JPS632618Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS632618Y2
JPS632618Y2 JP11637283U JP11637283U JPS632618Y2 JP S632618 Y2 JPS632618 Y2 JP S632618Y2 JP 11637283 U JP11637283 U JP 11637283U JP 11637283 U JP11637283 U JP 11637283U JP S632618 Y2 JPS632618 Y2 JP S632618Y2
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JP
Japan
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concrete
switching valve
flow path
path switching
cap
Prior art date
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Application number
JP11637283U
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English (en)
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JPS6024885U (ja
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Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンクリートポンプの流路切換弁
の接続開口端に装着される口金に関する。
コンクリートポンプには、生コンクリートが投
入されるホツパと、ホツパに吸排口が接続開口さ
れ互いに反対位相で作動してホツパ内の生コンク
リートを交互に吸排出する二連のコンクリートシ
リンダと、ホツパ内で揺動される接続開口端が上
記コンクリートシリンダの吸排口に交互に接続さ
れてコンクリートシリンダより排出される生コン
クリートを排出管側に送る流路切換弁を有するタ
イプのものがある。
この種のコンクリートポンプでは、流路切換弁
の接続開口端に摩耗防止用の口金が装着されてい
るが、この口金はホツパの内壁に沿つて摺動され
る際に、生コンクリート中の砂で表面が摺られ、
しかも生コンクリートの骨材を噛み込み割れや割
れによる脱落事故を起こし易い。
そこで、従来極めて硬い材料により口金を作る
ことや靭性のある材料により口金を作ることが考
えられた。ところが、前者では耐摩耗性は良くな
るが耐衝撃性が低下し割れて脱落し易くなり、ま
た後者では耐摩耗性に問題があり摩耗し易い欠点
がある。
この考案は以上の点に鑑みてなされたものであ
つて、すなわちこの考案は、耐摩耗性を損うこと
なくかつ生コンクリート中の砂で表面が摺られし
かも生コンクリートの骨材を噛み込んでも割れや
流路切換弁からの脱落を起こすことのない全体と
して靭性の大きいコンクリートポンプの流路切換
弁の口金を提供することを目的とする。
したがつて、この目的を達成するためにこの考
案のコンクリートポンプの流路切換弁の口金は、
コンクリートポンプのホツパ内を揺動することで
二連のコンクリートシリンダの吸排口に交互に接
続される流路切換弁の接続開口端に装着される口
金において、硬い耐摩耗材料で形成された上記口
金本体の周囲には、靭性材料より成る締付部材が
締付けて装着されていることを特徴とする。
以下、図示の一実施例によりこの考案を詳細に
説明する。
第1図は、コンクリートポンプ車を示す側面
図、第2図は、この考案に係るコンクリートポン
プの流路切換弁の口金が装着されたコンクリート
ポンプを示す断面図、第3図は、第2図の−
線からみたコンクリートポンプの正面図、第4図
はコンクリートシリンダと流路切換弁を示す斜視
図である。
第1図のようにコンクリートポンプPは、コン
クリートポンプ車の後部に搭載されており、生コ
ンクリートCを収容するホツパ1は、第2図と第
3図及び第4図に示すように前壁1a、左右側壁
1b,1b、後壁1c及び底板2とに囲まれた箱
型である。
上記前壁1aの下部には、二連のコンクリート
シリンダ3,4の吸排口3a,4aが接続開口さ
れており、上記コンクリートシリンダ3,4に
は、互いに反対位相で往復運動するコンクリート
ピストン5,6が内挿されている。
一方、上記前壁1aの中央部に取り付けられた
軸受7には、流路切換弁8の揺動軸9が水平に取
り付けられている。この揺動軸9は、ホツパ1内
の流路切換弁8に固着されていると共に、その細
径部9aは前壁1aの外面に取り付けられた駆動
シリンダ10に駆動アーム11を介して連結され
ている。
また、上記流路切換弁8は、中央部で軸線が偏
位して略Z形を成している。この流路切換弁8の
排出開口端12側は、後壁1cに取り付けられた
排出管13に回動自在に接続されており、接続開
口端14は上記揺動軸9を中心に摺接板1dに沿
つて揺動して第4図に示すように上記コンクリー
トシリンダ3,4の吸排口3a,4aに交互に接
続できるようになつている。
次に、上記流路切換弁8の接続開口端14に装
着されるこの考案に係る口金15を、第2図、第
4図および第5図から第7図により説明する。
この口金15は、第5図と第6図に示すよう
に、上記接続開口端14に着脱可能に外挿して取
り付けられる口金本体16と、該口金16の外周
囲面17に締付けて装着されて上記口金本体16
の割れ及び脱落防止を図るための締付部材18を
有している。上記口金本体16は、たとえばタン
グステンカーバイドなどの硬い耐摩耗性を有し圧
縮強度の大きい材料でリング状に形成されてお
り、上記摺接板1dに摺接される摺接面16a側
には上記締付部材18の保護縁16bが形成され
ている。一方、上記締付部材18は、たとえばば
ね鋼などの靭性を有する材料でリング状に形成さ
れており、上記口金本体16の外周囲面17にた
とえば初期に締付ける焼き嵌めあるいは冷し嵌め
により締付けて装着してある。
次に、以上の構成における作用を説明する。
ホツパH内に収容された生コンクリートCは、
第4図に示すように吸引作動側のコンクリートシ
リンダ3に吸引されると共に、排出作動側のコン
クリートシリンダ4から排出される生コンクリー
トCが流路切換弁8を経て排出管13側に圧送さ
れる。次に、流路切換弁8の接続開口端14は、
駆動シリンダ10の収縮により吸排口4a側から
吸排口3a側に揺動され、排出作動側のコンクリ
ートシリンダ3より排出される生コンクリートC
が流路切換弁8を経て排出管13側に圧送される
と共に、吸引作動側のコンクリートシリンダ4に
は生コンクリートCが吸引される。さらに、上記
接続開口端14は駆動シリンダ10の伸長により
吸排口3a側から吸排口4a側に揺動される。し
かして、上述した動作をくり返すことで、順次ホ
ツパ1内の生コンクリートCが圧送される。
ところで、生コンクリートCの圧送の際に、流
路切換弁8の接続開口端14は頻繁にくり返して
揺動される。したがつて、口金15は生コンクリ
ートC中の砂で表面が摺られるほか、生コンクリ
ートCの骨材(ジヤリなど)を噛み込み、耐摩耗
性は良いが概して脆い性質の口金本体16が第7
図に示す様に割れるおそれがある。しかしなが
ら、口金本体16は靭性の高い締付部材18によ
り締付けられて口金15全体の靭性が保たれてい
るので、割れを極力防止できると共に、たとえ割
れても接続開口端14から脱落することはない。
上述したことから、従来のように生コンクリー
ト圧送作業中に突然口金が割れて脱落し、即座に
口金を取り換えるなどの面倒な作業は不要とな
り、この考案の口金15は割れ発生後も十分使用
に耐えることができる。
尚、締付部材18は、保護縁16bにより摺接
板1dには直接摺接しないので摩耗することはな
い。
ところで、上述した実施例では、口金自体の形
状をリンク形にしたが、これに限定されることな
く四辺形など他の形状であつてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、硬い耐
摩耗性材料より成る口金本体の周囲に靭性材料よ
り成る締付部材を装着する構成としたので、口金
本体の耐摩耗性を損うことなく締付部材により口
金全体に靭性をもたせることができ、口金本体の
表面が生コンクリート中の砂で摺られ、しかも骨
材を噛み込んでも割れや割れに伴う流路切換弁か
らの脱落を防止することができ、口金自体の長寿
命化及び生コンクリートの圧送作業性の向上が図
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンクリートポンプ車を示す側面
図、第2図は、この考案に係るコンクリートポン
プの流路切換弁の口金の一実施例が装着されたコ
ンクリートポンプを示す断面図、第3図は、第2
図の−線からみたコンクリートポンプの正面
図、第4図は、コンクリートシリンダと流路切換
弁を示す斜視図、第5図は、この考案の口金の分
解斜視図、第6図は、コンクリートシリンダの吸
排口と口金を示す断面図、第7図は、口金の正面
図である。 1……ホツパ、3,4……コンクリートシリン
ダ、8……流路切換弁、14……接続開口端、1
5……口金、16……口金本体、17……外周囲
面、18……締付部材、P……コンクリートポン
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートポンプのホツパ内を揺動すること
    で二連のコンクリートシリンダの吸排口に交互に
    接続される流路切換弁の接続開口端に装着される
    口金において、硬い耐摩耗材料で形成された上記
    口金本体の周囲には、靭性材料より成る締付部材
    が締付けて装着されていることを特徴とするコン
    クリートポンプの流路切換弁の口金。
JP11637283U 1983-07-28 1983-07-28 コンクリ−トポンプの流路切換弁の口金 Granted JPS6024885U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11637283U JPS6024885U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 コンクリ−トポンプの流路切換弁の口金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11637283U JPS6024885U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 コンクリ−トポンプの流路切換弁の口金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024885U JPS6024885U (ja) 1985-02-20
JPS632618Y2 true JPS632618Y2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=30268287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11637283U Granted JPS6024885U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 コンクリ−トポンプの流路切換弁の口金

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JP (1) JPS6024885U (ja)

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JPS6024885U (ja) 1985-02-20

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