JPH08226026A - 作業位置毎にフライヤを備えている粗紡機 - Google Patents
作業位置毎にフライヤを備えている粗紡機Info
- Publication number
- JPH08226026A JPH08226026A JP7315359A JP31535995A JPH08226026A JP H08226026 A JPH08226026 A JP H08226026A JP 7315359 A JP7315359 A JP 7315359A JP 31535995 A JP31535995 A JP 31535995A JP H08226026 A JPH08226026 A JP H08226026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser
- flyer
- actuating member
- rod
- rover
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/24—Flyer or like arrangements
- D01H7/26—Flyer constructions
- D01H7/30—Flyer constructions with guide channels formed in legs, e.g. slubbing flyers
- D01H7/32—Flyer constructions with guide channels formed in legs, e.g. slubbing flyers with pressing devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業位置毎にフライヤを備えている粗紡機を
提供すること 【解決手段】 装置20がプレッサロッド4に旋回軸5
に対して横方向で作用する作動部材9,9′,9″;2
1,21′,21″を有している
提供すること 【解決手段】 装置20がプレッサロッド4に旋回軸5
に対して横方向で作用する作動部材9,9′,9″;2
1,21′,21″を有している
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回軸の外側に存
在しているプレッサロッドを介してフライヤレッグに回
転可能に設けられているプレッサを備えており、かつ旋
回された状態にプレッサを保持するための、プレッサロ
ッドと協働する装置が設けられている様式の、作業位置
毎にフライヤを備えている粗紡機に関する。
在しているプレッサロッドを介してフライヤレッグに回
転可能に設けられているプレッサを備えており、かつ旋
回された状態にプレッサを保持するための、プレッサロ
ッドと協働する装置が設けられている様式の、作業位置
毎にフライヤを備えている粗紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】プレッサがばね力の下でフライヤ軸線方
向に指向して設けられており、かつ手により操作可能な
係止装置を備えている粗紡機のフライヤは既に公知技術
に属している(ドイツ連邦共和国特許第930 917
号公報参照)。この係止装置はレバーおよびフライヤの
上方領域内の切欠き部とから成っている。フライヤがス
ピンドルに挿着されていてかつボビンを(手により)玉
揚げするためにフライヤを持上げなければならない旧式
の構造様式のこの粗紡機にあっては、個々のフライヤを
把持するためのプレッサを持上げなければならない。
向に指向して設けられており、かつ手により操作可能な
係止装置を備えている粗紡機のフライヤは既に公知技術
に属している(ドイツ連邦共和国特許第930 917
号公報参照)。この係止装置はレバーおよびフライヤの
上方領域内の切欠き部とから成っている。フライヤがス
ピンドルに挿着されていてかつボビンを(手により)玉
揚げするためにフライヤを持上げなければならない旧式
の構造様式のこの粗紡機にあっては、個々のフライヤを
把持するためのプレッサを持上げなければならない。
【0003】更に、粗紡機にあって、プレッサがブラッ
シ状の装置により作業位置から運動させられるフライヤ
も公知になっている(ヨーロッパ特許公開第0 486
416号公報参照)。このブラッシ装置はフライヤレ
ッグに沿って往復運動し、従って構造上極めて経費を要
するか、或いは操作が極めて煩雑である。
シ状の装置により作業位置から運動させられるフライヤ
も公知になっている(ヨーロッパ特許公開第0 486
416号公報参照)。このブラッシ装置はフライヤレ
ッグに沿って往復運動し、従って構造上極めて経費を要
するか、或いは操作が極めて煩雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような公知技術
を踏まえて、本発明の根底をなす課題は、粗紡機におい
て、簡単な方法によりこの粗紡機のすべてのプレッサを
同時にかつ自動的に外方へと旋回させ、この旋回した状
態に保持し、再び旋回して元に戻すためプレッサを解放
することが確実に行なわれる、特許請求の範囲の請求項
1の上位概念に記載の粗紡機構造を提供することであ
る。
を踏まえて、本発明の根底をなす課題は、粗紡機におい
て、簡単な方法によりこの粗紡機のすべてのプレッサを
同時にかつ自動的に外方へと旋回させ、この旋回した状
態に保持し、再び旋回して元に戻すためプレッサを解放
することが確実に行なわれる、特許請求の範囲の請求項
1の上位概念に記載の粗紡機構造を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するため手段】上記の課題は本発明によ
り、装置がプレッサロッドに旋回軸に対して横方向で作
用する作動部材を有していることによって解決される。
この構成により、全体の構造が単純となり、プレッサの
外方への旋回が確実に行なわれ、しかも意図しないその
旋入が回避され、他方では必要に応じて再び基の位置に
旋回して戻るために解放される。プレッサロッドがプレ
ッサの旋回軸の外側に存在しているので、このプレッサ
ロッドに対する圧力はこのプレッサロッドにおいて回転
モーメントとなり、この回転モーメントはプレッサの旋
回のために利用される。
り、装置がプレッサロッドに旋回軸に対して横方向で作
用する作動部材を有していることによって解決される。
この構成により、全体の構造が単純となり、プレッサの
外方への旋回が確実に行なわれ、しかも意図しないその
旋入が回避され、他方では必要に応じて再び基の位置に
旋回して戻るために解放される。プレッサロッドがプレ
ッサの旋回軸の外側に存在しているので、このプレッサ
ロッドに対する圧力はこのプレッサロッドにおいて回転
モーメントとなり、この回転モーメントはプレッサの旋
回のために利用される。
【0006】作動部材は、本発明は他の構成により、レ
バーと協働し、このレバーはフライヤが回転することに
よって作用される。本発明により、それぞれの作動部材
は保持体に設けられており、この保持体は作業位置にあ
って例えば薄板片として形成されているレバーの運動領
域内に移動可能である。
バーと協働し、このレバーはフライヤが回転することに
よって作用される。本発明により、それぞれの作動部材
は保持体に設けられており、この保持体は作業位置にあ
って例えば薄板片として形成されているレバーの運動領
域内に移動可能である。
【0007】本発明は、特にフライヤの領域内において
貫通している懸吊トロリ路を形成するための旋回可能な
レール部分を備えた構造に有利に適用可能である。この
場合、これらのレール部分は作動部材を備えている。フ
ライヤの各々にレール部分が所属している構造の場合、
これらのレール部分の各々が作動部材を備えている。こ
のような作動部材は例えばレバーと協働する当接部の様
式で形成されている。
貫通している懸吊トロリ路を形成するための旋回可能な
レール部分を備えた構造に有利に適用可能である。この
場合、これらのレール部分は作動部材を備えている。フ
ライヤの各々にレール部分が所属している構造の場合、
これらのレール部分の各々が作動部材を備えている。こ
のような作動部材は例えばレバーと協働する当接部の様
式で形成されている。
【0008】更に、本発明によりプレッサは旋回された
位置において固定可能である。本発明の選択的な構造様
式にあっては、例えばカムとして或いは案内カムとして
形成されているか、或いはリンク機構の一部分である当
接部が使用される。プレッサロッドに対する作用は作動
部材が少なくとも摺動運動/回転運動、もしくは作動部
材の少なくとも摺動運動/回転運動と粗紡機の所属して
いるフライヤの回転運動との組合せ運動により行なわれ
る。
位置において固定可能である。本発明の選択的な構造様
式にあっては、例えばカムとして或いは案内カムとして
形成されているか、或いはリンク機構の一部分である当
接部が使用される。プレッサロッドに対する作用は作動
部材が少なくとも摺動運動/回転運動、もしくは作動部
材の少なくとも摺動運動/回転運動と粗紡機の所属して
いるフライヤの回転運動との組合せ運動により行なわれ
る。
【0009】機械に沿って長手方向で指向している二つ
のフライヤ列を備えている粗紡機を使用する場合、共通
の旋回軸は両フライヤ列の中間に設けられており、例え
ばそれぞれ180°位置ずれしているカムを備えてい
る。平行に指向していて、互いに逆方向に運動可能な二
つのプッシュロッドを使用することが選択的に可能であ
り、この場合一方のプッシュロッドは一方のフライヤ列
のための案内カムを備えている作動部材を、他方のプッ
シュロッドは他方のフライヤ列のための案内カムを備え
ている作動部材を備えており、両プッシュロッドの案内
カムはそれぞれ180°位置ずれして設けられている。
のフライヤ列を備えている粗紡機を使用する場合、共通
の旋回軸は両フライヤ列の中間に設けられており、例え
ばそれぞれ180°位置ずれしているカムを備えてい
る。平行に指向していて、互いに逆方向に運動可能な二
つのプッシュロッドを使用することが選択的に可能であ
り、この場合一方のプッシュロッドは一方のフライヤ列
のための案内カムを備えている作動部材を、他方のプッ
シュロッドは他方のフライヤ列のための案内カムを備え
ている作動部材を備えており、両プッシュロッドの案内
カムはそれぞれ180°位置ずれして設けられている。
【0010】更に、本発明により、案内カムは中間部材
を介して作動レールと結合されているガード板の一部分
であってもよい。この場合も平行に指向していて、互い
に逆方向に運動可能な二つの作動レールが使用可能であ
る。本発明により他の構成により、プレッサを旋回され
た位置に保持するための作動部材を二腕の旋回レバーと
して形成することが可能であり、この旋回レバーの端部
領域を二つのフライヤ列のフライヤの隣接しているプレ
ッサロッドが作用する。
を介して作動レールと結合されているガード板の一部分
であってもよい。この場合も平行に指向していて、互い
に逆方向に運動可能な二つの作動レールが使用可能であ
る。本発明により他の構成により、プレッサを旋回され
た位置に保持するための作動部材を二腕の旋回レバーと
して形成することが可能であり、この旋回レバーの端部
領域を二つのフライヤ列のフライヤの隣接しているプレ
ッサロッドが作用する。
【0011】以下に添付した図面に示した発明の実施の
形態について本発明を詳細に説明する。
形態について本発明を詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には粗紡機の作業位置におけ
るフライヤ1が側面図で示しされている。このフライヤ
1は二つのフライヤレッグ2,3を備えており、フライ
ヤレッグ2には支承位置6と旋回軸5とを介してプレッ
サロッド4が旋回可能に固定されている。このプレッサ
ロッド4はその下端部にはプレッサ7を備えており、こ
のプレッサはボビン13に当接することが可能である。
るフライヤ1が側面図で示しされている。このフライヤ
1は二つのフライヤレッグ2,3を備えており、フライ
ヤレッグ2には支承位置6と旋回軸5とを介してプレッ
サロッド4が旋回可能に固定されている。このプレッサ
ロッド4はその下端部にはプレッサ7を備えており、こ
のプレッサはボビン13に当接することが可能である。
【0013】ボビン13は懸吊ホルダー14を介して概
略図示した懸吊トロリ15に固定されている。この懸吊
トロリ15は、懸吊路16内を摺動可能である。プレッ
サロッド4はその上方領域内にレバー8を備えている。
このレバー8は保持体10に固定されている作動部材9
の運動領域内に存在している。レバー8は薄板片から成
り、この薄板片はフライヤ1が保持体10に対する位置
から偏位した場合でも、また作動部材9が円弧形で運動
した場合でも、作動部材の作用領域内に存在している。
略図示した懸吊トロリ15に固定されている。この懸吊
トロリ15は、懸吊路16内を摺動可能である。プレッ
サロッド4はその上方領域内にレバー8を備えている。
このレバー8は保持体10に固定されている作動部材9
の運動領域内に存在している。レバー8は薄板片から成
り、この薄板片はフライヤ1が保持体10に対する位置
から偏位した場合でも、また作動部材9が円弧形で運動
した場合でも、作動部材の作用領域内に存在している。
【0014】特にねじとして形成されている当接部18
は、プレッサ7の旋回路を調節する働きを行う。図2〜
図4から、保持体10が旋回可能なレール部分11に設
けられているのが認められる。この場合、各々のフライ
ヤ1にはレール部分11が所属しており、このレール部
分はそれぞれ回転可能に支承されているボルト12に固
定されている。このボルト12には更にレバーアーム1
7が固定されており、このレバーアームはフライヤ列に
沿って延在している押し/引張りロッド62に枢着され
ている。レール部分11の各々は作動部材9を備えてお
り、この作動部材は保持体10を介して該当するレール
部分に固定されている。図2に示すような状態では、レ
ール部分11は開かれている。フライヤ1は傾斜してお
り、従ってレール部分11がフライヤ1に旋入すること
が可能である。
は、プレッサ7の旋回路を調節する働きを行う。図2〜
図4から、保持体10が旋回可能なレール部分11に設
けられているのが認められる。この場合、各々のフライ
ヤ1にはレール部分11が所属しており、このレール部
分はそれぞれ回転可能に支承されているボルト12に固
定されている。このボルト12には更にレバーアーム1
7が固定されており、このレバーアームはフライヤ列に
沿って延在している押し/引張りロッド62に枢着され
ている。レール部分11の各々は作動部材9を備えてお
り、この作動部材は保持体10を介して該当するレール
部分に固定されている。図2に示すような状態では、レ
ール部分11は開かれている。フライヤ1は傾斜してお
り、従ってレール部分11がフライヤ1に旋入すること
が可能である。
【0015】図3に示すように、レール部分11は図1
に概略示したレバーアーム17により懸吊トロリ路16
を形成するために閉じ位置に旋回された際、ここで作動
部材9は保持体10の上方で個々のフライヤ1の運動領
域内に存在している。図4に示すように、これらのフラ
イヤ1は一定の角度だけ時計の針の運動方向と反対方向
で運動し、これにより走入走出する懸吊トロリ15に可
能な限り大きな距離が与えられる。これにより薄板片8
として形成されているレバーの各々−それぞれ旋回軸4
の一部分である−は作動部材9の領域内に到達する。即
ち、作動部材9はこれらの薄板片のそれぞれに作用し、
これによりプレッサ7がその作業位置から脱出する。プ
レッサが持上げられているこの位置は、懸吊トロリが懸
吊トロリ路16を去り、レール部分のそれぞれが再び図
2に示した位置に戻るまで維持される。
に概略示したレバーアーム17により懸吊トロリ路16
を形成するために閉じ位置に旋回された際、ここで作動
部材9は保持体10の上方で個々のフライヤ1の運動領
域内に存在している。図4に示すように、これらのフラ
イヤ1は一定の角度だけ時計の針の運動方向と反対方向
で運動し、これにより走入走出する懸吊トロリ15に可
能な限り大きな距離が与えられる。これにより薄板片8
として形成されているレバーの各々−それぞれ旋回軸4
の一部分である−は作動部材9の領域内に到達する。即
ち、作動部材9はこれらの薄板片のそれぞれに作用し、
これによりプレッサ7がその作業位置から脱出する。プ
レッサが持上げられているこの位置は、懸吊トロリが懸
吊トロリ路16を去り、レール部分のそれぞれが再び図
2に示した位置に戻るまで維持される。
【0016】本発明による装置は垂直な軸を中心にして
旋回可能なレール部分を備えている粗紡機においてのみ
使用されるのではない。この装置は他の様式で移動可能
な懸吊レールを備えた粗紡機、例えばドイツ連邦共和国
特許出願P44 06 488号に記載されているよう
な粗紡機にも使用することが可能である。レバー8、即
ち薄板片が、フライヤ1の戻り運動の際に走行する運動
路内にもたらされることが重要であるに過ぎない。
旋回可能なレール部分を備えている粗紡機においてのみ
使用されるのではない。この装置は他の様式で移動可能
な懸吊レールを備えた粗紡機、例えばドイツ連邦共和国
特許出願P44 06 488号に記載されているよう
な粗紡機にも使用することが可能である。レバー8、即
ち薄板片が、フライヤ1の戻り運動の際に走行する運動
路内にもたらされることが重要であるに過ぎない。
【0017】フライヤ1の戻り旋回運動、即ちフライヤ
1の図3に示した位置から図4に示した位置への運動
は、回転可能なレール部分11の特別な様式により左右
される。即ち、フライヤ1はレール部分11が旋入する
ために傾斜位置に存在していなければならないし、しか
も懸吊トロリが走入するために横方向に位置しなければ
ならない。レール部分11の運動可能性の他の実施の形
態にあっては、場合によってはフライヤ1の戻り旋回運
動が行なわれないことである。
1の図3に示した位置から図4に示した位置への運動
は、回転可能なレール部分11の特別な様式により左右
される。即ち、フライヤ1はレール部分11が旋入する
ために傾斜位置に存在していなければならないし、しか
も懸吊トロリが走入するために横方向に位置しなければ
ならない。レール部分11の運動可能性の他の実施の形
態にあっては、場合によってはフライヤ1の戻り旋回運
動が行なわれないことである。
【0018】図5に示した移動可能な懸吊レール部分を
備えていない実施の形態の場合、作動部材9′はフライ
ヤレール70に旋回可能に支承されている軸65に設け
られている。図示した位置において、この作動部材9′
は軸65が回転することにより鎖線で示した位置から実
線で示した位置に移動される。これにより、当接部18
はレバー8の領域内に、即ちプレッサロッド4に設けら
れている薄板片の領域内に存在する。フライヤ1が戻り
旋回運動を行うことにより、図1〜図4に示した実施の
形態と同様に再び旋回軸4は旋回し、これによりプレッ
サ7は満ボビン13の領域から脱する。
備えていない実施の形態の場合、作動部材9′はフライ
ヤレール70に旋回可能に支承されている軸65に設け
られている。図示した位置において、この作動部材9′
は軸65が回転することにより鎖線で示した位置から実
線で示した位置に移動される。これにより、当接部18
はレバー8の領域内に、即ちプレッサロッド4に設けら
れている薄板片の領域内に存在する。フライヤ1が戻り
旋回運動を行うことにより、図1〜図4に示した実施の
形態と同様に再び旋回軸4は旋回し、これによりプレッ
サ7は満ボビン13の領域から脱する。
【0019】従って、この実施の形態の場合依然とし
て、フライヤ1が図3と図4による位置間の運動相で戻
り旋回運動を行う必要がある。この戻り旋回運動の必要
性は、図5に示した軸65が更に適当な間隔で長手方向
で摺動可能に形成されている場合は、考慮されない。こ
の場合、フライヤ1は直ちに90°で横方向の位置にも
たらされる。即ち、フライヤは図4に示した位置で停止
される。
て、フライヤ1が図3と図4による位置間の運動相で戻
り旋回運動を行う必要がある。この戻り旋回運動の必要
性は、図5に示した軸65が更に適当な間隔で長手方向
で摺動可能に形成されている場合は、考慮されない。こ
の場合、フライヤ1は直ちに90°で横方向の位置にも
たらされる。即ち、フライヤは図4に示した位置で停止
される。
【0020】図6において、軸66はここに詳しく図示
しなかった駆動機構により長手軸線方向で摺動可能であ
り、またその長手軸線を中心にして回転可能である。従
って、この軸66に固定されている作動部材9″は、こ
れに固定されている当接部18に対して運動XとYを行
うことが可能である。これにより、この当接部18は再
びレバー8の領域内に、即ちプレッサロッド4に固定さ
れている薄板片の領域内に到達し、この薄板片によりプ
レッサ7は旋回脱出した位置に運動可能である。
しなかった駆動機構により長手軸線方向で摺動可能であ
り、またその長手軸線を中心にして回転可能である。従
って、この軸66に固定されている作動部材9″は、こ
れに固定されている当接部18に対して運動XとYを行
うことが可能である。これにより、この当接部18は再
びレバー8の領域内に、即ちプレッサロッド4に固定さ
れている薄板片の領域内に到達し、この薄板片によりプ
レッサ7は旋回脱出した位置に運動可能である。
【0021】図7による実施の形態にあっては、レバー
8の面は、旋回可能な軸67に設けられている作動部材
9″が僅かに旋回運動しただけでこのレバーに当接し、
プレッサが旋回脱出し、しかもこの場合フライヤ1の戻
り旋回運動或いは軸67の長手方向の摺動のような他の
運動を必要とないように配設されている。図8による実
施の形態により、当接部18は、担持ロッド69から垂
直方向で下方へと延在している保持体80の傍らに存在
している。この保持体は(鎖線で示した)静止位置から
作業位置(例えば右方向)に運動し、これに伴って該当
するフライヤもしくはそのレバー8の運動領域内に存在
している。この実施の形態にあっては、担持ロッド69
は長手軸線方向でのみ摺動される。
8の面は、旋回可能な軸67に設けられている作動部材
9″が僅かに旋回運動しただけでこのレバーに当接し、
プレッサが旋回脱出し、しかもこの場合フライヤ1の戻
り旋回運動或いは軸67の長手方向の摺動のような他の
運動を必要とないように配設されている。図8による実
施の形態により、当接部18は、担持ロッド69から垂
直方向で下方へと延在している保持体80の傍らに存在
している。この保持体は(鎖線で示した)静止位置から
作業位置(例えば右方向)に運動し、これに伴って該当
するフライヤもしくはそのレバー8の運動領域内に存在
している。この実施の形態にあっては、担持ロッド69
は長手軸線方向でのみ摺動される。
【0022】すべてのプレッサ7の等しい旋回角度での
均一な旋回を可能にするためには、個々の部材をこれら
が機能正しく作動するように調節することが必要であ
る。この必要性を回避するには、図9による実施の形態
により、例えばレバー8を弾性的な薄板で造るか或いは
当接部18自体を弾性的に形成して、当接部18のレバ
ー8に対する作用、即ち薄板片に対する作用が弾性的に
行なわれるように構成する。この場合、プレッサ7の旋
回角度は外方に対してストッパー71により制限されて
おり、従って弾性作用はすべてのプレッサ7を押圧して
等しい位置にもたらす。
均一な旋回を可能にするためには、個々の部材をこれら
が機能正しく作動するように調節することが必要であ
る。この必要性を回避するには、図9による実施の形態
により、例えばレバー8を弾性的な薄板で造るか或いは
当接部18自体を弾性的に形成して、当接部18のレバ
ー8に対する作用、即ち薄板片に対する作用が弾性的に
行なわれるように構成する。この場合、プレッサ7の旋
回角度は外方に対してストッパー71により制限されて
おり、従って弾性作用はすべてのプレッサ7を押圧して
等しい位置にもたらす。
【0023】図10に示した構成により、プレッサ7を
旋回された位置に固定可能である。この場合、作動部材
9″は例えば案内カム73の様式の固定部材を備えてい
る。この案内カム73によりプレッサ7はレバー8を介
して一定の位置に引かれ、そこに保持される。これによ
り簡単な方法により、プレッサ7が旋回脱出した後、そ
の位置に、しかもレール部分11が旋入位置に存在する
まで、固定される。
旋回された位置に固定可能である。この場合、作動部材
9″は例えば案内カム73の様式の固定部材を備えてい
る。この案内カム73によりプレッサ7はレバー8を介
して一定の位置に引かれ、そこに保持される。これによ
り簡単な方法により、プレッサ7が旋回脱出した後、そ
の位置に、しかもレール部分11が旋入位置に存在する
まで、固定される。
【0024】当接部18とレバー8とを差し替えること
も選択的に可能である。その際当接部18はフライヤ1
の回転軸に替えてプレッサ軸4の旋回軸5に対して位置
ずれして設けられている。図11と図12には、本発明
による他の実施の形態による、粗紡機の二つのフライヤ
列IとIIのフライヤ1が側面図と平面図とで示しされ
ている。これらのフライヤ1はそれぞれ二つのフライヤ
レッグ2,3を備えており、フライヤレッグ2には支承
位置6と旋回軸5を形成しているピンとによりプレッサ
ロッド4が旋回可能に固定されている。このプレッサロ
ッド4はその下端部にプレッサ7を備えており、このプ
レッサはボビン13に当接可能である。
も選択的に可能である。その際当接部18はフライヤ1
の回転軸に替えてプレッサ軸4の旋回軸5に対して位置
ずれして設けられている。図11と図12には、本発明
による他の実施の形態による、粗紡機の二つのフライヤ
列IとIIのフライヤ1が側面図と平面図とで示しされ
ている。これらのフライヤ1はそれぞれ二つのフライヤ
レッグ2,3を備えており、フライヤレッグ2には支承
位置6と旋回軸5を形成しているピンとによりプレッサ
ロッド4が旋回可能に固定されている。このプレッサロ
ッド4はその下端部にプレッサ7を備えており、このプ
レッサはボビン13に当接可能である。
【0025】ボビン13は概略図示した懸吊トロリ15
に懸吊ホルダー14を介して固定されており、この懸吊
トロリは懸吊トロリ路16内を移動可能である。各々の
フライヤ1にはレール部分が所属しており、このレール
部分は中間部材を介してレバーアーム17に取付いてお
り、このレバーアームはフライヤ列に沿って延在してい
る押し/引張りロッド62に枢着されている。
に懸吊ホルダー14を介して固定されており、この懸吊
トロリは懸吊トロリ路16内を移動可能である。各々の
フライヤ1にはレール部分が所属しており、このレール
部分は中間部材を介してレバーアーム17に取付いてお
り、このレバーアームはフライヤ列に沿って延在してい
る押し/引張りロッド62に枢着されている。
【0026】プレッサ7を−図11と図12に示しされ
ているような−旋回された位置に保持するために、プレ
ッサロッド4を旋回軸5に対して横方向で作用する作動
部材21を備えている装置20が設けられている。この
作動部材21は、図11と図12による実施の形態にあ
っては、旋回軸23に設けられているカム24として形
成されており、このカムは回転することによりプレッサ
ロッド4と係合および係脱可能である。
ているような−旋回された位置に保持するために、プレ
ッサロッド4を旋回軸5に対して横方向で作用する作動
部材21を備えている装置20が設けられている。この
作動部材21は、図11と図12による実施の形態にあ
っては、旋回軸23に設けられているカム24として形
成されており、このカムは回転することによりプレッサ
ロッド4と係合および係脱可能である。
【0027】図11と図12による実施の形態にあって
は、旋回軸23は軸受15を備えた軸受担持体22を介
して粗紡機のフライヤレール10に設けられている。図
12から、旋回軸23がプレッサロッド4の旋回軸5に
対して直角に設けられており、機械全体に延在してお
り、各々の作業位置のためにそれぞれのフライヤ1にプ
レッサロッド4に作用するカム24を備えている。
は、旋回軸23は軸受15を備えた軸受担持体22を介
して粗紡機のフライヤレール10に設けられている。図
12から、旋回軸23がプレッサロッド4の旋回軸5に
対して直角に設けられており、機械全体に延在してお
り、各々の作業位置のためにそれぞれのフライヤ1にプ
レッサロッド4に作用するカム24を備えている。
【0028】旋回軸23は、図11と図12による実施
の形態にあっては、両フライヤ列IとII間を走ってお
り、それぞれ180°位置ずれして設けられているカム
を備えている。ピストン−シリンダ−ユニット26並び
にクランク駆動機構27を介して、旋回軸23は1/4
だけ回転可能であり、従ってカム24はそれらに所属し
ているプレッサロッド4の領域に達し、このプレッサロ
ッドをそれぞれ旋回軸を中心にして旋回させ、これによ
りプレッサは旋回された位置に運動させられ、この位置
に保持される。
の形態にあっては、両フライヤ列IとII間を走ってお
り、それぞれ180°位置ずれして設けられているカム
を備えている。ピストン−シリンダ−ユニット26並び
にクランク駆動機構27を介して、旋回軸23は1/4
だけ回転可能であり、従ってカム24はそれらに所属し
ているプレッサロッド4の領域に達し、このプレッサロ
ッドをそれぞれ旋回軸を中心にして旋回させ、これによ
りプレッサは旋回された位置に運動させられ、この位置
に保持される。
【0029】フライヤ1がボビン交換状態にあって、図
11と図12に示すような状態である場合、即ちプレッ
サ7を担持しているフライヤレッグ2がそれぞれいずれ
かのフライヤ列I,IIに向いている場合、両フライヤ
列のためのカム24は共通の軸23上に設けられてい
る。しかも、フライヤ1がボビン交換状態にあって、図
13に示すような状態である場合、即ちプレッサ7を担
持しているフライヤレッグ2がそれぞれいずれかのフラ
イヤ列I,IIに相対している側に存在している場合、
図13に示すように、各々のフライヤ列のために別個の
軸23;23′が設けられている。これらの軸23;2
3′の構成は図11と図12による実施の形態と関連し
て記載した構成と同じである。
11と図12に示すような状態である場合、即ちプレッ
サ7を担持しているフライヤレッグ2がそれぞれいずれ
かのフライヤ列I,IIに向いている場合、両フライヤ
列のためのカム24は共通の軸23上に設けられてい
る。しかも、フライヤ1がボビン交換状態にあって、図
13に示すような状態である場合、即ちプレッサ7を担
持しているフライヤレッグ2がそれぞれいずれかのフラ
イヤ列I,IIに相対している側に存在している場合、
図13に示すように、各々のフライヤ列のために別個の
軸23;23′が設けられている。これらの軸23;2
3′の構成は図11と図12による実施の形態と関連し
て記載した構成と同じである。
【0030】図14による実施の形態により、作動部材
21′は形材28として形成されており、この形材は係
止領域30を備えた案内カム29を備えている。この形
材28はプッシュロッド31に固定されている。このプ
ッシュロッド31が矢印の方向で運動した際、プレッサ
ロッド4は案内カム29内を、係止領域30に達するま
で滑動し、このカム内でプレッサロッドがその終端位置
に達し、相応してプレッサ7が旋回された位置に確実に
保持される。
21′は形材28として形成されており、この形材は係
止領域30を備えた案内カム29を備えている。この形
材28はプッシュロッド31に固定されている。このプ
ッシュロッド31が矢印の方向で運動した際、プレッサ
ロッド4は案内カム29内を、係止領域30に達するま
で滑動し、このカム内でプレッサロッドがその終端位置
に達し、相応してプレッサ7が旋回された位置に確実に
保持される。
【0031】詳細に図示しなかった実施の形態にあって
は、案内カムを備えた形材は静止位置から摺動運動或い
は旋回運動を行うことにより作業位置に移行するよう構
成されている。この位置からこの形材は、更に摺動運動
を続けることにより、プレッサロッドに作用することが
可能である。また、案内カムを備えたこれらの形材を作
業位置に留め、プレッサロッドをフライヤを回転させる
ことにより形材に対置する位置に移動させることも可能
である。
は、案内カムを備えた形材は静止位置から摺動運動或い
は旋回運動を行うことにより作業位置に移行するよう構
成されている。この位置からこの形材は、更に摺動運動
を続けることにより、プレッサロッドに作用することが
可能である。また、案内カムを備えたこれらの形材を作
業位置に留め、プレッサロッドをフライヤを回転させる
ことにより形材に対置する位置に移動させることも可能
である。
【0032】図15と図16に示すように、案内カム2
9′がガード板38,38′の一分であってもよい。図
15から明らかなように、例えばガード板38は作動ア
ーム37を備えており、この作動アームは水平な、しか
しフライヤの列に対しては横方向で指向している旋回軸
36と結合されている。レバーアーム40とピン41と
の結合が行われて作動レール35が形成される。
9′がガード板38,38′の一分であってもよい。図
15から明らかなように、例えばガード板38は作動ア
ーム37を備えており、この作動アームは水平な、しか
しフライヤの列に対しては横方向で指向している旋回軸
36と結合されている。レバーアーム40とピン41と
の結合が行われて作動レール35が形成される。
【0033】往復動可能なこの作動レール35により、
レバーアーム40、旋回軸36並びに作動アーム37を
介してガード板38は静止位置aから作業位置bへと移
動する。この作業位置において、案内カム29′は、図
16に示すように、プレッサロッド4の作用領域内に存
在している。図15と図16に示すように、このような
場合も二つのフライヤ列が存在しており、従って相応し
て二つの作動部材35,35′も設けられており、その
際上に図示したと同様に作動アーム37′、ガード板3
8′並びに旋回軸36′およびレバーアーム40′が使
用される。
レバーアーム40、旋回軸36並びに作動アーム37を
介してガード板38は静止位置aから作業位置bへと移
動する。この作業位置において、案内カム29′は、図
16に示すように、プレッサロッド4の作用領域内に存
在している。図15と図16に示すように、このような
場合も二つのフライヤ列が存在しており、従って相応し
て二つの作動部材35,35′も設けられており、その
際上に図示したと同様に作動アーム37′、ガード板3
8′並びに旋回軸36′およびレバーアーム40′が使
用される。
【0034】図16に示すようには、両案内カム29′
が作動部材35,35′によりそれらの作業位置に旋回
され、プレッサロッド4に作用し、これによりプレッサ
7が確実に旋回された位置に保持されていることが図示
されている。図17に示すように、作動部材21″とし
て二腕の旋回レバー45も使用することが可能であり、
この旋回レバーの端部領域51と52は二つのフライヤ
列IとIIのフライヤ1の隣接しているプレッサロッド
4に作用する。二腕の旋回レバー45はそれぞれ軸受位
置53に支承されており、ピストン−シリンダ−ユニッ
ト56から駆動力が与えられる垂直軸である作動部材5
5とレバーアーム54を介して結合されている。このピ
ストン−シリンダ−ユニット56により、旋回レバー4
5の鎖線で示した静止位置から実線で示した作業位置へ
の移動が可能となる。この作業位置において、両終端位
置51と52はプレッサロッド4の作用領域内に存在
し、これにより上記の実施の形態と同様にプレッサ7は
旋回された位置に保持される。
が作動部材35,35′によりそれらの作業位置に旋回
され、プレッサロッド4に作用し、これによりプレッサ
7が確実に旋回された位置に保持されていることが図示
されている。図17に示すように、作動部材21″とし
て二腕の旋回レバー45も使用することが可能であり、
この旋回レバーの端部領域51と52は二つのフライヤ
列IとIIのフライヤ1の隣接しているプレッサロッド
4に作用する。二腕の旋回レバー45はそれぞれ軸受位
置53に支承されており、ピストン−シリンダ−ユニッ
ト56から駆動力が与えられる垂直軸である作動部材5
5とレバーアーム54を介して結合されている。このピ
ストン−シリンダ−ユニット56により、旋回レバー4
5の鎖線で示した静止位置から実線で示した作業位置へ
の移動が可能となる。この作業位置において、両終端位
置51と52はプレッサロッド4の作用領域内に存在
し、これにより上記の実施の形態と同様にプレッサ7は
旋回された位置に保持される。
【0035】いかなる場合にあっても、作動部材9,
9′,9″;21,21′,21″により、プレッサロ
ッドが旋回軸5に対して横方向で作用され、従ってプレ
ッサ7は確実に旋回された位置に保持される。
9′,9″;21,21′,21″により、プレッサロ
ッドが旋回軸5に対して横方向で作用され、従ってプレ
ッサ7は確実に旋回された位置に保持される。
【0036】
【発明の効果】本発明により、簡単な方法により粗紡機
のすべてのプレッサを同時にかつ自動的に旋回させ、旋
回した状態に保持し、再び元の位置に旋回させるために
解放されることが確実に行われる。
のすべてのプレッサを同時にかつ自動的に旋回させ、旋
回した状態に保持し、再び元の位置に旋回させるために
解放されることが確実に行われる。
【図1】粗紡機のフライヤのプレッサを離した状態での
概略側面図である。
概略側面図である。
【図2】粗紡機のフライヤとレール部分の位置の一部破
断して示した平面図である。
断して示した平面図である。
【図3】粗紡機のフライヤとレール部分の位置の一部破
断して示した平面図である。
断して示した平面図である。
【図4】粗紡機のフライヤとレール部分の位置の一部破
断して示した平面図である。
断して示した平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフライ
ヤのプレッサを離した状態での概略側面図である。
ヤのプレッサを離した状態での概略側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフライ
ヤの平面図である。
ヤの平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフライ
ヤの平面図である。
ヤの平面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフライ
ヤの平面図である。
ヤの平面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフライ
ヤの平面図である。
ヤの平面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフラ
イヤの平面図である。
イヤの平面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態による粗紡機のフラ
イヤのプレッサを旋回させた状態での二つのフライヤ列
のフライヤの概略側面図である。
イヤのプレッサを旋回させた状態での二つのフライヤ列
のフライヤの概略側面図である。
【図12】図11による実施の形態の他の実施の形態に
よる平面図である。
よる平面図である。
【図13】平行に指向している二つの旋回軸を備えた図
11による実施の形態の他の実施の形態の図である。
11による実施の形態の他の実施の形態の図である。
【図14】案内カムを備えた本発明の他の実施の形態の
平面図である。
平面図である。
【図15】ガード板が旋回された状態にある発明の他の
実施の形態の側面図である。
実施の形態の側面図である。
【図16】図15による実施の形態の平面図である。
【図17】作動部材が二腕の旋回軸として形成されてい
る本発明の実施の形態の平面図である。
る本発明の実施の形態の平面図である。
1 フライヤ 2,3 フライヤレッグ 4 プレッサロッド 5,23,23′,36,36′ 旋回軸 6,53 支承位置 7 プレッサ 8 レバー 9,9′,9″;21,21′,21″ 作動部材 10 保持体 11 レール部分 12 ボルト 13 ボビン 14 懸吊ホルダー 15 懸吊トロリ 16 懸吊トロリ路 17,54 レバーアーム 18 当接部 20 装置 22 軸受担持体 24 カム 25 軸受 26 ピストン−シリンダ−ユニット 27 クランク駆動機構 28 形材 29,29′ 案内カム 30 係止領域 31 プッシュロッド 35,35′ 作動レール 37,37′ 作動アーム 38,38′ガード板 40,40′ レバーアーム 41 ピン 45 旋回レバー 51,52 終端領域 56 ピストン−シリンダ−ユニット 65,66,67 軸 69 担持ロッド 70 フライヤレール 71 当接部 72 固定部材 73 案内カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ・ツエットラー ドイツ連邦共和国、72764 ロイトリンゲ ン、ヴイルヘルムストラーセ、34 (72)発明者 ハンス−ペーター・ヴエーガー ドイツ連邦共和国、73110 ハッテンホー フエン、ビルケンヴエーク、16 (72)発明者 イエルク・フムメル ドイツ連邦共和国、73061 エーベルスバ ッハ、オルツストラーセ、85
Claims (23)
- 【請求項01】 旋回軸の外側に存在しているプレッサ
ロッドを介してフライヤレッグに回転可能に設けられて
いるプレッサを備えており、かつ旋回された状態にプレ
ッサを保持するための、プレッサロッドと協働する装置
が設けられている様式の、作業位置毎にフライヤを備え
ている粗紡機において、装置(20)がプレッサロッド
(4)に旋回軸(5)に対して横方向で作用する作動部
材(9,9′,9″;21,21′,21″)を有して
いることを特徴とする作業位置毎にフライヤを備えてい
る粗紡機。 - 【請求項02】 フライヤ(1)が回転することにより
レバー(8)がプレッサ(7)を旋回させかつ保持する
ための作動部材(9,9′,9″)を介して作動される
ように構成されていることを特徴とする、旋回軸が上方
領域において旋回された状態にプレッサを保持するため
のレバーを備えている粗紡機。 - 【請求項03】 レール部分(11)が作動部材(9)
を備えていることを特徴とする、フライヤ(1)の領域
内において貫通する懸吊トロリ路(16)を形成するた
めの旋回可能なレール部分(11)を備えている請求項
2に記載の粗紡機。 - 【請求項04】 各々のレール部分(11)が作動部材
(9)を備えていることを特徴とする、各々のフライヤ
にレール部分(11)が所属している請求項3に記載の
粗紡機。 - 【請求項05】 作動部材(9)がレバー(8)と協働
する当接部(18)として形成されていることを特徴と
する請求項3或いは4に記載の粗紡機。 - 【請求項06】 当接部(18)がレバー(8)に作用
しかつこのレバーを旋回された状態に保持するピンとし
て形成されていることを特徴とする請求項5に記載の粗
紡機。 - 【請求項07】 作動部材(9′,9″)が旋回軸(6
5;66;27)に設けられていることを特徴とする請
求項2に記載の粗紡機。 - 【請求項08】 旋回軸(66)が軸長手方向で限られ
てはいるが摺動可能であるように構成されていることを
特徴とする請求項7に記載の粗紡機。 - 【請求項09】 プレッサが旋回された外方位置で固定
可能であるように構成されていることを特徴とする請求
項1から8までのいずれか一つに記載の粗紡機。 - 【請求項10】 作動部材(21,21′,21″)の
少なくとも摺動運動および/または回転運動をかること
により、もしくはこの作動部材の少なくとも摺動運動お
よび/または回転運動と粗紡機の所属しているフライヤ
(1)の回転運動との組合せ運動することによりプレッ
サロッド(4)が作動されるように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の粗紡機。 - 【請求項11】 作動部材(21)が旋回軸(23,2
3′)に設けられているカム(24)として形成されて
おり、このカムが回転することによりプレッサロッド
(4)と係合および係脱可能であるように構成されてい
ることを特徴とする請求項11に記載の粗紡機。 - 【請求項12】 旋回軸(23,23′)がプレッサロ
ッド(4)の旋回軸(5)に対して直角に設けられてお
り、機械全体に沿って延在しており、かつそれぞれの作
業位置のためにそれぞれのフライヤ(1)のプレッサロ
ッド(4)に作用するカム(24)を備えていることを
特徴とする請求項11に記載の粗紡機。 - 【請求項13】 各々のフライヤ列(I,II)に旋回
軸(23,23′)が所属していることを特徴とする、
機械に沿って二つのフライヤ列が設けられている請求項
1から12までのいずれか一つに記載の粗紡機。 - 【請求項14】 旋回軸(23,23′)が二つのフラ
イヤ列(I,II)間を設けられており、それぞれ18
0°だけ位置ずれして設けられているカム(24)を備
えていることを特徴とする、機械長手方向でフライヤ列
が設けられている請求項10から13までのいずれか一
つに記載の粗紡機。 - 【請求項15】 作動部材(21′)が摺動運動および
/または回転運動をすることによりプレッサロッド
(4)に作用する案内カム(29;29′)を備えてお
り、これらの案内カムのカム面に沿ってプレッサ(7)
のプレッサロッド(4)上を運動して旋回された位置に
運動可能であることを特徴とする請求項10或いは11
に記載の粗紡機。 - 【請求項16】 案内カム(29)がプレッサ(7)を
旋回された位置に保持するための係止領域(30)を備
えていることを特徴とする請求項15に記載の粗紡機。 - 【請求項17】 案内カム(29)を備えた作動部材
(21′)が少なくとも一つのプッシュロッド(31)
に設けられていることを特徴とする請求項15或いは1
6に記載の粗紡機。 - 【請求項18】 プッシュロッド(31)がプレッサロ
ッド(4)の旋回軸(5)に対して直角に設けられてお
り、機械全体に沿って延在しており、各々の作業位置に
おいてそれぞれのフライヤ(1)のプレッサロッド
(4)に作用する案内カム(29)を備えた作動部材
(21′)を備えていることを特徴とする請求項16或
いは17に記載の粗紡機。 - 【請求項19】 平行に指向しておりかつ逆方向運動可
能な二つのプッシュロッド(31)が設けられており、
この際一方のプッシュロッドが一方のフライヤ列(I)
のための作動部材(21′)を、他方のプッシュロッド
が他方のフライヤ列(II)のための作動部材(2
1′)を備えており、両プッシュロッド(31)の作動
部材(21′)の案内カム(29)がそれぞれ180°
だけ位置ずれして設けられていることを特徴とする、機
械に沿って設けられている二つのフライヤ列を備えた請
求項14から18までのいずれか一つに記載の粗紡機。 - 【請求項20】 案内カム(29′)がガード板(3
8)の一部分であり、このガード板が中間部材(36,
37,40,41)を介して作動レール(35)と結合
されていることを特徴とする請求項15に記載の粗紡
機。 - 【請求項21】 平行に指向しておりかつ逆方向運動可
能な二つの作動レール(35,35′)が設けられてお
り、その際一方の作動レール(35)がフライヤ列
(I)のためのガード板(38)を、他方の作動レール
(35′)が他方のフライヤ列(II)のためのガード
板(38′)を備えており、二つの作動レール(35,
35′)のガード板(38、38′)の案内カム(2
9)がそれぞれ180°だけ位置ずれして設けられてい
ることを特徴とする、機械に沿って設けられている二つ
のレールを備えた請求項20に記載の粗紡機。 - 【請求項22】 作動部材(21″)が二腕の旋回レバ
ー(45)として形成されており、この旋回レバーの端
部領域(51,52)が二つのフライヤ列(I,II)
のフライヤ(1)の隣接しているプレッサロッド(4)
に作用するように構成されていることを特徴とする請求
項10或いは11に記載の粗紡機。 - 【請求項23】 プレッサロッド(4)の磁石による或
いは空気圧による作用が作動部材を介して行なわれるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項10或いは
11に記載の粗紡機。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4444452 | 1994-12-14 | ||
DE19527341:9 | 1995-07-26 | ||
DE19527341 | 1995-07-26 | ||
DE4444452:4 | 1995-07-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226026A true JPH08226026A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=25942838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7315359A Withdrawn JPH08226026A (ja) | 1994-12-14 | 1995-12-04 | 作業位置毎にフライヤを備えている粗紡機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5657623A (ja) |
JP (1) | JPH08226026A (ja) |
CH (1) | CH690584A5 (ja) |
DE (1) | DE19543716C2 (ja) |
FR (1) | FR2728276B1 (ja) |
IT (1) | IT1277044B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19608199C1 (de) * | 1996-03-04 | 1997-07-24 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Vorspinnmaschine mit einer Vielzahl von Arbeitsstellen mit Flügeln und Spulenspindeln |
DE19727799C1 (de) * | 1997-06-30 | 1998-08-06 | Ernst Holz Textilmaschinen Zub | Flyerflügel |
DE10394203B4 (de) * | 2003-03-25 | 2013-09-12 | InspirOn Engineering Pvt. Ltd. Andheri (West) | Flyerflügel für eine Vorspinnmaschine |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE930917C (de) * | 1953-01-03 | 1955-07-28 | Deutscher Spinnereimaschb Ingo | Fluegel fuer Vorspinnmaschinen und aehnliche Textilmaschinen |
DE2838398C2 (de) * | 1978-09-02 | 1982-06-24 | Zinser Textilmaschinen Gmbh, 7333 Ebersbach | Vorspinnmaschine |
FR2665187B1 (fr) * | 1990-07-30 | 1992-11-20 | Schlumberger Cie N | Dispositif de levee automatique de bobines sur un banc a broches pour fibres longues et fibres courtes et procede mettant en óoeuvre ce dispositif. |
FR2669044B1 (fr) * | 1990-11-13 | 1993-01-15 | Schlumberger Cie N | Dispositif de securite pour banc a broches pourvu d'un dispositif de levee automatique. |
DE4229296A1 (de) * | 1992-09-02 | 1994-03-03 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Vorspinnmaschine mit einer Einrichtung zum selbsttätigen Auswechseln voller Vorgarnspulen gegen leere Vorgarnhülsen |
DE4406488C1 (de) * | 1994-02-28 | 1995-08-10 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Vorspinnmaschine |
-
1995
- 1995-11-23 DE DE19543716A patent/DE19543716C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-04 JP JP7315359A patent/JPH08226026A/ja not_active Withdrawn
- 1995-12-06 CH CH03440/95A patent/CH690584A5/de not_active IP Right Cessation
- 1995-12-06 IT IT95MI002566A patent/IT1277044B1/it active IP Right Grant
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- 1995-12-13 FR FR9515006A patent/FR2728276B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
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