JP5359500B2 - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5359500B2 JP5359500B2 JP2009099933A JP2009099933A JP5359500B2 JP 5359500 B2 JP5359500 B2 JP 5359500B2 JP 2009099933 A JP2009099933 A JP 2009099933A JP 2009099933 A JP2009099933 A JP 2009099933A JP 5359500 B2 JP5359500 B2 JP 5359500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- runner
- injection
- hot runner
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
一方、後者の特許文献1にかかる射出成形機では、シリンダをプラテン内に保有しているが、ノズルタッチ動作を無くしており、また多点での成形をすることはできない。
本発明は、以上のような背景を鑑みて提案されたものであって、射出成形装置による成形において、設備コスト、製造コストの削減を目指し、特に、ホットランナを用いた金型の成形において、廃材低減のために必要なホットランナのコストが上昇すること、それに伴う金型コストが増大するという課題を解決するために、異なる製品を成形するそれぞれの金型に共通化可能な要素を、金型とは分離して成形機に搭載することで、異なる製品形状においても成形可能とする、射出成形装置を提供することを目的とする。
したがって、異なる成形品を製造する際には、金型のみを交換すればよく、安価な金型によってホットランナを用いた成形を行うことができる。
また、型締め装置の、金型を支えるプラテンに、射出分配ユニットを埋設することで、従来と同じデーライトで金型厚さの厚い金型を搭載することができる。
先ず、図1に示した、本発明にかかる射出成形装置は、成形樹脂を溶融して射出するための射出シリンダ装置(図示省略)と、金型を取り付けて型締めを施し、成形を行うための型締め装置10とで構成される。なお、本発明は、射出成形装置のうちの型締め装置10に関するものであるので、型締め装置10のみを示して説明し、射出シリンダ装置については、図示を省略し、説明を簡略化している。
型締め装置10は、基台11上に固設された固定金型支持装置としての固定側プラテン12と、この固定側プラテン12から所定の距離離隔した位置において、基台11に対して移動可能に配設された可動側プラテン13とを備えている。これら固定側プラテン12と可動側プラテン13との間には複数(四本)のタイバー14を配設している。なお、可動側プラテン13には、固定側プラテン12に向かって可動側プラテン13をタイバー14に沿って移動させるための型締駆動機構(図示省略)が接続されている。
かかる金型15は、固定金型15a及び可動金型15bとからなる。固定金型15aは、固定側プラテン12における可動側プラテン13と対向する金型取付面に取り付ける一方、可動金型15bは、可動側プラテン13における固定側プラテン12と対向する金型取付面に取り付けている。固定金型15a側には、溶融状態の樹脂を充填するためのキャビティCを設けている。
また固定金型15aには、固定側プラテン12の金型取付面に取り付けた際、射出分配ユニット(後述)におけるマニホールドのホットランナ先端部が結合する結合部材16が設けられている。かかる結合部材16は、形成される成形品に対応するキャビティのゲート(後述)に通ずる通路rが形成されている。
射出分配ユニット20は、射出シリンダ装置より送り込まれた成形樹脂を流通させるホットランナ22を形成したマニホールド21を備えている。
すなわち、ホットランナ22は、基部ランナ22aと、基部ランナ22aに、複数、並列的に分岐させて、種々の金型におけるキャビティCにおけるゲートGに対応して、選択的に連通させて成形樹脂を充填できるようにした分配ランナ22bとを備えている(図2参照)。なお、マニホールド21には、ホットランナ22を外周から加熱する加熱手段(図示省略)が設けられている。
また、ホットランナ22における分配ランナ22bは、周知のバルブ機構22vにより、基部ランナ22aから金型のキャビティCにおけるゲートGに至る供給路を開閉するようになっている。
そして対応する分配ランナ22bによる成形樹脂の通路を、分配ランナ22bごとに配設されたバルブ機構22vを開閉制御させて、連通させた分配ランナ22bを通じて成形樹脂がキャビティ内に充填され、成形を行う構成である。なお、バルブ機構22vは、例えば制御盤に搭載するプログラムに、予め登録されており(ここでは例えばNO1〜NO8)、操作盤により操作することで、射出シリンダ装置から供給される成形樹脂を、取り付けられる金型のキャビティCに対応する分配ランナ22bにおけるバルブ機構22vを選択的に開放させて、キャビティCに至る供給路を形成するようにしている。
すなわち、かかる射出成形装置における型締装置1では、成形品形状ごとに異なる金型2を用い、金型2ごとに設計したホットランナ3を組み込んで成形を行っていた。
すなわちこの射出成形装置では、金型2を構成する固定金型2aおよび可動金型2bのうち、固定金型2a側に、ホットランナ3を組み込んで、かかる固定金型2aを、射出成形装置における射出ユニット(図示省略)を接続する固定プラテン4に取り付けて、射出ユニットからホットランナ3を介し、固定金型2a内のキャビティCに成形材料を送り込んで成形するようにしてきた。
型締め装置10において、型締駆動機構を駆動し、可動側プラテン13を、対向する固定側プラテン12から退動させることで、型締め装置を型開き状態にして、成形すべき製品の金型15をセットする。
可動側プラテン13には可動金型15bを、固定側プラテン12には固定金型15aを、備え付けの取付け手段により、固定装着することができる。
この場合、セットされる金型15に応じて、製品を形作るキャビティCの形状は予め知られており、制御盤に格納されたプログラムによって、固定金型15aに形成されたキャビティCにおけるゲートと連通した分配ランナ22bにおけるバルブ機構22vを開放動作させ、成形樹脂を送り込む通路を形成することができる。
キャビティC内に成形樹脂が供給され、充填が完了すると、固定金型15aに形成されたキャビティCにおけるゲートと連通した分配ランナ22bにおけるバルブ機構22vが閉止動作され、所定時間、所定圧力下で、型締め状態で金型15が保持される。
11 基台
12 固定側プラテン
13 可動側プラテン
14 タイバー
15 金型
15a 固定金型
15b 可動金型
16 結合部材
17 エジェクタユニット
17P エジェクタピン
20 射出分配ユニット
21 マニホールド
22 ホットランナ
22a 基部ランナ
22b 分配ランナ
22c スプルー
22v バルブ機構
C キャビティ
r 通路
G ゲート
Claims (1)
- 固定金型(15a)と可動金型(15b)とよりなる金型(15)に成形樹脂を、ホットランナ(22)を介して充填して樹脂成形を行う射出成形装置において、
前記射出成形装置における型締め装置(10)が、前記固定金型(15a)が取り付けられた固定側プラテン(12)と、前記可動金型(15b)が取り付けられた可動側プラテン(13)とより構成されており、
前記ホットランナ(22)は、異なる成形品をそれぞれ成形するための金型(15)に対応可能とするべく共通化構成した射出分配ユニット(20)として、前記固定金型(15a)が搭載された前記型締め装置(10)の前記固定側プラテン(12)に組み込まれて、保持されていて、
前記射出分配ユニット(20)における前記ホットランナ(22)は、基部ランナ(22a)と、
この基部ランナ(22a)に、複数、分岐させて、種々の前記金型(15)におけるキャビティ(C)におけるゲートに対応して、選択的に連通させて成形樹脂を充填できるようにした分配ランナ(22b)と、
を具備しており、また
前記固定金型(15a)には、前記分配ランナ(22b)の先端部に結合され、前記ゲートに対応した前記分配ランナ(22b)を選択的に連通させる結合部材(16)が設けられており、
前記射出分配ユニット(20)の前記ホットランナ(22)の先端部を前記固定金型(15a)の前記結合部材(16)に結合することによって、成形樹脂を充填する通路を選択的に変えることができるようにしたことを特徴とする射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009099933A JP5359500B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009099933A JP5359500B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010247445A JP2010247445A (ja) | 2010-11-04 |
JP5359500B2 true JP5359500B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43310355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009099933A Expired - Fee Related JP5359500B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5359500B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202418A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-22 | Fuji Kikai Seizo Kk | ホットランナ式射出成形装置 |
JPH0636821U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-17 | 株式会社小松製作所 | 射出成形の金型構造 |
JP3261052B2 (ja) * | 1996-12-05 | 2002-02-25 | アスモ株式会社 | 金型構造 |
NL1032947C2 (nl) * | 2006-11-27 | 2008-05-28 | Ecim Technologies Bv | Inrichting en werkwijze voor de vorming van producten. |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009099933A patent/JP5359500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010247445A (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6084599B2 (ja) | 複数個の成形品を並行して成形する成形方法および成形装置 | |
JP5574081B2 (ja) | 射出成形機、および射出成形方法 | |
CN104924527A (zh) | 一种热流道双层模具注塑结构注塑模具 | |
CN108481677A (zh) | 一种包胶模板浮动侧边顶出脱模机构及其包胶模具 | |
US20080012176A1 (en) | Overmolding of molded articles | |
KR20140110596A (ko) | Led 렌즈 성형용 사출 금형 | |
KR20100113463A (ko) | 생산성 향상 사출성형장치 | |
JP5359500B2 (ja) | 射出成形装置 | |
JP2010105168A (ja) | 多材射出成形装置および多材射出成形方法ならびに多材射出成形金型 | |
KR20150006611A (ko) | 이중 탠덤 금형장치 | |
JP2013252533A (ja) | 金属射出成形機の金型装置 | |
JP6146859B2 (ja) | 射出成形機 | |
KR101008092B1 (ko) | 사출 성형 장치 | |
KR100967875B1 (ko) | 사출성형장치 | |
JP6845683B2 (ja) | 射出成形機及び射出成形方法 | |
JP2010234541A (ja) | ホットランナを有する金型装置 | |
CN1986191A (zh) | 一种电动机马达用塑封组件热固性注塑模具 | |
CN211807615U (zh) | 一种滚筒洗衣机控制面板注塑模具 | |
JP4827946B2 (ja) | 多材質射出成形機および多材質射出成形機の制御方法 | |
JP2009000854A (ja) | 射出成形装置 | |
JP5901823B1 (ja) | 樹脂射出成形方法及び樹脂射出成形装置 | |
CN219256331U (zh) | 多腔长条塑料件注塑模具 | |
CN211591124U (zh) | 汽车led灯支架模具 | |
JP2012125925A (ja) | 射出成形方法及び射出成形装置 | |
KR102286065B1 (ko) | 사출 성형기의 성형방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130819 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5359500 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |