JP2004338127A - 射出成形金型 - Google Patents

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Isao Nakano
功 中野
Shinichi Moriya
真一 森谷
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CHIKARA SEISAKUSHO KK
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Abstract

【課題】金型の強度を損なうことなくキャビティの側面から樹脂の圧入を可能とし、且つ、型締めの状態において、成形品からゲートを分離できるようにする。
【解決手段】溶融した樹脂を、スプール部42,40とランナー部66を経て、キャビティ52に圧入し成形品74を形成する。キャビティ入れ子46に、パーティングライン面78に対してほぼ平行にゲート部48を設ける。スライドブロック58をキャビティ入れ子46に隣接して配置する。このスライドブロック58にゲート部48と連通するランナー部66を形成し、成形品74を型締めした状態で、スライドブロック58を成形品74に対して後退する側方に移動しゲート49を成形品74から切り離す。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビティの側面から射出を行う構成の射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形金型では、キャビティの上端から射出する構成のものと、キャビティの側面から射出する構成のものがある。キャビティの上端から射出する構成のものは、図14に示すように、キャビティ入れ子4に、キャビティ2の、パーティングライン面PLと平行な面に連通する、ピンゲート部6を設け、射出成形した後、可動プレート8を上昇し、垂直なランナー10を上に抜くことで、後工程で、ランナーをニッパーで切断する等のゲート処理がいらないように、ランナー10を成形品12から分離切断している。図14中、14はスプール、16はコア入れ子である。また、キャビティの、パーティングライン面PLと平行な面が化粧面であって、そこにゲート分離痕を形成できない場合とか、その面が狭小であるとかの理由で、キャビティの上端にゲートを設けることができない場合、図15に示すように、成形品16の側面にサブマリンゲート18を設けている。
また、サブマリンゲート部を設けたコア本体にスライドコアを設け、型開きと同時にゲートを切断するようにした射出成形金型も従来知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−201426号公報(第2ページ、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、サブマリンゲートは、図15に示すように、金型に斜めに設けるため、高さが低い成形品16の場合には、金型部分20の寸法が小さくなってしまい、金型の強度や耐久性に問題が生じる恐れがある。スライドコアを設けることにより、コアに、傾きのない即ち成形品の側面に対してほぼ垂直なサブマリンゲートを設け、金型の強度の問題を解消することができるが、従来のサブマリンゲート構造の射出成形金型では、型開きと同時にゲート切断を行う構成となってしまう。そのため、成形品が型締めされていない状態でゲートが成形品から引きちぎられることになり、このときの応力が成形品に作用し成形品が変形する恐れがある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成し該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記キャビティ入れ子とコア入れ子とが前記成形品を型締めした状態で、前記スライドブロックを前記成形品に対して後退する側方に移動し前記ゲート部内のゲートを前記成形品から切り離すようにしたものである。
【0006】
また本発明は、昇降可能に可動プレートを設け、該可動プレートにスプール部を設け、溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成するとともに該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記可動プレートと前記スライドブロックとを運動方向変換機構を介して連結し、前記可動プレートの移動により、前記スライドブロックが前記成形品に対して後退する側方に移動するように成し、前記成形品が前記キャビティ入れ子とコア入れ子とで型締めされたまま前記ゲート部内のゲートが前記成形品の側面から切り離されるようにしたものである。
【0007】
また本発明は、昇降可能に可動プレートを設け、該可動プレートにスプール部を設け、溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成するとともに該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドコアを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドコアに前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記スライドコアに対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記スライドコアに隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記可動プレートと前記スライドブロック及び前記スライドコアとを運動方向変換機構を介して連結し、前記可動プレートの移動により、まず前記スライドブロックが前記スライドコアに対して後退する側方に移動するように成し、前記成形品が前記キャビティ入れ子とコア入れ子とで型締めされたまま前記ゲート部内のゲートが前記成形品の側面から切り離され、続けて前記スライドコアが前記成形品に対して後退する側方に移動するようにしたものである。
【0008】
また本発明は、前記ゲートを前記成形品から切り離す前に、前記可動プレートを移動して前記スプール部に形成されたスプールを前記ランナー部から分離するようにしたものである。
【0009】
また本発明は、前記運動方向変換機構が、前記可動プレートに所定角度傾いて固設されたアンギュラピンと、前記スライドブロックに穿設された前記アンギュラピンをスライド自在に受け入れるピン受け入れ孔とから構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施例による射出成形金型の内部構造を示している。20は上下動可能に支持された可動プレートであり、スプールブッシュ22、連結部24が一体的に取り付けられ、第1動作部26を構成している。前記第1動作部26には、成形後に1次スプール28及びこれに結合する2次スプール30を排出しやすくするために、先端に逆テーパーのアンダーカット部31aを形成したブッシュ31が配設されている。32は上下動可能に支持された可動プレートであり、これにアンギュラピン(傾斜ピン)34が固設されたアンギュラロックブロック36が固定され、これら可動プレート32とアンギュラロックブロック36は第2動作部38を構成している。前記アンギュラロックブロック36と可動プレート32及びスプールブッシュ22には、2次スプール部40と1次スプール部42が形成され、これらは互いに連通している。44はキャビティプレートであり、これにキャビティ入れ子46が固設されている。
【0011】
前記キャビティ入れ子46の側部には、パーティングライン面78に対して平行な方向に延びるゲート部48が形成され、該ゲート部48の先端は前記キャビティ52に連通している。54はコア支持プレートであり、上面が前記キャビティプレート44の下面に当接している。前記コア支持プレート54の上面と前記キャビティプレート44の下面との接触面は、パーティングライン面(PL面)78を構成している。前記コア支持プレート54には、コアブロック56が固定され、該コアブロック56に前記コア入れ子50が支持されている。前記キャビティ入れ子46とコア入れ子50との間には筒状(この形状に限定されない)のキャビティ52が形成される。前記コアブロック56の上面は、前記コア支持プレート54の上面と同一平面上に形成され、該コアブロック56の上面は、前記キャビティ入れ子46の下面に当接している。前記コア支持プレート54の段差上面には、スライドブロック58が図中、左右方向にスライド自在に配置され、該スライドブロック58の上部が前記アンギュラロックブロック36の傾斜面を含む凹入部60に嵌合している。前記スライドブロック58には、前記アンギュラピン34を受け入れるピン挿入孔62が、前記アンギュラピン34の傾きに対応して、傾いた角度で穿設されている。
【0012】
前記ピン挿入孔62には、前記アンギュラピン34がスライド自在に嵌挿されるとともに、スライドブロック58はアンギュラロックブロック36の凹入部60により前記キャビティ入れ子46に当接する位置にロックされている。前記アンギュラロックブロック36とスライドブロック58の側面は互いに一致して同一面上に配置され、該両側面は、前記キャビティ入れ子46の左側面に当接している。前記スライドブロック58の上面には、横方向に延びるランナー部66が形成され、該ランナー部66は、前記2次スプール部40と前記ゲート部48に連通している。前記コア支持プレート54の上面には、前記スライドブロック58の、前記キャビティ52に対して後退する方向の側方移動を係止するストッパー68が突設されている。また、コア支持プレート54には、縦方向に延びるイジェクトピン挿入孔68,69が穿設され、これにベースプレート70に固設されたイジェクトピン72,73の上部がスライド自在に挿入配置されている。
【0013】
次に本実施形態の作用について説明する。
図外の射出装置から連結部24に吐出された溶融状態の樹脂は、1次スプール部42、2次スプール部40、ランナー部66を経て、ゲート部48からキャビティ52に射出される。この射出後、樹脂が固化されると、キャビティ52内に成形品74が形成される。上記射出成形が終了すると、第1動作部26が図4に示すように第2動作部に対して相対的に上昇し、1次スプール28とつながる2次スプール30がブッシュ30のアンダーカット部31aに保持されていることから、2次スプール部40から排出され、スプール30がランナー部66内のランナー76から分離される。
【0014】
次に図5に示すように、第2動作部38がキャビティプレート44に対して相対的に上昇すると、アンギュラピン34により、スライドブロック58が左方向に押動される。このとき、このスライドブロック58と連動して、ランナー76が成形品74から後退する左側方に移動し、ランナー76とつながるゲート49が成形品74の側面から分離される。この分離工程は、成形品74がキャビティ入れ子46とコア入れ子50とによって型締めされた状態で行われる。そのため、ゲート49が成形品74の側面から引きちぎられる時、この衝撃応力によって成形品74が変形する恐れはない。スライドブロック58がストッパー68に係止される位置まで移動すると、ランナー部66の縦孔66aがイジェクトピン挿入孔68の上端と一致する。
【0015】
次に図6に示すように、パーティングライン面78を境に型開きを行う。そして成形品74は、イジェクトピン73が上昇することにより、コア入れ子50から外される。また、イジェクトピン72によって、ランナー部66からランナー76が排出される。また、第1動作部26の型開き面80が開き、ブッシュ31のアンダーカット部31aがスプールから離脱することにより、1次スプール28、2次スプール30はフリー状態となり、1次スプール部42から容易に排出することができる。尚、上記説明において、1次スプール28、2次スプール30は、1次スプール部42、2次スプール部40内の固化された樹脂を示し、ランナー76は、ランナー部66内、ゲート49はゲート部48内に形成された固化された樹脂を示すものである。
【0016】
図7〜図11は、本発明の第2の実施例による射出成形金型の内部構造を示している。本実施例には、上述した第1の実施例におけるスライドの構造にさらに工夫を凝らし、従来は困難であったアンダーカット部にゲートを位置させることを可能とするものであり、これについて説明する。
84は上下動可能に支持された可動プレートであり、これにアンギュラピン86が固設されたアンギュラロックブロック88が固定されて、第2動作部82を構成している。前記アンギュラロックブロック88と可動プレート84には、スプール部90が形成されている。92はキャビティプレートであり、これにキャビティ入れ子94が固設されている。
【0017】
102はコア支持プレートであり、上面が前記キャビティプレート92の下面に当接している。前記コア支持プレート102の上面と前記キャビティプレート92の下面との接触面は、パーティングライン面(PL面)96を構成している。前記コア支持プレート102には、コア入れ子104が支持されている。前記キャビティ入れ子94とコア入れ子104との間にはキャビティ100が形成される。前記キャビティ入れ子94の側部には、パーティングライン面96に対して平行な方向に延びるゲート部98が形成され、図8に示すように該ゲート部98の先端はキャビティ100の凹陥状のアンダーカット部100aに連通している。
【0018】
このキャビティ100のアンダーカット部100aには、スライドコア106が図中、左右方向にスライド自在に配置されるとともに、スライドコア106の上面には図10に示すように、これに嵌合してスライドブロック108が同じく左右方向にスライド自在に配置され、これらが前記アンギュラロックブロック88の傾斜面を含む凹入部88aに嵌合している。前記スライドコア106とスライドブロック108には、前記アンギュラピン86を受け入れるピン挿入孔112,114が、前記アンギュラピン86の傾きに対応して、傾いた角度で穿設されている。前記スライドコア106のピン挿入孔112は、図9に示すようにピン挿入孔114のほぼ2倍の幅径を有する長孔としている。図7に示す116は、アンギュラピン86の移動に支障がないようにコア支持プレート102に穿設された逃げ穴である。
【0019】
前記ピン挿入孔112,114には、前記アンギュラピン86がスライド自在に嵌挿され、スライドコア106及びスライドブロック108はアンギュラロックブロック88の凹入部88aによりキャビティ100のアンダーカット部100aに当接する位置にロックされ、また前記スプール部90と連通するスライドブロック108のランナー部110が、前記スライドブロック108の上面に、前記スライドコア106のゲート部98に連通する位置にロックされている。前記コア支持プレート102の上面には、前記スライドコア106の、前記キャビティ100に対して後退する方向の側方移動を係止するストッパー118が突設されている。また、コア支持プレート102には、縦方向に延びるイジェクトピン挿入孔が穿設され、イジェクトピン120がスライド自在に挿入配置されている。
【0020】
次にこの第2の実施例の作用について説明する。
射出装置から吐出された溶融樹脂は、スプール部90、ランナー部110を経て、ゲート部98からキャビティ100に射出され、樹脂が固化されると、キャビティ100内に成形品122が形成される。そして、図11に示すように第2動作部82がキャビティプレート92に対して相対的に上昇することで、スプール部90がスライドブロック108のランナー部110から離脱(ランナー部110の上面はこの段階ではアンギュラロックブロック88に保持されている)する。そして、第2動作部82が上昇すると同時にアンギュラピン86が上昇し、スライドブロック108のピン挿入孔114の左壁を押動することによりスライドブロック108が左方向に押動される。このとき、このスライドブロック108と連動して、ランナー124が成形品122から後退する左側方に移動し、ランナー124とつながるゲート126が成形品122の側面であるアンダーカット部から分離される。この分離工程は、成形品122がキャビティ入れ子94とコア入れ子104とによって型締めされた状態で行われる。そのため、ゲート126が成形品122から引き抜かれても、この衝撃応力によって成形品122が変形する恐れはない。
【0021】
そして、この状態からさらに第2動作部82がキャビティプレート92に対して相対的に上昇することで、アンギュラピン86がスライドブロック108のピン挿入孔114の左壁を押動するとともに、図12(2)に示すように、スライドブロック108のストッパー面108aがスライドコア106に配設されたストッパー128に当接し、スライドブロック108とスライドコア106の双方を成形品122から後退する左側方に移動させる。そして、キャビティ100のアンダーカット部100aに嵌挿しているスライドコア106のゲート部98が成形品122の側面から引き抜かれる。スライドコア106がストッパー118に当接する位置まで移動すると、ランナー部110の縦孔がイジェクトピン120の上方に位置する。
【0022】
最後に図13に示すように、パーティングライン面96を境に型開きを行う。そして成形品122は、イジェクトピン130が上昇することにより、コア入れ子104から外される。また、イジェクトピン120の上昇によって、ランナー部110からランナー124がゲート126とともに排出されるものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、金型の強度を損なうことなくキャビティの側面にゲートを設けることができ、しかも成形品が型開き前の金型に保持されている状態でゲートの切断を行うことができるので、成形品の変形を防止することができる。
【0024】
また、キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドコアを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドコアにパーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記スライドコアに対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記スライドコアに隣接配置し、スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、可動プレートと前記スライドブロック及び前記スライドコアとを運動方向変換機構を介して連結し、前記可動プレートの移動により、まず前記スライドブロックが前記スライドコアに対して後退する側方に移動するように成し、成形品が前記キャビティ入れ子とコア入れ子とで型締めされたまま前記ゲート部内のゲートが前記成形品の側面から切り離され、続けて前記スライドコアが前記成形品に対して後退する側方に移動するようにしたことで、従来困難であった成形品側面のアンダーカット部分にゲートを位置させた上で自動的にゲートの切断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形金型の第1の実施例における組立図である。
【図2】同上、平面図である。
【図3】本発明の射出成形金型の第1の実施例における要部の説明図である。
【図4】本発明の射出成形金型の第1の実施例における第1動作部が開いた状態を示す要部の説明図である。
【図5】本発明の射出成形金型の第1の実施例における第2動作部が開いた状態を示す要部の説明図である。
【図6】本発明の射出成形金型の第1の実施例におけるパーティングライン面が開いた状態を示す要部の説明図である。
【図7】本発明の射出成形金型の第2の実施例における組立図である。
【図8】本発明の射出成形金型の第2の実施例におけるキャビティのアンダーカット部を示す側面図である。
【図9】本発明の射出成形金型の第2の実施例における要部の平面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明の射出成形金型の第2の実施例における第2動作部が開いた状態を示す(1)は側面図、(2)は要部の平面図である。
【図12】本発明の射出成形金型の第2の実施例における第2動作部がさらに開いた状態を示す(1)は側面図、(2)は要部の平面図である。
【図13】本発明の射出成形金型の第2の実施例におけるパーティングライン面が開いた状態を示す要部の説明図である。
【図14】従来技術を示す射出成形金型の組立図である。
【図15】他の従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
2 キャビティ
4 キャビティ入れ子
6 ピンゲート部
8 可動プレート
10 ランナー
12 成形品
14 スプール
16 成形品
18 サブマリンゲート
20 可動プレート
22 スプールブッシュ
24 連結部
28 1次スプール
30 2次スプール
31 ブッシュ
31a アンダーカット部
32 可動プレート
34 アンギュラピン
36 アンギュラロックブロック
38 第2動作部
40 2次スプール部
42 1次スプール部
44 キャビティプレート
46 キャビティ入れ子
48 ゲート部
49 ゲート
50 コア入れ子
52 キャビティ
54 コア支持プレート
56 コアブロック
58 スライドブロック
60 凹入部
62 ピン挿入孔
66 ランナー部
68 ピン挿入孔
70 ベースプレート
72 イジェクトピン
74 成形品
76 ランナー
78 パーティングライン面
82 第2動作部
86 アンギュラピン
94 キャビティ入れ子
96 パーティングライン面
98 ゲート部
100 キャビティ
104 コア入れ子
106 スライドコア
108 スライドブロック
110 ランナー部
112 ピン挿入孔
114 ピン挿入孔
122 成形品
124 ランナー
126 ゲート

Claims (5)

  1. 溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成し該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記キャビティ入れ子とコア入れ子とが前記成形品を型締めした状態で、前記スライドブロックを前記成形品に対して後退する側方に移動し前記ゲート部内のゲートを前記成形品から切り離すようにしたことを特徴とする射出成形金型。
  2. 昇降可能に可動プレートを設け、該可動プレートにスプール部を設け、溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成するとともに該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記可動プレートと前記スライドブロックとを運動方向変換機構を介して連結し、前記可動プレートの移動により、前記スライドブロックが前記成形品に対して後退する側方に移動するように成し、前記成形品が前記キャビティ入れ子とコア入れ子とで型締めされたまま前記ゲート部内のゲートが前記成形品の側面から切り離されるようにしたことを特徴とする射出成形金型。
  3. 昇降可能に可動プレートを設け、該可動プレートにスプール部を設け、溶融した樹脂を、スプール部とランナー部を経て、キャビティ入れ子とコア入れ子とで形成されたキャビティに圧入し成形品を形成するとともに該成形品をパーティングライン面を境として前記キャビティ入れ子と前記コア入れ子とを離反方向に相対移動して取り出すようにした射出成形金型であって、前記キャビティ入れ子に対して側方にスライド可能なスライドコアを前記キャビティ入れ子に隣接配置し、前記スライドコアに前記パーティングライン面に対してほぼ平行にゲート部を設け、前記スライドコアに対して側方にスライド可能なスライドブロックを前記スライドコアに隣接配置し、前記スライドブロックに前記ゲート部と連通するランナー部を形成し、前記可動プレートと前記スライドブロック及び前記スライドコアとを運動方向変換機構を介して連結し、前記可動プレートの移動により、まず前記スライドブロックが前記スライドコアに対して後退する側方に移動するように成し、前記成形品が前記キャビティ入れ子とコア入れ子とで型締めされたまま前記ゲート部内のゲートが前記成形品の側面から切り離され、続けて前記スライドコアが前記成形品に対して後退する側方に移動するようにしたことを特徴とする射出成形金型。
  4. 前記ゲートを前記成形品から切り離す前に、前記可動プレートを移動して前記スプール部に形成されたスプールを前記ランナー部から分離するようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の射出成形金型。
  5. 前記運動方向変換機構は、前記可動プレートに所定角度傾いて固設されたアンギュラピンと、前記スライドブロックに穿設された前記アンギュラピンをスライド自在に受け入れるピン受け入れ孔とから構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の射出成形金型。
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