JPS5823510B2 - 泥状物圧送ポンプ - Google Patents

泥状物圧送ポンプ

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JPS5823510B2
JPS5823510B2 JP7318380A JP7318380A JPS5823510B2 JP S5823510 B2 JPS5823510 B2 JP S5823510B2 JP 7318380 A JP7318380 A JP 7318380A JP 7318380 A JP7318380 A JP 7318380A JP S5823510 B2 JPS5823510 B2 JP S5823510B2
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JP
Japan
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plate
fixed
movable plate
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concrete
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JP7318380A
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English (en)
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JPS57381A (en
Inventor
加藤省吾
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Nichimen Co Ltd
Original Assignee
Nichimen Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンクリート等の泥状物を圧送する際に使用
する泥状物圧送ポンプに関し、更に詳しくは、弁部のシ
ール性能を向上させた泥状物圧。
送ポンプに関するものである。
コンクリートのような泥状物は流動性が悪い上にその中
に骨材等の異物が混入されているために、一般のポンプ
は使用できず、更に高圧力を必要とする関係上、主とし
てプランジャポンプか使用さ;れている。
プランジャポンプは、構造が単純であるとともに高圧力
を得ることができる利点を有するが、吸入、吐出動作を
間歇的に行なうため、吸入と吐出の際にそれぞれ泥状物
の流路を切換えなければな。
らない。
この切換えを効率よく行なうだめの泥状物圧送ポンプと
して、複数のプランジャポンプを吸入及び吐出動作をさ
せながら公転させ、一方のプランジャポンプか吸入動作
をしている時に、他方のプランジャポンプか吐出動作を
するように、プランジャポンプの開口面が固定位置の吸
入口と吐出口を移動し々がら交互に通過するいわゆるロ
ータリー弁型の泥状物圧送ポンプがある。
この種のポンプは、ロータリ弁部やプランジャポンプの
ピストン部等に多くのパツキンを使用しているが、圧送
物かコンクリート等の泥状物のため、パツキン類の損傷
か激しい。
極論すれば、これらパツキン類の交換は毎日行なわなけ
ればポンプが正常な作動をしない。
従って、パツキン類か少しでも長期間の使用に耐え得る
ようにすること、換言すればロータリー弁部からのリー
クを常に少なくしてポンプ性能を維持するようにしなけ
れば泥状物圧送ポンプとしての機能を発揮できない。
しかし、従来のこの種のポンプでは、前述したような弁
部からのリーク対策か成されていなかったため、頻繁に
パツキン類を交換しなければなら々かった。
そこで本発明は、パツキン類の寿命を少しでも長くする
とともに、弁板の摩擦力を軽減することによって、弁板
の摩耗を防止し、更に万一リークしようとする水分かあ
ってもこれを外部にリークさせないようにして、弁部か
らのリークを常に少々くできる泥状物圧送ポンプを提供
することを目的とする。
この目的を達成するだめの本発明は、回転し々い本体に
固定弁板を取り付ける一方、回転ドラムに可動弁体を取
り付けて、前記固定弁板と可動弁板を対向摺接させて前
記回転ドラムを回転させることにより、前記回転ドラム
に設けたプランジャポンプの吸引吐出の弁切換えを行な
うようにした泥状物圧送ポンプにおいて、前記固定弁板
と可動弁板の摺接面にグリースを充満する溝を形成した
泥状物圧送ポンプを特徴とするものである。
次に第1図ないし第7図により本発明の詳細な説明する
第1図ないし第3図において、ベース1上には、略円形
状の本体2が位置している。
この本体2ははソ平板状に形成されておシ、また、本体
2には、第4図に示す長孔9,10と同様の1個面側か
ら他面側に貫通する2つの長孔4,5(第1図、第5図
)か、同一のピッチ円上に形成されている。
これらの長孔4,5は、後述するプランジャポンプ25
の吐出口及び吸入孔の役目を果す。
このように形成した本体2には、後述する可動板11と
共にロータリ弁の役目をする固定板8が固定されている
この固定板8には、前記本体2の長孔4,5と合致する
長孔9,10が形成されている。
前記固定板8と対向する位置には、可動板11が固定板
8と側面が接触するように配置されていて、この可動板
11には、前記固定板8の長孔910と同一ピッチ円上
に4個の円形孔12が穿設されている。
この可動板11は、回転ドラム13シの1個面に固定さ
れていて、この回転ドラム13と共に回転する。
前記回転ドラム13は、本体2の長孔4,5のピッチ円
の中心から軸方向に延長した固定軸14上に回転自在に
支承されている。
一力、前記回転ドラム13の後方の固定軸14上には、
従動ドラム15が回転自在に支承されている。
この従動ドラム15の回転ドラム13と対向する面と、
前記回転ドラム13の可動板11と対向する面には、そ
れぞれ、可動板の円形孔12゜と合致する穴16.17
が穿設されている。
これらの穴16.17には、コンクリートシリンダ18
か嵌着されており、これらのコンクリートシリンダ18
は、回転ドラム13と従動ドラム15の軸方向の位置を
固定するスタッドボルト(図示。
せず)により固定される。
このようにして固定されたコンクリートシリンダ18に
は、ピストン20が摺動自在に嵌合されており、このピ
ストン20は、従動ドラム15に固定した油圧等によシ
駆動するシリンダ装置21により往復動するように成さ
れている。
また、前記従動ドラム15は、ベース1上に位置するロ
ーラ22により重量を支えるように成されていて、この
従動ドラム15は、前記回転ドラム13にスプロケット
23を固定してこれを駆動源、例えば油圧モータ24等
により回転させることにより回転ドラム13、コンクリ
ートシリンダ18等と共に回転する。
したがって、シリンダ装置21、コンクリートシリンダ
18、ピストン20及びロータリ弁の役目をする可動板
11等から構成されるプランジャポンプ25は、本体2
の固定板8の面を開口面、すなわち可動板11の面が摺
接し々から公転することになる。
−7j、本体2の前部には、ホッパ26が位置している
このホッパ26には車輪26aが取り付けられておシ、
ベース、1上に固定したレール1a上を前後方向に移動
していて、定位置においてピン26bにより固定するよ
うに成されている。
前記ホッパ26内には、本体2との組立時において、固
定軸14の前端部が臨んでおり、との前端部にはコック
穴14aが形成されている。
このコック穴14 aには、コツタ14bが打ち込まわ
ており、このコツタ14bと固定軸140段部14Cと
の間で、ホッパ26、本体2及び回転ドラム13を固定
板8と可動板11を摺接した状態で着脱自在に密接挟着
するようにしている。
従って、組立時はホッパ26がピン26bにより固定さ
れていることから、固定軸14は定位置においてホッパ
26に固定され、また本体2及び固定板8は、本体2が
ホッパ26と圧接することによシ該ホッパ26に固定さ
れ、回転ドラム13及び可動板11のみが固定軸14回
りを回動することになる。
このようにして、回転ドラム13は、本体2に対する軸
方向の動きを規制されているので、可動板11と固定板
8の間には隙間ができることはなく、これら可動板11
と固定板8でロータリ弁の役目を果すことができる。
また、固定板8に対して可動板11は摺接しながら回動
するので、これらの接触面が摩耗することも考えられる
が、この時は、コツタ14bを打ち込めば摩耗による固
定板8と可動板11間の隙間をなくすることができる。
前記ホッパ26内には攪拌羽根28が設けられておシ、
これによシホツパ26中央方向に混練しながら泥状のコ
ンクリートを掻き寄せてこれをコンクリートシリンダ1
8内に誘導するようにしている。
また、前記本体2には、第2図に示すように、プランジ
ャポンプ25の公転方向、すなわち矢印A方向に泥状物
が流れるように流路29を形成した吐出口30か接続し
ている。
このような形状の吐出口30を本体2に取シ付けること
によって、泥状物の進行方向に傾斜している内壁31を
泥状物がすり抜けるように通過するので、該内壁31に
コンクリート粒が付着しない。
これは実験的にも証明されている。
一力、ロータリ弁の役目をする固定板8と可動板11の
接触面には、固定板8・の無孔位置に可動板11の円形
孔12か対向した時に、プランジャポンプ25が、コン
クリート泥状物又はその圧送作業の最後に装置内を洗浄
するため水を吐出する圧搾作用をしていても、泥状物の
水分又は洗浄水か固定板8と可動板11との間からリー
クし々いようにするためのシール機構が設けられて因る
このシール機構を第4図、第5図及び第6図によシ説明
すると、固定板8側の可動板11の面には、その外周部
を0リング32.33で囲み、また円形孔12よシも中
心寄りの内周部にもOリング34.35が設けられてい
る。
第5図に詳細に示。すように各Oリング間、すなわち0
リング32と33の間及び0リング34と35の間に対
向する固定板8には、全周に渡って設けた溝36と37
がそれぞれ位置していて、これらの溝36.37には、
グリースが管路38を経て常時供給される。
ように々されている。
このグリースは、円形孔12から吐出されるコンクリー
ト泥状物の水分が各01Jングを越えようとした時に、
それをシールするとともに、各0リングを保護するよう
にしている。
また、グリースは固定板8と可動板11との接触面の潤
滑の役目も果すので、これらの接触面の摩耗も防止でき
る。
したがって、円形孔12から吐出されたコンクリート泥
状物の水分又は洗浄水は、固定板8と可動板11との接
触面の半径方向には逃げることができない。
このように形成した固定板8の溝36及び37と、可動
板11の0リング32,33及び0リング34.35の
6溝は、固定板8及び可動板11の裏側にも形成されて
いて、固定板8と可動板11の摺動面がすりへった場合
に裏返しにして使用できるようにしている。
このようにすることにより固定板8及び可動板11を長
期間に渡って使用できる。
また、第4図と第6図に示すように、可動板11に設け
た0リング33とOリング34との間は、固定板8の吐
出用の長孔9と吸入用の長孔10の間を遮断するシール
部材39が複数放射状に配置されている。
このシール部材39は、第6図から判るように本体2と
固定板8に設けた放射溝40内に挿入されてスプリング
41によシ常時可動板11の面を押圧するように成され
ている。
シール部材39の材料は、耐摩耗性の弾性体や鉋金等を
使用するのが良い。
この場合、第4図に示すように、シール部材39の位置
は、可動板110円形孔12か固定板8の無孔位置に至
った時に、円形孔120面積の60%〜90チ、好まし
くは70係〜80係か2つのシール部材36間に位置す
る程度の角度θを成すように定めている。
これは、シール部材39は、コンクリート泥状物を圧送
する時には、殆んど必要がなく、該泥状物の圧送作業の
最後に装置内を洗浄するだめに洗浄水を圧送する時に特
に必要であって、ポンプ揚程に支障がない程度にシール
できればよく、実験結果によれば、前記範囲内で角度θ
を定めればよいことが判明した。
したがって、前記のように角度θを定めることにより、
本体2、固定板8、可動板11及び回転ドラム13の径
と、プランジャポンプ25の取り付はピッチ円直径を、
ホッパ26内のコンクリート泥状物の上面から吸入口ま
での高さに支障のない範囲内で小さくできる。
なお、第1図から判るように従動ドラム15内の空間と
コンクリートシリンダ18内のピストン20後方には、
水42を充満しているので、ピストン20の往復動に共
なって水42も各コンクリートシリンダ18内に出入シ
する。
したかって、コンクリートシリンダ18内のコンクリー
ト泥状物がピストン20のパツキンを越えてシリンダ壁
に付着しても、水42によシ清掃することができるとと
もに、この水42はピストンの潤滑材にもなるので、プ
ランジャポンプ25の耐久性を向上させることができる
いま、固定板8に対して可動板11が摺接しながら回転
する一方、プランジャポンプ25からコンクリート泥状
物が圧送されて来ると、該泥状物又は水分が固定板8と
可動板11の摺接面からリークしようとして半径方向に
流れる。
そして、このリークしようとする水分等は、まず、Oリ
ング33と34に至るが、ここで殆んどの水分はシール
される。
しかし、0リング33や34が損傷すると、水分はこれ
ら各0リングを越える。
この時。溝36.37にはグリースが充填されているた
め、水分は、このグリースによシその進行を妨げられる
ので、結局外力へはリークしない。
またグリースは、Oリング32,33,34及び35を
保護する役目も果すので、各Oリングの損傷を防止でき
る。
更にグリースは、固定板8と可動板11の潤滑材の役目
も果すので、これらの摺接面の摩耗も防止できる。
以上のように本発明によれば、パツキン類の寿命を長く
することかでき、また、弁板の摩耗も防止でき、更に、
リークしようとする水分の進行を妨げることかできるの
で、弁部のシール性能を長期間に渡って維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実維例を示す一部縦断面した側面図、
第2図は1部省略した平面図、第3図は正面図、第4図
は、第1図mV−N線の断面図、第5図は要部の拡大断
面図、第6図は、第4図VI−■線の断面図である。 2・・・・・・本体、8・・・・・・固定板、11・・
・・・・可動板、13・・・・・・回転ドラム、25・
・・・・・プランジャポンプ、36.37・・・・・・
グリースの溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転しない本体に固定弁板を取り付ける一方回転ド
    ラムに可動弁板を取り付けて、前記固定弁。 板と可動弁板を対向摺接させて前記回転ドラムを回転さ
    せることにより、前記回転ドラムに設けたプランジャポ
    ンプの吸引吐出の弁切換えを行なうようにした泥状物圧
    送ポンプにおいて、前記固定弁板と可動弁板の摺接面に
    グリースを充満する溝を形成したことを特徴とする泥状
    物圧送ポンプ。
JP7318380A 1980-05-31 1980-05-31 泥状物圧送ポンプ Expired JPS5823510B2 (ja)

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JPS57381A JPS57381A (en) 1982-01-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053204U (ja) * 1983-09-19 1985-04-15 釜屋化学工業株式会社 ツ−ウェイタイプ容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0755334Y2 (ja) * 1988-04-01 1995-12-20 石川島建機株式会社 高粘性流体圧送ポンプのシール装置

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JPS57381A (en) 1982-01-05

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