JPH08177724A - 摺動板および揺動管 - Google Patents

摺動板および揺動管

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JPH08177724A
JPH08177724A JP33782594A JP33782594A JPH08177724A JP H08177724 A JPH08177724 A JP H08177724A JP 33782594 A JP33782594 A JP 33782594A JP 33782594 A JP33782594 A JP 33782594A JP H08177724 A JPH08177724 A JP H08177724A
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JP
Japan
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small
diameter part
diameter
sliding plate
hopper
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Application number
JP33782594A
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English (en)
Inventor
Akio Washimi
暁夫 鷲見
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Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、生コンクリートなどを圧送
するポンプの摺動板および揺動管の耐摩耗性に優れ、充
分な寿命を有するものを提供する。 【構成】 揺動弁型粘性流体ポンプにおいて、摺動板
に、大径口と小径口とを連設した嵌合孔を、小径口を揺
動管側に配して形成し、該嵌合孔に大径部と小径部を連
設した超硬合金よりなるリングを、小径部を小径口に、
また大径部を大径口に夫々嵌挿するとともに、小径部の
端面を摺動板の摺動面にほぼ一致させて、配して形成
し、接着剤を用いて一体化させることにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生コンクリートなどを収
容するホッパの内面に取り付けられたバルブプレートに
関する。
【0002】
【従来の技術】生コンクリートなどを圧送する揺動弁型
粘性流体ポンプにおいてホッパ内で左右に揺動する揺動
管と揺動接触するバルブプレートは摺接面の摩耗が激し
く、頻繁に交換しなければならないという問題があっ
た。これを解消するために、従来、バルブプレートの一
部をセラミックスで製造したり(実開昭61−1904
80号)、超硬をろう付したプレートをバルブプレート
の摺動接触部にボルト締めにて設置したり(実開平6ー
25562号)、バルブシートの開口部に超硬合金をや
きばめや冷しばめではめ込む方法(実開平4ー9336
7号)が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バルブ
シートの一部をセラミックスで製造したものは充分な強
度が得られないという問題点がある。また、超硬をろう
付したプレートをバルブプレートにボルト締めする方法
は構造が複雑なことと熱膨張率が異る異種材料を広域に
接合するため歪の発生を伴うなど、経済上・信頼性上の
問題がある。開口部に超硬リングを焼きばめや冷しばめ
ではめこむ方法は、部品の形状が比較的大きく均一に嵌
合するにはそれなりの設備が必要で、経済上好ましくは
ない。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、耐摩耗性に優れ、充分な
寿命を有する、生コンクリートなどを圧送するポンプの
摺動板および揺動管を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明は、ホッパ内に一対の流通孔を有する摺
動板が取付けられ、該摺動の外側には、一対のコンクリ
−トシリンダが上記摺動板の流通孔に夫々個々に接続し
て設けられるとともに、上記ホッパ内には、揺動端を揺
動させて上記一対の流通孔に交互に連通させる揺動管が
設けられた揺動弁型粘性流体ポンプにおいて、上記摺動
板に、大径口と小径口とを連設した嵌合孔を、小径口を
揺動管側に配して形成し、該嵌合孔に大径部と小径部を
連設した超硬合金よりなるリングを、小径部を小径口
に、また大径部を大径口に夫々かん挿するとともに、小
径部の端面を摺動板の摺動面にほぼ一致させて、配して
形成し、接着剤を用いて一体化させた構造とした。ま
た、第2の発明は、ホッパ内に一対の流通孔を有する摺
動板が取付けられ、該摺動の外側には、一対のコンクリ
−トシリンダが上記摺動板の流通孔に夫々個々に接続し
て設けられるとともに、上記ホッパ内には、揺動端を揺
動させて上記一対の流通孔に交互に連通させる揺動管が
設けられた揺動弁型粘性流体ポンプにおいて、上記揺動
管の揺動端に大径口と小径口とを連設した口金を、小径
口を摺動板側に配して取付け、該口金に大径部と小径部
を連設した超硬合金よりなるリングを、小径部を小径口
に、また大径部を大径口に夫々かん挿するとともに、小
径部の端面を口金の摺動面にほぼ一致させて、配して形
成し、接着剤を用いて一体化させた構造とした。
【0006】
【作用】段差をもって嵌合しているためリングの抜出し
を防ぐ。このため通常の接着強度をもつ接着剤で一体化
しても充分な信頼性を確保できる。また焼きばめ、冷し
ばめに用いるような特別の装置が必要でないため経済性
にも優れる。
【0007】
【実施例】図1において、ホッパ1には、生コンクリー
ト2が充填され、下部に2本のコンクリートシリンダ3
が紙面に垂直に並列に連結されている。(手前の一本を
図示)コンクリートシリンダ3には各々ピストンが内臓
され生コンクリートを交互に吸入、吐出を繰り返す。圧
送される生コンクリートはS字形の揺動管4を介して外
部に供給される。揺動管4は軸受けと支え軸で保持さ
れ、かつモータ(図示せず)から支え軸に伝達された往
復回転運動が揺動管4をの根元部5を中心にした揺動を
惹起し、結果として揺動管4の端部6が2個のコンクリ
ートシリンダ3の開口に交互に連通する。
【0008】揺動管端部6が摺接する部分には摺動板7
が設けられており、本実施例によると摺動板の寿命を向
上させるための、その構造に特徴を有する。摺動板は図
2のごとく2個の吸入・吐出口8、9を持った形状をし
ており、ホッパ内にボルトなどで固定される。図3の様
に摺動板7の一対の該吸入・吐出孔および該吸入・吐出
孔に嵌合される超硬合金製のリング10はそれぞれ大径
部11、小径部12が連設されている。さらに、図4の
ごとく超硬合金製リング10の大径部11を吸入吐出口
の大径口13に、小径部12を小径口14に夫々一致さ
せて、相合わせる部分に接着剤を塗布して摺動板5と超
硬合金製リング10を接合して一体化とする。
【0009】一方、揺動管端部6には口金15が設けら
れており、本願発明では、摺動板7の寿命を向上させる
ための、その構造に特徴を有する。すなわち、図5のご
とく口金15と該口金15に嵌挿される超硬合金製のリ
ング16はそれぞれ大径部17、小径部18が連設され
ている。詳細には図6の様に、超硬合金製リング16の
大径部17を口金19の大径口20に、小径部18を小
径口21に夫々一致させて、相合わせる部分に接着剤を
塗布して口金19とリング16を接合して一体化とす
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明かなように摺
動板の開口部周辺を超硬合金で保護するように形成し、
一方揺動管の端部の摺動板との摺接部も超硬製のリング
で保護するようにしたので著しい摩耗を発生することが
回避され、耐久性を増進し、揺動弁式圧送ポンプの性能
を向上できるとともに、保守管理を容易にすることがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、揺動弁型粘性流体ポンプの一例を示す
切断側面図である。
【図2】図2は、摺動板の正面図である。
【図3】図3は、本発明の揺動弁型粘性流体ポンプの摺
動板の一実施例の概要を示す側面図である。
【図4】図4は、摺動板に嵌合された超硬リングの側面
図である。
【図5】図5は、揺動管端部に設置される口金の側面図
である。
【図6】図6は、口金に嵌合された超硬リングの側面図
である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 生コンクリート 3 コンクリートシリンダ 4 揺動管 5 揺動管根元部 6 揺動管端部 7 摺動板 8 吸入口 9 吐出口 10 超硬合金製リング 11 大径部 12 小径部 13 大径口 14 小径口 15 口金 16 超硬合金製リング 17 大径部 18 小径部 19 口金 20 大径口 21 小径口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ内に揺動自在に収納した揺動管を
    ホッパ外部の操作レバーを回動させることにより揺動す
    るようにし、該揺動管を揺動させて該ホッパ内に設置さ
    れた摺動板に接続されて設けられた2本の液体圧送用シ
    リンダに交互に接続して吸入側、吐出を行うことにより
    圧送をする揺動弁型粘性流体ポンプにおいて、上記摺動
    板には大径口と小径口とを連設したかん合孔が小径口を
    揺動管側に配して形成され、該かん合孔には、大径部と
    小径部とを連設した超硬製のリングが、小径部を小径口
    に、大径部を大径口に夫々かん挿するとともに、小径部
    の端面を摺動板の摺動面にほぼ一致させて接着剤にて接
    合して一体化したことを特徴とする揺動弁型粘性流体ポ
    ンプの摺動板。
  2. 【請求項2】 ホッパ内に揺動自在に収納した揺動管を
    ホッパ外部の操作レバーを回動させることにより揺動す
    るようにし、該揺動管を揺動させて該ホッパ内に設置さ
    れた摺動板に接続されて設けられた2本の液体圧送用シ
    リンダに交互に接続して吸入側、吐出を行うことにより
    圧送をする揺動弁型粘性流体ポンプにおいて、上記揺動
    管の摺動板と摺接する揺動端には大径口と小径口とを連
    設した口金が小径口を摺動板側に配して取付けられ、該
    口金には、大径部と小径部とを連設した超硬製のリング
    が、小径部を小径口に、大径部を大径口に夫々かん挿す
    るとともに、小径部の端面を口金の摺動面にほぼ一致さ
    せて接着剤にて接合して一体化したことを特徴とする揺
    動弁型粘性流体ポンプの揺動管。
JP33782594A 1994-12-27 1994-12-27 摺動板および揺動管 Pending JPH08177724A (ja)

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