JPH08240179A - コンクリートポンプ - Google Patents
コンクリートポンプInfo
- Publication number
- JPH08240179A JPH08240179A JP6897795A JP6897795A JPH08240179A JP H08240179 A JPH08240179 A JP H08240179A JP 6897795 A JP6897795 A JP 6897795A JP 6897795 A JP6897795 A JP 6897795A JP H08240179 A JPH08240179 A JP H08240179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- hopper
- suction
- discharge ports
- cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
aと2bを並設し、それぞれの吸入吐出口2aと2bに
コンクリート圧送用シリンダ3aと3bを接続する。吸
入吐出口2aと2bの内側にバルブプレート12を固定
する。ホッパ1内に揺動管9を配し、連結軸13を中心
として揺動自在とする。揺動管9を揺動して2本のコン
クリート圧送用シリンダ3aと3bを順次連通させ、シ
リンダ内に吸入されたコンクリートCを、揺動管9を通
して圧送管10内へ圧送させるようにする。リング16
を、吸入吐出口2aと2bの内側上部位置に配して、バ
ルブプレート12にボルトにて固定する。リング16に
よって吸入吐出口2aと2bの上端部を小さくし、コン
クリート圧送用シリンダ3aと3bによるコンクリート
Cの吸入レベルを低下させるようにする。
Description
管を左右に揺動させてホッパ前側壁の2つの吸入吐出口
を介し2本のコンクリート圧送用シリンダを交互に吸入
側と吐出側に切り換えるようにしてあるコンクリートポ
ンプに関するものである。
は、揺動弁型式のものとすべり弁型式のものとがある。
動弁型のコンクリートポンプの一例を示すもので、コン
クリートCを投入するためのホッパ1の前側壁下部に2
つの吸入吐出口2aと2bを横方向に並設して、該2つ
の吸入吐出口2aと2bに、ホッパ1の前側部に水平に
配した2本のコンクリート圧送用シリンダ3aと3bを
接続し、該2本のコンクリート圧送用シリンダ3aと3
b内にそれぞれ収納されているピストン4a及び4b
と、該コンクリート圧送用シリンダ3a及び3bと洗浄
室5を介して接続された2本の主シリンダ6a及び6b
のピストン7a及び7bとを各々ロッド8a及び8bを
介して一体的に連結して、2本の主シリンダ6aと6b
を交互に伸縮作動させることによって上記2つのコンク
リート圧送用シリンダ3aと3b内部のピストン4aと
4bが交互に前進後退させられるようにしてある。
をした揺動管9を配し、該揺動管9の一端(後端)はホ
ッパ1の背面側を回動自在に貫通させて圧送管10に連
通し、且つ揺動管9の他端(前端)は前端部に取り付け
たバルブリング11を上記2つの吸入吐出口2a,2b
の内側に固定されたバルブプレート12に当接させた状
態で左右方向へ揺動自在となるようにし、更に、ホッパ
1の前側壁を貫通して該前側壁にて回動自在に支持され
た連結軸13の基端を上記揺動管9の途中位置に固定し
て、該連結軸13を操作レバー14を介し2本の揺動シ
リンダ15aと15bの交互伸縮動によって回動させる
ことにより、連結軸13の軸心を中心として上記揺動管
9を左右に揺動させるようにしてある。
のコンクリートCを吸入吐出させてコンクリート圧送作
業を行う場合には、2本の揺動シリンダ15aと15b
により揺動管9を左右方向へ揺動させて、吸入吐出口2
a又は2bを介し揺動管9の前端と連通された側のコン
クリート圧送用シリンダ3a又は3b内部のピストン4
a又は4bを前進させることにより既にシリンダ内に吸
入されていたコンクリートCを揺動管9内へ吐出して圧
送管10内へ圧送させると同時に、別のコンクリート圧
送用シリンダ3a又は3bではピストン4a又は4bを
後退させてホッパ1内のコンクリートCを吸入吐出口2
a又は2bを通して吸入させるようにし、以後、揺動シ
リンダ15aと15bにより揺動管9を左右へ揺動させ
る作動と2本のコンクリート圧送用シリンダ3aと3b
内のピストン4aと4bの前進後退の作動を繰り返し、
ホッパ1内のコンクリートCを揺動管9及び圧送管10
を通して圧送させるようにしている。
ンクリート圧送作業が最終段階となってホッパ1内のコ
ンクリートCのレベルが吸入吐出口2aと2bの上端付
近にまで低下して来ると、コンクリート圧送用シリンダ
3aと3bによりコンクリートCを吸入しようとする際
にシリンダ内部へ空気が流入し始める事態が生じるの
で、通常、この時点でコンクリート圧送用シリンダへの
コンクリートCの吸入を停止しているため、ホッパ1内
に圧送不能コンクリート(いわゆる残コン)が残ること
は避けられないが、この残コンは少ないほどその処理上
有利である。
コンクリートポンプの場合、ホッパ1底面の最下点と吸
入吐出口2a及び2bの上端部との間隔が大きいので、
コンクリート圧送作業終了後、ホッパ1内には多量の残
コンが残ってしまうことになって残コン処理のために多
大な労力と時間が必要となる、という問題があった。
リンダ内への空気の流入を抑制することによってホッパ
内の残コンを減少させようとするものである。
決するために、ホッパの前側壁下部に並設した2つの吸
入吐出口のそれぞれに2本のコンクリート圧送用シリン
ダを接続し、且つホッパ内に揺動自在に配した揺動管を
左右方向へ揺動させて上記2つの吸入吐出口に交互に連
通させることによりコンクリート圧送用シリンダを吸入
側と吐出側に切り換えるようにしてあるコンクリートポ
ンプにおいて、上記2つの吸入吐出口の上端部を遮蔽す
るためのリングを取付け、該リングによって吸入吐出口
の上端部の断面積を小さくした構成とする。
出口の上端部の断面積を小さくさせるようにすると、コ
ンクリート圧送用シリンダによるコンクリートの吸入レ
ベルが低下されることになってコンクリート圧送用シリ
ンダ内への空気の流入を抑えることができる。
する。
プの一実施例を示すもので、図6乃至図8に示したもの
と同様に、コンクリートCを投入するためのホッパ1の
前側壁下部に並設した2つの吸入吐出口2aと2bのそ
れぞれにコンクリート圧送用シリンダ3aと3bを水平
に接続し、且つホッパ1内部にはS字形状をした揺動管
9を配して、該揺動管9の一端(後端)はホッパ1の背
面側を回動自在に貫通させて圧送管10と接続すると共
に、揺動管9の他端(前端)は前端部に取り付けたバル
ブリング11を上記2つの吸入吐出口2aと2bの内側
に固定したバルブプレート12に当接させた状態で左右
方向へ揺動自在となるようにし、更に、揺動管9の途中
位置に固定した連結軸13を操作レバー14を介して2
本の揺動シリンダ15aと15bにて回動させることに
より、連結軸13を中心として上記揺動管9を左右に揺
動して上記2つの吸入吐出口2a及び2bと交互に連通
させるようにしてなる構成において、上記2つの吸入吐
出口2aと2bの内側上部位置に別々に挿入できるよう
に上面を吸入吐出口2aと2bの内面に対応させて円弧
状とし且つ先端側が尖るように下面を傾斜させて縦断面
形状がくさび状をなすようにした挿入部16aと該挿入
部16aの末端側に固定したボルト孔16c付きの取付
け用プレート16bとからなるリング16を構成し、該
リング16の挿入部16aを2つの吸入吐出口2a又は
2bに別々に挿入して取付け用プレート16bをバルブ
プレート12にボルト17にて固定することにより吸入
吐出口2aと2bの上端部をリング16で吸入吐出口を
小さくさせるようにした構成とする。
の内側に固定したバルブプレート12の内表面に、リン
グ16の末端部に固定した取付け用プレート16bの形
状に対応させた凹部18aと18bをそれぞれ形成し
て、挿入部16aをバルブプレート12の孔から吸入吐
出口2aと2bに挿入してから上記凹部18aと18b
に取付け用プレート16bを嵌合させてバルブプレート
12表面と取付け用プレート16bとがフラットになる
ようにし、且つ取付け用プレート16bに複数個設けて
あるボルト孔16cにボルト17を通してリング16を
バルブプレート12に固定することにより、上記揺動管
9を揺動自在にでき且つ上記バルブリング11とバルブ
プレート12との間に隙間ができてしまうことがないよ
うにする。
の符号が付してある。
吐出口2aと2bの内側のバルブプレート12の上部位
置にリング16を取り付けて吸入吐出口2aと2bに通
じるバルブプレート12の上端部を遮蔽させるようにす
ると、図2に示す如く、ホッパ1内部に投入されたコン
クリートCをコンクリート圧送用シリンダ3a又は3b
にて吸入する際の吸入レベルが、一点鎖線で示す従来の
レベルから破線で示すレベルへと低下されることになる
ので、コンクリート圧送作業が最終段階となってホッパ
1内へのコンクリートCの供給が停止されてコンクリー
トCのレベルが低下したときに、コンクリート圧送用シ
リンダ3a及び3b内への空気流入の開始時期を遅らせ
ることができてホッパ1内の残コンの量を減少させるこ
とができる。
ート圧送用シリンダ3aと3bの内径Dに対するリング
16の最大肉厚(高さ)Hを H≦0.25D とする。このようにすれば、吸入吐出口2aと2bをリ
ング16で小さくした場合にも、一般作業時におけるコ
ンクリート圧送用シリンダ3aと3bのコンクリートC
吸入効率に問題がないことが実験により確認されてい
る。
Cを高速圧送させようとする場合には、ホッパ1内のコ
ンクリートCはコンクリート圧送用シリンダ3aと3b
の高速吸入によって図5に示す如きレベルの動きをする
ようになるが、本発明のコンクリートポンプは、こうし
たレベルの動きに対して特に有効であり、コンクリート
圧送用シリンダ3a及び3b内への空気の流入を防止す
ることができる。
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
ポンプによれば、ホッパの前側壁下部に並設した2つの
吸入吐出口のそれぞれにコンクリート圧送用シリンダを
接続し、且つホッパ内に配した揺動管を左右に揺動させ
て上記コンクリート圧送用シリンダと連通して、コンク
リート圧送用シリンダ内に吸入したコンクリートを揺動
管内を通して圧送するようにしてあるコンクリートポン
プにおける上記吸入吐出口の上端部をリングを設け小口
径にした構成としてあるので、コンクリート圧送用シリ
ンダによるコンクリートの吸入レベルがシェルターによ
り低下されることになり、コンクリート圧送用シリンダ
内への空気の流入が抑制できてコンクリート圧送作業終
了後にホッパ内に残る残コンを減少させることができ
る、という優れた効果を発揮する。
切断側面図である。
斜視図である。
トのレベルを示す図である。
す切断側面図である。
す平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホッパの前側壁下部に並設した2つの吸
入吐出口のそれぞれに2本のコンクリート圧送用シリン
ダを接続し、且つホッパ内に揺動自在に配した揺動管を
左右方向へ揺動させて上記2つの吸入吐出口に交互に連
通させることによりコンクリート圧送用シリンダを吸入
側と吐出側に切り換えるようにしてあるコンクリートポ
ンプにおいて、上記2つの吸入吐出口の上端部にリング
を取付け、該リングによって吸入吐出口の断面積を小さ
くしたことを特徴とするコンクリートポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06897795A JP3516151B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | コンクリートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06897795A JP3516151B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | コンクリートポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240179A true JPH08240179A (ja) | 1996-09-17 |
JP3516151B2 JP3516151B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=13389247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06897795A Expired - Fee Related JP3516151B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | コンクリートポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3516151B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19818836B4 (de) * | 1997-04-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Kraftstoffeinspritz-Steuervorrichtung für einen Zylindereinspritz-Verbrennungsmotor |
WO2011153873A1 (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 泵送装置的分配机构、泵送装置、混凝土泵车及混凝土泵车的控制方法 |
CN102619719A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-08-01 | 中联重科股份有限公司 | 泵送分配机构、泵送装置及其控制方法、混凝土泵车 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102410202B (zh) * | 2011-10-12 | 2014-12-10 | 三一汽车制造有限公司 | 分配阀、泵送系统及混凝土泵送设备 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP06897795A patent/JP3516151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19818836B4 (de) * | 1997-04-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Kraftstoffeinspritz-Steuervorrichtung für einen Zylindereinspritz-Verbrennungsmotor |
WO2011153873A1 (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 泵送装置的分配机构、泵送装置、混凝土泵车及混凝土泵车的控制方法 |
CN102619719A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-08-01 | 中联重科股份有限公司 | 泵送分配机构、泵送装置及其控制方法、混凝土泵车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3516151B2 (ja) | 2004-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08240179A (ja) | コンクリートポンプ | |
JP4188534B2 (ja) | プランジャポンプ | |
KR970001751B1 (ko) | 콘크리트펌프 | |
JP2988299B2 (ja) | コンクリートポンプ | |
JPS6255474A (ja) | コンクリ−トポンプ | |
JPS6126630Y2 (ja) | ||
JP4231132B2 (ja) | 揺動弁形コンクリートポンプ | |
JPH09287553A (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
JPH10196518A (ja) | 液圧回転機 | |
JPH10205434A (ja) | スラリー圧送装置 | |
JPH0417820Y2 (ja) | ||
JP3723935B2 (ja) | 高粘性流体ポンプの輸送シリンダ | |
JP4151781B2 (ja) | ピストンポンプの逆流防止装置のウェアプレート装着構造 | |
JPH0960579A (ja) | ピストンポンプの揺動管の軸受機構 | |
JPH0625562U (ja) | 揺動弁型粘性流体ポンプのバルブプレート | |
JP2003184736A (ja) | コンクリートポンプ | |
JP3381012B2 (ja) | 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路 | |
JPS6349569Y2 (ja) | ||
JP2002213348A (ja) | ピストンポンプの逆流防止装置 | |
JPH07304519A (ja) | ピストン式スラリー圧送ポンプのバルブ装置 | |
JPS63215885A (ja) | 斜板式ピストンポンプ構造 | |
JPH08177724A (ja) | 摺動板および揺動管 | |
JPH0849653A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
JPS62153575A (ja) | スイングバルブ | |
JPH0710481U (ja) | 粘性流体ポンプのシールリング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20040107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |