらの取引の
うちの取引可能なものの表示灯が点灯する。第2図は預
金支払機1の内部構造を概略的に示している。現金支払
機1はその入力機器として、現金支払および一部入金に
おける残金放出のために所定金額の紙幣を計数して搬送
し、操作スイツチ15(第13,19図参照)からの確
認信号にもとづきその紙幣を払出口4に送出する紙幣放
出機51、現金投入口モ挿入された紙幣の真偽と種類を
判別するビル・チエツカ52、各取引処理毎にその取引
種類および支払金額、預金金額などの取引データを銀行
の控として記録するとともに顧客へ取引処理の明細票を
発行する伝票発行機53、カード挿入口5の内側に配置
されカードに磁気記録された情報を読取る磁気カード・
リーダ54、通帳に取引年月日、預金金額、支払金額、
残高その他の情報を印字するとともに通帳の表紙外面に
貼付された磁気ストライプに記録された情報を読取るま
たは書込む記帳機55、操作スイツチ11〜18および
テンキ一6を含むキー入力装置56、CTR2を含む表
示装置57、ならびに内部パネル(図示略)の制御装置
58を備えている。預金支払機1はマスター・スレーブ
・システムで匍脚されており、1台のマスター中央処理
装置(M−CPU)60と複数台のスレーブ処理装置(
S−CPU)63を有している。そして、紙幣放出機5
1、ビル・チエツカ52および記帳機55はそれぞれ1
台のS−CPU63によつて、伝票発行機53およびカ
ードリーダ54は1台のS−CPU63によつて、キー
入力装置56、表示装置57および内部パネル制御装置
58は他のS−CPU63によつてそれぞれFblmさ
れる。M−CPU6OおよびS−CPU63は、預金、
支払などの各取引処理の実行プログラムを予め記憶して
いるプログラム・メモリ61,64、および取引処理デ
ータの書込み読出しに用いられるデータ用メモリ62,
65をそれぞれ備えている。また表示装置57を制御す
るS−CPU63はCRT2による各種表示のためにあ
らかじめ設定された操作誘導文言、操作誘導図形、機能
表示文言などの各種コードを記憶する文言図形コード・
メモリ66を具備している。M−CPU6Oから後述す
るように各S−CPU63にコマンドが送られると、各
S−CPU63はメモリ64に格納されているプログラ
ムのうち上記のコマンドにより指定された動作を行なう
ための実行プログラムにしたがつて各入出力機器を制御
し、かつこの処理実行中に発生した必要なデータをM−
CPU6Oに送る。現金預金、支払などの取引処理デー
タはM−CPU6Oから伝送制御回路67を介してセン
ターに伝送され、またセンターから必要な情報が伝送制
御回路67を介してM−CPU6Oに送られる。上記内
部パネルに表示されるような預金支払機1の状態や異常
はリモートモニタ(図示略)にも表示される。リモート
モニタとM−CPU6Oとの間のデータの伝送は伝送制
御回路68を介して行なわれる。これらの伝送制御回路
67,68には、回線制御回路、変復調回路などが含ま
れている。なお、明細票として記帳機55から出入表を
発行する場合には、伝票発行機53は控用の印字をする
だけでよい。紙幣放出機51の概要が第3図に示されて
いる。
この例では、多数枚の千円札を収納しておく千円収納箱
25、一万円札を収納しておく万円収納箱26および回
収箱24が設けられている。各収納箱25,26の繰出
口30と回収箱24の回収口31と、現金払出口4との
間には、多数のローラおよびこれらに掛けられたベルト
(いずれも図示略)から構成される搬送路27が設けら
れている。この搬送路27には適所に紙幣通過検出器2
8が配置され、また回収箱24への分岐箇所には切換フ
ラツパ29が設けられている。S−CPU63から紙幣
放出指令を受けると、各収納箱25,26から指定され
た枚数の紙幣が繰出され搬送路27を通つて払出口4に
搬送されていく。第4図には千円収納箱25の概略が示
されている。
万円収納箱26の構成も全く同じである。収納箱25内
には紙弊載置板33が固定され、この載置板33上に載
置された紙幣Bを後から押さえる押え部材34が載置板
33上に前後方向に移動自在に設けられかつ前方に向つ
て付勢されている。この押え部材34の下端には、横方
向に突出した検出片35が設けられている。紙幣載置板
33の前方のやや下部には最前位の紙幣Bを繰出す摩擦
ローラ36が、上部には紙幣Bに振動を与える偏心ロー
ラ37がそれぞれ設けられている。摩擦ローラ36は駆
動モータ(図示略)により回転駆動され、この回転力は
ベルト38により偏心ローラ37に伝達される。摩擦ロ
ーラ36には対向ローラ39が接している。このローラ
39は一方向クラツチを内蔵しており、紙幣繰出し方向
には回転せず、その反対方向に回転自在となつている。
また摩擦ローラ36の外周にそつて上下部ガイド板40
,41が設けられ、ローラ36によつて繰出された紙幣
はこの両ガイド板40,41間を通つて搬出される。両
ガイド板40,41の先端間が繰出口30となつている
。上下部ガイド板40,41の位置には、光路が繰出口
30を横切るように配置された投受光器よりなる連れ出
u寅出器42が配置されている。
この検出器42によつて紙幣の連れ出しおよびジヤム状
態が検出される。また、紙幣載置板33の下方やや前部
には紙幣切れ検出器43および紙幣残少検出器44が前
後に配置されている。これらの検出器43,44も一対
の投受光器から構成されている。もちろん他の近接スイ
ツチまたはリミツト・スイツチなどで構成することもで
きる。紙幣の残量が少なくなつて押え部材34が前方に
移動してくると、その検出片35が検出器44により検
出される。さらに紙幣が少くなり、押え部材34がより
前方に移動すると検出片35は検出器43によつて検出
される。検出器43の検出信号は紙幣切れ検出信号とし
て後述する一部入金の取引処理で使用される。紙幣切れ
検出信号は、紙幣が全くなくなつたときではなく、まだ
1回の取引処理に用いる紙幣が残つているときに出力さ
れる。残少検出器44の検出信号は取引処理に直接には
用いられないが、上記のリモートモニタに表示される。
第5図は、キー入力装置56、表示装置57、S−CP
U63およびその周辺装置を示している。キー入力装置
56は、操作スイツチ11〜18、ゲート回路77、テ
ンキ一6およびテンキ一回路78から構成されている。
各スイツチ11〜18による入力信号はゲート回路77
を経てS{PU63に送られる。テンキ一回路78は6
テンキ一6によるキー入力を所定のコードに変換する回
路であり、キー信号はこの回路78を経てS{PU63
に送られる。表示装置57は、リフレツシユ・メモリ7
2.キヤラクタ・ゼネレータ73.並列一直列変換回路
74,映像制御回路756CRT2、リフレツシユ・メ
モリ72のアドレス選択回路76.およびCRT制御回
路71から構成されている。リフレツシユ・メモリ72
はランダム・アクセス・メモリからなり、キヤラクタ・
ゼネレータ73はリード・オンリ・メモリである。表示
装置57のこれらの各構成回路の詳しい内容および動作
については後述する。CRT2に表示される内容には、
大別して、操作誘導文言,確認表示文言、待機指示文言
、機能表示文言および各種の単語、ならびに操作誘導図
形および機能表示枠がある。
操作誘導文言とは、「いらつしやいませご用件のキーを
1つお押しくだい」 (第10図) 「あなたの通帳を正しくお入れください 通帳をお持ちでないお客さまはカード を矢印の方向にお入れください」 (第11図) のようなものである。
確認表示文言には、「金額をお確かめのうえ〔確認〕を お押しください] (第13図) などがあり,待機指示文言には 「ご利用ありがとうございます ただいま手続きをしておりますので しばらくお持ちください」(第14図) などがある。
機能表示文言とは、操作スイツチ11〜17の機能を示
すものであつて、「残高照会」 「お引出」 「ご預金
」 「通帳記入」(第10図),「確認」(第13図な
ど),「一部入金」(第17図)、「万」「千」「円」
(第18図),「入金」 [おつり」(第21図)など
がある。各種の単語には、「お預かり金額」 「お預か
り枚数」「金額」 「千円」 「万円」 「枚」(第1
3図)などがある。操作誘導図形とは6操作誘導文言に
対応して顧客のなすべき操作を図形で表わすものであつ
て6通帳を通帳挿入口3に挿入する図形(第11図)6
紙幣を投入口7に挿入する図形(第12図)などがある
。この操作誘導図形には銀行の女子係員かお辞儀をして
いる図形(第10図)も含まれる。機能表示枠は6各操
作スイツチ11〜17に対応した位置に表示される機能
表示文言を囲むL字形の枠である。これらの文言(単語
を含む)および図形(枠を含む)を表示するためにCR
T2の画面が横m列、縦n行に分割され.Mxnの区画
がつくられている。
そしてこれらの区画にはO−m−n−1までのアドレス
か付されている。各区画は多数の点(たとえば横16ビ
ツト×縦24ビツト)から構成されている。文言を構成
するキヤラクタには大キヤラクタと小キヤラクタがある
が,大キヤラクタは複数の区画にわたつて、小キヤラク
タは1区画内にそれぞれ表示される。図形は画素群を適
宜組合せた集合から構成される。画素群は上記の区画と
同じ大きさであつて6この画素群内には、区画を縦、横
にいくつかに分割してつくられる複数の画素が含まれて
いる。各画素は複数ビツト(たとえば横8ビツト×縦8
ビツト)の点から構成されている。そして,CRT2上
で光る画素の組合せにより多数種類の画素群がつくられ
る。このような文言を構成するキヤラクタおよび図形を
構成する画素群はコード化されてキヤラクタ・ゼネレー
タ73内にあらかじめストアされている。各区画内には
横16ビツト、縦24ビツトの点の集合が含まれるから
,各キヤラクタ・コードおよび画素群のコードは16X
24=384ビツトで構成されている。そしてこれらの
コードの記憶エリヤはCRT2の上記区画に対応するよ
うに1つのアドレスで指定されるとともに.これらの記
憶エリヤ内の横方向に並んだ16ビツトずつが24のラ
スタ・アドレスによつて指定される。便宜的に大キヤラ
クタを複数の区画に6小キヤラクタを1区画に表示し、
画素群の大きさをl区画の大きさと同じものとして説明
してあるが.表示の荒さ,細かさに応じて区画、キヤラ
クタおよび画素群の大きさを適当に決めることができる
のはいうまでもない。
第6図に文言図形コード・メモリ66の概略か示されて
いる。
上述の文言および図形はコード化されてメモリ66内に
あらかじめストアされている。メモリ66は操作誘導文
言コード、機能表示文言コード2操作誘導図形コードお
よび機能表示枠コードの記憶エリヤを有している。この
他に確認表示文言コード6待機指示文言コードおよび各
種の単語コードの記憶エリヤが設けられているが、図示
が省略されている。これらのコードは、各文言および図
形を表示すべきCRT2の画面上の上記区画のアドレス
のうち先頭アドレスのコードと、各文言を構成するキヤ
ラクタまたは画素群のコードの集合とから構成されてい
る。キヤラクタおよび画素群のコードは表示される上記
区画のアドレスの順序で並べられている。これらのキヤ
ラクタおよび画素群のコードとしては、そのキヤラクタ
または画素群がストアされているキヤラクタ・ゼネレー
タ73の記憶エリヤのアドレスを用いることが好ましい
。第7図にはデータ用メモリ65の内容が示されている
このメモリ65には,預金支払機1の処理モードを記憶
するエリヤ、操作スイツチ11,15〜17によつて指
定された取引種類を記憶するエリヤ6テンキ一6によつ
て入力された支払請求金額を記憶するエリヤ、現金投入
口7から挿入された紙幣の総額を記憶するエリヤ,挿入
された紙幣の金種別枚数を記憶するエリヤ、一部入金処
理における残金を記憶するエリヤ,日付データを記憶す
るエリヤ,取引の集計データを記憶するエリヤ.および
紙幣放出機51の検出器43からの信号を受けで千円切
れを記憶するエリヤが設けられている。CRT2の画面
上への各種の表示はプログラム・メモリ64内にストア
されている実行プログラムにしたがつて行なわれる。こ
のプログラム中にはいかなる文言または図形を表示する
かのコマンドがあるからS−CPU63はこれを解読し
て,これらのコマンドにより指定される文言または図形
のコードを文言図形コード・メモリ66から読出してリ
フレツシユ・メモリ72に書込む。リフレツシユ・メモ
リ72は,第1画像目の情報をストアするメモリと,第
1画像が表示されている間に次の画像の情報をストアす
るための第2画像目のメモリとから構成されており,各
メモリともCRT2の区画に対応してMXn9記憶エリ
ヤを有している。この書込みによつて,リフレツシユ・
メモリ72の.CRT2の画面上の各区画に対応する記
憶エリヤに,その区画に表示すべきキヤラクタまたは画
素群のコード6すなわち表示すべきキヤラクタまたは画
素群かストアされているキヤラタタ・ゼネレータ73の
アドレスが書込まれる。リフレツシユ・メモリ72のコ
ードを書込むべきエリヤのアドレスはS−CPU63か
らのアドレス信号にもとづきアドレス選択回路76によ
つて指定される。このようにして、画像表示のためにリ
フレツシユ・メモリ72への必要なコードの書込みが終
了すると、または既に第1画面もしくは第2画面のメモ
リ内に書き込まれていると6S−CPU63からCRT
制御回路71に読出し指令が送られ、これにもとづき制
御回路71から読出し用のアドレス信号がアドレス選択
回路76に送られる。
そして、アドレス選択回路76からのアドレス指定にし
たがつて、リフレツシユ・メモリ72内の各記憶エリヤ
に書込まれている各コードを読出す。リフレツシユ・メ
モリ72の各記憶エリヤに書込まれているコードは,表
示すべきキヤラクタまたは画素群がストアされているキ
ヤラクタ・ゼネレータ73内のアドレスであるから,こ
の読出しによつてキヤラクタ・ゼネレータ73内のアド
レスが指定される。また制御回路71からキヤラクタ・
ゼネレータ73にラスタ・アドレス指定信号が送られる
ので,キヤラクタ・ゼネレータ73内の横16X縦24
ビツトからなるキヤラクタまたは画素群が順次読出され
、並列一直列変換回路74で時分割された直列の映像信
号に変換され、映像制御回路75に送られる。そして、
この映像信号が制御回路75によつて横および縦方向に
走査されるので,CRT2上に所定の画像が表示される
。CRT制御回路71は,リフレツシユ・メモリ72か
らの読出し,キヤラクタ・ゼネレータ73のラスタ・ア
ドレス指定6および映像制御回路75による映像信号の
走査を適当なタイミングで同期させるものである。預金
支払機1の処理モードには6預金モード、支払モードお
よび預金支払モードがある。
預金モードは預金処理のみを実行するもので支払処理は
実行しない。支払モードは支払処理のみを実行するもの
で預金処理は行なわない。預金支払モード(ATMモー
ド)のときには預金と支払の両方の処理の実行が可能で
ある。これらの各モードは上記内部パネルによつて設定
される。後述するところから明らかになるように6一部
入金処理は預金支払モードのときのみ実行される。預金
支払機1では、どのモードの場合にも通帳記入処理と残
高照会処理が可能である。預金支払機1には6一連の取
引処理における処理段階を計数するカウンタ(CTRと
いう)(図示略)が設けられている。
このCTRの内容は処理が進むにつれて歩進されていく
。後述するところから明らかになるように6最初はCT
R=0であり、顧客が取引種類を指定するとCTR=1
となる。そして6指定した取引種類に応じて顧客がカー
ドや通帳,紙幣などの挿入,暗証番号のキー入力6支払
請求金額のキー入力などの操作を終了すればCTH=2
となり.センタとの交信処理に移る。センタとの交信が
終了して、交信結果が正常な場合にはCTR=4となる
。CTR=4の段階では.通帳や明細票への印字,紙幣
の収納または放出6カードや通帳などの返却処理を実行
し.すべての処理が終了すればCTR=0に戻る。セン
タとの交信において,たとえば預金残高が支払請求金額
よりも少ないなどの理由でセンタ拒否の事態が発生する
とCTR=3となる。通常の取引処理ではこのようにC
TRの内容は0〜4の間にあるが,一部入金処理に移る
とCTB=5となつて,一部入金処理ではCTRの内容
は5〜8の間を繰返えす。
一部入金処理において6センタ交信前の顧客による操作
の段階がCTR=5であり、センタとの交信の段階がC
TR=6である。そして6センタとの交信が終了したの
ちの処理の段階かCTR=8であり、センタ拒否か発生
ずればCTRの内容は7になる。CTRは処理段階の管
理のために備えられているものであつて,後述するよう
に一部入金処理に移つているかどうかを判断するために
用いられる(ステツブ180)ほか、エラーか発生した
ときにどの処理段階で発生したかを知るために用いられ
る。第8図および第9図は預金支払機1の処理手順を示
している。
まずCTR=0にして(ステツブ101),CRT2に
取引種類指定のための誘導表示をする(ステツプ102
)。この誘導表示は第10図に示されている。この図か
ら分るように,操作スイツチ11は残高照会処理指定用
スイツチとして、スイツチ15,16,17はそれぞれ
支払,預金、通帳記入処理指定用のスイツチとして用い
られている。第10図は預金支払モードの場合の表示の
例を示しており,預金モードの場合には「お引出」の機
能表示文言が、支払モードの場合には「ご預金」の文言
がそれぞれ表示されない。顧客がこの表示をみて,操作
スイツチ11,15〜17のうちのいずれかを押すこと
により所望の取引を指定すると(ステツプ103).C
TR=1として(ステツプ104),指定された取引の
処理に移る。一部入金も預金の一種であるから、顧客が
一部入金の取引を希望する場合にも預金が指定される。
預金の取引か指定されると.ステツプ105に移つてC
RT2に通帳またはカードを挿入せよという表示をする
この表示の例か第11図に示されている。預金は通帳,
カードのいずれか一方を用いて取引が可能である。顧客
がこの表示をみて,通帳挿入口3に通帳を挿入するか(
ステツプ106),またはカード挿入口5にカードを挿
入すると(ステツプ107)6CRT2に第12図に示
すような紙幣投入操作の誘導表示を行なう(ステツプ1
08)。顧客が現金投入口7に預金すべき紙幣を入れる
と(ステツプ109)、これを読取つて(ステツブ11
0)一時保留機構に保留したのち6一部入金処理が可能
かどうかの検査処理に移る。まず6預金支払モードかど
うかをみて(ステツプ111)6預金支払モードであれ
ば千円収納箱25内の千円札が紙幣切れになつていない
かどうかをみる(ステツプ112)。
千円札切れでなければ2さらにステツブ109で挿入さ
れた紙幣が千円札1枚かどうかをみる(ステツブ113
)。預金支払機1の処理モードはデータ用メモリ65内
に記憶されており6また紙幣切れ検出器43の検出伏態
もメモリ65に記憶されているから,このメモリ65の
内容を読取ることによりステツプ111,112の検査
を行なう。千円札切れをメモリ65に記憶しておく代わ
りに6検出器43の伏態を定期的に読取るようにしても
よい。挿入ざれた紙幣が千円札1枚をどうかはステツブ
110の読取り結果から判断することができる。一部入
金処理の場合には、後述するところから明らかなように
,釣の要求および取消があつた場合には残金を放出しな
ければならない。そしてこの残金は6支払処理のときに
支払紙幣を放出する紙幣放出機51から放出される。預
金モードでは支払処理はできないから、預金および支払
の両処理をできる預金支払モードのときのみ一部入金処
理を実行する。またこの例では、使用可能な紙幣の最小
単位は千円である。残金の支払ではほとんどの場合この
最小単位の紙幣も使用されるから、千円札が切れていた
場合には一部入金処理(残金の支払)はできないことに
なる。また、挿入された紙幣が千円札1枚の場合には、
これを複数回に分けて(たとえば500円ずつ2回)預
入することはできるが、残金を返却することはできない
から、一部入金処理は不可能ということになる。もつと
も、硬貨の釣銭放出機構を備えた預金支払機ではステツ
プ113の判断は不要となる。したがつて、預金支払モ
ードであつて(ステツプ111でYES)、千円の紙幣
切れがなく(ステツプ112でNO)、挿入された紙幣
が千円札l枚のみでない(ステツプ113でNO)場合
にのみ一部入金処理に移る。
その他の場合には通常の預金処理に進む。通常の預金処
理ではまず、ステツプ110で読取つた紙幣の内容をC
RT2に表示して顧客が投入した金額の確認を求める(
ステツプ121)。
この表示の例が第13図に示されている。この表示に加
えて、一部入金はできないという旨の表示をしてもよい
。操作スイツチ15に対応する箇所に「確認」の文言が
表示され、スイツチ15は確認入カスイツチとして用い
られる。スイツチ15が押されると(ステツプ122)
、CRT2に第14図に示すような待機指示を表示する
(ステツプ123)。そして、CRT=2として(ステ
ツプ124)、明細票の前印字、センタに送信する電文
の作成などの入金処理をして(ステツプ125)センタ
との交信に移る(ステツプ126)。センタから下り電
文が送信され入金可であればCTR=4とし(ステツプ
127)、通帳(力ードによる取引の場合には明細票)
に日付、預入金額、新残高などの必要な印字をし(ステ
ツプ128)一時保留していた紙幣を収納する(ステツ
プ129)3そしてCRT2に通帳またはカードの受取
誘導表示をして(ステツプ130)、通帳、またはカー
ドおよび印字した明細票を放出し(ステツプ131)C
RT2にすべての処理が終了した旨の表示をする(ステ
ツプ132)。カード受取誘導表示の例が第15図に、
処理終了表示の例が第16図にそれぞれ示されている。
センタとの交信(ステツプ126)の結果、該当口座が
ないなどの理由によりセンタ拒否があつた場合には、C
TR=3として、挿入紙幣および、通帳または刀一ドを
返却して処理を終える(図示略)。
このような処理については一部入金処理のところで詳述
する。ステツプ121で挿入金額確認表示をしたときに
(第13図)、取消スイツチ18が押された場合には(
ステツプ134)、CRT2に、現金返却口8に返却さ
れる紙幣を受取れという旨の表示をして(ステツプ13
5)、ステツプ109で挿入された紙幣を返却口8に返
却する(ステツプ136)。
そして、CRT2に通帳またはカードの受取誘導表示を
し(ステツプ137)、通帳またはカードを返却して(
ステツプ138)、処理を終える。一部入金処理の詳細
は第9図に示されている。
まずCRT2に確認または一部入金の誘導表示をする(
ステツプ141)。この表示の例が第17図に示されて
いる。操作スイツチ15は確認スイツチとして、スイツ
チ17は一部入金指定用のスイツチとして用いられる。
また、CRT2の画面には、ステツプ109で挿入され
た紙幣の金額およびその内容、ならびに一部入金の場合
にはスイツチ17を押せという旨が表示される。スイツ
チ17が押されれば(ステツプ142)、ステツプ14
5に進んで、CRT2に入金金額の入力誘導表示をする
。スイツチ15が押された場合には(ステツプ143)
通常の預金であるから上述のステツプ123(第8図)
に移る。また取消スイツチ18が押された場合には(ス
テツプ144)ステツプ180に移る。入金額入力誘導
表示の例が第18図に示されている。
この表示は、入金を希望する金額をテンキ一6により入
力せよという表示と、挿入された紙幣の総額は2万円で
あるから入力する金額は2万円を超えてはならないとい
う表示とを台んでいる。また、操作スイツチ15〜17
は、万、千および円の単位を入力するのに用いられる。
顧客が所望の金額を入力すると(ステツプ146)、C
RT2に、入力した金額の確認のための表示を行なう(
ステツプ148)。この表示は、第19図に示されてい
るように、挿入した紙幣の金額と、テンキ一6で入力し
た金額とを含んでいる。顧客が確認用のスイツチ15を
押すとステツプ149、CRT2に土述した待機指示表
示をし(ステツプ151)、CTR=2とする(ステツ
プ152)。そして、入金処理(ステツプ153)をし
てセンタとの交信(ステツプ154)に移る。ステツプ
145,148の表示ののち取消スイツチ18が押され
た場合には(ステツプ147,150)、ステツプ18
0に移る。センタとの交信の結果には2通りめる。
その1つは入金が可能であるという電文がセンタから送
られた場合であり、他の1つはセンタが入金を拒否した
場合である。センタ拒否の例としては、土述したように
該当する口座がない場合、入金子定額を加算すると預金
額が非課税貯蓄額を超えてしまう場合、およびカードや
通帳に残高が磁気記録されているときにこの残高とセン
タに記憶されている残高とが一致しない場合などがある
。センタから入金可という電文が返信された場合(ステ
ツプ155でNO)には、CTR=4として(ステツプ
156)、その取引結果を通帳または明細票に印字した
のち(ステツプ157)残金があるかどうかをみる(ス
テツプ159)。残金がある場合には、CRT2に残金
額を表示し、かつ続いて入金処理を行なうのか、入金を
終了して残金を釣銭として要求するのかの選択を誘導す
る(ステツプ160)。
この表示の例が第21図に示されている。操作スイツチ
15,16はそれぞれ入金および釣銭の要求スイツチと
して用いられている。操作スイツチ15が押されて入金
が指定されると(ステツプ161)、CRT2に通帳ま
たはカードの受取誘導表示をし(第15図参照)(ステ
ツプ162)、注意音を発生して顧客の注意を喚起する
(ステツプ163)。注意音とは、たとえば一定時間間
隔でピ一となる音である。顧客が通帳またはカードを抜
き取ると(ステツプ164)、再びCRT2に通1隈ま
たはカードの挿入誘導表示を行なう(第11図参照)(
ステツプ165)。ここから第2回目の入金処理が{J
じまる。顧客が通帳またはカードを挿入すれば(ステツ
プ166)、注意音を停止してかつCTR一5とする(
ステツプ167)。そして、ステツプ145に戻つて入
金処理を繰返えす。以降の処理では、ステツプ152,
156および158におけるCTRの更新で、CTRの
内容を4よりも大きい数字すなわち6、8および7とす
る。ステツプ160の残金額表示ののち釣銭要求のスイ
ツチ1θが押された場合には(ステツプ168)、CT
R2に待機指示表示をして(第14図参照)(ステツプ
169)、残金を紙幣放出機51から取出して現金払出
口4に釣として放出するとともに、一時的に保留してい
た挿入紙幣を収納する(ステツプ170)。そして、C
RT2に、払出口4の紙幣を確認して受取れという表示
をする(ステツプ171)。この表示の例が第22図に
示されている。CRT2には残金の額も表示される。顧
客が紙幣を抜取ると(ステツプ172)、CRT2に通
帳またはカードの受取誘導表示をして(第15図参照)
(ステツプ173)、顧客が通帳またはカードを抜取れ
ば(ステツプ174)、CRT2に処理終了表示をして
(第16図参照)(ステツプ175)、すべての処理を
終える。残金がない場合には(ステツプ159でNO)
、一時保留していた挿入紙幣を収納して(ステツプ17
6)、通帳またはカード受取誘導表示に移り(第15図
参照)(ステツプ177)、顧客が通帳またはカードを
抜取れば(ステツプ178)、処理終了表示をして(第
16図参照)(ステツプ179)、すべての処理を終え
る。ステツプ155でセンタ拒否があつた場合には、C
TR=2であればCTR=3とし、CTR=6であれば
CTR=7として(ステツプ158)、ステツプ180
に移る。
ステツプ180ではCTRの内容が4以上であるかどう
かをみる。上述のように、第1回目の預金処理でセンタ
・フアイルが更新されたときにCTR=4となる(ステ
ツプ156)から、CTRの内容が3以下であれば、挿
入紙幣が機内に一時保留されているだけで、まだ実質的
な入金処理は行なわれていない。したがつて、この段階
で処理を終了しようとすれば、挿入紙幣、および通帳ま
たはカードを返却すれば足りる。しかしながら、センタ
・フアイルが更新されて実質的に少なくともl回の入金
処理が終了してしまつた場合には、処理が終了した入金
額を返却することはできない。そこで、CTRの内容が
3以下であれば、一時保留していた紙幣、および通帳ま
たはカードをそれぞれ返却し(ステツプ181)、CR
T2に現金返却口8の紙幣を受取れという旨の表示をす
る(ステツプ182)。顧客が紙幣を抜取れば(ステツ
プ183)、通帳またはカードの受取誘導表示をして(
ステツプ184)、通帳またはカードを抜取れば(ステ
ツプ185)、処理を終える。CTRの内容が4以上の
場合には一部入金処理の途上であつて残金があるから、
この残金を顧客に返却するために上述のステツプ169
に移つて、残金を釣として放出し、かつ通帳またはカー
ドを返却する。
処理の途中で何らかのエラーが発生した場合には通常、
係員が呼出される。
一部入金処理の途中でエラーが発生し、既に少なくとも
l回の入金が終つていて残金がある場合には、係員が係
員キー9をオンしたときにステツプ169に移つて残金
を顧客に返却するようにすることが好ましい。また、ス
テツプ164,166において、CRT2への表示(ス
テツプ162,165)ののち一定時間以上経過しても
通帳またはカードが抜取られない場合または挿入されな
い場合には、ステツプ170に移つて残金を放出して処
理を終了させてしまつてもよい。この場合、処理を終え
る旨の表示をCRT2にすることが好ましい。なお、C
RT2への表示の都合上、残金をメモリ65に記憶して
いるが、M−CPU6Oのメモリ62で管理するように
してもよい。
第8図に戻つて、支払、通帳記入および残高照合の各取
引の処理についてその手順を簡単にふれておく。
支払の場合には、暗証番号をチエツクするためにカード
を用いることが必須である。
通帳は用いても用いなくてもよい。まず、CRT2にカ
ードを挿入せよという旨の誘導表示をして(ステツプ2
01)、カードが挿入されれば(ステツプ202)、C
RT2で、通帳を挿入するか、または通帳がない場合に
は暗証番号をキー入力する操作を誘導する(ステツプ2
03)。顧客が通帳を挿入した場合には(ステツプ20
4)、CRT2に暗証番号をキー入力せよという表示を
する(ス千ツプ205)、この後テンキ一6を用いて暗
証番号が入力されると(ステツプ206)、暗証番号を
チエツクして正しければCRT2に支払請求金額をキー
入力せよという表示をする(ステツプ20T)。顧客が
がテンキ一6を用いて支払請求金額を入力すると(ステ
ツプ208)、CRT2に待機指示表示をし(ステツプ
209)、CTR=2として(ステツプ210)、セン
タへの電文作成などの出金処理(ステツプ211)をし
たのち、センタとの交信に進む(ステツプ212)。セ
ンタとの交信の結果、支払が許可されればCTR=4と
し(ステツプ213)、通帳または明細票に支払処理結
果を印字して(ステツプ214)、CRT2に通帳また
はカード受取誘導表示をする(ステツプ215)。
通帳またはカードを返却して(ステツプ216)、顧客
がこれを抜取ればCRT2に紙幣受取誘導表示をし(ス
テツプ217)、現金(および明細票)を放出する(ス
テツプ218)。そして、CRT2に処理終了表示をす
る(ステツプ219)。預金残高が支払請求金額よりも
少ないなどの理由でセンタ拒否があつた場合には、CT
R=3として通帳、カードを返却する。
通帳記入の取引においては当然ながら通帳が用いられる
まず、CRT2に通帳挿入誘導表示をして(ステツプ2
21)、顧客が通帳を挿入すれば(ステツプ222)、
CRT2に待機指示を表示し(ステツプ223)、CT
R=2とする(ステツプ224)。そして記入処理をし
て(ステツプ225)、センタとの交信に進む(ステツ
プ226)。センタから送られてきた記帳情報を受取る
と、CTR=4として(ステツプ227)、受信した情
報を通帳に印字する(ステツプ228)。この後、CR
T2に通帳受取誘導表示をして(ステツプ229)、通
帳を返却し(ステツプ230)、最後にCRT2に処理
終了表示をして(ステツプ231)、処理を終える。な
お、上述の預金処理、一部入金処理および支払処理の通
帳印字処理においても(ステツプ128,157,21
4)、未記帳情報があればこれを印字する。
残高照会処理ではカードが用いられるので、CRT2に
カード挿入誘導表示をし(ステツプ241)、カードが
挿入されれば(ステツプ242)、暗証番号のキー入力
誘導表示をする(ステツプ243)。
そして、暗証番号がキー入力され(スアツプ244)、
これが正しければCRT2に待機指示を表示し(ステツ
プ245)、CTR=2としたのち(ステツプ246)
残高照会処理(ステツプ247)およびセンタ交信(ス
テツプ248)に進む。センタから送られてきた残高情
報を受取るとCTR=4(ステツプ249)として、そ
の情報を明細票に印字して(ステツプ250)、CRT
2にカード受取誘導表示をする(ステツプ251)。そ
して、明細票を放出し、カードを返却し(ステツプ25
2)、CRT2に処理終了表示をして(ステツプ253
)処理を終える。以上のようにこの発明は、現金放出機
構を備え、預金の取引が可能な取引処理装置において、
投入された現金の総額のうちの一部を入金するための一
部入金スイツチ、一部入金処理において生じた残金を放
出させるための釣スイツチ、取引を取消すための取消ス
イツチ、および実質的に一回の一部入金取引処理が終了
したことを記憶する手段を備え、少なくとも一回の一部
入金取引が終了しかつ残金がある場合には釣スイツチ入
力によつてそのときの残金を放出することにより一連の
取引を終了させ、取消スイツチ入力があつたときには、
実質的に一回の一部入金取引処理が終了しているかどう
かを判定し、終了していなければ投入現金の全額を返却
し、終了していれば釣スイツチ入力があつたときと同様
にそのときの残金を放出することを特徴としている。し
たがつて、投入現金のうちの一部について既に入金が終
了してしまつたのにもかかわらず、取消入力によつて投
入金額全額を返却してしまうといつた不都合を回避し、
円滑な取消処理を達成しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は現金自動預金支払機の外覗を示す斜視図、第2
図は現金自動預金支払機の内部の回路構成を示すプロツ
ク図、第3図は紙幣放出機の概要を示す構成図、第4図
は千円収納箱を示す断面図、第5図は現金自動預金支払
機の表示装置およびその周辺回路を示すプロツク図、第
6図は文言図形コード・メモリの内容を示す図、第7図
はデータ用メモリの内容を示す図、第8図および第9図
は現金自動預金支払機の処理手順を示すフロー・チヤー
ト、第10図から第22図はCRTに表示される画面の
例を示す図である。 1・・・・・・現金自動預金支払機、51・・・・・・
紙幣放出機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 現金放出機構を備え、預金の取引が可能な取引処理
    装置において、投入された現金の総額のうちの一部を入
    金するための一部入金スイッチ、一部入金処理において
    生じた残金を放出させるための釣スイッチ、取引を取消
    すための取消スイッチ、および実質的に一回の一部入金
    取引処理が終了したことを記憶する手段を備え、少なく
    とも一回の一部入金取引が終了しかつ残金がある場合に
    は釣スイッチ入力によつてそのときの残金を放出するこ
    とにより一連の取引を終了させ、取消スイッチ入力があ
    つたときには、実質的に一回の一部入金取引処理が終了
    しているかどうかを判定し、終了していなければ投入現
    金の全額を返却し、終了していれば釣スイッチがあつた
    ときと同様にそのときの残金を放出することを特徴とす
    る取引処理装置における取消処理方法。
JP55124983A 1980-09-08 1980-09-08 取引処理装置における取消処理方法 Expired JPS598857B2 (ja)

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JPS59168595A (ja) * 1983-03-16 1984-09-22 オムロン株式会社 取引処理装置
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JP2543175B2 (ja) * 1989-03-14 1996-10-16 松下電器産業株式会社 郵便窓口事務処理装置

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