JP2009143051A - 射出成形機の突出し機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 成形品の製品部とスプール部とを切断しながら突き出される成形型を使用して射出成形を行うときに、サイクルタイムが短くなるようにすることである。
【解決手段】 可動型9のゲート形成流路31を、可動型9のパーティングラインPLよりも内側に形成し、サブマリンゲート24とする。そして、可動型9に取り付けられる製品部突出しピン33とスプール部突出しピン34がそれぞれ独立して作動するように、別個の第1及び第2の油圧シリンダ35,37のピストンロッド35a,37aに連結する。第1油圧シリンダ35が製品部突出しピン33を突き出すタイミングと、第2油圧シリンダ37がスプール部突出しピン34を突き出すタイミングとを異ならせることにより、成形品200の製品部16とスプール部17とを別々に排出する。
【選択図】 図7
【解決手段】 可動型9のゲート形成流路31を、可動型9のパーティングラインPLよりも内側に形成し、サブマリンゲート24とする。そして、可動型9に取り付けられる製品部突出しピン33とスプール部突出しピン34がそれぞれ独立して作動するように、別個の第1及び第2の油圧シリンダ35,37のピストンロッド35a,37aに連結する。第1油圧シリンダ35が製品部突出しピン33を突き出すタイミングと、第2油圧シリンダ37がスプール部突出しピン34を突き出すタイミングとを異ならせることにより、成形品200の製品部16とスプール部17とを別々に排出する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、射出成形機の突出し機構に関するものである。
射出成形機では、型閉じされた成形型(固定型と可動型)に形成される空間部(キャビティ)に射出した溶融樹脂を固化させた後、成形型を型開きし、一方の成形型(通常の場合、可動型)に保持された成形品を突出しピンで突き出して排出し、取出し機(ロボット)によって取り出している。通常の射出成形方法では、成形品の製品部とスプール部とが一体に成形され、後工程によって切断されている。なお、切断されたスプール部は廃棄される。
後工程における製品部とスプール部との切断作業を省略するために、突出しピンが製品部を突き出す際に、製品部とスプール部とのゲートを切断するようにした成形型が公知である。この種の成形型のゲートは、可動型のパーティングラインよりも内側(固定型よりも遠い側)に形成されていて、「サブマリンゲート(又はトンネルゲート)」と称されている。これにより、成形品の製品部とスプール部とを別々にして排出することが可能になった。
上記したサブマリンゲートを有する成形型では、成形品の製品部を突き出す製品部突出しピンと、成形品のスプール部を突き出すスプール部突出しピンとが別個に設けられている。従来の射出成形機の場合、製品部突出しピンとスプール部突出しピンは、可動型の移動方向と同じ方向に移動可能な突出し板に支持されていて、それらが同時に突き出すように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。このため、製品部突出しピンとスプール部突出しピンとが同じタイミングで成形品を突き出し、製品部とスプール部を同一の場所に排出させている。この結果、後工程で製品部とスプール部とを分別するための作業工程が必要になり、成形のためのサイクルタイムが長くなってしまう。特に、取出し機が作動している間は、射出成形機を作動させることが困難であり、取出し機が設けられていることが成形のサイクルタイムを長くさせる一因となっている。
上記した不具合を解消するため、例えば特許文献2に開示される技術が存している。しかし、突出しピンの突出し動作が2回以上行われるため、サイクルタイムを短くすることは困難である。
特開2002−192565号公報
特開平6−328526号公報
本発明は上記した不具合に鑑み、成形品の製品部とスプール部とを切断しながら突き出される成形型を使用して射出成形を行うときに、サイクルタイムが短くなるようにすることを課題としている。
上記した課題を解決するための本発明は、
対向配置される一対の成形型を接近させ、それらのパーティングラインを密着させて形成されるキャビティに溶融樹脂を射出し、該溶融樹脂を冷却して成形品の製品部とスプール部とを一体に固化し、前記一対の成形型を離隔させながら、一方の成形型に取り付けられた製品部突出しピンとスプール部突出しピンとを他方の成形型に向かって前進させることにより、前記一方の成形型に保持された成形品を排出する射出成形機の突出し機構であって、
前記成形品の製品部とスプール部とは、前記一方の成形型のパーティングラインよりも内側に入り込んで設けられるゲートを介して連結され、前記製品部突出しピンと前記スプール部突出しピンとが前進されるときに前記ゲートが切断されて、前記製品部と前記スプール部とが分離して排出され、
前記一方の成形型に、前記製品部突出しピンを進退させる駆動手段と前記スプール部突出しピンを進退させる駆動手段とを設け、前記製品部突出しピンと前記スプール突出しピンとをそれぞれの駆動手段により、別個独立して作動させることを特徴としている。
対向配置される一対の成形型を接近させ、それらのパーティングラインを密着させて形成されるキャビティに溶融樹脂を射出し、該溶融樹脂を冷却して成形品の製品部とスプール部とを一体に固化し、前記一対の成形型を離隔させながら、一方の成形型に取り付けられた製品部突出しピンとスプール部突出しピンとを他方の成形型に向かって前進させることにより、前記一方の成形型に保持された成形品を排出する射出成形機の突出し機構であって、
前記成形品の製品部とスプール部とは、前記一方の成形型のパーティングラインよりも内側に入り込んで設けられるゲートを介して連結され、前記製品部突出しピンと前記スプール部突出しピンとが前進されるときに前記ゲートが切断されて、前記製品部と前記スプール部とが分離して排出され、
前記一方の成形型に、前記製品部突出しピンを進退させる駆動手段と前記スプール部突出しピンを進退させる駆動手段とを設け、前記製品部突出しピンと前記スプール突出しピンとをそれぞれの駆動手段により、別個独立して作動させることを特徴としている。
そして、前記製品部突出しピンの突出しのタイミングと前記スプール部突出しピンの突出しのタイミングとを異ならせたり、前記製品部突出しピンの突出しのストロークと前記スプール部突出しピンの突出しのストロークとを異ならせたりすることができる。
本発明は上記したように構成されていて、製品部突出しピンとスプール部突出しピンとを、別個独立して作動させる(前進させる)ことができる。即ち、製品部突出しピンの突出しのタイミングと前記スプール部突出しピンの突出しのタイミングとを異ならせたり、製品部突出しピンの突出しのストロークとスプール部突出しピンの突出しのストロークとを異ならせたりすることができる。これにより、成形型から突き出される製品部とスプール部を、異なる位置に排出させることができる。換言すれば、製品部とスプール部とが分離して異なる位置に排出されるため、取出し機が不要になる。この結果、型開き量が短くなり、成形のサイクルタイムを短くすることができる。
前記一方の成形型を可動型とし、前記他方の成形型は固定型とすることができる。
これにより、既存の射出成形機にも、本発明を容易に採用することができる。
そして、型閉じ状態の成形型に溶融樹脂が射出され、固化した状態の成形品は、少なくとも1つのスプール部と、前記スプール部から延設される多数個の製品部とを備え、
前記製品部突出しピンと前記駆動手段とは、前記多数個の製品部に対してそれぞれ設けられているようにできる。
前記製品部突出しピンと前記駆動手段とは、前記多数個の製品部に対してそれぞれ設けられているようにできる。
これにより、多数個取りの成形型であっても、本発明を採用することができる。
本発明の実施例について説明する。図1は本発明の実施例の突出し部100の左側面からの斜視図、図2は同じく右側面からの斜視図、図3は同じく左側面図、図4は成形品200を示す図である。
本実施例の射出成形機の突出し部100の構成について説明する。図1ないし図3に示されるように、枠状のベース1の端部に、固定型取付板2が起立状態で取り付けられている。また、ベース1の幅方向Pの両端部には、ベース1の左右方向Qに沿って一対のガイドレール3が取り付けられている。一対のガイドレール3にはガイドブロック4が装着されていて、各ガイドブロック4は、ガイドレール3の長手方向(ベース1の左右方向Q)に沿って移動可能である。一対のガイドブロック4に跨って、可動型取付板5が起立状態で取り付けられている。
固定型取付板2の四隅のコーナー部には、全部で4本のタイバー6がベース1の左右方向Qに沿って突出されている。これらのタイバー6は、可動型取付板5の四隅のコーナー部に取り付けられた軸受7に支持されていて、その先端部は可動型取付板5を貫通して、可動型取付板5の左側壁部5aから突出されている。可動型取付板5は、図示しない可動型移動手段(例えば、油圧シリンダやトグルリンク機構)により、ガイドレール3とタイバー6に支持されながらベース1の左右方向Qに沿って進退し、固定型取付板2に接近・離隔する。
固定型取付板2の左側壁部(可動型取付板5に対向する壁部)には、固定型8が取り付けられている。また、可動型取付板5の右側壁部(固定型取付板2に対向する壁部)には、可動型9が取り付けられている。なお、図2においては、可動型9の図示を省略している。
タイバー6の所定部分には、外径が細くなったくびれ部11が設けられている。そして、可動型取付板5の左側壁部5aにおける高さ方向のほぼ中央部で、幅方向Pの両端部(上下のタイバー6の間の部分)には、一対の型締め用の油圧シリンダ12がそれらのピストンロッド13を高さ方向に沿わせて、かつ油圧シリンダ12のシリンダ本体14を高さ方向にスライド可能にさせて取り付けられている。各ピストンロッド13の先端部と、油圧シリンダ12のシリンダ本体14におけるピストンロッド13の反対側の端部には、一対のレバー15がリンク機構を介して回動自在に取り付けられている。レバー15同士の対向面には、タイバー6のくびれ部11の外径に対応する半円形状の挟込み部15aが形成されている。各レバー15の厚みは、くびれ部11の内幅よりも少し狭い。一対のレバー15が開いているとき、可動型取付板5は移動可能である。そして、固定型8と可動型9がそれらのパーティングラインPLで密着したとき、タイバー6のくびれ部11が、一対のレバー15の挟込み部15a同士の間に配置される。このとき、型締め用の油圧シリンダ12が作動される。即ち、油圧シリンダ12のピストンロッド12aが後退することにより、油圧シリンダ12のシリンダ本体14が高さ方向に沿ってスライドする。これにより、一対のレバー15の挟込み部15aがタイバー6のくびれ部11に嵌り込む。この結果、可動型取付板5が進退不能になり、固定型8と可動型9との密着状態が保持される。
次に、本実施例の射出成形機において成形される成形品200について説明する。図4に示されるように、成形品200は、1回の射出成形で2個成形される製品部16と、それらの間に形成されるスプール部17とを備えている。本実施例の製品部16は、有底筒状の本体部18と、その開口部分の外周円に設けられたフランジ部19とを備えている。フランジ部19における本体部と反対側の面から、ボス21が延設されている。このボス21は、後工程で切断される捨てボスである。また、本実施例のスプール部17は、円錐台形状のスプール22、平板形状のランナ23及びランナ23の端部から、斜めに延設される円錐台形状のゲート24とを備えている。このゲート24は、サブマリンゲートである。即ち、成形品200が射出成形されたとき、製品部16のボス21とスプール部17のランナ23とはゲート24を介して連結されているが、成形品200が突き出されるとき、ボス21とゲート24との連結部分が切断される。これにより、製品部16とスプール部17とは、分離された状態で可動型9から離型されて、排出される。
次に、固定型8について説明する。図5ないし図8に示されるように、固定型8には、成形品200の製品部16に対応する凹部25が設けられている。本実施例の固定型8の場合、凹部25が2箇所に設けられていて、一度の射出成形で2つの製品部16と1つのスプール部17が成形される。また、軸線Cの部分には、溶融樹脂が流し込まれるスプール形成流路26が設けられている。スプール形成流路26の終端部から幅方向Pに、ランナ形成流路27が設けられている。
次に、可動型9について説明する。可動型9には固定型8の凹部25に対応する凸部28が、パーティングラインPLよりも突出して2箇所に設けられている。また、パーティングラインPLの部分には、固定型8のランナ形成流路27に対応する可動型9のランナ形成流路29が凹溝状に設けられている。ランナ形成流路29の終端部から、可動型取付板5の側に向かって斜めにゲート形成流路31(サブマリンゲート)が設けられている。ゲート形成流路31の終端部はその始端部よりも細くなるようにすぼまっていて、ボス形成穴32に連通している。
図5に示されるように、固定型8と可動型9とが型閉じされた状態で、射出成形機のノズル(図示せず)から溶融樹脂が固定型8に射出される。この溶融樹脂は、固定型8のスプール形成流路18から、固定型8のランナ形成流路19と可動型9のランナ形成流路26、ランナ形成流路27,29及びゲート形成流路31を通ってボス形成穴32に流れる。そして、ボス形成穴32から、固定型8の凹部25と可動型9の凸部28とで形成される空間部(キャビティ)に入り込む。この溶融樹脂が固化すると、2つの製品部16と1つのスプール部17とを有する成形品200が成形される。
可動型8には、軸線Cの方向(左右方向Q)に沿って2本の製品部突出しピン33と1本のスプール部突出しピン34が内装されている。各製品部突出しピン33は、可動型取付板5の左側壁部5aに取り付けられた第1油圧シリンダ35のピストンロッド35aに接続されている。また、スプール部突出しピン34は、可動型8の左側壁部5aに設けられた凹部36に取り付けられる第2油圧シリンダ37のピストンロッド37aに接続されている。第1及び第2の油圧シリンダ35,37は、それぞれ独立して作動可能である。
第1油圧シリンダ35のみを作動させると、そのピストンロッド35aが前進して成形型200の製品部16を突き出す。このとき、製品部16のボス21とスプール部17のゲート24との接合部が強制的に切断され、スプール部17を可動型9に残したまま、製品部16のみが可動型9から離型される。これにより、後工程において製品部16のボス21とスプール部17のゲート24との連結部を切断する作業が不要となる。
また、第2油圧シリンダ37のみを作動させると、そのピストンロッド37aが前進して成形型200のスプール部17を突き出す。上記と同様に、製品部16のボス21とスプール部17のゲート24との接合部が強制的に切断され、製品部16を可動型9に残したまま、スプール部17のみが、ゲート24を撓ませながら可動型9から離型される。
上記したように、本実施例の射出成形機の突出し部100では、第1及び第2の油圧シリンダ35,37のピストンロッド35a,37aをそれぞれ独立して進退させることができる。このため、成形品200の製品部16とスプール部17とを別々のタイミングで離型させることができる。換言すれば、製品部16とスプール部17との落下位置を異ならせることができる。これにより、取出し機(図示せず)をなくすことができる。また、落下位置を同一にせざるを得ない場合であっても、落下のタイミングを異ならせることができるため、製品部16の取出し機とスプール部17の取出し機を同一のものとすることができる。しかも、製品部16とスプール部17とを別々に離型させることができるため、従来の場合と比較して、型開き量を小さくできる。
成形品200における製品部16とスプール部17との排出のタイミングを異ならせる方法として、第1及び第2の油圧シリンダ35,37を独立して作動させたり、それらのピストンロッド35a,37aの長さを異ならせたりすることが考えられる。
本実施例の射出成形機における突出し部100の作用について、図9のタイムチャートを参照しながら説明する。図9のタイムチャートにおいて、本実施例の射出成形機のタイムチャートを実線で示し、従来の射出成形機のタイムチャートを破線で示す。図示しない可動型移動手段により、可動型9が固定型8に接近する。固定型8と可動型9がパーティングラインPLの部分で密着し、型閉じされる(ステップS1)。本実施例の射出成形機の場合、前述したように取出し機をなくすことができるため、可動型9の移動距離(型開き量)を短くすることができ、型閉じに要する時間を短縮できる。
この状態で、一対の型締め用の油圧シリンダ12が作動し、各タイバー6のくびれ部11に一対のレバー15の挟込み部15aが入り込む。これにより、可動型9は、固定型に密着したままの状態で保持される(ステップS2,S3)。続いて、固定型8のスプール形成流路26に溶融樹脂が射出される(ステップS4)。射出された溶融樹脂は、可動型9に設けられたゲート形成流路31(サブマリンゲート)を流れてボス形成穴32に入り、ボス形成穴32から固定型8の凹部25と可動型9の凸部28との間に形成されたキャビティに流入する。そして、射出された溶融樹脂の重さが計量されて(ステップS5)、サックバック(保圧終了後に、スクリューを少し後退させて、先端の圧力を低下させること)がなされる(ステップS6)。
所定時間が経過して溶融樹脂が冷却して固化する(ステップS7)と、一対のレバー15の挟込み状態が解放され、固定型8と可動型9とが高圧で密着していた状態が解放される(ステップS8,S9)。本実施例の射出成形機において、ステップS2からステップS9までの工程で要する時間は、従来の射出成形機の場合と同様である。
そして、可動型9が固定型8から離隔して、型開きされる(ステップS10)。ステップS1の場合と同様、可動型9の型開き量が短くて済むため、本実施例の射出成形機ではステップS10に要する時間が短くなっている。このとき、可動型9が固定型8から離隔すると同時にスプール部突出しピン34が前進し、スプール部17を突き出して可動型9から離型させる(ステップS11、図7参照)とともに、製品部突出しピン33が前進し、製品部16を突き出して可動型9から離型させる(ステップS12、図8参照)。そして、最初のステップS1に戻り、再びステップS1〜S12の工程が繰り返される。
本実施例の射出成形機の場合、ステップS1〜S12の工程を行うために要する時間は約23秒である。これに対して、従来の射出成形機が、ステップS1〜S12の工程を行うために要する時間は約28秒である。この結果、本実施例の射出成形機では、サイクルタイムを約5秒短縮することが可能になった。
本実施例の成形型の場合、成形品200の製品部16とスプール部17とは、可動型9内に形成されるゲート24(サブマリンゲート)を介して連結されていて、製品部16又はスプール部17が突き出されるときにゲート24の部分が強制的に切断される形態である。しかし、ゲート24は、製品部16とスプール部17が突き出されるときに自動的に切断される形態であれば、いかなるものであってもよい。
本実施例の突出し部100の場合、製品部突出しピン33とスプール部突出しピン34は、いずれも油圧シリンダ35,37によって突き出される。しかし、製品部突出しピン33とスプール部突出しピン34を突き出す手段は、油圧シリンダ35,37以外のもの、例えば空気圧シリンダ、電動モータであってもよい。
100 突出し部(突出し機構)
200 成形品
8 固定型(成形型)
9 可動型(成形型)
16 製品部
17 スプール部
33 製品部突出しピン
34 スプール部突出しピン
35 第1油圧シリンダ(駆動手段)
37 第2油圧シリンダ(駆動手段)
PL パーティングライン
200 成形品
8 固定型(成形型)
9 可動型(成形型)
16 製品部
17 スプール部
33 製品部突出しピン
34 スプール部突出しピン
35 第1油圧シリンダ(駆動手段)
37 第2油圧シリンダ(駆動手段)
PL パーティングライン
Claims (5)
- 対向配置される一対の成形型を接近させ、それらのパーティングラインを密着させて形成されるキャビティに溶融樹脂を射出し、該溶融樹脂を冷却して成形品の製品部とスプール部とを一体に固化し、前記一対の成形型を離隔させながら、一方の成形型に取り付けられた製品部突出しピンとスプール部突出しピンとを他方の成形型に向かって前進させることにより、前記一方の成形型に保持された成形品を排出する射出成形機の突出し機構であって、
前記成形品の製品部とスプール部とは、前記一方の成形型のパーティングラインよりも内側に入り込んで設けられるゲートを介して連結され、前記製品部突出しピンと前記スプール部突出しピンとが前進されるときに前記ゲートが切断されて、前記製品部と前記スプール部とが分離して排出され、
前記一方の成形型に、前記製品部突出しピンを進退させる駆動手段と前記スプール部突出しピンを進退させる駆動手段とを設け、前記製品部突出しピンと前記スプール突出しピンとをそれぞれの駆動手段により、別個独立して作動させることを特徴とする射出成形機の突出し機構。 - 前記製品部突出しピンの突出しのタイミングと前記スプール部突出しピンの突出しのタイミングとを異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の突出し機構。
- 前記製品部突出しピンの突出しのストロークと前記スプール部突出しピンの突出しのストロークとを異ならせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機の突出し機構。
- 前記一方の成形型は可動型であり、前記他方の成形型は固定型であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の射出成形機の突出し機構。
- 型閉じ状態の成形型に溶融樹脂が射出され、固化した状態の成形品は、少なくとも1つのスプール部と、前記スプール部から延設される多数個の製品部とを備え、
前記製品部突出しピンと前記駆動手段とは、前記多数個の製品部に対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の射出成形機の突出し機構。
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