JPH08177726A - コンクリートポンプ用のウェアプレート - Google Patents

コンクリートポンプ用のウェアプレート

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Publication number
JPH08177726A
JPH08177726A JP33782494A JP33782494A JPH08177726A JP H08177726 A JPH08177726 A JP H08177726A JP 33782494 A JP33782494 A JP 33782494A JP 33782494 A JP33782494 A JP 33782494A JP H08177726 A JPH08177726 A JP H08177726A
Authority
JP
Japan
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wear plate
plate
ready
pin
mixed concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP33782494A
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English (en)
Inventor
Akio Washimi
暁夫 鷲見
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Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、生コンクリートなどを圧送
するポンプのウェアプレートの取付構造の簡略化に関
し、充分な寿命を有するものを提供する。 【構成】 揺動弁型粘性流体ポンプに使用されるウェア
プレートおいて、少なくとも複数個のピンを設けてなる
ろう付ベースを該ピンを介して上記ウェアプレート本体
の表面に溶接で取付けることにより一体化させて構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生コンクリートなどを
収容するホッパの内面に取り付けられたコンクリートポ
ンプ用のウェアプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】生コンクリートなどを圧送する揺動弁型
粘性流体ポンプにおいて、ホッパ内で左右に揺動する揺
動管と揺動接触するウェアプレートは摺接面の摩耗が激
しく、頻繁に交換しなければならないという問題があっ
た。これを解消するために、従来、ウェアプレートの一
部をセラミックスで製造したり(実開昭61−1904
80号)、ウェアシートの開口部に超硬合金をはめ込ん
だり(実開平4ー93367号)、ろう付ベースを超硬
プレートにろう付けし、前記ろう付けベースとプレート
本体とをボルト締めにて固定する(実開平6ー2556
2号)方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェア
プレートの一部をセラミックスで製造したものは充分な
強度が得られないという問題点がある。また、開口部に
超硬リングをはめこんだものは、超硬リング以外の部分
の摩耗が摩耗した場合に、超硬リングの部分が突出する
ので揺動管を円滑に摺動させることができないという問
題がある。超硬をろう付したプレートをウェアプレート
にボルト締めする方法は上記2例の欠点をカバーし、比
較的良い方法であるが、また使用中にボルトが緩みウェ
アプレートが脱落する場合があることなどの問題点があ
る。
【0004】そのため、上述した従来の技術が有する問
題点を解消し、耐摩耗性に優れ、充分な寿命を有する超
硬プレートとプレート本体との取付構造をより強固にし
緩み等を生じない安定した取付構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では上面に超硬をろう付したろう付ベースの
裏面に充分な強度を持った複数のピンを溶接、圧入、ネ
ジなどの手段で設置させ、予め凹部とピンが挿入される
貫通穴を設けたウェアプレートにはめ込み、貫通穴から
突出したピン部を溶接してろう付ベースとウェアプレー
トを一体化させたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、摺動部は超硬合金製であるの
で摩耗は少なく、また充分な強度も保証できる。また開
口部周辺だけを残して摩耗するという現象も発生せず、
円滑な揺動が期待できる。またボルトとナットによる一
体化ではないので使用中にナットが緩み脱落するという
事故も生じない。
【0007】
【実施例】図1において、ホッパ1には生コンクリート
2が充填され、下部に2本のコンクリートシリンダ3が
紙面に垂直に並列に連結されている。(手前の一本を図
示)コンクリートシリンダ3には各々ピストンが内臓さ
れ生コンクリートを交互に吸入、吐出を繰り返す。圧送
される生コンクリートはS字形の揺動管4を介して外部
に供給される。揺動管4は軸受けと支え軸で保持され、
かつモータ(図示せず)から支え軸に伝達された往復回
転運動が揺動管4をの根元部5を中心にした揺動を惹起
し、結果として揺動管4の端部6が2個のコンクリート
シリンダ3の開口に交互に連通する。
【0008】揺動管端部6が摺接する部分にはウェアプ
レート7が設けられており、本実施例はウェアプレート
7の寿命を向上させるための構造に特徴を有する。ウェ
アプレート7は図2のごとく2個の吸入吐出口8・9を
持った形状をしており、ホッパ内にボルトなどで固定さ
れる。本発明はウェアプレート7の表面に超硬合金のプ
レート10を、ろう付ベース11をブレート10の裏面
上に設置した複数のピン12を介してウェアブレート7
と溶接一体化した構成としたものである。
【0009】すなわち、図3に示すように超硬合金製ウ
ェアプレート10の2つの吸入吐出口8、9を取り囲む
周辺の裏面にろう付けベース11をろう付けし、かつプ
レート7の裏面に複数の凹部13、及びプレート7にピ
ンの貫通穴14を設け、ろう付ベース11のピン12を
かいしてプレート7と嵌挿し、凹部13に突出したピン
12の部分を溶接によりウェアプレート本体7に固定さ
れる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明かなように
ウェアプレートの摺接面を超硬合金で保護するように形
成したので、著しい摩耗を発生することが回避され、耐
久性を増進し、揺動弁式圧送ポンプの性能を向上できる
とともに、保守管理を容易にすることができる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、揺動弁型粘性流体ポンプの一例を示す
切断側面図である
【図2】図2は、ウェアプレートの正面図である
【図3】図3は、本発明の揺動弁型粘性流体ポンプのウ
ェアプレートの一実施例の概要を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 生コンクリート 3 コンクリートシリンダ 4 揺動管 5 揺動管根元部 6 揺動管端部 7 ウェアプレート 8 吸入口 9 吐出口 10 超硬合金製プレート 11 ろう付ベース 12 ピン 13 凹部 14 ピンの貫通穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動弁型粘性流体ポンプに使用されるウ
    ェアプレートおいて、少なくとも複数個のピンを設けて
    なるろう付ベースを該ピンを介して上記ウェアプレート
    本体の表面に溶接で取付けることにより一体化してなる
    ことを特徴とするコンクリートポンプ用のウェアプレー
    ト。
JP33782494A 1994-12-27 1994-12-27 コンクリートポンプ用のウェアプレート Pending JPH08177726A (ja)

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