JPH08229987A - 成形機のランナーロック取外し装置 - Google Patents

成形機のランナーロック取外し装置

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JPH08229987A
JPH08229987A JP6221395A JP6221395A JPH08229987A JP H08229987 A JPH08229987 A JP H08229987A JP 6221395 A JP6221395 A JP 6221395A JP 6221395 A JP6221395 A JP 6221395A JP H08229987 A JPH08229987 A JP H08229987A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スリープレート金型の欠点を解消し、十分な型
開き量が得やすく、部品点数が少なく、構造が簡単な成
形機のランナーロック取外し装置を提供する。 【構成】本発明の成形機は、第1金型31、第1金型と
の間でキャビティを形成する第2金型32、第1金型と
の間でランナーを形成するランナーストリッパ33、溶
融樹脂を射出するノズル25、ランナーへ樹脂を供給す
るスプルーブッシュ34、先端部でランナーに流れ込ん
だ樹脂をロックするランナーロックピン35、連結部材
38、付勢ばね39とを備える。ノズルタッチ力により
ランナーロックを行い、ノズルタッチ力を解除すること
によりランナーロックを外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形機のランナーロック
取外し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スリープレート金型と呼ばれる
タイプのモールド金型は、ゲートをカットする際にラン
ナーをロックする必要がある。ロックされたランナー
は、屑として排出されなればならないため、ランナーロ
ックを外す必要がある。
【0003】図1は一般的なスリープレート金型の構造
を示す。1は上下に移動可能な下金型、2は上金型、3
はランナーストリッパ、4は一定位置に固定された取付
板、5はスプルーブッシュ、6はランナーロックピンで
ある。金型1,2は引張リンク7で連結され、取付板4
と上金型2とはガイドシャフト8およびストップボルト
9によりランナーストリッパ3を介して連結されてい
る。取付板4に固定されたランナーロックピン6はラン
ナーストリッパ3を貫通してランナー内へ突入してい
る。なお、10は上金型2およびランナーストリッパ3
を上下スライド自在にガイドするサポートピンである。
【0004】上記スリープレート金型で樹脂部品を成形
しかつ取り出す方法を、図1,図2(A)〜(C)にし
たがって説明する。まず、図1のようにスプルーブッシ
ュ5の上面にノズル11を押し付け、溶融樹脂を射出す
る。溶融樹脂は、ランナーストリッパ3と上金型2との
間に形成されたランナーLを通り、上下の金型1,2の
間に形成されたキャビティCに供給される。樹脂硬化
後、下金型1を下動させると、図2(A)のようにラン
ナーストリッパ3と上金型2との間が開かれ、ゲートG
がカットされる。この時、ランナーL内の樹脂はランナ
ーロックピン6によってロックされ、ランナーストリッ
パ3の下面に密着している。さらに、下金型1が可動す
ると、図2(B)のように上金型2と下金型1との間が
開かれ、成形品Mの上面が露出する。さらに、下金型1
が可動すると、引張リンク7によって上金型2が下方へ
引っ張られる。そのため、図2(C)のようにガイドシ
ャフト8の上端部に固定されたランナーストリッパ3も
下方へ引っ張られ、ストップボルト9によって停止する
まで下方へ移動する。これにより、ランナーストリッパ
3は取付板4の下面から離れ、取付板4に固定されたラ
ンナーロックピン6の下端部が樹脂屑Rから引き抜かれ
る。その結果、樹脂屑Rがランナーストリッパ3から取
り除かれる。なお、樹脂屑Rの取外しと連動して、成形
品Mがエジェクタピン12によって下金型1から突き上
げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
スリープレート金型では下金型1、上金型2、ランナー
ストリッパ3、固定取付板4などの4要素の他に、金型
1,2を連結する引張リンク7、取付板4とランナース
トリッパ3と上金型2とを連結するガイドシャフト8お
よびストップボルト9など、部品点数が多く、構造が非
常に複雑であった。しかも、引張リンク7により型開き
量が制約されるため、型開き量が十分とれず、成形品の
取出や樹脂屑の取出に時間がかかるという欠点があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、スリープレート金型の
欠点を解消するべくなされたもので、その目的は、十分
な型開き量が得やすく、部品点数が少なく、構造が簡単
な成形機のランナーロック取外し装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1金型と、第1金型に対して前後方向
に接離可能で、第1金型との間でキャビティを形成する
第2金型と、第1金型の背後に前後方向に接離可能に設
けられ、第1金型との間でランナーを形成するランナー
ストリッパと、前後方向に移動可能で、溶融樹脂を射出
するノズルと、ノズルから射出された溶融樹脂を受け、
ランナーへ供給するスプルーブッシュと、ランナースト
リッパを貫通し、先端部がランナーに流れ込んだ樹脂を
ロックするランナーロックピンとを備えた成形機に関す
る。本発明のランナーロック取外し装置はランナースト
リッパに対して前後方向に移動自在で、ランナーロック
ピンとスプルーブッシュを一体に連結する連結部材と、
ランナーロックピン,スプルーブッシュおよび連結部材
を一体にランナーストリッパに対して後退方向に付勢す
る付勢ばねとを備え、ノズルがスプルーブッシュを押圧
して連結部材およびランナーロックピンと一体に前進さ
せ、ランナーロックピンの先端部がランナー内の樹脂を
ロックするロック位置と、付勢ばねによってランナーロ
ックピン,スプルーブッシュおよび連結部材が一体に後
退し、ランナーロックピンがランナー内の樹脂のロック
を解除するロック解除位置との間を移動可能である。上
記ランナーロック取外し装置において、第1金型を前後
方向に移動可能な可動金型とし、第2金型を一定位置に
設置された固定金型とし、ランナーストリッパに第1金
型を前後スライド可能にガイドするガイドシャフトを前
方へ突設し、ランナーストリッパの後面に連結部材の後
退位置を規制する取付板を固定してもよい。また、上記
取付板の後方に、取付板を前方へ押圧して型締めを行う
型締め部材を配置し、この型締め部材に、ノズルを型締
め部材に対して前後に駆動させるためのノズル前後進用
シリンダーを設けるのが望ましい。
【0008】
【作用】ノズルからスプルーブッシュを介してキャビテ
ィ内へ溶融樹脂を射出した後、型開きを開始すると、ま
ず第1金型とランナーストリッパとの間が開かれ、ラン
ナーが露出する。さらに、型開きを続行すると、第1,
第2金型の間が開かれ、成形品が露出する。その後、ノ
ズルがスプルーブッシュへの押圧力を解除すると、連結
部材は付勢ばねによってランナーストリッパに対して後
方へ移動する。これにより、ランナーロックピンがラン
ナーから引き抜かれ、ランナーが取り外される。このよ
うに、ノズルタッチ力を利用してランナーロックピンを
ランナーへ突入させ、ノズルタッチ力を解除することに
より、付勢ばねによってランナーロックピンを引き抜く
ようにしている。
【0009】
【実施例】図3は本発明にかかる成形機の一例を示す。
図3において、20は成形機本体、21は型締め部材で
ある昇降台、22は昇降台21を支える支柱、23は昇
降台21上に固定されたノズル前後進用シリンダ、24
はシリンダ23によって上下に駆動される射出成形用ス
クリューシリンダ、25はスクリューシリンダ24の下
端に設けられたノズル、26はスクリューシリンダ24
を駆動して樹脂を射出するモータである。成形機本体2
0の上面と昇降台21の下面との間に、モールド金型3
0が配置されている。上記昇降台21を支える支柱22
は成形機本体20の内部に配置された駆動手段(図示せ
ず)によって上下に駆動されるため、昇降台21はモー
ルド金型30を型締め,型開きを行うことができる。
【0010】次に、モールド金型30の各部について、
詳述する。モールド金型30は、図4のように、大略、
上下方向に移動可能な第1金型31、一定位置に設置さ
れ、第1金型31との間でキャビティCを形成する第2
金型32、第1金型31の上部に上下方向に接離可能に
設けられ、第1金型31との間でランナーLを形成する
ランナーストリッパ33、ノズル25から射出された溶
融樹脂を受け、ランナーLへ供給するスプルーブッシュ
34、ランナーストリッパ33を貫通し、先端部がラン
ナーLに流れ込んだ樹脂をロックするランナーロックピ
ン35等で構成されている。
【0011】第1金型31の一側部には、ガイドシャフ
ト36が上下スライド自在に貫通している。ガイドシャ
フト36の上端部はランナーストリッパ33に固定され
ており、下端部には第1金型31を抜け止めするフラン
ジ36aが形成されている。ランナーストリッパ33の
上面には、上記昇降台21の下面に取り付けられた可動
側取付板37が固定されている。この取付板37とラン
ナーストリッパ33との間に形成された空間には、連結
部材であるランナーロックプレート38が上下動自在に
配置されている。
【0012】ランナーロックプレート38には、上記ス
プルーブッシュ34とランナーロックピン35とが固定
されており、ランナーロックプレート38とランナース
トリッパ33との間にはスプリング39が配置されてい
る。そのため、スプルーブッシュ34、ランナーロック
ピン35およびランナーロックプレート38の3者はス
プリング39によって常時上方へ付勢されている。型開
き時にはスプリング39によりランナーロックプレート
38の上面が取付板37の下面と当たる位置まで上昇し
ており、ランナーロックピン35の先端部はランナース
トリッパ33の下面より上方へ後退した位置(ロック解
除位置)にある。一方、型締め時には、ノズルタッチ力
によりスプルーブッシュ34、ランナーロックピン35
およびランナーロックプレート38は一体にスプリング
39を圧縮しながら下方へ移動し、ランナーロックプレ
ート38の下面がランナーストリッパ33の上面に当た
って停止する。この時、ランナーロックピン35の先端
部がランナーストリッパ33の下面より突出し(ロック
位置)、スプルーブッシュ34の下端面がランナースト
リッパ33の下面と面一となる。
【0013】第2金型32は、固定側取付板40とスペ
ーサブロック41と受け板42と型板43とコア44と
で構成され、これら部材が一体に成形機本体1の上面に
固定されている。上記受け板42とコア44には成形品
を突き出すための第1エジェクタピン45が上下動自在
に貫通しており、型板43と受け板42には第2金型3
2上に残ったランナーを突き出すための第2エジェクタ
ピン46が上下動自在に貫通している。これらエジェク
タピン45,46の下端部は共にエジェクタプレート4
7によって支持されている。なお、エジェクタプレート
47は後述する突き上げピン48によって一体に突き上
げられる。第2金型32の一側部には、上記ガイドシャ
フト36の下端部を挿入自在な逃げ穴49が形成され、
他側部には直立するサポートピン50が突設されてい
る。このサポートピン50の上端部は第1金型31の穴
31aに挿入され、第1金型31を位置決めする。
【0014】次に、上記構成の成形機の動作を図5に従
って説明する。まず、ノズル25を上方へ後退させた状
態で昇降台21を降下させ、可動側取付板37を介して
ランナーストリッパ33、第1金型31、第2金型32
を押圧し、型締めを行う。その後、ノズル25を前進さ
せ、その先端をスプルーブッシュ34に押し付ける。こ
の時、スプルーブッシュ34へのノズルタッチ力によ
り、ランナーロックピン35およびランナーロックプレ
ート38も共に下方へ移動し、スプリング39を圧縮す
る。この状態で溶融樹脂をノズル25からスプルーブッ
シュ34へ送り込むと、溶融樹脂はスプルーブッシュ3
4からランナーLを通り、キャビティCへ流れ込む。こ
の状態が図5(A)である。
【0015】樹脂硬化後、型開きを開始する。即ち、昇
降台21を上昇させると、可動側取付板37とランナー
ストリッパ33とが追随して上昇し、ランナーストリッ
パ33と第1金型31との間の第1パーティング面が開
かれる。これによりゲートカットが行われる。この状態
が図5(B)である。この時、ランナーL内で硬化した
樹脂屑Rはランナーロックピン35によってランナース
トリッパ33の下面側に付着している。なお、この状態
ではノズル前後進用シリンダ23を停止させておき、昇
降台21とノズル25とが一体に上昇するため、ランナ
ーロックピン35はロック位置にある。
【0016】さらに昇降台21を上死点まで上昇させる
と、ガイドシャフト36の下端フランジ36aが第1金
型31の下面を支えるため、昇降台21とともに第1金
型31も上昇し、第1金型31と第2金型32の間の第
2パーティング面が開かれる。この状態が図5(C)で
ある。この時、第2金型32の上面に成形品Mが露出す
る。
【0017】次に、昇降台21を上死点で停止させた状
態で、ノズル前後進用シリンダ23を駆動させ、昇降台
21に対してノズル25を上昇させる。これにより、ノ
ズルタッチ力が解除されるため、スプルーブッシュ3
4、ランナーロックピン35およびランナーロックプレ
ート38が一体にスプリング39により上方へ移動す
る。そのため、ランナーロックピン35の先端が樹脂屑
Rから引き抜かれ、樹脂屑Rは取り外される(ロック解
除)。また、これと並行して、エジェクタプレート47
が突き上げピン48によって一体に上昇し、エジェクタ
ピン45,46が突き上げられる。そのため、第2金型
32上の成形品Mも取り外される。この状態が図5
(D)である。
【0018】上記のように、ノズルタッチ力を利用して
ランナーロックを行い、ノズルタッチ力を解除すること
によりランナーロックを解除するようにしたので、型構
造が簡素化されるとともに、引張リンク7(図1参照)
を無くすことにより、第1金型31と第2金型32との
型開き量Sを大きく取ることが可能となる。また、従来
のストップボルト9(図1参照)を省略することによ
り、ランナーストリッパ33と第1金型31との型開き
量も大きく取ることが可能となり、例えば図5(D)の
段階で、二点鎖線で示すように、樹脂屑Rを受けるトレ
ーTなどを導入することにより、第1金型31上に樹脂
屑Rが落下するのを防止することができる。その結果、
樹脂屑Rの除去作業を自動化できるとともに、除去作業
時間を短縮でき、作業効率を大幅に改善できる。なお、
上記実施例ではノズルタッチ力の解除(ランナーロック
の解除)を、昇降台21が上死点まで到達した後に行っ
たが、昇降台21が上死点に到達する前(例えば図5
(B)の段階)で行うことも可能である。
【0019】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、上記実施例では第1金型31を前後方向
に移動可能な可動金型とし、第2金型32を一定位置に
設置された固定金型としたが、従来のスリープレート金
型と同様に、ランナーストリッパ33の上面に固定され
た取付板37を一定位置に固定し、第2金型32を上下
動させるようにしてもよい。また、本発明は実施例のよ
うな縦型成形機に限らず、横型成形機にも同様に適用で
きることは勿論である。上記実施例では説明を簡単にす
るために、連結部材であるランナーロックプレート38
に1本のランナーロックピン35を固定した例を示した
が、ランナーの本数や形状に応じてランナーロックピン
35の数を増やしてもよい。さらに、上記実施例では樹
脂成形品を製作する場合についてのみ説明したが、イン
サートモールドを行う場合にも同様である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ノズルタッチ力を利用してランナーロックを行
い、ノズルタッチ力を解除することによりランナーロッ
クを外すようにしたので、従来のスリープレート金型に
おける引張リンクやストップボルトを省略でき、第1金
型と第2金型との間、およびランナーストリッパと第1
金型との間の型開き量を大きく取ることができる。その
ため、成形品や樹脂屑の取出作業が容易になり、取出作
業時間を短縮でき、作業効率を大幅に改善できる。ま
た、スリープレート金型のように引張リンクにより上金
型を介してランナーストリッパを引き下げ、ランナーロ
ックを外すのではなく、ノズルタッチ力を解除すること
によりばね力でランナーロックを外すので、スリープレ
ート金型に比べて型構造が簡素化され、部品点数も削減
できる。そのため、安価で信頼性の高い成形機を得るこ
とができる。さらに、ランナーに残った樹脂屑の落下タ
イミングを任意に設定できるので、樹脂屑の除去が困難
であった縦型成形機においても、樹脂屑の除去が容易に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的なスリープレート金型の断面図で
ある。
【図2】図1のスリープレート金型の型開き動作を示す
断面図である。
【図3】本発明にかかる成形機の一例の型開き状態の正
面図である。
【図4】図3の成形機内のモールド金型の拡大断面図で
ある。
【図5】本発明にかかる成形機の動作を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
20 成形機本体 21 昇降台(型締め部材) 23 ノズル前後進用シリンダ 25 ノズル 30 モールド金型 31 第1金型 32 第2金型 33 ランナーストリッパ 34 スプルーブッシュ 35 ランナーロックピン 38 ランナーロックプレート(連結部材) 39 スプリング(付勢ばね)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1金型と、第1金型に対して前後方向に
    接離可能で、第1金型との間でキャビティを形成する第
    2金型と、第1金型の背後に前後方向に接離可能に設け
    られ、第1金型との間でランナーを形成するランナース
    トリッパと、前後方向に移動可能で、溶融樹脂を射出す
    るノズルと、ノズルから射出された溶融樹脂を受け、ラ
    ンナーへ供給するスプルーブッシュと、ランナーストリ
    ッパを貫通し、先端部がランナーに流れ込んだ樹脂をロ
    ックするランナーロックピンとを備えた成形機におい
    て、 上記ランナーストリッパに対して前後方向に移動自在
    で、ランナーロックピンとスプルーブッシュを一体に連
    結する連結部材と、 上記ランナーロックピン,スプルーブッシュおよび連結
    部材を一体にランナーストリッパに対して後退方向に付
    勢する付勢ばねとを設け、 上記ノズルがスプルーブッシュを押圧して連結部材およ
    びランナーロックピンと一体に前進させ、ランナーロッ
    クピンの先端部がランナー内の樹脂をロックするロック
    位置と、付勢ばねによってランナーロックピン,スプル
    ーブッシュおよび連結部材が一体に後退し、ランナーロ
    ックピンがランナー内の樹脂のロックを解除するロック
    解除位置との間を移動可能であることを特徴とする成形
    機のランナーロック取外し装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の成形機のランナーロック
    取外し装置において、 第1金型は前後方向に移動可能な可動金型であり、第2
    金型は一定位置に設置された固定金型であり、 ランナーストリッパには第1金型を一定範囲のみ前後ス
    ライド可能にガイドするガイドシャフトが前方へ突設さ
    れ、 ランナーストリッパの後面には連結部材の後退位置を規
    制し、前後方向に移動可能な取付板が固定されているこ
    とを特徴とする成形機のランナーロック取外し装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の成形機のランナーロック
    取外し装置において、 上記取付板の後方には、取付板を前方へ押圧して型締め
    を行う型締め部材が配置され、 上記型締め部材には、ノズルを型締め部材に対して前後
    に駆動させるためのノズル前後進用シリンダーが設けら
    れていることを特徴とする成形機のランナーロック取外
    し装置。
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