JP2010105168A - 多材射出成形装置および多材射出成形方法ならびに多材射出成形金型 - Google Patents

多材射出成形装置および多材射出成形方法ならびに多材射出成形金型 Download PDF

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Abstract

【課題】ゲートの位置や形状に制約を生じることなく、多材射出成形を行うことが可能な多材射出成形技術を提供する。
【解決手段】固定金型とともに1材目成形品31aを成形するためのキャビティを構成する可動中子5を備えた可動金型4において、最終的な多材成形品を可動中子5から離型させるための成形品エジェクタピン16の他に、可動中子5を可動側型板6から突出させるための可動中子エジェクタピン11を設け、1材目成形品31aの成形後に、次の2材目成形品の成形に先立って、当該1材目成形品31aの時に形成された1材目成形品ゲート部31b、1材目成形品ランナ部31c、1材目成形品スプル部31d等の余剰樹脂を可動側型板6から離型させ、浮き上がらせてゲートカットを可能にし、2材目におけるゲート位置の配置等の自由度を高くした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の素材を使用した成形品を成形する多材射出成形技術に関する。
たとえば、複数の素材を複合した多材成形品を得る成形品多材射出成形において、1材目樹脂をサイドゲートで成形する場合、1材目樹脂と同じ箇所または近い位置から2材目樹脂をサイドゲートで成形を行うためには先行する成形時に生じたゲート、ランナ、スプル等の樹脂供給路に充填された余剰樹脂が型締め等の障害になるため、1材目成形後にゲートカットを行い、これらの余剰樹脂を除去して、2材目樹脂の成形を行う必要がある。
また、別の箇所にゲートを設定し、1材目樹脂のゲート部分を2材目樹脂で覆うような成形を行う場合にも1材目樹脂のゲートカットを行い、キャビティ表面にゲート部分が触れないようにして成形する必要がある。
そのために1材目成形後、型内ゲートカットを行う方法があるが、この方法では、たとえば特許文献1のように金型内にゲートカットを行うためのコマはゲートカットしやすい形状にする必要があり、ゲートの形状が制約を受けるとともに、型内ゲートカットを行うゲートカットピンを設けるためゲートの設置位置にも制約を受ける、という技術的課題がある。
特開2006−1145号公報
本発明の目的は、ゲートの位置や形状に制約を生じることなく、多材射出成形を行うことが可能な多材射出成形技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、複数の素材の各々を供給する複数の素材供給装置を備え、複数の前記素材の各々を共通の可動型を使用して成形する多材射出成形装置であって、
前記可動型に設けられるキャビティの少なくとも一部を構成する可動中子と、前記可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、複数の前記素材からなる成形品を前記可動中子から離型させる成形品離型機構と、を備えた多材射出成形金型と、
前記可動中子移動機構による前記可動中子の変位によって離型され、前記素材の供給路に充填された余剰素材を切除する切除機構と、
を含む多材射出成形装置を提供する。
本発明の第2の観点は、複数の素材の各々を共通の可動型を使用して成形する多材射出成形方法であって、
前記素材の成形後における型開きに際して、前記素材の中間成形品が付着した前記可動中子を変位させ、前記中間成形品に付随した余剰素材を前記可動型から離型させる工程と、
前記余剰素材を切除する工程と、
前記可動中子を次の前記素材の成形時の位置に変位させる工程と、
を含む多材射出成形方法を提供する。
本発明の第3の観点は、複数の素材の各々を成形する複数の固定型と、
複数の前記素材の成形に共通に設けられ、個々の前記素材を成形するキャビティの一部
を構成する可動中子と、前記可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、複数の前記素材からなる成形品を前記可動中子から離型させる成形品離型機構とを備えた可動型と、
を含む多材射出成形金型を提供する。
本発明によれば、ゲートの位置や形状に制約を生じることなく、多材射出成形を行うことが可能な多材射出成形技術を提供することができる。
本実施の形態の第1態様の多材射出成形装置は、可塑化装置を2つ有し、かつ、1材目成形と2材目成形で共通した可動型を使用して成形する多材射出成形機を用いた2材成形装置において、可動側キャビティ面の一部あるいは全面を有する可動中子と、1材目樹脂を成形し型開き後に可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、2材目を成形し型開き後に可動中子より成形品を離型させる成形品離型機構を有する2材成形金型と、可動中子移動機構によりゲート、ランナ、スプルを離型後、ゲートをカットするゲートカット機構を有することを特徴とする。
また、第2態様の多材射出成形装置は、第1態様記載の可動中子移動機構について、1材目成形用エジェクタロッドと、1材目成形用エジェクタロッドに押されることにより、前進移動する可動中子エジェクタプレートと、可動中子エジェクタプレートに固定され、可動中子の底面にも固定された可動中子エジェクタピンと、可動中子エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定金型のパーティング面によって押されることにより、可動中子エジェクタプレートを元の位置に戻す可動中子リターンピンより構成されていることを特徴とする。
また、第3態様の多材射出成形装置は、第1態様記載の成形品離型機構について、2材目成形用エジェクタロッドと、2材目成形用エジェクタロッドに押されることにより、前進する成形品エジェクタプレートと、成形品エジェクタプレートに固定され、成形品を可動中子の離型方向に押す成形品エジェクタピンと、成形品エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定金型のパーティング面によって押されることにより、成形品エジェクタプレートを元の位置に戻す成形品エジェクタリターンピンより構成されていることを特徴とする。
また、第4態様の多材射出成形装置は、第2態様記載の可動中子移動機構と第3態様記載の成形品離型機構を有し、可動中子エジェクタプレートの前に成形品エジェクタプレートが配置され、かつ、可動中子エジェクタプレートの前進量を制限するストッパを設けたことを特徴とする。
また、第5態様の多材射出成形方法は、可塑化装置を2つ有し、かつ、1材目と2材目で共通した可動型を使用して成形する多材射出成形機を用いた2材成形において、1材目樹脂を成形、型開き後、成形品のキャビティ面が可動中子に密着した状態で前記可動中子を可動中子移動機構により移動させることにより、ゲート、ランナ、スプルを可動金型から離型させ、ゲートカット機構により、ゲート、ランナ、スプルを取り除き、2材目成形前に、前記可動中子を前記可動中子移動機構により、2材目樹脂の成形時の位置にまで移動させることを特徴とする。
(作用)
上述の第1態様の装置を用いた2材成形の工程を述べる。
まず、1材目樹脂を1材目固定金型と可動金型により成形する。
その後、型開きを行い、可動中子移動機構により、可動中子を前進させ、ゲート、ランナ、スプルを固定金型から離型する。このとき、可動中子と成形品は離型していない状態である。この状態で、ゲート部とオーバーフロー部をカット機構により、切断し、ゲート、ランナ、スプルを取り除く。そして、可動中子移動機構により、2材目樹脂の成形のための型締め完了までに可動中子を後退させてもとの位置に戻す。その状態で2材目樹脂の成形を行い、型開き後、成形品離型機構により、成形品を可動中子より、離型させ成形品を取り出す。
この工程で示すように、2材目樹脂の成形で不要な部分が金型に接していないことから、ニッパのようなゲートカット機構でゲートを金型に傷をつけることなく容易に切断できる。
上述の第2態様では、可動中子の前進移動は、1材目成形用エジェクタロッドによって行うことができ、可動中子の後退移動は2材目樹脂成形時の型締めによって可能となる。よって、成形機の機能を使って可動中子を移動させることが可能となる。
上述の第3態様では、成形品の離型が、2材目成形用エジェクタロッドによって行うことができ、エジェクタピンを元の位置に戻すのは、1材目樹脂成形時の型締めによって可能となる。よって、成形機の機能を使って成形品の離型を行うことが可能となる。
上述の第4態様では、可動中子を前進させるときには、可動中子エジェクタプレートとともに成形品エジェクタプレートが移動する。一緒に移動するため、成形品を可動中子から離型することがなく可動中子が前進することになる。型締め時には、可動中子リターンピン、成形品エジェクタリターンピンにより、可動中子エジェクタプレート、成形品エジェクタプレートともに元の位置に後退する。さらに、成形品を離型する際には、成形品エジェクタピンが前進しても、可動中子から成形品が離型できずに可動中子も一緒に移動することもあるか、ストッパにより、可動中子エジェクタプレートの前進が止まるため、可動中子の前進も止まり、成形品が可動中子から離型されるようになる。このことにより、可動中子の移動と成形品の離型の両方を成形機の機能を使って行うことが可能となる。
上述の第5態様は、上述の第1態様と同じ作用である。
上述の第1態様、第5態様によれば、型開きやエジェクトにより、ゲートカットできないゲート形状についても、型内ゲートカットのようにゲート形状を制限されることなく2材成形を行うことが可能となり、製品形状、大きさに最適なゲート位置、形状、大きさで成形できるため、ウェルドやヒケ、フローマークなどの品質不良をなくすことができる。
第2態様によれば、可動中子の前進後退のための駆動装置を特別に設ける必要がなく、金型構造を単純化することができる。
第3態様によれば、可動中子から成形品の離型のための駆動装置を特別に設ける必要がなく、金型構造を単純化することができる。
第4態様によれば、可動中子の前進後退、可動中子から成形品の離型、両方とも駆動装置を特別に設ける必要がなく、金型構造をより単純化できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の一実施の形態である多材射出成形装置に用いられる多材射出成形金型を構成する1材目成形金型の構成の一例を示す断面図、図2は、本発明の一実施の形態である多材射出成形装置に用いられる多材射出成形金型を構成する2材目成形金型の構成の一例を示す断面図、図3は、1材目成形金型における可動金型の作用の一例を示す断面図
、図4は2材目成形金型における可動金型の作用の一例を示す断面図である。
また、図5は、本発明の一実施の形態である多材射出成形装置の構成の一例を示す概念図である。
図5に例示されるように、本実施の形態の多材射出成形装置50は、ベース51に支持されて平行に対向する固定プラテン52aおよびエンドプラテン52bと、この固定プラテン52aおよびエンドプラテン52bに両端が支持された複数のタイバー53と、このタイバー53に沿って移動する可動プラテン54を備えている。
一方の固定プラテン52aの可動プラテン54に対する対向面には、後述の1材目成形金型M11を構成する1材目成形用固定金型1と、2材目成形金型M12を構成する2材目成形用固定金型18が配置されている。
可動プラテン54の固定プラテン52aに対する対向面には、回転テーブル55aおよび反転モータ55bからなる反転機構55が設けられている。
この反転機構55の回転テーブル55aには、同一構造の複数の可動金型4が搭載され、回転テーブル55aの回動変位(反転動作)によって、対向相手が1材目成形用固定金型1から2材目成形用固定金型18へと変化するような反転動作が可能になっている。
エンドプラテン52bには、プランジャ機構56が設けられ、背面側から可動プラテン54を押圧することで、個々の可動金型4を1材目成形用固定金型1および2材目成形用固定金型18に対して密着させる型締め動作、および個々の可動金型4を1材目成形用固定金型1および2材目成形用固定金型18から離間させる型開き動作を行うことが可能になっている。
また、可動プラテン54には後述の1材目成形用エジェクタロッド22、2材目成形用エジェクタロッド24を駆動させる1材目成形用エジェクタロッド駆動用プランジャ機構60a、2材目成形用エジェクタロッド駆動用プランジャ機構60bが設けられている。
固定プラテン52aに固定された1材目成形用固定金型1および2材目成形用固定金型18の各々には、外部の可塑化装置57および可塑化装置58がそれぞれ接続され、流動状態の1材目樹脂31(素材)および2材目樹脂32(素材)が、1材目成形用固定金型1および2材目成形用固定金型18の各々に個別に供給される構成となっている。
この多材射出成形装置50では、1材目成形用固定金型1と、この1材目成形用固定金型1に対向する可動金型4で1材目成形金型M11が構成され、1材目樹脂31による1材目の成形動作が行われ、その後、回転テーブル55aを反転動作させて可動金型4の位置を入れ替えて2材目成形用固定金型18に対向させることにより、移動した可動金型4と2材目成形用固定金型18で2材目成形金型M12を構成して、2材目の成形動作が行われる。
また、1材目成形金型M11および2材目成形金型M12の型開きおよび型締めは同時に行われる。
本実施の形態の多材射出成形装置50では、ロボットアーム59aおよびロボットハンド59b(切除機構)を備えた取り出し機59を備えている。
この取り出し機59は、2材目成形用固定金型18と可動金型4からなる2材目成形金型M12における後述の2材成形品33の取り出しを行う。
また、本実施の形態の場合、ロボットハンド59bは、ニッパとしても機能し、1材目成形用固定金型1と可動金型4からなる1材目成形金型M11で後述のように1材目成形
品31a(中間成形品)を成形する際に生じた1材目成形品ゲート部31b、1材目成形品ランナ部31c、1材目成形品スプル部31dを、可動金型4の反転動作に先立って切除する動作が可能になっている。
次に、上述の多材射出成形装置50に用いられる1材目成形金型M11および2材目成形金型M12からなる多材射出成形金型M10について説明する。
まず、1材目成形金型M11の構成について説明する。
図1に示すように1材目成形金型M11は1材目成形用固定金型1と可動金型4より構成される。
1材目成形用固定金型1は多材射出成形装置50の固定プラテン52aに取り付けるための1材目成形用固定側取付板2と、1材目成形用固定側型板3から構成されている。1材目成形用固定側型板3には、キャビティC11を形成するキャビティ面3aと、このキャビティ面3aに連通する樹脂流路を構成するスプルS11、ランナR11、ゲートG11が形成されている。
スプルS11は、1材目成形用固定側取付板2を貫通して、外部の可塑化装置57に接続され、キャビティ面3aへの1材目樹脂31の供給が行われる。
可動金型4は、キャビティC11の一部を形成するキャビティ面5aを有した可動中子5と、可動中子5を挿入する挿入穴6aを有した可動側型板6と、多材射出成形装置50の可動プラテン54に取り付けるための可動側取付板8と、可動側型板6と可動側取付板8の間に、後述の各エジェクタプレートの前進後退の動くための空間を確保するスペーサブロック7から構成されている。
可動側型板6と可動側取付板8の間には、可動中子エジェクタプレート上9と、可動中子エジェクタプレート下10と、可動中子エジェクタプレート上9と可動中子エジェクタプレートにツバ部を挟まれて固定されており可動中子5の背面にも固定された可動中子エジェクタピン11と、可動中子エジェクタプレート上9と可動中子エジェクタプレート下10に大径のツバ部を挟まれて固定されており型締め時に1材目成形用固定金型1あるいは2材目成形用固定金型18(図2参照)のパーティング面20bによって押されることにより可動中子エジェクタプレート上9と可動中子エジェクタプレート下10を元の位置に戻す可動中子リターンピン12と、成形品エジェクタプレート上14と、成形品エジェクタプレート下15と、成形品エジェクタプレート上14と成形品エジェクタプレート下15に大径のツバ部を挟まれて固定されており成形品を突き出すように配置されている成形品エジェクタピン16と、成形品エジェクタプレート上14と成形品エジェクタプレート下15にツバ部を挟まれて固定されており型締め時に1材目成形用固定金型1あるいは2材目成形用固定金型18(図2参照)のパーティング面20bによって押されることにより成形品エジェクタプレート上14と成形品エジェクタプレート下15を元の位置に戻す成形品エジェクタリターンピン17と、可動中子エジェクタプレート上9と可動中子エジェクタプレート下10の前進量を制限するストッパ13と、が設けられている。
可動側取付板8には、1材目ロッド穴25が貫通して設けられ、1材目成形用エジェクタロッド22がこの1材目ロッド穴25を通じて可動中子エジェクタプレート下10に当接されるようになっている。
また、本実施の形態の場合、成形品エジェクタプレート上14および成形品エジェクタプレート下15は、可動中子エジェクタプレート上9の上に具備されている。
そして、可動側取付板8、可動中子エジェクタプレート上9、可動中子エジェクタプレート下10には、2材目ロッド穴26が貫通して設けられ、この2材目ロッド穴26を通じて、2材目成形用エジェクタロッド24が成形品エジェクタプレート下15の背面に当
接されるようになっている。
次に、2材目成形金型M12の構成について説明する。
図2に示すように2材目成形金型M12は2材目成形用固定金型18と可動金型4より構成される。
2材目成形用固定金型18は多材射出成形装置50の固定プラテン52aに取り付けるための2材目成形用固定側取付板19と、2材目成形用固定側型板20から構成されている。
2材目成形用固定側型板20には、キャビティC12を形成するキャビティ面20aと、このキャビティC12に連通する樹脂流路を構成するスプルS12、ランナR12、ゲートG12が形成されている。
スプルS12は、2材目成形用固定側取付板19を貫通して設けられ、外部の可塑化装置58に接続されており、2材目樹脂32がキャビティC12に供給される。
可動金型4の構成は、上述の1材目成形金型M11と同じ構成を使用するため、省略する。
上述のように、本実施の形態の多材射出成形金型M10を構成する1材目成形金型M11および2材目成形金型M12は、反転機構55を備えたロータリー式の多材射出成形装置50に取り付けられて使用される。
また、1材目成形金型M11を構成する位置の可動金型4における1材目成形用エジェクタロッド22は1材目ロッド穴25を通じて可動中子エジェクタプレート下10を押す位置に配置してあり、2材目成形金型M12を構成する可動金型4の位置における2材目成形用エジェクタロッド24は2材目ロッド穴26を通じて成形品エジェクタプレート下15を押す位置に配置してある。
本実施の形態の多材射出成形装置50では以下のような方法で、2材成形品33を製造する。
まず、1材目成形金型M11の1材目成形用固定金型1および可動金型4によって形成されるキャビティC11に、スプルS11、ランナR11、ゲートG11を通じて1材目樹脂31を供給して1材目成形品31a1を成形し、型開きを行う。
その後、図3のように1材目成形用エジェクタロッド22を前進させ、可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10を押して、可動中子5を前進させる。
これにより、スプルS11、ランナR11、ゲートG11に充填された1材目樹脂31によって形成された1材目成形品ゲート部31b、1材目成形品ランナ部31c、1材目成形品スプル部31d等の余剰樹脂が可動側型板6から浮き上がるように離型される。
このとき、成形品エジェクタプレート上14および成形品エジェクタプレート下15も移動するので、成形品エジェクタピン16も移動するが、可動中子5と一緒に移動するので、可動中子5から1材目成形品31aを離型させることはない。
そして、取り出し機59のロボットハンド59b(ニッパ)により、可動側型板6から浮き上がった状態の1材目成形品ゲート部31bを切断する。
その後、多材射出成形装置50の反転機構55により、1材目成形金型M11の可動金
型4が、2材目成形用の2材目成形金型M12の2材目成形用固定金型18に対向する位置に移動する。
その後、型締めを行うことにより、2材目成形用固定金型18の2材目成形用固定側型板20が、可動金型4の可動中子リターンピン12と成形品エジェクタリターンピン17を押すことにより、可動中子5および成形品エジェクタピン16が元の位置にもどる。
また、この型締めによって、可動側型板6と2材目成形用固定側型板20の間には、キャビティ面20aおよび可動中子5に付着した1材目成形品31aの表面で構成されるキャビティC12が形成される。
次に、スプルS12、ランナR12、ゲートG12を通じて、可塑化装置58から2材目樹脂32をキャビティC12に供給して1材目成形品31aと一体化した2材目成形品32aからなる2材成形品33の成形を行い、型開きを行う。
そして、図4のように、2材目成形用エジェクタロッド24を前進させることにより、成形品エジェクタプレート上14および成形品エジェクタプレート下15を押して、成形品エジェクタピン16を前進させる。
このとき、可動中子5から、2材成形品33が離型せずに可動中子5が2材成形品33と一緒に前進する可能性があるが、その場合にもストッパ13により、可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10の前進が止まるため、その時点で可動中子エジェクタピン11を介して可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10に固定されている可動中子5の前進移動も止まり、その後は成形品エジェクタピン16により、確実に可動中子5より、2材成形品33を離型させることができる。
離型後は、必要に応じて、2材目成形品32a(2材成形品33)に付随する2材目成形品ゲート部32b、2材目成形品ランナ部32c、2材目成形品スプル部32d等の余剰樹脂を切除した後、取り出し機59のロボットハンド59bなどにより、型外へ2材成形品33を搬出する。
その後、多材射出成形装置50の反転機構55により、可動金型4が、1材目成形用固定金型1に対向する1材目成形用の成形位置に移動する。
その後、型締めを行うことにより、1材目成形用固定側型板3が、可動金型4の可動中子リターンピン12と成形品エジェクタリターンピン17を押すことにより、可動中子5、成形品エジェクタピン16が可動側型板6の内部に引き込まれて元の位置にもどる。
このように、本実施の形態の多材射出成形装置50、多材射出成形金型M10によれば、型開きやエジェクトにより、ゲートカットできないゲート形状についても、型内ゲートカットのようにゲート形状を制限されることなく多材成形を行うことが可能となり、2材成形品33の製品形状や大きさに最適なゲート位置、ゲート形状、ゲートサイズを1材目成形用固定金型1や2材目成形用固定金型18に設定して成形できるため、2材成形品33におけるウェルドやヒケ、フローマークなどの品質不良をなくすことができる。
すなわち、ゲートの位置や形状に制約を生じることなく、多材射出成形を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、多材射出成形装置50に設けられた1材目成形用エジェクタロッド22、2材目成形用エジェクタロッド24等のエジェクタロッドを使用しているが、可動中子5の前進後退と、2材成形品33の可動中子5からの離型は個々に油圧装置な
どの駆動装置を用いて行ってもよい。
[実施の形態2]
図6は、本発明の一実施の形態である多材射出成形装置および多材射出成形金型の変形例を示す断面図である。
この変形例としての実施の形態2は、上述の実施の形態1に対して、可動金型4の一部の構成が異なり、その他は共通であるので、共通な部分については同一の符号を付して重複した説明は割愛する。
図6に例示されるように、本実施の形態2では、可動金型4において、1材目成形用エジェクタロッド22にて可動中子エジェクタプレート上9と可動中子エジェクタプレート下10を押すために可動側取付板8に穿設された1材目ロッド穴27aと、2材目成形用エジェクタロッド24にて成形品エジェクタプレート上14と成形品エジェクタプレート下15を押すために、可動中子エジェクタプレート下10、可動中子エジェクタプレート上9に貫通して穿設された2材目ロッド穴27bを同軸に備えた共通な同軸ロッド穴27が可動側取付板8の中央部に設けられている。
2材目ロッド穴27bの径は1材目ロッド穴27aよりも小さく設定されている。そして、大径の1材目ロッド穴27aから露出する可動中子エジェクタプレート下10の背面のみに大径の1材目成形用エジェクタロッド22を当接させ、小径の2材目ロッド穴27bから露出する成形品エジェクタプレート下15の背面に小径の2材目成形用エジェクタロッド24を当接させることで、一つの同軸ロッド穴27で、上述の実施の形態1と同様の動作を実現可能にしている。
すなわち、2材目成形用エジェクタロッド24にて成形品エジェクタプレート上14と成形品エジェクタプレート下15を押すために必要な可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10に穿設された2材目ロッド穴27bを金型中央に配置し、この2材目ロッド穴27bの大きさを可動側取付板8の1材目ロッド穴27aよりも小さくしている。
また、可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10に穿設された2材目ロッド穴27bよりも大きく、可動側取付板8の1材目ロッド穴27aよりも小さい径の1材目成形用エジェクタロッド22と、可動中子エジェクタプレート上9および可動中子エジェクタプレート下10の2材目ロッド穴27b穴よりも小さい径の2材目成形用エジェクタロッド24を使用する。
本実施の形態2での2材成形品を作製する工程は、上述の実施の形態1と同様である。
本実施の形態2の構成によれば、上述の実施の形態1と同様の効果が得られ、さらに可動側取付板8に穿設される穴の数を減らすことができる。
また、多材射出成形装置50における1材目成形用エジェクタロッド22、2材目成形用エジェクタロッド24等が取り付けられる位置は通常決まっており、1材目成形用エジェクタロッド22と2材目成形用エジェクタロッド24の位置が異なる場合には、その2つのエジェクタロッドの設置位置によっては、多材射出成形金型M10の全体を大きくする必要があるが、本実施の形態2では、1材目成形用エジェクタロッド22と2材目成形用エジェクタロッド24の配置位置が同じであるため、エジェクタロッドの位置によって金型を必要以上に大きくする、といった不便は生じない。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、上述の実施の形態では、一例として2材の成形例を示したが、3材以上の多材成形品の成形を行ってもよい。
[付記1]
可塑化装置を2つ有し、かつ、1材目成形と2材目成形で共通した可動型を使用して成形する多材射出成形機を用いた2材成形装置において、可動側キャビティ面の一部あるいは全面を有する可動中子と、1材目樹脂を成形し型開き後に可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、2材目を成形し型開き後に可動中子より成形品を離型させる成形品離型機構を有する2材成形金型と、可動中子移動機構によりゲート、ランナ、スプルを離型後、ゲートをカットするゲートカット機構を有することを特徴とする多材射出成形装置。
[付記2]
付記1記載の多材射出成形装置において、可動中子移動機構は、1材目成形用エジェクタロッドと、1材目成形用エジェクタロッドに押されることにより、前進移動する可動中子エジェクタプレートと、可動中子エジェクタプレートに固定され、可動中子の底面にも固定された可動中子エジェクタピンと、可動中子エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定金型のパーティング面によって押されることにより、可動中子エジェクタプレートを元の位置に戻す可動中子リターンピンより構成されていることを特徴とする多材射出成形装置。
[付記3]
付記1記載の多材射出成形装置において、成形品離型機構は、2材目成形用エジェクタロッドと、2材目成形用エジェクタロッドに押されることにより、前進する成形品エジェクタプレートと、成形品エジェクタプレートに固定され、成形品を可動中子の離型方向に押す成形品エジェクタピンと、成形品エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定金型のパーティング面によって押されることにより、成形品エジェクタプレートを元の位置に戻す成形品エジェクタリターンピンより構成されていることを特徴とする多材射出成形装置。
[付記4]
付記1記載の多材射出成形装置において、付記2記載の可動中子移動機構と付記3記載の成形品離型機構を有し、可動中子エジェクタプレートの前に成形品エジェクタプレートが配置され、かつ、可動中子エジェクタプレートの前進量を制限するストッパを設けたことを特徴とする多材射出成形装置。
[付記5]
可塑化装置を2つ有し、かつ、1材目と2材目で共通した可動型を使用して成形する多材射出成形機を用いた2材成形において、1材目樹脂を成形、型開き後、成形品のキャビティ面が可動中子に密着した状態で前記可動中子を可動中子移動機構により移動させることにより、ゲート、ランナ、スプルを可動金型から離型させ、ゲートカット機構により、ゲート、ランナ、スプルを取り除き、2材目成形前に、前記可動中子を前記可動中子移動機構により、2材目樹脂の成形時の位置にまで移動させることを特徴とする射出成形方法。
本発明の一実施の形態である多材射出成形装置に用いられる多材射出成形金型を構成する1材目成形金型の構成の一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である多材射出成形装置に用いられる多材射出成形金型を構成する2材目成形金型の構成の一例を示す断面図である。 1材目成形金型における可動金型の作用の一例を示す断面図である。 2材目成形金型における可動金型の作用の一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である多材射出成形装置の構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である多材射出成形装置および多材射出成形金型の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 1材目成形用固定金型
2 1材目成形用固定側取付板
3 1材目成形用固定側型板
3a キャビティ面
4 可動金型
5 可動中子
5a キャビティ面
6 可動側型板
6a 挿入穴
7 スペーサブロック
8 可動側取付板
9 可動中子エジェクタプレート上
10 可動中子エジェクタプレート下
11 可動中子エジェクタピン
12 可動中子リターンピン
13 ストッパ
14 成形品エジェクタプレート上
15 成形品エジェクタプレート下
16 成形品エジェクタピン
17 成形品エジェクタリターンピン
18 2材目成形用固定金型
19 2材目成形用固定側取付板
20 2材目成形用固定側型板
20a キャビティ面
20b パーティング面
22 1材目成形用エジェクタロッド
24 2材目成形用エジェクタロッド
25 1材目ロッド穴
26 2材目ロッド穴
27 同軸ロッド穴
27a 1材目ロッド穴
27b 2材目ロッド穴
31 1材目樹脂
31a 1材目成形品
31a1 1材目成形品
31b 1材目成形品ゲート部
31c 1材目成形品ランナ部
31d 1材目成形品スプル部
32 2材目樹脂
32a 2材目成形品
32b 2材目成形品ゲート部
32c 2材目成形品ランナ部
32d 2材目成形品スプル部
33 2材成形品
50 多材射出成形装置
51 ベース
52a 固定プラテン
52b エンドプラテン
53 タイバー
54 可動プラテン
55 反転機構
55a 回転テーブル
55b 反転モータ
56 プランジャ機構
57 可塑化装置
58 可塑化装置
59 取り出し機
59a ロボットアーム
59b ロボットハンド
C11 キャビティ
C12 キャビティ
G11 ゲート
G12 ゲート
R11 ランナ
R12 ランナ
S11 スプル
S12 スプル
M10 多材射出成形金型
M11 1材目成形金型
M12 2材目成形金型

Claims (6)

  1. 複数の素材の各々を供給する複数の素材供給装置を備え、複数の前記素材の各々を共通の可動型を使用して成形する多材射出成形装置であって、
    前記可動型に設けられるキャビティの少なくとも一部を構成する可動中子と、前記可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、複数の前記素材からなる成形品を前記可動中子から離型させる成形品離型機構と、を備えた多材射出成形金型と、
    前記可動中子移動機構による前記可動中子の変位によって離型され、前記素材の供給路に充填された余剰素材を切除する切除機構と、
    を含むことを特徴とする多材射出成形装置。
  2. 請求項1記載の多材射出成形装置において、
    前記可動中子移動機構は、1材目成形用エジェクタロッドと、前記1材目成形用エジェクタロッドに押圧されて変位する可動中子エジェクタプレートと、前記可動中子エジェクタプレートおよび前記可動中子の背面に固定される可動中子エジェクタピンと、前記可動中子エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定型のパーティング面によって押されることにより、前記可動中子エジェクタプレートを元の位置に戻す可動中子リターンピンと、を含むことを特徴とする多材射出成形装置。
  3. 請求項1記載の多材射出成形装置において、
    前記成形品離型機構は、2材目成形用エジェクタロッドと、前記2材目成形用エジェクタロッドに押圧されて変位する成形品エジェクタプレートと、前記成形品エジェクタプレートに固定され、前記成形品を前記可動中子の離型方向に押す成形品エジェクタピンと、前記成形品エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定型のパーティング面によって押されることにより、前記成形品エジェクタプレートを元の位置に戻す成形品エジェクタリターンピンと、を含むことを特徴とする多材射出成形装置。
  4. 請求項1記載の多材射出成形装置において、
    前記可動中子移動機構は、1材目成形用エジェクタロッドと、前記1材目成形用エジェクタロッドに押圧されて変位する可動中子エジェクタプレートと、前記可動中子エジェクタプレートおよび前記可動中子の背面に固定される可動中子エジェクタピンと、前記可動中子エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定型のパーティング面によって押されることにより、前記可動中子エジェクタプレートを元の位置に戻す可動中子リターンピンと、を含み、
    前記成形品離型機構は、2材目成形用エジェクタロッドと、前記2材目成形用エジェクタロッドに押圧されて変位する成形品エジェクタプレートと、前記成形品エジェクタプレートに固定され、前記成形品を前記可動中子の離型方向に押す成形品エジェクタピンと、前記成形品エジェクタプレートに固定され、型締め時に固定型のパーティング面によって押されることにより、前記成形品エジェクタプレートを元の位置に戻す成形品エジェクタリターンピンと、を含み、
    前記成形品エジェクタプレートは前記可動中子エジェクタプレートとともに移動する位置に配置され、かつ、前記可動中子エジェクタプレートの変位量を制限するストッパを設けたことを特徴とする多材射出成形装置。
  5. 複数の素材の各々を共通の可動型を使用して成形する多材射出成形方法であって、
    前記素材の成形後における型開きに際して、前記素材の中間成形品が付着した前記可動中子を変位させ、前記中間成形品に付随した余剰素材を前記可動型から離型させる工程と、
    前記余剰素材を切除する工程と、
    前記可動中子を次の前記素材の成形時の位置に変位させる工程と、
    を含むことを特徴とする多材射出成形方法。
  6. 複数の素材の各々を成形する複数の固定型と、
    複数の前記素材の成形に共通に設けられ、個々の前記素材を成形するキャビティの一部を構成する可動中子と、前記可動中子を型開閉方向に移動させる可動中子移動機構と、複数の前記素材からなる成形品を前記可動中子から離型させる成形品離型機構とを備えた可動型と、
    を含むことを特徴とする多材射出成形金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102700063A (zh) * 2012-05-10 2012-10-03 太仓戴尔塔精密模具有限公司 一种插芯模具
JP2014226846A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 株式会社ソディック 射出成形機
CN108501331A (zh) * 2018-03-08 2018-09-07 四川锐腾电子有限公司 一种注塑件分腔夹具

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