JPS63191636A

JPS63191636A - 枚葉印刷機の版尻挿入装置

Info

Publication number: JPS63191636A
Application number: JP9329187A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiko Hirata; 靖彦平田
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1986-09-18
Filing date: 1987-04-17
Publication date: 1988-08-09
Anticipated expiration: 2013-03-11
Also published as: JP2726661B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は枚葉印刷機における版の自動装着装置に関する
。

〔従来の技術〕

第７図と第８図は最近多用されている手動の版り２ンプ
装置を示すもので、第７図は上歯の開いた状態を示し、
第８図は上歯が閉じて版を咬えた状態を示している。

図において、０１は版胴、０２は頭側版クランプ装置、
０３は尻側版クランプ装置、０４，０５は版クランプ装
置０２，０３の上歯、０６，０７は版クランプ装置０２
，０３の咬えカムである。

このような装置において、第９図の状態で版０９の頭側
をり２ンプ装置０２に挿入し、咬えカム０６により上歯
０４を閉じて矢印の方向に版胴０１を回転させる。

次に第１０図に示すように、版０９の尻側を挿入するの
に操作性の良い位置まで胴を回転させる。

（この時、手で版０９を版胴Ｏ１の表面に沿わせる。）
版尻を挿入するため破線の如く版０９を曲げる。

次に第１１図に示すように、版尻がクランプ装［０３に
入った後、咬えカム０７により上歯０５を閉じ、引張シ
カム０８によりフランプ装置０３全体を矢印の方向に動
かして版０９を引張り、版替えを終了する。

これら一連の作業は印刷ユニットの間に入って版を操作
するため場所が非常に狭く作業姿勢も悪い。又片手で版
尻を常に保持しながら操作押釦を操作する（版胴回転及
びＭ／Ｃ停止させるため）ので危険な作業である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

印刷品目の変更毎に要する準備時間は、印刷機の稼動率
に大きく影響する。その準備時間の中で版替え時間は大
きなウェイトを占めている。版替え時間の減少を図って
印刷機の稼動率を向上させるために版クランプ装置及び
それに伴なう付随装置には従来いろいろな工夫がなされ
て来た。

版の交換作業は印刷現場によ少時間的にかなシばらつい
ており（人が操作するため熟練者と未経験者の差が出る
）統計による平均的時間割合も示されているが交換作業
時間の中で版の尻側をクランプ装置に差し込む作業は比
較的大きな時間を占めている。又、スペース的にも印刷
ユニットの間に入って版を操作するため非常に狭く作業
姿勢も悪くならざるをえない。そこで、かねてから自動
化による無人化、省力化の要望が出され、いくつかの試
みがなされていたが未だ成功したものがなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

６０版を胴表面にフィツト（スキマなしで沿わせる）さ
せる手段を設ける。

従来は人が手で押しつけていたが、版面を傷つけないよ
うにゴムローラを使用し、版面長幅方向全体を流体圧シ
リンダで版胴表面に押えつける。

ｂ０版尻を曲げてクランプ装置に挿入する手段を設ける
。

従来は人が版を曲げて手で差込むようにしていたが、あ
らかじめ版尻端部を折シ曲げておき（版曲げ機使用）、
版を四−ラで押え込むと版はクランプ装置（別途出願の
咬え装置）に挿入される。

前記したゴムローラのスライド９運動と回転運動を組み
合せる事により、版の装着を迅速に行う。

Ｃ０上記一連の動作を電気制御によりシーケンシャルに
行なう。

４０版交換が完了した後は、版拭き等の印刷作業に支障
をきたさないように、本装置全体を待機位置に移動させ
る。

〔作用〕

版の頭側端部を版胴のり２ンプ装置が咬えた状態で版胴
を回転させると、版尻挿入装置のゴムローラが版を版胴
表面に押付ける。版の大部分が版胴表面に巻付けられ、
版の尻側か版胴クランプ装置に近づくと、前記ゴムロー
ルが版尻端を折曲げクランプ装置に挿入する。その後で
、前記ゴムロールは下方の待機位置に退避する。

〔第１実施例〕第１図乃至第６図において、１はシャフトで、両端にアーム３を固着し、軸受４を介
し、アーム１１、ブラケット１４で支持され、ローラ２
の回転中心となる。

２はローラで、ベアリング２６を介してアーム３に支持
されている。版３３を版胴３１の表面に押し付けると共
に版尻端をクランプ装置に挿入する作用を有する。

３はアームで、シャフト１２を回転自在に固定し、ロー
ラ２の両端を支持するアームでありシリンダ５の作動時
にシャフト１を中心として回転する。

４は軸受で、シャフト１の支持を行うと共にブラケット
１４に固定されている。

５はシリンダで、ブラケット１５に取付き、ロット９部
先端はシャフト１２に結合されているローラ２を回転移
動する駆動源となる。

６はモータで、出力軸部がジ１インド２３でねじ棒１０
と結合されている。ブラケット１４を上下移動する駆動
源となる。

７は軌道台（レール）で、ブラケット８によυフレーム
に固定され、ブラケット１４を摺動案内するガイド９レ
ールである。

８はブラケットで、軌道台７のフレーム取付部材となる
。

９はブラケットで、フレームに取付けられ、２個のカム
フォロア２５によりアーム１１の位置規制をしている。

１０はねじ棒で、一端はジヨイント２３でモータ６の出
力軸に結合され他端はブラケット１４に内蔵されたナツ
トに嵌まり込んでいる。

１１はアームで、シャフト１の支持アームであシ、シャ
フト１８が回転自在に突設されカムフォロア２５が取付
けられている。

１２はシャフトで、アーム３に回転自在に取付き、シリ
ンダ５のロット９と結合されている。

１３はテーブルで、軌道台７にはまシ込み、小さな抵抗
でスライーする。

１４はブラケットで、テーブル１３に結合され、ローラ
２の支持部材及びシリンダ５の支持部材一式を装備する
。

１５はブラケットで、シャフト１８に固定され、シリン
ダ５の支持板であシ、軸受３０回転時にシリンダ５の首
振りを可能なように構成している。

１６．１７はばね受で、ローラ２の両端にあシ、ローラ
２に摩擦トルクを与えるばねを支持する。

１８はシャフトで、ブラケット１４、アーム１１に回転
自在に取付き、ブラケット１５に固定される。シリンダ
５の作動時に回転（首振）中心となる。

１９はカバーで、本装置、駆動系を被う。

２０は力・２−で、本装置移動部（スライド）を被う。

２１はプレートで、スイッチ２２の取付固定部材となる
。

２２はスイッチで、モータ６の回転停止を制御する。

２３はシロインドで、ねじ棒１０とモータ６の軸とを結
合する。

２４はブラケットで、モータ６のフレーム取付部材とな
る。

２５はカムフォロアーで、アーム１１に固定されブラケ
ット９で支持されている。アーム１１の回転止めを行う
。

２６はイアリングで、ロー５２の支持部材となる。

３１は版胴、３２がゴム胴、３３が版、３４が装置のフ
レームである。

このような装置において、第３図に示す待機位置で旧版
の取外し、新版の挿入を行う。

フレーム間に渡っているシャフト１及びローラ２は、版
胴３１、ゴム胴３２間の本図に示す位置に待機する。仁
の時シリンダ５は引き込み状態である。

この状態で版３３の頭側版胴３１の頭側クランプ装置に
差し込み固定する。

第３図の状態から、版胴３１の回転開始と同時に第４図
に示す状態になる。シリンダ５が押し出し、シャフト１
を中心としてアーム３が回動しローラ２が版胴３１の表
面に接触する。版３３はローラ２で押され版胴３１の表
面に隙間なく巻き付く。版胴３１の回転中はモータ６が
回転し、ねじ棒１０から駆動力を受け、軌道台７上をブ
ラケット１４が移動する。当然、ブラケット１４上に取
付けであるシリンダ５、ロー−）２も同じ動きをする。

この時シリンダ５線押し出し状態でおるため、口〜う２
は版３３を押えながら上方に移動する。

版３３の尻側端をクランプ装置に挿入した位置で、スイ
ッチ２２が作動しモータ６は停止する（第５図参照）。

版尻挿入を完了した第５図の状態からシリンダ５が引を
込み、シャフト１を中心としてアーム３が回転しローニ
ア２は版胴３１から離れる（第６図参照）。この状態か
ら第３図の待機位置まで（下部スイッチ２２が作動する
まで）モータ６が回転する。

〔第２実施例〕第１２図乃至第１５図において、４１はシャフトで、両端のアーム４３により支持される
。シャフト４１上にアーム４４が固定される。またシャ
フト４１はローラ４２の支持軸であシ、ローラ４２によ
る版押え力を巾方向で均一化するためのトルク伝達作用
を有する。

４２はローラ（ゴム巻ローラ）で、両端軸部を軸受を介
してアーム４４に支持されている。ローラ４２は版３３
を版胴３１表面に押し付けると共に、版尻端をクランプ
装置に挿入する。

４３はアームで、支柱４５を中心に回転する。一端にシ
ャフト４１が固定され、他端にロッ）−”４９が連結さ
れる。アーム４３はシリンダ４７の作動時に、支柱４５
を中心として回転し、ローラ４２の位置変更を行う。

４４はシャツ）４１に突設されたアームで、軸受を介し
ローラ４２を支持する。

４５は支柱で、アーム４３が回転する支点となる。

４６はアーム４３とロッｒ４９の連結ピン。

４７はシリンダで、支柱４８に回転（首振夛）可能な様
に支持され、出力軸端はロッ）Ｉ４９に連結されている
。シリンダ４７はローラ４２の回転移動及び版押し付は
力の駆動源となる。

４８は支柱で、シリンダ４７の支点となる。

４９はロット９で、シリンダ４７の出力軸端と連結され
、溝部にアーム４３の一部が入シ込みピン４６で連結さ
れている。

このような装置において、第１２図に示す待機位置で旧
版の取外し、新版の挿入を行う。

フレーム間に渡っているシャフト４１、ローラ４２は、
版胴３１、ゴム胴３２間の第１２図に示す位置（他作業
の邪魔にならない場所）に常時待機する。

この時、シリンダ４７は引き込み状態である。

第１２図の状態から版胴３１が回転を始めると同時に、
第１３図に示す状態になる。

シリンダ４７が押し出し、支柱４５を中心として、アー
ム４３を介してローラ４２が版胴３１表面に接触する。

版３３はローラ４２で押され、版胴３１の表面に隙間な
く巻き付く。

第１４図に示す位相になると、シリンダ４７は押し出し
状態であるため、ローラ４２は版を押えながら支柱４５
を中心として回転する（クランプ装置表面に押しつけら
れる）。

版尻側端がクランプ装置に挿入されると、シリンダ４７
は引き込み第１２図のように待機位置まで戻る。

〔発明の効果〕

版の版胴表面えの押付は及び版尻のクランプ装置えの挿
入を自動化できる。これによｐ版交換時間の短縮、省力
化、省人化及びノンスキル化が可能になシ、また版交換
作業の安全性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明枚葉印刷機の版尻挿入装置の第１実施例
における側面図、第２図は第１図の平面図、第３図乃至
第６図は第１図装置の作動状態図である。第７図は従来
の手動版クランプ装置において上歯を開いた状態、第８
図は上歯を閉じ版を咬えた状態を示し、第９図乃至第１
１図は作動状態図を示す。第１２図は本発明の第２実施
例の待機位置における側面図、第１３図及び第１４図は
同上の作動状態図、第１５図は第１２図の平面図である
。２・・・四−ラ　　　　　３・・・アーム５・・・シリ
ンダ　　　６・・・モータ７・・・軌道台　　　１０・
・・ねじ棒１３・・・テーブル　　３１・・・版胴３２
・・・ゴム胴　　　３３・・・版３４・・・フレーム

Claims

【特許請求の範囲】

（１）版胴表面に近接して揺動可能に支持されたアーム
と、前記アームを揺動させるシリンダと、前記アーム先
端に版胴と平行に取付けられたローラとを具え、版頭端
をクランプした版胴を回転すると共に前記ローラを版胴
表面に押付け、且つ前記ローラにより版尻端を版胴の尻
側クランプ装置に挿入するようにしたことを特徴とする
枚葉印刷機の版尻挿入装置。
（２）版胴表面に近接して略垂直に設けられた軌道台と
、前記軌道台に沿って昇降する支持部材と、前記支持部
材を昇降させる駆動機構と、前記支持部材に枢着された
アームと、前記支持部材に取付けられ前記アームを揺動
させるシリンダと、前記アーム先端に版胴と平行に取付
けられたローラとを具え、版頭端をクランプした版胴を
回転すると共に前記ローラを版胴表面に押付け、且つ前
記ローラにより版尻端を版胴の尻側クランプ装置に挿入
するようにしたことを特徴とする枚葉印刷機の版尻挿入
装置。