JPH08233050A - Vベルト式変速装置 - Google Patents
Vベルト式変速装置Info
- Publication number
- JPH08233050A JPH08233050A JP7040154A JP4015495A JPH08233050A JP H08233050 A JPH08233050 A JP H08233050A JP 7040154 A JP7040154 A JP 7040154A JP 4015495 A JP4015495 A JP 4015495A JP H08233050 A JPH08233050 A JP H08233050A
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- JP
- Japan
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- movable
- plate
- fixed
- stopper
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66231—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling shifting exclusively as a function of speed
- F16H61/66245—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling shifting exclusively as a function of speed using purely mechanical sensing or control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/52—Pulleys or friction discs of adjustable construction
- F16H55/56—Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable
- F16H55/563—Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable actuated by centrifugal masses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トップレシオ規制を容易にする。
【構成】 可動フェース21の外周部に設けられた環状
壁31の開口端部にストッパプレート24を取付け、可
動フェース21が固定フェース20方向へ移動したと
き、ストッパプレート24のストッパ斜面35がランプ
プレート22のガイド斜面34と重なることにより移動
を止め、トップレシオを規制する。
壁31の開口端部にストッパプレート24を取付け、可
動フェース21が固定フェース20方向へ移動したと
き、ストッパプレート24のストッパ斜面35がランプ
プレート22のガイド斜面34と重なることにより移動
を止め、トップレシオを規制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Vベルト式変速装置
の構造に関する。
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平6−1902号には、駆動軸に取
付けられた駆動プーリと、出力軸に取付けられた被動プ
ーリと、これら駆動プーリと被動プーリ間に巻き掛けら
れたVベルトとを備え、駆動プーリは、駆動軸に固着さ
れた固定フェースと、駆動軸上を軸方向へ移動自在な可
動フェースと、この可動フェースの背面と間隔をもって
駆動軸へ固着されたランププレートと、このランププレ
ートと可動フェースの背面間を回転半径方向へ移動自在
な遠心ウェイトとを備えたVベルト式変速装置が示され
ている。
付けられた駆動プーリと、出力軸に取付けられた被動プ
ーリと、これら駆動プーリと被動プーリ間に巻き掛けら
れたVベルトとを備え、駆動プーリは、駆動軸に固着さ
れた固定フェースと、駆動軸上を軸方向へ移動自在な可
動フェースと、この可動フェースの背面と間隔をもって
駆動軸へ固着されたランププレートと、このランププレ
ートと可動フェースの背面間を回転半径方向へ移動自在
な遠心ウェイトとを備えたVベルト式変速装置が示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
Vベルト式変速装置では、速度制限等に対応するためト
ップレシオを規制するなど、変速特性を変更する場合が
ある。このような場合には、ランププレートを変更する
ことが考えられるが、ランププレートは遠心ウェイトの
ガイド面形状に高い精度が要求されるため、この変更に
よるコストが高くなる。
Vベルト式変速装置では、速度制限等に対応するためト
ップレシオを規制するなど、変速特性を変更する場合が
ある。このような場合には、ランププレートを変更する
ことが考えられるが、ランププレートは遠心ウェイトの
ガイド面形状に高い精度が要求されるため、この変更に
よるコストが高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明に係るVベルト式変速装置は、駆動軸に取
付けられた駆動プーリと、出力軸に取付けられた被動プ
ーリと、これら駆動プーリと被動プーリ間に巻き掛けら
れたVベルトとを備え、駆動プーリは、駆動軸に固着さ
れた固定フェースと、駆動軸上を軸方向へ移動自在な可
動フェースと、この可動フェースの背面と間隔をもって
駆動軸へ固着されたランププレートと、このランププレ
ートと可動フェースの背面間を回転半径方向へ移動自在
な遠心ウェイトとを備えたVベルト式変速装置におい
て、可動フェースに駆動軸と略平行な延出部を設け、こ
の延出部をランププレートの遠心ウェイト側から反対側
へ延出させ、この延出端部に、可動フェースが固定フェ
ースへ向かって所定量移動したときランププレートへ当
接するストッパプレートを取付けたことを特徴とする。
め、本願発明に係るVベルト式変速装置は、駆動軸に取
付けられた駆動プーリと、出力軸に取付けられた被動プ
ーリと、これら駆動プーリと被動プーリ間に巻き掛けら
れたVベルトとを備え、駆動プーリは、駆動軸に固着さ
れた固定フェースと、駆動軸上を軸方向へ移動自在な可
動フェースと、この可動フェースの背面と間隔をもって
駆動軸へ固着されたランププレートと、このランププレ
ートと可動フェースの背面間を回転半径方向へ移動自在
な遠心ウェイトとを備えたVベルト式変速装置におい
て、可動フェースに駆動軸と略平行な延出部を設け、こ
の延出部をランププレートの遠心ウェイト側から反対側
へ延出させ、この延出端部に、可動フェースが固定フェ
ースへ向かって所定量移動したときランププレートへ当
接するストッパプレートを取付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】可動フェースが固定フェースへ近接すると、所
定のトップレシオでストッパプレートがランププレート
へ当接し、可動フェースのさらなる固定フェース側への
移動を阻止する。このため、トップレシオが規制され
る。このトップレシオの規制は多くの場合、駆動プーリ
の他の構成部品を変更せずにストッパプレートの取付だ
けで済む。しかも、ストッパプレートの形状を変更させ
れば、広範囲にトップレシオを設定できる。したがっ
て、安価でかつ汎用性の高い変速装置が得られる。
定のトップレシオでストッパプレートがランププレート
へ当接し、可動フェースのさらなる固定フェース側への
移動を阻止する。このため、トップレシオが規制され
る。このトップレシオの規制は多くの場合、駆動プーリ
の他の構成部品を変更せずにストッパプレートの取付だ
けで済む。しかも、ストッパプレートの形状を変更させ
れば、広範囲にトップレシオを設定できる。したがっ
て、安価でかつ汎用性の高い変速装置が得られる。
【0006】
【実施例】図面に基づいて一実施例を説明する。図2は
本実施例に係るスクータ用パワーユニットの平断面図で
ある。このパワーユニットは、2サイクルエンジン1、
及びVベルト式変速機2を備える。
本実施例に係るスクータ用パワーユニットの平断面図で
ある。このパワーユニットは、2サイクルエンジン1、
及びVベルト式変速機2を備える。
【0007】Vベルト式変速機2はクランクシャフト3
の一側面に前後方向へ長く形成されたミッションケース
4内に収容され、クランクシャフト3を横断するクラン
ク軸5の一端に取付けられた駆動プーリ6と、Vベルト
7及び自動遠心クラッチ8を介して連結された被動プー
リ9と、被動プーリ9に接続された最終減速装置10を
備え、最終減速装置10の出力は後輪駆動軸11へ伝達
され、図示しない後輪を駆動するようになっている。
の一側面に前後方向へ長く形成されたミッションケース
4内に収容され、クランクシャフト3を横断するクラン
ク軸5の一端に取付けられた駆動プーリ6と、Vベルト
7及び自動遠心クラッチ8を介して連結された被動プー
リ9と、被動プーリ9に接続された最終減速装置10を
備え、最終減速装置10の出力は後輪駆動軸11へ伝達
され、図示しない後輪を駆動するようになっている。
【0008】図1は駆動プーリ6の詳細を示す拡大図で
あり、(a)にロー(Low)状態、(b)にトップ
(Top)状態をそれぞれ示す。この図に明らかなよう
に、駆動プーリ6はクランクシャフト3の一端に固着さ
れた固定フェース20、クランクシャフト3の軸方向へ
移動自在な可動フェース21、クランクシャフト3の内
方(2サイクルエンジン1側)へ固着されたランププレ
ート22、可動フェース21とランププレート22の間
で回転半径方向へ移動自在なウェイトローラ23、可動
フェース21へ取付けられたストッパプレート24を備
えている。
あり、(a)にロー(Low)状態、(b)にトップ
(Top)状態をそれぞれ示す。この図に明らかなよう
に、駆動プーリ6はクランクシャフト3の一端に固着さ
れた固定フェース20、クランクシャフト3の軸方向へ
移動自在な可動フェース21、クランクシャフト3の内
方(2サイクルエンジン1側)へ固着されたランププレ
ート22、可動フェース21とランププレート22の間
で回転半径方向へ移動自在なウェイトローラ23、可動
フェース21へ取付けられたストッパプレート24を備
えている。
【0009】固定フェース20はナット25でクランク
シャフト3の軸端へ固定され、可動フェース21は略椀
状の断面を有し、クランクシャフト3の周囲に設けられ
たスリーブ27及びベアリング28を介して軸方向へ移
動自在である。
シャフト3の軸端へ固定され、可動フェース21は略椀
状の断面を有し、クランクシャフト3の周囲に設けられ
たスリーブ27及びベアリング28を介して軸方向へ移
動自在である。
【0010】可動フェース21のベルト摺接面29に対
して背面側は凹部をなし、ここにウェイトローラ23を
案内するためのガイド斜面30が回転半径方向へ等間隔
(例えば120゜間隔)で形成されている。
して背面側は凹部をなし、ここにウェイトローラ23を
案内するためのガイド斜面30が回転半径方向へ等間隔
(例えば120゜間隔)で形成されている。
【0011】可動フェース21の外周部はクランクシャ
フト3と略平行にランププレート22の外周部を越えて
内方へ延びる環状壁31をなし、その延出端でランププ
レート22の外周部よりも内方に位置する部分にストッ
パプレート24がボルト(図3参照)により取付けられ
ている。
フト3と略平行にランププレート22の外周部を越えて
内方へ延びる環状壁31をなし、その延出端でランププ
レート22の外周部よりも内方に位置する部分にストッ
パプレート24がボルト(図3参照)により取付けられ
ている。
【0012】環状壁31の内面に軸方向へ長くリブ状を
なして延びるガイド部32がやはり回転半径方向へ等間
隔(例えば120゜間隔)で形成され、ランププレート
22の外周部に設けられたスライドピース33に形成さ
れた略U字状の溝に嵌合し(図3参照)、ランププレー
ト22に対して相対回転を禁止されている。
なして延びるガイド部32がやはり回転半径方向へ等間
隔(例えば120゜間隔)で形成され、ランププレート
22の外周部に設けられたスライドピース33に形成さ
れた略U字状の溝に嵌合し(図3参照)、ランププレー
ト22に対して相対回転を禁止されている。
【0013】ランププレート22はガイド斜面30に対
応する部分に外周部がガイド斜面30側へ傾斜するガイ
ド斜面34が形成され、その外周側はガイド斜面30と
の間隔を次第に狭くするようになっている。
応する部分に外周部がガイド斜面30側へ傾斜するガイ
ド斜面34が形成され、その外周側はガイド斜面30と
の間隔を次第に狭くするようになっている。
【0014】ガイド部32が設けられている部分におけ
る環状壁31の先端はトップレシオの規制時にストッパ
プレート24が当接するストッパになっている。ストッ
パプレート24のガイド斜面34に対応する部分は、ト
ップレシオの規制時に重なり合うようにほぼ同じ傾斜の
ストッパ斜面35となっている。
る環状壁31の先端はトップレシオの規制時にストッパ
プレート24が当接するストッパになっている。ストッ
パプレート24のガイド斜面34に対応する部分は、ト
ップレシオの規制時に重なり合うようにほぼ同じ傾斜の
ストッパ斜面35となっている。
【0015】図3はストッパプレート24の平面図であ
る。なお、図1中のストッパプレート24は図3の1−
1線に略沿う断面となっている。この図に明らかなよう
に、ストッパプレート24の中央部はクランクシャフト
3周囲の部品との干渉を避けるため、大きな開口部36
になっており、その外周側にはストッパプレート24の
外周近くへ食い込む切欠き部37が回転半径方向へ等間
隔(例えば120゜間隔)で形成されている。
る。なお、図1中のストッパプレート24は図3の1−
1線に略沿う断面となっている。この図に明らかなよう
に、ストッパプレート24の中央部はクランクシャフト
3周囲の部品との干渉を避けるため、大きな開口部36
になっており、その外周側にはストッパプレート24の
外周近くへ食い込む切欠き部37が回転半径方向へ等間
隔(例えば120゜間隔)で形成されている。
【0016】切欠き部37は可動フェース21が固定フ
ェース20側へ移動するときにスライドピース33が干
渉せずに通過できるように形成されている。なお、本図
中にはスライドピース33を一つのみ仮想線で例示して
ある。
ェース20側へ移動するときにスライドピース33が干
渉せずに通過できるように形成されている。なお、本図
中にはスライドピース33を一つのみ仮想線で例示して
ある。
【0017】また、隣り合う切欠き部37の中間部に
は、ボルト通し穴38が形成され、ここに通したボルト
39によって環状壁31の先端へ固定される。
は、ボルト通し穴38が形成され、ここに通したボルト
39によって環状壁31の先端へ固定される。
【0018】なお、通し穴38の周囲は平坦にプレスさ
れた取付座40をなし、通し穴38より回転中心側の変
曲部にプレス成形を容易にするための抜き穴41が形成
されている。この抜き穴41はストッパプレート24の
剛性をあまり損なわないような形状になっている。
れた取付座40をなし、通し穴38より回転中心側の変
曲部にプレス成形を容易にするための抜き穴41が形成
されている。この抜き穴41はストッパプレート24の
剛性をあまり損なわないような形状になっている。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。図1の
ロー状態から駆動プーリ6の回転を上げると、ウェイト
ローラ23が遠心力によってガイド斜面30と同34の
間に案内されて回転半径方向外方へ移動し、可動フェー
ス21を固定フェース20側へ移動させる。
ロー状態から駆動プーリ6の回転を上げると、ウェイト
ローラ23が遠心力によってガイド斜面30と同34の
間に案内されて回転半径方向外方へ移動し、可動フェー
ス21を固定フェース20側へ移動させる。
【0020】やがて、可動フェース21が所定量移動す
ると、(b)に示すように、ストッパプレート24のス
トッパ斜面35がランププレート22のガイド斜面34
へ重なり、かつガイド部32側でも環状壁31の先端に
ストッパプレート24の外周が当接するため、可動フェ
ース21はこれ以上の移動を阻止され、その結果、トッ
プレシオが規制される。
ると、(b)に示すように、ストッパプレート24のス
トッパ斜面35がランププレート22のガイド斜面34
へ重なり、かつガイド部32側でも環状壁31の先端に
ストッパプレート24の外周が当接するため、可動フェ
ース21はこれ以上の移動を阻止され、その結果、トッ
プレシオが規制される。
【0021】このように、ストッパプレート24を用い
ると、従来の駆動プーリ6を構成する部品、特に可動フ
ェース21、ランププレート22、ウェイトローラ23
を何ら変更する必要がない。しかも、ストッパ斜面35
の形状を変更すれば自由にトップレシオの制限状態を変
更できるから変速特性の変更が容易となり、極めて汎用
性が高くなる。
ると、従来の駆動プーリ6を構成する部品、特に可動フ
ェース21、ランププレート22、ウェイトローラ23
を何ら変更する必要がない。しかも、ストッパ斜面35
の形状を変更すれば自由にトップレシオの制限状態を変
更できるから変速特性の変更が容易となり、極めて汎用
性が高くなる。
【0022】なお、(b)に明らかなように、トップレ
シオの制限時にストッパプレート24の外周部はスライ
ドピース33と重なっている。したがって、本来であれ
ば、スライドピース33とストッパプレート24が干渉
して所定のトップレシオ規制を実現できない可能性があ
る。
シオの制限時にストッパプレート24の外周部はスライ
ドピース33と重なっている。したがって、本来であれ
ば、スライドピース33とストッパプレート24が干渉
して所定のトップレシオ規制を実現できない可能性があ
る。
【0023】しかし、本実施例では、切欠き部37を設
けることにより、スライドピース33を切欠き部37内
へ通り抜けさせることで、このような干渉を防止してい
る。
けることにより、スライドピース33を切欠き部37内
へ通り抜けさせることで、このような干渉を防止してい
る。
【0024】なお、本願発明は上記実施例に限定されず
種々に変形可能である。例えば上記実施例では環状壁3
1を延出部に利用したが、環状壁31と別に先端側がラ
ンププレート22を貫いて回転軸方向へ延びる延出部を
設け、これにストッパプレート24を取付けてもよい。
種々に変形可能である。例えば上記実施例では環状壁3
1を延出部に利用したが、環状壁31と別に先端側がラ
ンププレート22を貫いて回転軸方向へ延びる延出部を
設け、これにストッパプレート24を取付けてもよい。
【0025】
【発明の効果】本願発明は可動フェースに設けた延出部
にストッパプレートを取付け、可動フェースの移動をス
トッパプレートがランププレートへ当接することにより
規制してトップレシオを規制するようにした。
にストッパプレートを取付け、可動フェースの移動をス
トッパプレートがランププレートへ当接することにより
規制してトップレシオを規制するようにした。
【0026】したがって、従来の駆動プーリ側の構成部
に殆ど変更を加えることなくトップレシオを規制でき
る。しかも、広範囲にトップレシオの設定が可能になる
ので汎用性が高く、かつ安価なVベルト式変速機が得ら
れる。
に殆ど変更を加えることなくトップレシオを規制でき
る。しかも、広範囲にトップレシオの設定が可能になる
ので汎用性が高く、かつ安価なVベルト式変速機が得ら
れる。
【図1】 実施例の駆動プーリ部分を示す断面図
【図2】 実施例の適用されたパワーユニットの平断面
図
図
【図3】 実施例のストッパプレート平面図
【図4】 シュラウドの平面図
1:2サイクルエンジン、2:Vベルト式変速機、6:
駆動プーリ、20:固定フェース、21:可動フェー
ス、22:ランププレート、23:ウェイトローラ、2
4:ストッパプレート、31:環状壁(延出部)、3
4:ガイド斜面、35:ストッパ斜面
駆動プーリ、20:固定フェース、21:可動フェー
ス、22:ランププレート、23:ウェイトローラ、2
4:ストッパプレート、31:環状壁(延出部)、3
4:ガイド斜面、35:ストッパ斜面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除
Claims (1)
- 【請求項1】駆動軸に取付けられた駆動プーリと、出力
軸に取付けられた被動プーリと、これら駆動プーリと被
動プーリ間に巻き掛けられたVベルトとを備え、駆動プ
ーリは、駆動軸に固着された固定フェースと、駆動軸上
を軸方向へ移動自在な可動フェースと、この可動フェー
スの背面と間隔をもって駆動軸へ固着されたランププレ
ートと、このランププレートと可動フェースの背面間を
回転半径方向へ移動自在な遠心ウェイトとを備えたVベ
ルト式変速装置において、可動フェースに駆動軸と略平
行な延出部を設け、この延出部をランププレートの遠心
ウェイト側から反対側へ延出させ、この延出端部に、可
動フェースが固定フェースへ向かって所定量移動したと
きランププレートへ当接するストッパプレートを取付け
たことを特徴とするVベルト式変速装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04015495A JP3365697B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | Vベルト式変速装置 |
TW084104191A TW278118B (en) | 1995-02-28 | 1995-04-27 | V-belt type transmission |
EP96102921A EP0730108B1 (en) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | V-belt transmission |
FR9602397A FR2731059B1 (fr) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | Transmission a courroie en v, notamment pour vehicules deux-roues |
IT96TO000141A IT1285273B1 (it) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | Trasmissione a cinghia trapezoidale |
CN96102560A CN1070591C (zh) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | V型皮带式变速装置 |
ES96102921T ES2156963T3 (es) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | Transmision por correa en v. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04015495A JP3365697B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | Vベルト式変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233050A true JPH08233050A (ja) | 1996-09-10 |
JP3365697B2 JP3365697B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=12572856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04015495A Expired - Fee Related JP3365697B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | Vベルト式変速装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0730108B1 (ja) |
JP (1) | JP3365697B2 (ja) |
CN (1) | CN1070591C (ja) |
ES (1) | ES2156963T3 (ja) |
FR (1) | FR2731059B1 (ja) |
IT (1) | IT1285273B1 (ja) |
TW (1) | TW278118B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004044457A1 (ja) * | 2002-11-11 | 2006-03-16 | ヤマハ発動機株式会社 | Vベルト式無段変速装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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