JPS6132153Y2 - - Google Patents
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- JPS6132153Y2 JPS6132153Y2 JP19034781U JP19034781U JPS6132153Y2 JP S6132153 Y2 JPS6132153 Y2 JP S6132153Y2 JP 19034781 U JP19034781 U JP 19034781U JP 19034781 U JP19034781 U JP 19034781U JP S6132153 Y2 JPS6132153 Y2 JP S6132153Y2
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- swinging
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、生コンクリートの給送に使用され
るコンクリートポンプに関するものである。
るコンクリートポンプに関するものである。
コンクリートポンプには、例えば第8図に示す
様に生コンクリートが投入されるホツパHと、ホ
ツパHの前壁Fの内面に設けられたライナーLに
吸排口M,Mが接続開口され、互いに反対位相で
ホツパH内の生コンクリートを交互に吸排出する
二連のコンクリートシリンダC,Cと、吐出口O
がホツパHの後壁Rに接続開口されている輸送管
Nに回動自在に接続されていると共に、吸込口I
が吸排口M,Mに接続される揺動管Sと、揺動管
Sの揺動操作軸Bに固着された操作レバーDに、
ピストンロツドEがピン結合された駆動シリンダ
Gを有している型式のものがあり、駆動ピストン
Gを伸縮作動させると、揺動管Sの吸込口Iがラ
イナーLに摺接されて吸排口M,Mに交互に接続
されるようになつている。
様に生コンクリートが投入されるホツパHと、ホ
ツパHの前壁Fの内面に設けられたライナーLに
吸排口M,Mが接続開口され、互いに反対位相で
ホツパH内の生コンクリートを交互に吸排出する
二連のコンクリートシリンダC,Cと、吐出口O
がホツパHの後壁Rに接続開口されている輸送管
Nに回動自在に接続されていると共に、吸込口I
が吸排口M,Mに接続される揺動管Sと、揺動管
Sの揺動操作軸Bに固着された操作レバーDに、
ピストンロツドEがピン結合された駆動シリンダ
Gを有している型式のものがあり、駆動ピストン
Gを伸縮作動させると、揺動管Sの吸込口Iがラ
イナーLに摺接されて吸排口M,Mに交互に接続
されるようになつている。
ところで、この種のコンクリートポンプでは、
保守整備作業時に消耗交換部品としてのライナー
Lと、揺動管Sの吸込口Iに取り付けられてライ
ナーLに摺接される口金とを、取り換える必要が
ある。このため従来は、ピストンロツドEとレバ
ーDの連結をはずしたあと、作業員が専用の工具
で揺動操作軸Bを回して揺動管Sの吸込口Iを反
転保持し、ライナーLと口金とを離した状態で
各々の交換を行つていた。
保守整備作業時に消耗交換部品としてのライナー
Lと、揺動管Sの吸込口Iに取り付けられてライ
ナーLに摺接される口金とを、取り換える必要が
ある。このため従来は、ピストンロツドEとレバ
ーDの連結をはずしたあと、作業員が専用の工具
で揺動操作軸Bを回して揺動管Sの吸込口Iを反
転保持し、ライナーLと口金とを離した状態で
各々の交換を行つていた。
ところが、揺動管Sは重量物であることから、
反転するのに多大な力を要すると共に、交換作業
に際しては、反転して保守する作業員と、ライナ
ーL及び口金を取り換える作業員を少くとも要す
る。また、交換作業が終了後、再び揺動管Sをも
どしピストンロツドEと操作レバーDを連結する
のであるが、揺動操作軸Bを適宜操作して両者の
連結穴を合致させてピンをはめこみ連結しなけれ
ばならず、大変面倒な作業となり、消耗交換部品
の交換作業性向上の妨げとなつていた。
反転するのに多大な力を要すると共に、交換作業
に際しては、反転して保守する作業員と、ライナ
ーL及び口金を取り換える作業員を少くとも要す
る。また、交換作業が終了後、再び揺動管Sをも
どしピストンロツドEと操作レバーDを連結する
のであるが、揺動操作軸Bを適宜操作して両者の
連結穴を合致させてピンをはめこみ連結しなけれ
ばならず、大変面倒な作業となり、消耗交換部品
の交換作業性向上の妨げとなつていた。
尚、連結穴を大きくして両者の連結穴を合わせ
ることも考えられるが、大きな荷重が加わる部分
であるので、すぐにへたりを生じてしまい、実際
には採用できない。また、駆動シリンダGを微か
に伸縮させて両者の連結穴を合わせることも考え
られるが、そのために専用の駆動回路を別途設け
る必要があり、装置が複雑で高価になるといつた
問題がある。
ることも考えられるが、大きな荷重が加わる部分
であるので、すぐにへたりを生じてしまい、実際
には採用できない。また、駆動シリンダGを微か
に伸縮させて両者の連結穴を合わせることも考え
られるが、そのために専用の駆動回路を別途設け
る必要があり、装置が複雑で高価になるといつた
問題がある。
以上の点に鑑みこの考案は成されたものであつ
て、すなわちこの考案は、操作レバーを揺動管の
揺動操作軸に数度着脱すると共に、駆動シリンダ
を伸縮作動させるだけで、一名の作業員のみで揺
動管を容易に反転保持することができ、かつ、駆
動シリンダのピストンロツドと操作レバーの連結
穴を容易かつ迅速に実施することができるコンク
リートポンプを提供することを目的とするもので
ある。
て、すなわちこの考案は、操作レバーを揺動管の
揺動操作軸に数度着脱すると共に、駆動シリンダ
を伸縮作動させるだけで、一名の作業員のみで揺
動管を容易に反転保持することができ、かつ、駆
動シリンダのピストンロツドと操作レバーの連結
穴を容易かつ迅速に実施することができるコンク
リートポンプを提供することを目的とするもので
ある。
この様な目的を達成するために、この考案はホ
ツパ内の底部に揺動管を有し、該揺動管の揺動操
作軸が駆動シリンダのピストンロツドに操作レバ
ーを介して連結されており、該駆動シリンダの伸
縮作動により、上記揺動管が所定の揺動角度揺動
されて、ホツパ内の流路が切り換えられるコンク
リートポンプにおいて、上記操作レバーが着脱自
在に取り付けられる揺動操作軸の取付軸部は、断
面正(360゜/θ×n)角形(θ:揺動角度、n:
任意の正の整数)に形成されていることを特徴と
するものである。
ツパ内の底部に揺動管を有し、該揺動管の揺動操
作軸が駆動シリンダのピストンロツドに操作レバ
ーを介して連結されており、該駆動シリンダの伸
縮作動により、上記揺動管が所定の揺動角度揺動
されて、ホツパ内の流路が切り換えられるコンク
リートポンプにおいて、上記操作レバーが着脱自
在に取り付けられる揺動操作軸の取付軸部は、断
面正(360゜/θ×n)角形(θ:揺動角度、n:
任意の正の整数)に形成されていることを特徴と
するものである。
以下、この考案を図示の一実施例により説明す
る。
る。
図中1は、生コンクリートが投入されるコンク
リートポンプのホツパを示しており、該ホツパ1
は、前壁1a、左右側壁1b,1b、後壁1c及
び底板2とに囲まれた箱型を成している。この前
壁1aの下部には、互いに反対位相で往復作動す
るピストンP,Pが内挿された二連のコンクリー
トシリンダ3,4が並設されており、このコンク
リートシリンダ3,4の吸排口5,6は、前壁1
aの内面に着脱自在として取り付けられたライナ
ー7に接続開口されている。
リートポンプのホツパを示しており、該ホツパ1
は、前壁1a、左右側壁1b,1b、後壁1c及
び底板2とに囲まれた箱型を成している。この前
壁1aの下部には、互いに反対位相で往復作動す
るピストンP,Pが内挿された二連のコンクリー
トシリンダ3,4が並設されており、このコンク
リートシリンダ3,4の吸排口5,6は、前壁1
aの内面に着脱自在として取り付けられたライナ
ー7に接続開口されている。
次に揺動管8について説明すると、揺動管8は
中央部で偏心して略S字形を成しており、ホツパ
1の底部に位置されて、前壁1a及び後壁1c間
に横架されている。詳細には、揺動管8の前端側
は、前記ライナー7に摺接しながら、所定の揺動
角度θ(この実施例では90゜)だけ揺動されて、
コンクリートシリンダ3,4の吸排口5,6に接
続される吸込口9とされており、この吸込口9に
は、吸込口9の摩滅を防ぐ消耗交換部品としての
口金10が取り付けられている。
中央部で偏心して略S字形を成しており、ホツパ
1の底部に位置されて、前壁1a及び後壁1c間
に横架されている。詳細には、揺動管8の前端側
は、前記ライナー7に摺接しながら、所定の揺動
角度θ(この実施例では90゜)だけ揺動されて、
コンクリートシリンダ3,4の吸排口5,6に接
続される吸込口9とされており、この吸込口9に
は、吸込口9の摩滅を防ぐ消耗交換部品としての
口金10が取り付けられている。
また、この揺動管8の後端側には、取付フラン
ジ11が形成されている。この取付フランジ11
は、軸受箱12に回転自在にはめこまれた回動支
持管13のフランジ13aに固着されている。そ
してこの軸受箱12には、接続管14を介して輸
送管15が接続されており、輸送管15の末端は
コンクリートの打設現場に達している。
ジ11が形成されている。この取付フランジ11
は、軸受箱12に回転自在にはめこまれた回動支
持管13のフランジ13aに固着されている。そ
してこの軸受箱12には、接続管14を介して輸
送管15が接続されており、輸送管15の末端は
コンクリートの打設現場に達している。
一方、上記前壁1aの中央に設けられた軸受1
6には、上記揺動管8を揺動操作する揺動操作軸
17が水平にはめ合わされており、この揺動操作
軸17の後端部は揺動管8の後端部に固着されて
いる。また、揺動操作軸17の前端部は、操作レ
バー19の取付軸部18とされており、この取付
軸部18の断面形状は、正(360゜/θ×n)角形
に形成されている。ただし、θ:上記揺動管8の
揺動角度、n:任意の正の整数とする。この実施
例では、前述の様に揺動角度θ=90゜に設定し、
かつn=1として、取付軸部18の断面形状は正
方形状に形成されている。さらにこの取付軸部1
8には、操作レバー19がはめこみ穴20を介し
て着脱自在にはめこまれている。このはめこみ穴
20は、操作レバー19の一端部に形成されてお
り、上記取付軸部18の断面形状である正(360
゜/θ×n)角形と同形状を成している。すなわ
ち、この実施例では、はめこみ穴20は正方形状
を反し、この大きさは、取付軸部18の断面の大
きさに比して所定のはめ合い公差分だけ大とされ
ている。そして、コンクリートポンプの稼動時に
は、この操作レバー19は、操作レバーの回転半
径方向と揺動管8の揺動半径方向とが一致する様
にしてはめこまれている。
6には、上記揺動管8を揺動操作する揺動操作軸
17が水平にはめ合わされており、この揺動操作
軸17の後端部は揺動管8の後端部に固着されて
いる。また、揺動操作軸17の前端部は、操作レ
バー19の取付軸部18とされており、この取付
軸部18の断面形状は、正(360゜/θ×n)角形
に形成されている。ただし、θ:上記揺動管8の
揺動角度、n:任意の正の整数とする。この実施
例では、前述の様に揺動角度θ=90゜に設定し、
かつn=1として、取付軸部18の断面形状は正
方形状に形成されている。さらにこの取付軸部1
8には、操作レバー19がはめこみ穴20を介し
て着脱自在にはめこまれている。このはめこみ穴
20は、操作レバー19の一端部に形成されてお
り、上記取付軸部18の断面形状である正(360
゜/θ×n)角形と同形状を成している。すなわ
ち、この実施例では、はめこみ穴20は正方形状
を反し、この大きさは、取付軸部18の断面の大
きさに比して所定のはめ合い公差分だけ大とされ
ている。そして、コンクリートポンプの稼動時に
は、この操作レバー19は、操作レバーの回転半
径方向と揺動管8の揺動半径方向とが一致する様
にしてはめこまれている。
さらに、前壁1aの外面には、駆動シリンダ2
1が装備されており、この駆動シリンダ21のピ
ストンロツド22の先端取付部23と、上記操作
レバー19の回転端19aには、各々連結穴23
a,19bが設けられており、両者は連結ピン2
4を介して連結されている。尚、駆動シリンダ2
1の支持形式は、ヘツド側クレビス21aが取付
台25のブラケツト26に回動自在に取り付けら
れた揺動形である。また、駆動シリンダ21の伸
縮作動は、コンクリートシリンダ3,4の吸排出
作動に同期されている。
1が装備されており、この駆動シリンダ21のピ
ストンロツド22の先端取付部23と、上記操作
レバー19の回転端19aには、各々連結穴23
a,19bが設けられており、両者は連結ピン2
4を介して連結されている。尚、駆動シリンダ2
1の支持形式は、ヘツド側クレビス21aが取付
台25のブラケツト26に回動自在に取り付けら
れた揺動形である。また、駆動シリンダ21の伸
縮作動は、コンクリートシリンダ3,4の吸排出
作動に同期されている。
しかして、コンクリートポンプは、原動体とし
てのピストンロロツド22の伸縮作動により、揺
動操作軸17、換言すれば取付軸部18を中心と
して、従動体としての揺動管8の吸込口9が、揺
動角度θ(この実施例では90゜)だけ揺動され
て、吸込口9は、排出作動側のコンクリートシリ
ンダ3,4の吸排口5,6に交互に接続され、排
出作動側のコンクリートシリンダ3,4から排出
された生コンクリートは、揺動管8を経て打設現
場へ圧送される様に構成されている。
てのピストンロロツド22の伸縮作動により、揺
動操作軸17、換言すれば取付軸部18を中心と
して、従動体としての揺動管8の吸込口9が、揺
動角度θ(この実施例では90゜)だけ揺動され
て、吸込口9は、排出作動側のコンクリートシリ
ンダ3,4の吸排口5,6に交互に接続され、排
出作動側のコンクリートシリンダ3,4から排出
された生コンクリートは、揺動管8を経て打設現
場へ圧送される様に構成されている。
以上の構成における作用を次に説明する。
コンクリートポンプが稼動して、生コンクリー
トが圧送されている間は、揺動管8が揺動される
ことから、吸込口9の口金10がライナー7に揺
動角度θ=90゜の円弧軌跡を描いて摺接される。
したがつて、口金10及びライナー7は、共に摩
耗量が累積して消耗交換部品としての寿命に達す
る。
トが圧送されている間は、揺動管8が揺動される
ことから、吸込口9の口金10がライナー7に揺
動角度θ=90゜の円弧軌跡を描いて摺接される。
したがつて、口金10及びライナー7は、共に摩
耗量が累積して消耗交換部品としての寿命に達す
る。
そこで、まず口金10及びライナー7が寿命に
達した時点で、コンクリートシリンダ3,4の吸
排出作動を停止すると共に、駆動シリンダ21の
ピストンロツド22を伸長した状態で停止し、第
4図Aに示す様に揺動管8の吸込口9をコンクリ
ートシリンダ3の吸排口5側に接続させた状態に
する。
達した時点で、コンクリートシリンダ3,4の吸
排出作動を停止すると共に、駆動シリンダ21の
ピストンロツド22を伸長した状態で停止し、第
4図Aに示す様に揺動管8の吸込口9をコンクリ
ートシリンダ3の吸排口5側に接続させた状態に
する。
次に、ホツパ1内及び揺動管8を水洗浄して残
留生コンクリートを排除したあと、コンクリート
ポンプの保守整備作業として、口金10及びライ
ナー7の交換作業に移る。まず、第4図Bに示す
様に連結ピン24を取りはずすと共に、駆動シリ
ンダ21のピストンロツド22を収縮させる。つ
づいて、第4図Cに示す様に、一度操作レバー1
9を取付軸部18から取りはずして、操作レバー
19の回転半径方向と揺動管8の揺動半径方向と
が直交する様に、再び操作レバー19を取付軸部
18にはめこむ。すなわち、操作レバー19の回
転端19aは、第4図Cの図面右斜め上方向に位
置され、ピストンロツド22の連結穴23aと回
転端19aの連結穴19bは合致される。そし
て、これらの連結穴19b,23aに連結ピン2
4を再びはめて、ピストンロツド22と操作レバ
ー19を連結する。さらに、再び駆動シリンダ2
1のピストンロツド22を伸長して、操作レバー
19を揺動角度θ=90゜に相当する反転角度だけ
第4図Cの矢印方向に回転させ、その状態を保持
する。
留生コンクリートを排除したあと、コンクリート
ポンプの保守整備作業として、口金10及びライ
ナー7の交換作業に移る。まず、第4図Bに示す
様に連結ピン24を取りはずすと共に、駆動シリ
ンダ21のピストンロツド22を収縮させる。つ
づいて、第4図Cに示す様に、一度操作レバー1
9を取付軸部18から取りはずして、操作レバー
19の回転半径方向と揺動管8の揺動半径方向と
が直交する様に、再び操作レバー19を取付軸部
18にはめこむ。すなわち、操作レバー19の回
転端19aは、第4図Cの図面右斜め上方向に位
置され、ピストンロツド22の連結穴23aと回
転端19aの連結穴19bは合致される。そし
て、これらの連結穴19b,23aに連結ピン2
4を再びはめて、ピストンロツド22と操作レバ
ー19を連結する。さらに、再び駆動シリンダ2
1のピストンロツド22を伸長して、操作レバー
19を揺動角度θ=90゜に相当する反転角度だけ
第4図Cの矢印方向に回転させ、その状態を保持
する。
しかして、第4図D及び第5図に示す様に、揺
動管8は、揺動角度θ=90゜だけ図面反時計方向
に反転されて、この吸込口9の口金10は、ライ
ナー7を離れてライナー7の上部に位置されるこ
とになる。この状態において、消耗交換部品とし
てのライナー7と口金10を各々ホツパ1及び揺
動管8から取りはずし、新しいライナー7及び口
金10を取り付ける。そして、再び駆動シリンダ
21のピストンンロツド22を収縮して、第4図
Cの状態にもどし、連結ピン24をはずすと共
に、操作レバー19を取付軸部18から取りはす
ず。次に、操作レバー19の回転半径方向と揺動
管8の揺動半径方向とが一致する様に、操作レバ
ー19を取付軸部18にはめこむと共に、ピスト
ンロツド22を伸長させる。したがつて、操作レ
バー19の連結穴19bとピストンロツド22の
連結穴23aが正確かつ確実に合致され、連結ピ
ン24をはめて操作レバー19とピストンロツド
22を容易に連結することができる。
動管8は、揺動角度θ=90゜だけ図面反時計方向
に反転されて、この吸込口9の口金10は、ライ
ナー7を離れてライナー7の上部に位置されるこ
とになる。この状態において、消耗交換部品とし
てのライナー7と口金10を各々ホツパ1及び揺
動管8から取りはずし、新しいライナー7及び口
金10を取り付ける。そして、再び駆動シリンダ
21のピストンンロツド22を収縮して、第4図
Cの状態にもどし、連結ピン24をはずすと共
に、操作レバー19を取付軸部18から取りはす
ず。次に、操作レバー19の回転半径方向と揺動
管8の揺動半径方向とが一致する様に、操作レバ
ー19を取付軸部18にはめこむと共に、ピスト
ンロツド22を伸長させる。したがつて、操作レ
バー19の連結穴19bとピストンロツド22の
連結穴23aが正確かつ確実に合致され、連結ピ
ン24をはめて操作レバー19とピストンロツド
22を容易に連結することができる。
この様に、コンクリートポンプを稼動して生コ
ンクリートを圧送したのち、操作レバー19とピ
ストンロツド22を連結する連結ピン24と操作
レバー19とを数回着脱すると共に、駆動シリン
ダ21を伸縮作動させるだけで、容易に揺動管8
を反転保持することができ、したがつて消耗交換
部品としての口金10とライナー7を容易に交換
できる。そして、その際に要する作業員は、連結
ピン24と操作レバー19を着脱し、かつ駆動シ
リンダ21を操作するための要員として一名でよ
い。また、操作レバー19の連結穴19bの位置
と、ピストンロツド22の連結穴23aの位置
が、ピストンロツド22が伸長あるいは収縮され
た状態でも常に正確に合致することから、両者の
連結が迅速に難なくできる。
ンクリートを圧送したのち、操作レバー19とピ
ストンロツド22を連結する連結ピン24と操作
レバー19とを数回着脱すると共に、駆動シリン
ダ21を伸縮作動させるだけで、容易に揺動管8
を反転保持することができ、したがつて消耗交換
部品としての口金10とライナー7を容易に交換
できる。そして、その際に要する作業員は、連結
ピン24と操作レバー19を着脱し、かつ駆動シ
リンダ21を操作するための要員として一名でよ
い。また、操作レバー19の連結穴19bの位置
と、ピストンロツド22の連結穴23aの位置
が、ピストンロツド22が伸長あるいは収縮され
た状態でも常に正確に合致することから、両者の
連結が迅速に難なくできる。
以上説明したのは、この考案に係るコンクリー
トポンプの第1の実施例であるが、次に、この考
案に係る第2及び第3の実施例を第6図及び第7
図により説明する。尚、第1の実施例と同様の個
所には同等の記号を付し、その説明を省略する。
トポンプの第1の実施例であるが、次に、この考
案に係る第2及び第3の実施例を第6図及び第7
図により説明する。尚、第1の実施例と同様の個
所には同等の記号を付し、その説明を省略する。
まず、第6図に示す第2の実施例では、揺動管
8の揺動角度が第1の実施例と同様にθ=90゜に
設定されている場合であつて正(360゜/θ×n)
角形のnの値を2として、取付軸部108の断面
形状を正八角形に形成したものであり、操作レバ
ー109のはめこみ穴120も、正八角形に形成
されている。この場合も、上述した第1の実施例
と同様の手順で操作レバー109を取付軸部10
8に着脱すると共に、駆動シリンダ21を伸縮作
動するだけで、揺動管8を揺動角度θ=90゜だけ
反転することができる。
8の揺動角度が第1の実施例と同様にθ=90゜に
設定されている場合であつて正(360゜/θ×n)
角形のnの値を2として、取付軸部108の断面
形状を正八角形に形成したものであり、操作レバ
ー109のはめこみ穴120も、正八角形に形成
されている。この場合も、上述した第1の実施例
と同様の手順で操作レバー109を取付軸部10
8に着脱すると共に、駆動シリンダ21を伸縮作
動するだけで、揺動管8を揺動角度θ=90゜だけ
反転することができる。
又、第7図に示す第3の実施例では、揺動管8
の揺動角度θ1=60゜に設定されている場合であ
つて、正(360゜/θ1×n)角形のnの値を1と
して、取付軸部118の断面形状を正六角形に形
成したものであり、操作レバー119のはめこみ
穴220も正六角形に形成されている。
の揺動角度θ1=60゜に設定されている場合であ
つて、正(360゜/θ1×n)角形のnの値を1と
して、取付軸部118の断面形状を正六角形に形
成したものであり、操作レバー119のはめこみ
穴220も正六角形に形成されている。
この場合も同様に操作レバー119を取付軸部
118に着脱して、駆動シリンダ21を伸縮作動
するだけで、揺動管8を揺動角度θ1=60゜だけ
図面反時計方向に反転することができる。
118に着脱して、駆動シリンダ21を伸縮作動
するだけで、揺動管8を揺動角度θ1=60゜だけ
図面反時計方向に反転することができる。
尚、揺動管8の揺動角度θ1=60゜の場合、正
(360゜/θ1×n)角形のnの値を2として、取付
軸部の断面形状及び操作レバーのはめこみ穴の形
状を正十二角形としてもよい。また、これとは別
に揺動管の揺動角度がθ2=45゜に設定されてい
る場合、正(360゜/θ2×n)角形のnの値を1
として取付軸部の断面形状及び操作レバーのはめ
こみ穴の形状を正八角形としても、揺動管を揺動
角度θ2=45゜だけ反転することができる。
(360゜/θ1×n)角形のnの値を2として、取付
軸部の断面形状及び操作レバーのはめこみ穴の形
状を正十二角形としてもよい。また、これとは別
に揺動管の揺動角度がθ2=45゜に設定されてい
る場合、正(360゜/θ2×n)角形のnの値を1
として取付軸部の断面形状及び操作レバーのはめ
こみ穴の形状を正八角形としても、揺動管を揺動
角度θ2=45゜だけ反転することができる。
以上説明したように、この考案によれば、操作
レバーが着脱自在に取り付けられる揺動操作軸の
取付軸部は、断面正(360゜/θ×n)角形(θ:
揺動角度、n:任意の正の整数)に形成されてい
るので、操作レバーを揺動操作軸に数度着脱する
と共に、駆動シリンダを伸縮作動させるだけで、
一名の作業員のみで揺動管を容易に反転保持する
ことができる効果があり、しかも駆動シリンダの
ピストンロツドと操作レバーの連結を容易かつ迅
速に実施することができる効果があり、したがつ
て消耗交換部品の交換作業性を著しく向上させる
ことができる効果がある。
レバーが着脱自在に取り付けられる揺動操作軸の
取付軸部は、断面正(360゜/θ×n)角形(θ:
揺動角度、n:任意の正の整数)に形成されてい
るので、操作レバーを揺動操作軸に数度着脱する
と共に、駆動シリンダを伸縮作動させるだけで、
一名の作業員のみで揺動管を容易に反転保持する
ことができる効果があり、しかも駆動シリンダの
ピストンロツドと操作レバーの連結を容易かつ迅
速に実施することができる効果があり、したがつ
て消耗交換部品の交換作業性を著しく向上させる
ことができる効果がある。
第1図は、この考案に係るコンクリートポンプ
の一実施例を示す断面図、第2図は、第1図の
−線におけるコンクリートポンプの正面図、第
3図は、第1図の−線におけるコンクリート
ポンプの断面図、第4図は、揺動管の反転操作手
順を示す説明図、第5図は、同揺動管が反転保持
された状態を示す斜視図、第6図及び第7図は、
この考案に係る第2及び第3の実施例を示す説明
図、第8図は、従来のコンクリートポンプを示す
斜視図である。 7……消耗交換部品としてのライナー、8……
揺動管、10……消耗交換部品としての口金、1
7……揺動操作軸、18……取付軸部、19……
操作レバー、20……はめこみ穴、21……駆動
シリンダ、24……連結ピン。
の一実施例を示す断面図、第2図は、第1図の
−線におけるコンクリートポンプの正面図、第
3図は、第1図の−線におけるコンクリート
ポンプの断面図、第4図は、揺動管の反転操作手
順を示す説明図、第5図は、同揺動管が反転保持
された状態を示す斜視図、第6図及び第7図は、
この考案に係る第2及び第3の実施例を示す説明
図、第8図は、従来のコンクリートポンプを示す
斜視図である。 7……消耗交換部品としてのライナー、8……
揺動管、10……消耗交換部品としての口金、1
7……揺動操作軸、18……取付軸部、19……
操作レバー、20……はめこみ穴、21……駆動
シリンダ、24……連結ピン。
Claims (1)
- ホツパ内の底部に揺動管を有し、該揺動管の揺
動操作軸が駆動シリンダのピストンロツドに操作
レバーを介して連結されており、該駆動シリンダ
の伸縮作動により、上記揺動管が所定の揺動角度
揺動されて、ホツパ内の流路が切り換えられるコ
ンクリートポンプにおいて、上記操作レバーが着
脱自在に取り付けられる揺動接作軸の取付軸部
は、断面正(360゜/θ×n)角形(θ:揺動角
度、n:任意の正の整数)に形成されていること
を特徴とするコンクリートポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19034781U JPS5894885U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | コンクリ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19034781U JPS5894885U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | コンクリ−トポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5894885U JPS5894885U (ja) | 1983-06-27 |
JPS6132153Y2 true JPS6132153Y2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=30103935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19034781U Granted JPS5894885U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | コンクリ−トポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5894885U (ja) |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19034781U patent/JPS5894885U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5894885U (ja) | 1983-06-27 |
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