JP2010149450A - 多色成形品の成形方法および多色成形用金型 - Google Patents

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    • B29C45/1628The materials being injected at different moulding stations using a mould carrier rotatable about an axis perpendicular to the opening and closing axis of the moulding stations

Abstract

【課題】大型の金型や大型の型締装置を必要とせず、型開するときに金型が傾いて金型を傷つけることのない多色成形用金型を提供する。
【解決手段】固定側金型(19)と、底面が回転金型支持台(14)に固定されている回転側金型(20)と、可動側金型(21)とから多色成形用金型(5)を構成する。回転側金型(20)の上面にはストッパ(39)を、固定側金型(19)と可動側金型(21)の上面には第1、2のピストンシリンダユニット(36、36)を設ける。型開動作に同期して第1、2のピストンシリンダユニット(36、36)を駆動して第1、2の突き出しロッド(37、38)でストッパ(39)を突き出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定的に設けられている固定盤に取り付けられている固定側金型と、固定盤に対して平行度を保って型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、固定盤と可動盤の間に回転自在に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されている、または吊り下げられている回転側金型とからなる金型を使用して多色成形品を得る成形方法と、多色成形用金型に関するものである。
1次成形で第1の樹脂材料を射出し、2次成形で第1の樹脂材料と異なる色の第2の樹脂材料を射出して、異なる色からなる成形品を一体的に成形する2色成形法も、第1の樹脂材料の上に第2の樹脂材料を重ねる形で射出して積層品を得る射出成形方法も共に複合成形方法として従来周知である。このような方法の実施に使用される金型も周知で、例えば固定側金型と、金型の中心軸を回転の中心として回転的にスライドする回転スライド金型とから構成されている。そして、回転スライド金型には、同一のパーティング面内に1次成形用の凹部と2次成形用の凹部とが設けられている。したがって、1次成形位置で固定側金型と回転スライド金型を型締すると1次成形用のキャビティが構成され、このキャビティに第1の樹脂材料を射出すると1次成形部分が成形される。そこで、1次成形部分を固定側金型に残して型開し、回転スライド金型を2次成形位置へスライドさせて型締する。そうすると、1次成形部分と2次成形用の凹部とで2次成形用のキャビティが構成される。2次成形用のキャビティに第2の樹脂材料を射出すると、2色成形品あるいは2層からなる積層品が得られる。
また、3つの半成形品から1個の複合成形品を成形する射出成形方法は、本出願人により例えば特許文献1によって提案されている。この成形方法の実施に使用される金型は、スライド金型と、2個のスライドコアとから構成されている。スライドコアは、スライド金型のスライド方向と異なる方向にスライドすると共に、スライド金型とスライドコアは、スライド金型のキャビティとスライドコアのキャビティが互いに離間した位置と、接近して整合する位置とを採るようになっている。したがって、1次成形により、3個の半成形品をスライド金型とスライドコア内で同時に成形し、その後半成形品がスライド金型とスライドコア内に残った状態でスライドコアを開き、そしてスライド金型とスライドコアとをスライドさせて半成形品を所定の位置へ集合させる。そして、集合されて型締めされた接合部に溶融樹脂を2次成形により射出すると、スライド金型とスライドコア内で3個の半成形品が一体化された複合成形品が得られる。
特開2000−153538号公報 特開平8ー108450号公報 特開2004−66728号公報
特許文献2には、固定側金型と、この固定側金型に対して型開閉される可動側金型と、これらの金型の間に設けられている中間プレートすなわち回転プレートとからなる3色成形用金型が示されている。回転プレートの、固定側金型に面したパーティング面にはコア型が形成されている。一方、固定側金型の、中間プレートに面した側には、円周方向に120度の間隔をおいて、前記コア型に対応する3個の第1、2、3の凹部が設けられている。第1、2の凹部には、固定側金型の方に半径外方から中心部に向かうように設けられているゲートが開口している。これに対し第3の凹部には、中間プレートの裏側に半径外方から中心部に向かうように設けられているゲートが開口している。したがって、中間プレートを120度ずつ回転的にスライドさせて3色からなる成形品を得ることができるが、第3のゲートは中間プレートの裏側に設けられているので、成形品の表面にゲートの痕跡は出ない。
特許文献3により、スタックモールド成形型が提案されている。この成形型50は、図5に示されているように、型保持部51と、この型保持部51と4本のタイバー52、52、…で結合されている移動体53とを備えている。型保持部51には固定型55が、そして移動体53に可動型56がそれぞれ取り付けられている。固定型55と可動型56との間には、これらの型55、56から等間隔に開閉されるミドルプレート60が設けられている。固定型55とミドルプレート60との間に第1のキャビティC1が、ミドルプレート60と可動型56との間には第2のキャビティC2が構成されている。第1のキャビティC1にはホットランナ群61を介して、そして第2キャビティC2にはコールドランナ62を介して溶融樹脂が射出充填されるようになっている。したがって、図5に示されているように可動型56を固定型55に対して型締めして溶融樹脂を射出すると、第1のキャビティC1にはホットランナ群61を介して、第2のキャビティC2にはホットランナ群61およびコールドランナ62を介して充填される。冷却固化を待って可動型56を開くと、ミドルプレート60は等間隔に開かれ、2個の成形品が同時に得られる。
上記のように、2色成形品あるいは2層からなる積層成形品を得る射出成形方法は従来周知であり、また3色からなる複合成形品の成形装置も特許文献1、2等により提案されているので、これらの方法を適用して2色成形品も3色成形品も成形することはできる。しかしながら、従来周知の射出成形方法や特許文献1、2に記載の射出成形方法によって多色成形品を成形する場合、1次成形用の凹部、2次成形用の凹部等を金型の同一のパーティング面側に設ける必要がある。そうすると、成形品に比べて大型の金型が必要になり、さらにはこのような大型の金型を型締する大型の型締装置が必要になる。溶融樹脂を射出する射出装置についても問題が認められる。射出装置のノズルは、固定盤の背面から表面に向けて固定盤に明けられている開口を通して固定側金型にタッチするようになっているが、多色成形品を成形する場合、色あるいは材料の異なる複数台の射出装置が必要になる。このような複数台の射出装置が互いに干渉しないように配置することは困難であり、特に射出装置が3台以上になると互いに干渉しないように配置することは実質的に不可能である。
特許文献3に示されているスタックモールド成形型50を構成している型保持部51は、汎用機の固定盤に相当し、移動体53は可動盤に相当しているので、汎用機の固定盤には固定型55を、可動盤には可動型56をそれぞれ取り付け、比較的安価にスタックモールド成形型50を得ることはできる。また、同一パーティング面に設けられている成形用の凹部は1個のみであるので、すなわち、ミドルプレート60の一方の面と他方の面には、キャビティC1、C2を構成する凹部がそれぞれ1個のみ設けられているだけで、成形品の大きさに比して格別に大型の金型を必要としない。さらには、型締される2面のパーティング面には、型締力が同時に作用して効率が良いので大型の型締装置を必要としない。しかしながら、このスタックモールド成形型50によっては、キャビティC1、C2から同一の樹脂材料からなる2個の成形品が同時に成形できるだけであり、2色の樹脂材料、あるいは3色の樹脂材料からなる多色成形品を得ることはできない。仮に、2種類以上の樹脂材料を射出できるように固定型55に複数台の射出装置を設けても、異なる樹脂材料からなる複数個の成形品が別々に成形されるだけであり、一体的に成形される多色成形品を得ることはできない。さらには、上記成形型には、固定型55とミドルプレート60と可動型56とを型開するときに発生する問題について考慮されていない。型締された金型に射出成形して冷却固化後に型開するときに、成形品がキャビティに密着して引張り力が生じる、いわゆる離型抵抗が金型に作用することになる。このような離型抵抗は全ての金型に作用する。固定盤や可動盤に取り付けられて平行度が維持されて型開される固定型55と可動型56とは異なり、ミドルプレート60には平行度を維持する機構が格別に設けられていないので、例えば液晶テレビジョン装置の保護パネルを成形する金型のような厚さに比較して高さが高いミドルプレート60が設けられている場合、型開時に離型抵抗によってミドルプレート60が傾く、すなわちミドルプレート60に倒れが生じる。そうすると、金型に設けられているガイドピンが曲がったり、金型が傷ついてしまう。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであって、格別に大型の金型や大型の型締装置を必要とせず、また複数台の射出装置を互いに干渉することもなく配置でき、さらには型開するときに金型が傾くこともない、多色成形品を成形することができる成形用金型を提供することと、そのような金型を使用して多色成形品を得る成形方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、多色成形用金型は、固定盤に取り付けられている固定側金型と、固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、固定盤と可動盤との間に回転自在に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されている、または吊り下げられている回転側金型とから構成される。そして、固定側金型と回転側金型と可動側金型のいずれかの金型には、突き出しロッドを有するピストンシリンダユニットを設けて、型開時に突き出しロッドで他の金型を突き出して離間させるように構成される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、固定的に設けられている固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して平行度を保って型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤の間に回転自在に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されている、または吊り下げられている回転側金型とからなり、
前記回転側金型には型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、前記回転側金型が反転されて型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれには異なる面の前記パーティング面が当接するようになっている多色成形用金型によって、前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2色または2材質からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、前記多色成形用金型を型開して前記多色成形品を取り出して、前記1次成形品を前記回転側金型に残して前記回転側金型を反転して、前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている前記1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2色または2材質からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、以下同様にして型開毎に1個の多色成形品を成形する方法において、前記多色成形用金型の型開は、前記回転金型支持台を前記可動盤の1/2の速度で駆動すると共に、突き出し機構によって前記固定側金型と前記回転側金型の間と前記可動側金型と前記回転側金型の間が等距離離間するように金型間で相互に突き出すように構成される。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の成形方法において、前記突き出しは、前記回転金型支持台から自由になっている前記回転側金型の自由端部近傍で実施するように構成される。そして、請求項3に記載の発明は、固定的に設けられている固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して平行度を保って型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤の間に回転自在に設けられている回転金型支持台に支持されて、または吊り下げられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型であって、前記回転側金型は、その上方端部あるいは下方端部は型開閉方向の駆動手段により、そして他端部は自由になって、前記固定側金型と可動側金型から等距離に型開閉されるようになっていると共に、前記回転側金型の前記他端部の自由端部側には、前記固定側金型と可動側金型とにわたって、これらの金型から等距離離間させる突き出し機構が設けられるように構成される。また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多色成形用金型において、前記突き出し機構は、前記固定側金型に設けられている第1のピストンシリンダユニットと、前記可動側金型に設けられている第2のピストンシリンダユニットと、前記第1、2のピストンシリンダユニットによって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッドとからなり、型開時に前記第1、2の突き出しロッドが前記回転側金型を等しい突き出し力で、または突き出し距離が等距離になるように突き出すように構成され、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の多色成形用金型において、前記突き出し機構は、前記回転側金型に設けられている第1、2のピストンシリンダユニットと、前記第1、2のピストンシリンダユニットによって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッドとからなり、型開時に、前記第1の突き出しロッドは前記固定側金型の方を、前記第2の突き出しロッドは前記可動側金型の方を、それぞれ等しい突き出し力で突き、または等距離だけ突き、それによって前記回転側金型は前記固定側金型と可動側金型とから等距離に開かれるように構成される。さらには、請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれかの項に記載の多色成形用金型において、前記回転側金型は、その底部が前記回転金型支持台に固定され、前記回転側金型の自由端部は金型の上部に位置するように構成され、請求項7に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの項に記載の多色成形用金型において、型締された金型に溶融樹脂を射出する射出装置は2台以上設けられ、少なくとも1台の射出装置は、前記可動側金型の方に設けられるように構成される。
以上のように、請求項1に記載の発明によると、回転側金型には型締されると固定側金型と可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、回転側金型が反転されて型締されると固定側金型と可動側金型のそれぞれには異なる面のパーティング面が当接するようになっているので、2色あるいは2材質からなる成形品を成形することができる。つまり、回転側金型と固定側金型の間に形成されているキャビティに第1の溶融樹脂を射出して1次成形品を得て、1次成形品を回転側金型に残して型開して、回転側金型を反転して型締し、1次成形品と可動側金型の間に形成されるキャビティに第2の溶融樹脂を射出すれば2色成形品を成形することができる。そして、回転側金型の2面のパーティング面には、キャビティを構成する凹部をそれぞれ1個のみ設けるだけでよく、格別に大型の金型は必要ではない。さらには、2面のパーティング面に同時に型締力が作用するので効率が良く格別に大型の型締装置も必要としない。また、請求項1に記載の発明によると、多色成形用金型を型締して、固定側金型と回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、可動側金型と回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2色または2材質からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施して、型開毎に1個の多色成形品を成形することができ効率が高い。そして、多色成形用金型の型開は、回転金型支持台を可動盤の1/2の速度で駆動すると共に、突き出し機構によって固定側金型と回転側金型の間と可動側金型と回転側金型の間が等距離離間するように金型間で相互に突き出すので、回転側金型は固定側金型と可動側金型と平行度を維持したまま型開することができ、金型に設けられているガイドピンが曲がってしまったり金型が傷つくことがない。また、他の発明によると、型開時の突き出しは回転金型支持台から自由になっている回転側金型の自由端部近傍で実施するので、型開動作に同期して突き出し機構を駆動して型開すると、傾きが生じやすい自由端側で効果的に金型をお互いに突き出すことができる。従って、離型抵抗によって回転側金型が傾くことがなく、金型の破損を確実に防止することができる。また、他の発明によると、このような突き出し機構は、固定側金型に設けられている第1のピストンシリンダユニットと、可動側金型に設けられている第2のピストンシリンダユニットと、第1、2のピストンシリンダユニットによって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッドとからなり、型開時に第1、2の突き出しロッドが回転側金型を等しい突き出し力で、または突き出し距離が等距離になるように突き出すように構成されているので、突き出し機構は比較的シンプルに構成することができ、多色成形用金型を安価に提供することができる。そして、他の発明によると、回転側金型は回転金型支持台に底部が固定され、突き出し機構は金型の上部に設けられるように構成されているので、型開時に回転金型支持台を固定盤から離間する方向に駆動するときに同時に突き出し機構を駆動して、回転金型支持台と突き出し機構によって、回転側金型には底部と上部に型開方向の力が同時に作用させることができるので、確実に金型の倒れを防止して型開することができる。また、他の発明によると、型締された金型に溶融樹脂を射出する射出装置は2台以上設けられ、少なくとも1台の射出装置は、前記可動側金型の方に設けられているので、すなわち、複数台の射出装置を固定側金型の方と可動側金型の方に分散して配置することができるので、互いに干渉することなく射出装置を配置することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る射出成形機1は、図1の(ア)の平面図と図1の(イ)の側面図に概略的に示されているように、多色成形用金型5と、これらの金型5を型開閉する型締装置2と、第1、2の射出装置3、4とから構成されている。型締装置2は、固定盤7、可動盤8、型締ハウジング9、固定盤7と型締ハウジング9を連結していると共に可動盤8をガイドしている4本のタイバー11、11、…、型締ハウジング9と可動盤8の間に設けられているトグル機構13等から構成されている。本実施の形態の特徴である回転金型支持台14は、所定の支持機構によってベッドB上に支持されていると共に、2本のタイバー11、11によってガイドされて、図1において左右方向あるいは型開閉方向にスライドするようになっている。回転金型支持台14には、所定の固定部材16によってボールネジ15が固定されている。このボールネジ15は、固定盤7に軸方向の移動が規制されて回転自在に設けられているボールナット17に螺合している。ボールナット17は、図1には示されていないがサーボモータによって回転できるようになっているので、型開閉時にボールナット17を回転すると、回転金型支持台14が左右方向に移動することになる。このような回転金型支持台14の上部には、図1には示されていないが、0〜180度の範囲で回転する台、すなわち回転台が設けられ、この回転台に回転側金型20が取り付けられるようになっている。
多色成形用金型5は、固定盤7に取り付けられている固定側金型19と、回転金型支持台14の回転台に底面がボルトによって固定されている回転側金型20と、可動盤8に同様に取り付けられている可動側金型21とからなっている。固定側金型19のパーティング面の中央部には比較的低い1個の凸部22が設けられている。この凸部22により、型締されるときに1次射出成形用のキャビティが構成される。固定側金型19には、該固定側金型19を横切るようにスプル23が設けられている。このスプル23はキャビティに開口したゲート24に連通している。このように構成されているスプル23に、第1の射出装置3のノズルがタッチするようになっている。回転側金型20には、2面のパーティング面、すなわち第1のパーティング面25と第2のパーティング面26とが互いに反対側に設けられている。これらの第1、2のパーティング面25、26の実質的な中心部には、所定の深さで同じ形状の第1、2の凹部27、28がそれぞれ明けられている。図1に示されている位置では、固定側金型19と型締されるパーティング面は第1のパーティング面25になっているが、回転側金型20は回転金型支持台14の回転台と共に0〜180度の範囲で回転するので、すなわち反転するので、反転位置にして型締すると第2のパーティング面26が固定側金型19と型締されることになる。従って、回転側金型20の回転位置によって第1、2の凹部27、28のいずれかが、固定側金型19の凸部22と共に1次射出成形用のキャビティを構成することになる。可動側金型21のパーティング面には、その中心部に所定の深さの凹部29が明けられている。この凹部29により、型締されるときに2次成形用のキャビティが構成されることになる。可動側金型21の側部の、型開閉動作と干渉しない位置にはスプル31が設けられ、このスプル31は可動側金型21の凹部29の底部に開口したゲート32に連通している。このスプル31に第2の射出装置4のノズルがタッチするようになっている。
回転側金型20は、既に説明されているように、底面が回転金型支持台14の回転台に固定され、回転側金型20を駆動する駆動機構、すなわちボールネジ15とボールナット17は回転側金型20の下方に設けられているので、回転側金型20の上端部は、駆動機構が設けられていない自由端部になっており、金型の倒れが生じやすい箇所になっている。そこで、本実施の形態に係る多色成形用金型5の上部には、金型を型開するときに固定側金型19と回転側金型20と可動側金型21が均等に開いて金型が傾かないように型開動作をアシストする装置、すなわち、突き出し機構34が設けられている。突き出し機構34は、図1の(イ)に示されているように、油圧シリンダからなる第1、2のピストンシリンダユニット35、36と、第1、2のピストンシリンダユニット35、36によって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッド37、38と、回転側金型20の上面に設けられている突起状のストッパ39とから構成されている。第1のピストンシリンダユニット35は、第1の突き出しロッド37がストッパ39に向かうように固定側金型19の上面に固定され、第2のピストンシリンダユニット36は、第2の突き出しロッド38がストッパ39に向かうように可動側金型21の上面に固定されている。従って、型締装置2を駆動して多色成形用金型5を型締すると、図2の(ア)に示されているように、第1、2の突き出しロッド37、38の先端が互いに反対方向からストッパ39に当接された状態になる。
本実施の形態に係る突き出し機構34の作用について説明する。型締装置2を駆動して多色成形用金型5を型締する。そうすると、既に説明したように第1、2の突き出しロッド37、38はストッパ39に当接された状態になる。図2の(ア)に示されているように、固定側金型19の凸部22と可動側金型20の第1の凹部27によってキャビティ41が構成される。第1の射出装置3からキャビティ41に溶融樹脂を射出して1次成形品42を成形する。1次成形品42が冷却され固化された後に型開する。具体的には、型締装置2を駆動して可動盤8を矢印Y1方向に駆動すると共に、ボールナット17を駆動して回転金型支持台14を矢印Y2方向に駆動する。回転金型支持台14を駆動する速度と移動距離は、可動盤8の速度と移動距離の1/2になるように制御する。このとき、同時に第1、2のピストンシリンダユニット35、36を駆動して、第1、2の突き出しロッド37、38を等しい力で突き出す。もしくは突き出し距離が等しい長さになるように突き出す。そうすると、図2の(イ)に示されているように、固定側金型19と回転側金型20の型開量と、可動側金型21と回転側金型20の型開量が等しくなるように型開される。また、回転側金型20は固定側金型19と可動側金型21とに平行度を維持した状態で型開されることになる。回転側金型20には、金型を型開させる力が回転金型支持台14と突き出し機構34から作用する。すなわち、金型を型開させる力は回転側金型20の底面と、底面から最も離間した上面において作用するので、回転側金型20にバランス良く作用する。本実施の形態に係る突き出し機構34が設けられていない場合、固定側金型19から1次成形品42が脱型されるときに、図3に示されているように、回転側金型20に矢印Y3に示されているような引張り力が作用して、回転側金型20が傾いてしまう。すなわち、本実施の形態に係る突き出し機構34は、回転側金型20が傾かないように型開動作をアシストしている。なお、第1、2の突き出しロッドによって突き出される突き出し距離は、1次成形品42を脱型することができる距離であればよい。本実施の形態においては、突き出し距離は金型19、20、21に設けられているガイドピンよりわずかに長い距離になっている。
次に、本実施の形態に係る多色成形用金型5が取り付けられている射出成形機1によって2色成形品を成形する成形例について説明する。図4の(ア)に示されているように、回転側金型20を0度の回転位置にする。そうすると回転側金型20の第1のパーティング面25と固定側金型19が対向する。型締すると図4の(イ)に示されているように、固定側金型19の凸部22と回転側金型20の第1の凹部27とから1次成形用のキャビティ41が構成される。第1の射出装置3から第1の樹脂材料を射出して1次成形品Jを成形する。冷却されて固化した後に、既に説明されているように、型締装置2と突き出し機構34を同期して駆動して型開する。回転側金型20は倒れない。キャビティの形状の違いから1次成形品Jは回転側金型20の方に残る。図4の(ウ)に示されているように、回転金型支持台14の回転台を駆動して回転側金型20を180度の回転位置、すなわち反転位置に回転する。次いで型締すると、図4の(エ)に示されているように、回転側金型20に残されている1次成形品Jと可動側金型21の凹部29とによって2次成形用のキャビティ43が形成されると共に、回転側金型20の第2の凹部28と固定側金型16の凸部22とによって1次成形用のキャビティ41が構成される。図4の(オ)に示されているように、第2の射出装置4から2次成形用のキャビティ43に、第1の樹脂と異なる色あるいは材料の第2の樹脂材料を射出する。そうすると、1次成形品Jと2次成形部分Kが一体的に成形される。一方、第1の射出装置3からも1次成形用のキャビティC1に第1の樹脂材料を射出して1次成形品Jを成形する。冷却・固化を待って型開する。このときも、回転側金型20が倒れないように突き出し機構34を型締装置2に同期して駆動する。そうすると、図4の(カ)に示されているように、2色成形品JKが得られる。1次成形品Jは回転側金型20に残った状態になるので、回転側金型20を0度の回転位置に戻す。以下、同様に成形して、型開毎に1個の2色成形品JKを得る。
本発明の実施の形態に係る多色成形用金型5は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、突き出し機構34の第1、2のピストンシリンダユニット35、36は油圧シリンダからなるように説明されているが、エアシリンダ、電磁ソレノイド等から構成されていてもよいし、さらにはバネのような弾性体から構成されていてもよい。また、突き出し機構34の第1、2のピストンシリンダユニット35、36は、それぞれ固定側金型19と可動側金型21に固定されているように説明されているが、いずれも回転側金型20に固定されていてもよい。すなわち、固定側金型19と可動側金型21のそれぞれにストッパを設けて、回転側金型20に固定されている第1、2のピストンシリンダユニット35、36の第1、2の突き出しロッド37、38によってこれらのストッパを突き出すようにすれば、同様に型開動作をアシストすることができる。そして、本実施の形態においては、回転側金型20にはストッパが設けられているように説明されているが、第1、2の突き出しロッド37、38が回転側金型20の所定の部分を直接突き出すようにすれば、ストッパは格別に必要でない。また、本実施の形態に係る回転金型支持台14は、下方に設けられて回転側金型20の底面を固定するように説明されているが、上方に設けられて回転側金型20を上面を固定して回転側金型20を吊り下げるように構成されていてもよい。この場合は、突き出し機構34は、多色成形用金型4の下方に設ければ、回転側金型20の倒れを防止することができる。さらには、回転側金型20の型開閉は、ボールネジ15とボールナット17からなる駆動機構によって駆動されるように説明されているが、他の駆動機構によっても当然に実施可能である。
本実施の形態に係る突き出し機構は、従来周知のスタックモールドのミドルプレートに設けて、スタックモールドの型開動作をアシストすることも可能である。
本発明の実施の形態に係る2色成形用金型と射出成形機を一部断面で示す図で、その(ア)はその平面図、その(イ)は側面図である。 本実施の形態に係る突き出し機構が設けられている2色成形用金型の型開動作を示す図で、その(ア)は型締時の、その(イ)は型開時の、それぞれの状態を一部断面で示す平面図である。 2色成形用金型の型開動作を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る2色成形用金型と射出成形機によって、2色からなる成形品を成形する成形例を示す図で、その(ア)〜(カ)は、各成形段階にある2色成形用金型と射出成形機を一部断面で示す平面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 射出成形機 2 型締装置
3 第1の射出装置 4 第2の射出装置
5 多色成形用金型
7 固定盤 8 型締ハウジング9
11、11 タイバー
14 回転金型支持台 19 固定側金型
20 回転側金型 21 可動側金型
34 突き出し機構
35、36 第1、2のピストンシリンダユニット
37、38 第1、2の突き出しロッド
39 ストッパ

Claims (7)

  1. 固定的に設けられている固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して平行度を保って型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤の間に回転自在に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されている、または吊り下げられている回転側金型とからなり、
    前記回転側金型には型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、前記回転側金型が反転されて型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれには異なる面の前記パーティング面が当接するようになっている多色成形用金型によって、
    前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2色または2材質からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、
    前記多色成形用金型を型開して前記多色成形品を取り出して、前記1次成形品を前記回転側金型に残して前記回転側金型を反転して、
    前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている前記1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2色または2材質からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、以下同様にして型開毎に1個の多色成形品を成形する方法において、
    前記多色成形用金型の型開は、前記回転金型支持台を前記可動盤の1/2の速度で駆動すると共に、突き出し機構によって前記固定側金型と前記回転側金型の間と前記可動側金型と前記回転側金型の間が等距離離間するように金型間で相互に突き出すことを特徴とする多色成形品の成形方法。
  2. 請求項1に記載の成形方法において、前記突き出しは、前記回転金型支持台から自由になっている前記回転側金型の自由端部近傍で実施することを特徴とする多色成形品の成形方法。
  3. 固定的に設けられている固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して平行度を保って型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤の間に回転自在に設けられている回転金型支持台に支持されて、または吊り下げられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、
    前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型であって、
    前記回転側金型は、その上方端部あるいは下方端部は型開閉方向の駆動手段により、そして他端部は自由になって、前記固定側金型と可動側金型から等距離に型開閉されるようになっていると共に、前記回転側金型の前記他端部の自由端部側には、前記固定側金型と可動側金型とにわたって、これらの金型から等距離離間させる突き出し機構が設けられていることを特徴とする多色成形用金型。
  4. 請求項3に記載の多色成形用金型において、前記突き出し機構は、前記固定側金型に設けられている第1のピストンシリンダユニットと、前記可動側金型に設けられている第2のピストンシリンダユニットと、前記第1、2のピストンシリンダユニットによって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッドとからなり、型開時に前記第1、2の突き出しロッドが前記回転側金型を等しい突き出し力で、または突き出し距離が等距離になるように突き出すようになっていることを特徴とする多色成形用金型。
  5. 請求項3に記載の多色成形用金型において、前記突き出し機構は、前記回転側金型に設けられている第1、2のピストンシリンダユニットと、前記第1、2のピストンシリンダユニットによって軸方向に駆動される第1、2の突き出しロッドとからなり、型開時に、前記第1の突き出しロッドは前記固定側金型の方を、前記第2の突き出しロッドは前記可動側金型の方を、それぞれ等しい突き出し力で突き、または等距離だけ突き、それによって前記回転側金型は前記固定側金型と可動側金型とから等距離に開かれることを特徴とする多色成形用金型。
  6. 請求項3〜5のいずれかの項に記載の多色成形用金型において、前記回転側金型は、その底部が前記回転金型支持台に固定され、前記回転側金型の自由端部は金型の上部に位置していることを特徴とする多色成形用金型。
  7. 請求項1〜4のいずれかの項に記載の多色成形用金型において、型締された金型に溶融樹脂を射出する射出装置は2台以上設けられ、少なくとも1台の射出装置は、前記可動側金型の方に設けられていることを特徴とする多色成形用金型。
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