JP3014207B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP3014207B2
JP3014207B2 JP7458892A JP7458892A JP3014207B2 JP 3014207 B2 JP3014207 B2 JP 3014207B2 JP 7458892 A JP7458892 A JP 7458892A JP 7458892 A JP7458892 A JP 7458892A JP 3014207 B2 JP3014207 B2 JP 3014207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行等の金融機関で用い
られる自動取引装置、特に複数の金種別カセットを有す
る紙幣入出金機器を備えた自動取引装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のこの種の自動取引装置にお
ける紙幣入出金機内部の概略構成を示す側面図である。
図において1は入出金部、2は鑑別部、3は一時集積
部、4〜6は金種別カセット、7はリジェクトカセッ
ト、8a〜8cは高速搬送路、9は低速搬送路である。
【0003】ここで前記入出金部1の一部は装置筐体の
前面で露出しており、他の構成要素は装置筐体内に配置
されている。また、高速搬送路8a〜8cは図示しない
紙幣を一枚づつ挟持して搬送するように構成されてお
り、この高速搬送路8a〜8cにより入出金部1から鑑
別部2を経て一時集積部3に至るルートと、鑑別部2か
らリジェクトカセット7および金種別カセット4〜6に
対応する集積手段及び分離給送手段を経て鑑別部2に至
るルートが形成されている。
【0004】一方、低速搬送路9は一時集積部3から紙
幣を一括して入出金部1に搬送するように構成されてい
る。この構成において、入出金取引時の紙幣の処理は以
下のように行われる。まず、入金取引の場合、入出金部
1は顧客により投入される紙幣の受け入れ姿勢で待機し
ており、図示しないシャッターが開かれてこの入出金部
1に紙幣が投入されると、前記シャッターが閉じる。
【0005】その後、図示しない分離給送手段により入
出金部1から紙幣が1枚づつ高速搬送路8aに送り込ま
れ、この高速搬送路8aにより鑑別部2へ順次搬送され
る。鑑別部2では、搬送されてきた紙幣の真偽及び金種
等の鑑別と、2重送りや斜行等の搬送異常の検知が行わ
れ、その結果、偽券と鑑別された紙幣及び搬送異常が検
知された紙幣は高速搬送路8a,8bにより一時集積部
3に搬送されて一時的に集積される。
【0006】一方、搬送異常が検知されず、真券と鑑別
されて金種が認識された紙幣は、その金種に応じて高速
搬送路8a,8cにより金種別カセット4〜6に対応す
る集積手段に搬送され、この集積手段により金種別カセ
ット4〜6上に設定された図示しない一時集積部に集積
される。そして、前記顧客の投入した紙幣がすべて一時
集積部3または金種別カセット4〜6上の一時集積部に
集積されると、入出金部1が回転して低速搬送路9から
の紙幣の取り込み姿勢となり、この低速搬送路9により
一時集積部3から一括して搬送されてきた紙幣が入出金
部1に取り込まれる。
【0007】その後、入出金部1は再び回転して前記の
受け入れ姿勢と同様の排出姿勢となり、前記シャッター
が開くと、入出金部1から紙幣が押し出されて顧客に返
却される。ここで、顧客は図示しない表示部の誘導用画
面に従って確認キーあるいは取り消しキーを押下する
か、または前記返却された紙幣を再度投入して前記と同
様の動作を行わせた後、確認キーあるいは取り消しキー
を押下する。
【0008】確認キーが押下された場合は、金種別カセ
ット4〜6上の一時集積部に集積された紙幣がそれぞれ
金種別カセット4〜6内に取り込まれて収納され、図示
しないレシート印字部で印字されたレシートが前記入出
金部1から放出されて処理終了となる。一方、取り消し
キーが押下された場合は、金種別カセット4〜6上の一
時集積部に集積された紙幣が図示しない分離給送手段に
より1枚づつ繰り出されて高速搬送路8cにより搬送さ
れ、更に高速搬送路8aにより鑑別部2を通過した後、
高速搬送路8bにより一時集積部3に搬送されて集積さ
れる。
【0009】そして、金種別カセット4〜6上の一時集
積部から繰り出されたすべての紙幣が一時集積部3に集
積されると、この紙幣は低速搬送路9により一括して搬
送されて予め取り込み姿勢で待機している入出金部1に
取り込まれ、前記と同様に顧客に返却されて処理終了と
なる。次に、出金取引の場合は、図示しないキーにより
顧客が入力した金種,金額に基づいて金種別カセット4
〜6内の紙幣が図示しない分離給送手段により1枚づつ
繰り出されて高速搬送路8c,8aにより鑑別部2に搬
送され、この鑑別部2で金種等の鑑別と、2重送りや斜
行等の搬送異常の検知が行われる。
【0010】その結果、異金種の紙幣及び搬送異常が検
知された紙幣は出金不可のリジェクト紙幣として高速搬
送路8cによりリジェクトカセット7に搬送され、該リ
ジェクトカセット7内に回収される。一方、搬送異常が
検知されず、金種が認識された紙幣は、高速搬送路8b
により一時集積部3に搬送されて集積される。
【0011】そして、前記顧客が入力した金種,金額分
の紙幣が一時集積部3に集積されると、レシート印字部
で印字されたレシートがこの集積紙幣上に送り込まれ、
更にこのレシートと共に紙幣は低速搬送路9により一括
して搬送されて、予め紙幣の取り込み姿勢で待機してい
る入出金部1に取り込まれる。その後、入出金部1は回
転して排出姿勢となり、前記シャッターが開くと、入出
金部1からレシートと共に紙幣が押し出されて顧客に支
払われる。
【0012】ところで、この種の紙幣入出金機において
は、通常前記金種別カセット4〜6及びリジェクトカセ
ット7が装置筐体に対してそれぞれ着脱自在に設けられ
ており、かつ金種別カセット4〜6は1金種対応に形成
されている。例えば、図7の例では金種別カセット4は
万券紙幣用、金種別カセット5は五千券紙幣用、金種別
カセット6は千券紙幣用として形成されている。
【0013】そして、これらの金種別カセット4〜6は
装置筐体の予め定められた位置にしか装着できないよう
になっている。すなわち、図8(I),(II)は万券紙
幣用の金種別カセット4と千券紙幣用の金種別カセット
6の装着例を示す説明図で、この図に見られるにように
金種別カセット4と金種別カセット6には異なる位置に
凹部4a,6aが設けられている。
【0014】そして、装置筐体のそれぞれのカセット装
着位置には前記凹部4a,6aと対応する部位に凸部4
b,6bが設けられており、これらの凹部4a,6aと
凸部4b,6bを嵌合させることで、金種別カセット4
と金種別カセット6を定められた位置に装着するように
なっている。無論、五千券紙幣用の金種別カセット5も
同様の構造となっている。
【0015】尚、金種別カセット4〜6は装置筐体に装
着すると、この装置筐体に設けられた図示しないセンサ
等により検知され、これに基づいて入出金の制御が行わ
れるものとなっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た紙幣入出金機を有する従来の自動取引装置では、以下
の問題を有している。すなわち、この種の自動取引装置
の設置場所や、曜日、あるいは使われ方によって金種毎
の取引量が異なるが、従来の自動取引装置では各金種別
カセット4〜6の装着位置が対応金種によって決定され
ているため、例えば、万券紙幣のみで運用したい場合に
対応できないという問題がある。
【0017】また、この例のように、万券紙幣のみで運
用したい場合等に対応させるには、図(I),(II)に
示した凸部4b,6bの位置を変更すればよいが、この
ように改造すると汎用性が失われ、しかも改造費用がか
かるため高価になるという問題が生じてくる。本発明は
このような問題を解決すためになされたもので、設置場
所や、曜日、あるいは使われ方等に応じ、各金種別カセ
ットに収納する紙幣の金種を任意に選択して運用するこ
とが可能な自動取引装置を実現することを目的とするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明は、複数の金種の紙幣が収納可能でかつ
外形が同一に形成された複数の金種別カセットを装着す
ることができる自動取引装置において、各金種別カセッ
トと収納される金種とを対応付ける金種情報を入力する
係員用タッチパネルと、前記金種情報を記憶する金種情
報記憶部と、前記係員用タッチパネルにより入力された
金種情報を前記金種情報記憶部に記憶させるとともに、
前記金種情報記憶部に記憶させた金種情報に基づいて各
金種別カセットへの紙幣の収納及び各金種別カセットか
らの紙幣の繰り出しを制御する主制御部とを備えたこと
を特徴とする。また、第2の発明は、さらに、前記係員
用タッチパネルは、金種別カセット毎に金種を指定する
ためのキーを対応付けて表示することを特徴とする。
【0019】
【作用】このような構成を有する本発明は、金種別カセ
ットの装着時に、各金種別カセット内に収納された紙幣
の金種を、金種入力手段により各金種別カセット毎に入
力して金種情報記憶手段に記憶させ、そしてこの金種情
報記憶手段の内容に基づいて入出金取引等における紙幣
の処理を行う。
【0020】従ってこれによれば、設置場所や、曜日、
あるいは使われ方等に応じ、各金種別カセットに収納す
る紙幣の金種を任意に選択して運用することが可能とな
る。また、装置を改造することなく使用金種を変更でき
るので汎用性も得られ、高価になることもない。
【0021】
【実 施 例】以下に図面を参照して実施例を説明す
る。図1は本発明による自動取引装置の一実施例を示す
制御系のブロック図で、主要な要素のみ示している。図
2は実施例による自動取引装置の外観を示す斜視図で、
(I)は正面側から見た図、(II)は背面側から見た図
である。
【0022】図3は本実施例における紙幣入出金機内部
の概略構成を示す側面図、図4は図3における金種別カ
セットの装着例を示す説明図である。図5は本実施例に
おける係員用タッチパネルのアイドル画面を示す図、図
6は同じく係員用タッチパネルの金種情報セット画面を
示す図である。まず、図2について説明すると、10は
装置筐体、11はこの装置筐体10の背面扉である。
【0023】前記装置筐体1の正面上部にはカード挿入
排出口12、通帳挿入排出口13、紙幣投入受取口1
4、顧客の操作を誘導するためのイラストや文言を表示
するためのCRTディスプレイから成る表示部15、こ
の表示部15の誘導により顧客が取引のためのデータを
入力操作するテンキー及び所定のファンクションキーか
ら成るキー入力部16がそれぞれ設けられ、そして前記
カード挿入排出口12の奥には図示しないカードリーダ
ライタが、また通帳挿入排出口13の奥には同じく図示
しない通帳記帳機がそれぞれ配置されていて、更に紙幣
投入受取口14の奥には図3に示す紙幣入出金機が配置
されている。
【0024】一方、前記背面扉11には係員用タッチパ
ネル17が設けられており、この係員用タッチパネル1
7は、図5に示したアイドル画面にて金種手動入力キー
17a,及び金種自動入力キー17b等を表示すると共
に、各キーによる入力を可能とし、また図6に示した金
種情報セット画面にて後述するカセットA,B,Cの金
種指定キー(金種入力手段)を表示すると共に、各キー
による入力を可能とするように構成されている。
【0025】次に、図3について説明すると、1は入出
金部、2は鑑別部(鑑別手段)、3は一時集積部、7は
リジェクトカセット、8a〜8cは高速搬送路、9は低
速搬送路であり、これらは従来のものと同一であるので
その説明は省略するが、前記入出金部1は前記紙幣投入
受取口14に設けられたシャッターの内側に位置してい
る。
【0026】18〜20は金種別カセットで、金種別カ
セット18をカセットA,金種別カセット19をカセッ
トB,金種別カセット20をカセットCとする。この金
種別カセット18〜20は、例えば、各々の内部に設け
られる紙幣整列用のガイドを万円紙幣の幅に合わせるこ
とにより、各金種の紙幣に対応できるように共通の構造
とすると共に、かつ図4(I),(II)に示したように
金種別カセット18と金種別カセット20の外形も同一
形状として装置筐体10内のいずれのカセット装着位置
に対しても着脱できるようになっている。
【0027】つまり、この金種別カセット18と金種別
カセット20には従来のような凹部設けず、またカセ
ット装着位置にも従来のような凸部を設けない構造とし
て、任意の位置に装着できるようにしている。無論、金
種別カセット19も同様の構造になっている。尚、これ
らの金種別カセット18〜20の着脱作業は前記背面扉
11を開けて行われるものとなっている。
【0028】次に、図1について説明すると、21〜2
3は集積手段、24〜26は分離給送手段で、この集積
手段21〜23と分離給送手段24〜26は各金種別カ
セット18〜20に対応するように装置筐体1内に設け
られており、ここで集積手段21〜23は各々図示しな
い羽根車あるいはローラ及びベルト等によって構成さ
れ、また分離給送手段24〜26は図示しない吸引ドラ
ムあるいはピックアップローラとフィードローラとリバ
ースローラ等により構成されている。
【0029】27は紙幣入出金機の動作を制御する入出
金機制御部である。28は装置の制御プログラム等を格
納したROMで、このROM28には前記係員用タッチ
パネル17に図4に示すアイドル画面や、図5に示す金
種情報セット画面を表示するための画面情報も格納され
ている。29は取引データ等を一時的に記憶するための
RAM、30は金種情報記憶部(金種情報記憶部)であ
る。
【0030】31は装置全体の動作等を制御する主制御
部(制御手段)で、前記図6の金種情報セット画面等に
て入力される金種別カセット18〜20の金種情報を前
記金種情報記憶部30に記憶させ、この情報に基づいて
入出金機制御部31に紙幣の入出金処理等の指示を行う
ものとなっている。尚、前記金種情報記憶部30は電源
OFFによって記憶内容が消えないように本実施例では
EEPROMを使用しているが、前記RAM29がバッ
テリーでバックアップされたものであれば、このRAM
29の特定のエリアに設定することも可能である。
【0031】次に作用について説明する。まず、電源O
Nの状態では、主制御部31によりROM28からアイ
ドル画面の情報が取り出され、図5に示すように係員用
タッチパネル17にアイドル画面が表示されるので、こ
のアイドル画面を見て金融機関の係員が金種手動入力キ
ー17aまたは金種自動入力キー17bを押下する。
【0032】ここで、係員が金種手動入力キー17aを
押下した場合、主制御部31によりROM28から金種
情報セット画面の情報が取り出されて表示部に表示され
る。従って、係員がこの画面を見て予め装置筐体10に
装着するかまたはこれから装着する金種別カセット18
〜20に対して、つまりカセットA,B,Cに対してそ
の各々に収納した金種に応じて万券,五千券,千券の金
種指定キーを押下すると、これにより各カセット毎に指
定された金種情報が主制御部により金種情報記憶部30
に記憶される。
【0033】一方、前記アイドル画面にて、金種自動入
力キー17bが押下された場合は、主制御部31が入出
金機制御部2に紙幣の繰り出しを指示する。これに基づ
いて予め係員により装置筐体10に装着された金種別カ
セット18〜20から対応する分離給送手段24〜25
により順次紙幣が1枚または複数毎づつ繰り出され、高
速搬送路8c及び8aにより鑑別部2に送られて金種鑑
別される。
【0034】そして、この鑑別部2による金種鑑別情報
つまり金種別カセット18〜20毎の金種情報が入出金
機制御部27を介して主制御部31に送られ、これによ
り主制御部31はこの金種情報を金種情報記憶部30に
記憶させる。つまり、金種自動入力キー17bが押下さ
れた場合は、鑑別部2が金種入力手段として機能する。
【0035】尚、鑑別後の紙幣は高速搬送路8a及び8
cにより金種に応じて集積手段21〜23に搬送され、
金種別カセット18〜20上に設けられた図示しない一
時集積部に集積された後、再び金種別カセット18〜2
0内に収納される。従って、金種別カセット18〜20
内に装置の設置場所や、曜日、あるいは使われ方等に応
じて任意に選択した金種の紙幣を収納し、前記のように
金種情報記憶部30に各金種別カセット18〜20つま
りカセットA,B,C毎の収納紙幣の金種の情報を記憶
させることで、顧客の操作による入出金取引等に伴う紙
幣の処理を遂行することが可能となる。
【0036】尚、入出金取引等における紙幣に処理動作
は前記金種情報記憶部30に記憶された金種情報を主制
御部31が取り出して従来と同様に行われるので、ここ
ではその説明を省略する。また、入出金取引に伴って図
2に示したカード挿入排出口12や通帳挿入排出口13
からカードや通帳が挿入されるが、このカードや通帳に
対する処理は本発明とは直接関係がないので、その説明
を省略する。
【0037】また、上述した実施例では、図5に示した
アイドル画面で金種手動入力キー17aと金種自動入力
キー17bの両方を表示するものとしたが、どちらか一
方にのみを表示して、手動入力または自動入力の一方の
みを行えるようにしても有効である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、各金
種別カセットと収納される金種とを対応付ける金種情報
を入力する係員用タッチパネルと、前記金種情報を記憶
する金種情報記憶部と、前記係員用タッチパネルにより
入力された金種情報を前記金種情報記憶部に記憶させる
とともに、前記金種情報記憶部に記憶させた金種情報に
基づいて各金種別カセットへの紙幣の収納及び各金種別
カセットからの紙幣の繰り出しを制御する主制御部とを
備えた構成となっている。また、第2の発明は、さら
に、前記係員用タッチパネルは、金種別カセット毎に金
種を指定するためのキーを対応付けて表示する構成にな
っている。
【0039】従って、第1および第2の発明は、設置場
所や、曜日、あるいは使われ方等に応じ、各金種別カセ
ットに収納する紙幣の金種を任意に選択して運用するこ
とが可能となる。また、装置を改造することなく使用金
種を変更できるので汎用性も得られ、高価になることも
ない。また、各金種別カセットの外形が同一に形成され
ているので、係員は金種別カセットをどの位置に装着す
るのかを意識することなく、各金種別カセットを装置に
装着することができる。そのため、係員の負担が軽減さ
れる。その上、第1および第2の発明は、係員の手によ
って確実でかつ手軽に金種情報を入力することができ、
銀行側が意図しない行為によって各金種別カセットに設
定とは異なる金種の紙幣が収納されるのを防止すること
ができる。しかも、金種別カセットの構成をシンプルに
できるので、金種別カセットが故障しにくくなるととも
に、金種別カセットの携帯性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動取引装置の一実施例を示す制
御系のブロック図である。
【図2】実施例による自動取引装置の外観を示す斜視図
である。
【図3】本実施例における紙幣入出金機内部の概略構成
を示す側面図である。
【図4】本実施例における金種別カセットの装着例を示
す図である。
【図5】本実施例における係員用タッチパネルのアイド
ル画面を示す図である。
【図6】本実施例における係員用タッチパネルの金種情
報セット画面を示す図である。
【図7】従来の自動取引装置における紙幣入出金機内部
の概略側面図である。
【図8】従来の自動取引装置における金種別カセットの
装着例を示す図である。
【符号の説明】
1 入出金部 2 鑑別部(鑑別手段) 3 一時集積部 8a〜8c 高速搬送路 9 低速搬送路 10 装置筐体 17 係員用タッチパネル 17a 金種手動入力キー 17b 金種自動入力キー 18 金種別カセット(カセットA) 19 金種別カセット(カセットB) 20 金種別カセット(カセットC) 21〜23 集積手段 24〜26 分離給送手段 27 入出金機制御部 28 ROM 30 金種情報記憶部(金種情報記憶手段) 31 主制御部(制御手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金種の紙幣が収納可能でかつ外形
    が同一に形成された複数の金種別カセットを装着するこ
    とができる自動取引装置において、 各金種別カセットと収納される金種とを対応付ける金種
    情報を入力する係員用タッチパネルと、 前記金種情報を記憶する金種情報記憶部と、 前記係員用タッチパネルにより入力された金種情報を前
    記金種情報記憶部に記憶させるとともに、前記金種情報
    記憶部に記憶させた金種情報に基づいて各金種別カセッ
    トへの紙幣の収納及び各金種別カセットからの紙幣の繰
    り出しを制御する主制御部とを備えたことを特徴とする
    自動取引装置。
  2. 【請求項2】 前記係員用タッチパネルは、金種別カセ
    ット毎に金種を指定するためのキーを対応付けて表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
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