JPS6215499Y2 - - Google Patents

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JPS6215499Y2
JPS6215499Y2 JP1981191830U JP19183081U JPS6215499Y2 JP S6215499 Y2 JPS6215499 Y2 JP S6215499Y2 JP 1981191830 U JP1981191830 U JP 1981191830U JP 19183081 U JP19183081 U JP 19183081U JP S6215499 Y2 JPS6215499 Y2 JP S6215499Y2
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JP
Japan
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tube
flow path
pipe
discharge port
switching valve
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JP1981191830U
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JPS5896067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンクリートポンプ等のホツパ内
の流路を切り換える流路切換弁に関するものであ
る。
一般にコンクリートポンプには、第5図に示す
様に、生コンクリートが投入されるホツパHの前
壁下部に吸排口が接続開口され、互いに反対位相
で作動して生コンクリートを交互に吸排出する二
連のコンクリートシリンダC,Cと、ホツパHの
後壁上部に接続開口される輸送管Mと、コンクリ
ートシリンダC,Cから排出される生コンクリー
トを輸送管M側に導く流路切換弁Vを有している
型式のものがある。この種の流路切換弁Vは、回
動操作軸Nを中心として揺動して交互にコンクリ
ートシリンダC,Cに接続される揺動管Sと、ホ
ツパHの後壁に設けられた軸受箱Jに、ラジアル
荷重及びスラスト荷重用軸受あるいはブツシユを
介してはめられて、揺動管Sを揺動可能とする回
動支持管Tと、回動支持管Tと輸送管Mを接続す
る接続管Rで構成されている。
ところで、コンクリートポンプもある期間使用
して、流路切換弁Vの吐出口側の直管部分に当た
る回動支持管T及び接続管Rの内周面が、圧送さ
れる生コンクリートにより摩耗すると、生コンク
リートの流れが乱れ生コンクリートの給送に支障
をきたす。したがつて、従来では、メンテナンス
時に高価な回動支持管T及び接続管Rを共に消耗
部品としてそつくり交換しなければならず、コン
クリートポンプのランニングコスト低減化の妨げ
となつていた。尚、摩耗した回動支持管T及び接
続管Rの内周面を肉盛補修して再度使用するとい
うことも考えられるが、両管T,Rは、軸受ある
いはブツシユ、そしてシール等に組み合わさる部
品であることから高い形状精度を必要とし、溶接
により熱変形すると再使用が不可能となる。
以上の点に鑑みこの考案は成されたものであつ
て、すなわちこの考案は、流路切換弁の直管部分
をメンテナンス時にそつくり交換する必要のな
く、ランニングコストの低減化が図れるコンクリ
ートポンプ等の流路切換弁を提供することを目的
とするものである。
したがつてこの考案は、流路切換弁の吐出口側
の直管部分の内周面に、耐摩耗スリーブが着脱自
在として設けられていることを特徴とする。
以下、図示の一実施例によりこの考案を説明す
る。
図中1は、コンクリートポンプのホツパを示し
ており、ホツパ1は、前壁1a、左右側壁1b,
1b、後壁1c及び底板2に囲まれた箱型を成し
ている。上記前壁1aの下部位置には、内孔にピ
ストンpが各々内挿された二連のコンクリートシ
リンダ3,4が並列に取り付けられており、この
コンクリートシリンダ3,4の吸排口5,6は、
ホツパ1内に取り付けられたプレート7に接続開
口されている。そして上記ピストンp,pは、図
示しない駆動手段により互いに反対位相で往復作
動される構成となつている。
上記前壁1aの中央位置に設けられた軸受8に
は、後述の揺動管13の回動操作軸9が水平には
め合わせられており、この回動操作軸9の細径部
9aは、前壁1aの外面に取り付けられた駆動シ
リンダ10に操作レバー11を介して連結されて
いる。
次に流路切換弁12について説明すると、該流
路切換弁12は、ホツパ1内の流路を切り換える
揺動管13と、ホツパ1の後壁1cに固着された
軸受箱14にラジアル荷重用軸受15及びスラス
ト荷重用軸受16を介して回動自在にはめこまれ
た回動支持管17と、上記軸受箱14に固着さ
れ、上記回動支持管17及び生コンクリートを打
設現場に送る輸送管18とを接続する接続管19
とにより構成されている。上記揺動管13は、中
央部で軸線が偏位してS字形を成している。この
揺動管13の前端側は、前記コンクリートシリン
ダ3,4の吸排口5,6に接続される吸込口20
とされている。また後端側には、上記回動操作軸
9の後端部が固着されていると共に、取り付けフ
ランジ21が形成されており、この取り付けフラ
ンジ21は、上記回動支持管17のフランジ17
aに固着されている。しかして、揺動管13は、
駆動シリンダ10の伸縮作動により回動支持管1
7及び回動操作軸9を回転の中心として、揺動管
13の吸込口20が排出作動側のコンクリートシ
リンダ3,4の吸排口5,6に交互に接続される
様になつている。
上記回動支持管17及び接続管19は、流路切
換弁12の吐出口側の直管部分に相当し、これら
の各内周面には消耗交換部品である耐摩耗スリー
ブ22,23が内挿されている。この耐摩耗スリ
ーブ22,23は、耐摩耗性の優れた材料により
薄肉円筒形に成型され、各スリーブ22,23の
内周面はテーパ面となつており、テーパの角度α
は、揺動管13の内径をD、輸送管18の内径を
dとし、スリーブ22,23の軸方向長さの総計
をLとすると、D−d/L=2tanα/2で示される。ま た、上記耐摩耗スリーブ22には、係合フランジ
22aが形成されており、この係合フランジ22
aは、回動支持管17と接続管19との間に挾持
されている。
次に、以上の構成による作用を説明する。
ホツパ1に投入された生コンクリートは、コン
クリートシリンダ3,4に交互に吸込まれ、排出
作動側のコンクリートポンプから排出された生コ
ンクリートは、流路切換弁12を経て第4図矢印
の方向に沿つて輸送管18側に連続して圧送され
る。この生コンクリートの給送作業が終了した時
点で、耐摩耗スリーブ22,23の摩耗度合が進
んでいる場合には、流路切換弁12内を水洗浄し
たのち、輸送管18を接続管19から取りはずす
と共に、接続管19を軸受箱14から取りはず
す。そして、接続管19から耐摩耗スリーブ23
を抜き取ると共に、回動支持管17から耐摩耗ス
リーブ22を第4図の矢印方向に沿つて抜き取
り、各々新しい耐摩耗スリーブ22,23を容易
に装着することができる。
尚、耐摩耗スリーブ22,23のテーパの角度
αは、揺動管13の内径Dと輸送管18の内径d
の値によつて設定され、両内径が等しい場合に
は、両スリーブ22,23は単に薄肉円筒形でよ
い。
この様に、流路切換弁12の直管部分に耐摩耗
スリーブを装着し、スリーブが摩耗した時点で次
の新しいスリーブに取り換えればよく、直管部分
全体の交換をする必要がない。
以上説明したように、この考案によれば、ホツ
パ内の流路を切り換える流路切換弁の吐出口の直
管部分の内周面に、耐摩耗スリーブが着脱自在と
して設けられる構成としたので、メンテナンス時
に流路切換弁の直管部分をそつくり交換する必要
がなく、単に消耗交換部品としての耐摩耗スリー
ブを交換するだけでよく、したがつて、ランニン
グコストの大幅な低減化が図れる効果があるばか
りでなく、メンテナンス作業時間を短縮すること
ができる効果がある。
また、この考案によれば、上記流路切換弁の吐
出口の直管部分を構成する回動支持管17の内周
面と接続管19の内周面に、夫々耐摩耗スリーブ
22,23を抜挿自在として設けると共に、前記
回動支持管内周面の耐摩耗スリーブ22は揺動管
13と接続管19の対向端面間に挾持されて保持
されており、また前記接続管内周面の耐摩耗スリ
ーブ23は揺動管13と輸送管18の基部の対向
端面間に挾持されて保持されていることから、前
記直管部分を分解することにより、両耐摩耗スリ
ーブ22,23を回動支持管17及び接続管19
の内周面より簡単に抜き出して新たな耐摩耗スリ
ーブと取り換えることが出来、取り換え後再び上
記直管部分を組み付ければ、各耐摩耗スリーブ
は、対向する上記各管の端面間に挾持されて保持
されることとなり、その取り換え作業が容易で、
しかもその取り付けが確実となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るコンクリートポンプ
の流路切換弁を示す側断面図、第2図は、第1図
の−線におけるコンクリートポンプの正面
図、第3図は、第1図の−線におけるコンク
リートポンプの断面図、第4図は、流路切換弁の
吐出口側の直管部分の拡大断面図、第5図は従来
のコンクリートポンプを示す側断面図である。 12……流路切換弁、13……揺動管、17…
…回動支持管、19……接続管、22,23……
耐摩耗スリーブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吐出口が輸送管18に接続されていると共に、
    上記吐出口を中心に揺動される吸込口が、反対位
    相で作動する二連のコンクリートシリンダに交互
    に接続されて、ホツパ1内に流路を切り換えるコ
    ンクリートポンプ等の流路切換弁において、 上記流路切換弁は、ホツパ1内で揺動される揺
    動管13と、該揺動管13の吐出口側端面に着脱
    自在に接続固定される回動支持管17と、ホツパ
    壁部の接続孔に固設されると共に内孔には前記回
    動支持管17が回動自在に軸受保持される軸受箱
    14と、該軸受箱14の吐出口側端面に着脱自在
    に固定されて前記回動支持管17と接続される接
    続管19と、該接続管19の吐出口側端面に着脱
    自在に連続固定される輸送管18の基部と、を備
    えており、 前記回動支持管17の内周面と前記接続管19
    の内周面には、夫々耐摩耗スリーブ22,23が
    抜挿自在として設けられていると共に、前記回動
    支持管内周面の耐摩耗スリーブ22は前記揺動管
    13と接続管19の対向端面間に挾持されて保持
    されており、また前記接続管内周面の耐摩耗スリ
    ーブ23は前記揺動管13と輸送管18の基部の
    対向端面間に挾持されて保持されていることを特
    徴とするコンクリートポンプ等の流路切換弁。
JP19183081U 1981-12-24 1981-12-24 コンクリ−トポンプ等の流路切換弁 Granted JPS5896067U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19183081U JPS5896067U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 コンクリ−トポンプ等の流路切換弁

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JP19183081U JPS5896067U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 コンクリ−トポンプ等の流路切換弁

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Publication Number Publication Date
JPS5896067U JPS5896067U (ja) 1983-06-29
JPS6215499Y2 true JPS6215499Y2 (ja) 1987-04-20

Family

ID=30105275

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JP19183081U Granted JPS5896067U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 コンクリ−トポンプ等の流路切換弁

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213610Y2 (ja) * 1974-03-29 1977-03-28

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Publication number Publication date
JPS5896067U (ja) 1983-06-29

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