JPH10205434A - スラリー圧送装置 - Google Patents

スラリー圧送装置

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JPH10205434A
JPH10205434A JP799697A JP799697A JPH10205434A JP H10205434 A JPH10205434 A JP H10205434A JP 799697 A JP799697 A JP 799697A JP 799697 A JP799697 A JP 799697A JP H10205434 A JPH10205434 A JP H10205434A
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JP
Japan
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slurry
suction
pipe
discharge
piston
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JP799697A
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English (en)
Inventor
Kazutomo Hayashimoto
和智 林元
Katsuhiro Inaba
克博 稲場
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流動性が極めて低いスラリーを圧送効率を低下
せずに圧送することが可能なスラリー圧送装置を提供す
る。 【解決手段】2台のピストンポンプ22、24は吐出工
程及び吸込工程を交互に繰り返す。これらピストンポン
プ22、24の一方のピストンポンプが吸込工程を行う
ときに、そのピストンポンプ22に吸込揺動管30を介
してフィーダ部26が接続する。ここで、フィーダ部2
6には、投入したスラリーSをピストンポンプ22のシ
リンダ側に強制的に送り込むフィーダ装置48が配設さ
れているので、スラリーが流動性が極めて低いコンクリ
ートや土砂、或いは低含水率の脱水汚泥であっても、ピ
ストンポンプはスラリーをスムーズに吸い込んで吸込工
程を行う。このため、本発明のスラリー圧送装置は、流
動性が極めて低いスラリーであっても圧送効率を低下さ
せずに圧送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設、土木工事で
コンクリートや土砂の圧送を行う場合、或いは下水処理
場、し尿処理場、工場の排水等から発生する汚泥の圧送
を行う場合に使用するスラリー圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設や土木工事、下水処理場やし尿処理
場などでスラリーを圧送する装置として、例えば図7及
び図8に示す装置が知られている。
【0003】このスラリー圧送装置は、供給口2に投入
したスラリーSを一旦ホッパー室4まで送り込むスクリ
ューコンベヤ6と、ホッパー室4のスラリーSを吸い込
み,或いは吸引したスラリーSを吐出する2台のピスト
ンポンプ8A、8Bと、揺動機構の駆動によってホッパ
ー室4内で揺動する揺動管12とを備えた装置である。
そして、揺動管12は、一方の開口部12aが圧送口1
4に接続しているとともに、他方の開口部12bが前記
揺動機構の駆動により揺動し、第1ピストンポンプ8A
のシリンダ8A1 、或いは第2ピストンポンプ8Bのシ
リンダ8B1 のいずれかと接続する。
【0004】そして、揺動管12の他方の開口部12b
をシリンダ8B1 に接続し、第2ピストンポンプ8Bの
ピストンを前進させて吐出工程を行うと、シリンダ8B
1 内のスラリーSが揺動管12を介して圧送口14側に
圧送される。この第2ピストンポンプ8Bの吐出工程を
行っているときに、第1ピストンポンプ8Aのピストン
を後退させて吸込工程を行うと、ホッパー室4内のスラ
リーSがシリンダ8A 1 内に吸い込まれる。このよう
に、第1及び第2ピストンポンプ8A、8Bが吐出工
程、吸込工程を交互に繰り返し、吐出工程を行うピスト
ンポンプに揺動管12が接続することにより、ホッパー
室4内に送り込まれたスラリーSが圧送口14に圧送さ
れていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のスラリー圧送装置は、建設や土木工事で流動性が極
めて低いコンクリートや土砂を圧送する場合、下水処理
場、し尿処理場などで低含水率の脱水汚泥を圧送する場
合には圧送効率が低下するおそれがある。
【0006】すなわち、上述した装置は、ホッパー室4
内に溜まったスラリーSを、第1及び第2ピストンポン
プ8A、8Bのピストンが後退する際の吸引力だけで吸
込工程を行っているので、ホッパー室4内に流動性が極
めて低いスラリーSが溜まっていると、スラリーSを確
実に吸入することができない。そのため、吐出工程のと
きに圧送口14側まで圧送するスラリーSが減少するの
で、圧送効率が低下するおそれがある。
【0007】また、上記従来のスラリー圧送装置はスラ
リーSを一旦ホッパー室4内に溜めているので、礫が混
入した流動性の低いコンクリートを圧送するときには、
ホッパー室4の下部に礫が沈降して揺動管12の揺動動
作を妨げるおそれがある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、流動性が極めて低いスラリーを圧送効率を低下せ
ずに圧送することが可能なスラリー圧送装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスラリー圧送装置は、投入したスラリーを
フィーダ装置によってスラリー供給口まで強制的に送り
込むフィーダ部と、吐出工程及び吸込工程を交互に繰り
返す2台のピストンポンプと、スラリーを圧送する圧送
口に一端側の管開口部が接続し、2台のピストンポンプ
のうち吐出工程を行うピストンポンプのシリンダ開口部
に他端側の管開口部が接続する吐出揺動管と、前記スラ
リー供給口に一端側の管開口部が接続し、吸込工程を行
うピストンポンプのシリンダ開口部に他端側の管開口部
が接続する吸込揺動管と、2台のピストンポンプが吐出
工程及び吸込工程を行う前に、前記吐出揺動管及び前記
吸込揺動管を揺動して前記圧送口、前記スラリー供給口
及び前記シリンダ開口部に接続する揺動機構とを備えた
ことを特徴とする装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、スラリー圧送装置の一実施
形態について図面を参照して説明する。図1はスラリー
圧送装置の平面図、図2は装置の正面断面図、図3は要
部の平面断面図を示している。本装置は、揺動管収納ケ
ース20と、この揺動管収納ケース20に接続している
2台のピストンポンプ(以下、第1、第2ピストンポン
プと称する。)22、24と、第1及び第2ピストンポ
ンプ22、24の接続位置と逆側の位置で揺動管収納ケ
ース20に接続しているフィーダ部26と、揺動管収納
ケース20内に揺動自在に配設した吐出揺動管28及び
2本の吸込揺動管30、32と、これら3本の揺動管2
8、30、32を揺動させる油圧シリンダ54a、54
bとを備えている。
【0011】揺動管収納ケース20は、互いに対向する
一対の壁20a、20bを有する箱体であり、図2に示
すように、一方の壁20aの上部にスラリー吐出孔34
を形成し、下部にスラリー供給孔36を形成している。
また、図3に示すように、他方の壁20bに第1及び第
2シリンダ孔38、40を形成している。
【0012】また、第1及び第2ピストンポンプ22、
24は、ピストン22a、24aがシリンダ22b、2
4b内を摺動して前進動作又は後退動作を行う油圧を駆
動源とした直動往復形のピストンポンプである。そし
て、第1ピストンポンプ22のシリンダ22bが第1シ
リンダ孔38と接続し、第2ピストンポンプ24のシリ
ンダ24bが第1シリンダ孔40と接続している。ま
た、揺動管収納ケース20の一方の壁20aに形成した
スラリー吐出孔34には、圧送管42が接続している。
【0013】また、フィーダ部26は、スラリーSが投
入される投入口44を上部に設けたフィーダ管46と、
このフィーダ管46内に配設されて投入口44から投入
したスラリーSを一端側に設けた開口部まで移送するス
クリューコンベヤ(フィーダ装置)48とを備えてい
る。そして、このフィーダ部26の開口部が一方の壁2
0aのスラリー供給孔36と接続している。
【0014】また、図3に示すように、吐出揺動管28
及び第1及び第2吸込揺動管30、32は曲がり管によ
り構成されており、揺動管収納ケース20の一方の壁2
0a側から他方の壁20b側まで延在し、吐出揺動管2
8を間に挟んで第1及び第2吸込揺動管30、32の外
周を固着することにより3本が一体化されている。
【0015】すなわち、吐出揺動管28の外周には、図
2及び図3に示すように、一方の開口部28aの開口中
心に軸線Pを一致させた回転軸52が連結している。そ
して、吐出揺動管28が軸線P回りに回転すると、一方
の開口部28aが揺動管収納ケース20のスラリー吐出
孔34と接続した状態で他方の開口28b側が揺動す
る。そして、吐出揺動管28の他方の開口部28bは、
図4に示すように、揺動管収納ケース20の第1シリン
ダ孔38に接続している。そして、吐出揺動管28を反
時計方向に所定角度αだけ回転すると、図5に示すよう
に、他方の開口部28bが揺動管収納ケース20の第2
シリンダ孔40に接続する。なお、図4及び図5の符号
Aで示す吐出揺動管28の回転方向を正回転方向とし、
符号Bで示す吐出揺動管28の回転方向を逆回転方向と
する。
【0016】また、第2吸込揺動管32は、吐出揺動管
28の他方の開口部28bが第1シリンダ孔38に接続
すると(図4の状態)、一方の開口部32aが揺動管収
納ケース20のスラリー供給孔36に接続し、他方の開
口部32bが第2シリンダ孔40に接続する。
【0017】また、第1吸込揺動管30は、吐出揺動管
28の他方の開口部28bが第2シリンダ孔40に接続
すると(図5の状態)、一方の開口部30aが揺動管収
納ケース20のスラリー供給孔36に接続し、他方の開
口部30bが第1シリンダ孔38に接続する。
【0018】そして、前述した回転軸52は、揺動管収
納ケース20の外側に配設した2本の油圧シリンダ54
a、54bから軸線P回りの回転力が伝達される。すな
わち、一方の油圧シリンダ54aが伸長動作を行うと、
回転軸52が回転して吐出揺動管28を逆回転方向Bに
所定の角度αだけ揺動し、他方の油圧シリンダ54bが
伸長動作を行うと、回転軸52が回転して吐出揺動管2
8を正回転方向Aに所定の角度αだけ揺動する。
【0019】そして、前述した第1及び第2ピストンポ
ンプ22、24及び2本の油圧シリンダ54a、54b
は、図示しないシーケンス制御装置によって駆動制御が
行われている。そのシーケンス制御装置による制御は、
先ず、一方の油圧シリンダ54aの伸長動作を行った
後、第2ピストンポンプ24のピストン後退動作と第1
ピストンポンプ22のピストン前進動作を同時に行う。
次いで、他方の油圧シリンダ54bの伸長動作を行った
後、第1ピストンポンプ24のピストン後退動作と第2
ピストンポンプ22のピストン前進動作を同時に行う。
そして、この制御動作を繰り返し行う。
【0020】次に、上記構成のスラリー圧送装置による
スラリーSの圧送動作について説明する。ここで、図3
及び図4に示すように、吐出揺動管28がスラリー吐出
孔34及び第1シリンダ孔38間に接続し、第2吸込揺
動管32がスラリー供給孔36及び第2シリンダ孔40
間に接続し、第1ピストンポンプ22がピストン前進動
作を開始する直前とし、第2ピストンポンプ24がピス
トン後退動作を開始する直前とする。
【0021】そして、スクリューコンベヤ38の駆動を
開始し、フィーダ部26の投入口44からスラリーSを
連続投入していくと、回転するスクリューコンベヤ38
がフィーダ管46内のスラリーSを第2吸込揺動管32
を介して第2ピストンポンプ24のシリンダ24b側ま
で押し出していく。そして、第2ピストンポンプ24が
ピストン後退動作を行うと、シリンダ24b側まで押し
出されたスラリーSがシリンダ24b内に吸引充填され
ていく(以下、この動作を吸込工程と称する。)。ま
た、第1ピストンポンプ22はシリンダ22b内にスラ
リーSが充填されていないが、最初のピストン前進動作
を行う。
【0022】次いで、他方の油圧シリンダ54bの伸長
動作によって吐出揺動管28、第1及び第2吸込揺動管
30、32を揺動し、図5に示すように、吐出揺動管2
8がスラリー吐出孔34及び第2シリンダ孔40間を接
続し、第1吸込揺動管30がスラリー供給孔36及び第
1シリンダ孔38間を接続する。
【0023】そして、第2ピストンポンプ24のピスト
ン前進動作及び第1ピストンポンプ22のピストン後退
動作を同時に行う。第2ピストンポンプ24がピストン
前進動作を行うと、シリンダ24b内に充填されている
スラリーSが、ピストン24aに強制的に押し出されて
吐出揺動管28を介して圧送管42に圧送されていく
(以下、この動作を吐出工程と称する。)。また、フィ
ーダ管46内のスクリューコンベヤ38によってシリン
ダ22b側まで押し出されてきたスラリーSは、第1ピ
ストンポンプ22の吸込工程によってシリンダ22b内
に吸引充填されていく。
【0024】次いで、一方の油圧シリンダ54aの伸長
動作によって吐出揺動管28、第1及び第2吸込揺動管
30、32を揺動し、再度、図4に示すように吐出揺動
管28をスラリー吐出孔34及び第2シリンダ孔40間
に接続し、第1吸込揺動管30をスラリー供給孔36及
び第1シリンダ孔38間に接続する。
【0025】そして、第1ピストンポンプ22の吐出工
程、第2ピストンポンプ24の吸込工程を同時に行う。
これにより、第1ピストンポンプ22のシリンダ22b
内に充填されているスラリーSが、ピストン22aに強
制的に押し出されて吐出揺動管28を介して圧送管42
に圧送されていくとともに、スクリューコンベヤ38に
よってシリンダ24b側まで押し出されてきたスラリー
Sが、第2ピストンポンプ24のシリンダ22b内に吸
引充填されていく。
【0026】このように、本実施形態のスラリー圧送装
置は、第1及び第2ピストンポンプ22、24が交互に
吸込工程及び吐出工程を行い、吐出工程を行うピストン
ポンプと圧送管42との間に吐出揺動管28が接続し、
吸込工程を行うピストンポンプとフィーダ部26との間
に第1及び第2吸込揺動管30、32の一方が接続して
スラリーSの圧送が連続的に行われる。
【0027】したがって、本実施形態のスラリー圧送装
置によると、例えば第2ピストンポンプ24が吸込工程
を行うときには、この第2ピストンポンプ24に第2吸
込揺動管32を介してフィーダ部26が接続するが、フ
ィーダ部26にスラリーSを第2ピストンポンプ24の
シリンダ24b側に押し出すスクリューコンベヤ48を
配設しているので、スラリーSが流動性が極めて低いコ
ンクリートや土砂、或いは低含水率の脱水汚泥であって
も、第2ピストンポンプ24はスラリーSをスムーズに
吸い込むことができる。また、第1ピストンポンプ22
が吸込程を行うときにも、この第1ピストンポンプ22
に第2吸込揺動管30を介してフィーダ部26が接続す
るので、流動性が極めて低いスラリーSであってもスム
ーズに吸い込むことができる。このため、本実施形態の
スラリー圧送装置は、流動性が極めて低いスラリーSで
あっても圧送効率が低下しない。
【0028】また、本実施形態では、吸込工程を行うピ
ストンポンプとフィーダ部26とを第1及び第2吸込揺
動管30、32の一方の管により直接接続しているの
で、従来装置のようにスラリーSが揺動管の周囲に溜ま
らず、吐出揺動管28、第1及び第2吸込揺動管30、
32の揺動動作を妨げるおそれがない。
【0029】さらに、吐出揺動管28と、この吐出揺動
管28を間に挟んで固定している第1及び第2吸込揺動
管38、40とを所定の角度αで揺動するだけで、吐出
工程を行うピストンポンプに吐出揺動管28が接続し、
吸込工程を行うピストンポンプに第1及び第2吸込揺動
管38、40が交互に接続するので、3本の揺動管の切
換え動作を簡単に行うことができる。
【0030】次に、図6に示すものは、上記実施形態の
変形例を示すものである。この実施形態では、上述した
2本の吸込揺動管30、32を使用せず、一方の開口部
60aから分岐して2つの他方の開口部60b、60c
を有する分岐型の吸込揺動管60が吐出揺動管28に固
着している。
【0031】この吸込揺動管60の一方の開口部60a
は、吐出揺動管28が軸線P回りに回転するときにスラ
リー供給孔36と常に接続する。そして、吸込揺動管6
0の他方の開口部60cは、吐出揺動管28の他方の開
口部28bが第1シリンダ孔38に接続したときに、第
2シリンダ孔40に接続する。また、吸込揺動管60の
他方の開口部60bは、吐出揺動管28の他方の開口部
28bが第2シリンダ孔40に接続したときに、第1シ
リンダ孔38に接続する。
【0032】この実施形態によると、図1から図5で示
した実施形態と同様の効果を得ることができるととも
に、フィーダ部26と第1及び第2ピストンポンプ2
2、24との間を1本の吸込揺動管60が接続して簡便
な揺動管構造としているので、装置コストの低減化を図
ることができる。
【0033】なお、上記実施形態において、吐出揺動管
28に連結する回転軸52、油圧シリンダ54a、54
bが、本発明の揺動機構に相当する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスラリー
圧送装置によると、2台のピストンポンプのうち一方の
ピストンポンプが吸込工程を行うときには、そのピスト
ンポンプに吸込揺動管を介してフィーダ部が接続する。
ここで、フィーダ部には、投入したスラリーをピストン
ポンプのシリンダ側に強制的に送り込むフィーダ装置が
配設されているので、スラリーが流動性が極めて低いコ
ンクリートや土砂、或いは低含水率の脱水汚泥であって
も、ピストンポンプはスラリーをスムーズに吸い込んで
吸込工程を行う。このため、本発明のスラリー圧送装置
は、流動性が極めて低いスラリーであっても圧送効率を
低下させずに圧送することができる。
【0035】また、本発明では、吸込工程を行うピスト
ンポンプとフィーダ部とを吸込揺動管により直接接続し
ているので、従来装置のようにスラリーが揺動管の周囲
に溜まらず、吐出揺動管、吸込揺動管の揺動動作を妨げ
るおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスラリー圧送装置を示す平面図であ
る。
【図2】本発明のスラリー圧送装置を示す正面断面図で
ある。
【図3】揺動管収納ケース内の吐出揺動管及び吸込揺動
管を示す平面断面図である。
【図4】図3のIV−IV線の矢視を示す図である。
【図5】図4の状態から軸線P回りに所定の角度αで吐
出揺動管及び吸込揺動管が揺動した状態を示す図であ
る。
【図6】吸込揺動管を異なる形状として揺動管収納ケー
ス内の吐出揺動管及び吸込揺動管を示す平面断面図であ
る。
【図7】従来のスラリー圧送装置を示す正面断面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視図である。
【符号の説明】
22、24 ピストンポンプと、 26 フィーダ部と、 28 吐出揺動管 28a 吐出揺動管の一方の開口部(一端側の開口部) 28b 吐出揺動管の他方の開口部(他端側の開口部) 30、32、60 吸込揺動管 30a、32a、60a 吸込揺動管の一方の開口部
(一端側の開口部) 30b、32b、60b、60c 吸込揺動管の他方
の開口部(他端側の開口部) 34 スラリー吐出孔(圧送口) 36 スラリー供給孔(スラリー供給口) 48 スクリューコンベヤ(フィーダ装置) 52 回転軸 54a、54b 油圧シリンダ S スラリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入したスラリーをフィーダ装置によっ
    てスラリー供給口まで強制的に送り込むフィーダ部と、 吐出工程及び吸込工程を交互に繰り返す2台のピストン
    ポンプと、 スラリーを圧送する圧送口に一端側の管開口部が接続
    し、2台のピストンポンプのうち吐出工程を行うピスト
    ンポンプのシリンダ開口部に他端側の管開口部が接続す
    る吐出揺動管と、 前記スラリー供給口に一端側の管開口部が接続し、吸込
    工程を行うピストンポンプのシリンダ開口部に他端側の
    管開口部が接続する吸込揺動管と、 2台のピストンポンプが吐出工程及び吸込工程を行う前
    に、前記吐出揺動管及び前記吸込揺動管を揺動して前記
    圧送口、前記スラリー供給口及び前記シリンダ開口部に
    接続する揺動機構とを備えたことを特徴とするスラリー
    圧送装置。
JP799697A 1997-01-20 1997-01-20 スラリー圧送装置 Pending JPH10205434A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100885902B1 (ko) 2008-03-06 2009-02-26 서정희 슬러지 및 음식물찌꺼기 등의 고점성 유체 이송용피스톤펌프
CN102094781A (zh) * 2011-01-27 2011-06-15 王照伦 混凝土机械连续泵送系统
JP2013519026A (ja) * 2010-02-09 2013-05-23 コナン サンイー インテリジェント コントロール イクイップメント カンパニー リミテッド コンクリートポンプ用分配弁、コンクリートポンプ及びその制御方法、並びにコンクリートポンプ車

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