JP3312854B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP3312854B2
JP3312854B2 JP25654996A JP25654996A JP3312854B2 JP 3312854 B2 JP3312854 B2 JP 3312854B2 JP 25654996 A JP25654996 A JP 25654996A JP 25654996 A JP25654996 A JP 25654996A JP 3312854 B2 JP3312854 B2 JP 3312854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
に設置され種々の取引を行う自動取引装置に関し、とく
に振込取引を行う自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動取引装置においては、入金取
引や出金取引だけでなく振込取引を行う装置も実用化さ
れている。こうした自動取引装置で振込取引を行う場
合、専用の振込カードを使用して行う方法も実用化され
ている。振込カードには、振込先や振込人の情報を記憶
した磁気ストライプが設けられており、この磁気ストラ
イプに記憶した情報を装置側が読取ることにより、振込
人が振込先等の情報を入力する手間を省いている。
【0003】実際の振込取引においては、顧客(振込
人)が装置に振込カードを挿入すると、装置側で磁気ス
トライプの内容を読取り、読取った内容を表示して顧客
に取引内容を確認させる。顧客が取引内容を確認する
と、貨幣の入金処理を行い、振込が実行されると、取引
内容を印字したレシートを発行するとともに振込カード
を返却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の自動取引装置においては、振込カードに設けられる磁
気ストライプのデータが破壊され、しかも顧客が取引内
容を十分確認しなかった場合、次の問題が発生する。即
ち、磁気ストライプデータのうち振込人情報が破壊され
ると、顧客が意図した振込人とは異なる振込人で取引が
行われてしまう。また取引が成立した後、その取引がそ
の顧客によって行われたことが証明できない。また磁気
ストライプデータのうち振込先情報が破壊された場合
は、顧客が意図した口座と異なる口座に現金が振り込ま
れてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、振込先および振込人の第1の情報を記憶し
た磁気ストライプを有し、少なくとも振込先を含む第2
の情報が表面に印刷された磁気カードを使用して現金の
振込取引を行い、取引内容をジャーナル用紙に記録する
自動取引装置において、前記磁気ストライプに記憶した
第1の情報を読取り、前記磁気カードの表面に印刷され
た前記第2の情報を磁気カード表面のイメージデータを
読取って認識し、前記第1の情報と認識した第2の情報
との異同を判断し、前記第1の情報と前記認識した第
の情報が異なる場合、前記イメージデータ取引内容と
ともにジャーナル用紙に印字する。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を図面にし
たがって説明する。なお各図面に共通する要素には同一
の符号を付す。図1は実施の形態の自動取引装置を示す
ブロック図、図2は自動取引装置を示す外観図である。
以下に幾つかの実施の形態を説明するが、図1、図2に
示す自動取引装置についてはいずれの実施の形態にも共
通し、この自動取引装置についてまず図2から説明す
る。
【0008】図2において、自動取引装置1には、カー
ド挿入排出口2、通帳挿入排出口3、紙幣投入受取口
4、硬貨投入受取口5および顧客操作部6が設けられて
いる。カード挿入排出口2はレシートが排出される口で
もあり、この奥方にはカード処理部およびレシート処理
部が設けられている。通帳挿入排出口3の奥方には通帳
処理部が設けられている。紙幣投入受取口4の奥方には
紙幣入出金部が設けられている。硬貨投入受取口5の奥
方には硬貨入出金部が設けられている。顧客操作部6は
表示装置付きタッチパネルで構成され、表示装置に表示
された項目に従って顧客が操作を行う。
【0009】図1において、主制御部11は自動取引装
置1の動作全体を制御するものであり、この主制御部1
1には、顧客操作部6、カード処理部12、紙幣入出金
部13、硬貨入出金部14、ジャーナル記録部15、通
帳処理部16、レシート処理部17および記憶装置18
が接続されている。カード処理部12はここでは挿入さ
れた振込カードに対して情報の読取り等を行うもので、
これについては後述する。紙幣入出金部13は紙幣の入
金処理および出金処理を行うもので、金庫等を備えてい
る。硬貨入出金部14は硬貨の入金処理および出金処理
を行うものである。ジャーナル記録部15は取引結果を
ジャーナル用紙に印字する。通帳処理部16は印字部を
備え、挿入された通帳に対して取引結果を印字する。レ
シート処理部17は印字部を備え、取引結果を印字部で
レシート用紙に印字する。また記憶装置18は顧客に関
する情報等を記憶するものである。
【0010】図3は第1の実施の形態のカード処理部を
示す構成図である。図3において、カード処理部12に
は、振込カード20を搬送するローラ対21a、21b
が設けられ、これらのローラ対21a、21bにより搬
送路22を形成する。ローラ21aにはベルト23が巻
き掛けられている。ベルト23はモータ24により回転
されてローラ21aに回転を伝達する。搬送路22の上
方には、振込カード20に設けられる磁気ストライプに
記憶されたデータを読取るカードリーダ25と、振込カ
ード20の表面に印刷された振込先や振込人等の情報を
読取る光学センサ26が設けられている。カードリーダ
25で読取られた情報はカード処理部12から図1に示
す主制御部11に送られる。また光学センサ26で読取
ったイメージデータも主制御部11に送られる。
【0011】次に第1の実施の形態の振込取引の動作を
図4のフローチャートにしたがって説明する。図4は第
1の実施の形態の振込取引動作を示すフローチャートで
ある。
【0012】振込取引を行おうとする顧客は、まず自動
取引装置1の顧客操作部6において「振込」の取引科目
を選択する(ステップ1)。次に装置1側では顧客に対
して振込金額の入力を誘導し、これに対して顧客が振込
金額を入力する(ステップ2)。次に、振込先入力方法
の選択を誘導し、顧客が振込先入力方法を選択する。振
込カード20を利用する場合は、顧客は「振込カード利
用」を選択する(ステップ3)。
【0013】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ4)。挿入された振込カード20
はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送られ
る。カード処理部12において、カードリーダ25によ
り磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ5)、
さらに光学センサ26により振込カード20の表面が読
取られる(ステップ6)。カードリーダ25により読取
られた磁気ストライプデータは、カード処理部12から
主制御部11へ送られ、主制御部11から顧客操作部6
へ送られる。顧客操作部6では、振込先と振込金額を表
示し、顧客の取引内容を確認させる(ステップ7)。ま
た光学センサ26により読取られたイメージデータは主
制御部11へ送られる。
【0014】顧客が顧客操作部6に表示された取引内容
に対して確認をすると(ステップ8)、貨幣を入金する
よう誘導し、顧客が紙幣または硬貨の入金を行うと(ス
テップ9)、紙幣入出金部13または硬貨入出金部14
で入金金額を計数する(ステップ10)。
【0015】入金金額が振込金額と同じかまたはそれよ
り多い場合は、レシート処理部17においてレシートに
取引内容を印字する(ステップ11)。またジャーナル
記録部15において、ジャーナル用紙に振込取引の内容
と光学センサ26により読取ったイメージデータを印字
する(ステップ12)。印字したイメージデータは主制
御部11からジャーナル記録部15へ送られてきたもの
である。ジャーナル用紙への印字例を図5に示す。図5
は第1の実施の形態のジャーナル印字結果を示す説明図
である。図5に示すように、ジャーナル用紙28には、
使用した振込カード20に印刷してある振込情報が印字
される。
【0016】次に、入金金額が振込金額より多い場合は
おつりがあるが(ステップ13)、この場合は振込カー
ド20とレシートを排出するとともに、おつりの紙幣ま
たは硬貨も排出し(ステップ14)、顧客がそれを受け
取って(ステップ15)、取引を終了する。またおつり
がない場合は、振込カード20とレシートを排出し(ス
テップ16)、顧客がこれを受け取って(ステップ1
7)、取引が終了となる。
【0017】以上の取引において、振込カード20の磁
気ストライプの振込人データが破壊され、しかもステッ
プ7の取引内容の確認の際、顧客が振込金額しか確認し
なかった場合、ステップ12においてジャーナル用紙2
8に異なる2人の振込人が記録されることになる。即
ち、実際に取引を行ったことになる振込人と顧客が意図
した振込人とが記録されることになり、顧客が意図した
振込人の記録が残ることにより、後に振込人の誤りを確
認することが可能である。
【0018】また振込カード20の磁気ストライプの振
込先データが破壊され、しかもステップ7の取引内容の
確認の際、顧客が振込金額しか確認しなかった場合、ス
テップ12においてジャーナル用紙28に異なる2人の
振込人が記録されることになる。即ち、実際に現金が振
込まれる振込先と顧客が意図した振込先とが記録される
ことになり、顧客が意図した振込先の記録が残ることに
より、後に振込先の誤りを確認することが可能である。
【0019】次に第2の実施の形態について説明する。
図6は第2の実施の形態のカード処理部を示す構成図で
ある。図6において、光学センサ26には文字認識部2
9が接続されている。文字認識部29は、光学センサ2
6で読取った振込カード20のイメージデータを文字認
識するものである。その他の構成については前記第1の
実施の形態の構成と同様である。
【0020】次に第2の実施の形態の振込取引動作を図
7に示すフローチャートにしたがって説明する。図7は
第2の実施の形態の振込取引動作を示すフローチャート
である。
【0021】振込取引を行おうとする顧客は、まず自動
取引装置1の顧客操作部6において「振込」の取引科目
を選択する(ステップ21)。次に装置1側では顧客に
対して振込金額の入力を誘導し、これに対して顧客が振
込金額を入力する(ステップ22)。次に、振込先入力
方法の選択を誘導し、顧客が振込先入力方法を選択す
る。振込カード20を利用する場合は、顧客は「振込カ
ード利用」を選択する(ステップ23)。
【0022】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ24)。挿入された振込カード2
0はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送られ
る。カード処理部12において、カードリーダ25によ
り磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ2
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ26)。次に主制御部11において、ステッ
プ25で読取られた磁気ストライプデータとステップ2
6で認識されたデータが同一かどうか比較される(ステ
ップ27)。
【0023】比較の結果、磁気ストライプデータと認識
データが異なると判定された場合は、カードリーダ25
により磁気ストライプデータを再度読取る(ステップ2
8)。この場合、カード処理部12において振込カード
20をカードリーダ25まで戻して再読取を行う。そし
て顧客操作部6の表示部に、再読取で読取った磁気スト
ライプデータから振込先を振込金額とともに表示し、取
引内容を確認させる(ステップ29)。また比較の結
果、磁気ストライプデータと認識データが同一であると
判定された場合は、再読取を行わずに、最初の磁気スト
ライプデータの読取で読取った振込先を振込金額ととも
に顧客操作部6の表示部に表示し、取引内容を確認させ
る。
【0024】顧客が顧客操作部6に表示された取引内容
に対して確認をすると(ステップ30)、貨幣を入金す
るよう誘導し、顧客が紙幣または硬貨の入金を行うと
(ステップ31)、紙幣入出金部13または硬貨入出金
部14で入金金額を計数する(ステップ32)。入金金
額が振込金額と同じかまたはそれより多い場合は、レシ
ート処理部17においてレシートに取引内容を印字する
(ステップ33)。またジャーナル記録部15におい
て、ジャーナル用紙に振込取引の内容を印字する(ステ
ップ34)。ジャーナル用紙へ印字するのは、前記第1
の実施の形態の場合と同様に、振込取引の内容とともに
光学センサ26により読取ったイメージデータである。
【0025】次に、入金金額が振込金額より多い場合は
おつりがあるが(ステップ35)、この場合は振込カー
ド20とレシートを排出するとともに、おつりの紙幣ま
たは硬貨も排出し(ステップ36)、顧客がそれを受け
取って(ステップ37)、取引を終了する。またおつり
がない場合は、振込カード20とレシートを排出し(ス
テップ38)、顧客がこれを受け取って(ステップ3
9)、取引が終了となる。
【0026】以上のように第2の実施の形態によれば、
前記第1の実施の形態の効果に加えて、振込カード20
の磁気ストライプデータを誤って読取った場合に、再度
読取を行うことにより振込取引における振込先もしくは
振込人の誤り率を減少させることができる。
【0027】次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の構成は第2の実施の形態のそれと同
様である。第3の実施の形態は、振込カードの磁気スト
ライプデータと振込カードの印刷内容が異なると判定さ
れた場合に、再度顧客に対して両者の確認を促すように
したものである。次に第3の実施の形態の動作を図8に
したがって説明する。図8は第3の実施の形態の振込取
引動作を示すフローチャートである。
【0028】図8において、振込取引を行おうとする顧
客は、まず自動取引装置1の顧客操作部6において「振
込」の取引科目を選択する(ステップ41)。次に装置
1側では顧客に対して振込金額の入力を誘導し、これに
対して顧客が振込金額を入力する(ステップ42)。次
に、振込先入力方法の選択を誘導し、顧客が振込先入力
方法を選択する。振込カード20を利用する場合は、顧
客は「振込カード利用」を選択する(ステップ43)。
【0029】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ44)。挿入された振込カード2
0はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送られ
る。カード処理部12において、カードリーダ25によ
り磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ4
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ46)。そして顧客操作部6の表示部に読取
った印刷内容を表示して(ステップ47)、顧客に確認
を促す。顧客が顧客操作部6の確認キーを押下すると
(ステップ48)、主制御部11において、ステップ4
5で読取られた磁気ストライプデータとステップ46で
認識されたデータが同一かどうか比較される(ステップ
49)。
【0030】比較の結果、磁気ストライプデータと認識
データが異なると判定された場合は、ステップ46で認
識した振込カード20の印刷内容を再度顧客操作部6に
表示し(ステップ50)、顧客に対して取引内容を確認
させる(ステップ51)。また比較の結果、磁気ストラ
イプデータと認識データが同一であると判定された場合
は、取引内容の再表示を行わずに、ステップ52へ進
む。ステップ52以降の動作は前記第1の実施の形態に
おけるステップ9以降の動作と同様である。
【0031】以上のように第3の実施の形態によれば、
前記第1の実施の形態の効果に加えて、振込カードの磁
気ストライプデータが破壊された場合に、振込取引につ
いて複数回(2回)顧客に対して取引内容を確認させる
ことにより、顧客が意図している内容と異なる内容の取
引であることに気付く可能性が高くなり、更には誤った
口座への振込を未然に防ぐ可能性が高くなる。
【0032】次に第4の実施の形態を説明する。第4の
実施の形態の構成も前記第2の実施の形態のそれと同様
である。第4の実施の形態は、振込カードの磁気ストラ
イプの内容と表面の印刷内容とを比較し、両者が一致し
ない場合にのみジャーナル用紙に印刷内容を印字するよ
うにしたものである。図9は第4の実施の形態の動作を
示すフローチャートであり、第4の実施の形態の動作を
以下に説明する。
【0033】図9において、振込取引を行おうとする顧
客は、まず自動取引装置1の顧客操作部6において「振
込」の取引科目を選択する(ステップ61)。次に装置
1側では顧客に対して振込金額の入力を誘導し、これに
対して顧客が振込金額を入力する(ステップ62)。次
に、振込先入力方法の選択を誘導し、顧客が振込先入力
方法を選択する。振込カード20を利用する場合は、顧
客は「振込カード利用」を選択する(ステップ63)。
【0034】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ64)。挿入された振込カード2
0はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送られ
る。カード処理部12において、カードリーダ25によ
り磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ6
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ66)。カードリーダ25により読取られた
磁気ストライプデータは、カード処理部12から主制御
部11へ送られ、主制御部11から顧客操作部6へ送ら
れる。顧客操作部6では、振込先と振込金額を表示し、
顧客の取引内容を確認させる(ステップ67)。また光
学センサ26により読取られたイメージデータは主制御
部11へ送られる。
【0035】顧客が確認キーを押下して顧客操作部6に
表示された取引内容に対して確認をすると(ステップ6
8)、貨幣を入金するよう誘導し、顧客が紙幣または硬
貨の入金を行うと(ステップ69)、紙幣入出金部13
または硬貨入出金部14で入金金額を計数する(ステッ
プ70)。入金金額が振込金額より多ければ、レシート
処理部17においてレシート印字する(ステップ7
1)。
【0036】次に、主制御部11において、ステップ6
5で読取られた磁気ストライプデータとステップ66で
認識されたデータが同一かどうか比較される(ステップ
72)。比較の結果、磁気ストライプデータと認識デー
タが異なると判定された場合は、第1の実施の形態と同
様にジャーナル記録部15において、ジャーナル用紙に
振込取引の内容とともに光学センサ26により読取った
イメージデータを印字する(ステップ73)。また比較
の結果、磁気ストライプデータと認識データが同一であ
ると判定された場合は、取引内容のみをジャーナル用紙
に印字する(ステップ74)。取引内容のみの印字結果
を図10に示す。これ以降の動作は前記第1の実施の形
態におけるステップ13以降の動作と同様である。
【0037】以上のように第4の実施の形態によれば、
第1の実施の形態と同様の効果に加えて、振込カードの
磁気ストライプの内容とカード表面の印刷内容の読取結
果とを比較し、一致しない場合のみジャーナル用紙に読
取結果を印字するようにしたので、ジャーナル用紙に読
取結果を印字する回数が減り、ジャーナル用紙1巻当た
りの取引件数を増やすことができる。
【0038】次に第5の実施の形態を説明する。第5の
実施の形態の構成も前記第2の実施の形態のそれと同様
である。第5の実施の形態は、振込カードの磁気ストラ
イプの内容と表面の印刷内容とを比較し、両者が一致し
ない場合には取引を終了させるようにしたものである。
図11は第5の実施の形態の動作を示すフローチャート
であり、第5の実施の形態の動作を以下に説明する。
【0039】図11において、振込取引を行おうとする
顧客は、まず自動取引装置1の顧客操作部6において
「振込」の取引科目を選択する(ステップ81)。次に
装置1側では顧客に対して振込金額の入力を誘導し、こ
れに対して顧客が振込金額を入力する(ステップ8
2)。次に、振込先入力方法の選択を誘導し、顧客が振
込先入力方法を選択する。振込カード20を利用する場
合は、顧客は「振込カード利用」を選択する(ステップ
83)。
【0040】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ84)。挿入された振込カード2
0はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送られ
る。カード処理部12において、カードリーダ25によ
り磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ8
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ86)。カードリーダ25により読取られた
磁気ストライプデータはカード処理部12から主制御部
11へ送られ、また光学センサ26により読取られたイ
メージデータも主制御部11へ送られる。
【0041】主制御部11において、ステップ85で読
取られた磁気ストライプデータとステップ86で認識さ
れたデータが同一かどうか比較される(ステップ8
7)。比較の結果、磁気ストライプデータと認識データ
が異なると判定された場合は、顧客に振込カード20を
返却し(ステップ88)、挿入された振込カードが取扱
不可のカードである旨のメッセージの表示を顧客操作部
6の表示部に表示する(ステップ89)。また比較の結
果、磁気ストライプデータと認識データが同一であると
判定された場合は、磁気ストライプデータの振込先、振
込人情報および振込金額を顧客操作部6に表示し(ステ
ップ90)、顧客の確認を促す。これ以降の動作は第1
の実施の形態のステップ8以降の動作と同様である。し
かしながらステップ95におけるジャーナル印字におい
ては、取引内容のみをジャーナル用紙に印字する。
【0042】以上のように第5の実施の形態によれば、
振込カードの磁気ストライプのデータとカード表面の印
刷内容の読取結果とを比較し、一致しない場合には振込
カードを取扱不可カードとして顧客に返却することによ
り、磁気ストライプデータの破壊による間違った口座へ
の振込を未然に防ぐことができる。
【0043】次に第6の実施の形態を説明する。第6の
実施の形態の構成は前記第2の実施の形態のそれと同様
である。第6の実施の形態は、振込カードの磁気ストラ
イプの内容と表面の印刷内容とを比較し、両者が一致し
ない場合には顧客に振込先および振込人情報を入力させ
るようにしたものである。図12は第6の実施の形態の
動作を示すフローチャートであり、第6の実施の形態の
動作を以下に説明する。
【0044】図12において、振込取引を行おうとする
顧客は、まず自動取引装置1の顧客操作部6において
「振込」の取引科目を選択する(ステップ101)。次
に装置1側では顧客に対して振込金額の入力を誘導し、
これに対して顧客が振込金額を入力する(ステップ10
2)。次に、振込先入力方法の選択を誘導し、顧客が振
込先入力方法を選択する。振込カード20を利用する場
合は、顧客は「振込カード利用」を選択する(ステップ
103)。
【0045】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ104)。挿入された振込カード
20はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送ら
れる。カード処理部12において、カードリーダ25に
より磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ10
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ106)。カードリーダ25により読取られ
た磁気ストライプデータは、カード処理部12から主制
御部11へ送られ、また光学センサ26により読取られ
たイメージデータも主制御部11へ送られる。
【0046】主制御部11において、ステップ105で
読取られた磁気ストライプデータとステップ106で認
識されたデータが同一かどうか比較される(ステップ1
07)。比較の結果、磁気ストライプデータと認識デー
タが異なると判定された場合は、顧客操作部6の表示部
に振込先および振込人情報の入力を顧客に対して促す表
示を行う。顧客がこの表示に応答して、顧客操作部6を
操作して振込先および振込人情報を入力する(ステップ
108)。
【0047】次にステップ109において、ステップ1
08で入力された振込先および振込人情報を表示し、顧
客に確認を促す。顧客が確認キーを押下すると(ステッ
プ110)、以降のステップにおいてステップ108で
入力された振込先および振込人情報に基づいて振込処理
を行う。ステップ111以降の動作は、第1の実施の形
態のステップ9以降の動作と同様である。
【0048】以上のように第6の実施の形態によれば、
振込カードの磁気ストライプのデータとカード表面の印
刷内容の読取結果とを比較し、一致しない場合には顧客
に対して振込先と振込人情報を入力させ、入力された情
報に基づいて振込処理を行うことにより、取引を最初か
らやり直さずに(例えば振込金額の入力は不要とな
る)、磁気ストライプデータの破壊による間違った口座
への振込を防止することができる。
【0049】次に第7の実施の形態を説明する。第7の
実施の形態の構成は前記第2の実施の形態のそれと同様
である。第7の実施の形態は、振込カードの磁気ストラ
イプの内容と表面の印刷内容とを比較し、両者が一致し
ない場合には顧客に振込先および振込人情報を入力さ
せ、さらに入力した情報を振込カードの磁気ストライプ
に書き込むようにしたものである。図13は第7の実施
の形態の動作を示すフローチャートであり、第7の実施
の形態の動作を以下に説明する。
【0050】図13において、振込取引を行おうとする
顧客は、まず自動取引装置1の顧客操作部6において
「振込」の取引科目を選択する(ステップ121)。次
に装置1側では顧客に対して振込金額の入力を誘導し、
これに対して顧客が振込金額を入力する(ステップ12
2)。次に、振込先入力方法の選択を誘導し、顧客が振
込先入力方法を選択する。振込カード20を利用する場
合は、顧客は「振込カード利用」を選択する(ステップ
123)。
【0051】次に顧客操作部6で振込カード20の挿入
を誘導し、顧客が振込カード20をカード挿入排出口2
に挿入する(ステップ124)。挿入された振込カード
20はカード挿入排出口2からカード処理部12へ送ら
れる。カード処理部12において、カードリーダ25に
より磁気ストライプのデータが読取られ(ステップ12
5)、さらに光学センサ26により振込カード20の表
面の印刷内容が読取られ、文字認識部29で認識される
(ステップ126)。カードリーダ25により読取られ
た磁気ストライプデータは、カード処理部12から主制
御部11へ送られ、また光学センサ26により読取られ
たイメージデータも主制御部11へ送られる。
【0052】主制御部11において、ステップ125で
読取られた磁気ストライプデータとステップ126で認
識されたデータが同一かどうか比較される(ステップ1
27)。比較の結果、磁気ストライプデータと認識デー
タが異なると判定された場合は、顧客操作部6の表示部
に振込先および振込人情報の入力を顧客に対して促す表
示を行う。顧客がこの表示に応答して、顧客操作部6を
操作して振込先および振込人情報を入力する(ステップ
128)。
【0053】次にステップ129において、ステップ1
28で入力された振込先および振込人情報を表示し、顧
客に確認を促す。顧客が確認キーを押下すると(ステッ
プ130)、カード処理部12においてカードリーダラ
イタ25によりステップ128で入力された振込先およ
び振込人情報が磁気ストライプに書き込まれる(ステッ
プ131)。以降のステップにおいてステップ128で
入力された振込先および振込人情報に基づいて振込処理
を行う。ステップ132以降の動作は、第1の実施の形
態のステップ9以降の動作と同様である。
【0054】以上のように第7の実施の形態によれば、
前記第6の実施の形態と同様の効果に加えて、顧客が入
力した振込先および振込人情報を振込カードの磁気スト
ライプに書き込むことにより、磁気ストライプ上の破壊
されたデータを再生することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、磁気ストライプに記憶した第1の情報を読取り、磁
カードの表面に印刷された第2の情報を磁気カード表
面のイメージデータを読取って認識し、第1の情報と認
識した第2の情報との異同を判断し、第1の情報と認識
した第2の情報が一致しない場合は前記イメージデータ
を取引内容とともにジャーナル用紙に印字し、第1の情
報と第2の情報が一致する場合は取引内容のみを印字す
るようにしたので、ジャーナル用紙の使用量を削減でき
るとともに、後に取引内容の誤りを確実に確認すること
ができ、またその取引がその顧客によって行われたこと
を確実に証明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の自動取引装置を示すブロック図で
ある。
【図2】自動取引装置を示す外観図である。
【図3】カード処理部を示す構成図である。
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図5】ジャーナル印字結果を示す説明図である。
【図6】第2の実施の形態のカード処理部を示す構成図
である。
【図7】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図8】第3の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】第4の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図10】取引内容のみの印字結果を示す説明図であ
る。
【図11】第5の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】第6の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図13】第7の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 自動取引装置 11 主制御部 12 カード処理部 15 ジャーナル記録部 20 振込カード 26 光学センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振込先および振込人の第1の情報を記憶
    した磁気ストライプを有し、少なくとも振込先を含む第
    2の情報が表面に印刷された磁気カードを使用して現金
    の振込取引を行い、取引内容をジャーナル用紙に記録す
    る自動取引装置において、 前記磁気ストライプに記憶した第1の情報を読取り、前
    記磁気カードの表面に印刷された前記第2の情報を磁気
    カード表面のイメージデータを読取って認識し、前記
    1の情報と前記認識した第2の情報との異同を判断し、
    記第1の情報と前記認識した第2の情報が異なる場
    合、前記イメージデータ取引内容とともにジャーナル
    用紙に印字することを特徴とする自動取引装置。
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